日記帳

2007年05月31日(木) 近況

娘と毎晩撃沈してる間に5月が終わる。終わってしまうではないか。

前回の日記のあとは、

・金曜日 草むしり延期でカーサン初の独り繁華街へ。うはうは。

・土日  東京一泊ツアーが事情により延期、やさぐれる娘。
     カーサン頭痛、おとーさん膝痛こらえて大きな公園へ。  
     駐車場の閉鎖時間の罠にかかり、夫静かに逆上の巻。

・月曜日 草むしりリターンズ。

・火曜日 参観。カーサン初めてキリスト教の幼稚園風景に触れ驚愕。

・水曜日 娘、初の幼稚園でお料理。
     自分たちで作ったおにぎりとスープを食べて午後降園。
     お弁当作らなくてよい。カーサンらくちん。

・木曜日 カーサン歓迎会。どキンチョー。
     お母様方にお奨めスポットとお奨め具
    (具←お弁当のおかずのこと)を教えていただく。

で、今日だ。今日も今日とてひんやり涼しい。仙台ってのは低温地域なのだと、住んで初めて知る。夫が社用で訪れる福島あたりは暑いらしいよ。山形も暑いとか聞く。海からの風のおかげなんだろうか。夏に期待大。

なんとか生活が軌道に乗る、というか、リズムを持ち始めた気がする。幼稚園という、毎日通う場所があるのが大きい。

幼稚園のルール、マンションのルール、街のルール、初めて出会う生活のルールたちにちょっとずつ慣れてきた。例えば幼稚園の「お母様方のご奉仕」の多さとか、マンションでのゴミ出しとか、地下鉄のエスカレーターでは右に立つとか。まだおろおろしてるけど。

おろおろと言えば、よく道に迷う。あとで地図を見て、なるほどと納得する日々。仙台は街中は平らだけど、ちょっと北に上がると起伏に富んじゃうので(ちょい北の方に住んでいる)、平地を選んでどこまで自転車で行けるか挑戦中。

自転車だからね。移動範囲もタカが知れています。それでも道に迷う。渡り鳥にはなれない。きっとアンテナがないんだ。

そうそう、車ねえ。運転しなくても、なんとかならんものかねえ。よほど自分で不自由をかみ締めたら、イヤでもするようになるだろう。ほほほ。

さ、そろそろ。←何がそろそろなんだかさっぱり



2007年05月24日(木) 再診

新主治医のところへ、夫とふたりで行ってきた。

先日、娘が重めの低血糖発作でけいれんを起こした翌日のこと。例えば今回のように、低血糖だが嘔吐して、口から糖分が取れない夜間の緊急時、どこかブドウ糖点滴をしてくれる病院を紹介してくれないか、と電話して尋ねてみたのだ。

新主治医は電話口には出ず、受付嬢が伝言を伝えてくれた。直接話したいから、親だけでも診察にくるように、と。

知りたかったことを教えてもらえず、カーサンはがっかり。仕方なく、自分で近所の小児科を発掘しよう、と近くの小児科を受診した。安心が欲しいのだ。

で、改めて今日、新主治医のところへお話拝聴しに行ったところ。

開口一番「何故うちに連れてこずに、近所の医者に行ったのか」と感情を害した口調で言われた。

むかーっ。カーサン運転できないのだ、頭痛腹痛を訴える娘を連れて、地下鉄バス乗り継いでここまで来いってか。近くの小児科に行くことを責められるなんて。頭に血が上った。

そして「まず、低血糖を起こさないようにするのが大事」と続けた。

むかーっ。ちゃぶ台だったらひっくり返してる。んなこたあ、わーってるわい。それでも起きてしまうのが低血糖なんじゃワレー。←ガラ悪

無口になって机を見つめるカーサンに代わって、夫があれこれ話をつないだ。さすが営業。

今まで使っていた注射針よりも、太いものしか出せないというのも引っ掛かっていた。それについては「(娘の持病の治療というのは)採算割れなの。出来る範囲でやってるから、我慢して使ってみて。他の患者さんも、みんな我慢してもらってる」。

確かに採算割れするということは知ってる。しかしそれを前面に出して患者に負担を強いる、その姿勢はどうなんじゃ。

旧主治医も、測定チップを出してもらうのに苦労した。でもそれは、旧主治医の「なるべく測らずに体感を鍛える」というポリシーに基づいていたから、まだ納得できたのだ。・・・確かにまあ医療でも、お金のことは大事だからね。だけどさあ。
※新主治医の待合室にはでっかいガンプラが展示してある。そんなもん買えるような彼の給料減らして、細い針買おうとは思わんのかね。とカーサンはひねくれてしまったよ。

むかむかしながら拝聴を終え、しかし発作時の処置については有効なものを教えてもらった。

病院をあとにして考える。患者自身で管理できるようにする、という基本方針はクリアしているし、有効な処置についても教えてもらった。

・・・電話で相談しておきながら、他の医者にかかるというのは、やはり無礼なことだったのだろうか。
※たまたま近所の小児科と新主治医は知り合いで、速攻連絡が行ったらしい。それがまずかったのだろうか。「うちでちゃんと診るから」っていう、新主治医の責任感を踏みにじってしまったのかもしれないしなあ(なんて、あとからは思えるんだよ、その時は頭がカーッとなってるので無理)。

医者も人間だもんな。ずいぶん感情的な面を見せられたけど、懐にもぐりこめば親身にしてくれるのかもしれないな。

などと反省を込めて夫につぶやいたら「無理しなさんな」と笑われた。ば、ばれてる・・・。

あとね、新主治医のところ、看護婦さんが面白いんだ。新主治医の指示を無視したりするの。その無視の仕方が、患者から見れば適切でね。

新主治医からは得られなかった「共感」の部分を、看護婦さんがしてくれるんだよなあ。カウンセリング的役割を果たしている感じ。

感情的に患者に接する新主治医を、冷静に眺めている感じの看護婦さんたち。なんか面白い。←面白がっているバヤイか

とにかく世話になるしかないのだし、なにも仲良しになる必要はないのだ。好きか嫌いかと言ったら嫌いだけど、グレーぐらいにしといてやらあ←エラソー。

はっ。こういう横柄なカーサンの腹黒い気持ちが、しっかり態度に表れてますます悪循環を呼んでいるのかしら。

謙虚になるのって、ほんとに難しい。カーサンの永遠の課題。



2007年05月23日(水) きまりまりました

娘が、前の幼稚園のおてもやん先生に手紙を書いた。

「○けだせんせいへ      ←「け」  ←名前バレバレやんけ

 ようちえんきまりまりました ←「よ」と「り」
 おまつりもたのしかたです  ←「つ」と「り」
 おともだちもできました」  ←「ち」 鏡文字たち。

きまりまりましたね。よかったね。

青葉祭り、楽しかったね。いちご味のチョコバナナ、食べたかったんだもんね。

お友達の名前も、初日からぽつぽつ聞けて嬉しかったよ。

ああ、パワーあるなあ、こどもって。

手紙らしいかんじがしてきたな。相手してやれないとき、「魔女の宅急便」を何度も観ていた影響もあるのかなあ。



2007年05月22日(火) 病院関係近況

えらいはしょった日記になってしまったな>昨日の日付の日記。まあいい。

さて、幼稚園の次には娘の病院関係のことも書いておこう。

4月の定期検診で、東京の主治医から仙台のお医者さんに、紹介状を書いてもらった。「2週目までにはカルテ送っとくわ」って言ったのに、あの主治医ったら何ひとつ送ってないでやんの。

おかげで第1回の診察はカーサンの口述筆記カルテ作成で終了。ちーん。

そして今まで使ってきた用具や薬が変わることになった。これがさー。使い慣れないせいか、なんか使いづらい。慣れないせいってことにしとこう。
※例えば、今まで採取血液量が不足した場合はエラー表示になったのに、今度のはテケトーな数字出してくるんだよ。なんつかこう、信用ならねえ。

看護婦さんはよさそうだったけどなあ。新主治医、患者(カーサンのことだ)と張り合うかのような、威嚇してくる感じを受けてしまったなあ。「東京から来た患者はやりにくい」みたいなさー。←あー、自分で書いててもやな感じ・・・。

引越前から奇跡的に風邪ひとつ引かずに来た我が家だったが、引越してきてから娘が疲れた顔をしていた。好調時は一重の右目まぶたがずっと二重。環境の変化がボディーブローのように効いてるみたいだ。

と思ってたら、昨夜猛烈な低血糖発作。1ヶ月ぶりのけいれん、嘔吐、頭痛、腹痛。夜間、新主治医はつながらない。こういうのは不安だ。救急車かなと何度か頭をよぎった。頭痛って怖いよ・・・。
※結局東京の旧主治医の大学病院に電話してしまた。いいのかそれで。

今朝になって、幼稚園を休む旨伝えるついでに、園医を尋ねたところ、園医のほかに「お母様方に人気あるみたいです」とK小児科を教えてくれた。有り難い。

正午前まで寝て睡眠不足を補った娘はほとんど回復していたけれど、安心ほしさにK小児科を受診してきた。いい先生だった。

医者との相性みたいなものって、ある程度第一印象でわかるような気がしてきたぞ。あ、言っちゃった。

近所のかかりつけ医的存在を確保して、また一歩前進の仙台生活。



2007年05月21日(月) 引越しその後

仙台に引越してきて10日。ようやく段ボール箱たちが姿を消した。

詰めた分だけ出さねばならぬ。それが引越というものだが、いずれ東京に戻るとしても、他の土地にスピンするとしても、当分はご勘弁願いたい。ごきゃんべん〜。ちゅかれた〜。

覚書として書いておこう。車のキーを箱詰めしないこと。数日分の着替えをキープしたなら、イナゴのように荷物を持ち去る引越屋さんにうっかりトラックに積まれないよう注意すること。いやー、参ったよ。車の鍵がさー、(以下略。ご想像の通り)

娘はともかく、カーサンとしては薄ーく付き合ってきたつもりの旧幼稚園のおともだち達が、熱心に名残を惜しんでくれてびっくりした。引越すことの重要性というか、実感みたいなものが、ちっともカーサンわかってないまま引越当日を迎えたような気がする。

いつでもそうだ。実感に乏しいんだよ>自分。一種の自己防衛なのかもしれんが。いいんだか悪いんだか。←いいことはあるまい

この土日で、10日間目を窪ませ背中を曲げ手首を痛めながら整えてきたのが、ようやく見た目に反映されるようになってカーサンはうれしい。ほんとにうれしいよ。

そして娘は幼稚園に通いだした。すんなり持病のことも受け入れてくれた。キリスト教系の教育者の方ってのは、やはり浮世離れした雰囲気をお持ちのような、そして娘の持病程度では動じずたじろがず、という肝っ玉を感じる。

娘のこと、どうぞよろしくお願いします。



2007年05月06日(日) GWは素敵

ああ、怒涛のGWが終わる。

・・・愚痴ってよかですか。よかですか・・・。

・義父は北海道出身、大阪在住。北海道には義父の母、通称「北海道のばーちゃん」が、義父の妹である叔母夫婦と暮らしていたが、去年亡くなった。亡くなる前の数年、いやもっと長かったのかもしれない、そんな間、祖母は介護が必要となり、入退院を繰り返し。叔母の旦那さんも心臓が悪くて生死に関わる大手術をしたりで、叔母の心労苦労やいかに。ああ、もっと語りたいことがあるけどやめとく。

・祖母が亡くなって、お墓を新しくした。これがさ。大霊園でさ。何ヘクタール?霊園の正門を入った途端、モアイ像がお出迎えですよ。1体や2体じゃないよ。道の両側にずらーっと。さらに車でずずーいと進むと、でっかいいろんな仏様が合掌して迎えてくださる。有り難いお経の文言が刻まれた石碑がずらり。煩悩まみれのカーサンには有難すぎるムードむんむん。帰宅後「カーサンはどうしてもあのお墓に入らなきゃダメなのか?」と夫を困らせる。冗談じゃないよなあ(←暴言)。選べないのかよー。おいおいー。

・結婚式以来かも、という夫側の親戚と顔を合わせ、お坊さんがいらして法事開始。義父は長男なので喪主というか施主というか、まあ親戚の筆頭なわけ。そのお義父さんがさー、読経の最中にデジカメ持って祭壇前を右へ左へうろうろしてはフラッシュを焚く・・・。何度も焚く・・・。

・北海道への出発地が大阪と東京に分かれ、大阪組のツアーに合わせて夫が宿やら飛行機やらを手配した。そしたら同じ宿なんだけど、若干東京組の方がグレードが上になってしまった。部屋の広さやスリッパが違う、あんたらの方が高いわとさんざん指摘され、お食事に行くと明らかに品数の違うお膳が2つ、刺身の皿が2つ・・・。楽天の予約画面でうっかり「お刺身あり」にチェックを入れてしまったのだな>夫。誰が食べるかで揉める。←譲り合ってよ。奪い合ったんじゃないわよ。

・飛行機も大阪からの直行便に合わせて、行きは早朝、帰りは夕方とハードな時間に取ったら、直行便じゃなかったー。大阪組をお出迎えし、お見送りしました。眠い。頭が痛い。

・義父は北海道出身なはずなのに、北海道の広さを忘れたかのようなスケジューリングで移動に時間がかかるかかる。運転するのは夫と、義妹の旦那ちゃん。普段触れることのないカーナビのせいで、3日目までラジオ機能に気付かず。無音状態でひたすら移動。義妹ちゃんの車はいいな。家族水入らずだし。カーナビ慣れしている彼らはあっさりラジオを聴いていたし。

・北海道から戻った翌日、カーサン頭痛で撃沈。一日棒に振る。

・その翌日、最近生まれた赤ちゃんに会いに行く。なんとふたごちゃん。かわええ。娘が夢中でお世話モード。

・「っていうわけだったの」と報告がてら、カーサンにしては珍しく実家に電話などしたら「ふたごちゃんちの帰りに寄ると思ってずっと待ってた」「なのに来なかった」とすねられる。誰が寄るって言いましたか・・・。電話口で目をつむってこめかみを押さえてしまうカーサン。

・そして仙台への引越当日に、仙台まで同行して荷解きを手伝うと言い張るばば。有り難いと思うべきなんだろう。・・・。親の気持ちなんとかですな。子知らずですな。

・親ってのは有り難いけどなんだ、アレだよ、アレだよな、と夫とお互い慰めあう。夫婦の絆は深まるGWであった。ほんとか。


 <<  index  >>


さば [TOP]