帰省しました.従姉妹に久しぶりに会いました.
上野へ買い物へ出かけたりしていたら体調を崩したのでじーっとしていました.うちの片付けくらいはしましたが.
年賀状を書きました.今年(来年分?)はちょっと奮発してみたのですが,誰が理解してくれるかと想像してみるとちょっと疑義ナシとしないのですがまあいいです.そんなしげしげと見るもんでもないし.いやしかし,必要な空白がやたらと多いデザインなので,書くところが少なくてよろしいです(いいのか?).年賀状も妙な習慣だし,郵政省(←古っ)の陰謀ではないかと思わないのですが,出さないなら出さないなりに,年賀のご挨拶に全国を飛び回らねばならず,利用しない手はないですね.まったく.ふぅ.
2002年12月27日(金) |
OLG Simulation |
Growth Theoryなる授業の宿題になっているOLGシミュレーションを考えていました.小国開放経済(利子率・賃金率一定)で,資本市場の均衡条件を考えなくていいのですが,そうはいってもなかなか.ベルマン方程式を後ろから解いていけばいいよん,というそれだけの話なのですが,これがまた意外に.Matlabが多次元配列を使えるというのを発見していたのはいいのですが,それの扱いがかなり面倒で.squeeze命令をやたら使います.ふぅ.あってんのかね.図書館でコピーをとっていたら尊敬する先輩の一人に会ってしまいました.なんですかまたpublishが出るそうで.羨ましい限りです.いや羨ましがってないで研究すればいいんですけどね. 研究室の後輩がTexのエディタのことを褒めていたのですが,シェアウェアらしいのでごぞごぞ探した結果,WinShellというのを発見しました.こっちはフリーですし.ふふふふふ.使ってみないと分からないっちゃわかんないんですけどね. というわけで,世の中は御用納めのようですな.怠け者の節句働きをモットーとする当方としてはそろそろ忙しそうな顔でもしないと(なんでや).
なんとなくごぞごぞしていたら1日終わってしまいました.いけませんな. そういえば,修士論文の草稿を渡されたのでしげしげと読んでしまいました.ヒトのことをえらそうに言える身分ではないのですが,そんなことはよくわかっているのですが,いやしかし.日本語ヘンですよ.まあいいんですが.内容もちょっとわかんないし.
午後一杯,霞ヶ関の指導教官のところで打合せやら研究会やらがありました.といってもなんとなく席についていただけで,出席者の先生方のお話をふむふむと聞いていただけなのですが.そのあと忘年会があったので,出席して,先輩に結婚祝いを贈呈して,さらにちょいとコーヒーなんぞ飲んで帰ってきました.シミュレーションしないといけません.与えるシナリオが怪しいといわれたりしたので.
複数の方に頼んでいた英語チェックを参考に,予備的貯蓄の論文の英語を直しました.冠詞はよくわかりませんな.カバーレターも作りました.誰かに見てもらわないと.
2002年12月23日(月) |
クリスマス・キャロル |
毎年の恒例行事になっているわけではないのですが,クリスマス前ということで「クリスマスキャロル」を見に行きました.去年は市村正親の一人芝居を見てこれまた感動したのですが,今年はそれがなさそうなので,ぴあで検索した結果,民話芸術座になりました.ディケンズの原作をアレンジして,現代日本を舞台に移したものでした.よくできたお芝居でたいへんよかったです.未来の精霊が見せるものが原作と雰囲気が違ったのですがあれはやっぱりしょうがないんでしょうかねえ….
駒場のときの同級生が結婚式の2次会を六本木でやるというので出かけていきました.サテンドールという……ジャズの店(?)でした.新郎のほうは音感とかいうサークルの出身でドラムを叩いていたと記憶していたのですが,どうやら新婦のほうも音楽関係の方のようでした.新郎と新婦とその友達たちがあれやこれやと演奏していくというイベントで,聴く一方だった参加者としてはたいへん楽しめました.よかったよかった.毎度のことながら,ピアノが弾けたらいいなあ,と思いました.Time inconsistent preferenceですな.それとはあんまり関係ないのですが,建物の地下で寺尾聡のイベントがあったようでした.さすが六本木(そうか?)
完全OFF(←最近多い).
医科歯科の勉強会(?)に出た後,なんだかしりませんが呼び戻されたのでやや滞留して,本郷に帰ってきましたが.なんだか疲れました.はあ〜.
TAセッションをやった後,横浜国立大学へサバイバル分析の話をしに行きました.話をするほどよく知っているわけではないのですが,井伊先生との約束だったので断りきれませんでした.ま,ふつうのゼミの発表みたいなものとおもって気楽にスーツを着ていきました(なんか違う).内容はそんなに難しいことに触れなかった(わかることしかやんなかった)ので,つつがなく終了しました.めでたい.そのあと,打ち上げということで横浜の月の蔵に行きました.桜木町は久しぶりだったのですが,ワシントンホテルがどどーんと完成していたのでびっくりしてしまいました.食事はおとなしめで落ち着いて,ということで,まあそれはそれでよろしいんじゃないでしょうか,という感じでした.さて.横浜国大の院生と話していて気がついたのは,(1)自分の大学のことを「国大」という.(2)必ずしも眞鍋かをりを目撃しているわけではない.といったところでしょうか(それだけかよ).しかし微妙に横浜駅から遠くて丘の上にあるので環境がよろしくてよろしいとおもいました.
あしたは横浜国大で話をしなくてはならないので,その資料を作っていたら1日つぶれました.はあ.できたからいいけど(こっち).まだまだよく知らない分野(?)なのに,こっぱずかしいタイトルをつけてしまいました.あは.しかし計量経済学というのはちょっと勉強するだけでこれまでの実証の方法が不安になってくるというスバラシイ学問ですな.はあ.説明変数の外生性ってめんどうなんですねえ…….そういえば,京都土産の茶団子が5階のお茶部屋の冷蔵庫にあるので,僕と知りあいだと思うヒトは勝手に食べてくださいね.
京都へ行ったときにお土産を購入しました.阪大のSさんとKくんに飲み会のときに「なにがいいでしょうね」と聞いてみたら「生麩餅とか」と言われたので京都駅で買ってみました.初めてだったのですがなかなかおいしいものでした.食感が珍しいですね.ふにょふにょしてて.うちで食べちゃったのでもうないんですけどね.楽天でも買えますけども.
私淑するクラブの先輩と,同期の女性が結婚するというので,結婚式と披露宴に参列しに椿山荘に行ってきました.椿山荘は意外と不便なところにあるのでどう行こうか迷っていたのですが,都電荒川線で栄町→鬼子母神前と乗って,そこから徒歩で行きました.かなりマイナーな行き方ではないかと思います.仏滅だったそうですが,さすがの椿山荘というか,日曜日だったからなのか,ウェディングドレスに身を包んだ妙齢の女性が佃煮にするほどおり(←かなり大げさ),その予備軍と思しき男女ペアを含めれば,新婚前後の方たちの比率はかなりのものでした.たぶん. ホテルのチャペルでの結婚式というのに初めて出たのですが,なんつーかその,こんなもんかいな,といった感じでした.プロテスタントの方式に則って,日本語のたどたどしい牧師が登場し,賛美歌なんぞ歌っていくつか儀式を行って,ふたたび賛美歌なんぞ歌っているあいだにオシマイ,というものでした.あ.これでは普通の教会の結婚式も同じでしょうか.たしかにオルガンの演奏や歌唱隊(?)がいるし,教会そのものはまあ小奇麗なんですが,あまりにもさっさかさっさかと式が終わってしまったような気がします.牧師の説教がまただらだらと(?)あったりしてなんとなく荘厳な雰囲気がないでもないのかしらんとおもっていた期待は裏切られてしまいました.まあ綺麗だし目出度いしべつに構いはしないのですが.僕はいやだな.妙に進行がスムーズだし. そのあと写真など撮り,披露宴に出ました.新郎のほうは僕の尊敬する人物の一人なのですが,大学院の指導教授がまたえらく褒めていたので,後輩としては(研究分野はぜんぜん違うのですが),「あんなにはできないよなあ.Ph.D.論文を500ページも書けないよなあ.中身が論文6本分なんてただもんじゃないよなあ」と溜息ばかりついておりました.はあ.持って生まれたなにかが違うんでしょうなあ.はあ. 披露宴もいたってふつーの雰囲気で,非常に目出度い感じでよろしうございました.幸せそうだったし.いやいやなによりですな.
木曜日から市販薬を飲んでいるのですが,ちゃんと飲めばちゃんと効く(初期なら)というわけで,ややへろへろ気味なのですが回復途上にあるようです.しかしウチの掃除などやっていたら疲れて寝てしまいました.風邪には気をつけましょー.
京都まで行ってなにをしていたかといえば,医療経済学研究会議に出席しました.よくできた論文ばかりだと思ったのですが,見る人が見れば突っ込みどころ満載なようで,非常に参考になるとともに,勉強の足りなさを実感しました.はあ.がっかり.
アタマが痛くて熱があるような気がしたのですが,とりあえずTAセッションをやって,霞ヶ関に行って,ワークショップにでて,新幹線で京都に向かいました.へろへろでした.
週末あたりから喉ががらがらと痛いのですが,風邪でもひいたんでしょうかね.よろしくないですね.Wooldridgeからdurationの話をすることになったので,ついでにM-estimatorなどの章から読み始めているのですが,なかなか進みません.めざすはsequential probitなんですが.
またまたExtra sessionということで,セルジオ氏の講義を午前中に受けました(越後ではない).Sergio Rebelo先生ですね.なんらかの理由で政府支出が増大し,支出カットや増税ができない(しない)状況においてインフレをいつ始めるか(=インフレ税をいつ取るか)という話でした.インフレがモデル上,固定為替相場とリンクしているため,固定相場制をいつ放棄するか,という通貨危機のモデルになっているようです.丁寧に説明してくださったので基本的なロジックは「なあんだ」というものであったのですが,どうも生産を入れたりしだすとわけわからなさそうです.こわいこわい(饅頭が).しかしRebelo氏,Tokai Bankナントカカントカってなんでしょうか? 午後は,ISSのセミナーに出ました.上智の有村俊秀先生が「構造推定」についてお話をしてくださいました.昨年来興味を持っている分野だったので,ふむふむと拝聴しました.わかりやすくて,えらいたいへんそうだということもよくわかりました.昨年Eckstein先生がおっしゃっていたとおり,fine dataがないとはじまらん,というところを無しとしないのですが,それはそれとして推定もcomputer intensiveで技術的に参入障壁が高そうです.しかし,理論に忠実なアプローチなので,さしあたってfit(とくに外挿)がびっくりするほどはよくない,というのはあるにしても,魅力的なアプローチであることに違いはないように思います.内挿のあてはまりのよさはびっくりするほどですし(パラメタ多すぎというはなしはまあおいておいて). 今年も「サンタ追跡隊」がはじまったようです.ここに「サンタクロースは本当にいるの」というページがあるのですが,たいへんよくできた文章が載っています.やる気が出ます(出なくても責任は負いませんが).
「不倫系雑誌」として名高い日経系列の雑誌ではないですが,一日ごろごろしておりました.もうちょっとなにかすればよかった.くぅ.
備長炭炭焼き器を使って焼き鳥でも焼いて日本酒でも飲もうじゃないか,という話をしたらいつのまにか盛り上がってしまったので,実行に移すことにしました.歯医者に行く日だった(これにて終了ですが知覚過敏は治っておりません.なんのこっちゃ)ので,その前に自転車を直し,田端方面まで足を伸ばして「波の音」なる日本酒を購入しました.地酒を多く置いている酒屋を発見したので,そこのおにいちゃんと協議した結果です.歯医者のあとでマーケットに出かけて岩塩など仕入れ,ついでにもしものときのためにおでんの材料を買い込み,うちに帰ってことこととおでんなど煮てしまいました.煙がいやだったので,塩を主体に焼き鳥をやってみたのですが,思ったよりももくもくと煙が発生して大いにあせりました.まあいいのですが(いやよくない).日本酒としては,「波乃音」のほか,「大七」「天鷹」「辻善兵衛」を用意しておいたのですが,ついうかつにも,自宅と言うことで油断して,友人がまだいるのにくぅくぅと寝てしまいました.不覚.友人たちは寝ている僕を尻目に,アイスクリームなど食べて,片づけをして帰ってくれたらしいのですが,ぜんぜん知りません.ううむ.やっぱり普段の激務が……(うそ).
ええと.とくに進展もなく.むむむ.
TAセッションはまたもやよくわからなくなってしまいました.来てくれた人にはゴメンナサイ.まあ定義の問題ですから.いやしかし…….午後はぼおっとしたり計量の教科書をちらちら読んで,ワークショップに出たら疲れちゃいました.ふぅぅ.
2002年12月04日(水) |
Tax reform 続き |
今日,提出するはずだったのですが,なんとなく提出しなかったので午後からこのかたずーっと計算待ちです.あいだでSummers [1981, AER]を流し読みなどしてみましたが.あと,頼まれてた論文というかレポートというか,を読んで「こーゆーのはなあ……」と思ったりしておりました.しかし,今回の課題を拡張して論文を書こう計画はかなり前途多難そう.はあ.
2002年12月03日(火) |
Tax reform |
シミュレーションの宿題が出ているのでそれをやってました.どうにも数字が出てこないので設定がおかしいんだろうとおもって問題を善意に解釈したりしていたのですが,Matlabでかなりの時間がかかるので中途半端にひまになってしまっていけません.あいだで論文でも読めばいいんでしょうが.いやそうすべきでしたが.くぅ.
と,いうわけで,労働経済の授業でMCPFをちょろっと発表させていただきました.MCPFとはなにか,という話をして,計算してみました,ということだけお話したので,途中の計算がめんどうだとか,ミンコフスキー・ファルカスの定理とか,そんなことは一切省略しました.ハーバーガー・トライアングルから入ったのでえらい簡単に思ったヒトも多かったのではないかと思います.実際,難しくはないのですが.逆に,細かいデータの難点とか,社会厚生関数の選択の問題とか,そこらへんは発表に際して一切省略したので,質問しようがないよな,というところでもありました.まあ時間の問題と言うことで.あはははははははは.しかし,McAfee入れてからめちゃんこ遅いんですけど.うちのPC.どないしてくれよか.
2002年12月01日(日) |
喪中のお知らせはがき |
喪中につき年賀の……というはがきが往来する季節になりました.うちにも数通届きつつあるのですが,そのなかに,修士時代の同級生で某中央銀行に就職したNくんからのものがありました.ポストから取り上げたときははがきの裏(?)を先に見たので,「おお.彼のところもご不幸があったのか」と感慨に耽ったのですが,表をみて驚きました.彼のへたっぴな字ではなく,細君のと思しき女性の字だったからです.そういえば,今年の年賀状は「結婚しました」と兼ねられた,自筆のコメントがひとつもないものでした.去年は「今年もよろしく」等と書いてあった気もするのですが.変われば変わるものです.ひょっとして彼は今回の葉書書きを全て細君に任せてしまったのでしょうか?それはそれで情けないとは思うのですが,もし彼が自分自身で宛名書きをしたものがあったとすれば,僕の立場はますますなくなってしまいます.そのようなことをつらつら考えながらワタクシ心の俳句.降る雪や 修士は遠く なりにけり
同じく修士のときにクラスメートだったN総研のH氏からはちゃんと彼の字による喪中葉書が来ておりました.なかよくしなきゃ,とおもいますね.
|