女の子は腰を冷やしちゃいかん、と幼少から刷り込まれてきたカーサン、娘がスカートを選んだ日にはぬくぬく毛糸ぱんつ着用を推奨中。娘も気に入ったらしい。ずぼんの日にまでぬくぬくぱんつを着たがるように。
さらに風邪を引いてきた今日この頃、スカートならタイツも履いとけ。下半身冷やすな(もはや呪縛)。
そんな或る日(以下お食事中の方は特に陳謝申し上げます)。
「うかトイレ行ってくる」 行ってらっしゃい。母はリビングで傍観。
「・・・んんんー!脱げない!脱げないー!」 タイツがぴっちりしてるから手間取った。
「もう出ない!もう出なくなっちゃった!(涙声)」 おとーさんが必死に「別に今でなくともいずれ」とかテケトーにフォローしてたら、
「おしっこしたくない!だってうんちするために来たんだもん!」 「絶対にうんちするためにトイレに来たの!おしっこするためなんかじゃない!」
トイレでおとーさん相手に号泣。んなことでそこまで力説(「絶対に」とかがプリキュア風味を醸す)・・・。
「って涙と共にぽちょんってさ」
あーちょっとおとーさん。皆まで言うな。
自分で前回の日記読み返してみて気付いたこと。
幼稚園ママたちのそれぞれの事情に詳しくもないのに、知ってる範囲内だけで「あっち」「こっち」言ってる自分がイヤなのであった。もしかしたら、ママ自身にだって病院系の経験があるかもしれないじゃないの。あたしったら何も知らないのに。
ということなのであった。なんでだろう。幼稚園ママ以外の友人にはしないのに。ママ友限定でこういうことをしてしまうのは、やはり子ども絡みから出発している仲だからなんだろうか。「友の必然性」がお互いの子どものみに依存しているからなんだろうか。などと思う。答えは出ない。まあいい。 ※「オヤジ国憲法でいこう!」を読んでしまう今日この頃。そぶちゃーん。
あ、思いのほかくどくなっちゃった。
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今年のクリスマス。
帰省の切符をJRの駅まで取りに行こうという名目で、家族揃って繁華街へ出た。ついでにケーキを買う。
この時期特にウィルス系への警戒心から、子連れで繁華街へ行くことなんてなかったので、娘はウハウハ。イルミネーションやディスプレイに目を輝かせている。そっか。そうだよな。
カポーがひしめくデパ地下で、なんかぐっとくるケーキはないものかと曖昧な目的意識でうろつくも、人の多さに断念>主に娘が。村のケーキ屋でもよかったのではとうっかり頭をかすめても口には出すまい。
しかしあれだ、すれ違うカポーの姿にちょっとだけかつての自分を重ねてしまったりする。クリスマスの強迫観念みたいなもんに操られておった自分を(恥)。
あのときの自分と比べてどうだ、本気でサンタを信じているこの小さい人と過ごすクリスマスときたら。
サンタの来宅が待ち遠しいあまり、眠りが浅い娘(うなされ気味)に何度も起こされたカーサンであった。ぐっすり眠ってほしいのに。諸事情あるんですから。
明日から冬休み。夏休みより短いよ。喪中だけど帰省するし。と自分励ましモードにスイッチする今日この頃。
ところで今月あたま、幼稚園のお友達の女の子が入院した。ウチとは少々事情が違うんだけど、詳しくは書かないけど、幼稚園内では比較的病院関係に近いポジションをお持ちなご家庭である。カーサンとは子どもの病院事情とか、発育関連についても似たような温度で情報交換出来る、数少ない縁つながりの幼稚園ママだ。
お互い事情が知れている仲なので、医療費関連について質問があると電話がかかってきた。あいにくあんまり彼女の役に立つ情報は提供できなかったけど、発症やら入退院やらについて話を聞くことができた。
こういうとき、カーサン肩入れが過ぎるのか、ママのことも発症したお友達のことも、心配でたまらなくなる。なにか出来ることはないかと無い頭を捻る。
でも出来ることなんて結局話を聞くことくらい。実際の生活に関わるところでは、そっと見守ることくらいしかできないのであった。いつでも電話してね、メールしてねと待つだけ。
あとは他のママ友への事情説明くらいかしら。これは余計なお世話だと充分承知している。あ、当のママから「なんとなく説明しといて〜」と言われているからだけどね。口止めされてたらしないけどね。
でもその事情説明のときに、どうしても熱が入ってしまうのよね。話しながら「こちら側」「あちら側」と線引きしている自分に気付く。イヤだな。
そして「こちら側」のカーサンが熱弁をふるうと、「あちら側」のママたちは何も言えなくなってしまうのだ。何も言えなくしているのはカーサンだ。それがわかっているのについ熱弁。
気をつけなくては。ほんとに。
2006年12月14日(木) |
そして私はMなのでは(疑惑) |
スイミングのあと、濡れた髪を風にさらして自転車に乗るのは寒かろう>娘。よしここはひとつ、カーサンが編もうじゃないか。
と思い立ったのがスイミング前日、毛糸を買ったのも前日。夕ご飯のあとから取り掛かる。かぎ針がはこないだやったけど、棒針はン十年ぶり。え?十ン年ぶりか?どちらでもよい。
作り目からつまづく。実家ばばがやってた手付きを思い出してみて、違う違うと何度もほどく。作り目で。しかもネップのある毛糸なのでほどきにくい。結局5分の1程度の距離しか編めず。
スイミング当日、午前中幼稚園行ってる間に・・・と思ったらママさんバリボーだった。げげげ。間に合うのか。
帰宅して昼ご飯あとから編む編む編む。毛糸を買ったお店で手に取った、ウサハナニット帽を何故ワゴンに戻してしまったのかと後悔しつつ。
スイミング中にも飾りのボンボンを作るカーサン。はっはっはっ。間に合った。やっつけだけど。糸端始末も出来てないけど。
帰り道、無事娘に被せてカーサン満足。でも違う。なんか違う。編み物はもっとゆったり編みたい。違うぞ。
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そしたら肩が相当凝ったらしく、今朝左の肩甲骨あたりの筋が違ってしまった。加えて、実はママさんバリボーで足首を痛めたらしい。
まとめて近所の柔道の道場隣接の接骨院でみてもらった。傷めた箇所の熱を取らねば、とアイシングされたわ。このクソ寒いのに。
だって背中よ。「タオル当てますから」って、ちょっと触っただけでびっくんびっくんしちゃうわよ。
「無理ですか?ふっ」ってつい笑いやがったなコノヤロ。メガネ男子でスガ似なんだよこの先生。Sっ気がおありなのでは・・・。
なんとか背中にアイシング当てて、次は足首。つべたい・・・。てか痛い・・・。
「足首が冷たくて痛いんですけど・・・」と弱音を吐いてみたら「あ、ソレは我慢してください」アンタなんてあっさりと。下痢したらアンタのせいよっ。
そのあと「筋肉ほぐしますねー」と足首以外のふくらばぎとかスネをぐいぐい。痛いと声にせず飲み込んで(でも顔は悶絶)こらえてたら「・・・気持ちいッスか?」絶対Sだコイツ。
●土曜日 眼科定期検診。眼科だけなので気楽。休出する夫と途中駅まで一緒に行った。先にカーサンたちが降りて夫を見送る。はあ。診察時間の都合で、いつもより早起きな我々につきあって起こされた夫、目が窪んでいた。いつまで続く、多忙なおとーさん・・・。
眼科はあっさり。雨で寒かったせいか空いていた。視力チェック→散瞳の目薬→診察なんだが、目薬が効くまで30分はかかるのに5分で呼ばれた。結局そこから30分待つ。
その間、隣りに座ったおじさんが娘に目を細めて話しかけてきた。小さいのに何故糖尿病眼科にいるのかと不思議だったんだろう。一通り説明して、たぶんいっこもおじさん飲み込めないまま自分の診察に呼ばれていった。なんかこういうのに慣れてきた。なんとも思わない。
さらに診察を終えて出てきたおじさん、娘の書いた絵を絶賛しながら去っていった。娘は全てスルーするので注意しといた。照れだろうが無愛想だろうが、あいさつくらいしなさい。
ようやく診察室へ。「顔の位置は変えずに視線だけ動かす」これが出来ないので先生もちょっと必死。カーサン肩が震えるのをこらえる。お、おかしい・・・(不謹慎)。
この先生、娘に半年に1度会うんだけど、そのたびに「僕にも娘がいまして」と、まるで初めて話すような口ぶりで娘バナシが始まる。なのでカーサンの中では「パパ先生」と命名。パパ先生のお嬢さんは娘より1つ年下だという。そりゃシンクロしても仕方ないか。
それにしても「アレルギー性結膜炎だね、目薬出しとくね」と言ったのに処方箋をくれず、診察後気付いたカーサンが受付のお姉ちゃん通して訊いてもらったら「やーごめんごめん、話がはずんじゃって忘れちゃった」ってセンセ?ちょっと?
視力も眼底も前回と変わらず。覚書。
●日曜日 どうしても夫が外出したくてたまらなくなり、なんでか川越へ。紅葉を見たかった(or娘に見せたかった)らしいが、どちらかといえば黄葉であった。
娘は銀杏の落ち葉で興奮。じゅうたんのように降り積もった落ち葉を集めて小山を築き、そこに横になりたいと言う。ハイジですかあなた。
カーサン上着のフードを被るなら、と条件を出し、娘うはうはモジモジくん状態でぱふっと倒れこんだ。満足そうだ。えがったのう。 ※どうやらちびまるこちゃんがやってたらしいね?
起き上がった娘のフード後頭部には一枚葉っぱが貼り付いて、東京都職員と化しておった。
この日のお昼ご飯で、カーサン鴨せいろを食べたんだけど、あまりの美味さに・・・ああ今思い出してもあれはうまかった・・・(よだれ)。
なのでそれぞれ楽しい日曜日だった。 ※除く夫。なぜならー、スピード違反でキップ切られたからー。すさまじい凹みっぷりであった。
土曜日、幼稚園のおたのしみ会と娘の誕生日が重なった。実家じじばばに来てもらい「孫との休日スペッシャルバージョン」を満喫してもらったつもりなんだが、どうだったかしらねえ(他人事か)。
おたのしみ会では劇と歌。園児が気に入った絵本をベースにしたオリジナルで、劇遊び発展型とでも申しましょうか、台詞や動きは園児と先生で相談して決めるのが恒例。本番が終わっても劇遊びは続くそうな。
娘は犬の役。帽子を厚紙や折り紙で作っていた。犬役の子はだいたい白がベースで、耳にその子の好きな色を貼って、娘の耳はむむむ紫でしたよ。青タン?いやいやいや。
台詞は二つ、短いのと長いの。練習中台詞のタイミングがわからず、他の犬役の子につつかれてやっと言えていた娘。本番直前には「もうわかるから!」と、つつく手を振りほどいて台詞を発するようになったとか。「犬役の子たちが「うかちゃんには教えなきゃ」と思い込んでしまったらしくて」と担任のおてもやん先生が苦笑していた。経験だ。成長だ。
当日朝も「長いほう言えるかな・・・どきどきちる・・・」と小心モノ魂全開だったけど、ちゃんと言えていた。おてもやん先生が感激していた。そう、そういうトコに真面目な先生なのよねー。ふ。
しかし子どもたちの声や姿って、凄まじい破壊力ですな。カーサン舞台に立ってるお友達を見ただけで涙腺がゆるみ始め、歌に至ってはハンケチ握り締めてしまった。 ※自分が小学生くらいのときは「コレで大人が泣くにちがいない」とニヒルに鉄琴叩いてたんだけどなー。「きじも鳴かずば撃たれまいに」って劇でさ。ははは。
そして降園時には低血糖起こしてオトーサン抱っこで帰宅。すすすすまなかった。ここんとこ乱高下。
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で、午後はお誕生日のお祝い。昼ご飯食べたファミレスでお会計のとき、レジ横のおもちゃコーナーに実家ばばを誘導した娘、ビーズと指輪のセットを握り締め黙って立ち尽くすという必殺技で見事獲得。特別だからね。今日だけだからね。としつこく念を押すカーサンだがちゃっかりお昼はじじばばにご馳走になっている。例の遺伝だな(棚に上がる)。
さ、日頃カーサンちに腰を落着ける習慣の無いじじばばを、いざもてなそうではないか。ケーキでハピバースデーしたあと、すきやきの買出しに出発。何かとうるさいじじを黙らせるために、カーサン目をつむってお肉のパックをかごに入れた。いつもよりいいお肉だぞ。うひひ。
帰ってきたら、和室に美輪明宏みたいなツリーが飾られていた。金モール全部出したわね夫・・・。場ツナギとして用意しといたけどさ、何も全部付けなくたって。来年は飾っていい分だけ出すことにしよう(今年はあきらめた)。
すきやきは忙しないのが醍醐味よ。鍋奉行分担してるばばとカーサンなかなか食べられません。さてさて、ようやくお肉をぱくっと・・・、味が薄いじゃないのっ。薄いなら薄いって言ってよっ(激昂)。いい肉買ったという自負で、こめかみの血管がどくどく言っちゃってるカーサン。どうどうどう・・・。
娘もぱくぱくよく食べた。うん。よかった。
今年は自転車を誕生日前に買った(寒くなると乗れないかと思って)ので、プレゼントとしてはもう済んでしまっているのだ。が、前日になってあまりに寂しいかと思い百均へ。ははは。いつも百均行っても何も買ってやらないもんだから、数あるプレゼントの中でもよりによって百均キラキラ折り紙に夢中な娘。実家じじばばがウキウキ渡したおもちゃに見向きもしない。わかってないぜ。
そして大阪からのプレゼントも娘のピンポイントを突いた素晴らしいチョイスで、床に全部並べてもうウッハウハ。目がランランとしちゃって頭から煙が出そうな勢いです。ぴーと音が聞こえた(ような気がする)。
案の定夜泣きした(久しぶり)。娘よ、5歳おめでとう。
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