クラフト・エヴィング商會 / 晶文社 / 19981225
ホントは、クラフト・エヴィング商會の本はあんまり好きじゃないんです。 なんというのかな、もっときっちり完膚なきまでに騙して欲しいというか。 『全部、わたしたちの想像なんです』という種明かしが入るのが、気に食わないんです。 そうじゃなかったなら、もっともっと素敵なのにな。
A.ローズ(清水真砂子・訳) / あかね書房 / 19850405
小学生の頃に図書館で借りて読んで、好きだったお話です。 なんだかやけに懐かしくなって、探し出して借りてきました。 これを読んで、やっぱり『アンネの日記』も読んでみようかなあなどと思ったりしたのでした(しかしいまだに読んでないけど★)。 それにしても、エルクってば最初は12歳だったのね・・・。 それでも最初に読んだ当時のぼくよりは年上だったワケです。 ひー、年取ったなあ(苦笑)。
ジュール・ヴェルヌ(大友徳明・訳) / 偕成社 / 199911
いったいどんな結末がつくのかと思ったら・・・こう来ましたか。 う〜ん、正直、ちょっと期待はずれというか・・・。 いやいや、別にこれはこれで構わないんですけどね。 最終的に、登場人物の中で誰がお気に入りだったかというと、それはコンセーユ君です(笑)。 彼はかなりイイ味出してますね。 うむうむ、幸せになって欲しいなあ・・・(笑)。
ジュール・ヴェルヌ(大友徳明・訳) / 偕成社 / 199910
中巻の目玉は、やっぱり第2部第9章ですかね。 単に伝説だけでなく、ネモ船長の出身がここだったら嬉しかったんですが・・・(笑)。 あとまあ第一部のラスト、お墓のところもなかなか好きでありました。
恩田陸 / 講談社 / 2001
4章に分かれているところから、単純に「起承転結」の構図を思い浮かべましたが、そうあながちはずれているワケでもないでしょう? なんとなく、4つの章がどんな順番で来るかは見ないでおきました。 したら、後半の2つの順番はちょっと驚き。 というか、最後があの人とは・・・。 やあ、3番目(「転」に当たりますな)があの人だったのには納得なんですけど。 う〜ん、やっぱり人間観察は得意でもないようですね。
ジュール・ヴェルヌ(大友徳明・訳) / 偕成社 / 1999.Oct
ナディアから10年・・・ようやくこれを読み始めました(笑)。 とりあえずネモ船長の謎に期待です。
長野まゆみ / 河出書房新社 / 19930107
銅貨ちゃんがー! 可愛い可愛い可愛い可愛い!!!(笑) 以上(コラ)。
響野夏菜 / 集英社 / 19951210
なにがいいって、宮城とおこさんのイラストが綺麗ですよね〜。 いやいや、話も勿論好きではあるんですけど。 3つのお話の中では『輝上の楽園』が一番好きです。 何故ってウィリオムが可愛いから〜!!(笑) ふふふ、そう、ファーロンに恋しちゃったのね・・・(笑)。
長野まゆみ / 河出書房新社 / 19930510
3人のキャラクタの中では、紅於が一番好きです。 次点草一で、頬白鳥は最下位。 これは『魚たちの離宮』でも同じようなコトになってますね〜。 ところで水蓮の果はどうなのか、見たコトないのでよくわからないですが、蓮の果って蜂の巣だと思いませんか・・・?(苦笑)
長野まゆみ / 河出書房新社 / 19920704
これが長野さんの処女作なワケですが、ぼくが初めて読んだ長野さんの作品は別のものなので、なんだかこれが最初、と考えると不思議な気がします。 アリスと蜜蜂の、双方の視点からぐるぐると考えているところが面白いですよね。 ほら、『天体議会』だと銅貨ちゃんベースで水蓮の方はあんまりクローズアップされないですし。
長野まゆみ / 河出書房新社 / 19950804
『雨の午后三時』ってタイトルがいいですよね〜。 歌のタイトルみたいな雰囲気。 また、扉を開けると、っていうのが、ね♪ それから『月夜の散歩』も大好きです。 長野さんにはめずらしい、詩(?)の作品。
ミヒャエル・エンデ(上田真而子 佐藤真理子・訳) / 岩波書店 / 19820607
小学生の時に読んで以来、2度目になります。 いやあ、覚えてないもんですねえ・・・(笑)。 後半のバスチアンの振る舞いなんて、ホントに覚えてなかったです。 ファンタージエン最後のシーンの舞台設定は、やけに印象的に残ってましたけど。 ・・・でも、あの場所、中盤でも出てくるような気がしたんだけどなあ。 実際ちょびっとは出てますけど、もっとしっかり。 う〜ん、やっぱり記憶は当てになりません。
2002年01月18日(金) |
オルフェ−天使は闇で造られる− |
花衣沙久羅 / 集英社 / 19960510
ダークな話が読みたくなっての選択です。 それにしても、やっぱり花衣さんってば、えっちィ(笑)。
2002年01月17日(木) |
エディプスの恋人 / 麦の海に沈む果実 |
筒井康隆 / 新潮社 / 19810925
七瀬三部作のラストですね。 うーんー・・・やっぱり、ぼくは三部作の中では、最初の『家族八景』が一番好きなように思います。 続くふたつは、どちらも話が大きすぎるような。 『家族八景』は、その辺に実例が転がっていそうなところが面白いのかなあ。 そーゆーところに特別共感を覚えるタイプではないのですけれど。
恩田陸 / 講談社 / 20000725
大まかなストーリィは、去年の母校放送部の春公(だったかな?)で聴いてたので知っていましたが、やっぱり編集した部分が大きかったですね。 読んでみて、まあ面白かったけれど・・・う〜ん、ラストの理瀬は、やっぱりちょっと、かな。 ヨハンの本性は大好きです(笑)。
2002年01月16日(水) |
家族八景 / 七瀬ふたたび |
筒井康隆 / 新潮社 / 19750227 / 19781220
ぼくとしてはなんとも珍しく、一般的に有名な現代作家の作品。 なんで持っているのか、しかも古本ではなく新品で買っているかというと、それはもう若木未生の影響意外にないでしょう(苦笑)。 そのお蔭で、ぼくの中に浮かぶ七瀬のイメージは冴子ちゃんです。 ロングソバージュで勝気な美少女。
花衣沙久羅 / 集英社 / 19950310
そんなワケで『舞−MY−』です。 ううう、イサミパパが愛しいー!!(笑) もうねもうね、なんて優しい眼差しなんだろう・・・って、見えるワケないのにね。見えるように思えてしまう。 イサミとエレンを通して、イサミとレンが見えてくるのです。 やっぱり、今まで読んだ花衣さんの作品の中では、このハイパーロマンシリーズが一番好きだな♪
2002年01月11日(金) |
三銃士 / 恋愛−REN・AI− |
デュマ(桜井成夫・訳) / 講談社 / 19880110
世界の文学週間でしょうか(笑)。 ところでこの三銃士、実は子供向けのダイジェスト版。 そしてぼくはこれしか読んだコトがないのです・・・。 そのうち完全版も読みたいにゃー。
花衣沙久羅 / 集英社 / 19941010
あー、結構久し振りに読んだなあ・・・。 このハイパーロマンシリーズって、なんかぼくの深いところに刻み込まれてるモノがあるようでして、科白の端々がしっかり頭に入り込んでしまっています。 ふふ、今度は『舞−MY−』読もうっと♪
バーネット(吉田勝江・訳) / 岩波書店 / 19540325
先日は『小公子』、今日は『小公女』というワケ(笑)。 こっちの方は、いつ頃かはよく覚えてませんが、読んだ記憶があるようです。というか間違いなく読んでる。うむ。 やっぱり、屋根裏部屋に魔法のように物が増えてる辺りがすごく楽しいですよね。 やったぜ、ラム・ダス(笑)。
綾辻行人 / 講談社 / 19960615
読んだのは2回目です〜。 例によって記憶力が悪いぼくは、あんまり内容も覚えてなかったのですが、鮎田さんのコトには途中で気付きましたよ。 さて、これは何処かで覚えてたのか、推理力なのか、それとも誰でも気付いて当たり前・・・?
バーネット(吉田甲子太郎・訳) / 岩波書店 / 19530301
実は、多分生まれて初めて読みました。 お前ヨーロッパの児童文学好きだったんじゃないのかよ、ってカンジですね(苦笑)。
恩田陸 / 集英社 / 20000710
人から借りたものなのですが、そうでなければ読まなかったかも。 何故なら表紙のイラストが好みでないからです!(笑) 借りた時点でカバーがかけてあって、それを外してみたのは読了後。いやあ、幸運でしたわ(苦笑)。
4人の中では美国が一番好きです。 次点が寛司ナリ。 そうしてこの2人のコンビが好きー(笑)。
田中芳樹 / 講談社 / 20010110
更に続編です。 そうだなあ、2作目よりはこっちのが好きかも知れません。 ニーナさんのキャラ、結構好きやし。 黒いちごのジャムを入れたロシアンティーが飲みたくなりました(笑)。
田中芳樹 / 講談社 / 20001005
先に読んだ『夏の魔術』の続編です。 んー、個人的にはもう少しクライマックスで盛り上がる話が好きかも。 でも楽に読み進められて、楽しかったです。
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