2006年09月30日(土) |
イメージとしてはブラックホッシー乱舞のような |
サイトであんまり野球の話はしちゃいけないとか申します。 けれどこうなるとやはり思ってしまうのは人のサガかと存じます。
こんばんわ、粘れ猛虎!三連戦せめて勝ち越せ猛虎!!もえぎです。 まあわたし阪神ファン違うんですけどね。 横浜ファンですよ。ええ、横浜ファンですとも。 だから何も仰らないで。お願いです後生ですから。 …うっしー(注:牛島監督)お疲れ様でした。 でもうっしーは悪くないよ。故障者が多すぎたよ今年は。 あとくーちゃん(注:クルーン)がね…ふふ……。 メジャーで大活躍中のタカシ(注:斎藤隆選手)帰ってきてくれたらなあ。 まあほら、来年は大矢監督だから。再生再生。うん。 猛虎は明日、どんでん(注:岡田監督)采配がんばって。 昨日の首位攻防戦結果を伝える映像で。 スタンドで阪神ファンのかかげていたこんなカードに、視線がいきました。 『竜のしっぽつかんだ!!』 咄嗟に、謙信さまの陣羽織の裾をきゅ、て掴んでるお館さまが思い浮かびました。 ほら謙信さまの陣羽織って、裾んとこひらひらしてますし。 更にこれの発展系として。 伊達さんの陣羽織を力の限り引っ張って地面に叩きつけちゃってる幸村さん。 次世代竜虎。独眼竜と虎の若子。 この後きっとれっつぱーりーとか叫びながら大立ち回り。周囲大迷惑。 しかし何より迷惑なのは瞬時にこんなこと考えてるわたしの脳内。 さあて明日はうきうきしつつ大河ドラマ見ないと。 だって前田の殿が出はるのですから!利家とまつきちんと見たことないくせにー。 初めてですよ、功名が辻見るの(笑)
野球繋がりでもう一つ。 わたし、『ハンカチ王子』って呼称、好きくありません。 まあ野球は個人競技じゃないのに一人を取り上げ盛り上がるさまが嫌なのもあります。 他のメンバーは勿論、あれじゃあ本人も気の毒です。 そもそもの話として『王子』って呼称をそうそう使っちゃいけないのです。 王子とは楽器を演奏できてこそ王子たりえるのですから! ええ。身勝手極まりない、個人的見解です。 けれどそんなに間違ってもいないと思うのです。実際身内には浸透。 楽器、できれば弦楽器。 それをつまびくことができてこそ、人は王子と呼ばれるに値するのです。 何と言われようがそう思い込んでいます。 王子イコールストリングス。 ギタドラの肥塚王子はギターもしつつベーシスト。 エイプリルズのイマイ王子はギター片手にパンダと踊る。 かつて彼こそが王子と崇められたオザケンさんだって傍らには勿論ギター。 更には塊魂の王子だって装備品に白ギターを愛用しています。 ほうら王子とはギターやベースが似合うものなのですよ!と。 こんな風に例をあげまくって熱弁ふるってたら、こんな意見が出ました。
友人「バルトは?」 もえぎ「…………」 友人「…………」 もえぎ「…………」 友人「…………」 もえぎ「…………」 友人「…………」 もえぎ「……バルトは『若』やから!」 友人「逃げたな。」
2006年09月29日(金) |
ガチャガチャ回るあれの正式名称は一体 |
へにゃり、とばかりもしてられません。 もうすぐ十月。神無月。きりきりがんばっていってみましょー。おー。
こんばんわ、地元にナプコンガチャガチャがあったそうです。もえぎです。 伝聞表現なのは、わたしは直接確認していないからです。 けれど証拠は見せてもらいました。ガチャガチャの中身を(笑) 友人の紺堂嬢が発見し、驚愕し、動揺しつつも、しっかり回してきたそうです。 やあ。びっくりですよほんとに。 随分品薄だと聞いていたのですよ?出荷数自体多くなく、都会ではもう見ないとか。 なのにまだ大絶賛現役稼動中なのはひとえにここが田舎だからです。 流石です田舎。たまにはやります田舎。 伊達に国体で青いハンカチの子が出るため一気に脚光を浴びたね田舎。 おのえのまつも喜んでるでしょうとか思いますが、まあともかくそんな県です。 いきいきうきうきときめきどぎまぎべりらっきーな感じに回してきたみたいです。 鞄の中からざかざかガチャガチャの中身が出てきてましたから。 そうですねえ、三曲設定エクストラステージなしのポップンに換算しまして。 三十曲ぶんは軽くガチャガチャにつぎこんだ様子です。男前ー。チロル算ばんざい。 でもこれだけやっても本命のコスモスが出てきてません(笑) ワルキューレ綺麗ー、小牟きわどーい、レジーナさん素敵ー。 …トロンちゃん何も言わずにおねえさんの言う通りスカート丈もうちょい長くなさいな。 後はコスモスとロールちゃん。がんばって、シャイニングレーザーがんばって。 それにしてもシークレットって、あんな普通にさくさく出るものなのでしょうか。不思議。 別にわたしも彼女もフィギュア収集癖があるわけではないのですけれど。 もう、新世界に関しては別物です(笑)皆、大好きなのですよ! それに。ゼノとはまた違った項目にコスモスが当てはめられて、愛されていて。 しかもいきいき存在していることが、何やら新鮮に嬉しくてなりません。 こういった形でもゼノは存在することができる。
BASARAの謙信さまとエピ3のドクトゥスはお声が同じです。 朴さん、普段は少年声を担当されることが多いと思うのですけれど。 その中において、この二人はちょっと異質やもですね。 声質も近いような。大人声。セクシー声?いや謙信さまはビューティー!(しつこい) と、とにかく。今までに知っていた、朴さんの担当キャラの中において。 どういうわけだかこの二人が特に好きだったりするのです。 あ。そういえば、あまり書いたことありませんでしたが。 わたし実はドクトゥス好きなのです。しかもかなり。 エピ3での、シオンさんとの遣り取りが妙に好きだったりします。不思議なことに。 なんでしょう。えとですね、ドクトゥスに対するときのシオンさんが新鮮な気がして。 これまであまり見られなかったシオンさんの一面を引き出してくれた感じがします。 ドクトゥスとシオンさんが話すと、会話の雰囲気がとても良いのです。 どちらも才媛同士で、どちらかが上司というわけでもない、対等関係での会話。 サーガには確かに才媛はたくさんいらっしゃいますよ。筆頭はユリさんでしょう。 けれど、シオンさんと年の近い、上下関係にない、 同等の知識を持った方はそうそういません。 ユリさんとの会話は、わたしの中で勝手に未亡人座談会に変換されてますし(笑) シェリィさんメリィさんは、Jr.くんの仲間ということで、客人に対するように接してますし。 ミユキちゃんは元部下な後輩なので同等の立場とはなりません。 や。ドクトゥスだって、あの姿はアンドロイドだから実年齢は不明ですが……。 ドクトゥスに対しては、シオンさん、ごく自然に、話されてる気がしました。 部下に対するものでもなく。目上の方に対するものでもなく。 気が置けない友人に話すような。 シオンさんはとても聡明で博識な方ですから、同レベルの方ってそうそういません。 年の近い姉妹、みたいな雰囲気でしょうか。 物凄く冷徹なイメージのあったドクトゥスが、シオンさんがホテルで倒れたとき。 わかりやすいくらい慌てて心配してたのがとても印象に残っています。 才色兼備でウィットに富み博学で時折シニカルなこと言いつつも信頼しあった、 姉妹みたいな友人。 今までになかったシオンさんとのかかわりかたが、凄く新鮮に感じました。 お陰でドクトゥス単体のイメージも、大変良いのです。 衣装はトロンちゃんにおそろしく近いと思いますけれどね(笑) トロンちゃんのスカート丈とレイレイの胸元を融合させたような。 大幅に間違ってはいないと思いますよこの表現。うむ。
これで謙信さまがラテン語を話し始めたら思いっきりドクトゥスで素敵やもしれません。 「『めめんと もり』…つねにわれと」 みたいな。びしゃもんてん信仰なんだかなんなんだか意味不明ですね。 でもそんな謙信さまでも、つるぎはきっと目眩起こして倒れそうなくらいときめくのでしょう。 何をされても謙信さまは素敵ですよ。 そういや今思い出しましたが中日の投手はかわかみけんしんですね。 昔は武士みたいな名前だと思ってましたが、今となると何やら感慨深いような。 とまれこうまれ、謙信さまビューティーということです。
2006年09月28日(木) |
書いててだんだんかなしくなってきました。秋だから? |
陽射しはきつくて夏なのに、風はひんやり秋ですね。体壊しやすそうです…。 みなさまどうかお体にはお気をつけください。
こんばんわ、少し前までおなか壊してたわたしが言っても説得力皆無?もえぎです。 秋っぽくなってからは、常にほぼ日ハラマキ着用です。愛用! でないと、寝相悪いので、朝起きたら相当な確率でおなか痛くなるのです。 冬場になると牛乳なんて飲めたもんじゃありませんよ。 胃腸が弱いのか、冷たい牛乳なんて飲んだ日にゃ一発でアウトです。 そんな悩みを打ち砕くのが、ダーリンのもたらした救世主、ハラマキです。 デザインは可愛いし薄くてつけやすいしで重宝しまくりです。 また新しいシリーズ出たら買っちゃいそうです。洗いがえ用に(笑) 寒さはこれからじわじわ本番に向かいますが、 冬場の盟友となってくれそうですハラマキ。
今日、言われてびっくりしたこと。 エピ3って、発売されてから、まだ三ヶ月も経ってないのですね……! 愕然としました。 もっと、うんと、気の遠くなるくらいの時間が流れた気がしておりました。 三ヶ月にも満たないだなんて。 てくてく地道に歩いてきた道の前方が、唐突にざっくり切り取られたような。 もしくは崖崩れおこして、前の道自体が、がらがら音を立てて深淵に消えたような。 消え去った道を前におろおろと、ぐるぐる所在なく回っていただけみたいです。 ちっとも前に進みやしない。まるで自分のしっぽ追いかけてぐるぐるしてるわんこのよう。 この三ヶ月弱は、多分そんなだったのでしょう。ほんと不思議。 いーかげんしつこすぎて唾棄されそうですが、監督のお言葉が欲しいのです。 それともわたしが見逃してしまっているだけでしょうか。もう疾うに発表された? エピ3は出たというのに。一応完結と銘打たれた作品が出たといいますのに。 公式サイトでも何処でも、監督のお言葉は聞かれていないように思います。 攻略本にでも載ってるのでしょうか。もしくはサントラのライナーノーツ? でも攻略本のはインタビューではないと伺いましたし。 結局まだ買ってなかったりする辺り、つくづくやる気ないですねこのひと。
わたしは。監督のお言葉に、くるんと絡め取られたからこそ、ついてきました。 するんとゼリーが快く喉をくだるように、何の疑いもなくすんなり信じることができました。 サーガをされた方の中には、ゼノギアスをご存知でない方が相当いらっしゃると聞きます。 そういった方々からしたら、わたしのようなアホの行動は実に不可解やもしれません。 いっそのこと不愉快に思われるやもしれません。羽虫みたいですもんね。 けれど。わたしはただ、監督のお言葉を信じて待ち続けていただけなのです。 あの作品はわたしを裏切らなかった。 何処までも真摯に誠実に、美しいものも醜いものも全てを見せてくれた。 ありとあらゆるものを奪い、ありとあらゆるものをくれた。 そういう作品でした。少なくともわたしにとってはそうでした。 待つことには慣れました。最初の四年だって、わたしにはよろこびでさえありました。 PWの、とびきりに素敵な、監督のお言葉があればこそでした。 文字の向こうに、くすくすした、大きいいたずらっこみたいな笑みが見えそうなお言葉。 それを信じて、祈って、待って。 すると祈りは届けられ、やはり監督は裏切られなかった。 ええ。泣きましたとも(笑)その節はありがとうでしたゾハル。 けれど結末はこうなりました。 待ち方がいけなかったのかとも思いました。 一体どれほど悪いことをしたら、これほど惨い仕打ちを受けなければ?とも思いました。 凹みすぎて発症した全身じんましんをおさえるため薬漬けになったりもなりました。 そういったものを全部、内に含んだ上で、こう結論づけてしまった気がします。 『あきらめよう。』 もう何もかもがどうにもならない。手は届かないし祈りは打ち捨てられた。 戻らない。かえらない。どうしようもない。だから、諦めないと。 でもそう思いながらも、ふっと希望が脳裏をかすめるのです。 もしも、監督のお言葉が今、もらえたら。信じられるかも、と。
しつこいですね。往生際悪いですね。 けれどもゾハル、わたしはそれなりの年数を待ち続け祈り続け信じ続けたつもりです。 それだけの強さと真摯さと誠実さと説得力が監督のお言葉にはあったのです。 だからこそ黄金の光輝よ。どうか、どうかこの祈りを。
2006年09月27日(水) |
目覚ましにかかるとそれこそ寝起きは一撃 |
うう、期待しちゃダメだと言い聞かせてるのに期待しようとするアホの子がここに。 お願い、どうかもっとネガティブを。ネガティブを我に。
こんばんわ、『何か運使いきってそうで心配』とまで言われました、もえぎです。 何てこと言うの紺堂嬢。本人が一番心配していることを(笑)縁起でもない。 でも、そう言われても仕方のないくらい、昨日は怒涛でした。 だからこそ一切を信頼しないようにと言い聞かせなくてはです。 マルチ・マルチまがい商法に警戒するくらいの気持ちでゴー。
エピ3、終わってから感想ろくろく書いてないですかこのひと。 一応ケビシオに関してはちょろりと書いたつもりですが……。 もっともっと他のことも書かなきゃですのにね。 けれど何と申しますか、考え始めたら色んなことがいっぱいいっぱいなのです。 そんな状態でも、どうにか考えがまとめられたのはケビシオくらいのもので。 あの二人以外となりますと、それこそ頭を抱えてうずくまってしまいそうです。 恐らくは、わたしの最愛のふたりが原因でありましょうが。 ええ。待ち続けたふたりのこども。アベルとネピリム。 あの子たちのことを考えようとしたら、避けて通れないのはロスト・エルサレム時代。 本星が出てくるとまず問題となるのがメシア周り。 ここいらに関しては、どうやってもわたしのキャパシティオーバーです。 考えきれるわけがありません。 何せ情報が少なすぎます。きちんと語られてもいませんし。 かといって妄想でカバーするには、あまりに物語の根幹にかかわりすぎている。 畏れ多くて手が出せません。ある種聖域。 まあただ単にわたしが根性なしな無知蒙昧であるというだけですが。 きちんと考えられている方は偉いなあ…としみじみ思います。
想像の手段が閉ざされて、そのまま沈黙にうつってしまった。 ファンとしては失格なのやもしれませんね。 でも…何でしょう、この虚ろな感覚。 陳腐な表現に思われるでしょうが、ほんと、ぽっかり穴のあいたような。 まさに深淵。え、アビス? ――同じアビスならば、天国へ到るアビスのようになれば良いですのに!(笑) Ryu☆さん大好き。れっつごー!
何やら色んなことがいっぺんに起きたのですよ。そりゃあ内心うろたえもしますよ。 怒涛ってこういうことですかおやかたさま。しんりゃくすることひのごとくー。
こんばんわ、いやでも騙されるものか!もえぎです。 平穏無事にのんびりまったり。 そんな日々にいきなり嵐が来たっぽいですよ。時化ですよ。 世間様から見たらどーでも良いようなことやもですが、わたしにはおおごと。 ついつい甘いこと考えてしまいそうなので、頭ぶんぶかして望みを振り払います。 信じちゃいけない!騙されている!信じたら裏切られる!希望は捨てよ! 世の中そうそう甘い話などないのです。黒猫横切る宿屋の朝に靴紐は切れるのです。 いつも裏切りを警戒しぴりぴり怯えていたのを綺麗に拭い去ったのはゼノですが。 大変見事にもとのみくあみ。 疑心暗鬼を強化して復活させたのもまたゼノでした。主にエピ2。 エピ2以降、ほんと、警戒しまくるようになりましたからねえ……。 まあ、それは言い出したらきりがないので、置いておきます。 ともあれ。過度の期待は抱かない。抱けば後で手酷いしっぺがえしです。 さよならポジティブ。こんにちはネガティブ。 最初から最悪のことだけを想定していれば、いざというとき、傷は浅くなります。 それが義務教育中にわたしが学んだ最大のこと。 願わない。望まない。ひとのいきしには、いっすいのゆめ。ああ謙信さま(関係ない) 警戒態勢を解かないまま、動向を見定めながら、暫しおろおろしていようと思います。
BASARA。佐助さんは武田軍のお母さんだと思っていたら、世間様の認識もそうでした。 しかし以前、友人と話していたとき、この人もお母さんじゃない?となりました。 厳密に言えば人だかロボだかわかりゃしないのですが。 戦国最強、徳川軍の忠勝さん。 もしこの方をご存知でないお客様がいらしたら、是非一度公式サイトで見てみてください。 戦国なんだかなんなんだかよく分かんない感がひしひし伝わってきて素敵だと思います。 そもそもの話として、BASARA自体が全体的にあーいうノリですし。 ノリを凝縮した存在として、いっそ作品理解しやすいかもです。 史実の『戦場で傷一つ負ったことがない』という部分をカプコンさん的に解釈してみて。 恐らく『傷一つつかなかったんだー』『傷一つつけられなかったんだー』 『きっと装甲が尋常じゃない厚さだったんだよ』『ロボか?』『ロボだよ』『ロボだね』 みたいなノリで決まったんじゃないかと思われる、人かロボか分からない戦国最強。 そんな忠勝さんは、徳川軍のお母さんで良いと思うのです。 佐助さんが割烹着似合うなら、忠勝さんはピンクのふりふりエプロンで良いですよ。 ご飯作って、家康さんに『忠勝のオムライスは最高だな!』とか言われてりゃ良いです。 更にオムライスにケチャップで『いえやす』とかひらがなで書いてたら可愛いですよ。 想像したらえらく微笑ましくなごむのですが、こんな戦国最強。 まあとにかく大好きなのですよ、あの鉄壁主従。殿大好きです。
家康さんの二つ名が『東照権現』ってのに意味もなく惹かれたのです。 わたしは関西の人間なので、東照宮の影響力とかがあまりぴんとこなくて。 天下を取ったら神様になっちゃうというその流れが凄いなあとか思うくらいで。 だから余計にあの二つ名が気になって仕方がないのやもしれません。 しかも。これは後で知ったことなのですが。 戦国のことを少し調べてみようと思い立ち、まず手近なお城から色々読んでみたのです。 そしたら。小さい頃から親しんできたお城に住んでいた、お姫様。 名前だけは知っていたお姫様の人生にびっくりしたのです。 家康さんのお孫さんだったのです。 最初は秀吉さんの息子さんとこ嫁がれて。 豊臣滅亡後は、忠勝さんのお孫さんとこ嫁がれて。 更にそのお孫さんのお母さんも家康さんのお孫さんで。 忠勝さんのお孫さんの剣の師匠は武蔵さん。ああもうわけわからん。 ちっさい頃、お城に住めて羨ましいなあとか思っていた、お姫様。 『おひめさまはなんでもかえるの?』 『やろね。お姫様は自分でお金も持ったことなかったやろけど』 などという会話を母としては、『ふーん…』とお城を見上げておもいを馳せてたお姫様。 まさかこんな形で詳細を知ることになろうとは。八幡の神様でも存じますまい(笑) BASARAにお姫様出ないかなあとか思いましたが、お孫さんじゃあ無理っぽいですね。 ただでさえゲーム中、家康さん子供扱いされまくるくらい、ちっさいですのに。 や。いっそここは徳川軍の技術力でどうにかならないでしょうか。 忠勝さんは個人的にサイボーグだと思っていたりするのですが。 お姫様は純然たるアンドロイドでどうでしょう。 『おじいさま。どうか戦場へお連れください』『なっ…!?おめえはまだプロトタイプだぞ!』 『いいえ。この模擬戦用筐体でも稼動は可能です』みたいな。 自分で書いといてなんですが何処のコスモスですかこれは。 いっそわやちゃん?わやちゃんか!ああそれならばいけるやも。 ともあれ。 こんなの無理と分かってますので、せめて、バサラチームの新世界参戦を望みます(笑)
2006年09月24日(日) |
『なーかまはーずれみーつけたー』 |
……またやってますよこのひと。懲りもせず。 できごころ。ああできごころ。そんなできごころもはや三つ目。しかも今度は武田軍。
こんばんわ、今日も元気にBASARAで現実逃避。もえぎです。 元気よくやるようなことではありませんねこれ。ごめんなさい。 しかしここまで清々しく笑わせて貰えると、嫌でも元気になります。 最近気づいたのですが、武田軍てある意味吉本パターンですよね。 何が起こるか分かっている。分かっているのに笑ってしまう。 『お館さま!』『幸村!』『お館さまぁ!!』『幸村ぁ!!』 『ぅお館さむぅああああああ!!』『幸村ぁああああああ!!』 分かっているのに笑えてしまうのは何故、という吉本な流れ。 そんな武田軍が暑苦微笑ましくて好きです。
戦国はひたすら疎いので、BASARAがきっかけとなり色々読んでは楽しんでいます。 前々から興味があったわりにはきちんと調べていなかった家紋あたりとかうきうきです。 地元のお祭りで、どのお家も軒先に家紋入りの提灯をともしたりするのです。 その影響で家紋には幼い頃から親しんでいたりします。 以前、元呉服屋さんの方に代々伝わる紋帳を見せて頂いたりしたのですが。 やっぱり紋って綺麗ですね。 月落ち桜や雪月花が家紋のお宅には、どのように風流ないわれがあるのでしょう。 あと一つ、個人的に、慶次さんのご紋に推したいものがあります。 ほら、究極BASARA技発動するとき、画面に家紋が大きくでるでしょう。 慶次さんは前田家の方ですが、所属が違うので梅鉢紋じゃあないのですよね。 一文字、ででんと『恋』って出るだけ。 分かりやすくていかにもらしくて慶次さんにお似合いだというのは理解できるのですが。 なにやらちょっぴし、もったいない気もします。 で。おすすめしたい紋とは。 ……『恋文』紋です。 嘘みたいですけれど、実在するのです。本当ですよ! ただ、由緒正しいお家などには見当たらないそうです。 いつの頃やらの遊び人さんが、粋っぽいので創作されたそうな(笑) でも素敵ですよね?恋文紋が家紋の方って、どんな気分でしょ。羨ましいったら。
ステージごとに、ついつい家紋に見入っちゃったり、各武将のご紋が気になったりです。 そんな楽しみ方もしています。 確かあれは…高松城だったと思うのですけれど。日輪の子のとこですね。 マップうろついてたら、あれ?となったのです。 あちこちに入れられているご紋が、毛利さんとこの家紋ではないのです。 ええと日輪の子のとこのご紋は、三つ星に一文字のじゃあ…? などと、うろおぼえ知識のまま、じいっと見ていたのですが。 どうにもあれ、おもだかに見えるのです。 父の紋がおもだか系なので分かりました。見覚えが。 なんでおもだかかなー?と調べてみましたら。 日輪の子、おもだか紋も持ってらしたのですね。 一人に一個、ではなく、幾つも使っちゃっていいものなのかと感心してみたり。 忠勝さんの葵のご紋は、家康さんのとは微妙に異なるのだと見つけたり。 本多家特有の立ち葵なのですね。左と右で枝が別れてて。 でも背中のバーニアのは別れてなくてどうしてだろうとか思ってみたり。 ちょうそかべさんとこの、かたばみ紋がハート型で可愛かったり。 浅井さんとこのはどういう種類なのかと調べたら、亀甲系だと知ったり。 しかも亀甲の中に花菱が入っててこっちも可愛かったり。 三つ盛り亀甲は厳島マップにもあったなあとおぼろげに思い出してみたり。 でもあれ、上手いこと凝視できなくて、中に何が入っているのかよく見えないのです。 ともあれ可愛いご紋の方いいなあ!とひたすらに羨ましがってました。 わたしの紋は、どうにもなので……五七の桐です。 父からは『村とおそろい!』『お宮ともおそろい!』などと言われても切ないものは切ない。 下賜されまくって普及しまくった紋じゃないですかありふれすぎてうわーん。 しかもBASARAな場合秀吉さんとおそろいでちょっと微妙な気持ちですようわーん(笑) 秀吉さん五三の桐も千成瓢箪(あれ、馬印はまた別?)もあるくせにー。 うう。父方の祖母の紋なら良かったのに。揚羽の蝶ですよ。可愛。 しかし家紋は、女の子は母から、男の子は父から貰うもの。 つまりわたしが貰うのは、母方の祖母の紋。イコール五七の桐。 『別に同じ祖母の紋なんやし、揚羽の蝶にしてもいいんじゃ?』とも言われたのですが。 そうなると、母にも祖母にも申し訳ない気がするのです。 くう、でもいいなあ、揚羽の蝶……!
こんな流れのまま、BASARA短文。ほんとに短文。しかもアホ話。 どういうわけだか武田軍。……うつくしきつるぎが書きたいなあ(笑)
『なーかまはーずれみーつけたー』(戦国BASARA。武田軍。ほんまわたし何して)
天覇絶槍・真田幸村! 蒼天疾駆・猿飛佐助! 戦神覇王・武田信玄!
「佐助だけ『田』がないでござる!」 「佐助だけ『田』がないのう!」 「なかまはずれでござるー!!」 「なかまはずれじゃー!!」 「子供ですかあんたらは」 大変的確なツッコミを、働きすぎ忍は冷静にしたのですが、彼の上司たちは当然のことながら聞いちゃあいませんでした。この後も散々『一人ぼっちで可哀想でございますぞぅお館さむぁあああああ!』『幸村ぁあああああ!』と、時折意味もなく拳も交えながら熱血師弟が続けるものですから。 『いやね、俺どうでもいいからさ』『つーか一人ぼっちとかそれ旦那の思い込みだから。ね、俺の話聞いてる?』『ああほらあれだ、俺って真田忍隊隊長でしょ?ほおら田入ってるでしょ、田。』などと決死の説得を試みて、どうにかこうにかなかまはずれでないことを納得させたのでした。 そして納得したら納得したで、次は『これで佐助も大丈夫ですぞお館さま!』『うむ。よくやった幸村!』『お館さま!!』『幸村!!』『ぅお館さむぅああああ!!』『幸村ぁああああ!!』という、聞きなれたラリーが日課のように始まるのでした。 なんだか色んな意味で目頭が熱くなりそうな忍は、こっそり転職の二文字を脳裏に思い浮かべながらも、結局それを掻き消したりして。今日も平和な甲斐の空に、『上洛じゃー!!』という叫びが切ないくらい響き渡っておりましたとさ。
……不思議な感覚をおぼえます。 延々BASARAをしてますのに。ずっとずっとしてますのに。それでも。
こんばんわ、このところ、よくゼノのことが脳裏をかすめます。もえぎです。 しつこいくらいBASARAして、文字通り現実逃避しまくってますのに。 目を閉じて眠ろうとしたら耳にほら貝の音が蘇ってうなされそうなくらいですのに。 なのにゼノのことをとてもおもいます。 そしてやや泣きたいような気持ちに襲われます。
『ゼノ』のことをおもいます。ええ、『ゼノギアス』のことを。 思い出されるのはどれもこれも、ついつい口の端が緩んでしまうようなことばかり。 ありとあらゆる思い出に、うんっとしあわせが凝縮されているのです。 確かにかなしいことやつらいこともあったのでしょうけれど。 総括してしまえば、ゼノは幸福に満ち溢れていた印象になるのです。 ああ。なんて幸せだったのだろう。と、しみじみ思います。 素敵な場所に出会えて。素敵な方々に出会えて。素敵な作品に出会えて。 そして何より。最高に素敵なゼノギアスという作品に巡り合えました。 この僥倖。身に余るほどの。もう一生分使い果たしたのではと感じるほどのそれ。 わたしはゼノギアスに会うことができて、本当にしあわせでした。 寝ても覚めてもプレイしててもしてなくても。 あそこまで幸福な日々ってそうそうありませんでした。 ばかばかしいくらいに幸せだったのですよ。 ええ。このことだけはどれだけ年数が経とうとも、迷うことなく言えます。 だからこそ現状を思えば色々と泣けて仕方なくもありますが。 いまだにゼノはわたしを幸福に捉えたままなのです。 それをもう一度、今更ながら思い出しているみたいです。
もう何が何やらですね。自分でもまとめきれていないなあとちくちくするほど思います。 まあその。ええと。ただ、こういうことなのです。 ちょっと縫うものがあったので、音楽を聴きながら針を動かしておりました。 何度も聴いた、大好きな曲。 普段ならすんなりとああ良い曲だなあとか思うだけだったのですが。 ふいに、うっかり泣きそうになってしまったのです。 capsuleさんのアルバム、FRUITS CLiPPERの、最後の曲。dreamin dreamin。 当初は『…ジュニシオよなあ』とかって思っていた曲なのですが(笑) しかも『エピ3におけるケビシオからジュニシオへと移ってゆく過程の曲よな』 なんていう認識だった曲なのですが。 どーいうわけだか、ゼノの色んなことを思って泣きそうになりました。 それだけのことです。ほんと、それだけのこと。 ほんまな。ただ、だいすきなだけなのですのにね。
2006年09月20日(水) |
姫君が口にしたら更に風情があると思うのです |
ぜえはあ。や、やっとにじゅうきゅうまんりょう貯まったですよ…!必死。 天下統一でお金集めしたほうが、効率良いかもですね。これ。
こんばんわ、『殿』って呼称が好きなのです。もえぎです。 指輪を読み始めた頃から、この呼称がずんずん好きになってしまいました。 少し古風ですけれど、上品で、綺麗だと思うのです。瀬田さんさまさまです。 エオウィンやアルウェンといった姫君たちが、『殿』って呼ぶのがとても可愛い。 映画版でもエオウィンが『アラゴルンの殿はどちらに?』みたいに言ってましたっけ。 あれも、うんと可愛らしかったです。 うちのラインの乙女たちが、総帥のことを『殿』って呼ぶのはこの影響です。 あの綺麗で可愛い呼称を一度使ってみたかったのです。
で。BASARA。話題むりやり繋げた!とか仰いますな。 これこそ戦国ゆえに、あっちもこっちも殿ばっかりです。 まつさんが利家さんのことを、うっとりしながら『さすが、わたくしの殿…!』 って言うのが可愛くて可愛くて仕方がありません。 それに対して『よ、よせよう』とかって照れてる殿が愛しくてなりません(笑) もうなんなのですかあの戦国最強ラブ夫婦。 でも以外なことに、戦国なのに、『殿』って呼ばれてるの利家さんくらいな気が。 奥方さまからの呼びかけにしても、信長さまは『上様』か『上総介様』ですし。 浅井さんとこは、まんま『長政さま』ですもんね。 お館さまはお館さまで不動ですし。伊達さんは筆頭ですし。 謙信さまは謙信さまですし。謙信さまビューティー。 ちょうそかべさんはアニキですしねえ。 前田さんとこ以外で『殿』って言われてそうなのは、家康さんくらいでしょうか。 でも今回、幼名で呼ばれてばっかでしたね。竹千代さまー。 わたしがプレイしてて、思わず『殿ー!』ってなっちゃう方第一位は家康さんです。 因みに次点は利家さん。『犬千代さま』も言いやすいんですけれどね。『殿』もいいなあ。 なんか。言いにくいらしいんです。『いえやすさん』って。 まだ多少『竹千代さま』のほうが呼びやすい感じですが。気がついたら『殿』。 2になって、ただでさえ好きだった徳川軍が更に好きになれましたよ。 浜松城にはカタパルトがあるのですね(笑)凄いです最先端です。 ともあれ。徳川の殿。大好きですよ。 ザビーのストーリーモードしてたら、『殿逃げてー!殿全力で逃げてー!』てなりました。 まさかザビーに癒されるとは思いませんでしたよ、あのストーリーモード。笑った笑った。 徳川の殿と共に『日輪の子逃げてー!』ってなりましたしね。
徳川軍が好きなのですが。ここで不思議な現象が発生しました。 家康さんのお声って、大川さんですよね。鋼の、焔の大佐でおなじみの。 最初聞いたときびっくりでした。おおこんな子供っぽい声もいける方なのかと。 同じお声の、方ですのに。同じ声のはずですのに。 キャラによって、わたしの扱い方がえらく異なっているのですよ。 攻殻。サイトーさんの場合。 『あらいやだ左眼に気をつけるスナイパーったらちくしょうだいすきだー!』 鋼。焔の大佐の場合。『無能めー!このそこはかとないむかつきは一体何。』 BASARA。家康さんの場合。 『まあ殿ピーチ姫ばりのさらわれっぷりお見事でした素敵です』 そりゃ、声優さんの演技の幅もありますし。 どのキャラもおんなじわけはありませんけれど。 だとしても。同じお声でここまで見事に反応が分かれる方も珍しい。 まあただ単に、焔の大佐の扱いが悪すぎる、というのも少しあるやもですけれどね(笑) ファンの方いらしたらごめんなさいでした。嫌いなわけではないのです。 ただ鋼に関しては、アル至上なものですから…どうしてもあの子ひいきになるのです。
>十九日 ・タキ嬢 つるぎー!きみんとこのつるぎと謙信さまに胸がバンバンバンでしたどうしてくれましょう。 ううんごめん。大好き。ありがとう。ほんまありがとう。 あのつるぎはきっとあの後三日三晩寝込んで、 謙信さまが微笑ましげに看病してくれるのですよ。 で。かすがさんの鳥に手紙つけてお館さまに送ったりするのですよ。文通中竜虎。 『うつくしきつるぎがとこにふしてしまいましたが、よいくすりはありませんか』とかって。 慌てて来た佐助さん(敵陣なのに…)にでこちうで寝込んだと知らせて凹ませてみたり。 そんな上杉主従ならもえぎさんキュンキュンしすぎてのたうちまわりそうです。 ビューティーな謙信さまとつるぎをありがとでしたー。 …恥ずかしさを捨てるんだ!薔薇をかきまくるんだ!それでこそ上杉主従。
少しずつ、少しずつ。やるべきことをちみちみと進めております。 合間合間に休憩息抜き気分転換と称してBASARAなのはそのなんと申しますかええと。
こんばんわ、少しゼノから距離を置くのも良いかと思うのですよ。もえぎです。 まあこんなこと言ってはみても、結局離れられないのでしょうけれど。 わたしにとって、ゼノという存在は。 他の方から見れば本当にばかばかしいくらいだいすきでだいすきでたまらなくて常に中心に据えて共に在り続けて世界をくるんと一変させてでも広げてありとあらゆるものを奪いありとあらゆるものをくれて最愛のふたりにさえ出会わせてくれていまだに飽きもせず懲りもせず延々しつこいほどにラブをつぎこんでいる途方もなく愛しい存在なのですよ。ああ長いったら。 でもですね。サーガを終えて。ずっとずっと見つめ続けたものが終わってしまって。 しかもその終焉は望まされた形ではなく歪められた歴史のまま幕となりました 正しい言葉はいまだ聞かれることなく。です。 この最期に対し、どうしたら良いのか。どう反応したら良いのか。 やっぱりまだ分からなくて。悩みたくないのに悩んでしまいそうで。 そうこうしているうちに、どんどんわたしからゼノが色褪せてゆくのです。 厳密に言えば『サーガ』が。ですが。更に厳密に言えば『エピ1後の』でしが。 エピ2終えた時点でわたしはかなしすぎてわけが分からなくなっていました。 そしてエピ3を終え。わけの分からなさに打開策を見出せないままおしまいとなりました。 なんだか救いがありませんね、これ(苦笑) ゼノのことは相も変わらずあきれるほどにだいすきです。 でも今は。少しの間、距離を取らせてくださいな。 色んなことに疲れたよパトラシエ。
何も考えずに勢いのまま笑いたかったのです。その結果がBASARAです。 わあなんて言い訳くさい(笑) 後先考えずただその場のノリに任せてとびきりアホなものを見て笑いたかったのです。 その点においてBASARAはなんともうってつけだったというわけです。 純然なファンの方がいらしたら本当に申し訳ありません。 でも、BASARAにおいて『アホ』っていうのは褒め言葉だと思うのです。 新世界やら大神の影響で、相当カプコンさんに踊らされまくっております。 後悔はありませんよ。最高に素敵な全力のアホを見せて貰いました。 お陰で今まで微塵も興味のなかった戦国方面の本とかこそこそ読み始めてます。 調べても調べても知らないことばっかりで、とても楽しいです。 しかし、本当に何も知らないのです。その証拠が先日のアホ短文です。主従とご夫婦の。 戦国時代のお城の間取りが今ひとつ分かっていません。 一応身近に一つ、お城は建っているのですが。春日山とはまた違う感じですし。 専門用語とかも、ちっとも知らなくて。 わたしの日本史知識は平安で止まっているのです。 『三日夜の餅』は分かるけど、『知行』が分からないとかそういうレベル。 頭の中で、領土の治め方は荘園制度のままなのです。 何せBASARAしてて、北条のおじいちゃんのお城が出てきますでしょう。 おっきな立派な小田原城。蘭丸くんさえも『いい城!』って言ってたお城。 わたし最初マップとして登場したとき、えらくびっくりしたのです。 『え、東にお城があるの?』って。 東日本在住の方心の底より申し訳ございません。でも。本気でした。 だって東といえば、『あづまぢのなほおくつかたより…』でしょう? あんなに立派なお城が建っているだなんて、思いもしなかったのです。 それもこれも全部認識が平安で止まっているからなのです。 正直に申し上げればわたしこそアホです(笑)
あー…あと、地理にも弱いものですから。 なにせ筑波は九州にあるのだと思っていたくらいで(字面で九州だと思い込んでいた) そりゃ京都にいた頃、 四条駅で降りて三条に向かって歩き出して気がついたら五条だったりするわけです。 BASARA2になるまで、前田さんとこのご夫婦が加賀百万石だと気づきませんでした。 因みに、いまだに甲斐の国がどこらへんなのかいまいち分かっていません。 色んなことに疎いにもほどがありますね。 ……精進します。たくさん、知ることがあるのは幸運なことです。 でもちまちま資料とか読んでいたら、あの時代の人たちの血縁関係に頭を抱えることに。 誰も彼もがどっかで血が繋がっている感じなものですから。 すぐに頭の中で整理して理解することができないのです。 あなたがたは中つ国第一紀のエルフか!とか思いながら必死に整理整頓しております。
ともあれ。今日、日記にしたためるべきは。 BASARA2、謙信さまの第七武器のことでしょう。ええ。見てみたのです。 まごころをきみに。大きな花束。花の種類は、百合。 そらおそろしいほどの衝撃を受けました。 百合て。百合てどういうことですか謙信さま。 謙信さまといえば薔薇でしょう、薔薇といえば謙信さまでしょう。 風に乗せて薔薇撒くのはびしゃもんてんの計画なのでしょう。 なのに百合て。百合てさ。 おおおおお。おおおおおお。 疑いもせず薔薇だと思い込み、うきうきわくわくしていたわたしって一体。 なんて酷なことをされるのかカプコンさん。 謙信さまが薔薇ではないだなんて……!(傍から見たらどういう内容なのかこの日記) 新作だから少しはバージョンアップしないとね、なんて心意気だったのでしたら。 わたしは薔薇に少しかすみそうがつきました、とかで十二分に大喜びでしたよ。 ああ。ギブミィ薔薇。モア薔薇。といきのようにそっとばらをください。 どうか次回作では、謙信さまに薔薇を返してください。 アルジャーノンもチャーリィもそれを望んでいるような気がしたりしなかったりです。 うあああん薔薇ー、薔薇ー。 と、意味不明な方向に凹んだりしていた日でした。暫く尾を引きそうです。だって薔薇…!
>十八日 ・17時の方 まあ。伊達さんてそんなこともされてたのですか。びっくりです。 なかなか親しみが持てなくて、なんだか申し訳なかったのですけれど。 そんなエピソードを教えて頂けたら、ちょっと近づけた気がします。 まだ怖がる気持ちは抜けませんが、随分ましにはなりました。 史実とBASARAは別物だと、誰もが分かってはいるのでしょうね(笑)でも。それでも。 素敵なお話、ありがとうございました!
2006年09月18日(月) |
『あなたさまとわたし』 |
できごころそのに。……ほんま何してんのでしょわたし。 昨日より更に短いBASARAアホ話。もうお話でさえない気がしてきました。
こんばんわ、連日連夜のお客様おいてけぼりで申し訳ありません。もえぎです。 なんかこのひとまた欲望の赴くままBASARA短文とか書いてますよ。 どうにもこうにも気分転換に良いとのことですが、現実逃避と表裏一体です。 でも。やっぱり。『書いてて楽しい』というのは重要だと思うのです。 上杉主従と前田家を考えてるだけで大変しあわせ心地になれるのです。 そうしてちみちみ書いてみたら更にしあわせ心地だったりするのです。 ああ、ありがとうびしゃもんてん。 昨日のお話も、よくよく見直してみたら何やら大変なことになってたりなのですが。 謙信さまの台詞とか、書いててもう楽しくって楽しくってならなかったのですよ。 だって台詞、全部ひらがななのですから!(笑)流石謙信さま。謙信さまビューティー。 ひらがなのみの台詞なんて、そうそう書く機会ありませんし。 あなたはどこのをとこもすなるにっきといふもの?みたいな気分になれました。 謙信さまは言い回しも独特なので、考えてて大変ときめきどぎまぎべりらっきーでした。 あ。もじぴったんも全部ひらがなでしたね。 やはりここは新世界で繋がるべきですよ全て。 書いててそろそろ本気で何が何やらになってきましたがそれすらどうでもいいような。 どんだけ投げやりなのかわたし。 取り敢えず今日のお話に関しましては。 『上杉主従は常にああいう状態でいてくれたらなあ』 という単なる希望であると申し上げておきます。だいすきだー。
お店。やっと第七武器入荷してくれましたよこんちくしょう。 やはり『難しい』でクリアしなくちゃならなかったのですね。 まつさんのストーリーモードで出せました。ああもう大好きだあの一家。 しかしそれにしても武器、値段高いなあ……ぼっただ、ぼった。 濃姫さまに関が原で頑張って頂いて、約半時間で一万四千両です。わたしの腕では。 効率の良いお金の稼ぎ方、しかもあまり腕前を必要としない方法ないものでしょうか。 第七武器欲しい人リスト。 慶次さん(おみくじ、おっきい…!) まつさん(何かなあと思ったらそうきましたか対前田家男子最強武器。梅鉢紋入り) 利家さん(カジキマグロ釣れたあー!) 謙信さま(ギブミー薔薇) かすがさん(前のタンバリン好きだったのですが…仕方ないですね) 信長さま(つっこんでください。なんでやねん) 蘭丸くん(前作のバナナが進化したのですね) ×七万両イコール。 よんじゅうきゅうまんりょう…ああああ遠い……。 まだ他にもお気に入りさんが出てきたら、その方にも買いかねませんし。 最低ラインがよんじゅうきゅうまんりょう。 なんだかお金稼ぎの作業っぽくなりそうで嫌な予感が。 天下統一でお金を細々と稼ぎつつ第二衣装を手に入れたりしようと思います……。
BASARA、2になってやや腑に落ちないこと。 武器防具の封印制度って要らない気がします…そこはかとなくむかつくのですあれ。 せっかく新しい装備手に入れたぽくっても、鍵となる装備買ってないからダメ。って。 資金不足だからそうそう買うわけにもいきませんのに。 武器よりも腹立つのは防具です。 濃姫さまで関が原クリアすると、いつも封印防具が出てきちゃうのです。 もうお店で防具は買っちゃってますのに。 『鍵となるのを店で購入してください』て出るものですから。 『とっくに買うとるわー!らー!』みたいに暴れそうになります。 こんな流れのままというのもどうかなのですが、拍手のお返事をば。
>十七日 ・23時の方 以前、BASARA感想良し!なお言葉をくださった方でしょうか? まさかこうも即行お話の感想を頂けるとは思いませんでした(笑) 書いた翌日に気付くのもどうかですが、あのお話やたらと糖度高い気がします。 BASARA世界のラブラブ二大巨頭を一度に書いちゃったのですから当然やもですが。 とにかく松茸忍法帖が気に入ってしまったので、つい並べて書きたかったのです。 ああ、書いてて本当に楽しかったのです。感想、ありがとうございました(ぺこり)
『あなたさまとわたし』(戦国BASARA。上杉主従。何してんのでしょうわたし)
「わたくしのつるぎ」 「はい、謙信さま」 「つるぎよ」 「心得ましてございます、謙信さま」 「うつくしきつるぎ」 「仰せのままに、謙信さま」 「かすが」 「はぅあっ……!?」 まさか名前を呼ばれるだなんて。予想もしていなかったかすがは、咄嗟のことに、ついおかしな声を出してしまいました。彼女の主君は雅やかな物言いを好むので、いつもかすがを『うつくしきつるぎ』と呼んでは慈しんでいたのです。 それがよもや。少し悪戯っぽく、それでも艶然とした微笑を浮かべられて、名前を呼ばれて。あの麗しい、色素の薄い瞳で見つめられては。とてもではありませんが、冷たく研ぎ澄まされた玲瓏な懐刀ではいられなくなってしまいます。頬を大輪の薔薇に染め上げて、狼狽しているくのいちへ、謙信は楽しそうに呟くのでした。 「ふふ。たまにはおまえのうつくしいなまえをよんでみるのも、よいものですね」 「はあぁぁ…謙信さまぁ……」 めくるめく陶酔のうちにくらくらと、その場に座して控えることすら難しくなったかすがを、そっと支えてやりながら。またも周囲に真紅の薔薇を撒きながら、二人だけの世界を展開してはうっとりと見つめあいます。家中の人々はいいかげんもう慣れっこなので、最早誰も驚きません。いつもの光景として受け入れてしまっているのです。まあそもそもの話として、この二人のいる場に立ち会おうなどと考える者などいるわけがないのですが。いるとしたらそっと目元に光るものを浮かべているだろう武田の忍くらいのものだと思われます。 ともあれ。こうして上杉主従の日常は、戦国乱世の今日も平穏無事に薔薇と共に過ぎてゆくのでした。
2006年09月17日(日) |
『おなかがすいたね(仮題)』 |
えーと…そのー…。 ごめんなさい。できごころです。
こんばんは、でもですね。あのですね。すっごく楽しかったです。もえぎです。 気分転換のつもりだったのですよ。 そしたら外来語なしのこういう文体書くの久し振りで、やたら楽しくて。 あれよあれよとうきうきおもしろ気分で書いてましたら、こうなりました。 勢いです。あとノリです。それと前田家と上杉軍への愛です。 まさかBASARAで書こうとは。この二者がなければありえなかったでしょう。 ノリと勢いだけで書いているので、まだまだ描写不足とか多々ですが。 『楽しんで書けた』という点においては最近では珍しいほど高得点です。 ああ。楽しかった。そして少しすっきりしました。 わけわからん方向で癒してくれたBASARAにこっそりの感謝を込めて。 BASARAな短文、アホ話でどん。
『おなかがすいたね(仮題)』(戦国BASARA2。まつたけ忍法帖その後)
迷子の果てに、松茸巡る激戦終えて日が暮れて。おなかもすいたし夜になったしで、全国食材探し行脚の旅に出ている前田軍は、春日山城に一夜の宿をお世話になることとなりました。ついさっきまでわあわあ合戦状態にあったわりに、なんともなごやかな話の流れではありますが、どちらの陣営も特に気にはしていないようです。上杉側が鷹揚なのか前田側がのんびり屋なのか、悩むところですが、恐らくは両方です。 干戈を交えたにも拘らず、それぞれの軍の殿同士は、膝を突き合わせて談笑しておりますし、そのうつくしきつるぎや奥方さまは厨でてきぱきと働いておられます。どうやら松茸やら宿のお礼やらを兼ねて、まつが夕餉の支度に腕をふるっているようです。つるぎはどうやら指示されたわけではなく、自らの意志でお手伝いを買って出た模様。厨には普段沢山の端女が忙しく立ち働いておりますが、この宵ばかりはまつの独壇場です。けれど仕事を奪われて、まつを憎々しく思うものはおりませんでした。あんなにも凛呼とした美しい奥方に、『今宵、夕餉はまつめがこしらえますゆえ、皆様はごゆるりとお過ごしくださいませ』などと丁寧に、嫣然と微笑まれては、逆らえるわけがないのです。 それに。今、厨にいなくてすむことを、端女たちはこっそり感謝したいくらいでした。なにせこの夜は、どういうわけだか、当主たる謙信その人が、厨の土間をあがってすぐの囲炉裏に、ゆったりと陣取っているのですから。 何とも不思議な雰囲気をお持ちである上杉家の当主さま。その独特の美しさは、家中のものであっても、なかなかに近付きがたいものであります。やんごとなさすぎてどきどきしてしまうのです。そのような方が、物珍しげにかまどやらくどやらを眺めながら、よその国の殿さまと親しげに話をしておられるのです。どうやら、前田の殿さまはいつも奥方さまがお料理されるのを間近でわくわくしながら見ておられるそうで、この夜もその習慣に従ったようです。上杉殿も一緒にどうかと誘われて、何やら楽しそうだとでも感じられたのでしょう。えんりょなくと微笑まれ、共に料理が出来上がるのを、すぐ側で待つこととなりました。謙信さまに見つめられながら、端女たちは仕事などできるわけがなく、皿を割ったり鍋を焦がしたりして動揺してしまうのが目に見えています。誰も敢えて口には出しませんでしたが、彼女らは心の奥でひたすら前田の奥方さまに感謝していたのでした。 とまれこうまれ。そんな夜の、ごはんのおはなし。
「なるほど…しょくざいをもとめて、とうほんせいそうしておられるのか」 「ああ。今頃家では、慶次が腹を空かして待っておるはずなのだ」 「おやおや。けいじにはこくなことですね」 顔なじみである若き風来坊が、へにゃりと倒れてしまっているのではと想像し、謙信はくすりと淡い笑みを浮かべました。そんな謙信の反応に、もしも自分がご飯を待ちわびている慶次の立場ならば、とでも考えたのでしょう。利家は一瞬甥っ子に対し申し訳なさそうな顔をしましたが、それも一瞬のことでした。 「待つのならば、せっかくなのだし、究極に美味い食材を持って帰ってやった方が慶次も喜ぶだろう。まあ、まつの飯は何でも美味いのだが!」 「ふふ。あいかわらずうるわしきこと」 太陽のごとく、にっかと晴れやかに笑う客人に、ついつい口の端を緩めてしまいます。血の繋がりはないとはいえ、この底抜けに明るい叔父と甥は実によく似ています。共にあると、相手の警戒をすんなりと解いて、快い春めいた心地にさせてしまうのです。寒い寒いこの地において、時折ひょこりと遊びに来ては、途端に桜でも舞うように華やかな空気をもたらす慶次の存在は、何とも心楽しく喜ばしいものでありました。 最近は、厳しい叔母に捕まって、なかなか前田領から出てこられないのでしょう。めっきり顔を見せません。北の地は、そろそろ長い冬を迎えます。一旦雪に道を閉ざされてしまえば、なかなかやってくることもできなくなります。その前にもう一度会っておきたいものだと思い、そんな願いがつい口をついて出てしまいました。 「かがへもどられましたら、けいじに、またかすがやまへくるようにとおつたえください」 「勿論!こころえ…」 「なりませぬ!!」 言伝を快く了承しようとした利家の回答を遮ったのが何なのか、最早言うまでもありません。つい先程まで、熱心にかすがへお料理を教えていたはずの、まつの声でありました。さも楽しげに、ややおぼつかない手つきのくのいちを助けてやっていたといいますのに、またも甥っ子がふらふらしてしまいそうな言伝を受けるわけにはならないと、全力で阻止を試みたようです。 「犬千代さま。漸く慶次を連れ帰ることかないましたのに、遊びに行くことを奨励しては元も子もありませぬ」 「う…あー…はい」 理路整然と返されて、反論することもできません。殿は一瞬忘れておいででしたが、前田夫妻が甥を連れ戻すのに散々苦労させられたのは、まだまだ記憶に新しいところでしたから。夫の言葉に満足したのか、良妻はにっこり微笑むと、お料理の支度に戻りました。『松茸の石突を取ってはなりませぬよ』『そ、そうなのか?』『はい。栄養たっぷりな上、香りの元にござりますれば』『…生えているのは、沢山見かけるのだが。食べようとしたことがないんだ』『まあなんと!もったいないことにござりまする』などなど。わいわいと賑やかに会話を繰り広げながら。 その側で、こそこそと殿二人は声を抑えてちょっぴりだけ相談しておりました。 (……ことづてはこんなんなようですね) (う、上杉殿。某、こっそりまつに内緒で言っておくから) (あなや。それはよろこばしきこと。びしゃもんてんのごかごのありますよう、いのっておきます) (毘沙門天がまつに勝ってくれれば良いのだが…)
やんごとなき殿御らの秘密会議は、ふいに漂ってきたかぐわしい香りによって打ち切られることとなりました。甥の教育に関して、愛妻にきっぱりと叱られ、ややしょげていた風だった利家が、急激に元気一杯になります。目を輝かせて、蓋を開けられほくほくと湯気をあげている大釜へ視線を飛ばしました。 「松茸ご飯だ!」 「はい。最北端で頂いたお米と、上杉殿から頂いた松茸で作った、炊きたてでござりまする!」 歓喜の声を受けて、作った側のまつも楽しそうに笑顔で答えます。大きなしゃもじで丼に山のように盛ってゆくまつの手元を、びっくりした様子でつるぎは見ていますが、前田の殿はこの大きさが標準であるようです。かすがはおそるおそる主の椀によそうと、他の料理と共に、まつと並んで持って行きました。 それぞれの主の傍らに腰を落ち着けると、ゆっくりとした、穏やかな談笑が始まります。まつお手製松茸の土瓶蒸しを、酌でもするようにかすがは謙信の差し出したお猪口に注いでゆきます。その際、何を言うでもなく、ただ見つめてくれている主君の様子に、彼女は天にも昇る幸せ心地で陶然とするのでした。更に『よくまえだどののおくがたをたすけていましたね』などとねぎらいの言葉などかけられてしまえば、雪白の頬はあっという間に薔薇色に染まります。ついでに周囲の空気も薔薇が咲き誇ります。そんな主とくのいちをよそに、戦国最強夫婦の名を欲しいままにしている万年新婚夫婦は、よその国だろうがなんだろうがお構いなしに仲良く寄り添いあっているのです。勿論笑顔を忘れずに。 何ともなごやかで、且つあまったるい雰囲気にむせ返りそうな夕餉に、誰もが大満足であったのですけれど。あることが謙信には物足りなく感じられました。さて、いいだすべきかいなかと迷っていると、他愛のない会話の中で、ぴょこんと利家の零したある一言が、切っ掛けとなりました。見ていて胸がすくほど、全身全霊で美味しそうに松茸ご飯を頬張っていた前田の殿が、ほっぺについていたご飯粒を奥方に取ってもらいながら発した言葉でした。 「松茸ご飯も美味いが、某やっぱり松茸料理は焼き松茸が一番好きだ!」 「ほほう、それはまた…なんともしゅこうによさそうですね」 酒豪で知られる軍神が、にこりと呟きました。確かに、このように素晴らしい食事に舌鼓を打つことができるのは僥倖ですが、そうなるとやはり欲しくなるのが酔いというもの。せっかく他国の殿と会って話す機会を得られたのですから、共に盃を交わしたくなるのは当然のことでもあります。まあ。ただ飲みたいだけ、というのもありましょうが。 酔いを欲していたのは謙信だけではなく、利家も同様のようでした。二人は共犯者めいて視線を交わし、結託して朱塗りの大盃を求めようとしました。 「まつー!上杉殿もご所望のようだし、焼き松茸を頼むー!」 「つるぎよ。たるをあけてきてはくれませんか。それと、わたくしのさかずきをふたりぶん」 至極ご機嫌なお願いに対するお言葉は。
「なりませぬ!!」 「いけません!!」 ものの見事な撃墜でございました。綺麗に重なった、賢妻と美神の声音は、まるであらかじめ打ち合わせでもしていたようにぴったりでした。まさかこうも揃ってだめだと言われるなんて、軍神の才知でさえも予期できなかった様子です。二人のびっくりしてきょとんとなっている殿へともたらされた言い分は、実に的を射たものでありました。 「これ以上松茸を使っては、慶次のぶんがなくなってしまいまする!」 「謙信さま、あまりお酒を召されるとお体に毒です…!」 かたや甥への思いやり。かたや殿への思いやり。こうも心のこもった意見を受けては、殿たちも己の主張を通すわけにもいきません。特に、忠実な忍ときたら、万が一主君の体に何かあったらと、考えただけで恐ろしくなってしまったのでしょう。うっすら涙さえ浮かべて懇願してくるのですから、流石の謙信もやや慌ててしまいます。 「あなたさまが倒れられたら、かすがは、かすがは……!」 「ああ。わたくしのうつくしきつるぎよ、わかりました。こよい、さけはひかえましょう」 「謙信さま……!!」 「ですから、なくのはもうおよしなさい。おまえのなみだもうつくしいが、なによりもうつくしいそのひとみをくもらせてはなりません」 「ああ、ああぁぁぁ……!」 ひたり、と隙間なく寄り添いあってはまたも満開の薔薇に包まれている主従の隣では。 「犬千代さまはいつも慶次に甘いですのに、まさかお忘れになるだなんて」 「うーむ。何せ某はまつの飯ならいくらでも食えてしまうからなあ。つい」 「ふふ。まつはうれしゅうございます」 「帰ったら、皆で一緒にたらふく食おう!」 「はい、犬千代さま。心得ましてござりまする」 「全員揃って食べるのも幸せだが、まつと二人で食べるのも幸せだー!」 などと。向かい合ってはにっこりとして。こっちもこっちで相当に百花繚乱でございました。
薔薇やら桜やら。とにかく花が咲き乱れて。夕餉は美味しく。空気は甘く。酒はなくとも雰囲気だけで酔ってしまいそうな、春日山の幸福な夜は、こうして過ぎてゆくのでございました。 戦国の世に満ち溢れる天下無双な恋の嵐に、びしゃもんてんのかごぞある。
2006年09月16日(土) |
基本は常にノーガード(咄嗟に使いこなせない) |
BASARA2、ストーリーモードほぼ制覇!残るは後一人だけ!さあ誰!? ……ザビー……。
こんばんわ、そういうわけで慶次さんで天下統一してました。もえぎです。 うわあまたえらいもんを残してしまいました。 遅いし使いにくいしで敬遠しまくっていたらこんなことに。 どうにも使おうという気になれなかったので、慶次さん使ってキュンキュンしてます。 キュンキュンした勢いのまま、慶次さんと謙信さまで天下統一完了です。 次はまつさんか蘭丸くんでいきたいところです。
やあ、それにしても慶次さん。ああ慶次さん。 ぴんくなお召し物がとってもお似合いです。かわいいー。 得物をふるうたびに舞い上がる桜のはなびらがなんともあでやかで。 あんなにも大きな武器なのに、その扱いの軽々と、舞うような仕草ときたら。 それに。慶次さんは技の名前も素敵。 見るたびに、ついつい口元がほころんでしまいます。 なんでしょう。あのやんちゃさん。やっぱりファンファンでしたよ。 『恋の花を、咲かせましょう!』って。楽しそうに降らせる花吹雪。 女・子供・動物だけでなくお年寄りにも好かれてて、誰からも愛されてて。 ポジティブの塊みたいな方。だからこそ抱かれた傷の深さが痛々しい方。 戦国という世界にはうんとこさ似つかわしくないのですけれど。 だからこそ逆に、現代と感性が近く、すんなりなじめるのでしょう。 慶次さんがあそこまで誰からも愛される方に育ったのは、ひとえに前田家の力。 まつさんや利家さんをずっとずっと間近で見てたら、そりゃ良い子になるというものです。 何処へ行くにも、いつも手を繋いでラブラブしてるご夫婦ですもの。微笑ましいったら。 明日くらい、日記に何やら前田家な話があったりしたら笑ってやってください。 あの一家だいすきだー。 慶次さんもまつさんも利家さんもみんなそれぞれだいすきだー。三人揃えばきっと無敵。
そして謙信さまはやはりビューティー(しつこい) わたし、性別不明っぽい人がいたら、とにかく普段は女の子を押すのですが。 謙信さまは別。謙信さまは別格。謙信さまに関しては、殿が良いのです。 だってあんな殿いらしたらあまりにも完璧で素敵すぎます……! や。かすがさん好きなので、お話書くなら殿方のが書きやすいっていうのもありますが。 でもでもやっぱり謙信さまは殿が良いです。 かすがさんとお二人だと、世界がついていけないほどお幸せそうで。 もうあのお二人は永遠に薔薇咲き乱れる世界でうふふあははなら良いですよ。 どうにもわたしは、あんまり男性的すぎる殿方が苦手のようで。 当初サーガで、Jr.くんを少し怖がっていたのは、この理由によります。 Jr.くんはサーガメンバーで誰よりも、ジギーさえ追い越して、男性的だったでしょう? 肉体的な意味ではなく。内面的な意味で。 結局Jr.くんへの怖がりっぷりは、ジュニシオで克服できましたけれどね(笑) BASARAにおいて、怖がっているのは伊達さんだったりします。こわい。 他のメンバーはそうでもないようなのですが。伊達さんがだめみたいで。 ちょうそかべさんはアニキさんだから良いみたいです。 幸村さんは子供っぽさのが前面に出ているので良いみたいです。 信長さまは魔王でマントで実は奥さんラブぽいから良いみたいです。 島津のおじいちゃんは豪快さんなおじいちゃんだから良いみたいです。 小十郎さんは田畑を愛する(予想)野菜作りの名人だから良いみたいです。 お館さまはお館さまだから良いみたいです。これが一番どういう理由なんだか。 因みに慶次さんはファンファンだから良いのです。だいすきです。 ともあれ。 他のいかにも男っぽい方々の中において、燦然と輝く性別不明。我らが謙信さま。 かすがさんとの他の追随を許さない空前絶後な相思相愛っぷりにときめき。 使い勝手は良いわ、慶次さんと仲良しさんだわ、まつたけだわ、朴さん声だわ。 細いわ速いわ台詞はひらがなのみだわと、わけわからなさ加減へ逆にときめき。 そして薔薇。これははずせません。 とにかく謙信さまが殿だったらパーフェクトな殿だと思うのですよ。 びしゃもんてんのびはビューティーのびだとか思い始めてますよ。 まつたけ含め、前田家と交流があって嬉しいなあ……!謙信さまビューティー。 二つ目のお召し物も素敵でございました。
それにしても今回、2になって。なかなか武器が手に入らないのですが。 あと、進め方が悪いのか、お店に第七武器がちっとも入荷されません。 難しいで天下統一かストーリーモードクリアしなくちゃいけないのでしょうか。 攻略サイトさん見ても、ちっとも載ってなくて。誰も悩まないことっぽいですね。 わたしはとにかくヘタレなので。 普通二十時間でクリアできる大神に六十時間かかったので。 常にモードは『ふつう』なのです。『難しい』はまだ怖くて出来ません。 ああでも薔薇を。謙信さまに薔薇をどうか……! 武器が変更になったまつさんとかすがさんのネタ武器も気になるのです。 慶次さんもネタ武器なのかしらとキュンキュンしていたりするのです。 利家さんがカジキマグロだから、ピラルクとかかしらとそわそわしていたりするのです。 暫くはBASARAで妙な方向に癒されていそうです。
>十五日 ・21時の方
まさかBASARA感想話よし!なお客様がいらっしゃるとは(笑) いえいえ。本当にありがとうございます。ほっとしてしまいました。 ここは一応ゼノサイトなので、あんまり方向性違うこともなあと思ったのですが。 日記ですし。それに、自分自身が思ったことですし。良いかもですね。 前田家は素敵ですよね…!あのご家庭はもうご一家で良いと思います。 確か血の繋がりはないはずですけれど。お父さんとお母さんと息子さんですよあれは。 お言葉ありがとうございました。よろしければ今暫く、おつきあいください(ぺこり)
2006年09月15日(金) |
勿論所属世界は魍魎界 |
ゲーム誌読むたびくせになっていたこと。まず第一に目次でサ行を探すこと。 さ、し、す、せ。ぜ、ぜ……理由は言わずもがなです。
こんばんわ、ついくせで。いまだにそうしてしまいそうになります。もえぎです。 もう探さなくても良いですのにね。もう終わってしまいましたのに。 歪められたままおしまいになってしまいましたのに。 いちるの望みがDSに首の皮一枚なだけでしょうに。 なにやら自分でも相当に切なくなってきたので、このくせ、なおそうとしています。 最近は真っ先にナ行を見るようにしています。 な。な。な。なむこくろすかぷこんつぅ……って(笑) うう。情報がちっとも上がってきませんよ。逆に不安になってしまいます。 年末商戦は当然無理でしょうから、くるとしたら春にあわせるか。 春かそれ以降だとしても、そろそろ第一報くらいあっても…と思うのですが。 まさかあれでおしまいだなんてことはありませんよね? あんだけいかにも次回作への布石っぽいこと言っといてそんなことありませんよね? 名前だけ出てきたジェダさまの立場とかはどういうことになるのですか。 ああお願いです新世界。どうかもう一度交差してください。
それに。今なら、バサラチームが参戦可能になるでしょうし! もうこれは心の底よりの願いです。 発売時期は新世界のほうがバサラより早いのですよ。 なのにバサラは一年も経たずに続編が出て新世界は続編の話すら。 どうか。どうかあのいかにも新世界向きであるバサラな方々をぶれいぶにゅーわーるど。 誰がくるだろうとか考えるだけでかなーりわくわくするのです。 以前友人と話しててもこんなでした。
もえぎ「敵は織田軍がくるのかなあ。見たいけどちょっと切ない」 友人「ザビー軍なら迷うことなく撃破できるんやろ?」 もえぎ「うんそう。織田軍好きなんやもん。それに、前田家も織田軍やし…」 友人「…キャミィって手段があるじゃないか!」 もえぎ「そうか!最初敵対してても後で仲間になったりするのな!」 友人「まつさんが、ゲゼルシャフト号食事当番に新たに加わるよ」 もえぎ「いいなあそれ。あ。あとね。忠勝さん来たら小牟喜びそう」 友人「敵やろなー…HP9999とか?」 もえぎ「ううん。何を言うか。HP99999。」 友人「多!強!!」 もえぎ「そして更にAP回復二倍、遠近両方攻撃可能、射程ものっそ長いの」 友人「その上機動性まであるって…近づけねえ倒せねえ」
逃げろーやつが来るぞー、を体現したらきっとこうなるはず。 でもこれ絶対倒せないでしょうね。総員時間制限か何かで逃げ惑うのでしょう。 まあ忠勝さんはともかく、バサラ参戦なら、来るのはきっと幸村さんと伊達さん辺り。 個人的には謙信さまとかすがさんと慶次さんをお願いしたいところですが。 やはりメインのお二人になっちゃうのでしょうね。 しかし幸村さん一人で新世界へ行くのはかなり難しいものがあると思うのです。 佐助さんが一緒ならば良いのですけれど。それならかすがさんも来て欲しいなあ。 新世界ガールズはみんな可愛いので、でも露出度もそれなりなので。 幸村さんのハレンチ探知機が大変になるのではと心配です。 はれんちはれんち叫びすぎて倒れたりされないでしょうか。 フェリシアやひろみさん、春麗とかルーティとか。衣装相当セクシーですし。 因みにモリガンは敢えて挙げませんでした(笑)言うまでもありませんので。 かすがさんとタキさんとわやちゃんの三人でMA攻撃『くのいちトリオ』とか見たいです。 ベガと結託する信長さまとかも見てみたいです。 信長さま、世界はおろか宇宙も狙ってるぽかったので良いのでは。 『織田信長 VS KOS-MOS』とか。うわあ見たいなこれ。 『T-elos VS 上杉謙信&かすが』とか。もうきりないです。謙信さまビューティー。 新世界、という形をとってなら。サーガにもすんなり親しめる辺り不思議です。 あのしっちゃかめっちゃかでグダグダな新世界は、どういうわけだかほんと快くて。 今もし、エピ3を終えて。何やら不安な、心細い気持ちの方がいらしたら。 皆様新世界へ行ってしまえば良いと思います。 あそこならきっと大丈夫。とってもとっても心地良くさせてくれると思うのです。 プレイ時間が余裕で百時間越える辺りはご愛嬌ということで。
2006年09月14日(木) |
てんさらばさら てんさらばさら |
じょいやさー。ただいま戻りましてございます。 大絶賛バサラ2プレイ中なのです。あと、あと残り四人……。
こんばんわ、前々から『ばさら』って語に、どうも聞き覚えがあったのです。 けれど、どうにもこうにもしっかりと思い出すことができなくて。 暫く延々つとつと考えていたのですけれど。 やっとこさ思い出すことができました。このことだったのですね。 記憶はとてもあやふやなのですが、図書館で絵本開いたらよくおぼえていました。 絵を見たらすぐさまぴんとくるものですね。 ちいさいころ。よくおぼえていないくせに。きっと何度も読んだのでしょう。 むやみに好きなおはなしでした。 てんさらばさらてんさらばさら…おしろいたべてゆきもってこい。
で。当の戦国なバサラなのですが。 やー、笑わせて貰っています。 無条件にけらけら笑って楽しくなれるのは幸せなことですね。 時にはきちんと考えねばならなくもありますけれど。 大体においてはノリと勢いで笑って進めることができます。 何も考えなくて良い。 にちぇもカバラも創世記も、どいちゅもギリシャもウロボロスも。 もう何も。 これを現実逃避と世間様では呼称するのやもしれませんが。 今はこんなのんきに暴れる現実逃避で、いろんなものを治そうとしているのでしょう。 ……エピ3を終えて。なんともかんともやりきれない。 一応あちこち必死に解釈して、折り合いをつけたりもしていますが。 こんなにも歪められた正史のただなかにあっては、挑み続けることが困難なのです。 せめて監督のお言葉さえあれば。かなり気持ちは違うのでしょうけれどね。 しつこくも愚かしくも。わたしはまだ監督のお声を待っているのです。 過去、あれだけわたしをすとんと信じ込ませてしまった、お声を。 は。なんかバサラ関係ないですねこの文章。しかも無駄にしんみり。 ええと、ええと。感想でも書きましょうか。 けれど一気に進めすぎて色んな感想が渦巻きすぎてまとめきれそうにありません。 ですからおもったことトップ5くらいを箇条書きにでもしてみましょう。
・ゆーあーそーきゅーうつくしきつるぎ(でも薔薇が足りない気が。もっと薔薇をー!) ・ありとあらゆる意味でありがとうだいすきです前田家(戦国サザエさん) ・一瞬謙信様性別姫でも…とか思いましたお館さむぁあああ(白馬の王子様なお館さま) ・誰より一番ストーリー良かったの濃姫さまかと(魔王一家仲良し希望なので大喜び) ・慶次さん慶次さん慶次さんだいすき!!(ハートのビーム狙い定めて)
ぱっと見、清々しくわけわからないですねこれ。まとめどころの話では。 明日くらいから、またちょこちょここそこそ感想書いてそうな予感です。 全くもって需要ないでしょうに。ああでもこの方々には本当に楽しませて貰ったのです。 そして…購入前の、心配をよそに。 やっぱり慶次さんは素敵な殿方でございました。 最初にクリアしてから、ストーリー制覇に忙しくなかなかとりかかれませんが。 一段落したら、真っ先に天下統一しなくてはです。 や、その。二つ目のお召し物が、欲しいので……。ピンクかわいい。 ほんと、びっくりでしたが。本当に素敵でした。 考えもしませんでした。 桜が似合うのは、女性だけではないのですね。 わたしは単純なので、桜というとすぐに女性を連想してしまうのですけれど。 考えもしなかったので。酷く純粋に驚きました。心地良い感覚でした。 あんなにも底抜けに桜の似合う殿方がいらっしゃるだなんて。 なんて、風雅な。
>十日 ・17時の方
いらっしゃいませ、このような荒野の辺境にようこそです。 新世界お好きなのですね。次回作の話がとんと聞こえないのが不安です…。 仁さんとモモちゃんのお話ですか。ううむ、どうでしょう。 さりげなく絡めて書いたことは何度かありますが、メインではないですし。 それに。わたしが書くと、どういうわけだかモモちゃんやたら男前になるので(笑) ご希望に添えるか明言できず申し訳ありません。お言葉、ありがとうございました。
>十一日 ・3時の樹の主さま
!うわあ。お久し振りです、お元気そうでなによりです。 このところ、こっそりあの懐かしい色即是空の樹を思い出したりしておりましたのに。 まさかこのようなお言葉が頂けるだなんて。喜ばしい驚きです。 あの頃のことを、お聞きできるのは、とても嬉しいのですけれど。 なんだかお邪魔するのが申し訳なくもあるのです。 わたしはあたまがわるいので、サーガもそれなりに楽しんでしまいました。エピ1は。 もっときちんと、考えなきゃいけませんのに。盲目になって色々とごまかして。 それが。懐かしいあの樹にもとる行為だと今更になって思えてならないのです。 わたしが樹下に入れたのは、最後のほうでしたけれど。 あそこでは本当にたくさんのことを教えて頂きました。 『ゼノ』というものに対する気持ちが、今は少し整理できていません。 もう暫く経って、落ち着いてから。必ずお伺い致しますね。 お知らせくださいまして、ありがとうございました(ぺこり)
2006年09月10日(日) |
唸れ白銀のポイントカード |
暑かったり寒かったり、気温がひょこひょこ変わります。 どなたさまもお体を壊したりされませんように……。
こんばんわ、雨を避けて出かけようとしたのにどんぴしゃでした。もえぎです。 まだ暫くはもつかなー?と思い、いそいそと自転車を引きずり出してきて。 よいこらと腰かけ、ペダルを幾つかこいだところでした。 どざー。って。 ここはひとつわらうしかありませんでした。 やあ、すっかりずぶ濡れです。予定切り上げて慌てて帰りましたとも。 服着替えなきゃならないくらいに降られてしまいました。 なんだか最近よく濡れてる気がします。何故。 でもまあ。風が耳元でぴうぴうゆう感覚は大変おもしろいものですし。 本人はうきうきしながら自転車走らせておりました。 が。途中で『酸性雨だー』『ぬれねずみだー』『…アシッドレイン!?』 などと思い至ってしまい、咄嗟にアトワイトのマスターが脳裏をかすめました。 ああまだついてくるのか新世界いやこれはリメイクの影響かむきーとなりつつも。 ルーティに罪はありませんので、心の中でブラッディローズへ思いを馳せておりました。 あと、メイルシュトロームの声も好きだったなあ…などと考えながら。
どうやら今の気分にはがちんごちん方面の曲が似合うようです。 攻殻を観直した所為で、サントラを取り出して聴いているのです。 やはりrun rabbit junkは名曲ですね……。菅野さん素敵。 あのがちんごちん具合がたまらないのです。 こないだまで延々聴いてたEeLさんのLittle Princeもデストロイでしたし。 がちんごちんとまではいかなくても、方向的にはそう。ごりごりしてます。 その後聴いてたcapsuleさんのFRUITS CLiPPERもごりごりしてましたし。 キラキラギターポップやピコピコフューチャーポップより今はこっちのほうが。 可愛くおちゃめにデストロイ。いえあ。
なすべきことを。なさないと。 気が触れてしまうのはその後で良いのです。 でもありとあらゆる文章を一時に何種類も書きこなすというのはちょっと無理かもです。 きちんきちんと、目標を定めながら、いかないと。 わたしはただでさえろくでなしのダメ人間なのですから。 さあ。いざ立ち向かえ。 …そうでなきゃ、明日、バサラ2買いに行ったら全部予定が狂いそうだから(笑) 誘惑に負けてバサラばっかしてちゃいけないのです! きちんとやることやらないと、バサラに申し訳が立ちません! どういう理屈なのか自分でもよく分からなくなってきました。 ああ慶次さん、お迎えに参ります……! プレイ前から期待しすぎて裏切られないかが心配だと紺堂嬢に言われてしまいました。 確かに。バサラ2というか慶次さんに向けてのわたしの反応は明らかにおかしいです。 ほんと、プレイ前の作品のキャラにここまでときめくのは初めてです。 だからこそ。裏切られたらと思うと、背筋がひんやりしそうです。 義務教育中にわたしが会得した第一の教訓は『信じたら裏切られる』ですし(笑) けれども。そこはその、バサラですし。きっと笑わせてくれるはず。 謙信さまやかすがさんもいらっしゃいますし、悲しくはならないと思うのです。 きっとまた最高のクオリティで最高にアホなことして笑わせてくれるのでしょう。 なんかこの辺りは鉄拳にもそこはかとなく通じるものがありますね。 うむ。やはり新世界に来るべきですよバサラ。 もし。残念なことに慶次さんで凹んだりしてしまっても。 上杉軍や前田家や織田軍や徳川軍がきっと癒してくれるはずです。 ではでは。明日に向けて。せっしゃこれにてどろん。
へにゃーってなった時は、物凄く良いものを見るというのも良い手段です。 逆にヘタレさを思い知らされ凹んだりもしますが、それさえ凌駕する素晴らしいものを。
こんばんわ、そういうわけでテレビ版攻殻を観直しています。もえぎです。 や。ここ最近、ラブロマンスラブロマンス言いまくっていたので。つい。 本家本元ラブロマンスである、『未完成ラブロマンスの真相』を堪能していたのです。 もうわたしあのお話好きすぎて好きすぎて最初観たときのたうち回りました。 いやごめんなさい。正直に申し上げますと。 のたうち回ることすらできずノックアウトされてました。 ベッドの上でぴくぴくしつつ伸びてました。素敵すぎてときめきK.O. 久し振りに再生してみたら、わざわざその話数にテープ巻き戻ってました。 きっとすぐさまいつでも観られるようにと自分への配慮だったのでしょう。 自分のことだけに、その気持ちは痛いほどよく分かります。 ずるい。脚本の櫻井さんずるいです。このラブロマンチストめ!大好き! わたしが攻殻にすとんとなじむことができたのは、ひとえに櫻井さんのお陰でしょう。 だってこの方の脚本、書かれるお話、どれもこれも素敵すぎるのです。 展開とか台詞回しとかがいちいち好みにクリティカルヒットするのです。 他の脚本家さんから任されてた要素が『機械とか女の子』ってどういうこと。 わたしをときめき殺しそうなお話ばっかりなのです。 もしI.G.さんから、 『よしきベスト』みたいな櫻井さん脚本話だけ集めたDVDが出ようものなら。 ファーストがびびりそうな鬼気迫る形相でヘッドスラインディングな勢いで買うでしょう。 それくらい素敵なお話めじろおし。少なくともわたしの好みはど真ん中。 素晴らしいお話になごんでいます。
色々凹むことがあったりもするのですがラブロマンスで乗り切ろうとしています。 あたまわるいなりに、あたまわるいまま、生きていかなきゃですね…ふう。 ともあれ遅れまして申し訳ありませんでした。 拍手のお返事、させて頂きます! 最後らへんに駄文があるのは、まあ、ノリということでお願いします。
>七日 ・23時のUさん 最初に申し上げるべきは、『エピ3クリアおめでとうございます!』 お祝いにあがろうとも思ったのですが、エピ3がエピ3だけに…めでたいのかどうなのか。 けれど、クリアされたのは素直にお喜び申し上げるべきですね。お疲れ様でした。 ケビシオ。わわ。わたしろくなこと書いていないと思うのですが。 でもクリアして。落ち着いた結果は、こうでした。やはりケビシオでした。 もったいないお言葉をありがとうございます。 今度はきっと、ケビシオからジュニシオへと流れてゆく過程を書ければと(笑)
>九日 ・0時の方 いらっしゃいませ、荒野の辺境たる拙宅にようこそです。 おお。こんなところにもケビシオ好きさんがいらっしゃるのですね。 良かったです。マイナーなのはフェイエリィで慣れましたが(自分で書いてて切ないです) やはり同志さんがいらっしゃるというのは、とても心強く、安心できます。 わたしはえらく怖がりなので、世間様でケビシオがどういう扱いなのかよく分かりません。 けれど。二人は二人で、幸福で、良いと思うのです。アホのささやかなおもいです。 お言葉ありがとうございます(ぺこり)ついついほんやりしてしまいました。
『神秘と追憶』(ケビシオ)
二人で歩くふとした道沿いに何かを見つけ、一度瞳を大きくしばたたいて、今度はきょんと丸くして。それからにこりと、さも嬉しそうに常盤を細めるものだから。ついついつられて見やった先に、ささやかな花一輪があったりするから、またもついつい、彼も微笑んでしまう。
「好きなんだね」 「え?」 「花」 「あ…え、はい。可愛いガーベラだなと思って、つい」 「詳しいんだ。僕はそういうの疎いから、よく分からないけど」 「そんな。でも、花を嫌いな人って、いないでしょう?」 だから誰もが花に心安らがせ、優しい気持ちにさせられるんですよ。そう言って、彼女は慈愛と呼んでもさしつかえのないだろう眼差しを、花に向けた。レンズ越しの双眸をかすめた、おぼろげな痛みが、シオン自身でさえ理由の分からないだろう感覚をケビンは手に取るように理解していた。だから彼は、相手に気付かれないようごく僅かに口元を皮肉っぽく歪める。 (確かに嫌いな人はいないかもしれない。でも。嘲る人はここにいたよ) シニカルなものは瞬き一つの間さえ存在しなくて。すぐさま穏やかな微笑に取って代わられる。 「そうだね。でも、君のほうがうんと可愛いよ」 咄嗟のことに、目をぱちくりとして。予想もしていなかった言葉に相当驚いてしまったのだろう、すっかり硬直してしまったまま見上げてくるシオンの様子を、彼は実に楽しそうな様子で眺めていた。みるみるうちに言葉がしみこんで、徐々に顔を完熟林檎に染め上げてゆく過程を目の当たりにして、いたずらっ子のように微笑んでみせる。ちょっぴり身を屈めて、お互いの睫が触れ合うくらい近くに顔を寄せて、にっこりと。 「だって、『シオン』っていうのは、花の名前でもあるんだろう?」
この後何とも見事においしそうな林檎になった彼女から、本当は詳しいじゃないですかなどと散々批難を浴びたりもしたが、そんな顔色に説得力があるわけもなく。ごめんごめんと笑いながらこめかみにひとつ落としたあるもので、全ては解決。 真っ赤な顔で声を荒げても。途端にしゅんみりおとなしくなっても。どんな様子でいても。やはり彼の結論は揺るがない。
(君はどうして、こんなにもこんなにも可愛いんだろうね) (全てが壊れて。砕け散ろうとも。二人がいれば、それでいい)
2006年09月08日(金) |
そっちもこっちもラブロマンチストまみれならば |
最近髪を梳くと、きれーに天使のわっかが出るようになりました。ちっさいですが。 また単純なことでハッピーになるのです。チリも積もれば山。ギラも積もればベギラゴン。
こんばんわ、そんなささやかなささやかなことで立ち向かっていけたら。もえぎです。 油断するとまたへにゃりとしやがるのでちっとも気が抜けません。 考え出したらいつも悪いほう悪いほうへといってしまうので。 間違っているわけではないのですが、凹んだままうずくまってられません。 常にやさしいひとたちを裏切り続けているような感覚のまま。進まないとです。
昨日あれだけ書いておいて更に言うのもなんですが。ケビシオが好きです。 ゼノ系におけるカプの好きっぷりでいえば、接触者対存在に次いでいるやもです。 とはいってもその車間距離は肉薄どころではなくバベルタワー並ぽいですが。 ごめんなさい。あのふたりたちは本気で別格なのです。 が。あの問答無用に無敵最強ラブイズブラインドなふたりたちをのぞいてみたならば。 並み居るゼノカプをおさえて、ケビシオが上に立ってしまいそうです。不思議。 や。思えばエピ1の頃からずぅーっと好きでしたもんね。 ただあの頃は、あまりにも情報が少なすぎて手が出せませんでした。 あのお二人は劇中にそこそこイベントがありながらも、手がかりが少なくて。 何せケビン先輩からシオンさんへの呼びかけが判明したのは確かDSでですよ。 エピ2ですら明かされませんでしたから。まあエピ2の記憶は殆どありませんが。 お二人のラブラブ情報が少ない代わりに、ケビン先輩は謎まみれでした。 エピ1の頃から、ミズラヒ博士の助手疑惑はありました。 更にはアンドリューのおっちゃんにコードを渡した、元型暴走事故首謀者の疑いも。 今にしてもおもえば、確証がなかっただけで、ここいらはほぼあたりでしたね。 と。まあ。こういった、物語の根幹にかかわる事象への関連が疑われすぎて。 正史を無視したくないし、これからきっと語られることだろうし。と考えて。 勝手に想像するわけにもいかず、保留扱いだったのです。 これだけ不確定なことばかりにも拘らず、 やはりケビシオを貫けたのはひとえにエピ1のおかげ。 しつこいくらい言っている、コスモス暴走前夜イベント。 あのイベントが素晴らしすぎました。 あのイベントだけで、お二人の間にある強い繋がりを感じることができました。 だからこそ待ち続けることができました。
フェイエリィとケビシオというのは、案外好対照かもですよ。 こんな風に考えてしまうのはつくづくわたしが接触者対存在好きだからですが。 ケビン先輩は世界より何よりシオンさんを選んだ。 シオンさんは迷い悩んだ挙句自分に快さをくれる先輩より世界を選んだ。 フェイは世界よりエリィを選んだけれど世界を巻き込まないように自身を投げ打った。 エリィは世界とフェイを選んで自身を投げ打とうとした。 似ているような。そうでもないような?さてどちらでしょう。 決定的に異なるのは、前にも書いた気がしますが。やはり周囲の反応だと思います。 フェイの周りのメンバーは、滅んでも良いって感じがしました。 みんな、彼の道程がどれだけ険しく残酷なものであったか知っていたので。 世界とエリィを天秤にかけて、エリィを選んでも良いと笑っていた気がします。 けれどシオンさんの周りは、それどころじゃあありませんでしたね。 まあ、話の規模が違うので、どうしようもないのでしょうけれど。 フェイの場合、規模は惑星一つです。 シオンさんの場合だと、宇宙全域ですから…滅びても良いと言い切れないのでしょう。 サーガは、最後らへん、お話の目的が『宇宙を、世界を救う!』 という、極めて分かりやすくも王道的な展開になっていました。 時間の余裕もありませんでしたしね。もう急転直下とはあのこと。 息をつく暇さえないくらい、とにかくせかせか急いで焦ってばかりだった記憶があります。 なんだか追い立てられてたみたいですね。 ゼノだと最後辺りは、どちらかというと緩慢な滅びに見えました。 ゆっくり、ゆっくり…世界が壊れてゆく。 銀世界のシェバトに降り積もる雪のように、ひそやかに。穏やかに。確実に。 ディスク2でプレイヤーが自由に動けるのが、あそこらだからなんて説もありますが。 じわじわと滅んでゆく世界での目的は『エリィを救うこと』だったと思います。 神を倒すとか、テラフォーミングを止めるとか、ドラゴソを狩るとかではなく。 ただ。『彼女を助けに行こう』って、みんなが思っていた気がします。 『ふたりじゃなければ意味がない』。最後までそんな風でした。 バルトも、エメラダも、みんながそう声をかけてくれたのですから。 あれだけのながいながい深遠なお話。 すべてはふたりがふたりであるためだけにありました。 少なくともわたしにはそう思えました。 ふたりはあれだけ苦しみ血を流し血を浴びてのたうち回り壊れても互いを求め続けた。 だからこそわたしはいまだにあのふたりたちが大好きでなりません。
そして。こんなふたりの関係に、一番近かったのが、ケビシオだと思うのです。 シオンさんの『拒絶』という選択は、ある意味とても主人公的です。正義の味方です。 けれどそこに到るまで、シオンさんの迷い迷い歩んできた道は、あまりに人間的でした。 ですから。わたしはシオンさんが仲間たちから離れたとき、少しほっとしたのです。 もうこれ以上苦しみ傷つき続けるさまを見るのが、とてもつらかったので。 黄金パターンじゃなくても良い。世界が滅んでも良い。 シオンさんがしあわせになってくれるのならそんな選択でも構いませんでした。 でもやっぱりシオンさんはやさしすぎる方でしたから。 自分のことだけを考えて、ワガママを通し続けることはありませんでした。 傷ついても顔を上げてまだ歩もうとされました。うんとうんと苦しかったでしょうに。 先輩の手から離れる際の台詞が、それを裏付けているようで。 ややうろおぼえですがこんなのでしたよね。 『あなたとならきっとしあわせなんだとおもう』って。 やわらかにあまい幸せを振り払ってでも、世界を救うと決断された。 苦しいのに。昂然と顔を上げて。 見事と言うより他ない意志の強さですが、逆に痛々しさをもおぼえるのです。 エピ1から、ずっとそうでしたね。 シオンさんの強さは常に、脆さと紙一重どころの話ではない表裏一体でした。 見ていてとてもはらはら。でもエピ3でなんとなく分かった気がします。 やはりシオンさんの根底には、あの八歳の小さな子がいます。 封じ込められて、抑圧されて、傷つき果てた幼い子。 あの子がずっとシオンさんを奥で形作り続けていたように思えました。 そしてケビン先輩も、自分の絶対的な目的を見つけたのが、十五年前だったのでしょう。 あのとき彼は全てを貫こうと決意し、本当に最後まで意志を貫き通したのですね。 揺らぎもせずに。ただひたすらに。ちいさなあの子のために。 ……やっぱりとびきり素敵な未完成ラブロマンスじゃありません、これ?(笑)
拍手ありがとうございます…! こんな文章の後に繋げるのもどうかなので、明日がっつりお返事させて頂きますね。
2006年09月07日(木) |
あれも一種の未完成ラブロマンスなのでは |
昨夜はどういうわけだか夜の十時に眠ってしまいましたよ。 それでもまだまだ眠れそうなこの勢いは一体何。
こんばんわ、しなきゃならないことたくさんですのにね。もえぎです。 いくら右足の親指が膿んでて肉が出てて傷がなかなか塞がらないからって。 そんなもん赤チン塗っときゃ良いのです。多分。 紺堂嬢には散々『うわー治りにくいよそれー』『早く病院行ってツメ剥ぎな?』 などと助言を貰いまくっておりますが取り敢えず聞かないことにしています。 特にあとのほう。そんな痛いの嫌です。ああ。想像するだけで痛い。 早く治らないかなあと思いつつ、地道になすべきことをなさないとです。
文章が微妙にスランプなのを乗り越えるべく、日記で指ならしです。 せっかくなので、今までまとめようまとめようと思いながらしていなかったことを少し。 前にもひそりと言ったことのある、エピ3におけるケビシオについて。 ぽそぽそアホな語りをしてみようと思います。 内容が内容なだけに、EDまでおもくそネタバレですのでご注意を。 もう発売から二ヶ月ですし。反転もやめておきます。
あれだけのことがありましたのに。 やはりわたしの中でケビシオが揺らぐことはありませんでした。 いや。全編シオンさん祭りで、ジュニシオフィーバーだったのは確かに認めますが。 今回ジュニシオ好きさんはきっと快哉を叫ばれたことでしょう。おめでとうございます。 ジギシオもありましたし。ヴィルシオもでしたし。 コスシオは突っ走ってましたし、でもさりげなくケイシオがおいしい所持ってってましたし。 あとさりげなくアレシオを後回しにしたのに関してはあまり言及しないでやってください。 で。これだけこのことがありながら。 やっぱりわたしはケビシオ好きのようです。
あらゆる意味で。どうしようもなく。あのお二人はお似合いでした。 変な言い方になってしまうやもしれませんが、とびきりロマンチックな話だと思うのです。 だってケビン先輩は、世界より宇宙より未来より超人より。 ただ、シオンさんと二人でおもいあうことだけを望んでいらしたのですから。 その目的のために、ありとあらゆる方策を巡らして、彼女だけを待っていた。 全てをシオンさんのために。それだけのために。ずっと。
わたし、酷い意見やもですが、 シオンさんに拒絶されたときの先輩の表情がとても好きなのです。 あの。本当に心の底からびっくりした顔。愕然として、息も出来ないくらいびっくりして。 見開いた両眼は限界まで張り裂けているのに、何も映しているように見えませんでした。 ひたすらにびっくりされてた。その表情が、とても好ましかったのです。 拒絶されるなんて微塵も考えていなかった。 そもそもそんな考え自体が存在していなかった。そのための反応だと思えて。 シオンさんが拒絶するまでの決断。二人の指と指が離れるまでの間。 あの演出も好き。最後の最後まで二人は繋がろうとしていた。 EDまで見といて言うのもなんですが、結局のところ、二人はずっと一緒のようです。 決して離れない。寄り添い続けて、おもいあい続けて。 あと。更にケビン先輩で好きだったこと。 拒絶された後、先輩との第二ラウンドが始まります。 開始前の台詞が好きです。あちこちうろおぼえですが……。 シオンさんを惑わすものを排除する、みたいに仰いましたよね。 あの言い回しがとても好きです。 相手を支配し、自身のおもいを身勝手に押し付け、屈服させる一方的なものならば。 よくある場面として、男性側が女性側に逆切れすることがありますね。 『こんなにおもっているのに、どうしてお前は受け入れないんだ!』みたいに。で。暴力。 ケビン先輩はそんな安っぽい陳腐なことはされませんでした。 彼女へのおもいは変わらず揺るがず真っ直ぐなまま。 ただ、周囲に惑わせるものがあるから、それを消そうという意志を示されました。 シオンさんを元に戻そうと思われたのかもですね。
確かにあのイベントで、シオンさんは当初すんなり先輩の側に身を寄り添わせました。 あまりにもシオンさんは疲れきっていましたし、傷つきはてていましたから。 先輩の側は痛みも傷もない、さぞ心地良い場所だったでしょう。 ずっとずっと泣き出しそうなまま、歩き続けてきたシオンさんは限界でした。 たくさんの意見があるのでしょうけれど。 わたしは…誰もシオンさんを責められないと思います。 むしろ、よくもまああんなところまで耐え抜かれたと思いましたもの。 でも、仲間のもとを離れても、やっぱりシオンさんは今にも泣き出しそうでしたけれどね。 どんな決断をされてもやはりシオンさんは泣き出しそうだったのでしょう。 不器用で、とてもやさしい方ですから。 先輩の手を取って仲間から離れる。その未来は先輩にとって予測済みで。 けれど予想外だったのは、 『娘』や仲間たちとの信頼関係と、シオンさん自身のやさしさでした。 シオンさんは自分と世界を秤にかけて、自分を取ろうとはされません。 長い旅路を共にしてきた仲間たちを捨て去ることなんて無理です。 痛々しいほどにやさしい方です。 だから。愛しい手を離した。 これがケビン先輩にとってどれだけの衝撃だったことかはあの表情で一目瞭然です。 先輩のシナリオは間違いではありませんでした。 ただ、新たに生まれた絆の強さとシオンさんのやさしすぎることが、 予測範囲外だったのです。 コスモスや仲間たちが必死に声をかけて、呼んで、求めて。 彼らの内にシオンさんを取り戻した。 先輩は更にシオンさんを取り返そうとした。 何があろうと先輩の中で第一に優先して考えられるのはシオンさんのこと。 ほんと、彼女以外は全てがどうでも良かったのでしょうね。 二人がいられるならばただそれだけで。
どの決断をされてもシオンさんが傷つくことは避けられない、というのが切なくはあります。 世界をとっても先輩をとってもどちらでもシオンさんは傷つきます。 小さい頃からあれだけ傷つき続けたのに、どうしてこうもずっと延々傷つかなければ? 前世の所為。と言われればそれまでですけれど。 ロスト・エルサレム編が分からないことにはどうにもこうにもです。 このあたりは妄想するのもおそれおおく、手が出せそうにありませんし(苦笑) それに、ロスト・エルサレム編ならネピやアベルのこともありますし。 まああのふたりに関しては、時間的にマスダさん近くでしょうけれど。 考えようにも、手がかりの糸がぷつり、と切れてしまうのです。 で。エピ3で得たこと、思ったことをまとめますと。 『やはりケビシオ』に落ち着いてしまうのです。
そもそもの話として、DSでのお二人の表現が最高に素晴らしかったのも影響大です。 DSでもケビン先輩の台詞は素敵なの満載でした。 言い回しが嫌味ではなく、さりげなくて、でも相手をくるんでしまうような。 シオンさんに休むよう言うときも、なんて上手い言い方をされるのかと溜め息でしたし。 それに。とてもお幸せそうでしたから。 シオンさんが幸福で幸福でむせかえりそうでたまらないほどの時間が伝わってきて。 後にやってくることを知っている身としては、 とろけそうな幸福感が時折残酷にも見えました。 ですからサブストーリー・アレンさん編でのシオンさんの痛々しいことときたらもう。
もし書くとしたら、一局での文句なしに非の打ち所のないラブラブ時代が良いです。 エピ3でのお話は…どうにも、無理っぽいですので。 ケビシオなお話は拍手で幾つか書いておりますけれど。 一度しっかりとした、やや長めのお話書いてみたいなあとも思います。 でもラブラブ時代となると、やっぱり短くなりそうなのですよねえ…むう難しい。 capsuleさんのFRUITS CLiPPER聴いてたら、ケビシオに聴こえてきましたよ。 『♪世界中を壊しても 砕けないほどの愛が ぼくの前で花咲いた』 そんなモノクロのフルーツクリッパー。 なにやら、十五年前ミルチアで、 ケビン少年が抱いたおもいはこんなのではと思えてきました。 単なるわたしの思い込みでしょうけれどね(笑)
バルバトス(TOD2)に追っかけられながら『あいつアイテム使ったら逆ギレするよ!でも使わずにおられいでか!グミ!レモングミ使って!!ぎゃああ追ってくるううう!!』って。
こんばんわ、そんな風に今朝目が覚めました。もえぎです。 疲れてるのでしょうか。 なんかむやみに切ない目覚めでした。何故バルバトス。 声か。声が信長さまだからかわたし。
ずっと物憂い物憂い言うておりましたが、少しやんわりしてきたかもです。 このところ延々こんなノリで、お客様には本当に申し訳ありません。 どうにかこうにかなれそうな気がしないでもないような気がしないでもないかもです。 む。なんかどっちなんだかわからなくなってきました。まあ良いでしょう。 ふと。良いことを思いついたり。 バスが上手いタイミングで来てくれたり。 おやつに白十字のケーキをいただいたり。 それがまたお酒がほんのりしみこんだスポンジにムースが載ってて更にはたっぷりの生クリームまでかけられていてその上ココアパウダーまで散らされてチョコレートさえ刺さってとどめにシロップ漬けでほんのりうきうきあまいけれどアナーキーな色してないさくらんぼが鎮座していたり。 こうしたことが一つ一つ重なって。ゆっくりほんのり、嬉しくなってきているというわけです。 ええ単純ですよ。胸を張って認めますよ。 まあ、ようはアレアレ。capsuleさん風に言うところの。 『たとえばそんな単純なことでハッピーになる』の法則ですよ。
そんなこんなで一言で表せばアホなわけですが。 どうにかこうにか日にち薬。功を奏しそうです。 しらべものは多分一段落。と、申しますか、何処かで区切らないと終わりません。 元々あたまわるいのですから調べだしたらキリがありません。 いったんここまで!って止めておいて、作業にかからないと。 ごめんなさい。また、サイトに関係のないことをしようとしています。 けれど、そっちの作業を始めたら、自然とサイトのこともすると思うのです。 あまりにも書きかけのお話が多すぎますし。気分転換には良いのです。 新世界も若干新世界なサーガ話も接触者対存在お題追加五つも喫茶も。 それからあと、エピ3ケビシオ感想も一度きちんと書きたいのです。 実はさりげなくあの二人に関して、一番思うところはまとめていなかったりするので。 とか言いながら『ドラゴンいいなあ…モルテン…や、レンダーバッフェも……』 などと考えてたりするのでつくづく浮気者です(笑)
2006年09月04日(月) |
あと、戦闘中のべいべべいべも離れません |
遊びに来た紺堂嬢にペルソナ3を見せられまくりました。 その影響で頭から二学期の曲が離れません…カエレコールが延々と。
こんばんわ、P3は曲が良いなあ。もえぎです。 もじぴったんのサントラ聴いたときと、同じような感想を抱いてしまいます。 『なんかこれ普通にcontemode V.A.入ってそう』と。 マップ中などの移動中。更には戦闘中の曲にまでも。 P3は歌詞が入っているのです。めっさ歌ってはります。 最初『歌詞ついてるよー』と聞かされたときは『…えー』って反応でした。 歌詞がついてたらゲーム本編に集中できないのではと思ったのです。 いくら良い曲でも曲が気になりすぎてお話そっちのけではいけませんし。 が。実際聴かされますと、まあ見事ななじみ具合にすっかり感心してしまいました。 確かに歌声は聴こえます。けれどそれが本編を邪魔していません。 逆に世界観を強引にならないような力で印象付け、より魅力的に演出しているのです。 今までの作品との方向転換を、上手いこともっていけていました。 キャラデザがおなじみ悪魔絵師さんではないという状況を、無理なく一新していて。 もはや感心するしかないくらい、綺麗に転換を成功させていました。 音楽もその成功への一助。や。ほんとお見事です。 流石に歌詞が日本語詞ならちょっと気になったやもしれませんが。 英語詞だったり。時にはフランス語もまじってる感じですし。さらんと耳になじみます。 あっぱれですアトラスさん。 やはりキャラデザや音楽や、重要なことが変わる際は、心遣いが必要です。 普段以上の、もうやりすぎじゃない?っていうくらい、こまやかな心遣い。 でなければ強引な方向転換に、誰もついていけません。 そうたとえばサーガエピつ、 ………………ごめんなさい。なんでもありません。
本編を邪魔せず上手いこと音楽で盛り上げるといえば、塊もそうでしたね。 やー、あれは無駄に盛り上がる盛り上がる。 曲自体が好み、というのもあったのでしょうけれど、全体のノリが素敵すぎです。 どちらかというとポップンに近いものがありました。 もじぴったんといい塊といい、最近のナムコさん音楽は大好きです。 まあ、そもそもの話として、リミックスをcapsuleの中田さんに頼んでみたり。 はたまたボーカルに元祖ガーリィ教祖である水森亜土さんを呼んでみたり。 どう考えても社内にMARQUEE読者がいるだとうとしか思えてならないセレクトですし。 ええ。大好きですよ。フューチャーポップばんざい。
それにしても。ペルソナチームも新世界参戦したら楽しいでしょうにね。 絶対に無理だとは、流石のもえぎさんでも理解しておりますが。 思わずこんな会話をしてしまったのですよ。 『新世界にP3参戦したら、絶対タルタロス出るよな』 『階数にしてドルアーガの塔四個ぶん以上はあるよ…』 『パーティ分割で。三つに分けて攻略。』 『ギルさんもびっくりやね』 かつてドルアーガの塔(全六十階)を踏破した英雄さんでさえ息があがりそうです。 確かタルタロス、二百五十階以上ありますもんね…。 そういえばギルさんのお声はP3の主人公くんですよ。 更にカイさんのお声は先輩ですよ。 いまだに名前きちんと覚えられてないので『カイ先輩』とか言ってますよ。 よくよく考えたらホァーや飛竜さんもいますよP3どういうこと。 でもアホの子なんて知りません。ええ、知るものですか。 リメイクTODなんて買うものか。空中で魔人剣出せるてどんな状況ですか。 絶対絶対買いません。十一月なんて知りません。 ああどうしてP3のこと考えていたのにアホの子がこうも介入して。
ともあれ。P3は見てるだけ。教えてもらうだけ。やる気はありません。 わたしはただ見せてもらって浮かんだネタを提供するだけです(笑) なんかわたし昔から友人連中にネタ出しマシーン扱いされてるような気が……。
2006年09月03日(日) |
ふぉうちゅん★てりんぐ |
気分が悪いからとばっこんばっこん本ばかり読んでおります。 読書の効果音としてそれおかしいとかいう基本的なツッコミは禁止です。
こんばんわ、本当に気分がどうしようもなく悪いなら読書さえ無理なはず。もえぎです。 集中力が続かないでしょうから。何もできなくなるのですよね。 以前に何度かそういう状態になったので、なんとなく分かるのです。 それに比べたら現状はさほど悪いものではない、というのもうっすら分かるのです。 ただひたすらに物憂いだけ。 全身じんましん発症なんてことになっていないので、きっとだいじょうぶです。 たちの悪い足の遅い熱帯低気圧みたいのがとどまっているようなものでしょう。 なので今は。ばこばこ読書に勤しむのみです。 わたしはあきれるほどに無知なので。何も知らなさすぎてこわいくらいです。
こういう気分が塞いだときは、占いするのも良い手段なのでしたっけ。 そいじゃあいくつかやってみましょう。 しかし、冥王星騒動の影響で占い師さんが大変とか聞きましたがどうなのでしょう。 話が少し冥王星にそれますが、 冥王星が惑星から外されたとき、新聞のコラムが素敵でした。 いつも短いコラムを担当されている方が、夢を見たそうなのです。 夢の中で、しょんぼりした星の王子様に会ったのだそうです。 どうしたのと訊ねると、悲しそうに『だって、人間は冥王星を仲間はずれにしたんだよ?』 と、答えたそうです。それはそれはかなしそうに。 『今までずっと仲間だって言ってたのに、小さいからって仲間はずれにするなんて』って。 そういえば王子様の星も小さかった…と思い、声をかけようとしましたら。 王子様は消えていたそうです。そんな夢を見たと。 わたしも王子様に同感だったりします。 まあそれはさておき占いでGOー。
エニアグラムタイプ・4
サーガキャラはエニアグラム分類がされてますね。 自分のエニアグラムタイプが分かったとき、わー誰とお揃いかしらとうきうきしたのです。 が。あんだけキャラがいるにも拘らず、いないんですよタイプ4(笑) どういうわけだー!とやや切なくなりました。
キャラミル研究所・スロウ、ピュア
何度かやるたび微妙に変化するキャラミルですが。 この二つはどんだけやっても不動だったりします。 結果見るたびちょっと複雑な気持ちになったり。 もっときちんとちゃっちゃとやらなきゃでしょうにね。性格的にやはり無理なのでしょうか。
ウラナイマショー・ドラゴン
『ドラゴンて!』と内心思いましたが『…ドラゴンかあ』と内心キュンとしたドラゴン好き。 これはバハラグでドラゴン溺愛なわたしに対する挑戦でしょうか。 ええ、あの子ら可愛さのため、いつか生めるものなら生みたいくらいですよあの子たち。 因みに紺堂嬢はボスだったそうです。ボスかっこいー!(笑)
日本歴史占い・紫式部
そういや以前源氏物語占いもしたことあったなあとか思い出したり。 六条御息所はともかく、末摘花はショックだろうなあとびくびくしておりました。 や。自覚はあるのですよ。見かけは末摘花だと。でも何か切ない。 結果は花散里でした。ほ。
カバラ数秘術・誕生数11、生まれ日5、ペルソナ8
数秘術に二桁があるとは存じませんでした。 二桁になると、一桁目と二桁目を足して計算すると聞いておりましたので。 どうも11と22だけは良いらしいです。不思議。 調子に乗って今年と来年の運勢占ったらことごとく微妙な結果で軽く凹んだり。 『11 神経過敏なロマンチスト。幻想から現実へ中間を飛び越え直結している人。』 …………。
ふう。気鬱なものは日にち薬…焦ってどうにもなるものではありません。 ですから今は、空元気よりもひねもすのたのたが一番良さそうに思えます。 まあともあれゲーム屋さん勤めの紺堂嬢に『もぎたてチンクル馬鹿売れ。完売。』 と衝撃の売り上げを聞かされ何がそう人をもぎたてに駆り立てたのだろう名前か名前のインパクトなのかもぎたてチンクルよ時代はもぎたてなのかそうなのかもぎたてハレンチなのかとと思いつつ拍手のお返事どん。
>二日 ・23時の方
わわ…あのお話をご所望の方がいらっしゃるとは……! フェイエリィ話の『比翼の鳥』ですね。懐かしい。そして恥ずかしい。 あのお話は、わたしが生まれて初めて最後まできちんと書き上げたゼノなお話です。 今は亡き、あの愛しい色即是空の樹の下へ、捧げさせて頂いたものです。 はじめてのお話。勿論、思いいれはたっぷりなのですけれど。 最初のお話ということで、まあ肩に力入っているわ加減が分かっていないわ。 あんまりにも一生懸命すぎて暴走一歩手前で、恥ずかしすぎて読み返せないのです。 本来なら、読み返して、修正して、アップすべきなのですけれど。 若さってなんだな勢いな作品のあまりの恥ずかしさに手が出せません。 書いた本人でさえ読み返せないという諸刃の剣なお話になってしまいました(笑) 初期に書いたお話ほど、諸刃の剣度が高く、ゆえに結構サイトからおろしてしまいました。 ですので。申し訳ありません。どうか堪忍してやってください。 ……けれど、このご要望、時折聞くのです。ああああの恥ずかしいお話を皆様どうして。 期間限定恥さらしアップとか、方法考えるべきでしょうか。 検討させて頂きます。ご意見ありがとうございました(ぺこり)
トップからアンケート撤収しました。 お答えくださいました優しい方々、本当にありがとうございました!(ぺこり)
こんばんわ、結果はわたしの胸の中。もえぎです。 最初はアンケート結果、発表しようかなあとも考えていたのですけれど。 嬉しい素敵なお言葉も、ご指摘も、何もかも。 ひとりでばちこんとひとりじめ、 なんていうのもひみつにわるあまい感じで良いと思ったのです。 まあ、ひねくれもののワガママです(笑) あちこちをちょろりと少しお裾分けしますならば、一言『ゼノ圧勝』でしょうか。 拙宅において『ゼノ』とは『ゼノギアス』をさしますので、ご了承ください。 『ゼノサーガ』はあくまで『サーガ』であって、『ゼノ』とは呼ばないのです。 わたしはずっと、四年間、あの作品を『ゼノ』と呼び続けていたので…。 流石にこの愛すべき呼称を、別の作品に用いることはできません。 そんな独り言はどうでも良いですね。ともあれ結果です。
いやあ。意外でした。 わたし、てっきり、お客様のお目当ては、だいたいがサーガだと思っていたのです。 時節的にも、ファン数的にも。丁度サーガはエピ3が出たとこですし。 サーガをプレイされた方の中には、ゼノを知らない方も多いと聞きます。 ですから。まあここはやはりサーガ優勢なのだろうなあと予想しておりましたら。 軍配はゼノに上がりました。びっくりでした。 そして、お目当てカプに関しては、フェイエリィ・接触者対存在の圧勝(笑) これもまた予想外でしたが、なんとも嬉しい結果でした。
先程、サーガのお客様が多いだろう予測の中で『ファン数的にも』と申し上げました。 どういうことかと申しますと、取り扱いカプについてなのです。 サーガでわたしが多めに書いているのは、とにかくシオンさん愛の雑食カプ。 シオンさんだいすきなので、シオンさんさえしあわせならばと、お相手様々に書きました。 ですから、シオンさん好きな方にはそれなりに楽しめるようになっていると思うのです。 各方面に対応した感じですから。 が。ゼノ。取り扱いメインは、いわずもがなのフェイエリィ。 接触者対存在以外を殆ど書いていないという、自分でもあきれるほどの徹底っぷり。 けれどあのふたりたちはその…好きな方を、選びます。 決して数が多いとは、お世辞にも言えません。 これらを踏まえた上で『ファン数的に、サーガのお客様のが多いだろう』と踏んだのです。 シオンさんお好きな方は結構いらっしゃるとお見受けします。実際そうでしょう。 確かにシオンさんも、好きな方を選ばれますが、それでも。 シオンさんカプ関連の同盟さんの数を見れば、シオンさんの愛されっぷりは分かります。 それにくらべて、フェイエリィは。ですよね?(苦笑) 半ば諦めにも似た気持ちの中で、もたらされた反応は『フェイエリィ圧勝』。 よろこばないわけがありません。 ただ、『…やっぱり皆様好きなんじゃないですかー!わーん! どうしてこんなシャイボーイシャイガールばっかなのですか接触者対存在ファンはー!!』 と、こっそり心の中で叫んだりはしておりました(笑) 皆様おくゆかしすぎます。楚々としすぎです。いずこの姫君また若君にあらせられますか。 それともわたしが厚顔無恥すぎるのでしょうか。わあ鄙者。 ともあれ。シャイボーイシャイガールまみれの接触者対存在ファンの中において。 恥知らずもたいがいなわたしは、これからも、あのふたりを書き続けて参ります。
勿論。ゼノ以外のお言葉も、しっかり受け取らせて頂きました。 忘れるわけがありませんよ! マイノリティのおもいは、わたしのよく親しんできたものです。 ないがしろになんてできるわけがありません。 こちらは数が少ないぶん、熱いコメントを色々頂けて、大変楽しかったです。 新世界もバハラグも、きちんと書いてゆきますね。
お答えくださった方も、そうでなかった方も。 このような荒野の辺境にお越し頂いたのは事実です。 ゆえに、改めて皆様に。心より、御礼申し上げます。ありがとうございました(ぺこり)
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