ひとりカーニバル
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プリンタを買った。前使ってたのより断然高速、断然キレイ。
どれほど高速かというと、のせてる机がガタガタ揺れるほどだ。振動が身体に、部屋中に伝わる。かなりせかせか動いている。
どれほどキレイかというと、猫の写真を印刷したらば、ヒゲの先まで鮮明だ。
とりあえず、マーク・ハントの画像を印刷しまくる。Web上をさまよいながら、集めに厚めた画像を高速で印刷、断然キレイ。キャーー!
マイ写真集も出来そうだ。
人はこれを病気という。
嫌いな人、というのは結構好きだ。
双方が嫌い合ってる場合に限るが、相手が思ったことを率直に言ってくるのに対し、こちらも遠慮なく言いたいことを言える。
ある意味気を使わなくていい。
母がパンを買ってきた。チョコパンだと思って買ったのが実はあずきパンで、がっ かりしていた。
チョコップが生地に点在しているのかと思えば、それは豆だったという。
がっかりされながら食べられる、浮かばれないあずきパン。せめて牛乳と一緒に。
ゴッホ ゴッホ(ひまわり) ゴッホ ゴッホ(自画像)
また風邪をひいている。
季節の変わり目、流行するときには忘れずひく。
病院に出かけて行くと、「いわゆる風邪ですね」と言われる。そんなことはわかっとるとですよ。「すなわち肺炎です」とか「裏をかえせば虫歯です」とか、もっとこう気の利いたことを…言われたらイヤですね。
もらった薬は、青・ピンク・白の3色トロピカル。ワーイ、毒っぽーい。こんなの初めて飲むぞ…にがにが。
今回はちゃんと大人しく、ベッドに死人のように横たわっていたせいもあって、ひどい症状は二日で緩和。自分にとっては異例の早治り。
しかし、あの風邪薬は今回初めて飲んだのも事実。“毒をもって、毒を制す”ってこういうことだったのか!と、ひとり納得してみる。
2002年10月12日(土) |
チャーシューの美味しさ |
b-maxさん(以下まっきす)とラーメンを食べに行ったときのことだ。
上にのっかているチャーシューは厚く、箸で切れる程にやわらかい。シャキシャキとしたもやしがうれしい。マスターであるおじさんが「はい、どおぞー」とラーメンを出してくれたのが、印象的だったお店。
身も心も満足。さぁ帰ろうか、とレジでお勘定することに。
ふたり分合わせて、1650円。
まっきすが2千円出してくれたのだが、その時わたしは、自分のサイフの中に650円があるのを見つけたのだ。
「あ。650円あります!」
手のひらにチャリチャリと銭をのせ、渡そうとした瞬間。それを見たまっきすが『魚ッ』(ギョッ、又はウォッ)とした表情になり、わたしの手を押しとどめ、慌ててお店のおばちゃんに言う。
「いいです。それでとってください!」
ワケがわからないまま、そそくさとお店を出たあと。「ナニナニ?わたし何かまずいことした?」と聞くと
「いや…、手に605円持って、『650円あります!』って言ってたから…」 「いくら穴が空いてるとはいえ…」
なにぃ!とサイフを確認すると、なるほど。そこに50円玉のお姿はなく、5円玉の存在がその事実を物語っているのであった。
彼の『魚ッ』としたあの表情は、『見てはいけないものを見てしまった!』という表情だったのか。めっきりもうろく20代前半。
「じーさん飯はまだかいのう」と言い出す日は近いかもしれない。そんなのイヤだ。
2002年10月03日(木) |
飲み疲れてすぐ眠れ。 |
からむ酒飲みは嫌いです。
どのぐらい嫌いかというと、酔っ払いにぐいぐいTシャツをひっぱられて、糸が切れ「ブチッ」と音を立てた瞬間、わたしの頭の中もぶちっ。
Tシャツを叩きつけて帰ってくるぐらい嫌いです。
夜、車で帰り中。
雷で空が何度もひかり、突如雨が降り出し、ヒョウがふった。
ウヒョー!
今日は自分、早く寝たほうがいいと思います。
縄文町を歩く。
その一角にある、小さなビルの二階。“Bar イザム”は、静かに営業していた。薄暗い店内に入り、わたしがまず目指したのはトイレ。扉に近づき――
どたどた!
トイレの前だけ一段低くなっているのに気付かず、足を踏み外す。「だいじょうぶですか?」と、マスター。剛田さん共に、気の毒そうな表情でコッチを見ている。やめてくれ、そんな目でわたしを見るな。「はははは!」と笑ってトイレの中に消ゆる。
トイレから出ると、「いや〜、文字通りしょっぱなからコケちゃいましたよ〜」と言いながらカウンターの席につく。そしてメニューに目を通し、飲み物を注文する。
「ますたー、クランベリージュース」
甘くないクランベリージュース…それは大人の飲み物。大きなグラスに注がれたそれをグビビと飲みながら、店内の雰囲気に浸る。
ゆったりした黒い肘掛イスは、剛田さん曰く「社長イス」。確かに居心地がいい。尻から根が生えたように落ち着いてしまう。トイレにも行ったし。
あごが琢己辰郎似のマスターがいる店、“Bar イザム”。あなたの傍に、琢己辰郎(顎のみ)。
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