DOTFAMILYの平和な日々
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昨日「ダンナが病気だということは軽々しく言ってはいけないのだなぁ」と反省し、まだ舌の根(指の根?)も乾かぬ内に「ダンナの病気」の話題というのもなんなのであるが、ま、ここは「日記」ということで・・・ (実はホームページに『ダンナの腎臓』(仮題)というページを追加する予定)
やっと人工透析のためのチューブを腹に埋め込む手術の日が2月15日に決まった。 主治医、腎臓の専門医、透析専門の医者と病院、臓器移植専門の医者と病院、保険会社、これが全部連絡を取り合って治療の日程を組んでいくのだが、さすがはアメリカである・・・全然連絡を取り合っていない! こういうのを『びゅ〜ろくらてぃっく・でぃれい』というのであろう。
そういうことをしなければならないということは(ここまで平仮名が並ぶと読みにくいな)以前からわかっていた。 たかが30分程度で終わる手術である。 入院も無し(ただし1週間は自宅療養)。 全身麻酔だってちゃんとしてもらえるのだ。 それなのにダンナは同様気味である。
「ああ、僕はついにボーグ(あのスタートレックのボーグね)になってしまうか・・・ボーグになっても離婚しないでくれる?」
あのなぁ・・・本当にダンナがボーグになってしまったら、私はみんなに自慢するぞ!
ダンナは腎臓が悪い。 日頃の不摂生な生活のせいだ、とか食生活がいい加減だからだ、とか色々ご意見はあるだろうが、法を犯したわけではないので秘密にすることもあるまい、と思っていた。 もちろん宣伝したわけではないのだが、聞かれるままに正直に答えていた。 知識のある知人・友人に色々な質問をしたこともある。
これが・・・広がるんだなぁ、こういう話って。 発信源が秘密だと思ってないのであるから、広げている人達だって当然秘密だとは思っていない。 で、障害が出てきた。
皆さんが心配して下さるのである。 もちろん、基本的には知人・友人間だけの話であるから、電話がかかってきたりして煩わしいということはない。 そこは皆さん、良識ある方々である。 が、本当に心から心配してくださっているのだ。
う〜ん、気の毒なことである。 毎日毎日、忙しい人達である。 それぞれに悩みも心配事もあるだろう。 そんな人達の心配事を一つ増やしてしまった。
そこまで事前に考えるべきだったな・・・軽率だった、反省。
2002年01月29日(火) |
警告:雨が降ると洪水になります |
というのは誤訳ではあるのだが・・・
雨が降ると毎日通る道路の歩道に『雨が降ると道が水浸しになります。』という看板が並ぶ。 この道路、片道3車線なのであるが、ちょっと雨が降ると一番端の車線は確かに水浸しになって通れなくなる。 排水設備がしっかりしていないのである。 そもそも、道路を作る時に雨が降ることなど考えてないのである。 そういう場所なのだ。
ま、それはそれで良い。 問題は、(実は全然問題じゃないのだが)あの看板である。 3mごとくらいにずらーっと並ぶ。 雨が止むと何時もまにか片付いている。 あれ、一体誰が出してるんだろう? 並べたり片付けたりしている場面に出くわしたことがない。 なんとな〜くではあるが・・・見たい!
愚息の学校の期末テストが始まった。 今日は数学と社会。 数学は今更焦っても仕方あるまいが、社会は暗記問題に関しては前日に焦っても効果はある、と思う。 が、愚息は「当日の朝覚えれば良い。」くらいに考えていたらしい。 まぁ、丸暗記しなければならないのは憲法の序文くらいなので、たいしたことはあるまい、と私も考えていた。 で、当日の朝、これも予想通りではあるのだが、愚息は全く勉強をしていかなかった。
期末テストの日は午前中で学校が終わる。 迎えに行った車の中で「テスト、どうだった?」 「大丈夫だったよ!」 ・・・大丈夫の基準が違うんだろうなぁ。
明日は英語と理科である。 英語は今更焦っても仕方あるまいが、理科は暗記問題に関しては前日に焦っても効果はある、と思う。 が・・・ 午前中で家に帰ってきた愚息は、昼食が終わると寝てしまった。 ・・・なんだかなぁ
愚息は剣道(らしきもの)をやっている。 1年に5,6回、トーナメントがある。 愚息は『参加することに意義がある』と思っているので、トーナメントに参加するチャンスがあれば、片っ端から登録することにしている。 しかし・・・
トーナメントは日曜日なのだ。 しかも、朝が早いのだ。 去年から会場が統一されて、ほとんど毎回同じ場所で行なわれるようになった。 それが家から車で1時間。 点呼は朝8時。 つまり、朝7時に家を出なければならない。
私は日曜日に早起きをしなければならない時は、とても機嫌が悪い!
で、今日は剣道のトーナメントだった。
昔は良かった・・・愚息が剣道を始めた頃は、見事に『一回戦ボーイ』だったのだ。 早起きして試合に行っても、一回戦、しかも3分持たずに試合終了・・・帰って昼寝が出来た。 しかし、続けていればどんなヤツでも多少は上達する。 最近は数回は勝てるようになり、上がっていって・・・入賞前で負ける。 1日会場で過ごすことになる最悪のパターンである。
さて、今日もいつものパターンであった。 目標は達成されなかったが、目的は達成した愚息は、「あ〜面白かった。」ととても満足そうであった。 (目標は勝つことであり、目的は楽しいひと時を過ごす、である。)
帰ってきたら7時。 長い待ち時間と6回ほどの試合で、さすがの愚息も疲れていた。
あのなぁ、君、明日から期末テストだって知ってた?
・・・愚母は多くは望まない。 せめて、テストの結果は二桁であって欲しい!
田舎の両親がやっとファックスを購入した。 以前からコンピュータを買え!と薦めていたのだが、コンピュータだけはどうしても手を出したくないらしい。 利用法はメールだけなのだから、小さなメールだけできるヤツで良い、と何度言っても結局無駄であった。 ま、そんなものかもしれない。
で、ファックス。 これだって本当は必要ないのだ。 しかし、国際電話代が安くなってきている昨今では、手紙より早く電話より便利だ。 何しろ電話だと時差を考えてかけなければならない。
早速、実験ファックスが届いた。 さて、こちらからも送ろう・・・と思ったのだが、特に用事はないな。
寝坊をしてしまった。 もちろん、これまでにも寝坊したことはあった。 あったのだが・・・愚息が起きる時間になっても私が寝ていた場合は、愚息が起こしてくれていた。 ところが最近愚息が起きないのだ。 それだけが取り柄といってもよいくらい、見事に朝は1人で起きていた愚息が、去年の後半くらいから目覚ましをかけていても起きなくなった・・・何故だろう?
という訳で、目が覚めたら7時15分だった。 7時15分といえば、愚息を学校に送っていくために家を出る時間である。 絶対間に合わない! キンダーから始まって9年目にして初めて、寝坊したための遅刻だ! うぅぅ・・・(3分ほど)落ち込んでしまった。
さて、私が起きた後に起こされた愚息は、いつもの通りどんぶり飯を食った後(学校と朝食をどっちが大切か?もちろん朝食に決まっている。)、悠々と準備をしていた。 ・・・少しは焦ろよなぁ。
しかし、朝ゆっくり寝た日は調子が良いな。
○○方シリーズ第3弾・・・って、タイトルつけるのがメンドウなだけだったりして。
24時間尿検査というのをダンナがやった。 初めてではない。 もう何回もやっている。
ポリ容器っていうのかな?けっこう大きなヤツに24時間分の尿を取っておいて病院に持っていくというヤツである。 使用中のポリ容器は冷蔵庫に入れておかなければならない。
密封容器であるから汚いというわけではないのだが、なんとなくキッチンの冷蔵庫には入れて欲しくない。 で、ガレージに置いてある飲み物専用の冷蔵庫に入れることにしてもらった。 ガレージにあると病院に持って行く時にも便利ではないか!
24時間、尿を溜めたダンナは検査のために病院にでかけた。 家を出てから20分ほどして、電話があった。
「今、暇?」 「ううん、あと4分(細かい!)ででかける。」 「あのね、ちょっと病院に寄ってくれない?」 「どうしたの?なんか悪い知らせ。」 「うん・・・」 「はっきり言いなさい!」 「うん・・・おしっこ、持ってくるの忘れた。・・・持ってきてくれる?」 一体何しに病院い行ったんじゃ!
正しく尿検査をして貰うためには、取っておいた尿を病院に持っていきましょう!
2002年01月23日(水) |
正しいファミコンの使い方 |
義父はファミコンのマージャンゲームがお気に入りである。 年末からテレビかファミコンの調子が悪くてゲームができないから一度見に来てくれと頼まれていたのでお正月のご挨拶に行った時に愚息に接続をしなおしをさせた。 どちらも壊れてなくて、何が悪かったのかはわからなかった。
先日、またゲームができない、と電話があったので愚息と一緒に見に行った。 最初は愚息が見て・・・ 「おじいちゃん、ファミコンをテレビに接続しないとゲームはできないんだよ。」
その後、一人でやってみた義父は「まだできない!」 今度は私が見てみた。 ファミコンはテレビに接続してある。 テレビのスイッチもオンになっている。 ん? 「おとうさん、ファミコンのスイッチもオンにしてくださいね。」
コンピュータゲームの囲碁2000とやらを友人に借りたというので、私のラップトップを貸してあげることにした。 一応使い方は紙に書いてきたけど・・・今度はいつ電話がかかってくるかな?
2002年01月22日(火) |
正しいズボンのはき方 |
朝、どっし〜んというものすごい音とともに家がミシミシと揺れた。 震源は愚息の部屋である。 朝っぱらから部屋でブレクダンスでもやっててこけたのだろうか?
中学生になると学校でダンスパーティがある。 ダンスなど出来ない愚息は格好がつかないので、ブレイクダンスくらいできなくては、と時々練習をしている。 それにしても朝っぱらからとは・・・
が・・・ 着替えていてズボンをはくのに失敗してこけたのだそうである。 ズボンをはくのに失敗するか? しかもこけるか? 一体どういうはきかたをしとるんじゃ?
愚母「ベッドに腰掛けて両足を入れてから立ち上がれば失敗しようがないじゃない。」 愚息「えっ!そんなはきかた習わなかった。」 愚母「そういうのって習うもんなの?」 愚息「だって、母さん、僕が小さかった頃、立ったままではかせてくれてたじゃない。あれがパンツの正しいはきかただと思ってた。」
確かに愚息が小さかった頃は、立ったまま私の肩につかまらせてはかせてあげていた。 が、ズボンのはきかたを教えているつもりはなかった。 しかも、せいぜい愚息が3歳くらいまでのことである。 しかし、彼は私が着替えさせてあげなくなってからもずっと、あの時に着替え方で通しているらしい。
・・・自分で学べよなぁ。
2002年01月21日(月) |
愚息、14歳になる! |
だからってなんということはないんだけど・・・ 今日は愚息の誕生日だった。
お昼から友人達と映画を見に行き、その後土曜日に親戚から誕生日プレゼントに貰ったお金を持ってルンルンとスケートボードを買いに行き、夕食はステーキハウスで1ポンドのステーキを食べてご機嫌であった。
これで家に帰って宿題がなかったら最高だっただろうに・・・だから昨日やっとけって言ったんだ!
ところで、誕生日というのはいつ頃からお祝いするようになったのだろう? 日本ではつい最近のことだと思うのだが、西洋でだって昔から祝っていたとは思えないんだけどな?
愚息は貰うものさえ貰えれば、パーティなどいらない、と言う。 ケーキを目の前にしてハッピーバースディ♪を唄ってもらうなどという恥かしいことはして欲しくないらしい。 とても健全に育っていると思う。
という訳で、友人を招いての誕生日パーティというのは小学校低学年で止めた。 親戚を招いての誕生日パーティも、12歳で止めた。 普通はそんなものではないかと思うのだが、愚息は未だに友人の誕生日パーティに呼ばれる。 14歳にもなって、パーティやるか?
我が家にはクマのぬいぐるみがたくさんある。 何故か毎年少しずつ増えていく。
愚息はぬいぐるみなどには興味を示さない。 私も「ぬいぐるみというヤツは埃がたまってかなわん」くらいにしか思っていない。 が・・・増える。 犯人はダンナである。
最近我が家に『お仕置きクマさん』という名のぬいぐるみが加わった。 (名前を付けるのは私か愚息である。ダンナは買いっぱなしだ。) このクマさん、マクドナルドのハッピーミール(お子様セットのこと。日本では何と言うのかな?)のおまけであった。 トイ・ストーリーのオモチャがついてくると思ってハッピーミールを買ったダンナ(んなもん買うな!)が家に連れて帰ってきたものだ。 (ダンナが集めているハッピーミールのおまけはほとんどオフィスに置いてあるらしい。 理由は・・・言うまでもあるまい。)
何故『お仕置きクマさん』という名前なのか?
愚息の宿題を教えているとメチャクチャに腹が立つ。 教えてもらっているクセに態度がデカイのだ。 が、もう中学生である。 態度が悪いといって殴るわけにもいくまい。
で、ムカッときた時、『お仕置きクマさん』を殴ることにしている。 ペンの先でつつくこともある。 大きさが手ごろなので、握りつぶすこともある。 壁に投げつけることもある。 踏んだり蹴ったりである。
「本当だったら可愛い女の子のところに貰われていって、抱っこしてもらったり撫で撫でしてもらうはずだったのにね・・・可哀相に」 虐待されているクマさんを見て、愚息がそう呟く。
「お前のせいだろうが!」
2002年01月19日(土) |
あ、敬語使うの忘れた |
愚息はおしゃべりである。 さすがはティーンエイジャであるから、大人がいるところでは余りしゃべらない。 親戚からは無口だと思われているようである。 父親の前でもしゃべらない。 私の前では・・・煩いほどしゃべる! 愚息に言わせると、私は大人どころか人間の内に入らないから良いのだそうだ。
愚息は土曜日日本語学校に通っている。 この学校、姉妹校がいくつかあって、各校に教頭先生がいるのだが、校長先生は全部の姉妹校を代表して一人しかいない。 校長先生は毎週土曜日に一校つづ回ることになっている。
愚息が通っている学校に校長先生がいらっしゃった時は、必ずといってよいほど愚息のクラスに見学にいらっしゃるそうだ。 理由は・・・問題クラスだからである。 何故問題クラスなのか・・・愚息がいるからである。
で、朝、校長先生の姿を見かけた愚息が学校の終わり頃になってもクラスに姿を見せないことにふと気づいた。 授業中のことである。 にもかかわらず「あれ?朝、校長いたぜ。なんでここに来ないんだ?」と大きな声ではっきりと言ってしまったらしい。
教室には、先生(大人)の人数より生徒(友人)の人数のほうが多いので、完全にリラックスしてしゃべりまくっているのである。 当然、先生から「○○(愚息の名前)!」と怒鳴られた。 「授業中に関係ないことをしゃべるんじゃない!」という意味だということくらい中学生ならバカでもわかる。 叱られた愚息は、反省しすぐに謝ったそうだ。
「ごめんなさい。朝、校長の姿をお見かけしました。今日は僕たちのクラスにいらっしゃらないのでしょうか?・・・でした。」
ダンナが事故をやった。 結婚してからダンナが交通事故にあったのはこれで3度目である。 最初の2回は完全被害者。 しかも、結構酷かった。
今回はダンナが加害者。 といっても、フリーウェイの出口の信号で止まろうとして、ブレーキから足が滑り前の車にコッツンしただけである。 お互いのバンパーはへこんだけど、普通なら「バカヤロー!」と一言怒鳴られてお終いになるくらいのものである。 あるいは、保険の情報を交換してお終い。 が、相手が悪かった。 なんかめちゃくちゃ煩そうなおじさんだったらしい。 で、警察を呼んで事故届けを作ってもらったそうだ。
ここから先は、保険会社同士のやり取りである。 相手が悪質であればとんでもないことになる。 が、それも保険会社の人達の仕事である。 (そのために毎年高額な保険金を払っているのだ。) だからそれはそれで良い。(良くはないけど)
これが普通の状態だったら、「ばかだねぇ」で済む。 が・・・ 「もしかして、腎臓のせいで疲れが酷くて集中力がなくなっているのではないだろうか?」 「こんな状態で仕事に行っても良いのだろうか?」 と気になって仕方がない。
う〜ん、気になるのが当たり前なんだろうな。 だから、この状態は正常なのに違いない。
2002年01月17日(木) |
幸せな数と礼儀正しい数 |
私は未だに息子の宿題を見てあげている。 ・・・というかほとんどやってあげている状態である。 (数学と理科のみ)
もちろん、こんなことでは本人のためにならないということはわかっている。 わかっているから口も手も出さずにいた時期もある。 結果・・・学校から呼び出しをくらった。 この件に関しては、話が長くなるのでまたの機会に。 (というか、ホームページには掲載しているので、興味ある方はお探しください・・・う〜ん、不親切)
昨日、算数の宿題をやっていてわからないところがあったので虎の子にしている本で調べてみた。(Barron’s Mathematics Study Dictionaryというのだが、これが便利なんだ) 数の名前(整数とか少数とかいうヤツ)と定義について調べていたのだが、その中に HAPPY NUMBER というのと POLITE NUMBERというのがあった。
・・・「幸せな数」と「礼儀正しい数」って何だろう? でも、お友達になりたい数だな。
昨日の話
1月15日は、古い歴では小正月として小豆がゆを食べることになっている。 のだが・・・私は何故か今日が鏡開きだと思っていた。 で、もらいもののお餅がなくなって(正確にはなくなったのではなく食べてしまったのだ)も鏡餅を食べるのを我慢して今日までずっと待っていたのである。 (ってたった四日だけど)
ところで、我が家の鏡餅はとても小さい。 しかも・・・プラスチックのカバーがかけてあって真空パックになっている。 だから埃が溜まっても心配はいらない。 黴も生えない。 便利なものがありますな。 (実は今年初めて買ってみた)
で、今日鏡餅を開いて食べた。 う〜ん、これも正確じゃないなぁ・・・小さいから開くほどのものでなく、そのまま焼いて食っちまった。
真空パックを開けて驚いた。 あれは埃よけのカバーではなく、お餅の型だったのである。 お餅が2段に重ねてあるのではなく、プラスチックの型におもちの素(?)を流しこんだだけなのだ。 したがって、二つには分かれない。 カバーを外しても鏡餅のままである。
・・・なんだかなぁ
ここ数年、毎週土曜日に学校に通っていた。 愚息も日本語学校を頑張っていることでもあり、私もここは一丁頑張ってみよう、という気持ちで始めたのだが、もう若くないので結構大変である。 が、もう若くないのだから今更人と比べても仕方がない。 という訳で、コツコツ(というかボチボチ)とやっていた。 一緒に入った生徒達から置いていかれ、後から入った生徒には追い抜かれ・・・ま、いっか、という心境であった。
が、ダンナの病気のせいで最近どうも落ち着かない。 集中力が低下している。 う〜ん、修行が足りんなぁ。
集中力が全て!という学校なのである。 週1回の授業のくせして予習復習が大変な上、わずか3時間の授業で頭はフラフラになってしまう。(これは一概に歳のせいとは言えないようだ・・・他の生徒フラフラしている。) しかも、授業料がばか高い! しかし、ここで止めてしまってはゆっくりではあるが伸びてきた(と信じている)力が一気に落ちてしまうことは明白だ。
と、ブチブチ色々考えたのだが、今学期は休学することにした。 ・・・仕方ないよなぁ
必ず復学してやる!
2002年01月14日(月) |
これを読めば治ります! |
ダンナは腎臓が悪い。 突然悪くなったのではなく、長〜い期間をかけて少しずつ悪くなっていったのだ。 40年くらいかな・・・少しずつ悪くなってきたいうより、悪化しないようにソロリソロリと暮らしてきたというのが正解。
で、去年の後半、「う〜ん、もうダメかな?」というところまできてしまった。 人に言っても始まらないのだけれど、隠しているとロクなことにならないので情報を公開した。 説明不足かな?・・・こういう噂は親戚・友人間には広まるものである。 別に秘密じゃないから、チョロチョロと広まって行く。 が、情報を隠していると不正確に伝わることがあるので、正確な情報を発表したというわけだ。 (って、新聞に載せたわけじゃないけど)
すると色々な宗教団体から励ましのお言葉が届くようになった。 (勧誘ですな)
とある宗教を熱心に信仰しているダンナの両親の友人からありがた〜い本が2冊届いた。 (とある宗教を熱心に信仰しているのはダンナの両親ではなく、両親の友人・・・この場合、点はどこに打つのかな?) 届けてくれたのはダンナの両親である。 中にダンナの両親を挟むと、用件が伝言ゲーム化してしまうのはいつものことなので、彼(本を貸してくれた人)の意図が正確に伝わったのかどうかはわからないのだが・・・
「この毎日読んでると○○○(ダンナの名前)の腎臓が治るんだって。」 「え?でもこれ日本語ですよ。○○○は日本語読めませんよ。」 「△△△(私の名前)が読めば治るんだって。」 「え?本人じゃなくても良いの?」 「良いんだって」 「おおお!これって全部読み仮名が振ってあるじゃないですか! ×××(愚息の名前)、君でも読める。」
しかし・・・毎日読んでるだけでダンナの腎臓が治るのである。 こんなありがたいことがあるだろうか! 素晴らしいですね。 これは読まねばなるまい。
・・・しかし、ダンナの両親が読んだ方が効き目があるのではないだろうか? なんとな〜くだけとそう思った。
この日記を読んで下さっている方のほとんどは私のホームページから飛んできた方だと思うので、ご存知だと思うのだが(ご存知でなく「ちょっとだけ知りたい」という方は「Home Page」→「DOTFATHERの近況」→「DOTFATERの腎臓」をご覧下さい)、私のダンナは腎臓が悪い。他にも悪いところはたくさんあるのだが、取り合えず現在致命的なのは腎臓だけである。
20%以下しか機能しなくならないと保険がきかないというので待機中だったのだが、先週の木曜日の診断で一気に14%まで下がってしまった。 すると色々な症状が出てくる。 まぁ、この件に関しては長くなるのでその内ホームページに掲載する予定である。
「今から腎臓移殖の準備をしても間に合わないから、すぐに透析を始めなくてはいけません。」と医者に言われたそうだ。 で、「じゃ、6週間後にもう一度来て下さい。」
・・・おいおい、6週間の間に死んだらどうするんだ!
愚息が後部座席でソーダを飲んでいた。 私も喉が渇いていたから、「ちょっとくれ!」と言った。
ちょっともらった後、ボトルを愚息に返そうとした時、タイミングがずれてボトルを落とし、そこら中ソーダ浸しになってしまった。
「ちゃんと受け取れよ!」と怒鳴りたかったのだが、愚息は「ちゃんと渡したことを確認してから手を離せよ!」と怒鳴りたいであろう、と考えた。
そういうのは水掛け論であるので、じっと我慢した。 愚息は愚息で、「怒鳴られたらこう言おう。しかし、万一先に怒鳴って母さんが怒ってなかったらマズイ。ここは状況を見ながらどちらにも対応できる用意をしておこう。」と構えている様子がありありとうかがえる。
結局お互い一言もしゃべらずに家についてしまった。 で、慌てて車の掃除をした。
「アメリカ人って、車の中で飲み食いしてこぼしてるクセに、車の調子が悪いって文句言うんですよね。」とは、私の車のメインテナンスをしてくれているメカニックの言である。 私も過去にコーラをこぼしたことがある・・・叱られた。 だから慌てて掃除をしたのである。
掃除が終わってホッと一息ついているのを察した愚息が・・・ 「だから、ボトルのキャップの開け閉めくらい自分でしなさいtっていつも言ってるでしょう!」
ふん、お前に言われたくないわい!
ガーデンなんとかかんとかという名の(それじゃ全然わからないじゃないか!)蜘蛛の話をテレビでやっていた。 多分、それほど珍しい蜘蛛ではないのだろう。
蜘蛛の巣にかかった獲物をオスの蜘蛛が糸でがんじがらめにしてメスの元へ引きずっていく。 メスに与えるためである。 喜んだメスは夢中で獲物を食べる。 その間にオスはせっせと子作りに励むそうである。
「おお!これは君の親戚か?!」 と叫んだのは、テレビを見ていたダンナであった。
・・・そういうことは美味しいものを運んできてから言って欲しい。
彼は続けて、「今度、チーズケーキでも買ってこようかな?」と言った。
あのなぁ・・・私はチーズケーキくらい3分以内で食べ終わるぞ! しかし、親近感を感じさせる蜘蛛ではある。
2002年01月10日(木) |
お願い、あるいはお祈り |
愚息を迎えに行く途中の出来事である。 片道3車線の道路を運転していて、右に曲がらなければならないので右側の車線で信号待ちをしていた。 すると、左側にいた車が「ブッブー!」とホーンを鳴らした。 何事かと思って見てみると、その車の運転手が私に向かって手を合わせて頭を下げていた。
彼は「僕も右に曲がりたいから前に入れて」と私に向かって頼んでいたのだ。 ま、それは良い。 バカタレ!とは思うのだが、たいしたことではない。 彼は白人であった。
夜、別の人(彼女も白人)から些細なことをお願いされた。 実に実につまらないことである。 その時、彼女も私に向かって手を合わせ、頭を下げた。
人に何かを頼む時、『手を合わせて頭を下げる』というのは白人の習慣なのだろうか?
実は、以前から不思議に思っていたのだが、私が何かをお願いされるということはほどんどないので(お願いすることは多いのだが)、調べるほど気にしてはいなかった。 もちろん、今でも調べるほどは気にはしていない。 しかし、1日に2度もそういうことがあると、ちょっと気になる。
例えば、日本人は人に頼みごとをする時、手を合わせて「お願い!」等と言うことがある。 私は人に物を頼む時でも横柄なので、そういうことはしないのだが、女の子がそうやってお願いしている姿は中々可愛いと思う。(私はオヤジか?) が、そういう時でも頭までは下げない。
中国の人なんかはそうするのかな?と思ったりもするのだが、それは偏見というものだろう。 ・・・う〜ん、この習慣の起源はどこなんだろう?
手を合わせて頭を下げられると、拝まれているような気分になってしまう。 流石に拍手まで打たれたことはないが、なんだか妙な気がする。
もしかして・・・私は神だったの?
親子の会話がない、というCMをテレビで時々見かける。 あれはスポンサーは何処なのかな? ティーンエイジャーの息子が車の後部席でCDを聞いている。 母親は黙って運転している。 「あなたは大切な会話のチャンスを無駄にしている」 という訳である。 親子の会話って、社会問題になるほど少なくなっているのかな? (と、おしゃべり親族を持った私は愚考する。)
子供が学校から帰ってきたら必ず「学校はどうだった?」と聞け、と随分前に何かで読んだ。 で、それ以来必ず「学校どうだった?」と聞くことにしている。
愚母「学校どうだった?」 愚息「大丈夫だった。」 愚母「それは良かった。」 という会話を8年近く繰り返している。
「大丈夫だった。」というのは、大きなトラブル(先生とのですな、もちろん)もなく恙無く過ごせた、という意味である。 もちろん、「大丈夫ではなかった」という日も多い。
・・・なんだかなぁ。
夜、「ど〜ん!」という音がした。 思わず「○○○(愚息の名前)、何やってる!」と叫んだ。 が、愚息ではなかった。
我が家は裏大通りに面している。 (面しているといっても、我が家からそこに出るには迂回しなければならない。) 我が家の近くの大通りは片道3車線である。 それでも一日中渋滞している。
で、パトカー、救急車を含めて急ぐ人たちは我が家の裏にある片道2車線の『裏大通り』を使う。 おかげで、夜中サイレンで起こされることがしょっちゅうある・・・そうである。 (ダンナと愚息だけね・・・私の神経はサイレンぐらい目が覚めるほど柔ではない)
この道、一応制限速度50マイルなのだが、皆見事に無視して走る。 従って事故も多い。 数ヶ月前、目が覚めると道路と隣の家フェンスの間に車が落ちていた、ということがあった。 この時は、昼過ぎに警察が心当たりはないか、と聞きに来た。 う〜ん、こんなに時間がかかるならその前に拾っておけば良かったかな?
で、さっきの「ど〜ん!」という音も事故の音であった。 しばらくしたら騒々してきたので窓から覗いてみると、パトカー8台に消防車が来ていた。 今はみんな携帯電話を持っているから、通報も早いのだなぁ。
愚息の学校が始まった。 (わぁ〜い、わぁ〜い!)
久しぶりに会った友人達に、愚息は手を上げて「よっ!」と挨拶をしていた。 ・・・「よっ!」って英語だったのか?
学校が始まった、ということは宿題も始まったということである。 頭がまだバケーション中の愚息は、アメリカの学校の数学の問題すら解けなくなっていた。 日本語学校の宿題で調子付いている私は、アメリカの学校の宿題も見てあげることにした。
確か数学をやっていたはずなのだが・・・ いつの間にか『人魚と半漁人の違い』について議論していた2人であった。
今年も愚息と愚母の愚論は続く・・・
私は早起きが苦手だ。 いや、早くなくても朝起きるのは苦手だ。
明日、里帰りしていたダンナの弟がウィスコンシン州に帰るので、ダンナが空港まで送って行くそうだ。 朝5時半に家を出なければならないと言う。
え〜!5時半! (そりゃ、私が普段起きる時間だ) 5時半に家を出るとなると、朝ご飯を作るためには遅くとも5時には起きなければならない。 ・・・・・・
「空港へ行った後どこかで食べるから、明日は朝ご飯いらないよ。」
「え〜!そんなわけにはいかないよ」 などと私が言うわけがない。
ふっふっふっ、明日はいつもより30分長く寝てられるぞ!
結局、日本語学校の宿題は終わらなかった・・・当たり前である。 という訳で、今日から3学期が始まる日本語学校は、自主停学することにした。
自主休講ではない。 自主停学である。
何故「停学」なのか? 説明すると長〜い話になるのだが、簡単に言うと・・・ 愚息は今度宿題を提出しなければ「停学」というところまで追い込まれているのである。 「停学」と言っても単純に「学校に来てはいけない」ということではない。 本当は学校へ行って教室へは行かず、別の場所で宿題を仕上げなければならないのだ。
が、愚息は一人では宿題ができない。 それは何故か? ・・・問題が読めないのである。 だから学校へ行っても誰か教えてくれる人がついてないとできない。 教頭先生が見てくださるそうなのだが、それでは余りにも申し訳ない。 で、私がきっちりと教えることにした。
という訳で、今日は一日中愚息の日本語学校の宿題をやっていた。 とても疲れた。
冬休みが今日で終わる。 普通は来週からなのだが、日本語学校は明日から始まる。 従って、今日は友人からのお誘いを受けるわけにはいかない。(愚息が)
冬休みはクリスマスやお正月で私は忙しい。 愚息の勉強を見てやる時間がない。 で、休み最後の日になって「日本語学校の宿題、終わった?」と聞いてみた。 ・・・愚問であった。
見事に全くやってない。 という訳で、今日一日愚息に宿題をやらせていた。 休み最後の日にまとめて宿題をやる・・・昔(私の時代)からのお約束である。
もちろん2週間分の宿題が1日で終わるわけがない。 夜中過ぎても終わらない・・・明日は自主停学かな?
2002年01月03日(木) |
『初仕事』と『初稽古』 |
ダンナに遅れること一日、今日は私の『初仕事』であった。 1週間以上仕事をしてないと、頭はすっかり錆びついてしまっている。 普段なら1時間で終わる仕事が2時間かかってしまう。 頭ってこんなに簡単に錆びついてしまうんだ! などと感心している場合ではないな、これは。
夜は愚息の剣道の『初稽古』だった。 先生方にお出しする寿司を予約してあるからピックアップして来いとのお達し。 稽古に行く前にお店によると、「あ、間違って他の人に売っちゃいました!」 ・・・勘弁して欲しい。 一体何のための予約なんだろう?
2週間近く弛緩していた愚息に「久しぶりの運動は疲れただろう?」と聞くと、「昨日運動したから大丈夫だった」と言う。 おいおい、昨日は友人とサイバー・カフェへ行っただけじゃないかい?
友人の家からサイバー・カフェへはスケートボードで行ったそうだ。 愚息はスケートボードを持っていない。 (誕生日のプレゼントに欲しいなどと言っておる。) 友人の家に行った時は彼のお古を使っているらしい。 家からサイバーー・カフェまでは結構距離がある。 「あれだけの距離をスケートボード持って走るのは大変なんだから」
・・・なるほど。
アメリカの『New Year’s Day』というのは、当然と言えば当然なのだが1月1日のことである。 従って正月休みは1月1日だけである。 ダンナは今日から仕事へ行った・・・ブツブツと文句を言いながらではあるが、とりあえず行った。 普通は愚息の学校も今日から始まる。 始まるはずなのだが、何故か今年は今週一杯冬休みである。 Winter Vacationという言い方はしない。 Christmas Vacationである。 年が明けてもChristmas Vacationとは何事か! ・ ・・と、文句を言っても仕方あるまい。
愚息が家にいると生活が元に戻らない。 クリスマスからずっと起床時間から食事の時間、全てが乱れている。 1月1日ぐらいは我慢しようが、年が明けたらすぐに日常生活に戻りたいと思うのが人情である(・・・ないか)。
別に手がかかる年齢でもあるまいし、とは思うのだが、デカイ図体をしたヤツが家でゴロゴロしていると目障りなのである。 そもそも、家の中に遊んでいるヤツがいると、つい一緒に遊びたくなってしまうのだ。 「ダンナは今ごろ仕事をしているのだな、愚息は今ごろ勉強をしているのだな」と思うからこそ「私も働かなくては」と思うのである。
あ、でもこれって余りにも他人に依存してるなぁ。
元旦から気が抜けている・・・目が覚めたら10時だった。 で、だらだらしながらお雑煮を作っていたら、出来たら12時だった・・・マズイ。 おせち料理を目の前にして、お約束になってしまった愚息のリクエスト・・・「ね、お話して!」 お前はいくつじゃ! ・・・彼はおせち料理の一つ一つの意味の説明をせがんでいるのだ。 「数の子はね・・・」と一つ一つ説明しながら、牛蒡でつまってしまった。 え〜っと、牛蒡ってどういう『目出度い』意味があったんだっけ?
昨夜は年越し蕎麦を食べながら『紅白歌合戦』を見てしまった。 (ここ数年、毎年だけど) 南カリフォルニアでは『紅白歌合戦』は午後6時半から11時半まで、ナント4時間。 日本はもっと短かった気がするんだけどなぁ。 多分スポンサーが多いせいだろう。 今年はCM中に日本・中国・台湾(他にもあったのかもしれない)の領事館からのご挨拶に気合が入っていた。 911のせいのようだ。 で、11時半までは私がテレビを占領したのだが、11時半からは愚息に取られてしまった・・・あの後『行く年、来る年』も放映したのかなぁ?
午後から、重箱に詰めたおせち料理を持ってダンナの実家(ってすぐ近くだけど)に新年のご挨拶へ。 今年も皆元気で過ごせますように!
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