今日にして今日足る
更に来日を期せず
此処にして此処足る
別に外を求めず
生涯ここに全し
『人となる道』慈雲
「ありえない」なんて事はありえない。
『鋼の錬金術師』荒川弘
あるがまま雑草として芽をふく。
(種田山頭火)
すべての日々の中でいちばんもったいないのは、笑わなかった日である。
(シャンフォール)
自分自身を認識したければ、他人のふるまいを見るがいい。 他人を理解したければ、自分自身の心の中をのぞくがいい。
(シラー)
Often the test of courage is not to die but to live.
しばしば、勇気は、死ぬことでなく、生きることで試される。
(ヴィトリオ・アルフェリ)
恋に狂うとは、ことばが重複している。恋とはすでに狂気なのだ。
『シェイクスピアの女たち』ハイネ・ハインリッヒ
最初の一歩を踏み出しなさい。 階段全体を見る必要はない。 ただ、最初の一段を上りなさい。
(マーティン・ルーサー・キング)
君、時というものは、それぞれの人間によって、それぞれの速さで走るものなのだよ。
(シェークスピア)
知足は不足の中に在り、 満足の人は、猶其の上を貪る故に、知足を知らず、 唯士は銀持たぬがよし。
『翁草巻二百』神沢杜口
愛は幸運の財布である。与えれば与えるほど中身が増す。
(ミュラー)
Never trust your tongue when your heart is bitter.
あなたの心が苦いとき、決して、あなたの舌を信じないように。
(サミュエル・J・ハーウィット)
人間の死亡率は100%
『死の壁』養老孟司
現代人の欠点は、自分の職業に愛と誇りをもっていないことである。 多くの人が職業を必要悪、のろうべき苦役と考えている。
(ロダン)
恋とは、われわれの魂の最も純粋な部分が 未知のものに向かっていだく聖なる憧れである。
『断片』ジョージ・サンド
In three words I can sum up everything I’ve learned about life: It goes on.
人生で学んだすべてのことは、この三語にまとめることができる ― つづく。
(ロバート・フロスト)
内面で向き合わなかった問題には、いずれ運命として出会うことになる。
(カール・ユング)
君去春山誰共遊
君去らば 春山
誰と共にか遊ばん
『三体詩』劉商
人生にはふたつの形態しかない。 腐っているか、燃えているか。
(マクシム・ゴーリキー)
道のありがたみを知っているものは、道のないところを歩いたものだけだ。
(大島亮吉/登山家)
Whatever comes, this too shall pass away.
来るものは何でも、必ず去っていくのだ。
(エラ・ウィラー・ウィルコックス)
今今と 今という間に今ぞ無く
今という間に 今ぞ過ぎ行く
(道歌)
読書は、一人のようで一人ではない。 本を書いている人との二人の時間である。
『読書力』斎藤孝
よく眠れ。不可思議な時というものの作用にお前たちを打任してよく眠れ。 そうして明日は昨日よりも大きく賢くなって、寝床の中から跳り出して来い。
『小さき者へ』有島武郎
彼れも一時なり、此れも一時なり。
(孟子)
正しく強く生きるとは 銀河系を自らの中に意識して これに応じて行くことである。
『農民芸術概論』宮澤賢治
寛大になるには、年をとりさえすればよい。 どんなあやまちを見ても、自分の犯しかねなかったものばかりだ。
(ゲーテ)
わたしはもう、だれとも結婚したいとは思わない。 ただ、とても大きな牝猫と結婚してみたいな、と思うことはある。
『夜明け」コレット
生命とは虚無を掻き集める力である。 それは虚無からの形成力である。 虚無を掻き集めて形作られたものは虚無ではない。
『人生論ノート』三木清
待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね。
(太宰治)
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