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2002年08月04日(日) 気もそぞろ

この間、相方から相談された

「店の女の子の子供なんだけど。何時も、見てもらってる彼女のお母さんが
入院してもうてな。で、夜に預かってくれる所は飛び込みで一回1万8千円掛かる
らしいねん。契約でも10万は掛かるらしいねん。で、な。お前、夜見てくれへんかなぁ」

「はい?幾つなんよ」

「3歳」

「私、仕事してるのアンタ御存知ですよね?」

「3歳やから、寝てるだけやろ?」

「ってか、私が仕事をしているか、していないか以前に
他所様の子供を預かるなんて事はよぅせん。
何かあったらどうしてイイか分からんし」








数週間後、又もや彼女の話題を、持ち出した相方。


「アイツ、又やったみたいや」

「何を?」

『薬。大分前にやめたらしいねんけどな。
でも、母親に注射器を見つけられた時「捨てるで」と、云う母親に
「捨てたらアカン!」と、叫んだらしいんや。』

「今でもやってるんと違うん?」

『それはナイ。でもな、ママが言うには「昨日は目がおかしかったから問い詰めてみた」らしいねん。そしたら「やった」って』


「それ以前に子供の事を考えてないんかいな」


『そいつが言うに「子供を見ると前の旦那を思い出すから一度も抱きしめた事が
ない」やって』



何時もの相方なら「アイツは阿呆や」と、切り捨てるのになぁ





多分、相方は気付いているか、気付いていないかは分からないけれど
相方が彼女の事を気に掛けている事は確か。


相方の片割れ通信でした。







そんな、相方は気に病むのか「チョット、甘えた声」を出すから分かり易い。



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