ひとりカーニバル
DiaryINDEX|past|will
薬局で、“ご自由にお持ち帰り下さい”とあったので、「アレルギー性鼻炎に立ち向かう」という小冊子を持ち帰った。
開いてみると、アレルギー性鼻炎に立ち向かうコツが書かれている。「どうする、こうする、何々するのがよい」などのアドバイスに紛れて、
・ 肉食に偏らず、魚や野菜も食べるのがよさそう
と、なんだが占いのアドバイスのようなものまであった。よさそうって、キミね。
未経験の分野の就職相談に行ったところ、30分程話した後その相談員さんが、 「いや〜、溝口さんはこの仕事に向いてるにおいがしますよ」 と言った。
「わたしのこれは、50%くらいの確率で当たります」 とも。
『それって結局、どっちかわかんねぇってことじゃーーん!』とツッコミたいところをぐぐと押さえ、「そうなんですか?ありがとうございます」と無難な返事をしておく。
社会人とはかくも厳しきことであるか。
1週間程旅行のため、不在になります。 その間の穴埋めとして、旧サイトの日記を載せてみました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 5/10 今日、お母さんがネコのノミとりをしていたら、 すけぐしに大きなおなかのノミがひっかかりました。 そのノミは、つかまえられてすぐ、すけぐしの上でたまごを産みました。 おしりのところから小さな卵をたくさんうんだそうです。 どうやら、つかまえられる前、「よし産むぞ」って思ってたみたいです。 それからあと、何匹もとれました。大きなおなかをしたのも、小さいのも。 こんなに何匹も何匹もいたら、またたなごをうんでふやされていくなぁ。 わたしたちで少しでもノミをとってやらなきゃいけませんね。 ネコのチッチもかゆいだろうし、チッチがノミまみれになっちゃいます。 ノミのフンも、ものすごーくたくさんとれるし、一日やそこらじゃとれません。 わたしがネコだったら・・・・・・。う〜〜ん、思っただけでかゆくなっちゃう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー わたしが小学五年生ときに書いた日記です。 何やらノミとりをせねばという使命感を持っているようなことをちらつかせておりますが、 自分から進んでやったためしがありません。 実際この日記中でも母がしており、それを聞いて日記のネタにするというものぐさ加減。 「〜っちゃう」とか言ってもダメです。
台風がやってきた。台風情報を見るため、テレビを見ていた。
テレビ「では、続きましてうんこう情報を、、、」
私「うんこ」「うんこ情報」 父「運行情報」 私「うんこ情報だってサ」 父「運行情報!」
ささやかなこの人生。
ビスケットをかじっていた。ざくざく。ざくざく。
このビスケットは、自分の好きなチーズが入っているので、殊のほかおいしかった。私はおやつタイムを満喫していた。しかし、
「ガッ」
それは訪れた。ビスケットの大きい破片が口の中で縦になり、かじった時に出来るギザギザした断面が、上あごに接触。皮膚を少々削り取った。
これは、エビフライのしっぽが上あごに刺ささるのによく似ている。鉄の味がした。でもビスケットって。ビスケットって。
甘いひとときは、こうして崩れ去った。
リハビリは、ソフトクッキーを食べることから始めようと思う。
サンダルを物色していて、ついてる札にこんな注意書きが。 「本製品は、革製品ですので色落ちは…」
「避けられません」
と。この言い切りはどうだ。製品のマイナス面を、もはや宿命として言い切っている。色落ちすることがあります…などとお茶を濁すのではなく、「避けられない」のである。それでダメなら買ってくれるなという、この潔さ。応用してみたい。
「私たちは人間ですので、髪の後退は…」 「避けられません」
「彼はまだ子どもなので、おもらしは…」 「避けられません」
潔さというよりちょっとの希望とか夢もみない、努力も受け付けない。そんな文が出来上がった。
時として自分を受け入れるとは、こういうことかもしれない。
|