最強の星の真下

2002年07月30日(火) 死後の世界の有無。

『新耳袋』を読んだ。・・・いや読んでいるところである。現在96話目。
何処かのHPかWEB日記かで読んだ話が頭を過ぎる。

全部一気に読み通すと百物語と同じ効果があって、怪異現象が起こる!

の、残りは明日にしようかな、などと8%くらい考えるが、蝋燭も立ててないのになんで百物語になるねん!という意識も強く(15%)、それ以前にそんなに怪異現象が起こったら発禁になるだろーわはは〜(62%)とも思う。そして残り15%は、そんなのどうでもいいって。といった配分。


霊を信じるか?
母は、TVでやっている「怪奇!○△の祟り?!」のような番組が大好きだ。
そしてその類の番組を観る度に、
「まあそんなことあるのかしらねえ」「これぜーんぜん心霊写真じゃないわよねえ」
などと論評している。
私が横にいると、母は必ず私に聞く。
「こんなのあると思う?」

母としては、霊があるなんてナンセンスだが、もし自分が死んだ時にあの世が無いと思うのも不安なのだ。

彼女は「死」という概念と向き合うことが出来ない。自分にもいつかそれが訪れるという事を考えるのを、ヒステリカルに拒絶する。
自分の内面、自分の精神活動について意識を向ける事が出来ない母には無理からぬことかもしれない。
癌になったときの告知も、「しないでくれ」とは彼女には言えない。
「癌だなんて言われるの、私だったらやだわ〜」あくまでも自分には関係の無い話だというスタンスを慎重に保ちつつ、冗談に紛らせて告知拒否を表明することしか彼女には出来ない。

だからこそ余計に、今と同じように、何となく死後の世界でも生活が続くと漠然と思っていたいのだろう。
こんな母が宗教に走らない理由は単純である。宗教は、例外なく我が身の死について考えさせようとするからである。
閑話休題。
つまり母は、こんなのある訳ないわよねえ、という口調で問いかけながら、「あるかもしれないよ」という言葉を私に期待する。
そして私は聞かれる毎、母の無意識の期待を裏切らず「わからないよ〜あるかもしれないじゃない」と返すのだ。


霊の世界とは、そういうものなのではないだろうか。
あると信じていれば楽になるのであれば、あることにしておけばよい。
あると思うと苦痛なのであれば、ないことにしておけばよい。

私自身はといえば、あるということにしておけばよい、に一票。
霊にしても超自然現象や怪異現象にしても、あると思う方が生活が豊かに感じられるのだもの。

ごめんね成仏してね、と亡くなったペットに話しかける方が。
お盆だから祖父母が家に帰ってきてるかな、と思う方が。
慰霊祭で霊も慰められる、と思う方が。
単なる偶然でも、何かのお導きだと思う方が。
ネッシーだっているかもしれない、と思う方が。
私はその方がいい。



2002年07月29日(月) 暑いものは暑い。

・・・暑い。暑いと言ったら余計に暑くなるなどと言うけれど、暑いと言おうが言うまいが、暑いものは暑い。暑いと言ったからといって気温が上がる訳ではないのだ。暑さは同じなのである。のでここは一つ心の赴くままに暑いと言おう。

あ・つ・い!!

夏は暑いものだと誰が決めたんだ。今南半球は厳寒の最中だ寒いんだ。夏が寒くたっていいハズだ!・・・あんまり寒いのも嫌だけど。誰か今年の夏だけでいいから地球をシェイクして気温を均一にしてください・・・。


地球の気温を全部均一にしたら、一体何度くらいになるんだろう。熱量保存の法則なんていうものが、そういえばあった。地球温暖化で氷が溶けて、海面が上昇しているという報告がつい先日もあったけれど。
地球ってきっと熱量を固形にして貯蓄したから生物が住める星になったんだろうなあ。一番最初は灼熱の星だった筈だし。宇宙にも熱を放射したかもしれないけれど、地中に沢山熱を詰め込んだんだろうなあ。石油とか石炭とかの形にして。
昔は熱帯の気候だったから恐竜が栄えたのだもの。その頃の動植物が固形の燃料になって貯蓄されて、だから気温が下がったんじゃないのかなあ。

燃料が枯渇するとか言うけれど、貯蔵されている固形の熱を全部大気中に解放していたら今頃もっと暑いはず。
そう思うとエネルギー枯渇はまだまだ先だな、と何となく安心出来る気がする。

でもこれ以上暑くなるのは勘弁。
いや、あとホンの少しだけなら暑くなってもいーから、この猛暑の中で働くのはやめよーよ・・・。猛暑なのだから、やすもーよ・・・。ガッコウに行っていた頃の様に50日くらいばーっと夏休み。欲しいなあ。



2002年07月25日(木) 睡眠補充。

何とかケリがついた。事態が二転三転しつつ、でもようやく一番良心的な所に落ち着いてくれてよかった。
・・・三○物産社員のように犯罪者さんになったら洒落にならない(そんな羽目に陥ったら即会社辞めるけれど)。
これでようやく安眠できるというものだ。
ある意味小心者の上司連に感謝!

よって今週は眠い。とにかく眠い。
夏バテでぐったり。朝、出社拒否気味の身体を引きずって会社に行くのも結構疲れた。

・・・今日はもう寝よう。



2002年07月22日(月) 睡眠不足。

失業する可能性を考慮に入れなくてはならなあ羽目に陥った。少々深刻。

職をなくしても良心を取るべきか、経済的安定の為に三猿になるか。


・・・良心に従おうと思う。



2002年07月18日(木) テーマ覚え書き。

・・・とあるテーマについて書いたけれど、消してしまった。
「とあるテーマ」などというといかにも重厚なテーマっぽくていいなあ。
でも実は大したテーマではない辺り、いつもの事だけれど。

「社交について」

書き終わってみて、なんかわざわざ書き留めておくほどのものでもないな・・・、とふと思ってしまった。
お茶会とか大小のパーティーとか飲み会とか食事会。旅行や観劇、プレゼントやお礼状のやりとり(但しお礼状は戴くばっかりで私はなかなか書けないけれど)。新しい人に紹介されたり、新しい人を紹介したり。ごく普通の社交生活。服装のTPOが私にとって一番難しいかな〜とかそういう話。

消した時の自分の心境がイマイチ掴めないのだけれど。
でもこうして纏めておけば、まあ一度は書こうと思ったという標しになるか。


初めて、ミスではなく自分の決定で消したなあ。こうやって消えていく言葉って多いのだろうな。



2002年07月17日(水) 出来ると出来ないの差。

「やれば出来るんだから」

私が子供だった頃の母の口癖。

「あなたはやれば出来るんだから」

この言葉の中には、
(この子の成績が良くないのは、やれば出来るのにやらないからよ。私の子供の出来が悪いハズはないわ)
という、母自身への弁解が含まれている。

やらないから出来ない。そんなの当たり前だ。学校や塾やPTAは、やらないから出来ない子供達をこそ、「出来ない子」に分類するのだ。

誰だってみんな、程度の差こそあれ、やればそこそこ出来るようになるものだ。「出来る子」と「出来ない子」の違いは努力の才能があるか無いか、誘惑に弱いか強いか。ただそれだけだ。(「ただそれだけ」がとてつもなく大きな違いなのだけれど)
私だけが「やれば出来る」んじゃない。母の子供だけが「やれば出来る」子なんじゃない。

「あなたはやれば出来る」
呪文のように繰り返し言われる誘惑に弱い子供は、ここで油断する。
曰く「私はやれば出来るんだから」
ここで弁解するのは母ではなく、自分自身にすり替わる。
でもね。やれば出来るから、とサボり続けた場合、いざやろうとした時には「やっても出来ない大人」になるだけなのだよね。

大人になるまで蓄積することをサボれば年齢相応の貯蓄がない訳で、年齢相応の貯蓄のある人に較べれば、いくらやってもなかなか出来ない。
脳の発育も止まっているし、貯蓄された時間の何倍もの労力をかけても追いつくのは至難だ。「やっても出来ない」状態一丁上がり。


「やれば出来る」
これ、褒め言葉でも励ます言葉でもないのです。

『否定せずに褒めましょう。やる気を出させるように励ましましょう』
育児書によくある煽り文句。
励まし言葉のつもりで母は「やれば出来る」と自分に言い訳し続け、私は誘惑に弱かったのでやはり自分に言い訳し続け、好きなことしかやらなかった。

結果。
血栓生成カスケードや抗菌作用の機序は解っても日本史年号はほとんど知らないような、虫食いだらけでボロボロの脳味噌が出来上がった。
そして最大最悪の大穴。
・・・どうしてよりによってこの、ほとんど空白の区域を使わなくてはならない羽目になったんだろう・・・。英語。どこまで続く、この空白。がっくり。




「出来たね。やっぱりあれだけ努力したからだね。次も頑張ろうね」
こういうのが多分前向きな励まし。ではないかと思う。



2002年07月16日(火) 久々バーチャ投資。新と旧。

夏だ。
最近随分暑くなった。

そういえば今年はエルニーニョ現象が起こるとか起こっているとかニュースで聞いた記憶がある。暑い夏か。お。ビール会社の株が上がる!・・・「季節銘柄」だから、もう上がって下がってしまったか。だろうなあ。
久々にバーチャル投資なのである。
いや週に4回くらいはチェックしているのだけれど、一瞬上がった武田くんも急降下中だし。他もあんまり楽しい値動きしていないし。という訳で日記から抛擲していた。

でもこれから製薬が動く。絶対動くったら動く。外国製薬企業が大型吸収合併で、余波で国内市場の勢力図も動くはず。
そうなったら国内最大の武田くんが一番頼りがいがあるもんね。
・・・以上、武田くんを手放さないで見守っている言い訳。
いや本当は雑誌等で読んだ経営体質が何となく好きなだけなのだけど。

バーチャでさえ言い訳しながら手放そうかどうしようか迷うくらいだから、本当に自分のお金を投資していたらと思うと、実に怖い。
現金(身銭)で賭博しようと思ったら、まず精神的な修行が必要でしょうな・・・。


さて。物騒な話は脇に置いておいてと。
お盆とお正月の素朴な疑問。忘れないうちに書いておこう。
お正月は暦の「新正月」で休むのに、どうしてお盆はいまだに「旧盆」で休むのだろう?
特に会社。最近は夏休みもかなりフレキシブルになっているが、社員一斉に休む会社の場合、旧盆に合わせて夏休みにするところが多いのは何故だろう。
旧正月なんて休まないのに。新盆だって休まないのに。新旧入り交じって、何か変。

お盆を旧でやるのは、生きている人間は新しい暦に対応できるけれど、ご先祖様は新しい暦に対応出来なかろう、という心遣いなのだろうか。
そういえば私の祖父母も年齢はかぞえでカウントしていたなあ。
母もパソコンどころか携帯電話すら使えないし。
父だって家で使うのは相変わらずワープロだ。いいパソコンを買ったのに勿体ない。使わないのだったら私に下げ渡して欲しいものだ!

古いと新しい物に馴染みにくいからお盆も旧盆。なのかもしれないな・・・。



2002年07月15日(月) 「する」と「やる」の違い。

駅で見掛けたポスターに一言。
ドラッグは「する」のではなくて「やる」ものです。あ、いや違った。ドラッグは「しない」ものではなくて「やらない」ものです。

「やる」より「する」の方が丁寧っぽい雰囲気だと思って「ドラッグはしません」と書いたのかなあ。でもそれ微妙に日本語間違ってる。
この場合「ドラッグはやりません」という言い方をするはずだ。

何故か?「やる」の場合、自発的能動的な行動の意味合いが含まれるが、「する」の場合、動作自体は「〜する」の〜の部分に左右される訳だ。

「ドラッグをやる」と言う場合、「ドラッグ(drug)」自体に動作は含まれない。単なるモノだから当然だ。「やる」のは君だ。あるいは私か第三者。

「ドラッグをする」と言う場合、「ドラッグ(drag)」というのがファイルにカーソルを合わせてポイントしたまま動かす「ドラッグ」ならばまあおっけーか。「ドラッグ」に動作が含まれるから。でもまあ「を」を抜く方が自然かなあ。

「委員長をする」。委員長に役割という動作的な意味合いが含まれる。
「委員長をやる」。委員長は肩書きというモノ扱い。

「する」と「やる」は用法が違う。「やる」は「する」の乱暴なコトバではないのだよ。
しかもモノがドラッグ。ここは是非、よりウツクシイ日本語を使って戴きたいものですなあ。


・・・わざわざしたり顔で解説するまでもない、当たり前の言葉の用法なんだけどね。



2002年07月12日(金) 睡眠と低血圧の文句。

今日は早朝出勤5時起きだったのに、帰りは午前様だった。
眠いったら眠い!・・・でもちょっと通り越して却って眠れない感じ。
と自分に言い訳して日記なぞ書いていたりする。ホントは電気を消せばあっという間に眠りの世界にダイビングだろうと思うけど。

眠るのは愉しい。たいてい夢も見ずに(覚えていずに)眠るのに、それでも眠るのは愉しい。ふうっと眠りに導入される時の浮遊感が愉しい。
飛行機の離陸が楽しいのと同じ感覚かもしれない。
飛行機と違うのは、私は着陸時も好きだが、睡眠から覚醒するのはあまり好きではない点か。

低血圧は朝に弱い。という俗説があるが、あれは皆が皆当てはまる訳ではないらしい。低血圧と言っても、体格が小さければ全身に血を巡らせるための血圧も低くて当然だからだ。
が。私の場合、俗説に違わぬ朝に弱い低血圧だ。起き抜けは脳味噌や四肢末端に血が回ってないのが感じられる。

母曰く。
朝から不機嫌な顔されたんじゃ堪らないわよ。朝お風呂でも入って目を覚ましなさいよ。

お母様。不機嫌なのではありません。表情を動かせる程アタマに血が巡ってないだけです。
ついでにもう一つ。中学校2年生の理科で電流の事を教わっていれば解るでしょうが、血圧というのは血管が拡張すると下がるのです。電流の通路が広いと電圧が低いと教わりませんでしたか?
お風呂に入ると、お湯に浸かる最初だけ血管が収縮しますが、そのあとは拡張するのです。
温まって血の巡りが良くなる、という現象は、冷えて末端の毛細血管が収縮した状態から血管が拡張して血が行き渡る事を指しているのです。
いいですね、お母様。だからお風呂から上がって私がまだぼうっとしていても、それは不機嫌なのではありません。
文句は低血圧家系を見事に子に伝えた自分自身とお父様にお願いします。
毎回毎回同じ文句を言うのは止めて下さい。毎回毎回(夜に)同じ説明をするのもちょっとだけ疲れます。
お願いですから、自分の子供は血の巡りが悪いらしいと潔く認めてしまって下さい。どぞ宜しく。



2002年07月10日(水) 台風直撃。+ちょっと。

警報が出ているらしい。
大雨洪水強風・・・えーとあと何だ?
まあとにかく台風だ。予報では23時から0時頃が最も降水量が多い。

・・・ちょうどその時刻に家路を辿る羽目になっているあたり、私の運勢大凶か?自分が台風に直撃されてどうする。
ああ今日は早く帰りたかったなあ。

でもまあ悪い事ばかりでもない。
皆用心して早く帰ってしまったらしく、いつも満員御礼乗車率200%位の帰りの電車がガラガラだ。
これはかなり嬉しい。こんな土砂降りの夏の日に電車が満員だと、まるでサウナで押しくら饅頭我慢大会だ。
空いているので優雅に携帯から日記の更新だって出来る。
うむ、悪くないぞ。・・・電車から降りなければね。

聖ルミナス学院進捗状況。
昨日財前実を無事に口説き落とした。目標達成したのでゲームモチベーションが下落。全部クリアしてやろうというチャレンジ意欲が湧かないところを見るに、私はどうやらゲーマーにはなれないらしい。
ドラゴンクエストもファイナルファンタジーもバイオハザードも吸血鬼ナントカもアンジェリークもサイもIQも、最後まで終わらなかったり一部のイベントを見て満足したり。
しっかり終わらせたゲームはといえば、・・・全然思い出せない。あ、マリオブラザーズ(ファミリーコンピュータ版)!あれは弟にマリオじゃない緑の方をやらせて2人モードでクリアした。あのキャラクター、ルイージとかいう名前だったかな?


・・・ゲームの思い出に現実逃避してみたが、電車の外、嵐は威勢が良いままである。
さて、風を漕いで帰るか・・・。


-----
無事に帰り着いた。いやあ良かった。
風凄いし。雨凄いし。直撃されてるし。
家に帰ってご飯を食べながらニュースを見たら、今回のは凄い雨風台風だと初めて知った。
いや台風で騒いでるのは知っていたのだけど。

へえそーだったのー。どーりで電車が空いてた訳ねー。
暢気に口走ったら、父に注意された。
電車が止まったらどーする。こういう時はさっさと帰ってくるものだ!
ふあーい。
とりあえず素直に返事をしておいたが。

・・・あの路線、台風くらいじゃ絶対止まらないって。もっと凄いのが来た時もしっかり運転してたの、覚えてるもんね。(←当時高校生だったかな。あのころ私は若かった。。。)
それに台風が来たって、仕事は待ってはくれないのですよ、お父様・・・。



2002年07月09日(火) ゲーム中。

聖ルミナス女学院というゲームを始めた。
最後まで通しでやったが、財前実にいきなり振られ、ムキになって再チャレンジ!
↑馬鹿。

それにしても、仕事が忙しくなると他の事を熱心にやりたくなるのは何故だ・・・。



2002年07月05日(金) 哲学っぽい雰囲気の妄想。

ウオノメが出来た。左足裏。イタイ。

ウオノメは、物理的刺激による表皮組織の過剰増殖・・・だったかな?で出来るとかなんとか。でもそんなに頑張って増殖してくれなくてもいいのに。
そういえば血管種も、血管壁組織の過剰増殖で出来る、らしい。
やだなあ。過剰に組織造って、私の身体は一体何をやりたいんだろう。

寿命のある生き物の体細胞は分裂回数が決まってるんだから、制限分裂回数に達しちゃうと寿命を迎えてしまうんだから、そんなところで分裂回数の無駄遣いはしないでくれないかなあ。身体の一部だけ速回しするのは止めて欲しいなあ。そういうのはいやだよ、早く歳取るみたいで。・・・と自分の身体に囁いておこう。

細胞の分裂回数は、細胞の中にある「鎖」によってシビアに決められている。分裂する毎にその鎖は短くなっていく。無くなったらその細胞は寿命を迎える。絶対に、その回数分だけ分裂したらお仕舞いなのだ。

でも実際はその他のストレッサーによって制限分裂回数を迎えるよりずっと前にダメージを受けてアポトーシスを迎えるのだけれど。
ストレッサーがほとんど無かったとしても、この分裂制限があるので人間は200歳までは生きられない、らしい。


でも聖書には800歳とか500歳まで生きた人が出てくるではないか!昔の方が生活環境が厳しいから平均寿命が短いという話はどうなるのだ!

その1。
あれは実は嘘である。
その2。
1年のカウントの仕方が今と違って、実は昔の1年は今の1ヶ月くらいであった。
その3。
1年のカウントは同じだが、地球の自転が今の10倍くらい速かった。
その4。
1年のカウントは同じだが、地球の公転が今の10倍くらい速かった。
その5。
実は大昔には、異星人より伝えられた文明が存在し、コールドスリープ装置を活用していた。
その6。
人間の話と書いてあるが、あれは本当はギリシャの神様たちの話である。
その7。
昔の人たちはタイムマシンを持っていた。
その8。
昔は神様に祈ると「鎖」を継ぎ足して貰えた。
その9。
あの話は夢オチである。
その10。
実は昔の人は記憶を伝承でき、同じ記憶を受け継ぐ人がいる間は生きていると見なされた。
その11。
一番最初の聖書を作るとき、翻訳ミスが発生した。
その12。
昔、人間の細胞は「鎖」が長かった。
その13。
あれは突然変異の人の話である。


12に一票。
聖書を読むと、昔に遡るほど「○△歳まで生きた」という記述の年齢が高いのだ。もしかすると人間が遺伝子を受け継ぐ度に、生殖細胞中の「鎖」がホンの少しずつ短くなっていっているのかもしれない。
分裂が頻繁な体細胞と違って代々の細胞の状態を追うのが難しいのでまだ解っていないだけなのかもしれない。

もしそうだったら、人間という種の寿命時計も、個体の寿命時計と同じように動いている事になる。
実に神秘的だ。

恐竜って、本当に隕石で絶滅したのだろうか。
本当は種の時計が回り切ってしまっただけじゃ、ないのかなあ。



2002年07月04日(木) 思い出のアイテム。

小学生の頃、夏が近づくと
「コーカガクスモッグチュウイホウです。レクリエーションの時間は教室で遊びましょう」
と校内アナウンスが出たり、体育の授業が中止になる事がよくあった。
よく解らないながらも「非日常」的な展開にわくわくした。
「コーカガクスモッグ」というのは幼稚園の頃お遊戯の時間に着たスモックのようなものだろうかと不思議になった。

その後少し賢くなった。
「コーカガクスモッグ」というのはとうやら有毒ガスのようなものらしい。
でも外で遊ぶのと教室で遊ぶのと、何が違うんだろう、どうせ空気は繋がってるんだから被害は同じじゃないか。なら外で遊んだっていいはずだ!
外で遊ぶのが好きでも無いのに、いつも無理矢理教室から追い出される生徒だったのに、外で遊んではイケナイとなると妙に外で遊びたくなるから不思議である。
屁理屈好きな子供だった。

その後センセイから、工場からのタイキオセンで暑いとコーカガクスモッグが起こるんだと教えられた。
タイキオセンなら私だって知ってる。それって一日だけ有毒になるんじゃないもんね。ずっと空気が汚れたまんまなんだもんね。知ってるもん。なのに暑い日だけタイキオセンなんて、そんなの変だ。説明になってない。センセイも本当はコーカガクスモッグがどういうものかなんて解ってないんじゃないの?
小生意気な子供だった。

も少し賢くなって「コウカガクスモッグ」が「光化学スモッグ」だと知り、実体はNOxが原因で起こる光エネルギー反応による有毒物質濃度の上昇現象である云々、という事も知った。UVによって分子の反応が励起される仕組みも知った。
その頃にはすでに「光化学スモッグ」注意報は出なくなっていた。
いやたまには出ていたのかもしれないが、全く騒がれることもなくひっそりと注意して終わっていたようだ。

汚れすぎて光化学スモッグを通り過ぎてしまったんじゃないかと思っていた。酸性雨。濃度が高いのでうまいこと水分と結合して雨の度に浄化されているのかな、と。

本日。出た。

思い出の「コーカガクスモッグ」である。しかも注意報をすっ飛ばして「ケイホウ」とは、なかなかやるな。さすが伊達に汚染が進んでいる訳ではない!
そして相変わらず、ホンの少しだけわくわくした。もう不思議なものでも何でもなくなっているのに、三つ子の魂とはよく言ったものだ。

別に喉が痛くなるのが嬉しい訳ではないけれど、子供の頃の思い出の風景が光化学スモッグだなんて貧しい環境だなあ、とも思うけれど。
それでも「コーカガクスモッグ」は確かに子供の頃を思い出すアイテムなのだった。



2002年07月03日(水) 雑感。

午前様復活気配。予測を裏切らず、また忙しくなってきた。
夜遊びで連日午前様、というのを一度やってみたいなあ。

今日はタノシイHPを見つけた。・・・というか、どうやら相当有名なHPらしいので、タノシイHPを知った、と言うべきか。
久しぶりに涙が出るほど笑った。
単純な笑いっていいな。
仕事忙しくなると表情を変える暇もないくらい机に向かいっ放しだし。職場でパソコンにずっと向かって百面相なんてしたら、ちょっと変な人だ。

ワールドカップが終わったら、夜の電車が少し空くようになった。ワールドカップが終わるまでは、試合のある時もない時も凄いラッシュだったのに何故だろう。歴然と違う。
みんな掻き入れ時で残業の嵐だったのか?お役所勤めの人も多い路線だから、みんな準備や何かで忙しかったのかもしれないなあ。
・・・みんな忙しいんだな、と思うと少し慰められるあたり、ちょっと根性悪なのである。

----------
日本の銀行がまたムーディーズ格下げというニュースを今日読んで、景気回復傾向、という昨日のニュースはやっぱり嘘か!と思った。なのに何故今日は平均株価が盛り返し??
やはりケーザイは、素人には謎が多い・・・。

バーチャは順調に上向き傾向。だけど最初の損失が大きかったかも。まだ大きく赤字。



2002年07月02日(火) 飛行機。

先週は久々に飛行機に乗った。
乗り物で何が一番好きと言って、飛行機ほど好きなものはない。
飛行機に乗っていて一番楽しいのは離陸と着陸の時だ。・・・一番危ない時だという話もあるが。窓際の席を確保出来ると、もう離着陸の時は窓に張り付いて外を眺めている。

何故こんな鋼鉄のカタマリが空を飛ぶんだ!不思議だ!凄い!
昔は無邪気にそう思っていた。私にとって、小さい頃からそれが飛行機の魅力だった。それが大きな間違いだと知ったのは数年前。社会人になってからのことである。衝撃だった。


飛行機は鋼鉄のカタマリでは、ない。


飛行機は、接着剤のカタマリなのだ。


エポックメイキングである。

接着剤のカタマリが空を飛ぶ!ある意味、鋼鉄のカタマリが空を飛ぶよりずっと幻想的で不思議な話のような気がする。

飛行機の機体は、接着剤の重量がすごい割合を占めているらしい。もし接着剤が無かったら、あんな大きな飛行機は飛ばないらしい。
接着剤。接着剤。ということは、まさか機体はプラスティックで出来ているのか?私は今までプラモに乗っていたのか?!
鋼鉄は接着剤でくっつけたりしない。鋼鉄は溶接するものだ。
そういえば窓から見るヒコーキのハネは、何となく鋼鉄らしくない動き方をする。もしかしてアレはプラスティックか?いやまさか。ハネがプラスティックということはいくらなんでも無いんじゃないかい?風が強く当たるから鋼鉄でも軽そうに見えるのかも。いや、でも。

機体の何十%かが接着剤と知って以来、飛行機に乗っていても気になるのはハネの動きばかりなのである。
あの動きは果たして鋼鉄かプラスティックか。
そればかりが気になって、純粋にヒコーキを楽しめなくなった。

大人になるって、こういう事かもしれないなあ。



--------
米国ナスダック、深刻に落ちているらしい。てことは「ニューヨーク市場の動きを受けて」東京株式市場も落ちるのか?
なんで一応は余所の国のハズの米国株動向で日本までそんなに影響を受けるのだ。不甲斐ないぞ、東証!(←少々やつあたり)

でも武田くんは頑張ってる。いいぞ。
バーチャ93万2千円ナリ。微妙に上り坂。


 < 過去  INDEX  未来 >


桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

↑エンピツ投票ボタン
My追加