DOTFAMILYの平和な日々
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2009年07月29日(水) 冷蔵庫の水漏れ

我が家の冷蔵庫は1年ほど前に買ったばかりでまだ新しいのだが、ここ数ヶ月水漏れしている。いつも漏れていると言うわけではないのだが、時々冷蔵庫の下に水が溜まっている。中は全然濡れていないし、フィルターにも異常は無いようである。冷蔵庫を開けようとすると溜まっていた水を踏んでギャ!ということになる、というだけで、特に不自由は無いので放っておいたのだが、先日ちょっと精神的に余裕が出来たので(勉強と仕事で時間がないといより気持ちに余裕が無かった)、修理に来てもらうように電話をした。

今月の27日に修理屋さんがやって来てくれた。が、色々見てくれたのだがどこも悪いところはないと言う。実は、修理屋さんが来たとき、冷蔵庫は水漏れしていなかったのだ。悪いところはないし、どこも漏れていない。氷が床に落ちて溶けただけなんじゃないかと言われた。そういう間違いを数ヶ月間何度も何度もすると思うかい?が、実際に漏れていないのだから反論の仕様が無い。「今度は漏れた時に電話をしてくれ。漏れているのを見ないことには修理出来ない。」と行って修理屋さんは帰っていってしまった。

数時間後・・・漏れた。

すぐに電話をしたのだが、そこはホレ、分業作業のアメリカであるから、電話に出るのは修理をする人ではない。「だって、漏れた時に連絡しないと修理出来ないって言われた!」と粘っても無駄である。「今度はシニア・エンジニアを送りますから。」と言われて、仕方なく電話を切った。

で、昨日そのシニア・エンジニア(ということは、前来た人より偉いわけだな。)がやって来た。最初はこの前の人と同じことを言っていたのだが・・・

霜取りの時の水が排水溝に流れずに床に流れていました。霜取りは、5、6時間毎にしか行われませんから、時々しか水漏れしなかったのです。直しましたからもう大丈夫です。

との事であった。流石はシニア・エンジニア!

その後、水漏れはしなくなった。良かった良かったと喜んでいたのだが・・・

氷を取り出そうとしたら、製氷庫(勝手に氷が作られて溜まっている場所)は空、冷たい水を飲もうとしたら、水も出てこない・・・

水漏れしなかったのは冷蔵庫が直っていたからではない。冷蔵庫に水が入らないようになっていたからであった。何が「流石はシニア・エンジニア!」だ!(って言ったのは私だけど。)

電話しましたよ、また。でも、今度来てくれるのは18日だそうである。

それまで氷なしかよ・・・この暑いのに、素麺が食えねぇじゃないか!えっ?製氷皿?そんなもん持ってねぇ・・・買わんといかんかな?


2009年07月28日(火) ああいう死に方がしたい

我が家の犬が一匹死んだ。

数ヶ月前から調子は悪かったのだ。お腹が膨らんできた。歩くのもおっくうそうである。食欲も無くなった。当然ダンナは医者に連れて行った。開いてみないと原因はわかりません、と言われたそうだ。しかし、もう高齢なので、大手術には耐えられないだろうから、開いてみて酷いとわかったら、そのまま起こさない方が良いと思います、とも言われたそうである。ダンナは医者に同意はしたものの(だって知識がなにのに医者に反論しようがないじゃないか!)、決心がつかずに、一旦家に連れて帰って来た。今日は連れて帰ってきたけど、苦しませるのは可愛そうだから、明日病院に連れて行こうと思う。もしかしらた直るかもしれないし。と悲しそうにダンナは言った。医者の口調からして、助かる見込みはあるまい、と思っているのだろう。

ちょっと待ってよ!

今さら書くまでも無いが、私は犬が嫌いだ。動植物一般が嫌いなのだが、その中でも特に犬が嫌いだ。だから、我が家の犬といえども、一緒に遊んだことは一度も無い。自分の犬だと思ったこともない。そもそも、息子も含め、生き物を所有するという考えが好きではないのだ。が、我が家の敷地内で暮らしている限り、最低限の面倒はみる義務があると思っている。犬には健康保険というものがないので、医者に連れて行く度に金がかかる。人間が医者に行くよりも高い。しかも二匹とも年寄りなので、あちこち悪いところが出てきて、ここんとこかなりの出費だった。が、それも仕方なかろう。しかし・・・

たしかに腹が膨れて動きにくそうである。食欲も無い。が、歩き回っていないわけでもなく、全く食べないわけでもない。くんくん鳴いているわけでもない。それを病気だからと行って殺しても良いのだろうか?私は安楽死に絶対反対という強い意見はもっていないが、それも本人が希望した場合に限ってである。犬が安楽死、望むか?望むのかもしれない。望んでいるのかもしれない。でも、そんなのわからないじゃないか!という訳で、手術も安楽死も反対。お腹に何かが溜まっていて苦しいなら、注射で抜いてもらって来い!最後は自分の家で好きなようにして死なせろ!悲しくても最後まで家で見守れ!とダンナに行った。何しろ決断力の無いダンナなので、私に言われた通りに医者に行ってお腹に溜まっていた何かを注射で抜いて貰ってきた。元気にとは言わないが、普通に歩き回るようになり、食欲も出てきた。が、1週間もするとまたお腹が膨らんできた。で、医者に行って溜まったものを抜いてもらって来た。と、ここ数ヶ月その繰り返しであったのだが、ついに昨日は立ち上がることが出来なくなった。医者に連れて行ったのだが、医者に出来ることと言ったら、眠 らせる(殺す)こと位だったので、連れて帰って来た。

一応お腹に溜まっていたものは抜いて貰ったが、やはり立ち上がれないし、食欲もない。が、鳴きもしなければ甘えもしない。苦しい様子も見せない。撫でてやると、気持ち良さそうに首をちょっとだけ動かして目を瞑る。そして、文句も言わずに家のガレージのお気に入りの場所で静かに眠り・・・そのまま死んでいった。

犬って偉いなぁ・・・私も死ぬ時は、ああいう風に死んで行きたい。

ところで、私の決断は間違っていただろうか?安楽死をさせるべきだったのだろうか?って考えたってわからないよね。私の父は病院で死ぬは嫌だったようだ。自分の家で母に看取られて死にたかったそうだ。(実現しました。)義父は90歳なのだが、最近医者に行きたがらない。医者に行くと病院に入れられて、そこで死ぬのを恐れているのだ。死ぬのが嫌なのではなく、死ぬ時は自分の家が良いそうだ・・・犬だって同じじゃないかと思うのだけど・・・それもわからんよね。ちなみに、私は痛いのとか苦しいのは大嫌いだから、死ぬとわかったら安楽死させて頂きたい。でも、ダンナを安楽死させろと言われたら、犬同様、同意することは出来ないと思う・・・滅茶苦茶自分勝手!

人間と犬を一緒にするなって?犬も人間も命の価値は同じだよ。少なくとも私は自分の命が犬の命よりも価値があるとは思っていない。私にとっては犬の命よりも自分の命の方が大事なだけ。

その後、ガーディ(犬の名前)は荼毘に付され杉の小箱に入って我が家に戻ってきました。


2009年07月19日(日) お食事会はワンピースで

先日ダンナの大学時代の友人達が家の近所の日本食レストランで集まって食事をした。週末だし、時間も夜7時からということなので、行けないこともなかったのだが、ダンナの大学時代の友人と会ったって面白くもなんともないから、私は行かないことにしていた。が、友人の一人が奥さんと一緒に来るのだが、奥さんは出身大学が違うので、一人関係ないのが混ざるのは可哀想なので私も来い、ということになった。関係無いのが2人混ざれば良いのかい?

が、上手いものを食うのは嫌いじゃないから、付き合うことにした。黙って食ってれば良いんだろ?さて、私は家でパジャマ同然のとても人前には出られない格好で仕事をしているので、行く前に着替えた。食事に行くのである。当然ウエストが全然しまっていない寸胴のワンピースを着ていくのが一番食える。という訳で、藍染の上から下まで同じ幅、ベルトなし、という「さあ食うぞ!」ワンピースに着替えたのだが、それがダンナには気に入らない。

気取ったレストランじゃないし、皆、ジーンズはいてくるんだから、一人だけドレスアップしていたら変だ。ジーンズに着替えて来い!

と言うのである。ドレスアップって・・・藍染の寸胴おばさんワンピースがドレスアップになるんかい?こりゃ普段着だろう?と思ったのではあるが、ワンピース=ドレスだと思い込んでいるダンナに反論しても無駄だし、ダンナの友人の集まりでもあるので、素直にジーンズに着替えた。

さて、ダンナの学生時代の仲間というのは、ほぼ全員が日系人であった。が、生魚は食えないとか日本食のことは全く知らない、という連中ばかりであった。日本食といえばテリヤキ・チキンにカリフォルニア・ロールという人達である。気取ったレストランではないとはいえ、いくらなんでも本物の日本食レストランでテリヤキ・チキンではないだろう、ということになったのだが、何を頼めばよいのか誰もわからない。ダンナは幹事を引き受けておきながら、注文のことなど全く考えずにしゃべりまくっている。仕方ないから、私が仕切った・・・実に嫌な性格だ。ダンナは「僕、日本語わからないから。」と言わんばかりに、完全に自分の仕事を放棄しておしゃべりにいそしんでいる・・・もっと嫌な性格だ。(そもそもお店の人は英語わかるぞ!)で、私がお店の人と相談して、全部勝手に注文を決めた。お店の人がとても親切で、メニューにないものまでを板前さんに頼んで作って貰い、味も見かけも良い料理を出してくれた。おかげで、皆さんにとても喜んで頂けた。

私はと言うと・・・目の前に上手そうな物が並んでいるのだが、いかにせん、ジーンズで腹を締められているので苦しくて食えない。だいたい、飯食いに行くのに腹の出た中年のおばさんがジーンズはいて行くか?

さて、その日ジーンズをはいていたのは私とダンナだけだった。もちろん、皆さんドレスアップなどしていない。カジュアルではあるのだが、さりげなく、お腹周りのゆったりとした服を着ていた。さすが中年!TPOをわきまえてらっしゃる。ワンピース=ドレスアップ、カジュアル=ジーンズと信じている誰かさんとは大違いである。腹が立ったので「さあ食べましょう!」スタイルの隣に座っていた女性に、ダンナに聞こえるような大きな声で「ジーンズはいてるから苦しくて食えねぇ!」と思いっきり愚痴ってやった。

で、本日はダンナの友人の還暦のお祝いに呼ばれた。中華料理店でお食事会である。これもまたカジュアルな集まりであるので、服装もカジュアルでということだったのだが、私は中華料理も大好きなので、同じ間違いを犯すわけにはいかない。ダンナがなんと言おうとジーンズでは行かない!でも、ダンナの友人ではあるし、ちょっとだけダンナを尊重し、ワンピースだけは止めておこう思って、ウエストがゴムになっているスカートをはいた。出かける前に何か言いたげだったからキッと睨んだら・・・

「文句ありません。」

と言われた。先日の私の愚痴、ちゃんと聞いていたのね。

料理はとてもおいしかった。客は私の知らない人達ばかりだったので、今日は真剣に食った!ものすご〜く幸せになった。

ところで、本日は愚息も呼ばれていたので一緒に行った。愚息は小さな頃は決してジーンズを履かなかったのだが、高校に入る頃からジーンズしか履かなくなった。本日もジーンズなのだが、愚息の履くジーンズはだぼだぼなので、食事には全く困らない。いくらお腹が出っ張ってもOKなジーンズである。ちなみにメーカーはアンカー・ブルーのBeyond Baggy(だぶだぶを超えるだぶだぶさ)である。しかも自分のサイズより二つ上のサイズを履いている。ベルトを締めていないと、すっぽんと脱げてしまうジーンズなのだ。(実際、愚息はジーンズを脱ぐときは、立ったままベルトを外すだけである。ボタンを外したりファースナーを下げたりしない。ベルトを外すと、ストンとジーンズが落ちる・・・次の日はそこに足を突っ込んで引き上げて、ベルトを締めるだけ。)これならいくらでも食えるだろう。私もそういうジーンズならはいてもよいのだけど・・・流石の私でもだぶだぶジーンズには抵抗がある。


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