大学教員の日記

2003年11月30日(日)  家本先生@水沢、感謝!

 家本先生の講座が水沢である日。企画は同僚である支部教文部長の中澤さん。彼の実行力なしでは今回の企画は実現しなかった。感謝。

 一関かんぽの宿まで家本先生を迎えに行く。日曜日の朝はスイスイ。40分足らずで着く。10時から講座。午前中は授業づくり、午後は群読ワークショップ。メインは午後の群読。これはよかった。指導のしかたをいくつかトレーニングした後、実際の教材を希望制で選ばせグループで練習、発表。感想発表まで実際に行わせるワークショップ。シナリオをだけでは見えないところが、実際の家本先生の指導を見てわかった。水沢小からは14名の参加。(これはすごいこと。学ぶ意欲にあふれるすばらしい先生方と誇りにつくづく思う。)

 終了後、家本先生と新しいプロジェクトについて打ち合わせ。新しく重要な話が二つ。これは自分を評価していただいてのこと。全力で行うのはもちろんであるが、「さらに勉強しなくては!」と思う。家本先生に「最近読んだ本でおもしろかったものは?」と聞かれた時に即答できなかった自分が恥ずかしかったので・・・。

 その後、「エルミタージュ」で家本先生、中澤さんとフルコース。幸せな気持ちでいただく。もちろん、家本先生のお話から元気をいただく。全てのことに感謝である。

 学校間交流サイトの質問、目標の100を達成!皆さんに感謝。来年の新春浜松セミナーに申し込み。時期・開催場所で少し迷ったが、これは一級の研修会に違いない。学会発表は夢みたいなものだが、その夢を引き寄せるのはあくまでも自分だ。



2003年11月29日(土)  子どもの詩はいいものだ

 朝、交流学習掲示板への質問の書き込み。「質問100キャンペーン」のリーダーなのでどんどん書き込んでいきたいのであるが、どうにか6つ。今までの合計で40質問は書き込んだが、なかなかできないものだと実感。個人的には50質問を目指していたが、きついなあ。

 詩集「いさわえさしの子」の5年生の寸評を書く。8人分。改めてじっくりと詩を読ませてもらうと、本当に「小さな詩人」という言葉がぴったり。「梅干し」という詩は、梅干しが大好きだという女の子の気持ちと上手な表現に拍手を送りたいぐらいだ。読み手でこうなのだから、指導をしてこのような詩が生まれてきたら大きな喜びであろう。詩の指導にはまる人の気持ちが少しだけわかった。これは絵についても同様だろうな。事務局をしていて「子どもの絵っていいなあ」と思うから。

 その他、学級事務に多くの時間を割く。今日は一日中雨。子どもたち、少し体調不良を訴える。学校での風邪流行は我が家には関係ないと思っていたが・・・。ちょっと心配。



2003年11月28日(金)  風邪の猛威&ナビ授業で試食

 昨日より欠席者が増え5人。さらに1時間目から3時間目まで一人ずつ早退者が出て最終的には8名不在。それでも5年生の中では決して多くはない数字。突然の吐き気が今回の特徴のようである。確かに昨日まで元気な子たちが次々と欠席をするのだから・・・。他学年も同様で、6年の娘の学年レクは急遽中止に。仕方ないであろう。

 ナビ授業、今日はビデオの内容を検討。子どもたちから出てほしいことのほとんどが出た。実際に「江刺りんご」を食べさせたかったが欠席者が多いので次週に。交流校探しで「日本一のみかん」で子どもたちの前で検索。

「三ケ日みかん」を子どもたちと追究。「静岡にある」「あったあった」「細江町に印がついている」「おこめの中川小の近くだ」と、交流校相手決定までスムース。三ケ日みかんのダンボールも提示。横に振って音を出すと、子どもたちは喜んだ。少々じらして盛り上げてから、全員で試食。「おいしい!」「おいしい!」と言っていた。ここまでの仕掛けはまず成功。



2003年11月27日(木)  トピックいろいろ

 いろいろなトピックがあった日。

 朝、ナビ授業の導入の教材研究。江刺りんごのHPをあちこち検索してプランを立てる。授業は面白かった。地元といっても隣の市だけに「味は日本一」という評価に驚いていた。明日は実際に食べてみる予定。

 朝から他学級の欠席の電話が次々と入る。突然であるが十人以上欠席の学級も。我が学級も昨日の欠席ゼロが欠席3人、早退2人。明日が心配。

 総合でHP作りの構想に入る。ナビ授業と同じくらい重要。こちらはかなりの援助が必要と考えている。

 学級通信が100号達成。以前は学級通信にかなりの力を注いでいたが、今は気軽に出す通信である。今回はHPからエッセーを抜粋。学年の終わりには150号を目指そう。

 夜、詩集「いさわえさしの子」の編集委員会。入選、佳作を選ぶ。入選作の評を書くことに。来週の締め切りもいろいろ出てきたなあ・・・。



2003年11月26日(水)  楽しいひととき

 朝、ネットワーク誌連載の原稿を手直し。発送。

 最近は寒さで朝はヒーターをつけることもあったが、今日は気持ちのいい青空。教室にも日差しが入り込み。気持ちのいい一日。5・6校時は目標達成をホットケーキでお祝い。食べきれない量を子どもたちは作って、大騒ぎであった。楽しいひととき。

 学年の先生方を夕食会。これも楽しいひととき。明日からIT実践ナビ関連(これからは「ナビ授業」と略)の単元に入る。その導入を構想。 



2003年11月25日(火)  一つのアイデア

 朝のネットワーク誌連載の原稿の続き。ほとんどできたが、今回は余裕があるので少し寝かせておく。今日は図画展の撤去作業。貼る時とは違い簡単に終える。これで図画展の仕事は終了。昨年度より段取りもうまくいく。やはり経験というものが大きい。次はウィンターセミナーである。

 知人より送られてきたメルマガを読み、地域教師への働きかけのアイデアが一つ浮かぶ。実現は2004年からかな?ネットで気軽にスタートしてみよう。



2003年11月24日(月)  スローペースで

 今日で胆沢図画展も実質的に終了。日に二度ずつの展示会場通いも終わる。行く度に必ず10人程度のお客さんがいて、「あった!あった!」「上手にかけたね」というような会話を聞くと図画展を行う意義を改めて感じる。

 今日はちょうど水沢テレビさんが取材に見えられていて、あれこれ事務局として対応をする(名刺は常に持つべきだ・・・)。また胆江日日新聞にも全員分の名簿が掲載されたということでご挨拶。

 家ではHPに「お気に入り」サイトを設ける。これは自分が活用をするためのサイトである。どんどん増やしていけば自宅パソコンはもちろん、職場で調べごとをする時にも役立つ。いつもより早めにネットワークの連載原稿に取り組む。7割方ができる。

 この3日間、仕事はスローペースだったが前進。休養がメインだからそれでよし。明日から1ヶ月間はフル活動となりそうだ。



2003年11月23日(日)  詩集「いさわ・えさしの子」

 組合支部で取り組んでいる詩集「いさわ・えさしの子」の編集委員になっている。今日は5・6年の作品142点を一つ一つ読んで入選候補作品を選ぶ。詩の指導は素人みたいなものだが、これも依頼された仕事。自分なりに考えて選んだ。他にも胆沢図画展の見回り、事務処理を行う。

 今日行う予定だった見本原稿は形式変更で後日。その分、ちょっとゆっくりとする。購入していて見ていなかった静岡・元吉原小学校のCD紀要を見る。これからはこのようなデジタル紀要で実践が広まっていくであろう。



2003年11月22日(土)  見事優勝!

 職員研修旅行であるが、責任者である胆沢児童画展が開催中ということで不参加。それにしても北海道は寒いだろう。テレビでは雪模様だ。

 不参加の分、子ども会のドッジボール大会に参加できることとなり、勝手町子ども会監督(といっても仕事はほとんどなし)として、エントリー。昨年度は一回戦敗退と聞いていたので、「一つでも二つでも勝てば・・・」と思っていた。ところが1回目、2回目と勝ち、3回目の強敵も破り、準決勝・決勝と快勝で見事優勝!見ているこちらも興奮する勝ち方だった。

 帰ってから一眠りをして子どもたちとあちこち。朝とその後に交流学習の質問の書き込み。トータルで27個の質問をこの3日間で書き込む。質問を考えることはそれに対するある程度の解を予想することだから、自分の勉強になる。質問力が注目されているわけである。

 HPも更新。1ヶ月ぶり。このごろは月に一回のペース。こちらにも時間を注ぎたいのだが・・・。



2003年11月21日(金)  市教研研究授業

 朝、研究授業の準備と昨日に続いての質問の書き込み。8つ。その研究授業。他学級は午前授業だが、5年1組は5時間目も行う。子どもたちには「お昼ご飯を食べたら、体育館も校庭もパソコンルームも1時間占領できるよ」と言って納得してもらう。人数の多い学校なだけに、今日の体育館使用は新鮮だったようだ。授業開始前には汗びっしょりの子が数名、半袖でいた子も3人いた。ふだん体験できない楽しいひと時だったようだ。

 さて授業。最近の研究授業の中で、今回ほど時間のかけ(られ)なかった研究授業はない。情報の単元のテレビCMということで、前任校で一回授業をしたことがあるし、予想もある程度つくからである。「アミノ式」のCMを分析する子どもたち。見方が授業の中でどんどん深まっていくことがわかった。同じようにテレビCMの効果を考えることについても、どんどんと意見が出てきた。自分のメディアリテラシー学習の定番と位置づけたい。

 これで3ヶ月連続の対外的研究授業も終わり。3学期は計画はないが情報教育提案授業を校内で行おうと考えている。

 研究授業の日であるが、初任研の一つとして2人の社会科授業を参観。自分が初任の頃と違い、今の初任者は優秀だとつくづく思う。参観しながらA4・2枚にパソコンでコメントをびっしりと書き込み手渡す。事後研は来週。

 終わってから、明日から開催の胆沢児童画展のチェックとこれまた明日開催の子ども会のドッジボール大会の練習に参加。さすがにクタクタ。



2003年11月20日(木)  一日授業参観

 今日は市内一斉の一日授業参観。保護者はもちろん市内在住の人なら誰でも市内全学校を参観できる日である。今年から始まった事業であるが参観者は自分の予想より少なめ。ただ、父親が仕事の合間をぬってきたり祖母が来ることができたりとメリットはあるようだ。

 授業自体は通常通りの内容。総合でおこめの掲示板に書き込み。ようやく書き込みにもいくらか慣れた感じである。書き込むことが自然になってきた。ここまで来るのに半年以上。基礎技能は4年生までつけておかなくてはいけない。

 明日は市教研の研究授業。朝指導案を作成。地区社研と前段はほぼ同じ。新たに書くのは本時のみなので一気に書く。単発のテレビCMの授業。

 交流本プロ(ビギプロ)で稲垣先生の掲示板がスタート。質問担当のリーダーなのでさっそく書き込み開始。今日は7つの質問。



2003年11月19日(水)  中学生職場一日体験

 朝、なかなか着手できないあさっての指導案をようやくスタート。といってもあまり進まず。ターゲットとしているCMもなかなか録画できない。

 さて、今日は5年1組にゲストを迎える。大人ではない。中学生である。地元中学の女子2人が、総合的な学習の一環として職場一日体験を行うためである。一日中5年1組で一緒。5年1組の子どもたちには、「二人は将来教師になりたいという夢を持っています。『やっぱり教師になりたい』と二人が今日の帰りに思うようになるように行動しましょう。」と事前に話す。

 授業も中学生二人が可能な限り「教師という仕事」を経験できるものにする。国語では「質問力を鍛える」と称して、二人にがんがん質問。体育ではサッカーの審判をしてもらう。10分あまりであるが、算数と英会話の授業もしてもらう。もちろん給食、掃除は一緒。

午後からは胆沢児童画展の展示作業にも手伝ってもらう。さすがに4:30ごろには二人は疲れていた。でも子どもたちからの「お礼のカード」を渡された時には夢中で読んでいた。私からは、二人のことを書いた学級通信(96号という数字に驚いていた)と今日の写真をプレゼント。いいまとめができるであろう。学級の子どもたちも二人に対して、子どもらしい気遣いをしていて嬉しくなった。

 その後、胆江日日に児童画展の名簿掲載依頼、公民館で子ども会のドッジボールの練習。7時過ぎまであっという間だった。

 教材開発MLスタート。次々と著名な実践家の自己紹介が流れてくる。HPのアクセスも増える。



2003年11月18日(火)  締め切り続き&情報教育担当者会議

 今日は締め切りに追われる。朝、小学MMの原稿を送る。今回は先月のコンビニ授業について。続いて学校に行く前に総合MMを急いで編集。何とかMLに発信して、夜の発行に間に合わせる。夜、全国教研のレポート修正。日曜日の教研であったが、何と木曜日が締め切り。いろいろと事情はあるだろうが、不十分なまま発送しなくちゃいけない人も出るだろうなあ。

 今日は3:30から情報教育担当者会議。ミニプレゼンでNHKデジタル教材とキーボー島を紹介をする。今まで誰も会議にパソコンを持ち込まないのが不思議だったが、これで雰囲気も変わるかもしれない。もちろん他の学校の先生方は興味深く見ていた。「いいHPを教えていただきました」という声も。皆、工夫していい実践をしたいという願いは同じなのだが、残念ながら情報教育に関しては個々でがんばっている状態で横のつながりがない。(これは教科も同じだけど・・・)

 現状打破のために来年情報教育関連で市内で何かしらのアクションを考えていきたい。その前に学校で工夫することが先だが。



2003年11月17日(月)  いい方に歯車が回転

 先週から今週にかけて朝読書。落ち着いた状態からスタートできる効果は確かに感じる。子どもたちのことをほめる回数も自然に増える。大きな行事もないので、遅れ気味の学習をどんどん進める。

 小学MMの原稿の締め切りなのだが、朝と夜で3分の2ほど。明朝にもちこし。胆沢図画展の600人の名簿チェック。あさって新聞社に持ち込む予定。

 2005年の会のMLでは次々と決意表明が出てくる。これは刺激的だ。自分も・・・と奮い立つ。身近なところで情報教育仲間を増やし発信することを書く。学校では1月8日の県レク指導者講習会の講師依頼を正式に来る。もう一つ重要な話が30日にあるかもしれない。歯車がいい方に回転していることを実感。



2003年11月16日(日)  連続で全国教研へ

 寝不足だが4:30起床。150km離れた二戸市金田一へ。金田一温泉は「座敷童子の出世部屋(見た人が出世している)」が有名なところ。雷が鳴ったり大雨で慎重な運転をせざるを得ず、思ったより時間がかかる。

 8:30から県問題別教研。2005年の会に2日間出たかったという思いはあるものの、昨年度全国教研に行き、その報告があることや支部のレポート発表もあるので出席。前日に他の人のレポートは終わり、この日は自分のレポートのみ。

 おこめのレポートをプレゼン。参加者の皆さんにはデジタル教材に興味を持っていただく。共同討議者からは、「久々にしっかりとしたレポート」と評価される。本来であれば、連続で全国教研ということは原則としてはなしということであるが、今回再度選ばれた。時期的にきついなあ。まあ、プラスの面を見ていこう。

 3:40、ようやく帰宅。昨日は家内も仕事だったので子ども達だけで一日中お留守番。その分、すぐにあちこちにお出かけ。

 夜、疲れているので考える仕事は無理。児童画展の名簿打ち、残りの400人分を打ち終わる。それにしても難しい名前には時間がかかった。ということで、さすがに今日は疲れた。



2003年11月15日(土)  2005年の教室を考える会@幕張

 疲れていたのか寝坊。気づいたら6時10分前。6時32分の新幹線乗車予定だったので焦ったが、何とか間に合う。新幹線でも疲れていたのかよく眠る。東京駅からデイズニーリゾートに行く人の波にもまれて、10時半すぎ幕張着。2005年の教室を考える会」に参加するためである。

 今年1月にこの会に参加し、大きな刺激を受けた。今回は二つのプロジェクトの打ち合わせも兼ねている。まず、静岡の藤原先生とビギプロの打ち合わせ。1ヶ月ほど「どうしようかな・・・」と考えていたが、実際に話をしてだいぶクリアーな見通しが持てた。

 続いて昼食を食べながらNHKおこめチーム。竹田先生、中川先生にご挨拶。時期的なものを考えると冬休みの長い自分は一歩先をいかなくてはいけないなあと感じる。これから1ヶ月は総合集中月間にしよう。

 13時に開会。前回は初めてということ、知り合いもほとんどいなかったということで、グループ内のワークショップで発言すらなかなかできなかった。今回は同じグループにみちのく2005年の会の金先生、高橋先生がおられることで幾分話すことができた。

 それにしても、ポスターセッションの数々の実践には圧倒された。情報教育の幅広さ、そしく奥深さを体感したし、「自分も発表する側にならなくちゃなあ」と感じた。企業のポスターセッションも今回は興味深く話を聞かせていただいた。実際に自分でも「連携してみたい」という気持ちが強いからである。

 懇親会では前回一緒のグループだった京都の池田先生、松下の大澤さん、浜松の五十川先生とお話。「人と人がつながる」懇親会にふさわしく大盛り上がりだった。おまけに大抽選会でスカイ社のストップウォッチが大当たり。(ちょうどほしいと思っていたところだった。)

 もっともっと人とつながりたいところだったが、明日の教研のため、7時過ぎに会場を失礼をする。前回以上に今回は刺激を受けた。情報教育にもっともっと入り込みたい・・・そのような思いである。

 新幹線で児童画展の名簿200名ほど打ち込み。11時半帰宅。



2003年11月14日(金)  胆沢図工研作品研究会

 朝、小学MMの原稿構想。地区社研でのコンビニの授業について書くことにする。今日は朝から時間が貴重。校内の全体研、午後は胆沢児童画展の作品研究会及び展示準備がある。自習が2時間となるが仕方がない。

 給食を食べ終わって、子どもたちにも荷物運びを手伝ってもらい、1時45分からは一気に時が流れていく。受付、作品研究会、展示作業の準備、閉会後講師への対応。今回は全て一人。しかしながら昨年度の経験があり、つつがなく終わる。

それにしても子どもたちの絵を見て、「絵でも教材開発しなくちゃなあ・・」と思った。今回の研究会の講師お二人は岩谷堂小学校時代の同僚である。終了後の雑談は楽しいものだった。同時に地区の図工指導を活性化しないとという思いにも駆られる。ウィンターセミナーもその実現の一つである。

 夕方、眼科へ。コンタクトレンズは来週になるとのこと。二女の誕生日。ケーキでお祝い。夜、12月雑誌をザーと読む。社会科教育に討論の原稿が、学校運営研究にわが県レポートが掲載。



2003年11月13日(木)  レポート作成

 来週の情報教育担当者会議のレポートを朝作成。A4一枚なので簡単にできる。「校務の情報化」が本校の課題であると書いていて思った。パソコンで各自が仕事をしているのだから何かしらできるはず。そのシステム作りが問題なのだろうが。明日の胆沢図工研に向けて資料、その他の準備。

 ネットワーク12月号が届く。「質問力」「総合連載」「池田先生の音楽の授業」とトリプル掲載。1月の県評価研で有田先生がご講演されることを知る。例年行っている山形の研修会は今年は都合が悪く「2004年は有田先生のお話からスタートできない」と思ったいただけに、嬉しい。さっそく申し込みをする。



2003年11月12日(水)  あれこれと

 朝メールを開くと、見本原稿のことで編集者さんからの評価。有り難い評価に感謝。家本先生から、さらにもう一本見本原稿をとのこと。原稿が原稿を生んだ形である。

 来週21日に行う市教育研究会社会科部会の研究授業の構想をする。3ヶ月連続で学校外の教員対象の研究授業は初めて。今回は部会員のみなので、発展学習を行う予定。テレビCMのメディアリテラシー学習である。いくつかのサイトを検索。

 学校では子どもたちが落ち着いた状態で学習ができている。よき行いも多く、子どもたちをほめる回数も多い。放課後の雑談も楽しい。

 4:30から中学2年生2人と打ち合わせ。19日に職場体験学習を5年1組で行う。「体験」ということなので、短い時間で授業も行ってもらうことにする。あさっての胆沢図工研の準備を急ピッチ。

 夜7時〜9時まで地区の子ども会の会議。22日のドッジボール大会の監督に。練習にも2回参加することに。



2003年11月11日(火)  キーボー島

 思いついたらすぐに実行ということで、今日の総合の時間のうち半分を使ってキーボー島アドベンチャーにトライさせてみる。子どもたちは夢中。試合結果だけでなく、詳細記録までWebで見られることに「よくできているなあ」と感心。家でさっそくチャレンジした子もいる。(そういうことをチェックできるシステムもすごい。)


 今日は理科の「流れる水のはたらき」でもNHK「サイエンス・ゴー・ゴー」のデジタル教材をプロジェクターで紹介。

 夕方眼科で検査・コンタンクトレンズの申し込み。学校から車で3分。市の中心部にある小学校は有り難い。しかも眼科の丁寧な応対に感心。昨日注文していたメガネと共に気分一新。鮭の日で給食も鮭づくし。宮古を思い出す。



2003年11月10日(月)  あれこれ購入&胆沢国研&キーボー島

 土曜日の130周年行事の代休。昨日丸一日費やしたこともあり、今日はわりとゆっくりと過ごす。午前中に二女の誕生日プレゼントのキッズパソコン(おもちゃ)とDVDプレーヤーを購入。130周年のDVDをさっそく視聴。その出来栄えに驚く。実行委員会の皆さんの努力に頭が下がる。

 午後から胆沢国研の研究会に参加。東京から著名な実践家が飛び込み授業。会員ではないのであるが、代休で気軽に参加できるということで授業を参観。「ねらいの重点化」を学ぶ。同時に飛び込み授業の意義も考える。

 他にも学校の事務仕事をしたり、校外学習のお礼の手紙を届けたりとあっという間の一日だった。

 夕方から、登録になったキーボー島アドベンチャーを試行してみる。存在は知っていたが先月の堀田先生・皆川先生の研修会で改めて取り組んでみようと思ったもの。30級から進んで10級までやってみる。確かに子どもたちのキーボード操作が確実に上達する一級品サイトである。子どもの関心を高めるための仕掛けもたくさんあるし、教師のためのコンテンツも充実している。子どもたちのスキル向上が課題なのだから、もっと早く取り組んでいればよかったと後悔。それぐらいすばらしい。



2003年11月09日(日)  11月9日(土) マーチング・バトントワリング東北大会

 朝、学校間交流のビギプロのリサーチ。本腰を入れなくては。ちょっとしたあとにいつもより早く長女も起床。マーチング・バトントワリング東北大会のためである。家内も二女も一緒にバスで応援、つまり一家で大会に行く。

 6:30に楽器運搬をするがコンタクトレンズを失うハプニング。まあ、買い替えをしなくちゃいけない・・・と思っていた矢先だったのでショックはないが。2時間かけ会場の宮城県のグランディ・21へ。体育館の隣はワールドカップの会場だっただけに、子どもたちも「おっきー!」と驚いていた。

 出番までひたすら外で練習。寒い中、子どもたちもがんばる。自分は記録係としてビデオ撮影。本番の晴れ舞台では広い体育館で堂々と演技ができた。休日も一生懸命に練習をしただけに県南大会の時よりパワーアップしていた。大拍手である。終了後の子どもたちも笑顔、笑顔であった。

 演技後、バスの中で昼食、他校の演技を見て、学校着5:20。長女もハプニングがあったがこれも勉強。帰ってから衆議院投票。8時すぎから結果に注目。



2003年11月08日(土)  おこめリセット&130周年

 朝、これからのおこめ学習の再構想。交流をしている4校で同一テーマで学習を進めていくのだが、本校のみ遅れ気味。これから集中的にやっていくための構想である。他校が掲示板にある程度書いているので、それを参考にしながらやっていくことにする。実際に今日1時間、掲示板の他校の子どもの考えを参考にし、自分たちの調べる対象を決めさせた。久々に掲示板を見たので、返信に「返事がきているよ!」と喜びの声。テーマを決めて書き込みができる子にはさせた。意欲的な姿に挽回への希望が出てきた。

 さて今日は130周年記念行事ということで出勤日。3時間目、記念集会。地元のバンド「エルラッソ」による校歌演奏。編曲のすばらしさで曲も違った印象を受ける。5時間目、記念式典。5・6年が出席ということで気を遣うが真剣な態度、大きな歌声、スムーズな後片付けを教室に戻ってからほめる。

 すぐに祝賀会@水沢グランドホテル。縁のあった方々が何人かおりご挨拶。愛宕小(初任の学校)時代の遠藤校長・阿部校長(紅白歌合戦司会のNHK阿部アナのご尊父)と愛宕時代の思い出話。北條先生(今は校長)に胆沢図工研への協力依頼をする。お三人にお会いするのは本当に久しぶりであった。むろんここ数年縁のあった先生方にも改めてご挨拶。大平先生からは昨日の県社研宮古大会の資料をいただく。2年前の立ち上げを思い出す。

 今回制作の記念DVDは貴重なものである。我が家の子どもたちも「早く見たい」というので、来週にもプレーヤーを購入しよう。明日は金管の東北大会で教師としての手伝い。朝早いので早めに就寝。



2003年11月07日(金)  130周年準備

 朝、ハッピーボランティア大作戦と道徳の授業の参考になるHPを検索。このようなサイト探しは久しぶり。授業ではもちろん効果的に活用。

 明日が130周年記念式典・祝賀会ということで、様々な準備。4時間目の式指導の時に一生懸命に口をあけて歌う子どもたちに、ささやかな感動。放課後は式場準備、明日の動きの確認。明日は初任校時代にお世話になった先生方をはじめ、久しぶりにお会いする方も何人かいる。思い出話がいくつも出てきそうである。



2003年11月06日(木)  原稿&胆沢図工研セミナー

 見本原稿を朝に仕上げて送付。家本先生からコメントが返ってくる。ありがたい批評に身が引き締まる。原稿を超一級の方に見ていただける幸せを感じる。

 今日は木曜日だが研究会も会議もなし。放課後が2時間もあるというのは珍しい。子どもたちと雑談。ギャーギャー教室で騒ぐ子どもたちを見るのは楽しいものだ。同時に日々の声がけが不足しているのでは・・・とふと思う。

 14日の胆沢図画展の準備で買い物。冬休みのセミナーの企画を講師である副会長に相談。アウトラインを決める。家に帰ってさっそく案内書を作成。裏面にはサマーセミナーの写真と参加者の感想を入れる。小さなイベントであるが企画のいい勉強。



2003年11月05日(水)  見本原稿

 見本原稿を執筆。朝2ページ分、夜1ページ分。学級びらきのことなので、定番を書くほかないのだが、「詰めすぎてわかりにくくなる」のが自分の欠点。まずは第一稿を書いて、削っていこう。

 組合からも30日の家本先生の講座の案内が届く。水沢での講座。実に楽しみである。できる協力はどんどん行う予定である。

 夕方から組合で詩集「いさわ・えさしの子」編集委員会。初めての経験。百数十点の詩を審査する宿題が出る。

 学校ではようやく「ハッピーボランティア大作戦」の中間発表会。12月上旬まで次のプロジェクト(実際のボランティア実践)を行いまとめる計画。おこめ学習や交流学習も11月は同時進行だ。



2003年11月04日(火)  教育テレビから

 今日は子どもたちと約束していたハムスターを持っていく日。学級では2匹目だ。ところが車に積み込む時に飼育ケースの底がとれるというハプニング。幸い無事。学校でさっそく女子の人気者になっていた。名前付け、ルール決め、ミニイベントとまた楽しい活動ができそうだ。

 夜の教育テレビで「メディアがひらく教育の未来」を視聴。今日はフィンランドのメディアリテラシー教育であった。カナダの先進的な例は本で知っていたがフィンランドの例は初めて知った。

 日本ではまだまだ「メディアリテラシー教育」という言葉が普及しない。2年前の「体験!メディアのABC」の協力員の頃とそれほど変わっていない気がする。ただ、(パソコンを含めて)メディアを読み解く教育実践は幅広く行われつつあるのは事実である。総合はもちろん、社会や国語の実践も雑誌に登場している。自分の実践の柱の一つであるが、今年は実践不足。これから挽回である。

 フィンランドの教育システムとしておもしろいと感じたのは、先進的な実践者(公立教師)が各地を巡回授業するシステム。日本では学校に勤務して他地区で飛び込み授業をする機会は当然限られている。本気で新しい教育を国の政策として行うのなら、このようなシステム作りが大切と感じた。



2003年11月03日(月)  だらだらと

 文化の日。子どもたちが午後からそれぞれ友達と遊ぶということで自分の時間ができた。学級の事務仕事、締め切り日を過ぎてしまったネットワークの連載、総合MMの編集をだらだらと行う。

 同時に昨日の生島さんのお話に刺激されて、これからの目標(人生上も含めて)も漠然と考える。自分に足りないのは猛勉強の「猛」の字だと改めて思う。家本先生から依頼された共著の見本原稿は構想のみ。明日回し。



2003年11月02日(日)  県教研&生島ヒロシ講演会

 三連休の中日に県教研。もっとも県教研自体は昨日からだったが。「もっと地図帳を活用した指導を」というテーマで社会科分科会で発表。レポート自体にはいろいろと反応があっておもしろかった。「問題本」も2冊売れ、HPに興味を示してくださる方もいた。

 それにしてもレポート数は今年は少なかった。参加者もだ。初めて県教研に参加したのが16年前。その頃の雰囲気とは違ってきているのは仕方のないことか。それにしても秋晴れの中の紅葉はお見事だった。

 午後からは生島ヒロシ講演会へ。これは市青少年健全育成推進大会・市PTA教育講演会の動員。単身赴任時代、生島さんの朝のラジオを聞きながら運転していただけに、このような動員は嬉しい。その講演会、実に勇気が出るものであった。苦労しながら過ごした学生時代の話、キャスターをしながら猛勉強をして資格をとった話。「どのような環境でも勉強しなくては!」と感じた。真似る力・段取り力・コミュニュケーション能力・あきらめない力・・・教師の仕事にも言えることだ。

 それにしてもさすがキャスターだ。お話のつかみ、ユーモアはばっちり、流れるような話し方で1時間が本当にあっという間であった。これこそプロである。キャスターのようなプレゼンができるようになりたいと本当に思った。



2003年11月01日(土)  たまにはゆっくりと

 3連休ということで今日は少し息抜き。体も休養を必要としているようである。といっても8時から子ども会の廃品回収。2時間ほど運んでいるうちに汗も出てきた。

 その後、二女と北上のパソコン工房・トイザラスへ(長女は今日、明日と金管練習)。心地よい秋晴れで高速道路のドライブは気持ちよかった。パソコンも教室でどんどん役立つ状態になった。来週からの授業が楽しみだ。

 昼寝のあと11月号雑誌を読む。市毛氏・庭野氏の「指導案は個人で」という主張に同感。他にネットワーク誌の連載構想を少々。昨日の依頼された算数のアンケートで子どもたちの回答がなぜか印象に残っている。教師と子どもの意識の違い。時には子どもたちに歩み寄って授業を考えることも必要だ。


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