人生でぶつかる問題に、そもそも正解なんてない。 とりあえずの答えがあるだけです。
(養老孟司)
学ぶとは、心に誠実を刻むこと。 教えるとは、ともに希望を語ること。
(ルイ・アラゴン)
喜びの声を発すれば喜びの人となり、 悲しみの声を発すれば悲しみの人となる。
(内村鑑三)
あたたかい心で人のなかに住め。 人のあたたかさは、自分の心があたたかでいなければ分かる筈もない。
『宮本武蔵』吉川英治
Good teachers are costly. Bad teachers cost more.
良い教師を雇うと高くつく。 悪い教師はもっと高くつく。
(ボブ・タルバート)
真理という石を拾うには、身をかがめなければならない。 難しいのは、身をかがめることなのだ。
(ユダヤの格言)
「負けました」といって頭を下げるのが正しい投了の仕方。 つらい瞬間です。 でも「負けました」とはっきり言える人はプロでも強くなる。 これをいいかげんにしている人は上にいけません。
(谷川浩司/棋士)
スプートニクに乗って、宇宙に飛ばされたライカ犬のことを思えば、 僕の不幸なんてちっぽけなものだ。
『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』より
幸福を得る唯一の方法は、幸福を人生の目的とせず、 幸福以外の何かを人生の目的とすることである。
(J・S・ミル)
災難に逢時節には、災難に逢がよく候 死ぬ時節には、死ぬがよく候 是ハこれ災難をのがるゝ妙法にて候
(良寛)
愛は欠けたるものの求むる心ではなく、溢るるものの包む感情である。 人は愛せらるることを求めずして愛すべきである。
『愛と認識の出発』倉田百三
善悪の分かれ目とは、自己を愛する「愛」と他を愛する「愛」のあいだにあるのです。
『稲盛和夫の哲学』稲盛和夫
私は何ものにも囚われたくない。 囚われるということの一面には、 みずから亡びるということが暗示されているように思われる。
(宮城道雄/筝曲家)
One cannot collect all the beautiful shells on the beach.
人は、海辺の美しい貝がらを、すべて集めることはできない。
(アンネ・モロー・リンドバーグ)
明確な目標を定めたあとは、執念だ。 ひらめきも執念から生まれる。
(安藤百福)
人生とは、その時々に自然に変化し、移りゆくものです。 変化に抵抗してはなりません。 それは悲しみを招くだけです。 現実を現実として、あるがままに受け入れなさい。 ものごとをそれが進みたいように、自然に前に流れさせてやりなさい。
(老子)
いままでと同じことをずっとしていたら、 いままでと同じものをずっと受けとりつづけるだけだ。
(カレン・サンマンソン)
世間には、悪い人ではないが、弱いばかりに、 自分にも他人にも余計な不幸を招いている人が決して少なくない。
(吉野源三郎)
“空気”が物事を決める。
『空気の研究』山本七平
そこにたどりつこうとあせってはいけない。 「そこ」など、どこにもないのだから。 本当にあるのは「ここ」だけ。 今という時にとどまれ。
『ネイティブ・アメリカン 聖なる声』
他人の罪は目のまえに見えるが、自分の罪は背後にある。
(トルストイ)
一日延ばしは時の盗人である。
(上田敏)
An obstinate man does not hold opitions - they hold them.
頑固な人間が意見を手放さないわけじゃない。 その意見の方が頑固な人間を手放さないのだ。
(サミュエル・バトラー)
「一喜一憂」をのぞいて、我々の人生にいったい何が残るというのか?
(野中日文)
深呼吸するには、その前にすることがある。 まず、立ち止まること。 そして、背筋を伸ばすこと。 それから深呼吸して、 自然がくれる時間を受け止めるのです。
(長田弘)
Happiness is a way of travel, not a destination.
幸せとは、旅の仕方であって、行き先のことではない。
(ロイ・M・グッドマン)
正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気付いているほうがいい
『祝婚歌』吉野弘
野球がうまくなりたいのなら、いい道具を持て、グラブを磨け、宿題をちゃんとやれ。
(イチロー)
人生は、ただの影法師の歩みだ。 哀れな役者が短い待ち時間を舞台の上で派手に動いて声張り上げて、 あとは誰ひとり知る者もない。
(ウィリアム・シェイクスピア)
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