日記帳

2005年07月29日(金) ありがとう

お馬鹿な日記をアップしてしまったが、昨日はスガさんの39回目の誕生日だったんですよ奥さん。

おめでとうスガさん。リアルタイムで彼の音楽を享受できる偶然に、改めて感謝。ありがとうスガさんのママ。ん?

メッセージカードと、こんなんもらっったってどうよと思いつつ、小さなプレゼントを同封して事務所宛に送った。送ってしまった。ポストに投函してから緊張しても遅いってのに。どきどき。

すると、オフィシャルの携帯サイト経由でスガさんからお礼のメールが届いた。もちろん、オフィシャルに登録したファンの全アドレスに届くシステムですからね、何らカーサンの動向と連動しているわけではないんだけど・・・嬉しいじゃないですか。双方向な感じが、もう、どうしようもなくときめくじゃないですか。

こんな喜びも、全部ひっくるめて感謝したいんですよ・・・スガさんのママに。ん?



2005年07月28日(木) 反省

お昼ごはんのあとに、友人宅へお邪魔する道すがら。

自転車の後ろに娘を積んで、えいこらとペダルを踏む汗だくカーサンの行く手に男子中学生が4人。たいして広くもない道幅いっぱいに、横一列で部活あとの下校途中でしょうか。

あああああ、ぶつかっちゃいますけど、っていうくらいぎりぎりまで、誰ひとりとしてよけようとしない。

ナンなんですか、ああいうとき彼らの間に漂う「譲った奴が負け」みたいなオーラは。「ガンとばす」とか「メンチ切る」とかの源泉みたいなアレは。

通り過ぎてから娘相手に舌打ちするわけですよ。「なんなの一体!」「腹立つ!」もうおばちゃん全開ですが何か。

「どうちておかあちゃんおこってるんだの?」と娘が問いかけるので「道が狭いんだからさ、通れないっての!」ととげとげしく毒づくと、たまたま前を歩いていたサラリーマン氏が飛びのくようにパッと道の端に寄った。

・・・すみません。その先の信号待ちの間、カーサン恥ずかしくてうなだれていたら、娘が「どうして下向いてるんだの?」。追い討ちありがとう。ああ涼しい。



2005年07月27日(水) 台風一過

昨日は台風で家に缶詰めプラス、カーサン的にクサる出来事があったので、台風一過の本日はパーッとね、とか言いながら池袋まで買い物に出た。

台風で缶詰めと書いたけど、昨日の雨風くらいだったら出られたのでは?「どこにも行けやしない」と決めたのは自分自身なのでは?と悶々としつつ、晴れたら何しようか書き出したりして。

歯医者(カーサン前回と別件の奥歯が痛い)銀行(野暮用)図書館(予約図書到着)買い物(セロテープカッター)。

ええ、セロテープカッターが欲しかったんですよ。娘の「ちょきちょきちていい?」は相当量の広告紙とセロテープを消費するのだ。100均で買ったカッターがあまりに切れず、何か出そうなくらい力んではべそをかく娘が不憫でねえ。近所のスーパーには一種類しか置いてなくて、それがまた切れ味が皆無で。

セロテープカッター一つ買いに、LOFTですわ(HANDSにでばる気力はなかった>炎天下池袋事情)。

ついでに銀行も片付いた。明日図書館行って、土曜日歯医者。よしよし。

昨日はカーサンむしゃくしゃしてて娘もつまらん一日だったであろう。八つ当たりしてすまなかった。笑ってても怒ってても同じ24時間なのにね。



2005年07月25日(月) ようこそ我が家へ

先週、ついに我が家にCS放送がやってきた。地域のケーブルテレビに加入したのですよ。うほほ。

スペシャやらM−ON!TVやらの音楽チャンネルも、地上波で見られなかった民放系も、もう嬉しくって仕方ない。

チューナーを設置しにきたのがおっちゃんが、なんというか飲み屋でもてそうなオーラをお持ちで。事務手配のお兄ちゃんが遅れてやってきたのだが、お兄ちゃんに対抗心があるのか、妙に内輪ムードを醸し出そうとするのがおかしかった。

最初は娘が「こんにちは」言ってもそっぽ向いてたくせに、カーサンお兄ちゃんと書類埋めてたら「おじちゃんと遊ぼっか」とか娘誘ったりして。なんか独特の雰囲気のおっちゃんであった。

DVDでもビデオでも録画できるように手順を教わって、もうカーサン番組表目を皿のようにして「スガ」検索をかける。田村正和がCMやってる商品の価値がわかった。

目が疲れきった頃に夫が帰宅。今度は夫がリモコンを持った猿状態。いつか大阪義父が来宅する日が怖い。

しかしリモコンが増えたな。



2005年07月24日(日) 実家参り

土日は実家泊。ばば眼科手術入院、じじめまいでダウンというダブルパンチ。重なるときには重なるもんだ。

ばばのお見舞いがメインだったはずなのに、どちらかというと鬼の居ぬ間に的掃除に精を出してしまうカーサン。ぜいぜい。お風呂と台所と洗面所を磨き上げ、ついでに家中拭き掃除。

水周りは衛生面的にずっと気になっていた箇所なのだ。「ほら見ろ!こんなにキレイになるのよ!」と勝ち誇って高笑いしたいところだが、肝心のばばが居なくちゃ始まらない。よそのうちに限って、水周りの汚れがやけに目に付くのは、主婦の悲しい性なんですかね。自分ち先に掃除しろよ>自分。

掃除→洗濯→昼ごはん→お見舞い、というのを二日ばかり繰り返しただけなのにえらいくたびれよう>カーサン。いかに自分ちでテキトーに家事してるかを、太腿裏の筋肉痛に教えられる。何故だ。これが一軒家の底力か>カーサンちマンション。

しゃかしゃか動き回る妻を横目に、「なにもすることがない」という最も澱む状況を、二日間文句のひとつもなくこなしてくれた夫に感謝感謝。



2005年07月21日(木) 悲しい気持ち

コレ書いていいのかな。と思いながら画面に向かっている。

岐阜のなんちゃらいう研究所で、女子中学生が亡くなったというニュースを持病関連のMLへの投稿で知った。彼女1型糖尿病を患っていたらしい。

その後テレビのニュースも見てみたが、あまり詳しいことはわからなかった。報道ってのはそんなもんか>必要なことだけはわからない仕組み。持病つながりで、カーサンの興味の向かう方向が妙なのかもしれんが。

彼女が1型だったとしたら、という仮定だけでこんなに感情的になってしまう自分もナンだが、周りの大人は一体何をしていたのか。インスリンを止めることが、どういう意味を持つのか、誰も知らなかったのか。

あのおっさんがどれだけ胡散臭いかなんて最早問題じゃない。どうしてそこばかりクローズアップする>TV。

あまりにも悲しい、悲しすぎるニュースだ。



2005年07月20日(水) 終了式

あいや、さぼっている間に幼稚園生活は終了式を迎え、明日から夏休み。お気楽半分、にらめっこ半分の日々が始まる。

夏休みの間、カーサン娘に何をフォローしてあげられるだろうか。何か必要なものがある気がしてならないのだが、まだはっきりとわからない。

入園前の生活に戻る感じかしら、と予想してみたが、3ヶ月の園生活で得た「おともだち」の存在は大きい。

未就園児の頃、かたくなにママ友達を作ることを避けてきた。互いの家を行き来したりするなんてまっぴらごめんと思っていた。あの頃のカーサンの心には、「孤立してる方がマシ」という太い柱がそびえていたけど、一体何と比べてマシと考えていたんだろう。傷を舐めあうような、どんよりとしたイメージがつきまとう>「ママ友」という言葉。あくまでもカーサンの場合ですよ、あくまでも。

などと思いを馳せることが出来るほどに、カーサン世間と折り合いがついてきたってことかな。

憧れの「時間」と「慣れ」を、娘と二人分、少しずつ手に入れているのかもしれない。

どれもこれも「幼稚園」という必然的な縛りあってこそ。社会のシステムに感謝する日、終了式。



2005年07月15日(金) 腑抜け

あまりにもPV参加の余韻が強すぎて、ぼんやりと、どこか麻痺したような感覚のまま時間が過ぎていく。湯あたりというか、熱中症というか、とにかく使い物になりません>自分。

何をしていても上の空。そんな調子で、一学期を締める保護者会やら、実家でのお迎え火やら、ついでに一泊して(年長さんの一泊保育で休園だったのだ)親孝行(どの口で言うか)やら、そんな近頃でございます。

もう少し視野を拡大したいものだ・・・。そんな危機感すら覚えるスガ沼の恐ろしさ。足をとられてもがいてます。

なんちゃってねー。ほんとはそれすら楽しくて幸せなくせにねー。ほほほ。



2005年07月09日(土) PV撮影参加(興奮モードにて失礼)

一週間ほど前、スガさんのオフィシャルサイトに募集の告知が出た。なんと8月に出る新曲「奇跡」のPV撮影に参加できるチャンスとのこと。

拘束時間が12時から19時と長くて、一瞬応募をためらったが、指をくわえたままじゃ悔しすぎる。ええい、なるようになれ、とクリッククリック。

そしてなるようになった。

本日意気揚々と向かった先は新木場のライブハウス「スタジオアゲハ」。前々回のツアーでは、ここでライブやってたよねスガさん。カーサンにとっては初めての場所だ。

だいたいこういう撮影とかって、着ていく服の指定があるもんだ。今回は「疾走感あふれるライブの”熱”を表現したいため、「夏」をイメージさせるようなキャミソール、タンクトップ等、開放感のある服装」「色は黒を基本に、茶色・グレー等、シックな色目」「シルバーアクセサリー等お持ちでしたら、多めに着用」ときたもんだ。悪いが読んだ瞬間吹き出した。
※疾走感ないまま、黒の半そでTシャツで参加しました。

集合時間のライブハウス前は、なるほど黒い目のキャミ集団で長蛇の列。500人くらい集めたらしい。若いお姉ちゃんの肩や二の腕に圧倒されつつ入場。わが身を振りかえったら負けだ。考えるな自分。

中に入ると、ステージまでの距離がそれはもう近い。本当は「!」を100万個付けたいくらい近い。この近さは貴重だ(涙)。

ほぼ予定通り13時過ぎにスガさんらメンバー登場。今日はバックがファミシュガじゃない。唯一、森さんがいただけ。

そしてスガさんの「歌詞がうろ覚えだぜ!」で始まった撮影、全部で8〜10テイクくらい撮っただろうか。終わったのが17時過ぎ。

2テイクほど撮ってはカメラ位置その他が変更、スガさんたちはステージを下りて控え室に消えていく。ちょうど私たちが観ていた位置が、彼らの通り道のすぐそばだったので、出待ち入り待ちを5回くらいずつした気分になった。ああ、すぐそこにスガさんが。手が届きそうだよ(実はちょっと触っちゃった。指がしびれた・・・)。

撮影の合間合間に、サービス精神旺盛にしゃべってくれるスガさん。「僕からのお礼ってことで」と、新曲のカップリングニ曲「夏陰」「サナギ(リアレンジ)」を聴かせてくれた。こういう気遣いが嬉しいのよ。
※3曲ともすごく好き。特に「奇跡」は甲子園とタイアップで不安(どういうことだ)だったけど、爽やかな中にスガさんらしさが充満していた気がする。

楽器から音は出ない、いわゆるアテフリだけど、観客側が盛り上がってみせるとすごく嬉しそうなスガさん。ああ、この笑顔にやられちゃうのよ。がんばっちゃおうって思うのよ。任せとけって思うのよ。

ああ、かっこよかった。応募してよかった。行けてよかった。

つきあってくれたSちゃん、長時間ありがとう。娘、留守番ありがとう。夫、娘を水族館に連れて行ってくれてありがとう。スガさん、こういう機会をくれてありがとう。

帰宅したら「シカタイ」(←会報みたいなもの)が届いていた。なんて素敵なんでしょう。三昧だー。三昧だー。

ほんとにほんとに楽しい一日だった。・・・スガさんは深夜まで撮影続行だそうですね。おつかれさまです。



2005年07月08日(金) 凸凹なこの頃

水曜日の幼稚園お迎えのとき、担任のH先生が少し曇った表情で話しかけてきた。いつもこのタイミングで、子どもたちが園でどのように過ごしたかを教えてもらうのが常。

折り紙工作のときに、H先生がぎりぎりまで手助けしてあと一息ってとこまで来たにもかかわらず、
「できないできないー」「ひくいひくいー」「たべるたべるー」(補食するかという問いに答えた)、ところが、教室ではなく職員室へ行こうと促すと「ひくくないー」と翻す。
※補食は他の園児さんの手前もあり、職員室で行うお約束。

・・・というやりとりがあったそうな。

「低い」を言い訳にしてはいけないと思い、職員室で食べさせました。おうちでもそのように躾けてください。とH先生。

がーん。と思ったのは、H先生の目に娘への不信感が顕わだったからだ。愚図って、ごねて、手伝ってあげたのにむげにして、挙句に持病を言い訳に使って。

手を触ってもひんやりと感じられなかった、汗はこの暑さなので判別できない、こういう場合、どう判断すればいいのか、と質問もされたが、「測ってみないと本当のところはわからない」としか答えられなかった。

そう、最近低血糖でも判別しにくいのだ。必ずしも冷や汗をかくわけではない。

前後の状況を聞いた感じでは、娘は嘘を言ったわけではなく、「園長先生の部屋(職員室)に行く」ことに抵抗があったか、低くて判断力に欠けていたか、どちらかのように思えた。

ただ、カーサンも言い切れなかったのだ。娘は嘘をつきません、と。

何回か「空腹」その他不快感を「低い」と言ったり、お菓子欲しさに訴えたこともある。測定器を持っている場合なら、疑わしいときにはすぐ測るので、すぐに白黒はっきりするんだけど・・・。

入園前の面接のときに、持病について説明したとき「甘やかさないようにしましょうね」と園長が言った。園側の持病への理解より先に、そういう方針を伝えられたことに多少ショックを受けた。

そういうことなんだろうなあ。

加えて午後の定期検診で「お母さん甘やかして」という主治医の指摘が重なって、実はカーサン結構凹んでいたのだ。よりによって同じ日に。ふう。

翌木曜の朝、もう1人の担任M先生が「昨日はその後大丈夫でしたか」と気遣ってくれた。「大丈夫でした」とだけ答えた。他に答えようがなかった。

そして今朝、H先生(一日おきに朝のお出迎えを担任ふたりで順番に交代する)が娘を迎えた後、周りを見ながら(他の保護者がいないことを確認)改まった感じで切り出してきた。

娘を信頼していないわけではないということ、そのうえで低くないときに補食させてしまうと、かえって高血糖になってよくないのではないかという質問を受けた。

すごく嬉しかった。

やっぱりあのとき、H先生少し感情的だったんだ。一日置いて、改めて考えてくれたんだ。

もっと病気のことを理解したいんです。知識が無くて申し訳なくて。とまっすぐな眼差しで。

カーサンしゃべりまくった。

低いときは正常な判断力が働かなくなること、園長先生の部屋と言われて娘が感じたであろうこと、家庭でも持病を言い訳にすることは許さない方針であること、「低い」「低くない」と発言がころころ反転するときは補食して欲しいこと(低血糖のリスクの方が高い)。

そして去年の今頃退院した娘が、今年こうして幼稚園で過ごしていられることに感謝していることを伝えた。

お迎えのあと、歯医者だったんだけど、向かう道すがらちょっとだけ涙が出た。ああおセンチカーサン。



2005年07月07日(木) 七夕

娘が幼稚園で短冊に託した願いは「ぷーさんにあいたい」。

次回のTDLでは、ハニーハントがメンテ中ではないことを祈ろうではないか。

他の短冊は「○○になりたい」が圧倒的に多かったなあ。「マジレンジャー」とか「プリキュア」とか。1人渋かったのが「ウルトラの母になりたい」って男の子が。素敵だ。

笹を買ってくるガッツがなかったカーサンだけど、来年はちゃんとやろうかなあ。

だってお隣の玄関に飾ってあった笹に「おかあさんになりたい」っていう涙モノの短冊が。

娘と同じくらいの長男くんを筆頭に、年の近いお子さんが3人いて、週末はお父さんが怒鳴る声が絶えないの、お隣さん・・・。



2005年07月06日(水) 検診

午後から2ヶ月ぶりの定期検診。前回の反省を生かして、大江戸線への乗換えを断念し、途中駅からタクシーに乗った。お金払う値打ちあり。楽だった。

娘には「明日は病院だよ」と昨日予告したおいた。いきたくない、いやだ、と愚図った娘、病院の入り口直前で「採血のときに1人にしないでくれ」という意味のことを言った。明るく返事できることが嬉しい。大丈夫、一緒にいられるよ。

採血も採尿も難なくこなした。最初でつまづかなければ、うまくいくものなのらしい。

肝心の値は前回からほぼ横ばい。ちょっとがっかりしたが、転院して、幼稚園生活が始まって、体調が不安定だったこの2ヶ月を思えば上出来と思うことにしよう。

最近のお困りは、三食とおやつのバランスがとりにくいことと、食べるのが遅いこと。と主治医に持ちかけたら「ちゃんとお母さんの作ったご飯食べなきゃだめ!」といきなり娘にびしっと・・・途端に娘号泣。

「お母さん甘やかしてるね」とカーサンにもダメ出し。うーん、その娘の反応、彼女の性質を知っていれば納得というか当然というか、それが甘いってことなんだろうか。

「ええ甘いんです御免なさい」と頭を下げるくらいの自覚を持っていなくちゃ、この路線は継続できないんだろうな、たぶん。

「厳しく」と「寄り添う」は両立可能?そろそろ路線変更の時期なんだろうか。ちょっと考え中。



2005年07月04日(月) ウィンブルドン

ウィンブルドンが終わりましたね。

そういやスポーツ観戦は好きだ。バレーボール、ラグビー、ジャンプ、フィギュアスケート、アイスホッケー、・・・冬のものが多いね。

テニスも4大大会のうち、この全英オープンだけに熱心。テレビの画面全体の美しさが好きなんだと思う。芝の色、壁の深い緑、ラインズ・ウーマンのスカート、ボールパーソンの金髪、そこここに散りばめられた緑と紫のウィンブルドン・カラー、観客のサングラス、雨天中断、そういった全体的な印象が、私の中で特別なのだ。
※ええ、試合中もたまたま映る観客に目を奪われたりしてます。邪道ですとも。

熱心・・・といっても、今年見たのも男子シングルス決勝一試合のみ、フェデラー対ロディック。フェデラー?知らないなあと思いながら観てたら、今年で3連覇なんですってね。カーサンの記憶はヒューイットで止まっている。その前の覇者サンプラスはぺろりと舌なめずりするような仕草が苦手だった。

間がとんでいるのは、そうか娘の出産とシンクロしている。た、たしかにウィンブルドンどころではなかったかも。

しかしフェデラー、かっこいい選手っすね。ミスが少なくて、ポーカーフェイスで、でも優勝が決まった瞬間崩れ落ちるように喜びを全身で表現して。若干蟹江敬三入ってるけど。

惚れました(気が多い)。

いやはや来年のウィンブルドンが楽しみだ(気が長い)。



2005年07月03日(日) そして実家へ

お土産があったので実家へ。

ところで日曜日の夕方6時から一時間は、娘の週に一度のお楽しみタッグ「ちびまるこちゃん」「サザエさん」である。

一話終わるたびに「もうひとつおはなちある?」と尋ねる娘、この一時間は目が文字通り画面に釘付け。夕飯どきだから消さなくちゃと思うものの、週に一度っきりだし、日曜日だし、まあいいかと大目に見ていた。

が、実家(カーサンの方ね)である。カーサン幼少時、ニュースか野球以外夜のチャンネルは選択肢がなかった家である。バラエティなんてありえなかったし、いわんやアニメをや。

近頃は暑さで店屋物を取りたがっていたばばだが、今夜は豆あじのカラアゲにあじのたたきにイカ刺しと、得意の魚系フルコース。以前カーサンが生協で揚げるだけの豆あじからあげしたら、「おせんべみたい」と猛烈に食べた、なんて前情報をうっかり流したもんだから、これが張り切る張り切る。

しかし娘が食べなかった。おやつの食べすぎもあるが、豆あじが少し大きかったせいもあるが、食欲不振気味もあるが、やはりテレビのせいだ。見せなきゃよかったよ、初めから。

「みたかったーー」と絶叫されようがなんだろうが、消すべきだったよ。

今月下旬に再び目の手術を控えているばば渾身の夕食、もっとちゃんと食べさせなきゃだめだ。

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大人の目論見をまんまと裏切ってくれるのが子どもだ。わかっちゃいるが憎いときがある。

娘のためにばばがワンピースを3枚縫った。そういやカーサンの幼少時も、夏のワンピースは全部ばば手製だったっけ。←ちなみに冬は編みまくる人だった。既製品の薄いセーターに憧れた中学生カーサンであった。

そしてばばの「ちょっと長かったかしら」は「着せてみて」なわけで、娘にかぶせようとすると「いやー、きないー、きないー」と抵抗する。「いいわよ、気に入らないんなら」とあからさまにがっかりするばば。板ばさみのカーサンため息。
※夕飯後の行水あと、すんなり娘が着て円満解決。

「縫い目すごいから適当に直してね」と言われるまでもなく、まつる針目の荒さには気付いていた。急いだからなのか、目がつらいのか。

そんなばばに、今週水曜日の定期検診の付き添いを頼んでいいものかどうか。しかしあちらが乗り気なのを断るのもなあ。今回まで甘えることにしよう。次回からは、うん、そうしよう。



2005年07月02日(土) 岳温泉から帰る

朝も早よからよー。6時半にぱっちり目覚めた娘、朝食は8時、間が持たない。目が回りがちなので朝風呂は苦手なのだが、そうも言ってられない。昨夜は暗くて怖がった露天風呂に挑戦。ああ気持ちいい。そして目が回ってくる。空腹に拍車がかかったのはカーサンの方だった。

長湯も出来ず、さらに空腹になり、間が持たないにもほどがある。お庭を拝見、と出てみれば、ぽつりぽつりと雨が落ち始め、あっというまに豪雨。ややしばらくするとさっぱり雨が上がり、強い日差しが照りつける。
※この日は一日この繰り返しだった。

朝ごはんを待ちわびすぎたのか、今更眠いのか、娘が不穏モードスイッチオン。「こうえんいく」「こうえんいく」とうなされたようにノンストップ。なんで福島まで来てフツーの公園。何故ブランコ。何故滑り台。娘の要求は満たしても満たしてもきりがなく、反比例のようにカーサンつまんない度が上昇する。

結局昼ごはん前に車中で眠るまで娘の不穏は続いた。だからもっとゆっくり寝てたらよかったのに。言っても詮無い愚痴がつい口をつく。ぶちぶち。

そんな不機嫌な二人の利益が一致したのがチーズケーキだのソフトクリームだの、旅先の甘いもの。「きょうはとくべつなんだの?どうちてとくべつなんだの?」と矢継ぎ早に問いかけつつ、着々とスプーンでアイスを口に運ぶ娘。小さめながら3スクープ分のバニラアイスを平らげた。

特別な日はイレギュラーな食べ方をする日。血糖値の管理は若干難しくなる。自然計測する頻度が上がる。多めに準備していってよかった。ちなみにアイスのあとは低めキープで夫と首をかしげた。カロリーコントロールアイスだったのか?あれ。←そういうアイスがあるんです。1カップきっちり80キロカロリーってのが。

甘いものは母娘に合わせたので、昼ごはんは夫のリクエストを優先する。なんちゃって妻も同じ嗜好だったけど。ソースかつ丼、おいしかったなあ。

ちなみに帰途の車中でも、娘は「こうえんいく、おうちかえったらいく」と言い張っていたのだが、眠気をこらえて粘りに粘った末、ついに都内に入って陥落。ほどなく自宅に到着し、目を覚ましトイレに行ったら「きょうは雨がふりそうだからこうえんはあちたにちる」と方針変更発言。一番ほっとしたのは夫にちがいない。

後部座席にいただけなのに、カーサンその直後30分ほどソファで眠ってしまった。おなかいっぱい。



2005年07月01日(金) 岳温泉へ

夫が休みを取り、温泉に行くことに。幼稚園の送り迎えに「なんでも経験よ」と夫も駆り出す。ほほほ。見たか知ったか、これが幼稚園だ。

降園後、車で福島県は岳温泉に向かう。高速道路を走る間、娘おとなしくジュニアシートに座っていられた。なんて楽になったんだ。やっぱりチャイルドシートより背中が涼しいのか。しかしその代わり、寝てしまうと頭をもたせかける場所が無いので、カーサンの肩を提供しなくてはならないが。

確か新婚の頃、夫が同僚氏と日帰りスキーで安達太良高原に行ったんだよね。そのときにこの温泉の存在を知り・・・、ってことは、10年近く前のこと?ひー。

ネットで予約したお宿はお庭を取り囲むように客室が並び、静かなたたずまい。おお、いいじゃないですか。金曜日のせいか梅雨時のせいか、お客も少ないようだ。

夕方着いてすぐお風呂、部屋に戻ってお食事が上げ膳据え膳、食後に再びお風呂に入り、戻るとお布団敷いてある(ちょっとあるある探検隊入ったか>後半)。これが温泉だ。なんて素敵なんでしょう。

我が家は盆暮れGWと夫の実家大阪に帰省するのが常なので、こういう家族水入らずな旅行っていうのはすごく貴重な気がしてしまう。大人数も楽しいけど、三人きりってのも気ままでいいね。

豪勢な夕ご飯を前に「おうちにかえらない」と早くもごねた娘、カーサンの浮かれ加減が伝染したかね。

ちなみに岳温泉、「だけおんせん」と読みます。道路標識に「SPA.DAKE」って書いてあって、すっぱだけ・・と下らない叱られそうな駄洒落で覚えたのは秘密だ。


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