苦を以て 苦を捨てんと欲す
『妙法蓮華経方便品第二』
恋愛は戦争のようなものである。 はじめるのは簡単だが、 やめるのは困難である。
(メンケン)
過去にしがみついて前進するのは、 鉄球のついた鎖をひきずって歩くようなものだ。
(ヘンリー・ミラー)
ばかの愚かな行いは、 いつも、知恵者の砥石になるものですわ。
『お気に召すまま』シェイクスピア
どうかしましたか。 誰かにそう言われる時は、 必ずどうかしている。
『不機嫌な太陽』串田孫一
友人に不信をいだくことは、 友人にあざむかれるよりも、 もっと恥ずべきことだ。
(ロシュフーコー)
苦悩を突き抜けて歓喜に至れ。
(ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン)
きれいな気持でいよう
花のような気持でいよう
『ねがい』八木重吉
冬の夜の星君なりき 一つをば云ふにはあらず ことごとく皆
(与謝野晶子)
丸うならねば思う事は遂げられまじ。
(樋口一葉)
良い妻というものは、 夫が秘密にしたいと思っている些細なことを、 常に知らぬふりをする。 それが結婚生活の礼儀の基本である。
(サマセット・モーム)
我々は暴力に訴えない。 憎しみによって我々自身の価値を落とさない。 憎しみからは愛は生まれない。
(マーティン・ルーサー・キング)
克服できない障害を前にして頑固にふるまうのは、おろかなことだ。
(ボーヴォワール)
人は年と共に澄んでゆくものである。
『私の詩と真実』河上徹太郎
私たちは、聖者と違って、 自分の敵を愛すのは無理かもしれない。 けれども、自分自身の健康と幸福のために、 少なくとも敵を赦し、忘れてしまおう。 これこそ賢明というものだ。
『道は開ける』デール・カーネギー
話を切り出す順番 ゆずってくれたから 僕のことばかり聞いて 結局 君は後まわし いつも通りに 大きく手を振ってくれた後 歩いて帰る君の いつもより小さい背中
寂しがり屋はいつも 僕に笑ってくれた 自分より寂しい人が これ以上増えないように
そんな君に 少しも気がつけなかったけど 一番伝えたい言葉は 「ごめん」じゃなくて「ありがとう」
ポケットに手を入れながら 歩く癖のわけは いっぱい詰め込んだ気持ちを こぼさないように
何だかわからないけど すごく胸が痛いよ 同じように感じてるなら 慣れるまで我慢なんてもうさせない
今度また僕から先に 話し出したとしても 口を手でふさいで 君の言葉を逃がしてよ 言葉にならなくてもいいから
『素直』槇原敬之
赤ん坊のいる家族と、 赤ん坊のいない家族は、 互いに互いのことを気の毒がっている。
(エドガー・ハウ)
心の中にある絵を、しばらくの間、 逆さまに懸けてみるのはいいことだ。
(ヘルマン・ヘッセ)
得て何ぞ喜ぶに足らん
失いて何ぞ憂うるに足らん
『三国志』
だれに対しても、 不正を不正でもって、悪を悪でもって、 埋めあわせてはいけない。 よしんば、 その相手にどれほど苦しめられていようと、である。
(プラトン)
絶対勝つと思ったら、勝つ。 高く昇ろうと思ったら、高いところを思え。 自分に自信を持て。 人生の戦いでは、必ずしも強いものと速いものが勝つわけではない。 勝つ人間は、たいがい、勝てると思っている人間である。
(アーノルド・パーマー)
馬鹿を一ぺん通ってきた利口と、 始めからの利口とは、 やはり別物かもしれない。
(寺田寅彦)
"Tradition" is very often an excuse word for people who don’t want to change.
「伝統」という言葉は、 変わろうとしない人間が、言い訳にとてもよく使う。
(レッド・バーバー)
人生を歩むうち、 わたしには一つの事がますます明らかになってきた。 それは、開かれた心を失わないことが 人間にとって何よりもたいせつだということである。 正しく開かれた心は、もっとも貴重な人間の財産である。
(マルチン・ブーバー)
最近うそをついたことがない、 というほど良心的なひとであっても、 なんらかのかたちで自分自身にうそをつかなかったかどうか 考えてみる必要がある。
『平気でうそをつく人たち』M・スコット・ベック
白鳥は悲しからずや
空の青 海のあをにも染まずただよう
(若山牧水)
一切の気取りと、背伸びと、山気を捨て、 自分はこれだけの者、という気持ちでやろう。
(尾崎一雄)
It’s when you burn a slow fire and save fuel that life’s not worth having.
燃料を節約して炎を静かに燃やすようなら、 人生は意味がないものになる。
(D・H・ロレンス)
この世のもっとも純粋な喜びは、他人の幸福を見ることだ。
(三島由紀夫)
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