日記帳

2007年02月28日(水) まだつづいてたりする#3

そうなんだよ、まだあるんだ。ごめん。つづき。

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スガさんには「Thank You」というライブベスト盤がある。初回盤にはライブDVDが付いてくる。

このDVDがすごくてね。なんたってライブベストですから、いちいち素晴らしいわけです。カーサン度肝を抜かれ、何回観たことか。ビデオだったら擦り切れてますよきっと。

でも同時にさびしくてね。だってもう終わってしまったライブたちばかり。カーサン1つも実体験してない。

スガさんも、あのDVDを出してから、メンバーの中でもあれが一種基準になってしまってると言ってた。あれより上か、そうでないか。

・・・あれより上?

例えば「カーサンがスガファンになってから」に限定しても、行けなかった渋谷AXのライブは上、或いは同等だったらしい。そう、今回はよかった、最高、とスガさんがご自身のブログで絶賛するライブはカーサンの行けなかったところばかり。さびしい。

東京はライブ多いけど、カメラが入ることも多くて、それで固いムードになることもあったりしてね。うーん。

巡りあわせとかあると思うんだけど、あのDVD以上のライブを体験することはないのかもしれないな、と微かにあきらめていたのだ。ごめんスガさん。だってあれはあんまりすごすぎるんだもの。

でも、武道館で、これはあれより上だ、と確信した。
※上か下かを考えるなんて、ほんとやなファンだね・・・。でも嬉しかったんだよ。ううう。

たくさんカメラが入ってた。声がかすれて、歌詞も飛んでたトコがあったかもしれない。でも昨日、武道館には神様とか小人とか妖精とかが居たね。それはスガさんだったりメンバーだったりスタッフだったり観客だったり、名前はいろいろかもしれないんだけど。カーサンには感じられた。嬉しかったよ。

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「黄金の月」で「ぼくにできるだけの光を集めて」という歌詞があって、そのときステージ上方から会場に向かって伸びていた細い白い何本もの光線が、スガさんに向かってすっと集まった。でもスガさんを照らすんじゃなく、スガさんのかかと辺りの床に落として、メンバーとスガさんとの間に白いカーテンが引かれたみたいになって、ぼうっとスガさんが浮かんだ。

あれがINDIGO(スガライブの照明さん)の美学だと思うのよ。んまー偉そうにすみません。

今回、ステージ後ろに縦長の分割スクリーンが半円みたいに並んで、いろいろな映像が流れてた。カーサンそれが要らないってつい思ってしまってねえ。ああ、ダメ出しするなんてカーサンもずいぶん偉くなったもんだよ・・・。

だけどさ、「青空」のときに「青い空に白い雲」みたいな映像、要る?要るか?

はっ。スガさんを見ていたいだけなのかもしれない。後ろがうるさくて見えにくくなって、それで文句垂れてるのかも。ごめんごめんごめん。

グラサンで表情が見えにくいけど、彼はいつも声を振り絞るようにして歌う。つい、そこに集中したくなってしまうのだ。許せ。

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それにしても、今回ファミシュガの心意気を感じましたよ。10周年だもんな、任しとけよスガ、みたいな。ちょっと声が調子悪くても大丈夫だぜい、みたいな。

あと、お客さんもね。ダブルアンコール前、カーサンの視界に限って言えば座る人ほとんど居なかったよ。立ったまま待つ。

ま、カーサンの左隣りのおねーちゃんはちょっと怖かったけどね。にらまれちゃったもんね。だって踊らずにいらりょうか状態だったもんですから。ぶつかって悪かったよ。後ろのおねいさんたちは缶ビール飲んで楽しそうだったけどね。楽しいほうがいいとカーサン思うんだ。

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帰ったら起きてたりして、とひやひやしながら玄関ドアを開けたけど、あんだけ泣いて引き止めた娘は、カーサン出発後3分くらいで立ち直ってたそうだ。ほっ。布団で寝てた。

泣いてしがみつく娘に「今日はダメだよ」と真剣に言ってくれた夫よ。そしてすやすや眠る娘よ、二人ともありがとう。

次のスガライブまで、カーサン当分おとなしくしてるつもりですから。つ、つもり?



2007年02月27日(火) ぶどかん#2

つづきね。

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MC。最近1人でのアコライブもがんばってるスガさん。「「アッごめんっまちがっちゃったっ」(←愛らしく高音)と頭を掻いてごまかせるのは300人まで」「500人超えると無理」「800人だと途中で飽きてきちゃう人とかいるわけ」「で800人対策としてね、ストリングスを入れたりするんですよ」とストリング隊4名おもむろに登場。やんややんや。

「せっかくなんで花道行こう」て再度近いところにいらっさるスガさん。やー胸がどきどきしちゃうんだよねー。握りこぶし力入っちゃうんだよカーサン。

そしたら「夜空」だ。うあー。最近この曲には弱いのよ。号泣第二弾。

花道を去っていったかと思ったら「これからむかえにいくよ」JAZZアレンジ。スガくんの声と森さんのkeyに狂わされそうになる。頭がおかしくなりそうにいい。激しくなんか分泌した。次の「19才」でほっとするくらいに。

「春夏秋冬」。これ、いいね。ストリング隊いいね。きれいな歌だ。

ストリング隊退場して「青空」。アウトロ、スガくんの絞り出すようなファルセット、森さんのプログラミングパターンのスケールが上がっていく。空気がものすごいことになってる。

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スガママが武道館一日目に来てくれたというぼやきMC。「前回の武道館に来てさ、ファンに囲まれちゃったりして「アンタのライブ二度と行かないわッ(高音裏返して発声)」」「オレのせいじゃねーし!」昨日のライブも直前に突然「行く」と高らかに宣言したママ、バンドやスタッフへの差し入れに東京ばなな買ってきてくれたとか。「おいしかった」ってコーラスの姐さん二人にフォローされて「気ィ遣わせてごめ・・・」と絶句。

「昨日はわけわかんなくなっちゃって座薬の話とかしちゃってさ」「他のアーティストはどうしてるわけ?」お、親対策ですか・・・。「聞かせたくない歌も多いじゃない?」「今日はいねーがらよー」お馬鹿な息子はかわええのう。

ママ抜きで解放されちゃってるもんだから、ほどなく、ドS降臨。「どうしようかなー・・・。・・・どんな気分・・?」声が低くなってく。「男にせがんでるようなさあ・・・声で言ってくれたらやってもいいよ・・・」ってアンタ。解放されるとコレだ。好きだなあ。

で「ドキドキしちゃう」。ちょっと意外。今までで一番アップテンポだったのでは?サビのえげつないベースが腰にくる。まみちゃん仁王立ちギターソロ。

来たっ「ストーリー」。いつものイントロドラムだけど、なんか今日はすごいなタカさん。拳を振り上げる裕子姐さんの勢い。いや、この曲はタカさん圧倒的。

「SPIRIT」。スガくんにこの気持ち届けとハンドクラップに祈りを込める。ぴょんぴょん飛び跳ね始めたスガくん。会場中のうねるようなハンドクラップの波にカーサンも酔いそうになる。

そして「正義の味方」ああもう殺してくれ。森さんあたしゃ限界だ。正気じゃいられない。スガくん足踏み開始。

アウトロそのままバスドラが刻んで「イジメテミタイ」に続くのねとわかる。ぼやきMCもう一度。「昨日は満足に歌えなかったんじゃー!」「オレだって人の子だー!親の前でセックスの歌なんて歌えるかー!」「昨日の分まで歌わせていただきますよ!」ドッ、ドドッ、とタカさんは刻み続ける。

「行くぜー!」おや、ベースの音色がいつもと違う。やーらしーの。ワウがかかってるみたい。ハンドマイク持ったスガくんが、姐さん二人に挟まれる。

「こんなやり方が好きでしょう?」とスガくんのおずぼんポケットに指を入れそうな勢いの姐さん。いやありゃー入れてた。

直立不動のスガくん「そんなこと・・言えるわけないじゃない」まじ照れかすれ声。さすがだ姐さんあんな声出させるなんて。スガくんをステージセンターに残して、花道ウォークする姐さん二人。ここはどこの小屋でしょうか・・・。裕子姐さんの横腹・・・。

間奏でぎこちなくステージ右方向へ歩き出したスガくん。歩き方変や・・。右足と右手一緒に出てないか・・。ドラムとベースの決めが入るたびに、空手の突きみたいにするんだけど、なんですか、テコンドー音頭ですか、武道館にちなんだかそうかそうか。本人真面目なだけに笑えて苦しい。あーもーなにすんだよ。

一度姐さんたちにウォークを学んだほうがよろしいかと。ギター手離した時点で負けみたいなもんだな、彼の場合。

会場ざわついたまま「午後パレ」へ。ミラーボール回る回る。フライヤーの袋に入ってたいんちきグラサン装着。サビでダンサー登場。大変、踊らなくちゃだわよ。た、楽しい。2番のサビ入りでキラキラリボンもぱーんと飛ぶ。楽しいっ。

国際フォーラムでは若干つらい感のあった「ラーララ」コールアンドレスポンスも楽しい。もう楽しくってどうしよう。キラキラリボンを拾って振り回す。スガさーん!

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アンコール。着替えてないんだスガくん。汗すごかろう。こっちも汗だく。

息を整えて軽くMCして「あまい果実」。ワウペダル踏む足まで見える。ああ。そうきたか。会場が緩く揺れる。左右に揺れる。

「転職のカリスマ」MCをかまして「真夏の夜のユメ」。アコギの音が柔らかい。

「奇跡」。

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「もう声出ないし・・」と笑いながら出てきてダブルアンコール。

「このところちょっと」そうこなくちゃ。「奇跡」じゃ締まらないんだよー。ははは。今日の一言は「2DAYSじゃ少ないぜー!」。「ありがとー!ありがとー!」そりゃこっちの台詞だよスガさん。ありがと。

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改めてメンバー紹介するも、誰も「オンボーカル、スガシカオー」って言ってくれないの。タカさんがジェスチャーしてくれるのみ。後ろに一歩下がろうとしてしまうスガくん。キミってひとは。森さんと抱き合って退場。じーん。よかったね。ほんとによかったね。

最後に「Thank You Funky Audience!」と後ろのスクリーンに流れ、客電点灯。



2007年02月25日(日) ぶどかん#1

スガさんの10周年記念ライブ@武道館。

おととし9月、山崎まさよしの10周年に参加したとき、漠然と「スガさんの10周年はどんな風になるんだろう」と思ったっけ。早いなあ。1年半あっというまだ。

「本人の思惑は置いといて、とにかく周りが浮き足立つから覚悟しといた方がええよ」とラジオの対談でスガくんに語っていた山。その通りかどうかは別にしても、スガくんは直前の大阪城ホールのあとインフル罹患でカーサン心配したぜよ。無事決行されてよかった。うん。

一緒にいくはずだったりつこさんが体調不良で欠席。残念無念だけど、無理は禁物よ。無理しちゃいかん。大丈夫、りつこさんの分まで午後パレ踊ってくるよ。

Sちゃんnoirさんと待ち合わせ、3人で武道館に向かう。noirさん出張帰りなので男前スーツ姿。Sちゃん水道橋から歩いてきた男前。腹ごしらえしようぜと武道館前の屋台で肉まんを買う列に並ぶ。

実はカーサン、娘を泣かせて家をあとにしたバチが当たったのか、歩いていても血が上がってこなくてね。横になったらすぐ治るのに。ひょっとしてお腹が減っているせい?と肉まんにぱくつくも、でかいシイタケ(弱点)がたんまり入っていてますます弱る。

だめよ。シイタケごときにひるんでいるバヤイではないのだ。りつこさんの分まで聴かなくちゃいけないんだもの。それにしてもあのシイタケ憎し。

カーサン武道館ライブ、人生初めてなんだよね。橋を渡るのか。すげー。

いつものことながら、グッズ売り場は奥ゆかしいスガファンが遠巻きに眺めるの図。マッハでパンフを買う。んー。微妙な表紙。今日はお金をちゃんと持っていた(鼻息)。

そしてFC先行で取ったチケット、アリーナですわよ奥さん。平地対策でヒールのある靴履いてきた。あとで泣く羽目になるとは露知らず。

・・・おおっ。良席ではないか。花道先のミニステージ角から3列*5席目くらい。あ、一番センター寄りをSちゃんが譲ってくれて図々しく頂くカーサン。いつもいつもすみません。

途中で見かけたトイレ待ち行列を思い浮かべ、時計とにらめっこするnoirさん。「なんとかなる」ってあなた。膀胱も自由自在なのね。さすが男前。

ああ、まだ血が上ってこないわ。「白いよ」「キンチョーしすぎ」と笑われる。手が冷たい。生あくびが出てくる。どうしよう。

と思っていたら。客電がいきなり全部落ちる。

っきゃー!って、血が下がってたんじゃないのかおい。すっくと立ち上がるカーサン。ここで立たなきゃ男じゃないぜ(意味不明)。

花道先のミニステージにスガくん。ステージ4隅に松明が4本メラメラ燃えている。
※いつのまに?いつのまに?←「花道にセリとかあったのかも!」「そっか!?」とSちゃんと盛り上がっていたら(←二人とも歌舞伎好き。そうヅカだけじゃないのさSちゃん)「さっきとことこ花道歩いてきてたよ」と冷静な男前。

そしてアコギ一本で「愛について」。赤っぽい松明の火の向こうにスガさんの横顔。ちちち近い。気管支炎って言ってたけど、インフルエンザだったのね。頬がげっそりしてるわ。カーサン心配。

だめだっ。どうしても松明見てると「焼肉」とか「ポリネシアン」とか思ってしまう。集中できない・・・(Sちゃんは「幻想的だった〜」と絶賛、ソレ正解だ)。

しかし武道館一曲目にこれ弾き語るか。そして会場の空気が少しずつ変わっていく。

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静かにギターのアウトロが消えて、ため息のような拍手の中、花道をとことこステージに向かっていくスガさん。MC無し?あれ?と思ったその途端、ステージの照明とともにファミシュガ炸裂。きっと森さんあたり作編曲のつなぎ用であろうインスト、かっくいい〜。あがるぜ〜。おりゃ〜。
ベースがぶりぶり言ったかと思うと「行くぜー!」とスガさん一声叫んで「Thank You」突入。最後のギターの「じゃかじゃかじゃか」リフがファミシュガと合わない。イヤホンを何度も直してる。カーサン心配。

「ヒットチャート」「黄金の月」とMC無しで続く。時折声がかすれて辛そう。カーサン心配(←もういいか?)。

3曲終わって、ようやくスガさんがしゃべりだした。はー。「テンスアニバーサリーライブ武道館2DAYSへようこそ!」「もうねー、幸せです、上機嫌です」とニコニコMC。よかった。声が調子悪くてMC省略してんのかと思った。調子悪くても、ご機嫌が麗しそうでそれも安心。ほら、武道館はさ、いわくつきの、ごにょごにょ・・・。

「今日はとにかくお客さんのためのライブ!たっぷりサービスするから!」わー!うれしー!

「世間のカラオケ屋サンのスガシカオメドレーは、これを参考にするように」「なんてったってこの曲から入るんだからね」とにやっと笑って、背中を丸めてかき鳴らすそのギターイントロは、「サナギ」。

ああ、祭りだ。祭りだよ。いつか「サナギ祭りを!」って言ってたスガさん。ついにサナギ祭り実現だね(感涙)。

本人監修のメドレーは「サナギ」「アシンメトリー」「秘密」「ぼくたちの日々」「8セレ」「光の川」「クライマックス」。一曲が「Aメロ+Bメロ+サビ+サビ」くらい。あら贅沢ー。そうだ、シングルベストリリースあとだもんな。「ドンキで売ってマス」ってMCで言ってたし。
※「秘密」の「ぼくだけのキミ」フレーズでGS並みの歓声があちこちから。カーサンだけじゃなかった。「キミ」は複数形だった。ちぇ。

このメドレー辺りから、スガさんの声が伸びてきた。カーサンも血の気が上がってきた。よしよし。

「昨日は焦ったライブやっちゃったから、今日はゆっくり、MCも長めに」「もうちょっと噛み締めたいわけ」前回の武道館ライブを振り返って「もっとステージ広かった」「お客さんも遠かった」「こんなに近かったんだね」「いいライブにしたいっ」と熱く長いMC。
※「前回のお客さんに一通一通手紙を書きたいくらいだったんだ、「あれはオレたちの本当の姿じゃありません」てね」わはは。やりかねない。筆マメさんだからねスガくん。

「夜明け前」「AFFAIR」それから「グッドバイ」!!!「グッドバイ」秀逸!もうたまらん。カーサン号泣第一弾。

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あまりに長い。続く。



2007年02月23日(金) ピアノ考

今年になって転園してきたRちゃん宅に初お呼ばれ。社宅だけど広い。うちより断然広い。さすが手厚いのう、生保(偏見?)。

リビングにアップライトが置いてあって、Rちゃんが弾いてくれた。娘にも「弾いていいよ」と言ってくれたけど、きちんと弾ける子の前でデタラメ弾いて楽しめるほど、娘も神経太くない。「いい」と曖昧に笑って済ませていた。

カーサンがピアノ習い始めたのは幼稚園年長のとき。自分からやりたいと言ったらしいが、小学校から中学校くらいまで続けてはいたけど楽しくはなかった。たいしてレッスンもせず、週2回通うだけの9年間。9年か!長いな。

楽しくなったのは高校になってから。急に階段を上がるように、弾けるようになった(もちろんお稽古ピアノですからね、レベルはタカが知れている)。ま、それでもあの感覚は忘れられない。

あとね、練習しないと自分にツケが回ってくることを思い知らされるわけだ、発表会とかでね。あれはオベンキョよりもガツンときた。今はいい経験だったわなんて笑えるけど、当時は胃が痛くなるほど緊張したし。

で、娘ですよ。そろそろ始めてもいいかな。手も大きくなってきたし、ほんの少しでも、ひとつくらい楽器できると楽しいよ。そろそろ本気で先生を探そうかしら。あんまり大きくないピアノを買おうかしら。

実家のアップライトは・・・。うー。無理。ここには無理さ。もったいないなあ。消音機能後付けって高いのかしら。うー。



2007年02月22日(木) 村人繁華街へ

りつこさんとラーンチ。

来週のスガ武道館チケットを渡しに行く、のが目的っちゃ目的なんだけど、なにはともあれ突撃ランチは楽しい。

りつこさんとおおまかに待ち合わせて、無事会えるまでが本気でお互い心配なところがお互いお互い・・・。携帯があってこそのランチだ。

待ち合わせぎりぎりまで繁華街での買い物満喫しているカーサンどうかと思うけどね。だって繁華街久しぶりなんだもん。

しかしいつも行ってる、オレの縄張り池袋の百貨店とはどこか違うね。さすがいしぇたんだよ。1階のジュエリーコーナーのおねいさんたちは、ブランドに関わらず皆黒いお衣装をお召しなので、威圧感が激烈ですよ。村人のカーサンには無理なエリアだ。

お洋服でもと2階をウロウロしたものの、村人の服は売っていないらしい。ぽつーん。さびしいのう。

で、地下に降りてセール品に目を輝かせる村人の図。正しい。

肝心のランチは、りつこさんのお昼時間をめいっぱい拝借してしゃべくり倒した。忘れ物の話もね。おたふく監禁カーサン藁をもつかむの話もね。

でも(なにが「でも」?)りつこさんはカーサンにはまぶしかったぜ。カーサンも村でがんばろうと思った。

帰り道、危うくトーア(←危険な生地屋。安い)の罠にかかりそうになったけど、なんとか逃れた。でも無印の罠にかかった。村人はさ、靴売り場に行くための靴をアイテムとして手に入れないといけないわけ。切ないぜ。



2007年02月17日(土) オッサン整骨院

「うんぬんかんぬんで加齢だってさ」と夫に愚痴ったら、夫いきつけの整骨院に行くことになった。

以前夫が体のあちこち不調だらけになって辛抱たまらなくなったとき、駅の電話ボックス備え付けの電話帳で、駅から一番近いところ、と探して飛び込んだこの整骨院が、なかなかアタリだと夫は鼻息荒いのだ。

微妙なたたずまいの雑居ビルの2階、カンカン音がする階段を上がっていく。ふんとにここでダイジョブなのかおい。

受付して問診して、え?パジャマに着替えるんですか?問診してくれた女性の先生に、体全体のチェックをしてもらう。首へのストレス、骨盤の歪みを指摘される。

電気びよーんみたいなのを15分くらい、そのあと不思議な施術台にあおむけになったりうつぶせになったり、最後に骨盤と背骨のねじれ方について模型で説明された。
※あと、カーサン右足根元ってか股関節が動きがおかしいんだけど、それも先天的なもんだねと言われて何故かほっとした。なんだろコレとずっと思ってたけど、説明できないものだったから。

その説明がさ、今までかかった接骨とか整体で指摘されてきたこと全部、原因からわかりやすくきでーにつながっていて、カーサン一気に信用度アップ。←信じていなかったのかよ。おい。いやちょっと怪しげなオッサンで・・・。もごもご。

これで骨盤のねじれも解消、首もマシになったでしょ、と言われて着替えると、アラ不思議、歯を喰いしばって着替えた左腕がラクラク、髪を結ぶのもラクラク。なんだこりゃーおらー。

「あとね、甘いもの食べすぎです、控えてね」「・・・食べてるでしょ?」み、見抜かれてる>チョコフレークフリーク。半分依存だからね、チョコフリャーク(名古屋調)。

そのあと何回かだるーい感じの波が大波小波でどんぶらこと来て、今はねじれてたと言われた右の骨盤外側が重い。寝違えは首の炎症部分だけに痛みが小さくなって、肩甲骨付近のあの辛さはなんだったんだ、という回復ぶり。

すげーすげー。たまには夫の言うことも信じてみることにしよう。



2007年02月16日(金) 寝違え

娘の捻挫の経過を診てもらうため、おじいちゃんの整形外科へ。ついでにカーサンの寝違えも診察してもらう。

寝違え直後の起きぬけこそロボコップ状態で「痛い痛い」言ってたけど、時間が経つにつれ少しずつ温まってほぐれてきて、わざわざ診てもらうほどのことでもないんかなーたかが寝違え。まーせっかく来たんだし、ついでだついで。

そしたらおじいちゃん先生は問診のあとレントゲンを撮ると言い出して、カーサン仰天。寝違えで?レントゲン?

結果、首の骨がずいぶん曲がっていること(←寝違えの影響も大)、頚椎の間が部分的に狭まっていること、首を寝違えたついでに肩甲骨のあたりへの神経を圧迫して痛みがあること、等診断された。とほほ。

お風呂に首全体浸かること、痛い部分をマッサージしてもらってはダメなことをアドバイスされ、電気当てて湿布もらって帰ってきた。

おじいちゃん先生がぽんとカルテに押した判子には「変形性頚椎症」。ネットで検索したら、うっきゃーーーっ、「加齢による」「加齢とともに」「加齢」「加齢」きゃーーーっ。・・・。

ああそうさ、もうすぐ誕生日来るさ。それがどうしたさ。

あ、娘の足首はほぼ全快。上り坂と下り坂を目の当たりに。



2007年02月15日(木) 在庫

先週、娘が捻挫とおたふくの間を縫って登園した貴重な日に、お友達宅にお邪魔した。総勢7名。ま、それはいい。

カーサンは初めてお邪魔するお宅で、あのー、年少で役員やったときに、チャッキーとかマモーとか失礼な呼び名を付けた彼女ですよ。出来れば一緒に役員仕事するのはご遠慮申し上げたいが、普通にママ友としてお付合いするには楽しい方です。ええ。

いつもフルメイクで、ヒールのあるブーツにロングスカート、みたいな、なんつかこう、カーサンからは遠いところにいらっさる感じの外見からは想像もつかなかったんだが、彼女意外なことに手仕事縫い仕事好きであった。意外すぎる。

彼女が縫ったハワイアンキルトで作ったバッグや、変わったネットみたいな糸で編んだバッグとか見せてもらった。カーサンもその時持って歩いていたのが、先日縫った縞々お買い物バッグだったので「これ縫った」とカミングアウトしたり。
※彼女がフリマで100円で買ったきり押入れに仕舞い込んでたというコンパクトミシンの調整までしてきた。なにやってんだオレ。

・・・カミングアウトってほどのもんじゃないんだけど、「これ作ったの!見て見て!」って言うの苦手なのだ。大概「へーすごーい」とか(出来栄えはともかく)褒めていただけちゃうのがパターンなので、それで言いたくないのかも。カーサンだって相手にそう言われたらまず褒めたいしね。自然なリアクションなんだろうけどね。けなされたら立ち直れないだろうしねきっと。わかってるんだ。わかってるって。褒められ慣れてない人生なもので。
※そして、かといって全く気付かれないと寂しいという困ったチャン。めんどくせー奴だな>自分。
さらに追記:親しい友人にはばんばんアッピールしてること気付きました。苦手意識あるのは・・・あのその・・・幼稚園ママかも・・・。いひ。

で、押入れには布の在庫がね、なんて話をしてたら、彼女が驚くのよ。何故布が余るのか、と。作ろうと思った分量だけ買うでしょ、作ったら残らないよ、なんで縫わない布を買うの。

ううう。痛い痛い。「縫おうと思ったけど布買っただけで満足してそのまま塩漬け」という「布の賞味期限切れ」が在庫になっていくのさ。縫い好きというより、布好きなのでは?では?ううう。

これでもさ、最近は見極めて買ってる方よ。前はお店に入って、布が積まれて視界を囲まれた時点で思考停止、前後の見境なくなっちゃうこともあって、「ハテ、何故この布を選んだのかしら」とあとから自分で首を傾げることもあったくらいなんだから(鼻息←意味不明)。

ま、お値段とか質とか適性とかを見極められるに至るまで、で、衣装ケース一杯ってのは問題だ。「なんか縫うでしょ?」って頂いた生地も相当あるしね。実家から来た昭和レトロ生地も山盛りだし。言い訳。

と、とあるハンドメイドサイトのアンケート結果「在庫は衣装ケースで4箱」が最多投票だったのを見て安堵してる時点で負けている。わかってるって。

つまり、今立ち上がってる他のブラウザで、ぽちっと行きそうな自分をけん制するためにこの日記を書いているわけです。落着け自分。よーく考えろ。え?考えても無駄?



2007年02月09日(金) 塩まいとけ塩

月曜日、娘が朝からマーライオン。お腹にくる風邪とのことで幼稚園お休み。

火曜日、幼稚園で役員ママの会から温かいスープとパンが振舞われる特別な日。娘けろりと登園。週末お腹冷えたのかな>泣きながらおとーさんとテニス。

水曜日、カーサンセーリ2日目だが根性でママさんバレーに参加。せんねん灸効果か軽いし、もしかして血行よくなっていいんじゃない?と目論んだのだが。

今週と来週のママさんバリボー、1年の締めくくりで全クラス総当り、順位決めウィークなのよ。本気ママ続出。怪我人続出。

カーサン「顔白いよ?」と心配されながらも「いつもより調子いいじゃん」「貧血効果」と褒められた。目が回らないように気をつけていたのが、集中力的には効果があったのだろうか。浮き足立つどころではなかったもんですから。ふらふらアタックとかへなちょこレシーブが冴えたらしい。

捻挫ママの心配をしながら娘のお迎えに行くと、娘がぴーぴー泣いている。捻挫したという。なわとび練習中にコケタと。はーそうですか。

午後カーサン寝る気まんまんだったですよ。ふらふらと娘を整形外科に連れていき(「歩けない歩けない」とべそべそ泣くから18キロ抱っこ→レントゲン撮るよと看護婦さんに手を引かれてトコトコ歩いてるじゃないのよ?)、まあ二人とも小康状態・・・と思ったら、夜カーサン貧血しまくり。久々に吐いたりして。

それが治まった頃、今度は娘が低血糖。足首がうずく痛みが加わって、非常に始末が悪い状態に。

たまたま早めに帰宅した夫、妻は真っ白な顔でゲロってるわ、娘は布団を掛ける掛けないでぴーぴー鳴ってるわ、大変お疲れ様でした。君はどんな星の下に生まれてきたんだろうね。

木曜日、貧血吐き気続行につき幼稚園無理。いちよ娘も大事をとるということで。娘の捻挫を前面に出して幼稚園にお休みコールしたら、夕方大層心配しちゃった担任の先生から電話もらってしまった。すすすんまそん・・・。

今日、金曜日。ようやく立てる。娘はるんるんで幼稚園。昨日は退屈だったねえ。すまなかったねえ。

・・・健康第一。



2007年02月02日(金) ユニフォーム

娘がスイミングのレッスンを受けている間、ママ同士はトークしますよ。

おとといそこで「そうなのか!?」と思ったのは、洗い物するときにゴム手袋する、ってのは標準・・・なんですかね。いや別に標準でもなんでもどうでもいいんだけどさ。

「ささくれがひどくてさー」「荒れるよねー」とお互いの指先や手の甲をチェックしながらY君ママと話してたら、「え?ゴム手袋してないの?」「そりゃ荒れるわ」「当たり前じゃん」というM&Mママ(女の子Mちゃんと男の子M君だったの)。えー。

例えば親指の指先とかってさ、皮が厚いから、裂けるとパカッと口を開いてしまってこれが痛いんだ。

この手荒れ改善しないものかと狙って加湿器を買ってみたりもしたけど、まだ効果のほどはわがんね。そうねえ、朝はマシなんだけど、夜に向かって荒れが徐々にひどくなっていくんだよねえ。

お勧めされる「良いよ」と言われるものにはトライしてみましょう。早速100均で薄手のゴム手袋を買って帰る。

うーん。洗いにくいし、指できゅっきゅっ確かめられないし、手がゴムくさくなるぞ。新しいせいか、外しても指先がゴムの粉っぽいし。ダメだしまくりなお試し初日。ハンドクリーム塗りまくり。いちいち外すのも面倒だ。

今日は2日目、昨日よりはよさげな感じ。慣れなのかそうなのか。しばらくゴム手袋してみるか。

あとさ、エプロンもしてみることにした。手荒れとは関係ないね。

今まで縫い物するときには着けてたんだけど(服の前面が糸クズだらけになる)、なんとなく着けっぱなしにしてみた。

ん?まるで家事してるっぽいぞ?やっぱり形が大事なのかしらねー(←何事も形から入るタイプ)。


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