たまに××したり。
INDEXこれまで。それから。


2003年09月30日(火) バカにつける薬ぷりーず。

あたしは短気である。
八方美人ではあるけれど、人の好き嫌いは激しい。一度嫌いだ、と思ったら最後、どうにも加虐心を抑えられなくなるし、しまいには相手にするのも面倒で一切関わりを持とうとしなくなる。
まあ、そこまで徹底して嫌いになることはマレなんですが。

自分は自分に対して甘いのに、人に対しては厳しすぎるのもよくないとは思うんですが、職務に対する勤怠と言うのはあたしにとっては一番人の好き嫌いが分かれるポイントである。
やるべきことをやる気のない対応されると、それだけであたしの中の評価はマイナスになります。

先日、

「こんな仕事やってらんないっすよ。早くやめてえ」

といったバイト君(Kトー君の後輩)がいて、まあ、ちょっと事情を聞いてるうちに、

「だって、俺バイトだしぃ〜、かったるくってやってらんないっすよ〜」

などとぬかしこいたので、カチンと来た。
普段からきちんと仕事していて、忙しさに耐えられないからやめたくなりました、と言うのなら気持ちはわかるし、同情の余地もあるのだが、何しろ仕事は覚える気はないし、人が少なくて忙しいの分かってる日に

「なんか、気持ち悪いから休む」

とか、

「風邪っぽいんで休む」

とか、熱出しても具合悪くてもがんばってきてる人もいるって言うのに、その余りのやる気のなさに、いっしょに働いてる人たちもいい加減いらついていた矢先だったこともあって、もう、我慢できなくなり、

「そんなにいやならとっととやめちまえよ。もう顔も見たくないから2度とくんな、バーカ!」

と、大人げないことこの上ない対応をしたのがとどめとなって、今月いっぱいの契約を残し、ヤツはとんずらしやがりました。

「売り場じゃ怒られ、うららさんたちにはいじめられたまんないっすよ」

というようなことを言っていたとKトー君から聞き、さすがに後から言いすぎたかな、と反省はしたのですが、まあ、もう会うこともないだろうし、一応ごめんねと伝えておいてね、とKトー君に頼んでおきました。
社会の厳しさを知れ、と言うことで。

まあ、バイト君ならね、ある程度甘いのは仕方ないと思うんですよ。
一応学生さんなんですからね。でも、それが社会人ともなるとあまり笑えないと思うんですよ。そんなバカがあたしの周りにいるなんて思っても見なかったんですが。いたんですな、これが。
リフレッシュ明けで出てきたユタカ君と大規模な売り場替えをすることになっており、できるだけユタカ君に作業を任せるように、とマネージャーに言われており、あたしは指示を与え、極力手を出すな、と言うことだったのだが、ユタカ君は他の作業が入ってしまい、売り場替えの途中でいなくなることに。
まあ、仕方ない、とせっせとI君とふたり作業を続け、何とか終わった所でふと見るといつの間に戻ったのか、ユタカ君がいる。

「売り場替えなんとか終わりました」

と報告すると、

「お疲れ様です。大変でした?俺、あのあと、結局作業のほうばっくれちゃったんですよ。ラッキーみたいな」

・・・はい?
ばっくれた?
そしてそのあと、一体何を?

あまりのことに開いた口がふさがらないとはこのこと。

「へえ・・・ものすごく大変でしたよ。すごい時間かかって。棚組むのもうまくはまらなくて苦労しましたよ」

とあてつけがましく言ったものの、

「テキトーにやっちゃえばいいんじゃないんですか?」

作業の主体になって進めなければいけなかったのはあんたなんだよッ!終わったって報告してるんだから確認ぐらいしろ!といいたかったのですが、もう、何も言う気がなくなりました。

ちょっとキツイこというとすぐ凹むし、

「ここの人って本当によく働きますよねえ。何でこんなに働くんですか?」

一度殴りたい衝動に駆られるのを抑えるのが難しくなってきた今日この頃です。

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2003年09月29日(月) クレーム処理。

接客に関するビデオを見せられた。
2,3点見ていたお客さんが会計時には16点お買い上げって。やっぱプロは違うよね。
え?あたし?あたしはセミプロ、ぐらいですかねえ。まだまだ1点売るのに精一杯。
だいぶねえ、商品知識は身についてきたものの、やっぱり接客に生かせるまでのレベルには到達していないのを日々痛感してますよ。
接客って言うのはやっぱり商品に関する情報であるとか、話題を提供できないとダメなんですよね。
会話がぽんぽん弾んでいく状況をいかに作れるかって言うのも大きなポイントなんでしょうな。

ビデオを見て意気揚揚と売り場に戻り、よし、あたしもプロになって見せる、がんばるぞ、と思ったら、カード会員募集カウンターの応援だと。
もうねえ、これがシステム変わってから散々客さんからはブーイングで、正直クレーム係と化す場合もあり、あんまり行きたくないのですよ。
そうは言ってもお仕事ですから行ったのはよかったのですか、やはりクレームを受けることに。

「俺はクレジットカードなんて作りたくなかったのに、お宅らがこれでないとダメだって言うからイヤイヤ作ったのに、また、今度はクレジットが付いてないのができたのかよ?いまいましい」

あたしに言われてもなあ。。。とはいえませんから、ひたすら平謝り。
これも仕事のうちですよ。ええ。

何とか怒りも収まってそのお客様がお帰りになられたと思ったら、近くにいたご婦人に声をかけられる。

「いつも思うんだけど、レジ、混むの何とかならないの?こんなに並んでるのに、ひとりで打ってるじゃない?さっさとふたりにすればもっと早くレジが終わるんじゃないの?お宅はよくくるんだけど、レジが混むのがほんと困るのよね。混む時間なんてだいたい分かってるんだからさ、その時間人増やすとか何とかしたほうがいいんじゃないの?上の人に言っといてくれない?」

とほほ。。。いつもその辺をうろついて見回りをしている店長がこんなときに限っていやしないし。
またしても平謝り。
30分の間に2件のクレームを受け、なんだか一気に疲れてしまいましたよ。


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2003年09月27日(土) 強くなりたい。

あたしが煮詰まった原因は色々とある。
ひとつひとつは実に些細なことなんだが、そのひとつひとつが積み重なって、大きな塊になってしまうと手におえなくなってしまう。
もともと自分の感情をうまくコントロールできない。
いつからなんだろう。喜怒哀楽が激しくて、さっきまで上機嫌だったのが、突然怒り出す、なんてことがままあるから、身近にいるものは多分たまったもんじゃないと思う。
かんしゃくを起こしている子どもを見ると、まるで自分を見てるようでやりきれない気持ちになる。

ストレスとうまく付き合う方法、っていうのは、いかにうまくストレスを発散させることができるか、と言うことだと思うのだが、あたしはその辺のところがまるっきりダメだ。
たいてい誰かに愚痴をこぼして発散させようとするから、その誰かがつかまらないとどうしていいかわからなくなり、パニックを起こしてしまうのだ。

どうして誰もあたしの話を聞いてくれないの?
ただ話を聞いてくれるだけでいいのよ。

と、八つ当たりをしていたし、しているし、それが誤った形のストレス発散であることもわかっていた。

気がついたことがある。
自分が抱えた問題を誰かに頼って何とか解決しようとするのは甘えでしかない。
話を聞いてもらうことは出来ても、その先どうするか、どうしていくかは自分次第なのだ。

あたしは強くない。
そう開き直ってなお、自分のことを自分で解決する努力をしてこそ、生きてるということになるんじゃないかな。
ときに誰かに頼って寄りかかることがあったとしても、それを全てにしてしまうのはただの依存でしかない。
目の前にある問題を自ら解決しようともせず、なんとかしてよ、と要求するのは問題のすり替え以外の何ものでもない。

大切な人たちをこれ以上傷付けたり困らせたりしないためにも、あたしはあたしなりに強くなっていきたいと思う。

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2003年09月24日(水) もうすこし。〜私信〜

もう少し待っててね。
煮詰まった頭をクールダウンしないと・・・。
そんなに器用じゃないのは、私も一緒なんですよ。
心から笑うためには、時間が必要なんです。






高級缶詰ももう少しお預けにしといてね。
いつもありがとうございます。

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2003年09月21日(日) 更新止まっててすみません。

土曜日に娘の運動会が雨の中決行され、ほとほと疲れたりであるとか、大事にしていた娘からもらった愛しのサンジ様がなくなってしまったとか、人様から見たらくだらないことなんですが、あたしにとってはえれえショックで、そんなこともあって、なんか、精神的に不安定になっていて、ものを書く気力が生まれません。
頭の中が真っ白になって、呼吸ができなくなりそうなくらい苦しいのは、ストレスのせい?

というわけで、ちょっとお休みするかもしれません。
とか言って明日には何か書いてるかもしれませんが。

あたしの愚痴日記なんぞ、楽しみにしてくれてる方がそうそういるとも思えませんが、とりあえず、ご報告まで。

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2003年09月19日(金) The Missing Piece

あたし達夫婦はよく喧嘩をする。喧嘩の原因は本当につまらないことがきっかけだったりするのだが、しまいには互いの欠点を罵り合って、その意見は平行線をたどったまま、決して交わることはない。
いい加減いい大人なんだから、お互いの欠点を認め合い、許しあえばよいだろうが、どうしてこんなにあたし達はお互いを許せないのだろう。

あたしは自分が納得しないと気がすまない。
でも、良くも悪くも自分が納得できれば、自分に非があると分かったら素直に謝る潔さはもっているつもりだ。
彼はあたしをねじ伏せないと気がすまない。
男のプライドからか、決して自分の意見を曲げない。あたしが悪いといい始めたら、絶対にその欠点以外に目を向けず、容赦なく非難する。

こんなふたりだから、いつまでたってもお互いを許しあうことが出来ず、それでもと、お互いに我慢しあって暮らしているからほころびが出る。
定期的にぶつかり合う様は多感な年頃になってきた娘には自分の存在意義を脅かされるほどのダメージになっているらしく、あたし達の言い争いが始まると泣き始めることが多くなった。

「もうやめてよ!どうしていつもそうやって喧嘩ばかりするの?」

泣きながら訴える娘の気持ちはわからなくはない。
あたしも子どもの頃、両親が不仲で、しょっちゅう言い争ってばかりいた。あんなに仲が悪いのなら、離婚すればよいのに、といつも思っていたし、あたし自身父が嫌いだったから、そんな父といつまでも暮らしている母も嫌いになった。
何かの折に、

「おまえさえいなければ離婚してたんだけどね」

といわれたことから、自分の存在を否定されたような気持ちになったことがあるから、娘の今の気持ちは理解できるのだが。

子ども達がいなければ、離婚しているだろうか?
なぜあたし達はこうもお互いを傷つけあうのだろうか?

考えてもわからない。
愛しているから、とか、そんな陳腐な理由ではない。
ただひとついえるのは一度作り上げた関係は、そうは簡単には壊すことはできないということだ。
何もかも自分の望む条件を満たす関係なんてありえはしない。
きっとまだ、お互いに何かを期待しているんだろう。
奇跡は起こらないかもしれないのに、ね。


タイトルはシェル・シルヴァスタインの絵本からです。

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2003年09月18日(木) 学ぶ楽しさ。

今日は息子の保育参観があり、そのあとママ友達とランチすることに。
久しぶりに子どもの話や、嫁姑の話をして盛り上がることは盛り上がったのだが、途中からあたしはどうにも居心地が悪くなってしまった。
なぜなら、みんな子ども達には習い事をさせ、塾に通わせ、家では宿題を見てやり、子どもの成績について熟知しており、えらく教育熱心で、そこへ行くとあたしは、習い事はさせてるが、塾には通わせず、宿題はやったかやらないかの確認のみ、勉強は全く見たことがない、成績もマルの数がいくつかも知らない。

いいのか、あたし。
母親として間違っていないのか?

勉強はしないよりしたほうがいい、だけど、やれと言われてやる勉強は苦痛だし、身につかないとも思っている。
あたしの今までを顧みるに、好きで勉強したことって言うのはよく覚えているし、得意だったけど、イヤイヤ勉強したことは全く覚えてない。

学校の勉強がどれくらい人生に役立っているかと言うと、小学生レベルでも事足りてしまうかもしれないとも思ってしまうけど、知りたいという欲求はあるはずだし、それを満たすためにも勉強はした方がいい、と思う。

勉強が楽しくないという娘にモノを学ぶ楽しさはどうしたら教えられるのか、それは強制しては得られないものだとは思うのだが、あまりに野放しではよくないのか、とも思う。

どうしたもんだか、母親として落第点をつけられたようで、ちょっと凹み、だからあたしはママ友達とあまりなじめないのか、と落胆する。

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2003年09月17日(水) かわいそうな人たち。

意識の違いなんだと言われてしまえばそれまでなんだけど。

用事があって本部に電話するとたいていの場合、担当の人は忙しそうで、申し訳ないと思いつつも仕事上どうしても話さないとならない必要性に迫られているため、電話をしているのに、横柄な態度で応対されたり、必要最低限の用件だけ聞くとさっさと切られてしまったり、感じが悪いことこの上ない。

自慢にならないくらい、あたしは職を転々としている。
ちなみに飽きっぽいからではない。
あたしの中ではきちんと働いたと思っているのは建設会社の経理と教習所の指導員だけだ。その間のもろもろの仕事に関しては食いつなぐための場つなぎ的なものであって、本来なら履歴書には書きたくないくらいだ。
で、転々としてきたからこそ、見えるものもあるわけで、電話応対って言うのはすごく簡単なようでいて奥が深いものだと思っている。
社員同士だからといって、お互い仕事中に連絡をとるのだから、そこには仕事を邪魔して申し訳ないと言う気持ちがあって然るべきだと思う。
てか、あたしはそうです。

「お忙しいところ申し訳ありません」

必ず一言添えてから用件に入っている。なのに、前述の本部の応対ときたら、高圧的で、やな感じの人が多いのだ。
あるところで、

「それは身内だからこそのぶっきらぼうだ」

という風に言った人がいますが、身内だからこそ、ぶっきらぼうであっていいはずがないと思うのですが?
身内だったら無礼でもよいのですか?
家族だから、常に横柄でいいのですか?
甘えるのもいい加減にして欲しいです。






先日、遅番の社員の代わりにポケット内線をもっていたあたしに、店長から電話がかかってきた。
あいにくレジを打って接客中だったため、折り返しかけると開口一番、

「電話の使い方わからないの?」

その時点でカチンと来たのだが、

「いえ、接客中だったものですから」

と答えると

「接客中なら接客中で、電話出て、『接客中です』っていってくださいね」

はあ?
お客様第一じゃないんでしょうか?
全く何様なんだよ。

今までの中で一番身分による差別を感じる会社です。
責任ばかり重くて、そのくせ、立場的には一番下っ端。何かというと所詮パートだから、と言う目で見られるのでは、やる気なんてなくなっていくじゃん。

まあ、半分以上趣味でやってるようなもんだから、仕方ないと思うしかないのだろうし、かわいそうな人たちだな、と思って聞き流すのが一番なのかもね。

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2003年09月16日(火) メアドに思う。

あたしは9つのメアドを持っている。
ムダに多い気がする今日この頃なのだが、一回作るとプロバイダーを解約したりしないと消えないのがメアド。
ホットメールなんかは使わないでいればいずれなくなるようですが、意外と使わないようで使うみたいで、いまだなくなっていません。
というか、何でこんなにたくさん持ってるんだよ、と言う話になると、まあ、ものすごく単純な理由なんですがね。
まずはPHSのメアド。こりゃ、Eメール対応の機種になったと同時に取得。
その後、PCを購入。ネットはじめるために契約したプロバイダーでまず、メインのメアドを取得。
のちに、接続をCATVに変更したため、そこでもメアドを取得。
ここまではなんのひねりもなく、本名が入ってます。
あたしから送ったメールは瞬時に、

「あ〜あ、うららさんからだ」

と分かる仕組みになってます。

ネットに慣れはじめた頃に、ネット懸賞にはまりだし、そのためのメアドをフリーのプロバイダーで取得。これも本名を縮めただけ、と言う実に分かりやすいもの。
そのうち、いろんな所で暗躍するようになり、本名は隠匿する必要性に迫られ、HNを使ったりなにやら小細工をしたり、といったものができはじめ。
それでもなんか、わかりやすいものばかりで、己の創造性のなさにあきれていますが。

最近メアド交換すると可愛いのがいっぱいでうらやましくなったりします。
最近であったもの。

plute
spitz
miffy


なあんか、可愛いじゃん。
なかにはアルファベット羅列で、何を表しているんだろうと、よくよく聞いてみると、家族のイニシャル並べた、とか。なるほどねえ。
ドコモは相変わらず迷惑メールがじゃかすか来るようで半年に1回とかメアド変更する友人もいて、正直登録しなおすのが面倒なんで、なんとかしてもらいたいと思います。

あたしもPHS、可愛いメアドに変更したいのですが、契約者変更とか、解約とかしないと替えられない仕組みになっており、今の番号使いつづけるうちはまんま本名のメアドのままなんだな。
もっと考えて作ればよかったかな。(笑





<追記>
えと、タイガース優勝しました。ばんざい。
というか、最後、自力で優勝したんじゃないので、ちとつまんないです。
で、あたしの働くスーパー、優勝セールは全店で行なっていません。関西の方面だけです。
そっち方面の店舗で働く方々、ご苦労様です。
節操がないといわれようとなんと言われようと、まあ、お祭り好きの日本人気質ということで許せ。
消費者はとりあえず安くなりゃオッケーでしょ?(あたしだけ?)

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2003年09月15日(月) ご招待。

先日も友達から入籍しましたと言うハガキが来たばかりだが、昨日メールチェックしたら、年賀状くらいしか音沙汰のなかった友人からメールが来ており、

「結婚することになった。式には夫婦で呼ぶからその日は空けておいてね」

彼女とは、その昔OLだった頃に、同じ会社で働いていた。
趣味がライブに行くこと、と言う彼女とは音楽の趣味も合い、月に1度は一緒にライブに出かけた。
男関係はさっぱりと言うか、なんていうんだろう、いわゆる色気のないタイプだったので、友達以上には進まないことが多く、もったいないなあと思っていた。

一時期出会い系にはまり、次から次へと男と付き合ってるというような話を聞いて、しばらく音信普通になっていて、心配していた矢先のメール。
友達の紹介で知り合って、付き合い始めて1年も経っていないけど、もう10年以上付き合ってるようだ、とのこと。
出会いって言うのはきっとタイミングで誰にでも訪れるものなのだと思う。
幸せになって欲しいです。





<追記>
転んでいる人に手を差し伸べるのは簡単だし、目に見える優しさだ。
だけど立ち上がるまでを見守る優しさもありだと思う。
見守ることは時として、忍耐を必要とする。手を差し伸べるほうが簡単な場合のほうが多いからだ。
突き放すのでなく、状況に応じた援助を与えることが、実は一番の優しさであり、思いやりなのではないだろうか。

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2003年09月14日(日) 日記を書く理由。

あたしは周囲の人には迷惑だろうが、嫌なことやつらいことがあると、人に話してすっきりするタイプだ。

「聞いて聞いて、ほんとむかつくったらないのよ」

といった感じで、愚痴ることでストレスを発散するタイプ。
聞いてもらうだけですっきりするのだけど、いつでもウエルカムな状態で聞いてもらえるとは限らず。
先日も、いつものように仕事であった嫌なことを話し始めたら、夫がそんな話は聞きたくないという。
確かに夫は仕事であったことを、全くといっていいほどほとんど話さない。だから、昼間なにをしているか、と言うことは窺い知ることも出来ないのだが、だからと言ってこちらに不都合があるわけでなし、本人も話す必要がないから話さないのだろうから、それでよいか、と思う。

だから、そういった話す必要のない人から見たら、あーだ、こーだといろいろ聞かされるのは苦痛以外の何ものでもないのだろう。

だからあたしは日記を書いている。のだと思う。
思いをぶちまけることですっきりする。たったそれだけの理由で日記を続けているのだ。

それでも、公の場で口にするには不都合なことも多々ある。
そう言ったことを話すことが出来なくて、あたしは寂しかったり、ストレスがたまったりするのだ。


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2003年09月13日(土) 結果が全てならば。

上半期の全店の売上順位が出た。200店舗余りの中で、あたしの担当商品の売上は80位くらい。
モノによっては50番以内のものもあるのだけど、いまいち。
ちなみにゆーじくんのいった店は、それなりの売上で。
くそ。負けてるやん。

昔のことですが、自分を認めてもらいたいと思う人がいて、その人の求める要求水準を満たそうと必死にもがいていたことがありました。
なかなか目標が達成されず、焦っていた私は、結果はなかなか出せないけど、私は努力している、そのことは認めてもらってもいいはずだ、とその人に訴えました。

「私は努力している、その過程を認めろ、あなたはそう言うのですね?
 でも、いいですか?大事なのは、過程ではなく、結果なんですよ。結果が出なければそこまでの過程なんて言うのは意味がないんです。努力してる?そんなのは自己満足でしょう?それを認めろと?」


その人の言うことはいつも辛辣で、あまりにも正論で、そのときも私の甘えた考えを根こそぎ否定され、かなり参ったのを覚えています。
確かにそうなんです。がんばった、と言うことに起因して得られる結果、それが全てです。結果を導くには努力をするのは当たり前、努力だけで結果を残せないのでは、何にもならない。
求められているのは、過程ではなく、結果なのですから。

こんなにがんばったのに、って言うのは、言い訳に過ぎない。
本当にがんばったのなら、何らかの形になるはず。
精一杯の努力をして、それでもなお、結果を残せなかったのなら、それは過程が間違っていたと言うこと。

下半期、悪条件もあるが、何とか、50位以内に食い込んで見せたいと思う。

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2003年09月11日(木) 誰かへの手紙。

綺麗な満月でしたね。
あまりにも忙しい毎日だから、空を見る余裕すらないのじゃないか、と思って、お知らせしたのですが、余計なお世話でしたね。
綺麗なものを見て綺麗と感じられるうちは大丈夫です。
そんな風に余裕のあるアナタを見てると、私もそんな風でありたいと思います。



近所で大きなクレーンが動いているの。
なんでもかなり大きなマンションが建つとかで。
春になると満開の桜が見れたのに、跡形もなくなってしまうんだね。
何年かすれば、桜の記憶は遠くかすかなものになり、気がつくとそのマンションはもうずっとそこにあるかのような錯覚にとらわれるのだろうと思います。



彼女からね、電話があった。
あたしのところに電話をしてくるくらいだから、相当に参っているに違いない。
あたしはほら、普段から、人とはあまり深く関わろうとしないから。
まあ、そのせいで友達が少ないのだけど。そのことを嘆くのは間違っているよね。
で、彼女と今度飲みに行くことにしました。
彼女は酒豪だから、あたしなんて到底太刀打ちできないんだけど、たまには女同士、互いに言いたい放題言って飲み明かすのも悪くないんじゃないか、と思って。
実は本音を言うと、飲みたいのはあたしのほうであって、たまたま彼女の飲みたいタイミングにあったってことなのかもしれないんだけどね。(笑



ミノムシがね、ぶら下がってた。
もう何年も見たことなくて、幼稚園なんかじゃ、見つけたらぜひ、持って来てください、なあんてお願いがあるくらいなんだよ。
早速捕まえた息子はすかさず虫かごに入れちゃったんだけど、これって蛾になるんだし。かわいそうだから逃がしてやりたいと思います。



これだけ暑いと頭が回らないね。
だから、と言うわけでもないんだけど、自分のテンションを高めるべく、今日は真っ赤なTシャツに、真っ赤なタイトミニ、汗を拭くタオルまでミキハウスの真っ赤なタオル、と言う。(笑
いい年をして、と子どもに突っ込まれるかと思ったが、何にも言われずにちょっと安心。
近隣店舗に洋服を見に行く。
久しぶりにパンツの試着をしてみたら、またさらにワンサイズ下になっていた。
久しぶりにあった友達に
「なんか、またやせたでしょ?大丈夫なの?」
と心配されたのはまんざら気のせいでもなかったのか、と体重を量ると、久々に50キロを切っていた。食事の量はそれほど減ってないんだけど、どこか悪いんだろうか。
心配するあたしを尻目に夫は
「よかったじゃん」
とのんきなことこの上ない。



こんな感じで1日が過ぎていきます。
こんなくだらない瑣末な話を誰かと分け合うだけでも気分転換になるんだよね。
聞いてくれてありがとう。
お元気で。
また明日。


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2003年09月10日(水) 23時閉店の影響。

最近、休みと言うと死んだように眠っています。
子ども達が騒いでいようが、話し掛けてこようが、絶対起きません。
というか、起きれません。
とりあえず、午前中に用事は済ませ、子ども達が帰ってくると同時に気絶、と言うパターンが多いかも。

季節の変わり目だからかなあ。
朝晩は涼しくて気持ちいいし、眠気を増長されるんだけど、仕事中も立っていてついうとうとしてくるのはやはり問題ありですかね?
ヒマ疲れって言うのもあるのかもね。

だって、最近23時閉店になってからというものなんか、総体的に混雑するって言うことがなくなってきて、夜も19時を過ぎるとヒマ。
お客さんもいないから、売り場もきれいで、することなし。
先日ハタキで掃除して死ぬ思いをしたから、それ以来雑巾片手にガラス拭きの毎日だけど、それだっていい加減やり尽くしてしまうし。
2週先のセールまで考えた売り場替えも終わってしまいました。(汗

時間に追われて仕事することは減りましたが、なんか、時間を持て余してる毎日が、ちょっとつらかったりします。





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でも働き者でもなく。
ゆとりをもって仕事ができるんだから、日頃時間がなくて出来ないような作業をやればいいじゃん、と思うのだけど、そう言うのって結局、面倒なことが多いから、必要に迫られないとやらなかったりして。
あくびをかみ殺すのに必死な毎日です。

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2003年09月08日(月) セプテンバー・バレンタイン。

仕事で使う週間予定表、みたいなものがあって、祝祭日や、地域の行事などが載ってるんですが、9月に入ってから、ズーっと気になっている日がありまして。

それがメンズバレンタイン・デーと言うもの。
メンズ、と言うからには男性から愛の告白をする日なのかな?と思い調べてみたら、
「9月14日は2月14日のバレンタインデーから半年後であることから、男性の側から積極的に愛を表現する日として、日本ボディファッション協会が1991年に制定した日。
バレンタインのチョコレートに対して、この日のプレゼントは下着」
だそうで。

バレンタインはお菓子業界の陰謀で、今度は下着業界の陰謀かよ、とびっくらしました。
てか、知ってましたか?
あたしは初耳で。
まあ、お祭り好きな日本人ですから、なんだかんだいってイベントを作り上げちゃうんでしょうね。

でも、下着をプレゼントされて愛の告白、なんてされたら、
















・・・引きません?

好きな人からもらったとしても、

「彼ったら、この下着をつけた私にナニをさせようと言うのかしら・・・」

みたいな。(笑








で、調べていたらふと目に留まったのが、セプテンバー・バレンタインと言うもの。
同じ9月14日なんですが、これが、あーた、

「3月14日のホワイト・デーから半年後、今度は女性から別れ話を切り出してもよい日。
ルールは、紫色の物を身につけ、指には白いマニキュアを塗り、緑色のインクで書いたサヨナラの手紙を手渡しすること」


なんか、怖くね?
別れ話を切り出す前に、そのいでたちが充分に怖いと思うんですけど。なんちゅうか、黒魔術のような。(汗



どっちもあんまり普及してない理由は、そのシチュエーションが特異だからなんじゃないかなあ。







1週間後、アナタの元に紫色の物を身につけ、白いマニキュアをした彼女がこないことを祈ります。


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2003年09月06日(土) 成長。

某所でとんでもない代打日記を書いたために、アクセス数がびっくりする状態になっていますが。
ごめんなさい。あちらで書いたような日記はこちらでは書きません。あしからず。
だって、生々しいじゃないですか。(汗
一応ここは身近な知人も読むことがあるんで。自主規制です。









さて、夏休みの間に子ども達は成長します。
2学期が始まり、上履きがきつくなった、とか、制服の丈が、とかしばらくぶりに身に付けるものでその成長度合いがわかります。
目に見える成長としてそれが顕著に見られるのは、中学生くらいまででしょうか?
うちの娘もついに160のパンツがはけるようになり、母子兼用で服を着られる日も近くなってきました。(え?
息子も、中敷を入れてちょうど良かった靴が中敷なしでもちょうど良くなりました。
それに、一番成長したな、と思うのは幼稚園の制服がなんとなく似合わなくなってきた、と言うこと。
入園当初の、かわいらしい、といった風情はもう薄れ始め、なんとなく似合わないのです。
大きさ、と言うのではなく、着実に幼児から子どもへと移り変わっていっているのでしょうね。





先日、ただいま就職活動のため、バイトを休んでいる某Kトー君が、学校帰りに売り場に立ち寄りました。
日頃あまり目にする機会がない高校の制服姿を見て、思わず、










似合わない。









彼と同じ売り場のI君と

「似合わないよねえ。ある意味、コスプレ?みたいな感じに見えるのは気のせい?」

と妙に受けたのですが、やはり、彼も着実に成長しているのでしょうね。

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2003年09月05日(金) 損したような得したような。

今日は公休日。
夫の給料日。
やることいっぱいあるの。
払いそびれた国保払いに行ったりとか、幼稚園と小学校の月謝振込みに行かないといけないとか、そう言うんで銀行周りをしなくちゃならないの。
しかも夫の2週間使い捨てコンタクトが寿命を迎え、ストックがないため、それも買わなくてはならないし、ついでに言うとあたしのももう2週間以上装用していて、交換しないといけないの。


と言うことで、朝から急いで洗濯を済ませ、10時の開店にあわせて出発することにした。
2週間使い捨てって言うのは目には優しいのかもしれないけど、お財布には全く優しくない。1ヵ月半で3000円くらい、1年にしたら36000円も使うことになるわけです。当然消毒とか保存とかのケア用品も別途かかるわけですから、年間40000円はかかると言うことになります。それが2人分となるとああ、もう、考えるのもいまいましいです。
だいたい夫はメガネがあるんだから、それで仕事行きゃあいいんじゃん、と言ったら、
「これじゃ仕事にならない」
とかぬかしよる。
まあ、極度の近眼だから、メガネでは矯正しきれないと言うのも分からなくはないのだけども。

あたしですか?
あたしはメガネをもってないんです。昔作ったのは当然度数があってませんから、論外。
裸眼で生活するには相当の勇気が要る乱視のため、今ではコンタクトなしでは生きていけないほど。
この際だから、使い捨てじゃないのを作ることにした。
一通り検査してもらって、選んだレンズはでかい。でかいがゆえにスポーツしてもずれにくい、とか言うけど、あたしはスポーツはしないんですがね。
視力のほうは、と言うと乱視用ではないので、今までより若干視力が落ちてしまいました。両眼で1.0。
で、あわせて8000円くらいでできたんですが、寿命は約1年。それでも断然お得じゃないですか?



と浮かれて帰ってきたところに、電話が。

「もしもし、うららさん?」

「はい?マネージャー?」

出てみるとマネージャーからだった。
休みの日に電話がかかってくるなんて、あたし、何かやらかしたんでしょうか?と、びくびくしていると。

「うららさん、今月のシフト見た?」

「シフトですか?イヤ・・・まだちゃんとは・・・」

「今日ね、出勤になってるんですよ?」






















い?(汗






月に1度、家族との休みをあわせるように、とご厚意で振り替えてくれたのがまさか、今日だったとは。(汗

「すみません!何なら今から出勤します!」

「イヤ、ちょうどヒマですしね。いいですよ。その代わり、今月は日曜日休みなしね」

損したのか、得したのか、よく分かりませんが。
イヤ、ほんと、ごめんなさいだね。

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2003年09月03日(水) 残暑。

残暑厳しき折、皆様いかがお過ごしでしょうか?













なあんて・・・厳しすぎるんだッつーの。
なんですか?この暑さは?
大体朝起きて、鏡を見たら右目が腫れてるし、それだけでも充分に暑苦しいし。
ぐったりです。
そして、幼稚園に用事があって、午前保育の息子を迎えに行くと11時半なんて暑さの真っ盛り。あまりの暑さでくらくらし、すっかり具合が悪くなってしまい、一気に病弱モード。
急激に睡魔に襲われ、学校から帰ってきた娘の昼食を用意すると、あとは夢の世界へ。
ウトウトとまどろみ、窓から入ってくる風のみで涼をとり、かすかに聞こえるセミの声、に混じって男の話し声がする。








・・・男の話し声?






家の前でお向かいの高校生だか、大学生だかの男子とその友達が立ち話してるう・・・。
それでなんとなく目が覚め、意識が戻ってくるに連れ、部屋のあまりの暑さに悶絶する。
あたしが昼寝していたのは西側の部屋、差し込む西日で一気に温度が上昇し、まるで海の家で昼寝でもしているかのような状況になっていた。

暑くて暑くて、カラダも脳ミソもとろけそうです。
今ごろ暑くなられてもなあ。

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2003年09月02日(火) ストレス解消法。

向こうはどう思ってるのか知りませんが、あたしのせまあい交友関係の中で気が置けない関係だと思っている人がいる。

彼女との出会いは今からかれこれ6年程前になる。
今のところに引っ越してきたばかりで息子を妊娠したあたしは、友達もなく、ひたすら娘を公園に連れて行ったり、地区センターに連れて行ったり、子ども中心の生活を送っていたのだが、そんな時、地区センターでであったのが彼女だ。
うちと同じ年の娘と生まれたばかりの赤ん坊を連れて来ており、娘達は遊び始めた。

「秋になったら赤ちゃん生まれるんだあ。じゃあ、上も下も同じ学年だね」

なあんて話していたら、突然娘達がケンカをはじめた。それも取っ組み合いの激しいケンカだ。
初対面のよその子ども、しかもうちの子は体が大きいのだが、その子は小柄だ。どう見ても分が悪い。怪我でもさせたら大変だ、と思いつつも、当時、子どものケンカにはできるだけ口を出さない、と言うのがあたしの育児方針で、怪我さえなければやるだけやったほうが良い、と言う考えだった。しかし、それは顔見知りのよく知った間柄でこその暗黙の了解であって、こんな風に初対面のみ知らぬ親子との間では許されるはずがない、と内心焦った。

「あーちゃん、やめなさい」

軽く制止すると彼女は

「大丈夫、大丈夫、ちょっと放っておいて様子見ていても平気だよ」

と言ってくれたので、とりあえず、様子を見ていたが、一向にケンカをやめる気配がない。それどころか、段々激しさを増し、まるで女子プロの試合を見ているかのようになってきた。
いくらなんでもやりすぎ、と二人を制止し、その日はお互いごめんなさいね、と帰ったのだが、それからもことあるごとに公園で会うようになる。

「この前はゴメンね」

みたいな感じで段々と仲良くなっていったのだが、そのことがあったせいもあるが、それ以外にもどうにも彼女の子どもの叱り方が苦手で、しばらくはなんとなくなじめずにいた。
人のことは言えないのだが、彼女は子どもを叱るとき容赦なく怒鳴り散らす。
当時は叩いたりもしていたかなあ。公園のママたちの間ではかなり有名だった。
あのママ、怖いのよ、って。
あたしは、と言えば、やはり、娘が2、3歳くらいまで言うことを聞かないと容赦なく怒鳴り散らし、叩いたり、なんて言うのは日常茶飯事だったこともあり、彼女のその姿を見るにつけ、自分のいやな部分を見せ付けられてるようで、居たたまれなくなり、もう、絶対子どもをあんな風に叱るのはやめよう、と反面教師にしたくらいだ。

そんな風だったから、彼女のことはなんとなく苦手、と言う意識のまま当たらず触らず過ごしていたのだが、たまたま幼稚園まで一緒になってしまった。
正直気が重かったのだが、よくよく話してみたりするとまじめで何でもがんばって抱え込んでしまうタイプで、子どもを叩いたりすることをあとからすごく反省し、それでも抑えきれないジレンマみたいなものを抱えながら過ごしている、と言うことが分かった。

あたしが彼女を苦手と思った一番の原因は、彼女の中に自分のいやな面を投影したからに違いない。
それに気がついてからは彼女とは何でも言い合えるような間柄になりつつある。

そんな彼女からメールがきた。

「ストレスはどうやって解消する?」

彼女は携帯をもっているにも関わらず、連絡は絶対電話でする。
メールを送っても返事は電話だったり。
そんな彼女からメールが来るなんて珍しい。
どうしたのだろうと思って見ると、

「いろいろあって疲れちゃった。ストレスはどうやって解消する?」

とある。
実は彼女、最近めまいがひどく、病院に言ったらメニエール病と診断されたらしい。
週に5日ほどレストランでパートをし、仕事の合間を縫って、PTA活動をしたり、家事もきちんとこなし、働く主婦の鑑みたいな生活を送っているのだ。
しかも教育熱心な彼女は、子どもの勉強まで見てやっているのだ。疲れがたまっているに違いない。

ストレス解消かあ。。。
実はあたし自身、うまくストレスを解消できずにいる。どう答えたものか、と迷ったあげく、

「お酒。八つ当たり。友達に愚痴る。寝る。」

と返事した。

しばらくして返事がきた。

「今日はねることにします」

実は大酒飲みの彼女が、寝る、と言うからには相当参っているのだろう。
こんなとき何の役にも立てない自分がもどかしかった。

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INDEXこれまで。それから。

うらら |あばら家足跡恋文

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