挨拶状の反応がぽつぽつ。丁重なお葉書、電話。そして保護者からの手紙。メールももちろんある。有難いことである。一つ一つの返信に励まされる思いである。
4月終了。気がつけば授業の進度も遅れ気味。これから挽回である。
学校の仕事を少し行う。日高火防祭、下の娘と楽しむ。上の子は友達と。少しずつ子どもは親から離れていることを実感。
明日で1ヶ月が終わりか。転勤してすぐにダッシュと思ったが、今までと比べたらずっと「充電期間」のような感じだなあ。
引っ越しをしてからしようと思っていた書籍の整理。ようやくである。予想通り、その量の多さになかなか進まず。やはり思い切って捨てなければいけないだろう。機能的にするにはどのようにすればいいのか、思案中。
午前、午後と子どもたちと思いっきり遊ぶ。合間を見て、読書。ネットで少人数指導の検索。「通信発行」のヒントを得る。
3連休初日。今日は学校の仕事はしないことにしていた。親友と会い、娘が入っている子ども会のポートボール練習試合見学。挨拶状書き終了。購読した2冊の本を読む。
この一週間でかなりのペースで本を読むことができた。学校外での大きな仕事がないからできることである。こういう時期があってもよい。
痛感していること。「学校生活全てが子供を鍛える場」ということだ。担任して3週間。まだまだ子供たちのスピードを鍛えていない。そのために授業時間が短くなってしまう。「よりよい授業」をするために工夫の余地(学習も生活面でのいろいろな手続きも)はあるのだ。
2002年04月25日(木) |
授業参観・懇談会・総会など |
授業参観。社会「警察署の人の仕事」。集中して学習し、子供たちはどんどん発表。もちろん全員発表させる。家庭学習ノートも全員分展示し、これは大好評。その後、懇談会・PTA総会・学年役員会そして夜のPTA新旧役員懇親会と連続。こういうものは昔はプレッシャーがあったが、今は昔ほどはなし。逆に楽しんだ感じである。
15人から36人というクラス人数へようやく慣れたという感じ。一人一人に対応できる時間は当然少なくなる。そこに工夫の余地が生じる。学級内で子供たちが価値ある活動ができるような授業システムを試行錯誤中である。少しずつ効果も出てきている。 読む本も「基礎・基本」関係のものが増えた。「力をつける」が学級目標だ。
昨日、挨拶状を書いたら、仕事にリズムが出てきた感じ。リズムがでると、どんどん進んでいく。時間がある・なしが問題ではない。リズムがあるか・ないかが問題である。
印刷屋さんに、名刺と挨拶状を取りに行く。気分も新たである。挨拶状20人ぐらいずつ毎日書く予定。今日は宮古で30名。宛名を書く時に自然にお世話になった人とのエピソードが浮かんでくる。明日からは、高浜小時代の保護者の皆様。4年間担任した親御さん全員に送る予定。小規模校だからできることである。
警察署への調査(授業参観で行う)、総合部会の計画、学級通信&学年通信作成で終わり。ただ、以前よりは読書量は増えた。昨年のような宮古水沢往復がないということだけで、随分余裕があるように感じるものだ。
2002年04月20日(土) |
今年のテーマを考える |
転勤して3週間。自分のポジションもわかったので、自分なりに今年度追究していくテーマ・内容を考える。
・メインテーマ「地域と日本のよさを伝える授業」の実践を継続 ・メディアリテラシー教育実践の拡大 ・国語・算数では確実に基礎・基本を身につける学習を徹底 ・社会科・総合での提案
まずはこれらを実践の中心に進めていきたい。即、記録化・教材化と行きたいが、疲れが出たのかごろごろ。
総合の学習をスタート。課題設定の時間である。「伝えよう!日高火防祭」
1 経験談、ポスター、ビデオ、小道具等から子供たちの祭りの視野を広める。 2 課題を作る→カードを書く→班ごとにグルーピング 3 全体で4つのテーマを決め、班ごとにどれをテーマにするか決める。
大よそはこのような流れ。子供たちにとっては、初めての活動であっただけに戸惑いもあったが、何とかねらいは達成できた。 感覚の違いは150人という人数の一斉授業。その数に圧倒される。大規模人数の総合のスタイル、研究の余地あり。
学年で明日から始まる総合の打ち合わせ。150人が一斉に行う総合である。確認が必要である。そのための資料作りも必須。これは、同時に総合の実践の記録化につながる。
NHK「調べてまとめて伝えよう」を視聴。総合だけではなく、国語や社会の授業でも活用できそうだ。全部のレポート化は無理であるが、回数を決めてこちらもレポート化していきたい。
始業して10日あまりであるが、総合をスタートさせる。今日は事前の実態調査。「日高火防祭」という素材をどう発展させるか。楽しみなところである。今までとは違い、学校外の仕事が一段落しているので、これからは自分で仕事を追いかける番である。総合の文献を読み漁ってみたいな。
朝、総合メールマガジン発行。月2回発行は欠かさずに行っているが、これは他の人の原稿を少しだけ編集しているにすぎない。これから工夫をしていかないと発行部数は伸びないであろう。勝負である。
同時に、小学校メールマガジンの連載原稿を書く。こちらはこの間、学区をフィールドワークをしたので、そのことを書いた。他学区からすると羨ましいほどの素材である。生かすも殺すも教師の腕次第である。
新しい本屋さんから雑誌が学校に届く。今月号では、「社会科教育」「教材開発」誌に原稿掲載。裏の本の広告を見ると読みたい本がズラリ。昨年度は発信が多く、受信が少なかった。今年は「発信も」「受信も」といきたいところだ。
「ネットワーク」誌5月号と「体験!メディアのABC」の報告書が届く。共に3月に執筆をしたものである。過去の自分に励まされる思いである。 特に報告書は、メディアリテラシー教育の先行実践(20例)が示されており貴重な文献となるであろう。 午後、総合等のための文献探しや学区フィールドワーク。楽しい。
「ネットワーク」原稿脱稿。これで雑誌や本の原稿はひとまず終了。高浜での実践を書くことも終わりである。(メールマガジン連載はある)新たな気持ちでスタートだ。書く実践は新任校のものである。
子供会の廃品回収。親の立場での参加であるが、何人もの担任の親御さんとも挨拶。
前日に続き「ネットワーク」誌原稿。これは「ヘルシー野菜炒め」である。原稿を修正する作業を通して改めて見えてくるのは、「新たな実践への挑戦」である。前任校のように全領域でできるわけではない。しかしながら大規模校というメリットを生かしたダイナミックな実践の道が開けている。
今まで一クラスで自由に授業をしていたが、今は4クラス。しかも算数に少人数指導が入り、学年会は5人で行っている。事務的なことはもちろんであるが、可能な限り授業の情報交換をしたいと思っている。今のところはそれができているので有難い。 しかも、自分の研究すべきテーマを結局は戴いている。たとえば、今日は算数のTTのあり方であった。来週中まで、方針を提案することに。改めて基本的なことを広く学ぶチャンスなのだ。
夜、「ネットワーク」誌7月号原稿に取り掛かる。
通常通りの6時間授業。目立つ子はどんどん発言をしているが、学級の皆の発言力を育てるのがこれからの自分の役目。授業をするごとに、子供たちの発言が多くなって来ている。鍛えれば、ぐんぐん伸びそうだ。
10日間は、我が家での仕事も学校のものに専念してきた。明日からはそろそろいつものペースに戻そうか。
持ち物、ノートの書き方を確認。学級組織としての当番・係活動も決める。家庭学習も普通通り出す。もう通常ペースだ。クラスは変わらないのだから当然である。意志表示をはっきりとできる子が多いし、組織体としてもしっかりしている学級である。前担任からの最大のプレゼント。そのよさを生かして、これからどんな方向でクラスを作っていくか楽しみだ。
入学式。我が子も同じ学校に入る。このようなめぐり合わせは稀だろう。この仕事をしている限りは、入学式・卒業式にはなかなか出れないものだ。しかもこの日は担任学級の子供たちは休み。おかげで式を楽しませてもらった。ありがたいことである。
埼玉より父が来る。昨日まで秋田の姉夫婦の子供たちの面倒を見ており、帰りに寄ったのである。我が娘の成長に目を細める。今年72歳。話好きの点は変わらず。
総合のテーマ、仮説を考える。どのような方向に持っていくか、楽しみだ。
特別のことをこの一週間のうちにしたわけではない。でも何もする気がおきず。昨日の睡眠不足もあり、ごろごろ。こんな日もある。疲労もあるのだろう。
4年1組36名との出会い。謎解きメッセージ、質問コーナー、教師の施政方針演説といつものパターンで行う。子供たちは真剣な表情で聞いていた。3年生から同じメンバーなので、そうじの混乱もなし。すぐにいろいろな活動を始めることができそうだ。
夜、職員歓迎会。帰宅1時すぎ。
明日の子供たちとの出会いのために準備を完了。今回は謎とき風のメッセージ。新任校での子供たちとの出会い、本当に楽しみだ。
今日は転任者対象の活動もなく、仕事に専念。慣れてきた感じがする。
朝、総合メールマガジン発行。無事継続発行できているのはいいのであるが、内容の工夫と総合HPの立ち上げを急がなければ。
人数の多さから校務分掌が少ないと思っていたが、今日の校内研で総合のキャップを拝命させてもらうことにした。ありがたいことである。昨年が試行で、本格的な立ち上げが今年度である。前任校で立ち上げに関わった経験が生かせる。さらに、大規模校+地域性から考えるとダイナミックな総合が期待できる。
新勤務地の水沢小学校の第一日目である。新任者は一日目に挨拶等の行事があり、いつも大忙しなのであるが、その通りであった。会議や打ち合わせもあり、あっという間に過ぎる。
「ネットワーク」誌の原稿、早朝に仕上げており、よかった。これから一週間は、あっという間に過ぎるだろう。
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