DOTFAMILYの平和な日々
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1月は行く、2月は逃げる・・・で、今日で2月はお終い。 日記を始めてから3ヶ月が経ってしまった。 ふっふっふ、3ヶ月坊主は乗り切った! 何をやっても三日坊主の私が日記を3ヶ月も続けているというのは(内容は兎も角として)偉いと思う。 これもひとえに読んで下さっている1日10人ほどの見知らぬ方々のおかげであろう。 しかし、誰が読んでくれているのだろう?
・・・あのぉ、読んでくださっている方、ホームページ(この日記の右下にHome Pageというのがありますので、そこをクリック)に行くと掲示板がありますので、「私が読んでやっとるんじゃ!」と書いて下さると嬉しいのですが・・・贅沢?
しかし、日記を始めてからホームページの方の更新が滞っている・・・反省。
それにしても月日が経つのは早いものである。 この調子で3月も去るのだろうな。
最近、高校入学のための書類がやたら多くて、もうすぐにでも愚息が高校に入学するような気がする。 って、もうすぐなんだけど・・・
9年間一緒だった学校の友達とももうすぐ別れ別れになる。 皆それぞれの準備で忙しいらしい。 受験のために学校を休む子も多い。 (受験日がバラバラなのだ)
愚息は公立高校へ行くので、基本的には受験はない。 クラス別けのために成績表を提出する。 それだけで良い・・・と思っていたら大間違いだった。
24日の日記にも書いたが、とりあえず自分が進むコースというものをまず決める。 それによって取る科目が変わってくるのである。 それだけではない。 中学校は科目によって能力別にクラス別けされている。 (公立は小学校からだが、愚息が行っている学校は中学のみ) したがって、高校入学時点で取った科目がそれぞれバラバラである。 で、高校で取る科目も変わってくる。
愚息が行く高校は英語は皆同じらしいのだが、数学・科学・社会は選ばなくてはならない。 もちろん選ぶのは本人ではなく、中学の先生である。 数学・科学・社会、それぞれの先生に書類を提出してもらわなくてはならない。 その後、その科目を取る能力があるかどうかの適正テストが行なわれる。(3月19日) テストに落ちたからといって高校に入学できないわけではないが、ま、入学試験のようなものである。 おいおい、ここは公立だろう!と言いたくなる。 が、これが現実。 というより、公立だからこそだとも言える。
公立高校は誰でも行ける、というか義務教育であるから行かなければならない。 で、入学時点で学力の差が非常に大きいのである。 中学生の分際で、大学の単位を取っている子もいる。(能力があれば可能なのだ) 基本的な読み書き計算すらできない子もいる。 従って、学力別にクラスを別けるしかないのである。 なんかすごいなぁ。
義務教育といっても進む高校はバラバラなので、高校に提出する書類もそれぞれが自分で集めなければならない。 先生はそういうことはやってくれない。 高校のカウンセラーが中学にやってきて説明してくれた(らしい)。 で、愚息は昨日提出するはずの書類を忘れた(らしい)。
愚息「母さん、この前書類渡したでしょう。ちゃんと読んだの?」 愚母「読んだと思うけどなぁ・・・そんなことどこに書いてあった?」 愚息「知らないよ。僕、読んでないもん。」 愚母「母さんだって知らない。母さんが高校に行くわけじゃないもん。」 愚息「もぅ・・・母さんったら全然頼りにならないんだから。」
最初から頼りにするな!
ところで、「アメリカ人は勉強をしない」とか「アメリカの学校はレベルが低い」とか思ってる方がいらっしゃるようだが、正確には「勉強を全くしないアメリカ人がいる」や「アメリカの学校にはレベルの低いクラスがある」である。
愚息はマメに耳掻きをする。 1日に何回もすることがある。 名古屋に行った時、名古屋城で鈴と金のしゃちほこがついている金色の耳掻きを買ってあげた。 とても喜んで(こういう小さな物を異常に喜ぶのヤツなのだ)、自分専用にしている。 耳掻きをしていると「金のしゃちほこ」君がチャラチャラと音をたてる。 耳の中が汚れている、というより、あそこまで行くと趣味でやっているとしか思えない。 いや、趣味どころか「耳掻き中毒」である。
爪切りもマメにする。 耳掻きは兎も角、私の場合爪切りは週1回くらいである。 それ以上は切る爪がない。 が、愚息は週2、3回、爪をパッチンパッチンと切っている。 若いと爪の伸びも早いのだろうか?
やっとダンナが仕事へ行った・・・やれやれ。 長〜い10日間だった。
身体の具合が悪くて寝てるなら兎も角、寝ていたのは手術の日と次の日だけ。 あとはひょこひょこ起き出して、何をするでもなく家の中をウロウロしていた。
朝ご飯を作ってから愚息を学校へ送って行く。 帰ってきてしばらくするとダンナが起き出して朝ご飯を食べる。 で、すぐに「ねぇねぇ、お昼ご飯な〜に?」 さっき食ったばかりだろうが! で、お昼ご飯を作って食べさせてしばらくすると愚息を迎えに行く時間になる。 その後、夕食を作る・・・私の生活は一体何なんだ?
10日前までは仕事に行っていた。 仕事に行くとやはりとても疲れるらしい。 で、家に帰ってきたら夕食を食べてテレビの前でぐったりとしている、という状態だった。 見ていても気の毒である。 「静かに寝かせておいてあげよう。」という気持ちになる。 が、何もせず家でぼーっとしていると身体が休まる。 で、これまで以上に元気なのだ・・・こういう病人(?)が一番やっかいである。
台所にいても、洗濯物をたたんでいても、掃除をしていても、家計簿をつけていても・・・何をしていても邪魔をしにくるのである。 で、かまってあげないと拗ねる・・・最悪。 さすがに仕事中は完璧に無視してしまった。
愚息が学校を休んだ場合、一日中ベッドにいなくてはいけないことになっている。 テレビも漫画も本も音楽を聴くのも全部駄目。 学校に行けないくらい具合が悪いなら、ベッドでおとなしくしていなければならない。 起き出してきたら、宿題をやらせる。 (そういう決まりになっているので、愚息は多少の熱があっても学校へ行く。)
「仕事に行けないんだったら、1日ベッドで過ごすべきだ!」 というのは、父にゲームルームのテレビを占領された愚息の愚痴である。 もちろん面と向っては言えない・・・父親には絶対服従なのである。
愚息と2人で密かにお祝いをした一日であった。
ダンナの透析のためのパンフレットを読んでいて、愚息が学校から貰ってきた高校入学のための書類のことをすっかり忘れていた。 明日、高校で説明会があるというので慌てて読んだ。
えっ、高校入学前に進路を決めるの! ・・・知らなかった。
簡単なものだが、適正職業テストというのがあって、それによって取得する単位が決まるのである。 愚息はテストの結果Health and Environmental Scienceのコースを取ることになるらしい。 (もちろん途中変更は可能・・・だと思う。) とりあえず目標を決めて進め、ということなのだろう。
で、Health and Environmental Scienceというのは一体どういう職業に結びつくのじゃ?と説明書を読んでみると、色々ある。
救急車の運転手・・・なるほど。 レクレーション施設勤務・・・ふ〜ん。 救急隊員・・・おっ、ERの世界。 病院技術者・・・って何だ? 医者・・・げっ! フィジカル・セラピスト・・・お、これこれ、これは使えそうだ。 他にも色々あるが、他のコースの説明も読んでみた。
が、プロレスラーという職業はどこにも書いてなかったぞ!
2002年02月23日(土) |
透析をしていても普通の・・・ |
ダンナが透析ようのチューブを埋め込んで1週間がたった。 が、透析は一ヵ月しないと開始できないそうである。 これから一ヶ月間、透析のテストとトレーニングを行なう。 で、透析に関する色んなパンフレットや本をどっさりと渡された。 当然全部英語である。 1人では本を読めないダンナに付き合って、一緒に読んでみた。 ふむふむ・・・
愚妻「ふ〜ん、透析って色々あるんだ」 愚夫「え?そうなの?」 愚妻「そう書いてあるじゃない。」 愚夫「ふ〜ん」 愚妻「ふ〜ん、って一体何読んでんの?」 愚夫「あのね、あのね、透析やってても普通のセックスはできるって書いてあるよ。」
嬉しそうな顔をして、一体どこを熱心に読んどるんじゃ! しかし・・・普通じゃないのは出来ないということだな?
愚息はデブである。 デブであるが背は低い。 で、なんかもっこりしていてまるでクマさんのようである。 実は身体中、突き出た腹まで固いので、ぬいぐるみのクマさんのようではないのだが・・・外見は冬眠中のクマさんである。
2月19日のようなことがあって・・・愚息を身体検査に連れて行った。 プライベートな部分を検査する時は、私は診察室の外に出ているのだが、上半身の検査の時はまだ中にいる。 が、愚息の身体をジロジロと見ることはない・・・だって、見て楽しい身体じゃないんだもん。 が、今回油断していたためか、ふと臍の辺りが目に入ってしまった。 ズボンをずで〜っとずらしてはいているから、Tシャツをめくると臍の周辺が見えてしまうのである。 すると・・・
臍の周りまで毛がみっしりと生えていた。 ガ〜ン! 本当に熊のようだった。 まさか、胸毛はないだろうなぁ・・・絶対見たくない!
昨日はオロブロンコだったから、今日は甘栗。 (どこが「〜だったから」なんだろう?)
友人のSHさんに甘栗を頂いた。 (あれこれ貰いっぱなしである。) 天津甘栗である。 私の好物である・・・が、余り食べたことはない。
子供の頃、我が家は貧乏だった。 ま、日本全国貧乏だったような気がするから、肩身が狭い思いはしたことがない。 というか、我が家が貧乏だったという自覚もない。 が、天津甘栗などという贅沢なものはそうそう食べることができなかった。 おばあちゃんに数回買ってもらっただけである。
学生だったころ、横浜駅の改札を出ると天津甘栗の匂いがぷ〜んとしてきて、いつも「ああ、美味しそうだなぁ」と思っていた。 が、天津甘栗は高い、という思いがあるので、学生の分際で食べられるわけがないと決め付け、値段を見たことはない。
最近こちらでも売っているのを見かけるが、未だに「高いんだろうなぁ」と思っているから買おうと思ったこともない。 なんか、すっごく貧乏してるように聞こえるな。 多分貧乏なんだろう・・・が、未だに貧乏だという自覚はない。 金がない割には苦労してないのである。
で、その「高いだろうなぁ」の天津甘栗を頂いたのである。 うううぅ、嬉しい!
「あんな高価な物を頂いて、お礼のしようもない。」とSHさんに言ったら、「そんなに高くないのよ。」と言われた。 ・・・基準が違うのだろうな。
友人のSHさんにオロブロンコを頂いた。 私は果物は食べない(農薬アレルギーなので普通の店で売っている果物は食べられない)ので、知らない果物というのがたくさんある、と思う。 が。それにしてもオロブロンコという名の果物があると知ったのはつい2、3年前のことである。 SHさんの庭にオロブロンコの木がある。 そこになったのを頂いた。
恐る恐る食べてみた・・・う〜ん、美味い! しかも、アレルギーが出なかった。 農薬をほとんど使ってないんだろうな。
本当はダンナが野菜や果物しか食べられないだろうから、という理由で頂いたのだが、残念ながら、ダンナはグレープフルーツとその仲間は食べてはいけない・・・らしい。 で、私が食べてみたら・・・これは癖になりそうな味である。
ところで、私は若い頃は農薬アレルギーではなかった。 子供を産んでから体質が変わってしまったらしいのである。 数年前、日本に帰った時、子供の頃好物だったスイカを食べろと切ってくれた。 私が「スイカは食べれない」と言うと「そんなはずはない」と言い張る。 「スイカを食べると声が出なくなる」と言っても信じてもらえない。
で、仕方なく一切れ食べてみた。 案の定、すぐに声が全く出なくなった。 「あら、ホント。面白いねぇ。」と母はやっと信じてくれたのであった。 こういうことも目の前でやってみないと信じない母である。 (この親にしてこの子ありというヤツだな。)
もうすぐ夏休みだ・・・いや、いくらアメリカでもそれはない。 が、アメリカの夏休みは長いので、それなりの準備というものが必要である。 つまり、愚息が2ヶ月半家でゴロゴロしているとうざったいので、どこかへ追いやる計画を立てなければならない。 そして、その計画は今から始めなければならないのである。
愚息は一人っ子なので、小さな頃から夏休みは1人でどこかのキャンプへ行かせるようにしている。 (何故「一人っ子なので」なのか?子供が2人以上いたら、一人どっかへ行かせてもまだ子供が家に残っていて親は羽を伸ばせないではないか! 2人以上キャンプにやるとなると経済的に無理だし・・・高いんだこれが。) 去年の夏は日本へ行ったので、不覚にも愚息とどっぷり2人で過ごしてしまったが、これはお互いの精神衛生上良くない。
夏休みの良いキャンプへ行かせようと思ったら、最低でも半年前に予約を入れなければならない。 今年の夏は、過去の経験から愚息が一番気に入っているSuper Campなるものへ行かせる予定だ。 ここへは去年の9月に予約を入れてある。 (このSuper Campなるものについては、ここで説明すると長くなるのでいずれまた。)
このキャンプは年齢によって期間が違う。 彼が行くのは2週間である。 で、そのためには医者の健康診断書を3月5日までに提出しなければならない。 (他にも提出しなければならない書類が山のようにある。) ダンナの手術のせいですっかり忘れていた。 12ヶ月以内に健康診断を受けていれば医者のサインだけで良いということなので、今日かかりつけの医院へ行ってきた。
愚息には毎年8月に健康診断を受けさせている。 (9月の新学期に学校へ提出するため) そこで受付で「去年の8月に健康診断を受けたので、お医者さんのサインだけで良いです。」と言ったら・・・
「去年の8月ですか。じゃぁもう1年前ですね。 もう一度診断を受けてください。」と言われた。
「えっ?去年の8月だから半年前でしょう?」 「いいえ、1年前です!」
そこまできっぱり言われたら、こちらの方が間違っているような気がしてしまう。 特に今は「英語恐怖症」が再発している時なのだ。 で、仕方なく健康診断の予約をして帰ってきた。
が、どう考えても去年の8月は今から半年前だとしか思えない。 指を折って数えてみたが、やはり6ヶ月前だった。 6ヶ月って半年だよね?
しかも・・・これは英語の問題ではないじゃないか! 英語恐怖症に陥ると、全て自分が間違っているような気になってしまう私であった。
2002年02月18日(月) |
Presidents’ Day |
Presidents’ Dayについて書こうというのではない。 単に今日がPresidents’ Dayで祭日というだけである。 で、愚息が家にいる。 実は4連休であったが、3日間は全く宿題をしていなかったので、今日、しかも午後になってやっと宿題を始めた愚息であった。
私はダンナを病院へ連れて行った。 退院する時の説明によると、手術後24時間は1人にならないように、また運転しないように、1週間は家で休んでいるように、とのことであった。 が、何度説明しても、ダンナは1週間は動いてはいけない、運転もしてはいけない、と信じ込んでいる。 病院に行ったら、案の定、歩き回らなければ回復が遅くなると言われていた・・・甘えるんじゃないよ! (それならそれでおとなしく寝てれば良いのだが、ちょこちょこと起きてきて私の仕事の邪魔をする・・・愚息より手がかかるヤツだ。)
ま、運転したくないという気持ちはわかる。 が、何故私まで診察室について入らなければならないのだ? 子供の付き添いじゃあるまいし。 しかも、私は英語が不自由なのだ。 私が一体何の役に立つというのだろう・・・全然役に立たなかった。 隣でぼーっとしていただけである。
実は診察ではなかったのである。 透析を開始するために必要な書類にサインするだけだったのだ。 ダンナが書類を読んで、「読む?」と私に渡そうとした。 英文がぎっしりと書かれてある。 辞書無しでどうやって読むんじゃい!
先日、電話で英語が全く通じなくてすっかり英語恐怖症に陥っている私であった。
2002年02月17日(日) |
He is fine. |
ダンナの具合は?と電話がかかってくる。 “He’s fine.”と答える。 ダンナに電話を渡す。 ちょっとしゃべると疲れるから、すぐに私に電話を戻す。 で、「本当に大丈夫なの?」と聞かれる。
たいした手術ではないとはいえ、ダンナはおととい腹を切ったのである。 まだ痛むのは当たり前だ。 全身麻酔をしたのだから、疲れて当然だ。 皆何を期待しとるんだ? ひょいひょい歩き回ってるとでも思っているのだろうか?
手術後、切ったところが痛んだり疲れが酷かったりというのは当然だから“fine”と答えてどこがおかしい?
ところで、痛み止めを飲んだのは、当日1回限りだった。 食欲はある。 これをFineと言わずして、何をFineと言うのじゃ?
というわけで(というわけでもないのだが)、愚息は友人と一緒にSnowboardingに出かけた。 ベッドでおとなしく寝てるならともかく、すぐに起き出してきてはぶちぶち言う父親から逃げたのである。
「おい、ずるいぞ!私はどうなる?」と言うと 「母さんは好きで結婚したんでしょう。僕は知らない。」 冷たいヤツ(母親似)ではあるが、理屈は通っている気もする。
昨日の続き。
手術は1時半から30ほどかかると聞いていた。 退院(入院しているわけでもないのに退院というのも変だが)できる時間になったら電話をくれるということになっていた。 が、6時まで待っても電話がかかって来ない。 う〜ん、これはおかしい、と思って病院に電話をしてみた。 ・・・通じない。
電話が通じないのではない。 話が通じないのだ。 う〜ん、私の英語のせいだろうか? 相手が言っていることはわかるのだが、ダンナがいるセクションへ繋いでもらえないのだ。 10回以上色んなところをたらい回しにされた挙句・・・頭に来てこっちから切ってしまった。 で、義妹に聞いてもらうことにした。
一発で通じた。 やはり私の英語力の問題であったのだろう・・・悲しい。 で、7時半には退院できる、ということだったので迎えに行った。 予想通り、病院を出たのは8時半を過ぎていた。 そんなもんだ。
さて、麻酔が切れたダンナは痛がる。 腹を切ったのだから痛くて当然である。 「いた〜い!いた〜い」と繰り返す。 しかし、こういう時だけ何故日本語なんだろう?
痛み止めの処方箋は貰ってあるので、薬を買って帰らなければならない。 で、いつもの薬局へ行ったのだが・・・8時閉店だった。 仕方ないので、一度も使ったことはないが家の近所にある薬局へ行ってみた。 時間は8時55分。 処方箋を持ってはいると、「明日の朝取りに来て下さい」と言われた。
「ダンナが今車の中でう〜う〜唸っている。そんなこと言わないですぐくれ!」と無理やり頼んで売ってもらった。 そういうのって当然だと思う。
しかし、近所に24時間営業の薬局がないというのは問題である。 (あるけど私が知らないだけかな?)
ダンナのお腹に透析用のチューブを埋め込む手術の日だった。 午前10時半に病院へ連れて行った。 何も口にしてないせいか、緊張しているせいか、とても気分が悪そうだった。 車の中でも病院に着いても「うぅ〜うぅ〜」と唸っていた。
手続きを済ませて、看護婦さんに渡して(ダンナを)家に帰ってきた。 学校が休みなので家にいた愚息が「とうだった?」と聞くので、「ぶぅぶぅ言ってたから病院に置いて来た。」と返事をした。
愚息が横を向いてぼそっと一言 「こういう女とは結婚したくないよな」
あのなぁ、私は父ちゃんが病院にいる間に寝室の掃除とシーツの洗濯をしなきゃならんのだ! 今日から1週間、ベットで過ごすんだから。 掃除・洗濯は前もってやるという訳にはいかんだろうが! しかも、看護婦さんや医者がうようよいる場所で、私がいたってしょうがないじゃないか! それに、そういうセリフ、父親が病院に行くのにも気づかずにぐ〜ぐ〜寝てた君に言われたくない。
しかし、ま、こういう女とは結婚しない方が良いというのは正解ではある。
2002年02月14日(木) |
Valentine’s Day |
昨日、バレンタインディはアメリカでは男の子が女の子にチョコレートをあげる日である、と書いた。 これは、正確ではない。 どちらがどちらにあげても良いのだ。 が、チョコレートをもらって喜ぶのは女の子の方が多いので、男の子が女の子にあげる方が多くなってしまう。 本来の意味からは外れてしまっているが、アメリカでも『愛を告白する日』あるいは『愛する人にあらためて愛を伝える日』である。
さて、愚息の学校の人種は様々であるが、アジア系もかなりいる。 で、アジア系(韓国系・中国系)の女の子達は、バレンタインディの日にチョコレートを持ってきて男の子達にくれるらしい。 人種が様々といっても、学校内では自然に同じ人種が集まってグループができるらしい。 (この傾向は高校へ行くと益々高まるそうだ) という訳で、愚息もアジア系というだけの理由で男なのにチョコレートが貰える。 愚息が一番親しい子はアジア系ではないのだが(本人はラテン系と言っているがどこから見ても白人!)、同じグループなので、彼も貰える。
女の子に男の子がチョコレートをあげるというのは、中国や韓国でも同じなのだろうか?
ところで、愚息は余り甘いものは食べない。 で、もらったチョコレートは「いいなぁ」という顔をしている男の子達にあげてしまったそうだ。 母のために持って帰って来んかい!
2002年02月13日(水) |
His Sweet Valentine |
カナダにPurdy’sというチョコレート屋さんがある。 そこのHedgehogsというチョコレートがものすご〜く美味しい、とカナダに行った皆が騒ぐので買ってきた。 確かにおいしいとは思うが「ものすご〜く」というほどかな? ・・・期待が大きすぎたのかもしれない。 チョコレート通でもないし。
箱入りを2つとHedgehogが3つ(一つがチョコレートにしては大きい)入った袋入りを一つ買った。 甘いものは余り食べない愚息が、「母さん、これ貰うね」と言って袋入りの方を持っていってしまった。
「それどうするの?」 「明日、学校に持っていく」 「誰かにあげるの?」 「別にそういう訳じゃないけど・・・」 「ふ〜ん」
きっとチョコレートをあげたい女の子がいるのだな。 しかし、白状する気はないのだな。 そういえば、カナダでも誰にあげるのかわからないお土産を買っていた。 「誰にあげるの?」と聞いたら「べつに・・・」と答えた。 答えになっとらんぞ! せめて「教えない」とか「ナイショ」くらい言え!
明日はバレンタイン。 アメリカでは、男の子が好きな女の子にチョコレートをあげる日である。
2002年02月12日(火) |
この性格は遺伝だろうか? |
毎日割と規則正しい生活をしている。 起きなければならない時間ぎりぎりまで寝ていて、やらなければならないことだけをやったら一日が終わってしまう・・・要するにトロいのである。 で、好むと好まざるにかかわらず規則正しい生活になってしまう。
それでもぐ〜たらな私はやらなければならないことが毎日少しずつ溜まってくる。 そんな中でイベントなんかがあると、もう最悪である。 イベントなんていうものは前からわかっているのだから、ちゃんと計画を立てて雑事を前もってやっていれば良いというのは、経験からわかっている。 わかっているのだが出来ない。
提出日の前夜になってやっと宿題を始める愚息を見ていると、まるで自分を見ているようだ。 愚息のこの性格は、遺伝なのだろうか? それとも、ぐ〜たらな私の生活から影響を受けたのだろうか?
しかし、そこで反省して生活態度を改めることができるくらいなら、どちらにしてもこういう愚息にはならなかっただろう。 ま、愚息のことは良いのである。 所詮、ひとごと・・・後で苦労するのは愚息であって私ではない。 問題は私だ。 「大人になったらなんとかなるだろう」っつう希望はこの歳になったら無効だろうなぁ。
8時に電話で起こされた。 隣を見ると、ダンナが寝ていた。 電話で話しながら愚息の部屋の様子を伺うと、こいつもしっかり眠っていた。 あれ?今日、祭日だっけ? ・・・ま、いっか 深く考えずに、また寝てしまった。
目が覚めたら12時半だった。 愚息が起きてきたのは2時だった。 ・・・ま、いっか
ちなみに、今日は学校も仕事も休みの日ではなかった。
2002年02月10日(日) |
ヴァンクーバー空港のセキュリティ |
何一つ楽しいことなく、帰国である。 付き添いとして来たのだから仕方ないとは言え、ちょっと悲しい。
さて、カナダの空港のセキュリティは、兵隊さんこそいなかったがLAXよりも厳しかった。 行きは中まで調べられなかった手荷物が、カナダではしっかり中身を取り出してみせなければならなかった。 1人1人にかかる時間も長かった。 これもテロ事件と関係あるのかな? それともいつものことなのかな?
バンクーバー空港は使用料10ドルを払わなければならない。 日本へ行く時に成田空港も関西空港も使わない私としては、なんか理由無く金を取られた気がした。
カナダは外国である。 従って、出入国時にはパスポートを提示しなければならない。 しかし、パスポートに出国・入国のスタンプは押してもらえない。 ・・・ちょっと淋しい。
ところで、アメリカへの入国手続きというのはバンクーバーでやるのである。 飛行機に乗る前に、「ようこそ合衆国へ」のサインがあって、入国手続きをすることになっている。 う〜ん、ここはもうアメリカか・・・と思ったら、まだカナダドルは使用可能だった。 コカコーラの缶にもフランス語が書いてあった。 スモーク・サーモンやメイプル・シロップも売っていた。 ここで犯罪が起こったら、管轄はどちらの国なんだろう?
カナダにやってきた理由は・・・剣道トーナメントの付き添いである。 付き添いとは言っても、私の監視下にあるのは4人だけである。 しかも、愚息だけが中学生で後は高校生。 みんな自分のことは自分でやる。 部屋も別々だ。 気分は修学旅行であるから、夜は当然寝ないで騒ぐが、私の知ったことではない。
じゃ、何故行ったんだ?! ・・・必要経費の支払いのために行ったのである。 要するに、私は彼らの財布なのであった。
愚息が剣道をやっているにもかかわらず、私は剣道のことは全く知らない。 毎年、スティーブストンという町で剣道トーナメントが行なわれていることは知っていたが、まさか愚息が参加するとは思っていなかった。 何にでも参加したがる愚息が、「僕も行きた〜い!」とでも言ったのだろう・・・ いつの間にか参加することになってた。
さて、カナダの剣道は凄い、という噂を聞いていた。 体当たり剣道だというのである。 特に女性が押して押して押し捲る。 力で責めてくる、という噂だった。
実際は・・・全然そんなことはなかった。 普通の剣道だった。 が、一つだけ噂通りの剣道をする道場があった。 「おいおい、これじゃ相撲だよ。」と、剣道のことなど何も知らない私でさえ「?」と思うほどの押し方なのだ。 押し切りで赤の勝ち!・・・なんてことはないのだけど。 竹刀を握る両手に全体重をかけ、身体を傾けて相手を押し捲る・・・とても見苦しい。 が、残念ながら(というか当然ながらというか)押し切りで勝った剣士はいなかった。
それはともかく・・・カナダにある数多くの剣道道場や大学の剣道部が、たった一つの道場のせいで「カナダの剣道って酷いんだよ」と言われるのは気の毒である。
スティーブストン剣道クラブのジュニア・チームのメンバーの女性の剣道に、美しい剣道をする人がいた。 動きが優雅なのだ。 ゆっくり動いているように見える。 勢いもないように見える。 相手が向ってきてもふわりとかわす。 まるで踊っているみたい・・・で、ずーっと相手に1本も取られずに勝ちまくっていた。 でも、あれはカナダの剣道だからではなく、単に彼女が上手かっただけだろうな。
2002年02月08日(金) |
LAXのセキュリティ |
カナダへ行ってきた。 911テロ事件以来、空港のセキュリティが強化されていてチェックインするのに時間がかかるというので、出発の3時間前に空港へ行った。 3時間前だというのに、チェックインは既に始まっていた。
・・・が、考えてみるとカナダは外国である。 3時間前に空港へ行くというのは、以前からそうだった気がする。 セキュリティも特に厳しいとは感じなかった。 ただ、手荷物を検査する人たちがちゃんとモニターを見ていた。 これって当たり前だと思うけど、確かに以前はやってなかったな。 セキュリティ関係の仕事をしている人達が、無駄話をせずに真面目に働いていたのが印象的。 これまでいかにいい加減だったかが良くわかる情景だった。
事件以前と何が違っていたか・・・ライフルを持ったソルジャーの姿があちこちに見られたことだ。 ああいうのを間近に見たのは始めてである。 写真が取りたかったが、流石にそういう雰囲気ではなかった・・・残念。 実際にライフルを撃っているところが見られなかったことは、当然ながら残念でもなんでもない。 そういう光景は一生見たくないものだ。
愚息の学校の前期が終わったという話は5日に書いた。 で、成績表を貰ってきた。
毎度のことなので腹はたたないが、一応親の義務として・・・ 「君、学生なんだからもう少し真面目に勉強するべきではないのか!」 と叱っておいた。 その後、成績表はテーブルの上にほったままにされていた。
ダンナがそれを見つけて、しばらくじーっと見た後・・・ 「おお、良く頑張ってるな。」
・・・基準が定められていないと愚息も混乱するであろうな。
朝の10分は貴重である。
最近、親子で寝坊しているので、出発時間が10分ほど遅れる。 時間にうるさい親に育てられた私は、いつも余裕を持って家を出ることにしているので、家を出る時間が10分くらい遅れたところで遅刻はしない。 しかし、この10分は大きい!
ほとんどの学校は朝8時前後に始まる。 会社は9時。 で、どうも7時半頃家を出る人が多いようである。 7時15分に家を出ると道はそれほど混んでないのだが、7時25分だとどっと混み始めるのだ。 しかも、皆焦っている。 流石に通いなれた道なのだろうから、一番右車線から急に左折するなどという不届き者はほとんどいないのだが、自分で車線を作って走る車、突然の割り込み、ストップサインの手前5mほどでちょいとブレーキを踏み「僕、止まったもんね」という顔をして道を横切っていく車・・・等等で溢れている。 こういうのって神経を使う。
「母さん、最近急ブレーキ踏むことが多いね。」と愚息に言われた。 「君が寝坊するからだ!」 「母さんだって寝坊してるじゃない。」 「だから、君が早く起きて私を起こせば良いんだ!」
しかし、今日の急ブレーキは突然犬が目の前に飛び出してきたからだぞ!
愚息の学校は先々前期週期末テストだった。 だから先週から後期が始まったのだと思っていたのだが、今週からスタートしたらしい。
アメリカの学校は前期と後期に分かれている。 日本だと1学期が終わると夏休み、2学期が終わると冬休み、3学期が終わると春休み、と実にわかりやすいのだが、アメリカの学校は前期が終わっても休みはないのでいつ終わるのかよくわからない。 多分慣れの問題なのだろうが・・・ 成績表を貰ってきて初めて「おお、前期が終わったのか」と気づく愚母であった。
さて、課外授業のお話。 課外授業、所謂クラブというやつも前期と後期で変えて良いことになっている。 運動部はシーズンというのがあるので、学期と関係なく変わる。 愚息はフットボールと陸上しかやらないので、バスケットボール・シーズンの今、運動部には入っていない。 で、文化部に精を出すことになる。
前期は演劇部だった。 それでもフットボール・シーズンでもあったことだし、適当にやっていたらしい。 後期は陸上が始まるまで暇なので(勉強しろ!)、二つ入ることにしたらしい。 チェス・クラブと料理クラブである。
料理クラブねぇ・・・料理が上手くなって、是非家でも作って欲しいものである。 でも、きっと食べることしか考えとらんのだろうな。
2002年02月04日(月) |
何を書きたいのかわからなくなってしまった・・・ |
愚息が通っている日本語学校は、昔は駐在員の子弟しか入学できなかった。 が、バブル期に膨れ上がった駐在員の数とともに分校を増やしていった学校は、バブル崩壊後、生徒数が激減し、駐在員の子弟に限るという規則を保てなくなり、一般人(?)も入学できるようになった。 8年前に愚息が入学した時の資格は、『ひらがなが読み書きできること』だけであった。
駐在員数の減少とともに永住組み(これって実は差別表現なんですが、知らずに使っている人は多い・・・イヤ、知ってて使ってるのかな?)の子が増えてきた。 そうなると大変なのは先生である。
ここで先生というのは、文部省から派遣されて来ている校長先生と各校の教頭先生のことである。 何しろ話し合いの相手が駐在員の奥様方ではないだ。 文部省から派遣させて来た先生方は認識不足である。 自分達が一体どういう母親を相手にしているかわかっていない。
我ら永住組みの母親達のほとんどは、スーツケース一つで海を渡ってきたのだ。 そこには守ってくれる男も面倒を見てくれる親戚もいなかった。 もちろん夫婦でやって来た人達もいる。 しかし、彼らとて夫婦でアメリカン・ドリームを目指していたのだ。 こういう女は強いぜ!
言葉が不自由な中で、自分で主張しなければ誰も助けてくれいないということを身をもって体験してきたのである。 しかも、自分で主張すれば誰もが親切に助けてくれる、ということも実感している。
「え〜っ!私、英語わかんな〜い!」なんて甘ったれたことは言ってられなかったのだ。 しゃべれない・・・当たり前である。 しゃべれないなら身振り手振りを使ってでも意思の疎通を図らなければ暮らしていけないのだ。
つつましさも謙虚さも期待されては困る! 「この度こういうことに学校で決まりました。」だけで何の説明もなく納得するほど甘くない! 価値観や宗教が人によって違うアメリカ社会で基準となるのは残念ながら法律である。 道徳や常識は通用しない。 そして、通用しない常識に従う気は我らにはさらさらない。 日本でなぁなぁで甘やかされてきた先生方には苦労が耐えないであろう。 気の毒なことである。
海外に日本社会の常識を持ち込んではいけないと言っているわけではない。 日本社会を確立してはいけないと言っているわけでもない。 そういうものを持ち込んでも良いのがアメリカの良いところだからだ。 しかし、持ち込むなら持ち込むでその国の法律を調べ、合法的にやるべきだと思う。
2002年02月03日(日) |
Super Bowl Sunday |
スーパーボール・サンディだった。 フットボールそのものには全く興味がないのだが、試合が行なわれたスーパードームの警備のニュースはとても興味深かった。 もともとスーパーボールは国をあげてのお祭りのようなものである。 しかも、あの911の後である。
近々再び大規模なテロが起こると予想されている中でのスーパーボールである。 セキュリティの厳しさといったら凄かった。 何しろシークレット・サービスまで出勤したのだ。 「アメリカで一番安全な場所」としきりに宣伝していた。
でも、飛行機が乗っ取られてスーパードームに激突されたら、いくらセキュリティが厳しくてもどうしようもないのではないだろうか? と思っていたら、空の警備には空軍が出勤していた。
・・・ハイジャックが起こったら、スーパードームに突っ込む前に戦闘機のミサイルで撃ち落そうとでもいうのだろうか?
そこまでしてでもフットボールを見たい!という根性はたいしたものだと思う。
2002年02月02日(土) |
Marking the Territory |
冷えるのは腎臓に悪いそうである。 だから最近は暖房をつけっぱなしで寝ている。 ・・・これが毎朝寝坊する原因であったことにやっと気づいた。
愚息はつい1年ほど前まで脱いだ服は必ず洗い物籠に入れる子だった。 ソックスでさえ、脱ぎっぱなしてそこら辺にほってあるということはなかった。 が、何故か最近ソックスを脱ぎっぱなしでそこら中に置いてある。 なんど「片付けろ!」と言ってもいうことを聞かない。 わざとやってるとしか思えない。
もちろん、私は拾って洗い物籠に入れてやるなどということはしない。 が、1日中はきっぱなしの若者のソックスは臭い! で、集めて階段の端っこに置いておくことにしている。 こうしておくと愚息は2階へ上がる時に持って上がるのである。 (流石に2階まで持って上がったら洗い物籠に入れる。)
ところで、最近日中、ふと愚息が家にいるような錯覚に陥ることが多い。 原因は居間のソファーの辺りに漂っている愚息の整髪剤の匂いのせいであった。 学校から帰ってきた愚息に 「君、整髪剤の使い過ぎじゃないの? 学校に行ってる間も君の匂いがするよ。」と言うと 「わざと」という返事が返ってきた。
愚母「何故じゃ?」 愚息「だって母さんがソックス拾って回るんだもん」 愚母「?・・・ソックスもわざと脱ぎ散らかしてたの?」 愚息「うん」 愚母「何故?」 愚息「I was marking my territory.」
おいおい、私のテリトリーを侵害するな!
余談であるが、愚息のヘアースタイルは今時珍しくオールバックである。 あれって浦飯幽介(漢字合ってる?)の真似なのだろうか?
2002年02月01日(金) |
男は『フレンズ』を見てはいけない? |
あ、今日から2月だ・・・と理由もなく焦っているのは私だけではあるまい。
『フレンズ』という人気番組がある。 よくあるSitCom(シチュエーション・コメディ)というやつである。 女子供が喜びそうな(ぽりてぃかりー・いんこれくと表現)番組である。
そもそも私はほとんどテレビを見ないのだが、たまたまテレビの前にいた時に『フレンズ』が放映されていた。 この番組、夜11時から放映されているのだが、私が見たのはもちろん夜7時から放映されている再放送の方である。 再放送であるから、まだチャンドラーとモニカは結婚していない。 (テレビは見ないと言っておきながら、登場人物の名前までしっかり覚えてるのは何故だ?) で、チャンドラーがモニカにプロポーズをするチャンスを逃してしまった、というところで終わった。
「おい、この先どうなるんだ?」と愚息に聞いてみたら、「ああ、次のエピソードでね・・・」と説明を始めたのだが、途中でふと黙り込んでしまった。
「どうしたの?」 「うん、ちょっと急に落ち込んだ。」 「なんで?」 「一体何故僕は『フレンズ』のストーリーを知っているんだろう・・・これってめちゃくちゃ格好悪いぜ!」
学校でもこの番組が話題になることがあるらしい。 見逃した子が番組について他の子に聞いてたりすると、何故か答えを知っているおしゃべり愚息はつい教えてあげたくなるのだそうである。 が、そこでぐっと我慢する。 この話題だけは絶対口を挟まないことにしているそうである。
「男はあんな軟弱番組を見てはいけない!」 な〜んてつっぱってると疲れるよ。
もちろん私はチャンドラーがモニカにプロポーズするシーンをしっかり愚息に説明させたのであった。
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