大学教員の日記

2002年02月28日(木)  通知表スタート

 気づいたら2月も終わり。そして通知表(下書き提出日が11日)の評価も急がなければいけないことに気づいた。思いついたら即行動。すぐにスタートする。



2002年02月27日(水)  全員フル回転

 6送会に向けて子供たちは大忙し。人数が少ない学校なので仕方がないが。主催者としての準備、出し物、飾りつけ。全員フル回転である。

 総合メールマガジン、4・5月のラインアップを考える。「編集」をもっと意識しないといけないなあ。それにしても自分のメールマガジンの余裕がない・・・。原稿の文献読みもする。



2002年02月26日(火)  再スタート

 年間計画を終え、仕事も一区切り。締め切りに追われる仕事はここ数日はない。今日ぐらいはゆっくりと再スタートしよう。ということで久しぶりに本屋へ。中谷彰宏氏の言葉がぐいぐい入ってくる。夢を描く。今の自分に欠けているなあ。現実に追われている。



2002年02月25日(月)  年間計画作成

 昨日から取り組んだ年間計画、今日でほぼ完成。先週行った社会科研究授業の学級通信をワードで作成。このまま次のHP更新の時にアップさせる予定。(本当は、正確な記録をアップしたいところであるが・・・)



2002年02月24日(日)  仕事づけ2

 今日も仕事づけ・・・と思ったが家の方が優先。でも、「子どもと教育」誌原稿と教育研究所所報原稿を仕上げる。夜からようやく年間計画に取り組む。これでようやく追いつくのだ。

 大型電器店に行ったら、アルバイトをしていた教え子にばったり。今大学で日本文学を専攻とのこと。この子たちは今年20歳になる。卒業時一つの約束をしていた。「20歳の自分あてに書いた手紙を担任(私)が保管し、20歳の時に送る」というものだ。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」からヒントを得たもの。この子は転居の可能性があり心配していたが、同じ学区内に家を建てたとのこと。無事、送ることができる。楽しみだ。



2002年02月23日(土)  仕事づけ

 下閉伊社研のために、他の仕事にしわ寄せが・・・。今日はその遅れを取り戻す日。HP更新・学級通信2日分・学校の研究アンケート結果打ち込み・今年度の研究の結果と課題&来年の研究計画作成・「体験!メディアのABC」報告書作成・メールマガジン編集、そして急遽依頼されたパブリックコメントと、キーボード打ちまくりであった。これでも、まだ追いついていない。明日で何とか追いつくかな?

 『ゲストティーチャーと創る授業』が送付されてくる。7ページ分の原稿を執筆したもの。形になると嬉しい。



2002年02月22日(金)  ささやかな歴史的瞬間・研究授業・社研発足

 自分にとっては大きな日であった。12月より準備を進めてきた下閉伊社研の発足、同時に社会科の研究授業である。

 研究授業では、前時の反省を生かしてグラフを考える時間を増やす。子供たちの読み取りは今一つと思った(よりよいグラフではないことも起因)が、それでも参観者からは「これだけ読み取るのはすばらしい」という声もいただいた。単元の流れ、授業の意図は参観者にはわかりやすかったようである。課題はもちろんある。それは自分が一番知っている。

 今回感動をしたのは「人とのつながり」である。社研発足にあたり、いろいろな方のご協力をいただいたこと。チームワークという言葉の重みを本当に感じる。さらに「総会だけだと人は集まらない」ということで、研究授業も組み入れたが、「会員にはならないが先生の授業を参観したい」という方が4人もいたこと。さらに、会員34人のうち、22人も参集したこと。そして、研究授業の感想を10人も書いてくださったこと(しかも会終了後に書いてくださっていた)。

 一つの組織をいろいろな方のご協力で立ち上げた。ささやかな歴史的瞬間である。いい経験であった。



2002年02月21日(木)  授業参観&「体験!メディアのABC」

 今年度最後の授業参観。学級会で楽しく意見交換。親御さんも何度も笑う。同時に「体験!メディアのABC」の19回「構成」の授業も開始。実践・報告をする授業だ。明日の事務的な準備、資料の準備、細案も何とか終わる。とにかくいろいろなことを同時進行。



2002年02月20日(水)  研究授業前時

 今日が研究授業前時の授業。子供たちはよく考え、発表をするのであるが何か物足りない気がする。事例を調べるという部分が少ないからと感じる。この点は改善しなければいけない。必死に調べ、自分の考えを出す。そんな授業にしたいなあ



2002年02月19日(火)  ゲスト・ティーチャー

 今日、社会科の授業でゲスト・ティーチャーを招く。三陸北部森林管理署長さんである。森林の育成に従事する人の仕事を学ぶということで依頼をしたら、署長さん自らが来てくださった。説明が20分、質問が20分といういつものパターン。質問で子供たちの理解がどんどん深まっていくのがわかった。

 授業後の雑談で署長さんが「いやー、感動しました」と話されていた。これは子供たちも同じであろう。

 社研会員締め切り。最終的には30名になった。何とか形にはなったなあ。



2002年02月18日(月)  社研準備

 研究授業の指導案、昨日遅くまでかかり何とか仕上げる。今日は事務的な準備。文書修正、連絡、印刷・帳合。授業の参観者も20名程度になりそうだ。この時期の呼びかけであるし、学校事情もある。来ていただけることだけでも感謝・感謝である。



2002年02月17日(日)  何のための帰省か…

 土曜日の4時ころ帰り、日曜日の3時には出発。丸一日もいれず。午前中はメールマガジンの編集、夜は研究授業の指導案作成。続々と仕事が入ってくるが、睡眠不足は避けたいなあ・・・。



2002年02月16日(土)  雑誌ななめ読み

 退庁寸前に本屋さんが3月号雑誌を持ってきた。一気に斜め読み。新しい流れの特集に注目。「教師はいつの時代でも研修しなければいけない」と感じる。

 22日の下閉伊社研発足に向けて、会員募集をさらに各学校に依頼。授業も行うが、当然これも事務局として必要な仕事。さっそく何人か反応がある。副読本でお世話になったメンバーである。有難い。



2002年02月15日(金)  指導案作り開始

 22日の研究授業に向けて指導案作り開始。今回は授業だけに専念できるわけではない。会発足事務局としての仕事も同時進行。来週はその面で時間を費やすので、何とか日曜日まで指導案は完成させたい。

 3月号の雑誌も送られてきた。今月は「ネットワーク」誌に「小学生が作る地域のCM」が掲載。この実践ではいろいろなところで文章化をしたが、今日、市教育研究所広報での依頼原稿が来ていた。ん〜、一つのネタで何度も何度も繰り返しているなあ。

 「教育研究」の長谷川康男氏のエッセーがおもしろかった。今から100年近く前の「当校教員注意要項」。今でも十分に通じるものばかりだ。



2002年02月14日(木)  楽しい!教材研究

 珍しく放課後、学校で余裕があったので1時間ほど教材研究。インターネットで調べたり、電話で問い合わせをしたり・・・。社会「森林」である。楽しいなあ。何といっても自分の知識も増えるのだから。来週、営林署長を招いた授業を行うことにする。研究授業は、えりも町の緑化事業にする。単元構成は、もう少し考えなければ。
 
 夜、副読本の手引きの前段を執筆。これで本当に終わりかな。副読本の方は。



2002年02月13日(水)  教育センター発表&山極隆氏の講演

 今日は県教育センター発表。朝軽くリハーサルをして臨む。
 「研究発表」といえども、「実践発表」に近くなってしまうのは否めない。助言で「仮説との整合性を」とあったがもっともである。発表者が一番よく知っている。ただ、自分としてはとても楽しく発表をすることができた。親友のS氏からは、「一言で言ってメリハリのある人間味あふれるいい発表。センター発表は、どうしても堅い、おもしろみがない、という常識をうち破った発表。」と過分な評価をいただく。感謝。

 情報教育だから知人は少ないと思っていたが、軽く10人以上はいた。発表終了後、次々とあいさつ。反応は上々。お世辞でも嬉しい。

 それよりも今日の山極隆氏(玉川大学)の講演、インパクトがあった。これからの学校のキーワードは、「公開」「説明責任」と痛感。力量のある教師が残る時代になるのだ。

3時間かけて宮古に帰る。頭がフル回転のままなので、チャンスと思い、連載メールマガジンの原稿を1本、仕上げる。



2002年02月12日(火)  研究授業単元スタート

 昨夜、研究授業単元を大まかに構成をしたので、研究授業単元をスタートさせる。導入単元である。子供たちの発表は活発。研究授業本番は森林保護に関わる「人」に焦点を当てるつもり。

 明日の発表のため授業後、年次をもらい水沢に帰る。これが正解。この冬一番の寒さで道路が凍りつき40KM運転。4時間かかった。



2002年02月11日(月)  研究授業の準備

 午前中、「体験!メディアのABC」の報告書を送る。19回目の回の実践が研究授業前後になりそうである。同時に二つの大きな授業の準備となる。早め早めに他のことをしなければ。

 さっそく夜から研究授業の準備をスタート。10日後か。かつては1ヶ月前からしていたが、今はこれが限度。



2002年02月10日(日)  思うようには…

 「教材開発」の原稿執筆、センター発表の構想を練る。これで今日の仕事は終了。2日間でどんどん仕事が進むと思っていたが、そんなにうまくはいかない。



2002年02月09日(土)  訃報

 朝、前の同僚であった先生の訃報を知る。享年52歳。入院は知っていたが・・・・。若すぎる。数ヶ月前までの笑顔を知っているだけに何ともつらい。あちこちに連絡。合掌。



2002年02月08日(金)  ミニ休暇

 明日からミニ休暇。3連休。そして13日がセンター発表なので、1日だけ宮古にいて水沢に戻れる。ありがたい出張だ。



2002年02月07日(木)  ユーモア

 昨日に続き、教材開発の文献研究。今回のテーマはユーモアである。
 このテーマで思い出すのはやはり有田先生である。初めて見た有田学級での授業。3年生であったが、もう大笑いの連続であった。14年も前だ。むろん、知的な大笑いである。

 自分の研究授業、笑いは確かに増えた。でも、とてもとても大笑いではない。ユーモアの腕も磨かれるものであろう。



2002年02月06日(水)  研究主任研

 今日の午後は市の研究主任研。来年の公開校の2校のレポートが参考になる。一つは総合のオーソドックな理論と実践、もう一つは人権教育。本校にどちらも必要な部分である。オーソドックスな理論とそして先進的な教育。両方が噛み合ってよりよい教育となる。

夜、「教材開発」誌の原稿の文献読み。



2002年02月05日(火)  来年度の総合の方向性

 木曜日の校内研に向けて、今後の総合の方向性の案を作る。以前考えたものの修正である。校内の今までの実践は、ある程度方向性が定まっているが、来年度からの本格実施に向けて、強力な理論的バックボーンがほしい。いやそれを創らねば。



2002年02月04日(月)  研究主任研報告書作成

 あさっての研究主任研の報告書を作る。国語の伝え合う力がテーマである。
 全員一回は研究授業を行い、成果は確認できた。その点では進歩が見られる。
 ただ、研究授業以外の積み重ねという部分は厳しい。日常の積み重ねこそが大切なのだが・・・。これは課題である。



2002年02月03日(日)  日曜日ではあるが

 休日であるが(休日だから?)、溜まってしまった仕事を片付ける。社会科副読本の手引きの修正、学力テストの分析資料作成。学校の仕事に、ようやく追いついたかな。
夜宮古に戻ってから総合メールマガジン編集。少しずつリニューアルを進める。



2002年02月02日(土)  レポートアップ

 一週間ぶりのホームページの更新。「最低週に一度は更新する」というのを目標にしているが、このごろは最低限のレベルで何とか維持できている。
今回から発表のレポートを順次アップ。これからは、何かしらの授業実践をアップするようにしたい。



2002年02月01日(金)  家での仕事オフの日

 今日は家での仕事はなし。痛飲。
 仕事日記、1ヶ月書き通した。「見ています」という声もいくつか。有り難い。


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