最近の子ども達って言うのはものすごく都合よく生きているから、サンタクロースの存在なんて端から信じちゃいないくせに、プレゼントがもらえなくなるのを恐れていつまでもいると言い続けるらしい。
あさましいことよ。(笑)
そんな中で半信半疑である子ども達は、クリスマス用にラッピングした包装紙で、
「何であのお店の包装紙なの?」
と疑問を口にするから、プレゼントを用意する方も大変だ。
わざわざお店で用意したラッピングではなく、有料包装を頼んだり、と手が込んでいる。
かく言うあたしも、いまだ信じている息子のために、自分の働いている店で買ったことがバレてはいかんと、こっそり100均で包装紙を買ってきて、自らラッピングする、と言う姑息な手段に出た。
こう言うときに芸は身を助ける、と言うか、良かったよ、ラッピングの基礎を知っていて、と思う。
何とか包んで、こっそりとプレゼントを隠し、あとは当日子ども達が寝静まるのをひたすら待たねばならない、と苦労は耐えないのでありました。
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女の価値は若さ。って言う話がその昔あって。
価値基準て言うのが、どこにあるかで物事の価値そのものは変わってしまうもの。
「若くて可愛いって言うのは武器になる?」
と言う質問に、即答で
「もちろん」
と答えられると、正直若くも可愛くもないあたしは「け」って感じになるんだけど、まあ、それも才能のひとつだよなあ、と思う。
バンビちゃんは、本当に誰が見ても可愛い、っていう子で、あの顔を見て、可愛くない、って言う人がいたらその人の美の基準そのものを疑うって言うくらいだ。
美人は3日で飽きるって言うのも本当で、毎日見てるあたしたちからすればもうどうってことないんだけど、ほかの部門の人たちから見れば、とにかく可愛い、の一言に尽きるらしい。
もうかれこれ1年は経とうとしているのに、相変わらずトンチンカンな仕事振りに、一緒に仕事をする身としては可愛いだけで世の中渡れると思うなよ、って言うのが正直なところなんだけど、
「うららさんとこのバンビちゃん可愛いよね」
スポーツ用品のバイトのM君が言うから
「確かに可愛いよね。でも仕事はできないけどね」
と言うと、
「ああ、やっぱ?そんな感じ、なんていうか要領悪そうだよね」
「でも可愛いから許すんでしょ?」
「うん。許す」
やっぱ可愛いって得だよなあ、と思う今日この頃。
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かねてから娘にせがまれていたハリー・ポッターをワールドポーターズまで観に行くことにした。
ようやく家族そろって迎えた休日に、当然のごとく家族揃って行くべく、混んでいるであろう映画館の予約もネットで済ませ、駐車場に車を入れ、昼食を済ませることも考え、上映時間よりも早めに家を出た。
あたしは、久しぶりに映画を見に行くことや、日用品の買い物以外のまさにショッピングを楽しめることも嬉しくて、ひとりはしゃいでいた。
早めに昼食を済ませ、ゲームセンターでひとしきり遊び、映画もそれなりに楽しみ、帰る段になって、
「映画面白かったね」
と子供たちと話していたら、夫が
「途中で寝ようかと思ったんだけど寝れなかったな」
と不届きな発言をする。
「じゃあ何?つまらなかったの?」
「ウーン・・・まあまあかな」
「ほら、だからパパなんて連れてこなくて良かったのに」
娘の言葉に、あたしのがっかり度はかなり高まり。
せっかくの楽しい気分も台無しとなった。
もう2度と、この男とは映画を観に行くことはないでしょう。
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子ども達の小学校で個人面談があった。
仕事の都合で、日程のうち、たった1日しか都合がつかなくて、その時点でもう、先生には心象悪いんじゃないか、と思うくらいの小心者のあたしなのだが。
2人ともおおむね、同じような評価をされていた。
「言われたことはきちんとやり、自分が何をすべきかよく理解して行動しています」
親はなくとも子は育つ、イヤ、この親にしてこの子アリ、と言うことにしておいて。(それは誉め言葉で使うのか?)
偶然、二人の担任は同じ年で、ひとりは担任を持つのが初めて、ひとりは担任になって2年目、と言う経験が浅い先生たちなのだが、面談で、本当ならこちらがいろいろと聞きたいのに、気が付くと、相談されているようなのは一体なぜ?
「宿題の量、多かったでしょうか?」
「教師のストレスが子ども達に伝わってしまわないように気をつけたいと思います」
って、肝心なあたしの子ども達についての話は15分中、正味5分もなかったんじゃ?
まあ、息子は想像力と表現力を賞賛され、娘は社会性と協調性を誉められ、言うことなしってことで。
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2005年12月08日(木) |
僕は君の全てなど知ってはいないだろう。 |
あたしは好き嫌いが激しい。
人にもモノにもイヤなものはイヤだ。
でも、白黒はっきり、って言うのは必ずしもいいことではないとも思っているし、そもそも自分の感性そのものを信用していないから、嫌いなものでも決して拒まないようにしている。
でも、ね、でも。
あんまりバカすぎる子には付き合いきれないの。
例のバンビちゃん。
一度教えたことを絶対1度で憶えたためしがない。
一度注意されると2度とその仕事はしなくなる。
人が使うために用意しておいた備品を勝手に使う。
あげだしたらキリがない。
で、先日たまたま休憩時間がかぶってしまい、できたら一緒に過ごしたくないと思ったあたしは、一足先に食堂に行き、入口に背を向けて、本を広げ、誰も近寄ってくるなオーラを放ったにも関わらず、あとから来たバンビちゃんは、
「失礼しマース。もしかして邪魔しちゃいましたか?」
って、そう思ったら立ち去れって。(-_-メ)
こんなあたしは心が狭いのだろうか。(´・ω・`)
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