有難い年・・・それが2003年であった。 自分にとって大きな仕事ができた年。
一つは単行本の執筆。家本先生に貴重な機会を与えていただいた。内容も自分の裁量で書けるもの。家本先生、編集者さん、イラストレーターさんのおかげで満足できる内容のものになった。家本先生との縁はそれだけではない。何度となくお会いし、その他にも共著の機会にも恵まれた。来年度も、ひまわり社HPで連載をさせていただける。その他にもいくつかのプロジェクトがある。感謝あるのみ。
もう一つは堀田先生関係のプロジェクトに参加できたことだ。IT授業実践ナビ、プレゼン学習プロ(これからだが)。参加する人たちのレベルが凄くて学ぶことばかりだ。交流学習・プレゼン学習は自分にとって未知の世界だっただけに、新たな道に導いてくれたことに感謝だ。ここ3日の堀田先生のHPを見れば、自分が今行っていることの大事さがよくわかる。
NHKのおこめ学習、ネットワーク誌連載も貴重な体験であった。もともとの交流学習はおこめから始まったのだし、デジタル教材の活用ということでインターネット発表会、教研全国集会につながった。授業づくりネットワークは全国大会は参加できなかったが、会議に2回出席。NPO法人になったということでさらに活動が広がっていくであろう。総合メールマガジンの編集だけではなく、これからも積極的に発言していくつもりだ。
外部的なことばかり振り返っているが、当たり前だが全て子どもたちのためである。自分が学ぶこと、指導スキルを身につけることが子どもたちに還元されていく。その点では5年担任になってから、4回の研究授業を行うことができたのは象徴的であった。授業改善研修会の指定授業者、地区社研の授業者ということで、多くの先生方からご意見頂いたことはすぐに次の授業に生きてきた。(埼玉の深谷先生のピンポイント研修にも感謝)実践者として研究授業を進んで行うということは当然のことである。
子どもたちとの毎日は楽しいものであった。4年から5年へという学年の持ち上がりというメリットもあり、学級経営・学年経営には限られた時間だったが、力を注いだつもりだ。学級通信も昨年よりは増え最終的には150号は行きそうだ。もっと励ましができれば・・・というところもあり、それは来年の課題だ。
その他にも小学MMの「私の教材開発物語」連載、5月の朝日小学生新聞の一面掲載(しかも大きな写真で)、メディアリテラシー授業「子ども料理番組を作ろう」、胆沢図工研のイベント主催、社会科部会のリード等といい経験ができた。
むろん、いいことばかりではない。力不足を感じることもしばしばだ。授業の腕、学級経営の腕はまだまだ修業しなくては。職場の同僚と一緒にもっと活動をしたいと思うし、ダイナミックな学年経営もしていきたい。子どもたちにいろいろな仕掛けをして力をもっとつけさせたいし、教師の地域サークルで企画もしてみたい。自分のHPの「地域のよさ・日本のよさ」や教材開発の追究ももっとしなければ(教材開発研究所岩手支部の活動はしていない!)と思っている。いろいろなことをすればするほど、さらにしたいことが増える・・・それが今だ。
多くの課題は来年に持ち越し。今年はいい年だったが、来年は「昨年以上にいい年」という年にしたい。具体的には年が明けてからだ。
例年恒例のもちつき。本格的に杵でつくのであるが、今年は二女の自由研究が「年末年始のならわし」がテーマなので、写真を撮りながらの特別もちつき。例年以上に力が入りがんばる。やはり自分でついたもちはおいしい。 午後になり来年のために、日記等をどうするか思案。とりあえず前から行おうと思っていたエンピツとココログに登録。今までHPアップにかかっていた手間は少しは省ける。修正やどこからでも書き込める点もいい。どのように活用していくかは勉強してから。 夕方からようやくネットワーク誌の連載原稿に取り組む。明日の朝にはできる予定。浜松新春セミナーのレポートを事前に見ることができた。情報教育ならでは。授業実践メールマガジンに「ノート指導のアイデア」掲載。
朝に露天風呂へ。実に気持ちのいい朝。「1シーズンに1回は温泉に宿泊 するのもいいね」と家族で会話。考えてみたら岩手は温泉の宝庫なのに、あ まり入っていなかった。ホテルを出て車で1時間ほどのけんじワールドに移動。途中太田さん@山形からMM転載の依頼のメール。即返信。けんじワールドは年末だけど(だから?)大賑わい。子どもたちと思いっきり遊ぶ。午後にイオン盛岡に寄り、5時帰宅。いい家族忘年会だった。 夜、親友平藤と恒例忘年会。夢を語りあい元気になる。「夢」はいい言葉だ。昨日のテレビで星野前監督が「夢」と色紙に書くと言っていた。来年も新しい夢を追いかけよう。 ネットワーク誌連載の構想。環境についての企業の取り組みを題材とする ことに。
昨日までちょっとがんばったので今日は小休止。午前中はゆっくりと過ご そう・・・と思っていたら京都の糸井先生から来年の夢(構想)のメールをい ただく。スケールが大きい。刺激を受け、気持ちをリフレッシュ。 午後子どもたちと約束をしていたスケートに行く。サンピア金ヶ崎は家か ら15分ほど。本当に便利だ。行ってみたら本校の5・6年生が数名。一緒 に楽しむ。今日した仕事は学校間交流の質問に書き込み。HP久々更新。 kyositu.comニュースに「アメリカ小学校研修記・親が気軽に学校へ」が掲載。 夕方から志戸平温泉へ。宿泊先はホテル志戸平。岩手では岡田奈々 (懐かしい・・・)がCMをしている。家族忘年会である。美味しい料理で満腹。 川を見ながら、今年一年をしみじみと振り返る。いい年であった。
2003年12月27日(土) |
子ども美術館と年賀状で終わる |
朝、年賀状。午前中は子ども美術館の手伝いの最終日。これで4日間分、終える。
帰ってきてからまた年賀状。学級の子どもたち一人一人の顔を思い出しながら添え書き。ダラダラと家の用事と一緒に行って、夜ようやく予定分を発送。何とか元旦に全部着くであろう。終わってから12月の残りの仕事を確認。明日から泊りがけの家族忘年会なので31日までかかりそうだ。
稲垣先生のwebに17日の授業の様子が書き込みされていた。
2003年12月26日(金) |
冬休みスタート・年賀状作り |
冬休みのスタート。午前中は子ども美術館。今日は版画での年賀状作り。完全な睡眠不足でちょっとつらかったが、何とか終わる。午後に一眠り。学校にも寄り、提出物を確認。来年に持ち越しのようだ。
夕方からようやく自分の分の年賀状作りを開始。一気に全部と思ったがやはり無理。それでも7割方は終える。パソコンがあるので、昔のような苦労はなくなって本当に助かっているなあ。失敗がほとんどないのが一番。
小学校MMに「りんごとみかんの交流学習その1」掲載。
あっという間、そして充実した2学期であった。特に自分にとって価値ある実践が定期的にできたという点。9月から月1回ずつの研究授業。インターネット発表会での発表、12月には交流授業も行うことができた。授業本の原稿も脱稿し、いくつかのプロジェクト・企画にも参加中である。子どもたちも日々の授業を通じて確実に成長した。
そんなことを振り返りながら今日の終業式に臨んだ。今日も通常通り授業。算数、そして最後のキーボー島。冬休みもスキルアップ教室を行う予定。
6時から忘年会。今回は幹事ということで、かなりの時間を割いた。自分は十大ニュース担当。130周年、おめでた、地震、金管東北大会、脅迫メールと予想通りの出来事が並んだが、皆さんのナイスコメントが場を盛り上げてくれた。おまけの「プラチナチケット」も好評。ゲーム、プレゼント交換と続き、「楽しいひとときでした」と感謝の声も何人かいただく。二次会、三次会と楽しくすごし、最後は幹事役だった5学年のみで労う。25:40帰宅。
2003年12月24日(水) |
監修の言葉&学習ゲーム&面談2日目 |
朝、総合MM発行。読者数はさらに減少傾向。早いうちに何らかの形で改善しなければいけないと痛感。
家本先生から授業本の監修の言葉が届く。感無量。自分の実力は自分が一番知っている。「そのようになるように」という教えと解釈した。
今日は学習ゲームをいくつか子どもたちと楽しむ。昨日選んだ5分間ミニ学習ゲームはどれも好評。4つ行った全てが「A」が一番多いという結果になった。(子どもたちはどんな学習ゲームでも同じ評価かも・・・。)さらに英語指導助手さんとのアップテンポの英会話授業もあり、楽しい授業が続いた。
面談2日目。一昨日と同様に教師の思いを伝える。どのような子にも、「さらによくなってほしい」という点を必ず話すが、親御さんはこの部分に一番集中して聞いてくれる。いずれ、2日間でいい面談ができたと思う。
終了後、忘年会の準備あれこれ。結構時間がかかる。家でも賞品袋詰め。娘たちの年賀状をようやく印刷。(これで急かされなくてすむ。もっとも自分の年賀状は遠い世界だ・・・)
2月のNHKおこめ会議は大阪。3月まで東京以西の会議が大阪2回、浜松2回。遠くに行くのは楽しみ。
2003年12月23日(火) |
幹事の仕事に追われて・・・ |
朝、総合MMの編集。今年最後である。新たな方向性は来年度の課題だ。 子ども美術館の2回目。今日は色づけだったので気楽。お面を完成させた子どもたち・親御さんの満足気な顔が印象的。
帰ってきてから録画をしていたNHK教育の「未来を先取り!デジタル授業」を視聴。ITの活用場面をPRする番組なので、あまりITになじみのない人にとってはインパクトがあるだろう。堀田先生のコメントが明快(今日堀田先生のHPにアクセスしたらカウンターが「111111」)。「ITは名脇役」は今後のIT活用のキーワードになりそう。
午後からはすっかり忘年会幹事の仕事。100円ショップ、パッケージショップ、宝くじ神社で十大ニュースの景品購入。夕方からはコメント打ち込み。「全員分打ち込む(四十数名)」と宣言したのだが、思いのほか時間がかかる。打ち込み終了まで何と4時間以上。胆沢児童画展の名簿打ち込みと同じだ。その後、賞を与える人を選ぶ。まあ、年に1回の幹事だ。これぐらいしなくちゃ。
1月の県レク指導者講習会での学習ゲーム講座(外部講師)のゲームを構想。子どもたちがいるうちにいくつかやってみよう。
個別面談1日目。通知表を渡しながら、その子にのみ通用するエピソードを話そう心がける。親御さんからは有り難い言葉も戴くが、もっと子どもたちの成長(学習・生活面)の方向性を示すことができれば・・・と思う。このようなものも勉強が必要だ。
昨日書いた交流学習の原稿についてMLでいくつかの有り難いコメント。原稿を書いてコメントを戴くのはとにかく有り難い。たとえそれが辛口であってもだ。何も反応がないことに慣れているので、今回は新鮮だった。
IT授業実践ナビ関連の執筆計画も示される。年末ぎりぎりまで仕事となりそう。(「自分に」ということで依頼された仕事である。感謝。)
胆沢図工研ウィンターセミナー、参加者が40人を突破。半分は本校であるが最終的には50人近く行きそうだ。ミニセミナーがちょっとした規模のものになりそう。
朝、小学MMの原稿を書き送る。今回は交流学習について。長くなるので2回分に分けることに。
さて今日の午前は子ども美術館のお手伝い。今日はお面作り。鬼の館の方が講師である。いつもは任せる時間が多いのだけど、下地作りは意外と手助けが必要で適度にお手伝いができた。27日までの休日は全てこのお手伝い。人のためになるのなら、たやすいことだ。
午後学校に行き1時間ほど仕事。散髪。そして管外研修のレポートを作成。学期末の仕事をチェックしたらけっこうある。年賀状は遠い世界だ・・・。
今日は3つの行事のある日。午前中、初任校である愛宕小学校が新築移転ということで、OB会で旧校舎の見学会。行ってみると初任時代の校長先生・教頭先生・同僚3人とお会いできた。皆で行った18年前の職員旅行(霞ヶ浦・銚子)を思い出す。
見学でも「ここで版画をやったね」「『ジャックと豆の木』の共同制作は今ではできないね」といった話が次々と出てきた。さらに今の校長先生から、初任時代の学級集合写真を見せていただく。27歳になる教え子の近況に花を咲かせる。いい時間だった。それにしても新校舎は羨ましい限り。
午後、1時間ほど今日の子ども会の奉仕作業のカレンダー作りの準備。けっこう時間がかかったが、その分3時からの奉仕作業ではいいカレンダーができた。さっそく清和苑に6年生4人で行く。わざわざ職員がちょっとしたセレモニー風にしてくださった。感謝。
帰ってからすぐに児童センターのクリスマス会へ。子どもたちと家族合わせて230名の参加。センターでは入りきらないので公民館で行う。8時すぎに帰宅。合間をみて行おうと思っていた小学MM原稿は明日回し。
子どもたちを帰したあと、忘年会の話し合い(5年担任が幹事)と並行しながら、学年通信を作成。これで個別面談前の学校の仕事は一段落。ということで子どもたちと外食。家内は忘年会を兼ねた職員旅行。
帰ってから読めずにいた1月号の雑誌をざーっと読む。教材開発といった自分の中にあるテーマを継続的に研究していかなくちゃと痛感する。依頼された仕事だけではなく、きちんと何かしら書き溜めておかなくてはと思う。
昨日の交流学習を参観してくださった同僚の先生から、今朝手紙で授業感想をいただく。自分が出すことはあっても頂くことはほとんどない。ちょっとした感動。「IT授業のよさが十分にわかった」「自分自身も小学校2年生の時に沿岸の小学校と交流学習(手紙)をした」ということが書かれていた。担任だった先生は確かに著名な実践家。大人になっても覚えているんだなあ・・・と改めて交流学習のすごさを実感する。
今日は平日だがあれこれある日。2時間目終了後、ご近所さんの告別式へ。法要にも。知っている人が亡くなるというのは淋しいものだ。しかもそれが突然であればなおさらである。
5時間目に間に合わせて戻り、授業後学年会計を必死に取り組み、何とか締切に間に合わせる。その後、子ども美術館の会議。今年は4日間の活動全てにお手伝いすることになった。会議は7時まで。そして組合の忘年会へ。本音で語り合えることは大切だと実感。
2003年12月17日(水) |
IT授業実践ナビ&宿題提出 |
今日は文部科学省・IT授業実践ナビ用の参観授業の日。東北学院大学から稲垣先生が来校される。車で・・・ということで雪のことを心配したが、全く気配がなくホッとした。授業は交流学習(社会)について。今まで取り組んできたりんごとみかんの交流である。
今日の授業の概略は、みかんのビデオを見る、よさ・共通点・相違点を話し合う、中川小に話し合ったことを伝える、社会の学習として共通点・相違点をまとめるというもの。このような形の授業は初めてだったので、冷や汗ものであった。そもそも途中でインターネットトラブルもあり、子どもたちの集中度も一時途切れたり、期待通りの発言が少なかったりしてどうなることやら・・・と思ったが最後の社会科としてのまとめはいつも通りできたのでその点はホッとする。その他の部分は自分の力不足である。
稲垣先生には撮影だけではなく、機器のサポートまでしていただいた。あわせてテレビ会議の相談も。交流学習だけでなく、いろいろな学習でテレビ会議を活用したいと思っている。最後に子どもたちに話していただいた「中川小学校と交流しているからできた授業」というお話は、私自身に響いた。確かにその通り。交流学習は子どもたちの手応えが手にとるようにわかる。今日だって中川小学校の子どもたちの掲示板の書き込み(自分たちのビデオへのコメント)を食い入るように読んでいた。藤原先生とは別プロジェクトでも一緒なので、続けていくことができれば・・・と思う。
帰ってきてから、もう一つの仕事、プレゼン学習の宿題をする。途中までやっていて通知表清書で中断していたもの。何時までかかっても今日中に出そうと思っていた(18日締切だが)が、思いのほか早く12時過ぎには送る。もっともこの宿題をしていて、自分のプレゼン学習のワンパターンさ、勉強不足を思い知る。新春の浜松会議までもっと勉強しなくては。
昨日に続き午前授業。もっとも今日の午後も学年会計、その他の仕事で通知表には手が回らず。それでも夜に完成。通知表の仕事は短い期間の取り組みだったので、スーッと終わったような感じ。
そして、これで一安心といったものではない。次の仕事が待っている。まずは明日の交流学習の授業。東北学院大の稲垣先生が来校される。MLでご意見をいただき、今日改めて再検討。この手の授業は初めてだけに、まずはやってみることだな。今日中川小のビデオを見せたら、自由感想に子どもたちはいいことを書いていた。このような刺激が交流学習のよさの一つなんだろうな。授業が終わったら、プレゼンの宿題を一気にする予定。通知表が終わってもそのまま走ることだ。
今日は午前授業。あいている時間はひらすら事務仕事をする。通知表の所見清書、学年会計・学級会計に時間を割く。学年会計は額が大きいだけに手間がかかるが、今日の仕事で一安心。その他にも学期末ということでいろいろ。
中川小よりみかんビデオが届く。ニュース番組スタイルで社会科の内容に徹しており好感が持てた。IT授業実践でどう扱っていくか、明日の宿題。
それにしても、金曜日のおみやげのみかんはよほどおいしかったらしく、数人の子が日記に書いていた。そのうちのT君。
「学校で三ケ日みかんを食べた時、実はなーんだ、ふつうのみかんじゃんとしか思わなかった。しかし、家で前からあったみかんと食べ比べてみるとふつうのみかんは最初甘くて、あとは味がうすいんだけど、三ケ日みかんを食べてみると、ふつうのみかんよりはるかに甘く、甘い味があとまでずっと続きました。うまい、うまい。あっという間に二つのみかんを食べてしまいました。ははあ〜、おそれいりました。」
こんな日記を読むと楽しい気分になる。子どもの作文はいいなあ。
朝のうちに所見は終える。これで通知表は清書のみなのでメドがつく。
その後新春の浜松行きのチケット購入。帰省と重なり新幹線は指定席なし。帰りは夜行バスで。日本各地の夜行バスを網羅するサイトを見つけた。夜行バスファンとして楽しみが広がるなあ。
通知表はいくらか清書をしようと思ったが4人のみ。プレゼンプロの宿題と17日のIT授業実践ナビの授業の構想を行う。これまたどちらもメドがつく。特に宿題は今までの自分の実践をいろいろと思い出させてもらった(プレゼン内容はワンパターンだが・・・)。17日の授業は中川小学校のビデオが来てから本格的に考える予定。おおよその流れのみMLに出す。
今日は通知表に専念する日。朝のうちに評定をほぼ終え、総合的な学習の所見に取り掛かる。3時過ぎからは全体の所見を始める。今日中に所見は全部終わらせるのが目標だったが、全体所見は6割ほど。残りは明朝2、3時間で終わるであろう。家にいる全ての時間を、通知表に集中できるわけではないので、これは自分にとっては上出来。いずれ明日は交流学習・プレゼン学習の仕事デーだ。通知表の清書も何時間かはしたいが・・・。
「心を育てる学級経営」誌に3学期の取り組み原稿掲載。
今日子どもたちに「一年の思い出ベスト3」を作文で書かせる。行事がメインになって当然であるが、時々「パソコンでキーボー島をやって上達したこと」「おこめのHPを作ったこと」「他の小学校と掲示板で交流したこと」といったことも入っている。やはり自分が操作できるようになることは、大きな自信なのだろう。そのおこめHPは第一段階としてアップ。調べたことをそのまま書いているだけなので、これから工夫するつもり。
情報委員会では、全校に広めるためにキーボー島にチャレンジさせた。子どもが夢中になっている姿をみれば教師も興味を持つであろう。
ネットワーク1月号届く。総合の連載が掲載。通知表の評価を急ぐ。明日の朝には評定を終え、終日所見に費やす予定。
昨日出した授業本の「まえがき・あとがき」について家本先生からコメント。有り難いを通り越して感銘を受ける。尊敬する人の励ましは、人を奮い立たせる。さらに前進しようという気持ちに。
朝、ビデオ編集。思った以上に時間がかかり、それだけで終わってしまう。そのビデオを教室で鑑賞。子どもたちも満足気。中川小学校からみかんも届く。IT実践ナビの授業はこれからが本番。掲示板に今日書き込んだが難しい面も発見し、どのような方向に持っていくか日曜日あたりまで結論を出していこう。
今日は事務仕事を次々と。通知表以外のものばかりである。プロジェクト関係で組合の仕事もたまっており一気に行う。全国教研の概要報告も作成・発送。明日からはようやく通知表の所見に入れそうだ。
今日はハッピーボランティア発表会(1・2校時)。本校の総合の5年のメイン実践である。ポスターセッションという形で表現力の向上になった。
それと同様に子どもたちが力を注いだのが、りんごのビデオ撮影。6つの班、それぞれで個性のあるものができた。1学期の料理番組に比べたら、シナリオ、段取り、撮影も格段の進歩。「よく考えた」というシーンがいくつもあった。あとは私が編集をするのみ。
放課後パソコンルームにこもって、お米HPを作成。まだ第一段階であるがとにかく作ることはできた。家でもビデオのタイトルを作成。今日でようやく3つの同時進行プロジェクトが一段落。明日からは交流のみに絞ることができる。(通知表には本当に手が回っていないが・・・まあ何とかなるだろう)
朝と夜で授業本あとがき執筆・修正。時間が限られているので、一気に書く。その方が勢いのある文章になるなと感じた。これで授業本は全て提出(ちょっと遅くなった)。あとは修正のみ。
2003年12月09日(火) |
がんばる子どもたちに拍手! |
朝起きると一面の雪。本格的な冬の到来。さっそく雪かき。授業本のあとがきを調子よく執筆していたが中断。半分近く書く。通常であればあとがきは簡単なものであるが、この本の場合は唯一の長い文章だ(といっても6ページほど)。自分の教育観が反映されるだけに、力を入れて書くつもり。
さて今日は、今取り組んでいる3つのプロジェクトの同時進行日。総合のボランティアは明日発表ということで発表練習。ボランティアの部分の表現を工夫させる。続いて交流ビデオのシナリオ作り。1時間あまりでどの班もできた。これは1学期の料理番組の経験が大きく生きていた。
さらにお米のHP。国語のテストのあまり15分ほどで下書き、6校時の30分ほどで打ち込み。1学期は「打ち込みは大変」と嘆いていたが、掲示板への書き込みとキーボー島でここまでできるようになった。がんばった子どもたちに拍手である。
夜、総合MM編集。メディアリテラシー静岡にリンクサイトに掲載。感謝。
2003年12月08日(月) |
ビデオ作り・HP作りへ |
りんごビデオ作り、本格化。朝、ビデオ作りのための構想・ワークシート準備。資料も準備。準備した段階で「早く一気に授業したい」と強く思った。実際の授業では、取材してきた内容をビデオやHPで見せる。アップルちばさんのHPには私の取材のことが掲載されていた。伝えたい内容、キャッチコピー作り、ビデオの方向性を決めて今日は終わり。掲示板に書き込みをしたかったがサーバーダウンで残念。中川小の写真には半袖の子が半分ほどいて、子どもたちは気候の違いに驚いていた。
3時間目はHPの作り方をパソコン指導員さんと一緒に行う。子どもたちのマスターぶりは大人より早くと感じた。とにかく試してみるという姿勢がいいのだろう。お米のHPも今週中には第一弾をアップさせる予定。 あさっては、ボランティアの総合の発表会もある。時間的に苦しいが今週が皆勝負だから仕方なし。子どもたちも同時進行に慣れてきたようだ。
夜、授業本のまえがき修正。
朝、ノート本のプロットを考える。これはある程度ベース(6年前の執筆)があるので、それをもとに構成。実際の執筆ではもちろん新しく書く予定。
さて、今日は授業本を仕上げる日。早ければ早いほどいいのであるが、写真撮影や資料作成で時間がかかり、あとがきが残ってしまった。これは少しずつひらめいた時に書いていこう。
昨日の夜送ったひまわり社HPの教育マガジンの原稿がさっそくアップ。その早さにびっくり。自己紹介も掲載。(写真はあとで変えてもらおう)
交流学習のためのりんご取材を行う。午前中は江刺のJAりんご選果場へ。光センサーの導入で糖度・酸度・硬度等、いろいろと分かるというお話に感心。午後はアップルちばさんへ。雨の中だったがとても親切にりんごの木のお話を聞かせていただく。アップルちばさんのHPには掲示板もあり、質問は掲示板を利用させるようにしよう。
昨日依頼されたひまわり社のHPのコラム原稿、早ければ早いほどよいというのでさっそく執筆。自己紹介も終え発送。プレゼンプロからは宿題が。自分の中で勉強をしながらまとめなければいけない部分である。
あるメルマガに「お仕事の入った時が仕事のしどき。お仕事をいただいた時は喜び熱があがり、気合いが入る。」という話があった。今日の原稿のことを思い、共感をする。これから常にそうしよう。
朝、りんごについての教材研究。6つのチームが調べる内容について、より所を検索。参考HP、りんご農家、選果場等、目星をつける。明日2ヶ所に取材に行くことに。この点は自分の大好きな教材開発である。
学期末ということでテスト、評価をどんどん授業で進める。5時間目、少人数指導の先生に学級はお願いをして、隣の学区の中学校に数学の授業を参観に行く。「中学校・数学」の授業を参観するのは教師になって初めてである。というのも文部科学省の先生が飛び入り授業をされるということなので興味があって参観。2進法についての教材。子どもたちが熱中をして考えていた。参観していてこちらも一生懸命考えてしまうような内容だった。
夜NP会。盛り上がって帰宅1:30。
なぜか朝3:30に目覚めてしまう。睡眠不足だがまた眠ることもできそうもないので起きて仕事。授業改善研修会の事後研修会レポートを作成。A4で2枚。授業者にとってはメリットが大きい事業であった。
子どもたちが全員揃っているので、テストや評価が中心の日。中川小に送る個人のメッセージカードも作成、発送。「はじめての共同学習」というサイトを使って交流するが、実物の交流も大切だ。
授業本を出版するひまわり社のHPがアップ。あわせて月1回のネット上でのコラムの連載を行う予定。4月から。
職員会議の後、組合、郵便局に寄り、学校に戻って夜はPTAの会議。睡眠不足なだけに帰宅後は頭が冴えず。あっさり就寝。
朝、授業本のイラストチェック。細かく見れば見るほど「プロだなあ」と感心。微妙な修正がいくつかあるので記録。返送は休日の仕事。残っている写真や資料もチェック。ここ数日中に片付けなければ。とにかく前進するしかない。
今日はなかよし集会。クイズ形式のウォークラリーで工夫がたくさんあった。担当者は苦労が多いだろう。感謝。担任している子どもたちが6年生となる来年度のことをふと思う。ちょっとした時間で来週まで来ているパソコン指導員さんとHPのことで確認。おこめプロジェクトも今が勝負だ。とにかく前進あるのみ。
一つ、新プロジェクト(しかも自分にとっては驚きの)の依頼あり。これは勉強のチャンスと共に子どもたちに還元できるものだ。嬉しい。
ナビ授業が本格化。今日は「りんごのことで伝えたいこと」を話し合う。「土地と気候」「種類と味(栄養と料理)」「りんご農家と技術」「売るための工夫」「選果場」「歴史」の6つに取り組む。これらについては自分の教材研究も必要。日常交流として「りんごを送る」「カードを送る」「メール・掲示板・チャット」が出てきた。「交流」という目的があると、子どもたちのモチベーションもずいぶんと違うと感じる。お米の交流とはまた違った感じなのだろう。
交流学習ではMLの情報交換が必須。今日の中川小・藤原先生のメールで急遽りんごを発送。明日、交流学習の希望メールも送るこ とに。
あっという間に12月だ。早いものだ。
昨日、講座で購入した家本先生の本、2冊を読む。講座の内容をより深く理解することができた。読んでいる最中に、授業本のイラストがイラストレーターの斉木さんから届く。「さすがプロの仕事!」と思わず感じてしまう。自分が表現したいことを代わってぴたっと仕上げてくれるのだから。しかも期限中に。これぞプロの仕事。見習わねば。
今日は体調が不良気味。だるい感じ。気合も少し空回り。授業にはさほど影響はないのだが。早く就寝することにしよう。
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