仕事を終え、帰宅、夕食を食べ、お風呂に入り、マッサージ器で足をもみもみしながら、携帯でテトリス系のゲームをし、就寝。
と言うのがこのところのあたしの生活パターン。疲れた目に携帯の画面を動く色とりどりのブロックの動きは実はものすごく目が疲れるのだが、ある一定の点数を上げるとレベルが上がっていくこのゲーム、今、レベルは99なんである。
一体レベルはいくつまであるのだろうと軽い気持ちで日々挑んでいたのだが、10になっても20になっても、50になっても一向にクリアできる気配はなく、気がつくと99までになっていた。
毎日意地でやっているのだが、何にも考えずにただ同じ色のブロックを集めると言う作業が実にぼんやりとするのにいい感じで、ここ1ヶ月ほどはまってしまっているのだ。いい大人が情けない。
で、前置きは長いが、おとといの晩、いつもと同じように風呂上りに携帯を取り出し、ゲームをはじめたのだが、どうも左眼の調子が悪い。痛くて、あけていられないのだ。
目の使いすぎかも、と早めに切り上げ、一晩眠れば治るだろうと高を括っていたのだが、朝起きて、顔を洗うと、真っ赤に充血し、痛くて目が開けられない。
目の表面が痛いと言うよりは眼球そのものが痛いという感じで、尋常でない感じが。
よりによって、勤務時間が長いシフトの日で、このままコンタクトをつけて仕事に行くととんでもないことになりそうだ、と思ったあたしは左眼だけ裸眼の状態で、仕事に行くことにした。
片側だけ見える状態での生活と言うのはなんとも危なっかしいが、両方見えないよりもまだマシかも、と何とか1日を過ごし、公休日の今日、眼科に行ってきた。
アレルギーかなんかかな、それとも、ちょっと目に傷がついてるのかな、と思いながら症状を説明し、診察を受けると、
「コンタクトの使いすぎですね。もうね、黒目の方まで血管が侵入してきちゃってますよ。これはいったんなるともう治らないんですよ。1日や2日でなるものじゃないんで、今までの使い方が悪かったとしかいえませんね」
ということは・・・。
「できるだけコンタクトは使わない方がいいです」
こうして、コンタクト禁止令が言い渡されたあたしはその足で、メガネを買いに行くことにした。
あいにくいつも行くコンタクトのお店が定休日のため、どこへ行こうか悩んだあげく、仕事場から程近い、メガネ店に行くことにした。
お客がだれもいない店内に入っていくのは勇気が要るのだが、裸眼で生活をするのは不可能なあたしとしては一刻の猶予もない。
思い切って店内に入ると、感じの良い店員さんがやってくる。
いろんなフレームを選んでくれ、説明をきちんとしてくれるのだが、どれもこれも高いものばかりだ。メガネのフレームなんて、どんなブランドであろうが、他人には分からないものだし、なんだっていいと思っているので、一番顔にあうフレームと言う基準で選ぶことにする。
「あまり顔立ちがきつく見えないようなものがいいと思うんですけど」
と言うあたしに対して、店員さんは
「お客様のような、なんと言うか、日本人離れしたお顔立ちだったら、思い切ってゴージャスな感じのものを選ばれるのもひとつの手だと思いますよ。瞳の色も明るめですしね。肌の色も白くていらっしゃるからうらやましいですわ」
と美辞麗句を並べ立てる。
が、あたしとて販売員の端くれ、そんな甘い言葉には騙されないぞ、と心に誓い、お薦めのものをことごとく却下し、何とか予算内で作ることができた。
仕上がりは明日の夕方、きちんとレンズが入った状態でどういった感じになるのかが、またちょっと不安だったりする。
にしても、メガネって言うのは視界が狭まるからいやなんだよなあ。。。
ちなみに、帰宅後、先の店員さんの「日本人離れしたお顔立ち」と言うご発言に関して夫に話し、尋ねた。
あたしのマイは非通知です。