日記帳

2007年04月26日(木) 先走り

てな日記を書いた晩、お風呂上りに娘が言いました。「今日ユキちゃんと仲直りした」えええええ!そうなの!?もっと早く言わんかい!

「このあいだはごめんね」「次からは入れてあげるからね」と言ってくれた、と。

慌ててユキちゃんママにメール。ありがとう、ごめん、と。先回りして騒いでしまったカーサン。穴があったら入りたい。

すると返信が。「(娘同士の間にトラブルがあったことを)言ってくれてありがとう、さばさんが謝る理由はひとつもありません」と。

・・・。

学びました。お友達とのトラブルで、直接お友達のママに物申すことが、どうなるかということを。まずは幼稚園の先生に話すという選択肢を考えることも大事だということも。

母親同士が仲良く親しくしていたからこそ、ポロッとつい話してしまったカーサンの軽率。よく覚えておきます。



2007年04月25日(水) 心変わり

長いです。

京都に引越していったミカちゃんと、なりは小さいが中身はおしゃま炸裂なユキちゃんと、娘と3人、年少から仲良しでよくつるんでいた。

3月にミカちゃんが引越していき、今度は5月に娘が引越す。ミカちゃんの引越でショックを受けていたというユキちゃんのことを、カーサン少し心配していた。おいてけぼり気分になりはしないかしら。おしゃまだけど案外ナーバスなユキちゃん。

が、意外な展開になってきた。

ユキちゃんが娘に背を向け始めたのだ。「あそぼう」と誘っても「うかちゃんとはあそばない」と他のお友達に行ってしまう。それが3日続いたと言って、昨日は帰宅するなり娘はべそをかいた。

そういえば、先週久しぶりに我が家にお友達を呼んだときも、ユキちゃんは違う女の子とくっついて、娘をつまはじきにしていたなあ。

主導権を握れないどころか、仲間はずれに近い感じだった。カーサンはキッチンで成り行きを見ていただけで敢えて口を挟まなかったけれど、娘が逆に支配する側に回っていたら、絶対注意してしまっただろう。

「うかはつまんない」「こんなだったら、おともだち呼ばなければよかった」とうつむいて涙をぬぐう娘に、「ごめんね」「うかちゃんごめんね」とユキちゃんともう1人は謝っていた。
※でも同じことを繰り返していたけどね。そのたびに娘はぐずぐずとすね、他の二人は謝る。あそこが介入のチャンスだったかもしれない。

カーサンに助けを求めず、自分で相手に「こういうのはイヤだ」と言えた娘に「おお成長したのう」などと呑気に感心していたのだが。甘かったかなあ。

「おともだち呼ばなければよかった」という脅しっぽい言い方はよくないなあ、と思い、娘に「そういう風にお友達が言ったら、あなたならどう?」と尋ねたところ「ちがうあそびをしようと思う」と真っ当な返答。あら。「しらける」とか「つまらない」とか、そういう感覚ではないんだ。

たぶん、ユキちゃんは「うかちゃんすぐスネて泣くからつまんない」くらい感じたと思うけどね。娘にその感覚は無いらしい。ううむ。

あんなに張り切ってユキちゃんと仲良く通っていたスイミングも、ギャン泣きで拒否。布団にもぐりこんで泣きじゃくって出てこない。「だって意地悪言うんだもん!」と「アップ(水に顔を沈めること)できないもん!」「もういい!」誰に似たのかこのヒステリックな・・・。我が身を見ているような・・・。

たまたま「スイミング嫌」とユキちゃんのこととが、タイミング重なったんだけどね。「一緒にスイミング行こうね」と約束していたユキちゃんママに「無理みたい」と電話したカーサン、よせばいいのに「最近ね・・・」とユキちゃんと娘のことを話してしまった。

「嫌な思いさせてごめんね」「話してみるから」とユキちゃんママ。「ユキちゃんのこと、叱らないでね」と大人ぶって締めて電話を切ったけど、そんなことをママに話したことを激しく後悔した。

そして今日。やはり幼稚園でも二人は接触無く過ごしていたらしい(おてもやん先生にも相談したカーサン嗚呼。いやー「様子を見てみてもらえますか」程度にお願いしたんだわー)。

帰りにユキちゃんママに会ったので「昨日は電話でごめんね」と謝ったら「こちらこそごめんね」とお互い謝りまくり。

「でも「なんでうかちゃんと遊ばないの?」って聞いたら「うかちゃん暗いから」とかユキはのらりくらりと云うのよ」とユキちゃんママ。

がーん。暗いから。

この一言で打ちのめされ、今日記を書いているわけです。

ユキちゃんのばかー!←オマエほんとに37才ですか・・・



2007年04月21日(土) 総会 送られるの巻

総会前からね。

・朝から娘がマーライヨン。「出掛けるよ」と予告もしていないのに。何故今日なんだ。
・マーライヨン前に重めの低血糖症状も。発症以来というより、生まれて初めてのことだったので怖かった。
・小児科に連れていき、低血糖症状も、マーライヨンも、きちんと診察してもらってほっとする。あとは回復を待つのみ。

・親子三人、娘はパジャマで昼ご飯におじやをすすっていたら、引越会社の営業マンが来る。約束より1時間早いよ。「どうぞ、続きを召し上がって」いや無理ですて。
・営業マン帰る。おじや再開。水分を存分に吸ったおじや・・・。

・その後元気を取り戻していく娘。夫も「大丈夫じゃない?行ってくれば?」と後押ししてくれる。そそそうね。夕ご飯食べさせて様子見てからにするわ。
・季節はずれのうどんすきをおかわりする娘。顔色もすっかりよくなったし。じゃ、カーサンちょいと行ってくらあ。←おいおいというツッコミはのちほど

さあ総会だ。

・お店の階数を教えてもらったので、受付に行かず直接エレベーターで上がる。しかしこのブラックライトのエレベーターね。
・もしかして部屋の中が見えないんじゃ?違う部屋のドアを開けちゃったりして?
・おそるおそるドアの小さい窓から中をのぞいてみたら、おー、マダムたちいっぱい発見。
・「遅くなりまして」と入った途端に酒飲みさんから花束を。りつこさんからブーケと娘にプレゼントを。トロンさんからくまさんの携帯ストラップを。ひゃー皆様恐れ入ります。うれしー。
・酒飲みさんが「豆乳がなんちゃらかんちゃら」と嘘を言うのでまんまと煙に巻かれる。スガさんの切り抜きだった(よだれ)。
・あれ?noirさんは?えええ、来られないんだったっけ?

・な、なんかマダムたちのスピードに追いつかん。走れオレ。←でもソフトドリンク。甘い。甘いんだよ。
・線香花火が刺さったハニトー登場。やーん。泣かせるプレートが。
・一斉に携帯をかざすマダムたち。やはり。
・プレートのメッセージで「ほんとにさばでいいんですか?さば?さばですか?」と何度も確認されたとりつこさん。ハンドルって大事。いっそ漢字でもよかったか。魚偏に青ですと。いっそ潔く。
・何故そんなハンドルにしたかというと、・・・まあまあまあ。
・記念撮影もしてくれると、さっきハニトーを運んできた陽気なあんちゃんが再登場。
・出来上がった写真には、やはり再度「さば」の文字が。ええ、あたしがさばですが何か。
・あんちゃん三度登場。「素敵なゲストが」と言うので一瞬「スガさんだったらどうしよう」と思った。
・千原ジュニア似(←あくまで私見です)のマジシャン登場。
・りつこさんの食いつきっぷりにkikiさんと微笑みあう。
・引越当日、新幹線で行かないと言うと落胆しまくるマダムたち。
・しかたないなー。大宮で降りて夫の車に移動するか。そこまでして三唱。
・仙台支部長を酒飲みさんからおおせつかる。
・一言求められてしどろもどろ。情けなか。
・二次会に行くと手を挙げ「大丈夫なの」とマダムたちに心配される。そうですよね・・・。でも行く。今夜は行きたいの(意味不明)。
・二次会はチャングム話。熱いぜ・・・。

・楽しかったー。行ってよかった。うれしかった。
・留守中、娘は絶好調だったらしい。夫が呆れていた。
・健康第一。
・次回仙台総会、マイクロ貸切2台でいらっさるんでしょ?カーサンも一度東京に戻って合流するかなー。←支部長意味無し



2007年04月13日(金) いろいろ

あれこれ。

・段ボール箱が週末届くことになった。入れ物がないと片付けようという気さえ起きない。

とりあえず要らないものを出すべ、と押入れを開けて、堆積した娘のおもちゃをひっぱりだす。レゴ、プーさんのブロック、リカちゃん、おままごとの食材たち、むきーっ!ちまちまと!しかもどれも捨てられないときたもんだ。

大きなプラケースにはぬいぐるみ。これは出産のお祝いにはりきって実家ばばが買ってきた舶来モノ、これはTDLに行ったときファンタジーの力で舞い上がった大阪じじがプレゼントしてくれたもの、・・・。がーっ、捨てられないっ。

結局娘が「コレとコレとコレ、しまっちゃだめ」と数体取り出し、今まで遊んでいたくまだのいぬだのがプラケースに入った。右のモノを左に。片付かないの典型。

・そういえば収納が極端に少ない我が家。不要なものは、前回の引越しの際、相当処分したのであった。

でもどこからともなく出てくるんだろうな、始末の悪いものたちが。

・今住んでる家の売却チラシが、仲介不動産屋から郵送されてきた。改めて間取り図をじっと見つめてみる。ああ、手離すんだ。

・昨夜いちばん仲の良い従兄に引越すことを電話で伝えた。えええ、と本気で寂しがってくれて、嬉しかった。

「近いよ」「最速で一時間半だよ」「たぶんちょいちょいと池袋には帰ってくるし」と「どうってことないよ」感をアピールしてみたが、「それでもさびしい」と、「さびしい」という言葉をためらわずに言う。

本当はカーサンもさびしい。けど、それを認めたら歯止めが効かなくなるような、気持ちが雪崩れてしまいそうな気がして、転勤?屁でもないわ、という顔をするようにしてきた。

彼のため息まじりの「さびしい」を聞いて、やっぱり素直に認めようかな、と思ってきた。

物心ついてこのかたずっと過ごしてきた地域を離れるのだ。大好きなひとたちと離れるのだ。さびしがってもいいじゃない。

それで、もっと大切にできるかもしれないじゃない。

でも笑っていこう。とは思う。終わりってわけじゃないんだし。続いていくものは続く。大丈夫。

あら、ぐるぐるし始めた。

・何故かこの期に及んで縫い物。麻生地でギャザーバッグを仕上げる。あほか。



2007年04月11日(水) 物件探しツアー第二弾

今回は日帰りで強行突破。決めねば。今日決めねば困る。ふんがふんが(鼻息)。

いつもより相当早い時間に娘を起こし、目覚めてない口に朝ごはんをねじ込む。ある程度食べてくれないと打てないしさー。食べず打たずも怖いしさー。

地下鉄はラッシュ前で助かったが、予定通り娘を背負って歩く羽目に。あんたね。もう20キロ近くあるんだからね。カーサン腰と膝ががくがく。

平日の新幹線はビジネスなお客さんでいっぱい。娘の鼻歌が響きわたる静けさ・・・だったのは1駅だけで、次の駅でゴルフのおじさんたちが6人乗り合わせ、宴会ですかという賑わいにしてくれて助かった。すげ楽しそう。

不動産屋さん(前回もお世話になったこっひー)との待ち合わせにも間に合い、早速物件拝見に出発。いいお天気。

通算13件目は神社のお社の裏手、14件目は街中。ほぼ同じお値段。熟考の末、お社裏手に軍配が上がった。あーえがった。これで前に進める。

ところで14件目を拝見する直前に、娘の「おといれ行きたい」攻撃にあたふた。あいにく物件の管理人さんは不在、お部屋の水道はもちろん止まってます。涙目の娘の手を引いてトイレトイレ、と辺りをうろうろしていたら、沖縄料理のお店発見。仙台に来た沖縄の人ならきっとトイレを貸してくれるわ!(←よくわからない思い込み)

丸々したお顔のおっちゃんに「すみません、コドモにトイレ拝借できますか」とお願いしたら、気持ちよく了解してくれて、お掃除済んだばかりのぴかぴかトイレをお借りすることが出来た。ありがとうありがとう。恩に着ます。いつか食べに来ます。

管理会社が休みだったり、駐車場が見つかってなかったり、と、まだ未定の部分も残っているけど、どうかこの物件で決まりますように。頼んだぜこっひー。



2007年04月10日(火) 実績

早速保護者会。

その前に、第1回の課外の体操クラブ。午前保育の日は正午をまたいで1時間になる。一番危ない時間帯に運動しまくる。デンジャラス。

休み中と、園生活が始まってからとでは、必要な単位数が全く違う。低血糖を起こす可能性がむやみやたら高い気がして、補食というよりがっつりお昼ご飯を持って、早めに幼稚園に行って様子を見ることにした。

が、カーサンの心配は全く当たらず。娘はにこにこ園庭を走り回り、室内に入ってからも絶好調な声が聞こえてくる。なーんだ。拍子抜けした感じで時間を潰していたら、副園長氏がひょこっとやってきた。

副園長氏は園長先生の息子。カーサンよりは10歳くらい上だろうか。

「引越されるんですって?」と物腰柔らかな副園長氏。引越先で幼稚園を探す際に、必要なら、ここの園での娘の様子や、担任その他先生方から娘の保育の経験などを伝えてもいいですよ、と有り難い申し出を受けた。実績を園の方からバックアップしてもらえると思うと、やはり心強い。

「次の園の先生はきっと楽ですよ。正直言って、うちの方が大変だったと思う」と笑う副園長氏。ええ、そうでしょうね。年少のときはカーサンだって娘だって、と胸にもやもやがこみ上げてくるのを感じたりする。ま、確かに稀な病気なのには違いない。

でもきっと大丈夫。この2年で彼女(←娘のことね)はとても成長したし、強くなった。自分で不調を伝えられるようになった。「大変だった」とぶっちゃけてから「しまった」と思ったのか、最後は力強く励まされた。ははは。

確かに、次の幼稚園を探すことに対して、カーサンあまり不安を持っていない。そりゃ若干はあるけど。持病を理由に断られることはあるのかしら。断るような園はこちらから願い下げだけど(鼻息)。

2年という時間をかけて、カーサンも戦闘態勢を整えるべきTPOみたいなものを学んだ。それを解除するコツも、そのタイミングの見極めも、少しだけできるようになった。

ここではいろいろ学んだなあ。しみじみしながら保護者会に向かった、年長さん2日目。



2007年04月09日(月) 始業式

幼稚園の始業式。

カーサンの転勤引越話は春休み中にママの間に知れ渡っていた。スピーカーママに伝えておいた効果だが、びびった。慣れていても予想がついても、びびるもんはびびる。

「もう引越してしまった」説も飛んでいたらしく「今日会えてよかったー」「4月は来ないかと」としみじみされてしまったり。ははは。まだ居るんだわ。

嬉しいことに、担任の先生が持ち上がり。今年もおてもやん先生だ。い、1ヶ月だけど。でも嬉しい。

「ひとりで2階にいけない(←年長さんから2階に上がる)」と眉を曇らすヘタレな娘に付いてお教室へご一緒した。おてもやん先生の姿を見つけるなり「せんせーい!」と駆け出し抱っこちゃん人形かコアラかという勢いでがっしりしがみつく娘の姿を見ていたら、ちょっとだけ涙が出た。あー、カーサン若干疲れてるね。涙腺のゆるさは疲れと比例するんだ。

お迎えのとき、おてもやん先生に「お引越なんですか?」と話を振られ「そうなんです、5月くらいに」と切り出した。「うわー!やっぱりそうなんですね?うかちゃんがさっき、ちょっと泣きながらそう話してくれて」そうですか、話しましたか、泣きましたか。

「うか自分でいう」と宣言してたからなあ。よく言えた(親馬鹿)。

いいタイミングに感じたので、園長先生にも話した。もしかしたら、娘の持病を考慮して担任決めしてくれたのかもしれない。ありがたいなあ。

なんちってね。5月になっても変わらずこの幼稚園に通ってたりしてね。いやいや、ないとは思うけど。具体的に日にちが決まらないと、なんともふわふわした心持だ。

娘、進級おめでとう。楽しい思い出作っていこうぜい。



2007年04月08日(日) 物件ツアー第一弾

週末、仙台物件探しツアー1泊2日。

土曜に7件、日曜に5件見せてもらったが決まらず。決まらなかったせいか、ぐだびれだー。足腰にきた。きましたよ。

疲れた夫は帰りの新幹線でやけっぱちになってきて、陸の孤島物件にしちまえと投げ出しそうになり、カーサンにこやかに、しかし必死に阻止。頼む。「ぽつーんと感」を最小限に留めたい、家に居る時間が圧倒的に長い妻の願いだ。

しかし週末休む不動産屋がいるとは驚いた。おかげで見たい部屋が3つも観られなかった。平日来ないとダメってことじゃないかっ(鼻息)。そゆもの?そゆものなんだの?

娘は「あたらしいおうちー!」とどの物件見ても楽しそう。「こっちにもおへやがある」「おだいどころもある(←無いと困る)」奥様チェックが入ります。

そして地上27階の物件で娘うはうは。「ここにちようよ」無理無理無理。命綱つけないと洗濯もの干せない←カーサン高所恐怖症のケ有り。高いトコ無理。

2日間で3人の不動産屋さんに案内してもらった。

1人めは気仙沼出身イケメン若造。「オレこういう間取り好きッス」「ここカレー臭くないスか?」コートの衿を立てて案内してくれた。ははは。女子大生に人気出そうな感じ。

2人め、夫お気に入りのニックネームこっひー。娘と同じ年のお姉ちゃんと妹ちゃんをお持ちで親近感大。彼、出身地域への愛がほとばしる。すごく親身に探してくれる。結局決めきれない我々に付き合って、今度の水曜日、下のお嬢ちゃんの入園式前日にも物件見せてくれるって。ありがとうありがとう。絶対キミんとこで決めるから。

3人め、つんつん髪だが年はかなりいってる濃い顔のおにいさ・・・もといおじさん「いつもここから」似。車内がすんごい香料の匂いでむせそうになったら、車の匂いじゃないくて彼のコロンであった。後部座席で娘が鼻をつまんだ。カーサンも呼吸を7割ほどに抑えた。

みんな人当たりがすごくソフトで、これが噂に聞く「人がいい」仙台かなと思った。

早く決めたいぜ(心の叫び)。



2007年04月02日(月) 温泉

転勤の話が出るずっとずっと前から予定に入ってた、実家じじばばと温泉ツアー無事終了。

気分的には「それどころじゃない」んだぜ、家に居たいんだー!と叫びたいくらいだったが、家に居たって、きっとどうってことはなかったにちがいない。ま、気分は気分で持続していたけれど。

温泉地でのメインは、プール。娘は大層楽しみにしていた。どれくらい楽しみかというと、スイミングスクールでお腰に巻く「ヘルパー」という発泡スチロールの固まりを買わされたくらい。

が、ヘルパーはビート板との組み合わせで威力を発揮するらしい。ビート板を欠いていた温泉地プールでヘルパーは活躍することはなかった・・・。大荷物だったのに・・・。そうそう、よくあることだ・・・(ため息)。

そしてカーサン月に一度の腹イタだったので、プールには一度も入らず。ごめんあそばせ。冷やしたりするとあとから頭痛が来るのは経験済みなのよ(言い訳)。

娘の「あっち」「こっち」という気ままな指示に振り回されるじじばばも気の毒だったが、ホットなプールサイドにジーンズ+タートルネックで待機する羽目になったカーサンにも努力賞だよ。さすがに2日目にはコンビニで半そでTシャツを買った。

ヒジからぽたぽた汗を落としながら、それでもカギ針編みしていた。あほだ。左手の糸が全然滑らないの、汗で。ほほほ。

「あとはよろしく」と娘を丸投げできないのは娘の持病ゆえだ。スイミングはいい運動になるので、やはり初日は一度低血糖を起こした。ま、いい。予定の範囲内だ。

じじばばから転勤についてまったく話題をふってこないので、こちらから切り出して少しだけ話が出来た。こういう、なんとなく他人行儀な親子なのである、我が家は。

当たり前だけど、いつも「夫と娘とカーサン」という単位で日々を送っているので、「じじばばとカーサン」体制にシフトするのが億劫だったりする。年齢だけは大人なんだけど、でも彼らの娘であることに変わりはなくて、そんな「娘」立ち位置みたいなもの、そういうのが単細胞カーサンには複雑すぎる、という感じ。

「対等な大人同士」ではなく、「娘」であることを期待される、というのかなあ。うまく言えない。

・・・ああそうか。夫といると、素のままで対等でいられるから、その楽ちんさに慣れてしまっているんだな。ちょっと装わないといけなくなるんだ、じじばばと3人だと。

んなことを面倒くさがっている時点で、充分「大人」なんかじゃないんだけどね。

ま、孫娘との時間を提供できたから、いくらか親孝行にはなったかな(←図々しい)。はっはっはっ。

あと転勤話以前から入っている予定といえば、・・・大阪じじばば達との北海道法事ツアー。引越し直前GWはこれで潰れる予定。うふふ(壊)。

だから今のうちにやれることやりなさいって。「キンカ堂で買っておくものリスト」を作っているバヤイか。ばかばかばか。


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