知は愛、愛は知。
(西田幾多郎)
結婚するときはこう自問せよ。 年をとってもこの相手と会話ができるだろうか。 そのほかは年月がたてばいずれ変化することだ。
(ニーチェ)
他の人に一生懸命サービスする人が、最も利益を得る人間である。
(カーネル・サンダース)
なにかが成し遂げられるときには、かならず、 その使命のほかには何も考えられない偏執狂的な人間がいるものだ。
(P・F・ドラッカー)
自由とは、あらゆる虚像の中でもっとも虚偽的なものだ。 なぜならほんのわずかな理性の光をあてるだけでも、 自由の獲得だけでなく、 そもそも自由の存在さえ不可能であることが、 確実に示されるであろう。 宇宙にそのようなものは存在しないし、また決して存在しえない。 星々にもないし、地上にもないし、海にもない。 我々人間が自由という外見や戯画を持っているのは、 我々に与えられた最も重い罰にすぎないのである。
(ジョン・ラスキン)
愛がもっとも気高くもっとも神聖な行為であるのは、 愛がその中に愛でないものまでも包み込んでいるからだ。
(斉須政雄)
隣人の言葉や行為や思想に気を使わず、 自分自身の行為が正しいかどうか、 敬虔であるかどうか、 良いかどうかについてだけ心を砕く人間は、 なんと多くの余暇に恵まれることか。
(マルクス・アウレリウス)
人間、どん底まで行けばしめたもの。 後は上がるだけさ。
(斉藤茂太)
愛する相手に借りがある。 いつもそう感じている人こそ、本当に愛しているのです。
(ラルフ・W・リックマン)
自分自身からそれを得るのでないなら、 どこへ行って得ようというのか。
(仏陀)
ぼくが ここに いるとき
ほかの どんなものも
ぼくに かさなって
ここに いることは できない
『ぼくが ここに』まど・みちお
「教えていただきたいんですけど、ここからどっちへ行けばいいの」
「それは、君がどこへ行きたいかでほぼ決まるな」とその猫は言った。
『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル
幸福は人格である。
『人生論ノート』三木清
秘訣は、繁栄が向こうからやって来るまで絶対に死なないことだ。
(リー・アイアコッカ)
驕るものは心ではなく、小さな頭脳である。
(長与善郎)
聴くことを多くし、 語ることを少なくし、 行なうことに力を注ぐべし。
(成瀬仁蔵)
信じるなよ、 男でも、女でも、思想でも。 ほんとうによくわかるまで。 わかりがおそいってことは恥じゃない、 後悔しないためのたった一つの方法だ。
『戦争と人間』五味川純平
あなたの許可なくして、 誰も、あなたを傷つけることはできない。
(エリナー・ルーズベルト)
天理に叶う時、富貴来る。
(二宮尊徳)
信念は嘘よりも危険な真理の敵である。
(ニーチェ)
試練の日々は教えてくれた。 人生があらゆる面で無限に豊潤であり美しいことを。 そして人は取るに足らないささいなことを、 くよくよ思い悩んでいるのだと。
(イサク・ディーネセン)
何びとも信用しない者は、 己れ自身が信用されないことを知っている。
(アウエルバッハ)
あらゆる生あるものの目ざすところは死である。
(フロイト)
絶望は人生に必ずつきまとうものだ。 絶望しないような人間は、ある意味でたよりない人だといえる。 なぜなら、小さな自己に満足し、なんらの努力も考えごともしない人に、 絶望は起こりえないからだ。
(亀井勝一郎)
始まりは、どんなものでも小さい。
(マルクス・トゥリウス・キケロ)
井戸の水を飲むとき、井戸を掘った人の苦労と努力を思いながら飲む。
(中国のことわざ)
愛は、自己本位でなく、理解があり、やさしい。 何故なら、愛は頭ではなく、心で見るから。
(ヘレン・スタイナー・ライス)
羊飼いは羊たちに向かって次のように説得するのが常だ。
「僕の利益と君たちの利益は一致している」
(スタンダール)
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