ひとりカーニバル
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第六感、というものがある。
五感以外で感じる感覚のことで、直感や霊感のことを指して言ったりする。先日、私はこの第六感が働いたのを、確かに感じたのだ。
それは深夜のことだった。
家族は寝静まり、起こすといけないからと明かりを付けず、廊下の暗闇の中をヒタヒタと歩いてトイレに向かった。暗闇とはいえ、そこは勝手知ったる我が家。いくつか段になっているところを確実に降りていった。が、ある段に足を踏み下ろす瞬間。サッと私の頭の中に映像と共にある言葉が浮かんだ。
「ゴキブリを踏む」
そしてそれは現実となった。
後から「すげえ、あれを第六感っていうのかな」と思ったが、それがまったく生かされていない、結局ゴキ踏んだ、という事実で「意味がなかった…」というやるせなさに包まれた。
栗を使ったお菓子が食べれるようになった。
モンブラン・栗まんじゅうなどの、栗を使ったお菓子がどうも苦手で、今までなるべく避けるようにしてきた。不覚にも口にしてしまった時は、食べるのを直ちに中断し、陰でそっと紙に出して捨ててしまう始末だ。
それが最近、食べれるようになった。きっかけはささいなことだった。エイヤと思って食べた栗菓子がいたくおいしかったのだ。現時点で4種類ぐらいの製品を食べた。いずれもおいしい。
食べた中にモンブランが入っているが、お店によって、味や様の変ったものが星の数ほどあるモンブラン。栗羊かんにしても然り、栗まんじゅうにしても然りだ。
栗菓子が食べれるようになったことで、広がっていく世界。
機会があればマロングラッセなどにも挑戦したい。
人参とこぼうのキンピラを作ろうと思いたった。
しかし冷蔵庫を調べると、人参は充分あるのだがごぼうの量が少ない。ので、じゃが芋とレンコンを加えて量増しすることにした。人参・ごぼう・じゃが芋・レンコン、という賑やかなメンバーのきんぴら。
さてどうだろう。次に示すのは、出来上がった品の食感だ。
ごぼう………シャキシャキ レンコン……すごいシャキシャキ にんじん……やわらか じゃが芋……すごいやわらか
食感バラエティ。きんぴらであって、きんぴらでない。
じゃが芋に至っては、形を成していないものも多数見られる。細く切り過ぎたのと、味を染み込ませる際、時間をかけすぎたことが原因であろう。
眼をつぶって食べれば、主にごぼうとレンコンの存在しか感じられない。約半分が幽霊のような存在。
2005年10月08日(土) |
モンティカルロ 〜まるで大輪のバラ〜 |
ホームセンターの園芸コーナーで、球根を見ていた。
そこで、世の中には”黒いチューリップ”というものが存在するということを知る。その名も
クインオブナイト 「黒き魅惑の女王様」 だ。
副題のようなものまである。「魅惑の」という部分の英語が見当たらないあたり、只の英語訳ではないことが分かる。
種類はコップ咲きチューリップ。よく見られる、スタンダードなチューリップの型といってよいだろう。丸みのある花びらに、平和そのものといった雰囲気、かつ黒。バーガーの中に入ったピクルスを見つけたような気持ち。
他にも、八重咲きチューリップ/モンティカルロ 「まるで大輪の牡丹」 富山名産チューリップ/バレリーナ 「気品の踊り」など、 私のチューリップ観を揺るがす様々な球根のオンパレード。
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