宮古で大会が開かれるということ、胆沢図工研事務局ということもあり参加。大会で宮古時代の知り合いの先生方と何人もお会いする。4年間だったがお世話になったことを実感。 3年生鑑賞の授業で質問をどんどん子供たちがしていた。「質問力を鍛える授業」は鑑賞指導にも応用できそうなことを感じる。幅広く何でもできそうである。
昼食休憩の時に高浜小にご挨拶。いつ行っても温かい空間である。 これで夏休み1クールが終了。筑波大附属小、東北造研と2日間、公開授業を見ることができたのは貴重であった。
今日は市教研のフィールドワーク。事務局として企画してきたものである。市の埋蔵文化センターの所長さんが講師。専門家のお話はおもしろいし、アテルイの教材化のヒントともなった。明日は東北造研。この1週間は研修づけである。
2002年07月29日(月) |
校内研&フィールドワーク |
校内研。総合の行き先を確認。午後は学年でフィールドワーク。途中でマーチング講習会に参加している子供たちの様子も見る。張り切って演奏したり、踊ったりする子供たち。生き生きしている姿が美しかった。
今日も読書したり、親友と会ったりと好きなことをする。仕事はあるのだが先送りできるのがやはり夏休みだなあ。(もともと休日だが)
この夏、研究したいこと、取り組みたいことは山ほどある。社会、メディアリテラシー、総合、メルマガ、HP、質問力、情報教育、教材開発etc・・・。学校の仕事ももちろん別にある。さあ、エンジンをかけよう。
市主催の夏休み子ども美術館の図工教室のお手伝い。教育文化センターが委託を受けて行っているものである。もう10年目になるとのこと。そういう事業があることは知っていたが、今までは縁がなかった。胆沢図工研の事務局ということで依頼をされる。はり絵教室で、簡単な説明のあと即作成。お手伝いといっても、材料を運んだり、掲示をしたりとたいした仕事ではなくホッとした。「親子」というところがミソだなあ。親御さんが実に楽しそうであった。
午後はサンピアプールへ子供たちと。HP更新、新しいサイトも始める。
2002年07月26日(金) |
フィールドワーク下見 |
市教研のフィールドワークの下見。半日費やす。でもこれは楽しい。改めてアテルイの跡を訪ねていくと、「ここがそうだったのか」ということに気づく。下見をすることによって、本番での講師の話も聞き応えのあるものになるだろう。
今日の読書で、新しいHPのサイトを作ることにする。「教育を考えるヒント」。実践や仕事に関わるヒントはあちこちにある。それを閃いた時に、HPにアップするものである。
2002年07月25日(木) |
第一回社会科初等教育研修会 |
夜行バスで東京に行き、第一回社会科初等教育研修会に参加する。筑波大学附属小の先生方が今年度から始めたものである。参加しようと決めたのが一週間ほど前なので、有給休暇・自費での参加。
一番の魅力は夏休み中でありながら、子供対象の授業が2コマ、それも提案性のあるものを見ることができるものである。どちらの授業も、オリジナルな教材開発、知的な子供とのやりとり、そして社会科の楽しさを存分に見せてくれた。自分の1学期の社会科授業にはなかった部分である。
そして羨ましいなあと思ったのが、授業者への先輩の言葉である。「〇〇先生は社会科がまだわかっていない」という厳しい一言。ほめ合う研修会が多い中で、このようなやりとりが行われるのは珍しい。むろん、会場でのやり取りも社会科教育の本質をついたものが多く、充実感あふれる研修であった。
考えてみれば1学期は、公的出張でしか研修会に参加をしていなかった。やはり出掛けなければ、発信しなければ・・・。
研修会までの前後はたっぷりと読書。人生の栄養をいただく。夏休みのスタートは最高のものとなった。
1学期終了。仕事自体は全力を尽くしたものの、結果は・・・。新たなる実践が不足していたのは事実である。夏休みに挽回である。
1学期反省会でタクシーにのると、運転手さんが14年前に担任した1年生の時の母親だった。「正寿先生ですか」と声を掛けられ、Y君のエピソードが一気に蘇る。今は県立大学でコンピュータを学んでいるとのこと。その子ももう20才である。いろいろな縁があることを実感。
昨日に引き続き、原稿のための授業。今日は質問力を鍛えるための授業。
前職場が水道事業所という用務員をGTに迎え、子供たちがどんどん質問をする授業を行う。子供たちからどんどん質問が出てくる。おもしろいなあと思うのは、質問に対してGTが「そうですね・・・」といったように迷いながら答える場面。本音や人間性が垣間見られる。GTが子供たちにとって身近に感じられる瞬間である。
個別面談2日目。変容した部分での嬉しい声・声。自分としては改めて子供たちを深く見なければと感じる。
2002年07月22日(月) |
初のメディアリテラシー実践 |
ネットワーク原稿のための実践「TV歴史クイズ」を行う。今までのメディアリテラシー実践にはない「プロダクション」のジャンルである。これは4年生には難しいと思われたが食いつきのよさに驚く。それにしても、終了後の充実感。これは何にも代え難い。オリジナル実践の満足感である。
個別面談初日。親御さんの声は、学級経営の間接的な評価である。嬉しい声にホッとする。同時に子供たちへもっともっと話しかける時間も必要と痛感。
スポーツとメディア、質問力を鍛える授業のプラン(1時間ずつ)を作成。原稿になるものである。もっと早くと思いつつ、できなかったものである。暑い中での実践になりそうである。
メディアリテラシーの新しい実践のために文献研究。スポーツとメディアの関係である。学校の仕事、娘の児童センターのガーデンパーティーのお手伝いも行う。
8月号雑誌、残りの分を読む。時代は猛スピードで移行しているのを感じる。そして、それらの情報を4月からあまり意識していない自分にも。夏休みは挽回である。 夜、組合でビアガーデン。
8月号雑誌の斜め読みがようやくできる。メールマガジンの編集をするようになってから「編集の裏話」に関心がいくようになった。総合メールマガジンのリニューアル化が思いのほか進んでいないので、夏休みに充電である。
通知票が終わっても、学期末の仕事がたくさん。生活カード作成、会計報告(2種類)、学年・学級通信。一気に行う。質問力とメディアリテラシー実践を1学期中に行うのであるが、来週まわしである。
かなりハードな一日。通知表を早めに仕上げたいものの、思いのほか時間がかかってしまう。10時半ごろようやく完成。すぐにメールマガジンを一部修正して発行。総合メールマガジンは次号は夏休みということで休刊。その間に十分に充電をして、完全リニューアルを図る予定。
発行後に、明日掲載の連載メールマガジンの原稿に取り掛かる。「アテルイ」のことを書く。この連載原稿も、自分の中でスタンスを変えなければいけないなあ。過去の遺産は食い潰したのだから、新しい実践で勝負しなければ。
今日の学校では小さなミス。担当の仕事でもミスが見つかる。むろん大勢には影響がないのであるが、余裕がなくなるとミスをするのならアマのレベルである。スピードを出しつつミスをしないような仕組みを、自分の中で作らなければいけないなあ。新任校でも以前の学校で行った方法でやっている点でまずいのだろう。
通知票への取り組み3日目。総合メールマガジン、時間のないところで編集。
所見、36人分、一気に行う。時間があればできることである。ただし、下書きである。(書くのも時間がかかるだろうな・・・。5時間ぐらい?)提出は水曜日までだが、その後の仕事を考えたら火曜日までは出したい。次は連載メールマガジンの原稿。娘と公園に行く途中で「アテルイ没後1200年」の旗を見て閃いた。この夏のフィールドワークで行くことでもあるし。
今日は評価および評定を行う。テストの丸付けも残っていたので、思ったよりも時間がかかった。所見は明日。
前日の休校の分、猛スピードで授業を進める。明日、あさってと家で通知票の仕事を進めるためである。一通り予定の部分は終わり、本格的な通知票の仕事に入れる。
朝、「この雨だと子供たちは大変だなあ・・・」と思っていたら、連絡が入り休校とのこと。1時間遅く登校、1時間早く下校というのは今まで経験をしているが、教師になって休校は初めてであった。午後には雨はすっかり上がり台風も関係のない天気となった。通信票のために授業を進めたかったが仕方なし。ただ、学年会計の仕事は進んだが。
校務分掌の一つとして胆沢図工研の事務局をしている。その総会が行われる。通常であれば、「例年通り」で終わるのだが、今年度の時数減で、コンクールの見直しの意見、多数あり。嬉しいことだ。今年変革できるものはどんどん変えていったほうがいいのだ。 「授業研究21」の原稿完成。ようやく通信表に取り掛かれる。
「授業研究21」の原稿に取り組む。「熱中する授業」がテーマである。いざ 書いてみると、子供たちの熱中する様が全然伝わってこない。これは描写力の問題である。いかに子供たちの様子を描写できるか。あさってまでのポイント。
今年になって初めてのパソコンの学習。インターネットを全員でする。 指導員さんの援助のもと「YAHOO!きっず」の中のサイトを自由検索。1時間があっという間だった。胆沢図工研の資料修正。原稿執筆開始。
胆沢図工研の総会が10日にあるので、その文書の作成。事務局としてのしなければいけない仕事は秋の作品展等の運営なのであるが、せっかくいただいた事務局である。可能な範囲でできることを考えていきたい。何せ、今まで2回、県造研の会場校に勤務していたのだから。縁である。
「授業研究21」の原稿の文献読み。
昨日まで張り詰めていたためか、今日は疲れがどっと出る。ごろごろとしながら本を読む。研究授業が「大きな山」になってはいけないと思っているのであるが、今回は転任して初めてのものであり、しかも学年合同ということで今までの感覚とはやはり違っていたのであろう。1学期の残りで通常の仕事の他にいくつかの新しい実践の必要がある。一息ついている場合ではない。
同学年の先生の協力を得て授業研終了。成功の部類に入るであろう。オーソドックスな提案が今回の部分。実践を積み重ねなければというところである。
職員会議終了後、明日の研究授業の準備。カードをパネルに張ったり、5人の教師の動きを確認したり、最終的な不安な箇所を話し合う。あとは明日を待つのみ。
研究授業をあさってに控え、学年で打ち合わせ。実際に模擬授業を私が行う。総合部会の私の研究授業であるが、実際に授業をするのは4年担任全員。子供たちが4コースに分かれて各自が35分間は授業を受け持つ。私自身のイメージを伝えるには模擬授業が一番である。行った後、若干の疑問が出て話し合い。
娘発熱で午後年次。年次ではあるが、5時半に胆沢図工研の事務局の仕事として、隣町の小学校に行く。教頭先生が監査なのであるが、前々任校で一緒にさせていただいた先生である。当時の懐かしい話が次々と出てくる。これも縁である。教頭先生が教務の時代、週報に掲載している4行ミニエッセイが心に響くものであったことを思い出した。 総合で前時まで終了。細案が見えてきた。
研究授業の総合2時間目。昨日準備をした13枚の写真を一気に見せる。子供たちにとってはインパクトがあったようだ。一人一人の水に対する意識が深まりつつある。
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