もっとも重要なことは、自分ひとりで決めるべきだ。
(正力松太郎)
本を読むことが読書なのではありません。 自分の心のなかに、失いたくない言葉の蓄え場所をつくりだすのが、読書です。
『読書からはじまる』長田弘
あなたの心の中に降りてゆけ。 あなたが何者か、何者であらねばならないかが、そこに書かれている。
(ジェマイマ・ウィルキンソン)
You shouldn’t take the fence down until you know the reason it was put up.
壁がつくられた理由を知るまでは、壊してしまうべきではない。
(G.K. チェスタトン)
私は私の意見をのべる。 それがよいからではなく、 私自身の意見であるからだ。
(ミッシェル・ド・モンテーニュ)
信じる者には、何の証明もいりません。 信じない者には、どう証明しようにも、証明しようがありません。
『聖なる智恵の言葉』ジョン&リン・セントクレアトーマス
我々がある人間を憎む場合、 我々は彼の姿を借りて 我々の内部にある何者かを憎んでいるのである。 自分自身の中にないものなんか、 我々を興奮させはしないものだ。
『デミアン』ヘルマン・ヘッセ
求むるところなき愛、これが我々の魂の一番高い、一番望ましい境地である。
(ヘルマン・ヘッセ)
If the first button of one’s coat is wrongly buttoned, all the rest will be crooked.
最初のボタンをかけ違えると、残りのすべてもそうなってしまう。
(ジョルダーノ・ブルーノ)
汝、この生きている謎を解くためには、それを愛さなければならない。
(アンリ・フレデリック・アミエル)
幸せな人生を送るための3つの基本、
それは、
何かをすること、
何かを愛すること、
そして、
何かを望むこと。
(ジョセフ・アディソン)
私たち人間にとって、 森羅万象はつねに何らかの意味を担った現象、 すなわち<意味=現象>として現出している。 (中略) 認知されるものは同時に意味であり現象であって、 この二つは不可分離である。
(丸山圭三郎)
行水にも淵瀬あり、人の世に窮達なからめやは。
『さをのしづく』樋口一葉
人生とは今日一日のことである。
(D・カーネギー)
It isn’t that they can’t see the solution. It is that they can’t see the problem.
解決策がわからないのではない。 問題がわかっていないんだ。
『ブラウン神父の醜聞』G.K.チェスタトン
欲するものがすべて手に入りつつある時は警戒せよ。 肥えてゆく豚は幸福なのではない。
(C・ハリス)
諸君が賢明な返答を望むのであれば、 諸君は理性的に質問するのでなければならない。
(ゲーテ)
病むものは汝一人ならざるを知れ。
(内村鑑三)
私は祖国を愛している。 だが、祖国を愛せと言われたら、 私は遠慮なく祖国から出てゆく。
(チャーリー・チャップリン)
愛する勇気がある者には、必ず苦しむ勇気がある。
(アンソニー・トロロップ)
僕は大リーグに勝負をしに来たんです。
(野茂英雄)
偶然は、準備のできていない人を助けない。
(パスツール)
幸福は、あなたが誰か、あるいは、あなたが何を持っているかで決まるものではない。 ただ、あなたが何を考えるかで決まるのだ。
(デール・カーネギー)
無理をするな、素直であれ。 すべてがこの語句に尽きる。 この心構えさえ失わなければ、 人は人として十分に生きてゆける。
(種田山頭火)
僕は夜夢を見るんじゃない。 一日中夢を見ている。 生きる糧として、夢を見ている。
(スティーブン・スピルバーグ)
美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。 美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい。
(オードリー・ヘップバーン)
もう思いわずらうのはやめろ。 なるようになる。 すべてがなるようになる。 ただ人間は、 それを愛しさえすればよいのだ。
(ロマン・ロラン)
冗談による笑いは、世界を開き、 これまでと異なる見方を一瞬に導入するような効果をもつことがある。 八方ふさがりと思えるとき、 笑いが思いがけぬ方向に突破口を開いてくれる。
(河合隼雄)
ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを 友人のせいにはするな しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを 近親のせいにはするな なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを 暮らしのせいにはするな そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を 時代のせいにはするな わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ
『自分の感受性くらい』茨木のり子
人間の関係というのは終わるんじゃなくて、ただ形を変えるだけだと。
『死者との誓い』ローレンス・ブロック
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