日記帳

2005年08月31日(水) 夏休み終わる

長い長い夏休みが・・・終わる。大好きな人は、幸せにやっていますかときたもんだ(←スガ作品「ひとりぼっち」ね。ほんとは「終わる」でなく「続く」)。

欠落を埋めて、僕は何を得るんだろうと彼は問うが、カーサンも娘と何か成し得たかしら。

そういえば、娘の「私だけ?」を解決せんと始めた、カーサンの「お付き合いちっくん」は近頃出番が無い。夏休み初めの頃は、幼稚園のお友達と遊んだりもしたが、後半ぱったりだったもんなー。カーサンと二人で蜜月していれば、さほど娘も感じないのらしい。

ってことは、来月(明日だよ)からまた復活?>お付き合いちっくん。ま、それはそれでいい。

何か残ったとすれば、9匹のめだかと縞々に日焼けした足の甲くらいか>サンダル焼け。

なんのことはない、スガプロモを追いかけることに終始した夏とも言う。はっはっはっ。皆まで言うな。



2005年08月29日(月) 火に油

土曜日にようやく揃えためだかセット>めだか+睡蓮鉢+水草+えさ。そもそもの出発点が秩父の川で拾ってきた石(無料)ってのが笑える。
※いや、ほんとの出発点は帰省中お邪魔した義妹宅の野生めだかなんだよね。カーサンが「いいなあ」と思えることを、常に数歩先んじて実践している実行力に憧れさえする。

さあ、めだかのおうちを作りましょう。

その石じゃ大きいだの、枝を挟んでめだかが隠れるスペースを作るだの、鉢に石を出したり入れたり出したり入れたり。拾ってきた石が大きすぎるんだよー。欲の皮が突っ張らかってるから>大きいつづらを迷わず選ぶタイプの我が家。

ようやくめだかを放流するまでに至り、親子三人額をつけるようにして鉢を覗き込む。本当に10匹いたか。今頃怪しんでも遅い。

すると、植え込みから「何してるの?」と坊ちゃんの声がする。お隣のご主人が、三人兄妹のうち上二人を連れてお散歩に出た様子。覗き込んでいるのは上のお兄ちゃん。

「うん、あのね・・」とカーサン灰色の脳細胞フル回転で模範解答を探している隙に、夫が「めだかいるんだよ、見に来る?」と直球勝負。えええあーたそんなこと唐突に。

ダメ押しするように娘も「めだかさんだよー!」と叫ぶ。もうだめだ。

隣りのご主人も突然の誘いに明らかにとまどっている。が、子ども達はもうすっかりその気だ。ではのちほど、とお隣さん親子は去っていった。

これから来るのか?どうすんだ?と夫に詰め寄ると、「いや泣いてたから」と気を利かせたんだと主張(お散歩は気分転換らしかった)。部屋の掃除もしてないのに?「ああそうか」ってこれだから。

迎えに行ってくる、と娘と夫が玄関の方へ。カーサンベランダで呆然。しばらくして、「お邪魔しまーす」とお三方登場。お子さんたちはそれぞれ帽子にリュックと正装。

今まで特に親密にご近所づきあいしてた間柄でもないのに、なんだこの展開は。なんだなんだ。変な汗をかくカーサン。

全員でめだかをしばらく見つめたあと、「突然お誘いしてすみません(夫にちくりとしたつもり)」「いえいえ」「雑草ってすごいですよね」「本当ですね」なんて当たり障り無い庭話なんかしてみたりして。

ふと気が付くと庭には大人三人。部屋を振り返ると、窓際のソファで明らかにふてくされている娘と、猛スピードで盛大におもちゃをひろげているお子さん二人。わはは。笑うしかないだろ。

ややしばらくして、下の妹ちゃんがうんちしたから帰らなきゃ、と真偽のわかりかねる理由でお三方は退場。

やがてお隣から聞こえてきたのは「もっと遊びたかったー」「めだか見るー」という兄妹の大絶叫号泣であった。言わんこっちゃない。

この手の展開が読めないなんて、全然わかってない・・・>夫。「あれ?」とか可愛らしく小首を傾げてんじゃねーぞ。



2005年08月27日(土) めだかを求めて三千里

先日秩父の川で石を拾ってきた。漬物石にするのではない、めだかを飼いたいのだ。

併せて庭(おこがましい呼び方だ)の緑化計画も進めたい。元々植わっていた目隠し用の植え込みが、暑さのせいか5〜6月の虫害影響か、全体的に茶色化。新芽が出てきても、縮れてしまうのは何故。そもそもその木の名前すらわからないのだ。あー情けねー。

うむ、こういうときはホームセンターだろ。意気揚々と夫のテリトリーである埼玉県方面のホームセンターを二軒訪ね歩くも、めだかについては結果惨敗。季節外れ?まま、緑化系ではそれなりの成果を挙げたのでよしとしよう。

結局たどり着いたのは池袋の百貨店ですよ。さすが百貨店、何でもあります(含誇張)。外で飼いたいので睡蓮鉢とめだか本体、水草とエサを購入。

帰宅した娘は、とりあえずラーメン鉢に放しためだかに釘付け。「イッテキマス」と手を振りながらお風呂に入り、お風呂から出たら出たで、自分はこれからパジャマを着るだとか、まだ夜はオムツだとか、明日はめだかのおうちを作ってあげるだとか、散々めだかに話しかけて興奮気味に布団に入った。よほど嬉しいのらしい。
※そういや家に着いた途端にめだかを見たがり、「何故めだかは無言なのか」と不思議そうだった。しゃべられてもなあ。「池野」って苗字付いちゃうし。

ところで睡蓮鉢を買った花屋のお兄さんが、ファミシュガの森さんを若くして細くしたような方で、ちょっとした動作やしゃべり方がなんだか大層好ましく、危うく道を踏み外しそうになった(錯乱)。

そのうえ花屋からめだか屋へ百貨店の屋上を移動するそのとき、スガさんの「奇跡」が流れ、いやーカーサンもうどうしたらいいんだか>どうもしなくてよい。

その前のホームセンターでも「奇跡」が流れていたらしく、夫が気付き娘が歌っていたらしい。タバコの副流煙みたいなもんでしょうか。

肝心のめだかは、明日までラーメン鉢にザルかぶせた暫定処置で一夜を過ごしていただく。ザルしないと鉢から飛び出してしまうのだよ。活きがいいんだか、「こんなとこにはいられねえ」って自暴自棄なのか、無闇に興奮させてしまったのか。どうか長生きしてほしい。



2005年08月26日(金) やられる日々

昨日から頭痛。夫夏季休暇中はさすがにPCに向かう時間も減る。今週月曜からの平常運転で、また画面に向かい過ぎたか・・と反省しつつ、幼稚園ママから借りた「ダヴィンチ・コード」上下巻を一気読み。ちっとも目の安静にはなっていない。
※「ダヴィンチ・コード」は薀蓄たっぷりのシドニィ・シェルダンって感じでした。

スガさんいいとも出演に気をとられて、J-WAVEの平井堅ちゃんライブ音源チェックを忘れる。今日は今日とて、幼稚園ママに誘われるままにお宅にお邪魔し、いいとものスキマチェックを忘れる。まさにシングルタスク。

そんなモウロクカーサンにとどめを刺すように、昨夜のTR2、スネオさんとスガさんの対談が、さあこれからってところでMD残量ゼロとなる。何やってんだよ>自分。

「変態と優等生の二本立て」とかなんとか、スネオさん相手にものすごく滑らかでナチュラルなスガさんだったのに。これからってとこでプツっと。

そのあとにスネオさんのJ-WAVEライブ音源があったはずなので、もうどうにもやりきれない。ファンサイトにラジオレポが投稿されるのをじっと待つことにする。そしたらnさん、お知らせしますね(もはや押し売り)。

やりきれないを解消しようと、買ってきたばかりの「ハチクロ」8巻を読む>大人なので、カルタ付きの方を購入。いい。とてつもなくいい。

いかん。骨の髄までやられとる。



2005年08月23日(火) とめどなく思い出すまま

しつこく昨日に追加。

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代々木の会場の周りにはアーティストグッズを売るテントが出ていた。一番人垣が出来ていて、テント自体も大きかったのがオレンジレンジ。ここで売っていたタオルを首にかけているファン多数。

ちなみにスガさんグッズテントは、端から二番目に若干ひっそりめに存在。売っていたのは、こないだのツアーグッズ数種類とスガマニアTシャツ。ええ、「sugamania」って胸に書いてあるの。サーモンピンクで、一瞬迷ったものの買わないファン、それは私。
※noirさんはカーネーションのいかしたTシャツをお召しだった。すげー素敵だった。うらやましかった。「sugamania」グッズの一連のテイストが・・・ぐぐぐ・・・。

私達のほかにもスガさんファンはいたのだが、誰も彼も遠巻きに眺めるばかり。売り場が空いているせいか、そのグッズの種類が少なくて近寄る必要性が無いからか。いや、スガファンは奥ゆかしいんですよ・・・と誰にとも無くつぶやき、見知らぬスガファンと微妙な空気を共有できた。ライブっていいですね。ほほほ。

しかし今になって、あのサーモンピンクがJ-WAVE LIVE限定色だったと知り、逃した魚は大きい気分になったりしている。あほやー。買っとけ買っとけ。

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帰りの山手線で、隣りに座ったのは二人連れの制服姿女子高生。オレンジレンジタオルを首に下げ、高揚してんだか普段からそうなのかわからんが、かなりのハイトーンで本日のライブについて熱く語り合っていた。あ、耳をやられていたんですかね。

「絶対○○(メンバーの名前)と目が合った」
「すごい近かったもん」
「うちら超目立ってたし」
「××のソロ最高」
「シャツの色がよかった」
「ほんとに好きなのは○○なのに、××の格好しか思い出せない」
「また行きたいね」
「っていうか絶対行くし」

彼女等と大差ない我が身を自覚。ファンっておもしろいね。



2005年08月22日(月) 2000+5

行ってまいりました、J−WAVE LIVE 2000+5!超長文につき失礼>これアップ出来るのか。

原宿駅の改札を出ると、ものすごい人の量。飲み物を確保しようと、自動販売機に長蛇の列。コンビニも客が入りきれずにドアの外まではみ出している。お、おじけづいてなんかいませんよ。大丈夫(←何が)。

海から帰ってきたばかりのnoirさんと無事落ち合い、道の向こうのドトールで食料と飲み物調達。まだ15時半だけどね、何時に終わるか見当もつかないからね。ゴスロリちゃんたちを踏まないように会場に向かう。

アリーナだっていうのにスタンド席から入場してしまい、一瞬びびる私達。どうにかアリーナにたどり着いた途端「なんだ、大丈夫だったね」「脅かしやがって!」くらいに鼻息を荒くしてみたりする。

席につくと、そこは前から6列目真正面。前は女の子二人連れ。いいロケーションじゃありませんか。喜ばしい反面、座ることは許されないかもという不安も若干よぎる。スガさんのときだけ立つってのは・・・だみ?だみなんだの?

ステージを挟んで左右に設置された大きいスクリーンに、出演アーティストのPVが流れる中、ステージではセッティングが着々と進んでいる。

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一人目は誰だろう。おお。森山直太朗。独特のテンションで斬り込み隊長の役目を果たす彼。舞台人ぽいオーラ。ミュージシャンていうだけじゃない感じ。まだまだピュアーな印象。音のバランスは素晴らしくよかった。声が映えてた。

「動」の面が相当激しい彼が、ピンスポの下で目を閉じてギターを抱えて「静」になってマイク前に立ったとき、ぐぐぐっと客席の集中力が高まったのがわかって驚いた。つかむってこういうことなのかもしれない。

あ、思い出してみたら、座っていられたのはこの森山くんのときだけだった。すみません。

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二番手スネオさん。おお!とnoirさんと元気よく立ったら、スネオさんと一直線。て、照れるなあ。

スネオさんは病み上がりのせいか元々なのか、華奢で小柄で抱きしめたら折れそう。「モッズを意識して」スーツ姿。玉虫色の裏地つき・夏用じゃないぜとオトナぶりを披露していた。ちなみに中は半そでシャツだった。クールビズ。

本当にきれいな声。そしてキレてるMC。なんなんだろう、このキレ加減は。置き去りでスネオさんが行ってしまう感じ。そんな中、さりげなくスガさんの名前も散りばめてみたりして、後ほどの楽屋インタビューで「トイレでとっちめられました」と告白していた。仲良しだなあ。

「じゃあ、さよなら」と言ってから最後の4曲目に入ったスネオさん。隣りでnoirさんが魂を抜かれている。私も度肝を抜かれっぱなし。まったくもって気をつけろ。美しいステージだった。お体お大事に。

「ワルツ」「テノヒラ」「フォーク」「空も忙しい」。


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次のステージセッティングの様子を見つつ遠いトイレへ旅立つnoirさん、さすが、ちゃんと休憩時間中に戻ってきた。そして三番目「ORANGE RANGE」!のコールを聞いてから席を立つ私。ほほほ。隣りのカップルにはヒンシュク買いまくり。トイレがらがら。ほほほ。

トイレに向かう間「音大きいな」と感じていたが、まさかこれほどとは。席に戻ってみると最早座るなんて許されないオーラが漂っている。わけわかんない感じで波に飲み込まれてみる。案外楽しい。しかし耳が痛い。歌詞は聞き取れずの大音量すぎ。ちとつらい。

「若いって素晴らしい」とうなづきあいつつ(ほんとか)ステージ上を眺める。中高生にゃたまらんだろうなあ。エネルギーエネルギーエネルギー。そんな8曲。

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次のセッティングを見つめる私達。真ん中にピックの張り付いたマイクスタンド、それを挟んで両脇に二本、右後方にピック付きがもう一本。キーボードセットも木目のオルガンぽいのが見える。間違いない、次はスガさんだ。オレンジレンジの後ですか。いいじゃないですか。

現れたのは、黄色いシャツ羽織って派手ジーンズのスガさん。案外立ってるお客さんが多くてほっとする。シカオちゃんコールも多い。J-WAVEはまだまだホームの雰囲気がある。

一曲目。しばらくギターをチューニングするかのようにいじり続け、どうしたかと思い始めた頃、暗転のままマイクに近づいた。「あれから、ぼくたちは・・・」って「夜空のムコウ」だ。おおおっ、わかりやすいを最優先したか。ツカミはオッケーか。あまりに意外で嬉しいやらとまどうやら。いや嬉しいすよ。

続いて「JUNE」(ギターチェンジのとき、ネックをマイクにぶつけて「ゴッ」と言わせ、手刀で「ゴメンゴメン」恐縮しまくるスガさん・・・かーいいー・・・)、「踊れるやついこう」と「秘密」「ストーリー」。

妖しい色合いの照明と、森さんのキーボードソロで踊らす踊らす。

そして森さんがオルガンを鳴らしてスガさんがMCに入る。それはもはや最近お約束となった宣教師降臨の合図。そして「奇跡」「夏陰」。

さあいよいよ「サナギ」が来る、と息を呑んだのも束の間、「またねー!」と明るく去っていくスガさん。えー。おいおいおい。

「奇跡」のプロモでJ-WAVEの番組に出たとき、「J-WAVE LIVEに来てくれるお客さんに公約」として「アノ曲をやります!」と語ったスガさん。ファンの間では「アノ曲」=「サナギ」(新曲マキシの三曲目)であろうという、勝手な憶測が飛び交っていて、私もそうであってほしいとそれはもう強く念じてきた。ああそれなのに。「夜空」のことだったのかな。「奇跡」じゃなかろう?

激しくテンションを落としてしまう私。勝手に期待して、お馬鹿さんだなあ。あっというますぎる。もっともっと聴きたいのに。
※そういや森山くんのとき、「では次が最後の曲」にええー!ヤダー!の客の声に反応して森山くんったら、「「ええ」とか「やだ」とか・・・、そんな子どもに育てた覚えはありませんっ」って。ふはは。

しかし「秘密」がこなれてきた。「JUNE」も。やっぱり最低でも1年くらいは時間が必要なのかな。というわけで(どういうわけで)今後の「奇跡」たちの成長に期待(←エラそうに)。

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ステージ上に「YUKI」と書かれたPAと同じくらいの大きさのボックスが置かれ、次はYUKIちゃんだとわかる。ボックスは小柄なYUKIちゃんが、キャパのでかさを意識しての「お立ち台」だった。

ジュディマリの頃、一度もライブに行かないまま解散してしまった彼女たち。密かに悔やんでいたのだ。こんなに近くで見れて嬉しいよ。

ああ、このコマネズミのような動き。客をあおるステージング。YUKIちゃんだなあ。「歓びの種」でぐっとくる。かなりぐっとくる。YUKIちゃん7曲。だんだん曲数が増えてくる。

「WAGON」「長い夢」「プリズム」「ドラマチック」「歓びの種」「JOY」「ハローグッバイ」。

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そしてトリはCHEMISTRY。「誰もケミストリー!とは叫ばないんだね」とひとり納得してnoirさんの腰を砕いてみる。

ところで、私達の隣のブロックに5〜6歳くらいの女の子がお母さんと来ていて、ライブが始まってからというもの、ずっとずっと彼女の動向が気になっていた。すでに直太朗の時点で座席のパイプ椅子に寝転んで「聴きたいのはコレじゃない」と全身でアピールしていた彼女。その後もずーっと生気なく、気の毒なほどだった彼女。

その彼女が立ち上がり、満面の笑みを湛え、J-WAVE LIVEのうちわを振り振り、ステージに集中して口ずさんですらいるじゃありませんか。ああよかった。おばちゃん心配したよ。ケミが大好きなんだね。よかったね、最後にたっぷり観れて。ちなみにどっちが好きなの。ちょっと気になる(向かって右の方に1000点)。

「わかりやすい曲をやります」と言って、ほんとにわかりやすい選曲で7曲、アンコール1曲。「誰が目当てで来たんですか」なんて堂々と尋ねちゃう若造たちに爪の垢を是非。

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ひでしーの楽屋インタビューで野球ネタから「どうせ「オマエはJ-POPの補欠」って言われたもん」とやや自虐的なスガさんが気になる。

こういうイベントで、客層からして「わかりやすい」を狙うのは演じる側の良心的なサービスだ。無論、スガさんにディナーショーを期待しちゃいない。彼がどこを目指そうと、ひたすら着いていくまでだし。

だけどさ、いっそ濃い濃いい濃いいいい!くらいのセットリストを代々木のステージでかましてほしかった。言うなれば「夜空」より「たいくつ/ゆううつ」を。わがまま言ってすみません。うーんうーん。なんか気難しいラーメン屋のおやじみたい>マイ言い草がね・・・。

始まったのが16時、終わってみたら21時。カーサン耳と足腰に来た。駅に向かう歩道橋の下り階段で膝が笑った(マジ)。まだ耳鳴りは続いている。

貴重な5時間をありがとう。「いっちょに行きたい」をなだめる車中で泣き寝入りした娘を夫に託して山手線に乗った。カーサンの夏休み、さいこー。

しかしもうちょっとnoirさんと語りたかった。ステージの間はSEの音が大きくて、耳もやられてて、ライブ終了後じゃ時間が遅すぎて。次回のお楽しみにとっておきます。



2005年08月20日(土) 秩父へ

帰省の翌日、夜になって夫がPCに向かっている。予感がする、予感がしますよ(火星人)。

「ここ行ってみない?」そらきた。どこですか。山ですか。秩父ですか。

夏休みのこの時期に、宿泊前日に余裕で予約できてしまう宿に(しかも二泊)一抹の不安を感じつつ出発。いやー遠い。埼玉県も広うござんす。

川遊びしたいので、娘にサンダルを買わねば。現地に近づいてから調達しようという夫の提案にのったおかげで、ホームセンターを何軒もはしごする羽目に。最後の最後で靴流通センターに遭遇、危ういところであった。ふひー。こんなんばっか。

お宿は荒川のかなーり上流で、もはや源流に近いと言ってもいいくらい。一旦川原に降りたものの、空気も水も冷たくて水遊びどころじゃない。お宿の人の話じゃ、日照時間がすこぶる短い土地なんだそうだ。納得。

お宿に着く手前、数キロ下流の道の駅周辺でも遊んでみたんだが、そちらの方が遊ぶにはよさげ。水がぬるいからか、なんかの稚魚らしき小魚がうようよ泳いでいたし。

というわけで、一日目は娘、ワンピースとパンツを二組濡らして終了。

二日目は最初から下流の方へ移動、水着とサンダルで武装して臨む娘。親二人は小魚捕獲に夢中>ちゃんと放してきました。

そうそう、下流に移動する途中で夫が急に車を停めた。「クワガタが落ちてる」と言って拾いに行き、ほんとにクワガタ拾ってきた。小魚を入れるつもりだったケースに入れてみる。

恥ずかしながら、カーサンこの手の虫系に疎遠でこの年まで来ちゃってねー。クワガタの闘争オーラに驚きましたよ。小さなプラケースの中で、透明な壁が敵になるのか、外から見つめるカーサン達を威嚇しているのか、すげーガッツ見せるのね。

お昼ごはんを食べたうどん屋でたまたま再会した、前夜同じ宿にご宿泊の、推定三歳男の子家族にクワガタを進呈した。いやうちじゃ飼えないし。それにキミ、やはり同じ宿の、他の小学生くんにクワガタ自慢されて悔しそうにしてたし。あのお兄ちゃんのクワガタよりでかかろう?>やなおばさん。

娘が「ハイ」と差し出すと、男の子よりむしろパパが顔を輝かして喜んでくれた。うどん屋の地元の兄ちゃんの見立てでは、ミヤマクワガタでもでっかい方だそうだ。めでたしめでたし。

なんで落ちてたんかねー、道路に。「こんな木くらいたやすいものじゃ」「長老、無茶だ!」「なんのこれしき」ぽとん。「長老ー!!」キキーッ(ブレーキね)車が停まり、拾われてしまう長老。嗚呼!なんてなー。

三日目は娘も疲れがたまったのか、短時間川原で遊んだだけで「おうち帰る」と言い出した。車中熟睡。・・・カーサンも。ふほほ。

危惧したお宿もお値段考えれば充分合格点だったし、温泉も入れたし。唐突な二泊三日は楽しうございました。



2005年08月17日(水) 帰省終了〜

12日から大阪に帰省し、昨晩帰宅した。大阪は覚悟していたような猛暑ではなく、曇ったり雨が降ったりで気温も低めで助かった。

そんな天候だったので、いつものお出かけ全開モードにはならず、家で甲子園や世界陸上や吉本新喜劇を見たりして、のんびり過ごした。「物足りなかったのでは」と義母からちょっぴり残念そうなメールをもらったが、とんでもございません。充分楽しうございました。

つぶやいた方で察しのよい方はお気づきかと思うが、今回カーサンとんでもない忘れ物をして肝を冷やした。どうしていいかわからない気持ちになるのではっきりと忘れ物のブツの固有名詞は避けるが、娘はコレで生きているんだなあと改めて思い知らされた。

忘れ物を取りに帰って、夫は新幹線ニ往復ですよ。4泊だし、と保険証関係を持たなかったのも大間違いだった。持参していれば、現地病院で確保することも出来たかもしれない。主治医に連絡して、そっちから手を廻してもらうことも考えたが、ううう、なにしろ忘れないことだよ>自分。

小学校以来、忘れ物女王である自覚はあった。「絶対忘れられないもの」が出来て早1年、今まで忘れなかったことがある意味不思議ですらあるんだが。いや、気の緩みなんだろうな。スガスガシカシカ浮かれてたからなんだろうな。

肝に銘じる帰省であった。



2005年08月11日(木) ますますのめりこむ

スガさんの「奇跡/夏陰/サナギ」が昨日めでたく発売の運びと相成りまして、プロモを追いかけるのに必死な今日この頃。「痛い」を通り越した感じでのめりこんでおります。今年の夏休みはこれに尽きてしまう可能性大。

そんな日に、友人が貴重な平日休みを使ってカーサン宅に遊びに来てくれた。彼女が来宅する前に、カーサン自転車かっとばして済ませたい買い物があるってのに、そんなときに限って雨が降りやがる。さすが雨男だ。困るんですよ。

雨上がり見切り発車で、薬局→電器屋→CDショップと駆け巡る。念のため、娘のレインコート積んで。使わずに済んだけど。

なんだかなあ。PV撮影に参加したからなのか、タイアップが嬉しいからなのか、どうも「サナギ」だけはラジオなんかでもオンエアされないからなのか、もんのすごく今回のシングルを手に入れることにわくわくしてしまってね。昨日から「サナギ」ばっかり聴いている。「夏陰」ならともかく、「サナギ」で涙するってのはいかがなものか>自分。

友人にも「一体何がどうやってそこまで?」と尋ねられたが、うまく答えられない。何故好きにならないのか、そっちが不思議、という遠いところまで来てしまったからかもしれない。語らせたら長いぜ>スガ話。

彼女とは9月に一個ライブ参加を約束しているので、それまでに聴いてみてねと「THANK YOU」というライブ盤を押し付けてみた。DVDもあるでよー(突然名古屋風味)。コレお勧め。

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さて明日から大阪帰省。当初18日までという6泊を予定していたのだが、17日に夫の仕事が入り、16日に帰宅することになった。ほっ。長すぎるよ>6泊。

そうだ、おかげさまで私の方の実家ばばも15日あたりに退院のメドがつき、二重にほっとした。

これで17日の山崎くんのFMへのスガ出演も絶対聴き逃さずに済むわ。とほんとは三重にほっとしてたりして。

では行ってきます。帰省中はかなりつぶやくと思われます。ほほほ。



2005年08月04日(木) 母子のこんな一日

別館にも似たようなことを書いたが、娘の測定チップが次回の検診までに確実に不足することがわかったので、主治医とFAXで何度か交渉し、今日それを取りに行ってきた。

主治医との交渉・連絡の手段が、前の病院ではメール、今はFAX。どちらにしろ、用件がよほど緊急でない場合、時間の都合がつくときに返信できるのと、言った言わないを避けるという、二つのメリットがあるのだろう。

しかしだ。文面だけのやりとりって、なんてまどろっこしいんでしょう。直接電話で話せば、多分5分とかからずに済むやりとりが、FAXで何往復?最後の方には「そんなこともわからないの?」と煩わしくなっちゃったみたいだ>お互いに。

前提がわかってない患者と、あまりにも前提が当たり前すぎてそんな患者の心情がピンとこない医師とのやりとりってのは、だいたいこんなもんなんだろうか。質問の答えが質問で返ってくる。「だーかーらー」という苦笑が文面ににじみ出ている。・・・お互いに。

こないだの実家関係のクサる出来事といい、今回の医師との交渉といい、「感情を抜きにして事実だけを把握する」というカーサン憧れの能力を手に入れるための、階段が一段また一段って・・・。上ってりゃいいけどさ>階段。

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診察抜きだったので、あっというまに病院詣で終了。帰りに池袋のデパートに寄り道した。

本屋に行ってからおもちゃ売り場へ。夏休みっすね。平日とは言え盛況ざんす。見本に出ているおもちゃの争奪戦ですよ。

輪に入る前から気圧され気味の娘、ちょいと手を出そうとしても前から遊んでいる子の「俺ンダ!」の迫力に負けてしまう。こういう場所ではとにかく先手必勝なんだよ。負けずにホレ、手を出さんかい、と娘を焚き付けるも、くすぶりもせず>娘。

娘、争うのが嫌というより、争った末に負けるのが嫌なんだな。勝つ分には嬉しそうだもの>人として幼子として当たり前か。なんというか「争いたくない」っていう平和第一主義ではないようなのだ。このあたりが、幼稚園以前と比べて変化したところかも。成長と呼べるかどうかはよくわからない。

おもちゃ売り場の中でもひときわ人気の無いコーナーで、1人きりになってようやく何かを取り戻すように遊び始めた娘。あー、すごくあなたらしい。ははは。



2005年08月02日(火) ややこしやー

最近のクサる出来事について夫にさんざん愚痴った末、「想像力のアンバランス」がカーサンの怒りや悲しみの元なのだ、ということに気付いた。

絡み合う思惑を出来るだけすくいとって、最大公約数に近づこう、近づけようというこちらの努力には全く無関心。それに傷つくなんて、カーサンまだまだ幼いわ。

「己が善し」と思うことだけする、見返りを期待しない、というポリシーを、お互い唯一適用しづらいのが、それぞれの実家ってとこなんだろか。

ぐあーと頭を掻きむしって毒を吐きまくる妻を隣りにして、夫が「次は俺の番」とため息をついた。「帰省するたびに、まさにそういう感情を味わうのだ」と云う。

日頃「温厚」の看板で通るアータでもそんなんなら、カーサンが毒吐くのも当然っちゃ当然なのかも。

なんちゃって実家は実家で「アイツラわかってねー」と嘆いているのかもしれませんがね。と、一応は善人面してみる辺りがカーサンせこいぜ。

とかく実家関係はややこしい。


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