真実は、心の中にある。 人は、それを探し求めて、 真実により、導かれなければならない。
(マハトマ・ガンジー)
ある事をこちらが気にもとめなければ、それでその事は力を失う。 ある事に腹をたてるというのは、それが事実だと認めたしるしである。
(タキトゥス)
空を飛べると信じていたから、逆に苦しんでいた。
(ライト兄弟)
わかるだろうか? 人生に解決なんてないのだ。 ただ、進んでいくエネルギーがあるばかりだ。 そういうエネルギーを作りださねばならない。 解決はその後でくる。
(サン・テグジュペリ)
乾季の湖、一適づつ水は減っていく。 悟りに近づくにつれ、自我のことは考えなくなるように。
(ラーマクリシュナ・パラマハンサ)
神は無形というのも、真実。 神は有形というのも、真実。 どちらか、信じていればいい。
だが、こうは思ってはいけない。 これは正しく、ほかは間違いと。
(ラーマクリシュナ・パラマハンサ)
与えてください。 あなたの心が痛むほどに。
(マザー・テレサ)
人は、考えることが少ないほど余計に喋る。
(モンテスキュー)
一番立派なことは、生涯を貫く仕事を持つことである。 一番淋しいことは、する仕事のないことである。 一番美しいことは、全てのものに愛情を持つことである。 一番醜いことは、他人の生活をうらやむことである。 一番惨めなことは、人間としての教養のないことである。 一番尊いことは、人のために奉仕して恩にきせないことである。 一番悲しいことは、嘘をつくことである。 一番素晴らしいことは、常に感謝の念を忘れぬことである。
(福沢諭吉)
…… 陽 の裏に 陰
陽は、表に現れたもののこと。 陰とは、裏に隠れたもののこと。 陽が現れるとき、陰は隠れている。 陰が現われるとき、陽が隠れている。
ふと、口から飛び出たものは、 ずっと、心から願い続けたもの。 なぜ、そう言わないといけないか。 それを探ると、彼の心の内が分かる。
つとに、心に封じ鎖すものは、 つとめて、口を固く閉ざすもの。 なぜ、それを話すのをためらうか。 それを辿ると、我が本の意が見える。
陽は陰となり、陰は陽となる。 良く観れば、陽の中に陰があり、 良く察すれば、陰の中に陽がある。 太極図とは、宇宙の仕組を現わす型。
『哲学之道』濱正晃
森羅万象が陽と陰の要素によって成り立っているという考え方です。陽は行き着くと陰になり、陰は行き着くと陽になります。したがって、なにが陽でなにが陰かと分類することはあまり意味がありません。とはいえ、まず、陽をポジティブ、陰をネガティブと考えると、分かりやすいかもしれません。
何かを得ると、必ず何かを失います。逆に何かを失うと、必ず何かを得ます。また、陽を変化するもの、陰を変化しないものと考えても結構です。問題意識は変化の中で起こりますが、その中で変わらぬものもあるはずです。さらに、陽を顕在化したもの、陰を潜在化しているものとも考えられます。事故が起こった場合、発生した災害を陽、発生しなかった災害やこれから起こるであろう二次災害を陰と考えます。
このように、太極的世界観は、課題を陽と陰の要素に冷静に分析することによって、日常的思考では、見つけにくいものを浮かび上がらせてくれます。
『未斎易』解説より
賢明に思慮をめぐらし、 愚かに行動し、 私は一生の日々を送った。
『箴言と警句』グリルパルツァー
誰もが、自分の考えている本当のことを発言する権利を有するし、 誰もが、それを破壊する権利を持つ。
『ボズウェルの生活』サミュエル・ジョンソン
真理はつねに迫害に打ち勝つという格言は、 実際、あのほほえましい虚偽にすぎない。 つまり、人から人へと口真似されて、ついには決まり文句になるが、 あらゆる経験によって反駁されるあの虚偽である。 歴史は、真理が迫害によって踏みにじられた実例に満ちている。
『自由論』ジョン・スチュアート・ミル
他人の罪は目の前にあるが、自分の罪は背後にある。
(レーヴ・ニコラエヴィチ・トルストイ)
ものごとを面白くするための5Kというのがある。
好奇心 観察力 行動力 向上心 謙虚
とくに謙虚は大事。 最初のワクワクした気持ちを忘れないことです。
(東儀秀樹)
握ったこぶしを開けば、怒りも消える。
(アラン)
われわれは、人間の美しさ強さをありがたがるが、 しかし、同時に人間の醜さや弱さもありがたがっていいのじゃないだろうか。
(武田泰淳)
自分を待っている人生を得るためには、 自分が計画した人生を捨てる気持がなければならない。
(ジョーゼフ・キャンベル)
大体人生相談してくるのは、相談前にもう自分で答えが決まってるのが多い。
(寺山修司)
火が光のはじめであるように、常に愛が知識のはじまりである。
(カーライル)
勝利者が勝ち取るものは敵意である。 敗れた人は苦しんで萎縮する。 心穏やかな人は、勝敗を捨てて安らかに過ごす。
『ダンマパダ 201』
自分が何を探しているかは、 向こうが自分を見つけてくれるまではわからないものだ。
『歌う石』O・R・メリング
いっさいの迷いなど生まれつきでも何でもない。 我欲で迷っているにすぎませんぞ。
(盤珪水琢)
結婚は恋愛の墳墓であるかもしれない。 しかし夢から覚めた後の人生の門出だとも言える。
(下村湖人)
恋には四つの種類がある。 情熱の恋、趣味の恋、肉体の恋、虚栄の恋。
(スタンダール)
自分の外の力に頼れば頼るほど、あなたはその力にますます支配される。
(ハロルド・シャーマン)
あなたがした選択は、あなた自信である。
(ジャン・ポール・サルトル)
努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。
(井上靖)
あれこれしないで見守ることは、 物を買ってやったり、何かをしてやったりするより、 ずっと難しく愛情のいることです。
(あるPTA文集より)
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