日記

2006年08月30日(水) のん・こんぱす・めんてぃす



ひねくれてるときに素直な音楽はきっと合わないのでしょう。
ひねくれてるならひねくれた曲を。適度に壊れてるときは適度に壊れた曲を。


こんばんわ、歯車みたいなもんだと思うのです。もえぎです。
本来まんまるかったものが、ささくれだってしまったのなら。
おんなじようにささくれてつんつんしたものを添わせれば良いのだと思います。
そのまま動かしたら、お互いがささくれながら噛みあって、ごうんごうん回るでしょう。
たとえ不承不承であったとしても、回ることに間違いはありません。
で。そういったわけで、現在のBGMはEeLさんのLittle Princeでございます。
うーん今まで散々アナーキーガーリィを炸裂させていたEeLさんですが。
このアルバムにきて遂に完全に方向をそちらに向けたようです。
アナーキーにデストロイが加わりましたよ。でもそこはかとなくフレンチ。
あくまで可愛く。でもひねくれて。そして壊す。
今のわたしには、それなりにきっつい内容である歌詞がすんなり受け取れるようです。
ハイパーウィスパーボイスと賞賛されるラブリーボイスで、歌詞はデストロイ。
このギャップが逆に素敵なEeLさん。あなたこそそーきゅーとちぇりーぱい。
されど寡聞の身ゆえ、どこの言語かわかんないですEeLさん…(笑)


まあEeLさん聴きつつぼんやりしてますが、ゼノなことも考えてたりしてます。
とはいっても内容ときたら『接触者対存在喫茶の店名て何かしら…』
だったりしますので、つくづくアホとしか言いようがありません(笑)
や。色々と候補は上がっているのですよ?けれど、どうにも決定打に欠けるのです。
一応『カドモニ』とか『ゾハル』とか『LOVE10000』とか思いついてはみましたが。ううむ。
あと、『歯車』もいいかなあ、なんて思いました。
『ゼノギアス』ですもんね。『異質な歯車』ですもんね……。
以前、そう伺ったことがあるのです。
ええ。ええ。あのお話は、確かに異質なものでした。
異質ではありましたが、どうしようもなく素晴らしいものでもありました。
だってああもひたすらに誠実にいてくださったのですから。
泣きたくなるくらい(むしろ実際泣きましたが)誠実でいてくださったのですから。
サーガを終えて。わたしがこうもぼんやりしているのは。
サーガが異質なものではなくなってしまったからなのかなあ、などと思うのです。
あくまでアホの戯言です。
そのぼんやりが心地悪くて、どうにか抜け出したくて。
だから素直に何も考えず大笑いできるバサラに逃避したのだと思います(苦笑)
なんだかぼんやり、つかれたから。もうなにもかんがえずにわらわせてと。

そんなこんなで今夜もバサラで妄想です。過度にアホなので反転してみました。
なあんかわたしの中で新世界次回作にバサラチーム参戦は確定しつつあるのですが。
調子に乗って、また重ねてアホなことを考えてますよこのひと。
いや。その。『ふたりのばさぴったん』。
ぴったん、たんた、ばさぴったん♪みたいな。
ぜのぴったんがありならいけるでしょう。もう色々ヤケですねわたし。
どなたがどのパートを担当して歌ったら楽しいかなあなどと想像してはなごんでいます。
ぜのぴったんは、サーガ三人娘さんで歌ってらしたですが。
バサラですし。いっそ、各軍ごとに分かれて歌うのも楽しそうです。
因みにわたしは基本的に上杉軍織田軍前田家徳川軍がひいきですので。あしからず。

まつさん
『♪こいした みたい むねいっぱい』
(しゃもじマイクを手にうっとりと目を細め、殿へにこりと微笑みながら)

利家さん&慶次さん
『♪うきうき やきもき だいすっきー!』
(笑顔で元気いっぱい拳をつきあげ仲良し叔父甥)

かすがさん
『♪あらら ら くらくら』(この時点でもう頬赤らめてふらふら)

謙信さま
『♪ひとり』(かすがさんに寄り添い囁くように)

かすがさん
『♪ふたり』(見つめられて息も絶え絶え)

謙信さま&かすがさん
『♪ぴたり』(薔薇咲き乱れる中で二人の世界。直後かすがさん失神。)

濃姫さま&蘭丸くん
『♪ぴったん たんた ばさぴったん』(仲良く顔を合わせながら)

(ぜひもなし!)←合いの手信長さま

家康さん&忠勝さん
『♪りんらん らんら ばさぴったん』
(背後でう゛ぃいいむ!!と起動音を響かせつつ。シンセ可。)

(遠く、何処からともなく聞こえてくる桔梗紋な誰かさんの笑い声)

謙信さま&かすがさん
『♪ぴたたん』(かすがさん復活。でも謙信さまと一緒でまた失神。)

……わたしそろそろだめでしょうか。何かが。色んな意味で。
因みにさりげなく参加してない軍がたくさんありますが、突っ込まないでやってください。
たくさんの人たちがわいわいしてるのが好きなのです。
よって、一人だけの方々は、どうも入れることができませんでした。
島津のおじいちゃんやいつきちゃんも入ったら可愛いと思うのですけれどね。
因みに物凄くさりげなく武田軍と伊達軍が入ってないのも突っ込まないでやってください。
や。最初は武田軍も考えたのですが、もうあのひとたち歌うわけないやと思いまして。
なんかパート決めても
『お館さま!』『幸村!』『ぅお館さむぁああああ!!』『幸村ぁああああ!!』
にしかならないなあこれ、と思い至りました。ごめん佐助さん。
伊達さんいないのは、わたしがちょっと伊達さんを苦手にしているのが大きいかと。
しかし、戦国無双の伊達さんは独眼竜ビームが出るのですよね。
そいでバサラの伊達さんは戦国暴走族なのですよね。
壮絶な二択なのですがどういうことでしょうこれ。ご子孫の方そろそろ暴れそうな。

無双に関しましては、友人連中がおおはまりしていたので、部分的に知っていたりです。
けれどわたしの認識は、最初『せんごくむそう』というタイトルを耳にした際。
『へえ、遂に無双も三国どころか国の数が四桁になるのかー、すごいなあー』
などと『千国無双』と素で間違えていた程度なのでたかが知れています。
ほんともうだめだわたしの日本史。




2006年08月29日(火) ここはひとつわらうしかない


物憂さは晴れず。今日もまた。
けれど、朝からどしゃんとイヤガラセのように大砲めいてふりしきった雨についつい。


こんばんわ、ここはひとつ笑うしかありませんでした。もえぎです。
やあやあ、ああも景気よくどしゃ降られると他にリアクションしようがありませんでした。
いつもなら、すいすいのんびり歩く駅までの道。
それが今朝は数十秒進んだだけで全身ほぼくまなくぬれねずみ。
あそこまで傘の意味がないのを痛感したのは久し振りな気がします。
どうにか柄にしがみつき、小さな傘にすがりはしましたが。
十分かからない道を歩いた後は、問答無用のびしょびしゃでした。
ズボンの裾しぼったら水滴落ちましたもの。
上半身は、肩が濡れたりしつつもどうにかなりました。
が。下半身は無理。守りきれませんでした。ふともものつけねまで濡れてましたよ。
一歩踏み出すたびに、靴の中ではびじゅるお、と水のしみだす感覚。
最初は気持ち悪くてうわあ、ってなってましたが、今朝は笑うしかありませんでしたので。
ある意味やけっぱちとも言えますが、足の奇妙な感覚さえおもしろがっておりました。
まあ、この後冷房のきいた場所に入って、芯から冷えることになりましたが。
物憂さは消えませんし、心臓がやや重たくはありますけれど、きっと、だいじょうぶ。
だってエピ2のときみたいに、全身じんましん出てませんから(笑)
あれよりつらいむごいひどいことなどありえない。


くどいようですが未プレイなのにバサラ2の慶次さんにキュンキュンしています。
しかしここはこんな状態ではあってもゼノがメインのサイトなのです。
されど裏返せばゼノがメインであり更にバサラが気になっているということです。
賢明なお客様方はきっとお気付きのことと存じますが。現在のもえぎさんの思考経路。
ゼノ→気持ちはギアス→世間さまの趨勢はサーガ→その親会社といえば→ナムコさん
バサラ→まさかアクションが気になるだなんて→メーカーさんは勿論→カプコンさん
イエス。つまり。



ナムコクロスカプコンなわけで新世界次回作に慶次さん出てくれないかなあ……!(笑)



はい。結局ここに落ち着くわけです。つくづくアホですねこのひと。
や。でも慶次さん参戦されても、全然違和感はないはずですよ。
そもそもの話として、
バサラ世界の方々は皆様計算済みであるかのように新世界向きですよ。
慶次さんに、クロノアくんやたろすけくんが、あそんであそんでかたぐるまー!ってなって。
それに対してまかせろー!って思いっきり遊んであげてるさまが容易に想像できます。
ちいさい子たちから、うんとうんと懐かれてそうです。
更に慶次さんの場合、
おんなのこたちともとっても仲良くお喋りしそうなイメージがあります。
勿論、当サイトではそろそろおなじみ?ラブ話大好きおんなのこーズと一緒に(笑)
わいわい一緒にラブ話で盛り上がるのですよ。可愛い光景でしょうねえ。
そして成人男性で唯一女子部屋への入室が許可されたりするのですよ。
が。ここまで考えて、ふと気付きました。
もし。もしですよ?謙信さまが新世界へいらっしゃるとします。
当然かすがさんと一緒です。ペアユニット『上杉謙信&かすが』を希望です。
そうなりますと。あの。どうなるのでしょう。
謙信さまの部屋割りは、男子部屋、女子部屋、どっち?
ゲゼルシャフト号騒然(笑)

慶次さんとシオンさんの会話とかあったら楽しそうです。
ほら、一応きちんとゼノなことも考えてたりするのですよ。
シオンさんで『恋』なお相手は、やはりケビン先輩です。
エピ3シオンさんでなければ、彼女の中のケビン先輩は事故の時間で止まったまま。
そんなおもいを抱いているシオンさんに、慶次さんならなんて仰るでしょう。

ああ。新世界次回作。情報はまだですか。
サーガが終わったので、またそろそろ情報がくると睨んでいるのですけれど。
次回作出るのなら、是非是非バサラチームをお願いしますね。
ちょっと困るのは敵役なのですが、やはりここは織田軍になるのでしょうか?
それは少し切ないかもです。実は織田軍好きだったりしますので……。
信長さま濃姫さま、蘭丸くんたちと戦うのは嫌です。明智さん入ってないのはわざとです。
更にそこへ前田家も加わろうものならば、たえられるかどうか。
いっそのこと敵がザビー軍ならなんのためらいもなく叩きのめせるのですが(酷)
けれどもえぎさん。またふっと思い浮かんでしまったのです。
お覚え方のが、果たしてどれだけいらっしゃることか。
前にも新世界次回作に対する希望願望をだらだら述べておりました折。
わたしは、鉄拳チームから、
三島のデビルなお父さんが仲間になったらなあとか言ってました。
で、ですね。これを踏まえて。バサラチームの参戦を考えますと。
この二つがかなえられ、夢の対決が実現するとなったら。
画面いっぱいにこう表示されるのですか?







『織田信長 VS 三島一八』







征天魔王VS冷血当主……!
うわ。見たい。これめっさ見たい。
どっちも相手を虫けらだの愚民だの言いたい放題ですよ。
かたや魔王。かたやデビル。壮絶な戦いになりそうです。
これが見られるのなら、織田軍が敵に回っても、ちょっぴり嬉しいかもしれません。
更に、後でパーティインしてくれたら言うことなしです(笑)
まとまり悪さは五割増ではきかなくなりそうですけれど。
ご苦労おかけしますが、お願いしますね零児さん。



2006年08月28日(月) 大河ドラマみときゃ良かったと思ってももう遅い



なんだか。その。どうにも気分が盛り上がりません。
色々たくさん書かなければと、気ばかり急いて、何かがとても物憂いような。


こんばんわ、無理強いすることもできず。もえぎです。
考えることなすべきことが体の中をぐるんぐるんしてもよんもよんしてます。
擬音語大好き関西人。
肺の奥に溜め息が硬化してできた塊でも詰まっているかのよう。
何かがきっかけで、ぽすん、と取れてくれたら良いですのに。
今は考えても考えてもどうにもこうにもなので、素直に諦めました。
なんだか定期的にこんな期間がきますね。
音楽もだめ。ゲームもだめ。愛しいナイトのDVDだってかなわない。物憂さ。
仕方がないので、今はこの気怠げな波が去ることを密かに念じつつ、おとなしくしてます。
こういうときはじっくり本でも読むのが一番です。
丁度バサラの影響で、今まで興味のなかった戦国時代へ指が伸びつつありますし。
わたしの日本史は本当に教科書程度の知識ですから…受験用の知識なのです。
殊に戦国はそう。わたしが昔からだいすきー!ってなってたのは平安なので。
群雄割拠には見向きもしなかったのです。けれど今は、知りたくなりました。
まあでも基本知識がバサラなために色々間違った認識しつつ読んでたりですが。
ともあれナプコンとバサラの影響で、
わたしの日本史観はしっちゃかめっちゃかになりつつあります。
ナプコンは、勿論源平あたりですよ?(笑)
もう義経とか言われて滝沢さんの姿なんて思い浮かびやしません。
ただただ甦るのはコロシテシンゼヨウー。もうだめだわたしの日本史。


しつこいようですが未プレイなのにバサラ2の慶次さんにそわそわしています。
おかしいなあ。おかしいなあ。
未プレイ作品のキャラが気になるなんて、わたしには殆どない現象のはずなのです。
よくよく考えてみたら初めてのことです。
大神のアマテラスも発売前からときめいてましたが、
あの子はわんこなので特例とします。
しかも、慶次さんという方自体、わたしがときめくには珍しいタイプの殿方です。
確かに風間仁属性(注:前回の説明に補足。ナプコンの仁さんのように
『女・子供・動物に優しい青年』というだけではなく、
『女・子供・動物に優しくて且つ女・子供・動物に好かれる青年』
を指すと再定義します)ではありますが、
なんと申しますかその…一言でいっちゃえば、ラブハンターなわけでしょう?
こう書くと語弊があるやもですが、moonの主人公くんとおんなしみたいなもんでしょう。
きっとレベルが上がったら愛の黒帯とか愛の三冠王とか愛のビックバンになるのでしょう。
プレイボーイともまた異なりますが、ああいう方にときめくのはほんに珍しきこと。
―…だと。思い込んでいたのですが。
先日すとん、とあることに気付き、ああなるほどだから気になるのかと、
得心がゆきました。

ええとですねえ、慶次さん、ファンファンみたいに思えたのです。
そう。ファンファン。少し前に亡くなられた(悲しすぎました)岡田真澄さんの愛称。
その本来の持ち主。
『花咲ける騎士道』の主人公である、チューリップの騎士たるファンファン。
わたしはリメイク版しか観ていないので、あまり偉そうなこと言えないのですけれど。
ファンファンはそれこそ筋金入りのプレイボーイ。
女の子だあいすき。女の子も彼がだあいすき。
こんな設定だけだと、わたしはちっともときめきはしません。逆に警戒します。
でも、わたしファンファンは大好きなのです。本当に不思議。
理由は、確かにプレイボーイだけれども、女の子を泣かすような真似はしないから。
むしろ誰かが女の子をないがしろに扱おうものなら、烈火のように怒ってみせる。
普段はにこにこ満面笑顔、おっきなやんちゃさんみたいにくるくる表情を変えますのに。
芝居がかった仕草で、歌うような声で。
所狭しと動き回る身のこなしはまるで踊っているかのよう。
甘い言葉を囁いて、相手をくすくすさせて、顔中口になってしまうくらいくちゃくちゃに笑う。
それが、女の子の敵が現れようものなら態度は一変。
猫より身軽に屋根を飛び回り、剣と一緒に体中のばねをも武器にして大立ち回り。
圧倒的多数の賊を、遊んでいるかのように澱みない、流麗な動作で叩きのめす。
『女の子になんてことするんだ!』みたいにして、全身全霊で怒るのです。
あまりの強さに、相手が仲間にならないかと話を持ちかけても、すっぱりきっぱり拒絶。
『女の子をないがしろに扱うようなやつらと組むもんか!』ええ確かに筋金入り。
どうしようもなくプレイボーイ。でも一方、おっそろしく真面目に優しいやんちゃな騎士さま。
思い込んだら一直線。おひめさまをも夢見るさまは、まるでこどもみたいで。
騎士さまであるより、プレイボーイであるより、まず第一に『こども』だと思えたのです。
だから、普段ならば決して好きにならないような人物であるにもかかわらず。
ファンファンが大好きになったのです。
で。慶次さん。
未プレイですので、それこそ偉そうなこと言えませんが……。
公式サイトで見た限りの、慶次さんの印象。
台詞。性格。行動原理。あと、兵卒バサラの証言などなどを踏まえてみましたら。
どうにもラブハンターより、こどもっぽさのほうが目についたようです。
それがうすぼんやりと、ファンファンにかぶったらしいのです。
うーん。しかしつくづくわたし論理的に説明できてませんねこれ。申し訳ありません。

因みに。まつさんはある種、指輪のエオウィンにイメージがかぶりました(笑)
あちらはたたかうおひめさま。こなたはたたかうおよめさま。
刀片手に敵陣へ乗り込み、
陣一つどころか敵総大将を撃破してゆくさまは清々しくありました。
ふいに、二刀流でオリファント倒しちゃった姫君を思い出しても無理はないと思います。
あれも実に凄い光景でしたしね。
『姫君乗り込んだー!!』
『姫君薙ぎ払ったー!!』
『姫君倒しちゃったーー!!?』
ってなりましたし、最初観たとき(笑)エオウィンかっこよすぎです。
他の兵士たちが次々となすすべなく蹴散らされてゆく中、おもっきし撃破。
エオメルにいやんでさえ、少し離れて槍投げて一頭倒せてやれやれな感じでしたのに。
姫君ものの見事に剣で倒しましたからねあれを。
しゃかりきエルフことレゴラスも倒してましたが彼は色々反則なので例外扱いです。
まつさん素敵ですね。EDの可愛さは反則です。なんて微笑ましい。
OPでは度肝を抜かれましたが(笑)
慶次さんは『ご夫婦』というものを利家さんとこご夫妻を基準に考えてらしたら良いです。
で、よそのご夫婦を見たときに『え、嫁って変身しないの?』ってなってたら良いです。

それにしても、こそこそ本読んでて初めて知ったのですが。
前田さんとこご夫婦って、筒井筒なのですね……!
え。何その可愛い出会い。
筒井筒!筒井筒!おおおお。と、一人無駄にときめいておりました。
そりゃあラブラブになるわけだと、しみじみ納得している今日このごろです。



>二十七日
・3時のYさん
いらっしゃいませですー!先日は、本当にありがとうございました。
たくさんお喋りして頂いて、しかも雑貨屋さんにも行けて。嬉しかったです。
喫茶はもうほぼ身内ネタ状態になってますが、楽しんで頂ければ幸いです(笑)
そ、それよりもそちらのお宅の喫茶のほうが凄いことに…!
498にむせび泣きそうでした。素敵な喫茶をありがとうございます。
拙宅の喫茶はもうつくづくアホらしいネタばかりで。羨ましいです。
わわ。オリジの感想まで頂いてしまって…お目汚しでした。
うきうきしながらサイト拝見しております。
よろしければ、また構ってやってください!



2006年08月27日(日) 略称が分からないのでいまだに呼称はフルネーム



……バサラ1を延々してましたら、遂に全員ぶんのED見ることができてしまいました。
最終武器も、好きな方及び使いやすい方はみんな手に入ってしまいました。


こんばんわ、そうなると当然のことながら欲しくなるバサラ2。もえぎです。
う、や、でもここは我慢しないとですね。ええ我慢の子です。
慶次さんが気になって気になってキュンキュンしててもこらえるのです。
もうちょっと、お店のポイントがたまってからでないと買わないのです。
少しでも安く買えるように、づんづん地道に値引きのポイントをためています。
そのかいあって、エピ3は三千円以内で変えました。ある意味意地です。
ポイントが多少なりともたまるまで、ここは暫く我慢の子。
それまでは1で幸村さんが出たり話されたりするのを見るたびに、
『貴方のほうがよっぽどもぎたてハレンチカリカリ梅だよ…』としみじみ思っておきます。
ええ。声繋がりで(笑)
幸村さんいちいちはれんちはれんち言いすぎですが貴方のほうがよっぽど。
おんなじ声した人がエピ2でかました協力技のほうが桁外れにハレンチです。

あ。もぎたてハレンチで思い出しました(どんな思い出し方してるのですかもえぎさん)
今日は朝からえらいもんを目撃してしまいました。
リアクションに困りますね。
まさか朝からもぎたてチンクルのばら色ルッピーランドのCMを目撃することになろうとは。
さりげなく気になってたりするのです。だってmoon大好きですから。
しかしどの作品であっても大体が一目見て『ああラブデリック関係か』
と、分かってしまうくらい、特殊な個性が出まくってる会社ですね。いつものことです。
なんかもう『あんたら売る気ないでしょう』と言いたくなるくらいの構えが逆に潔い。
三十五歳独身目的金集め、って。
無駄に生々しい設定。更に絵柄はあれでタイトルはこれ。
つくづく売る気ないだろうとこちらに思わしめ、でもどういうわけか気になるという不思議。
もしかしたらこれすら販売戦略なのやもしれません。おそるべし。
ほんと、気になります。
新作タイトル決定会議みたいのがあったとしたら、その会議とても見てみたいです。
ポップンチームの新作キャッチコピー会議並に見てみたいです。ぱぱぱやー。
大勢の人が真面目な顔して書類をとんとん整えながら、
『では次回作のタイトルははもぎたてチンクルのばら色ルッピーランドに決定しました』
『異議なし』
みたいに話してたらと考えるとそれだけで既にネタです。
バサラ2で我慢の子モードに入ってますのに、どうにもひかれるもぎたてチンクル。
皆様罰ゲームに使えそうなことをお探しでしたら、是非用いてみてはいかがでしょう。
ゲーム屋さんの店頭に行って、店員さんに真顔で言うのです。
『もぎたてチンクルのばら色ルッピーランドお願いします』って。
ちょっとした罰ゲームにぴったりだと思います。



2006年08月26日(土) 近日開店希望



世の中にはメイド喫茶といふものがございます。執事喫茶なんてのもあるそうです。
ならば。こんな喫茶があってくれたって良いはずですよね?


こんばんわ、先日どういうわけか接触者対存在喫茶で盛り上がりました。もえぎです。
略す気もへったくれもない喫茶名ですね。
こういうアホなことを言い出すのは当然わたしです。
付き合わされてしまった心優しいおふたかた、ありがとうございました(ぺこり)
現在進行形で付き合わされている紺堂嬢は上記にカウントしないでおきました。
アホな話だというのは承知ですけれど、たまにはこんなアホな考えも良いでしょう。
『きみいっつもこんなんやん』なんてツッコミはこの際禁止ですのであしからず。
ではでは。もんよもんよ考えてみた喫茶妄想設定でも。
こういう妄想がお好きでない方がいらっしゃるといけないので、反転しておきますね。
かなりもうなんちゅうか突っ走っておりますので…そんくらい飢えてるのです。長年。


接触者対存在喫茶とは!
お店の店員さんが全て接触者対存在によって運営されている喫茶のことと定義します。
基本は普通の喫茶店と変わりません。
ただギャルソンが全員接触者でフロイラインが全員対存在なだけです。
何故二ヶ国語、とか充分におおごとだよ大幅に異なるよというツッコミも禁止です。
お客さんはお客さんであり、別にお客さんが接触者対存在役をこなす必要はありません。
お客さんは目の前で繰り広げられる、
ふたりたちのラブっぷりになごんだりときめいたりするのです。
喫茶というより、接触者対存在のおうちに招待された気分、といったほうが的確かもです。
ふたりの日常。ふたりのいつも。
そんなありふれたものを間近で目撃することができて胸がバンバンバンになるのです。
勿論お客さんは全員接触者対存在だいすきな方ばかりです。

接触者は以下のメンバー。
アベル(原初。こども。やんちゃさん)
キム(ゼボイム。お医者さん)
ラカン(500年前ニサン。絵描きさん)
フェイ(最後の彼。格闘家さん)
アベル(サーガ。ましろきおさなご。おとなしい子)
対存在は以下のメンバー。
原初エレハイム(おかあさん)
ゼボイムエリィ(看護婦さん)
ソフィアとも呼ばれたエリィ(聖女さま)
エリィ(最後の彼女。軍人さん)
ネピリム(サーガ。ひかりの少女。歌声。)
さりげなぁーーくアベルが二人いますがお気になさらず。
しかもどちらのアベルもこどもですけれど、性格は分けてますので。
原初アベルのがよりこどもらしい、活発で元気な子です。
サーガアベルは劇中のように、物静かで、物憂げな子です。
入れるかどうか悩んだのですが、ネピをどうしても入れたかったので、彼も一緒に。
皆様ご存知のように、二人のアベルはどっちもびっくりするほどそっくりです。
表情の違いはあれど、お客さんは区別がつかなくて困ってしまいます。
ので。原初のアベルは右耳にピンクのシロツメクサを一輪挿して。
サーガのアベルは左耳に文字通り白いシロツメクサを一輪挿して、
見分けがつくようにしています。
二人並ぶと、鏡を合わせたみたいにそっくりになります。本当にふたごみたいに。
まあ実際、ふたごみたいなもんだとは思うのですけれど。
……まだ多くは言えそうにありませんし。
クローバーの花により、漸く判別できてほっとするお客さんをよそに。
対存在たちは花の導きがなくともすんなりたやすく彼らを区別できるのでした。
『だって二人とも、違うもの』と。多分微笑みながら。

しかしこうして並べてみると、つくづくどんなジャンルもどんとこいな面々ですね。
ナースも幼女も聖女も軍服もあり。ほんとなんでもあり。
実際書いてみると妙な迫力があります。凄いですエレハイム。
小牟の言葉を借りればまさに『各種取り揃えておるのう』です。
接触者もそれなりに凄いラインナップですが、
やはりここは対存在のバリエーションの豊かさに着目すべきかもですね。
本当は、他にミァンやグラーフ、イドや臆病者くんも入れるべきかとも思いました。
ただそうなると本気で収拾つかなくなるというか止まらなさそうだったので、
一旦停止しました。

お店では時々イベントが発生します。
おいしそうなデザートを注文してテーブルに届いたら、
それを原初アベルがじぃーっと見てて。
あんまりじいぃーっと見てくるものだから、ついついあげたくなっちゃうのです。
いる?ってきいたらにっこり笑顔で駆けつけてくるのですよ。
あと、お皿とかアベルが運んでたら、ちいさいので落っことしてしまったり。
そうしてうっかり悲しくなって泣き出してしまうと、対存在が総出で慰めにかかったり。
時間によってはネピリムのオンステージ、ザ・レメゲトン・ショウがはじまったり。
その時間帯はレアリエン・U.R.T.V.入店禁止になったり。
ラカンに似顔絵描いてもらえたり。キムに診察してもらえたり。サービス満点。
さういふきっさにわたしはゆきたい。


……はい。長年接触者対存在に飢え続けた愚か者の寂しい妄想です。
なんか自分で書いててちょっとせつなくなってきました。
その。やはり。エピ3が。
真面目に向き合うことがつらいのやもしれません。
だってあれは正史ではないのですから。
自分にずっと言い聞かせ続けて、すっかり信じ込むことができるようになりました。
だから真面目に受け止められないのですよ。
歪められたものですから。
まあかといって喫茶妄想に走るのもどうかですけれどね(笑)
本当に、何の解決にもなっていません。大絶賛逃避中と宣言しているようです。
何年も何年も。片手では数え切れない年月が経っても。
やっぱり根底にあるものは接触者対存在なのだなあと、しみじみ思います。
ええ。どうしてもどうしても。
あの不器用で優しいふたりたちがだいすきでなりません。




2006年08月24日(木) 性別不明な貴方にハートビーム



やっと謙信さまの最終武器手に入りましたよ。ああ感無量。長かった…。
戦闘終了後とか凄い光景になっていてそれはもう素敵です。


こんばんわ、薔薇だというのは伝え聞いておりました。もえぎです。
薔薇で戦う戦国武将。字面だけでも相当な迫力です。いっそ何か間違ってます。
けれどわたしはそれよりもひたすら気になっていたのは薔薇の色でした。
他にもっと突っ込むべきところがあるというのはじゅうじゅう承知しております。
が。バサラの場合、新世界と同じく、突っ込んだら負けだと思うのです。
むしろ突っ込みだしたらきりがないので諦めたほうが賢明ではと判断しました。

何色だろうと。それはそれはうきうきときめいておりました。
謙信さまはお召し物が全体的に青や白ですから、真紅なんて映えるやもしれません。
いやいやなんといっても謙信さまですから青い薔薇がきっと似合うに違いありません。
『ありえないもの』ですもんね。
どきどきしながら手に入れて、装備して、いざ赴く合戦場。
青でした。薔薇(笑)
イエス!となりました。流石です謙信さま。謙信さまビューティー!(身内ネタ)
しかし戦いの中で繰り広げられた光景は、少々予想外のものでした。
大きな花束を構えて戦場をひた走る謙信さま。敵を切り伏せる謙信さま。
わたしてっきり、花束をそのまま振り回すのかと思っていたのですけれど。
どうやら花束自体は刀における鞘のようで。
居合いをもって戦われる謙信さまの右手が花束をふるうことはありませんでした。
敵をなぎはらっているのは、それ以外の何か。
当然確認したくなります。
戦闘中なのに、ちょっと敵の少ないところでぽつりと立って、攻撃モーションとってみたり。
そうこうしているうちに門が攻められまくっていたり(国境防衛戦)
慌てて敵斬りまくっていたら動き見逃してみたり。
上手いこと見ることができても、神速な謙信さまの動きを視認することができなかったり。
結局『あ、戦闘終了後にアップで見られるじゃないか!』と終わってから気付いたり。
で。漸く見ることのできた。右手の得物を確認して大爆笑だったり。

花束の中から、薔薇を一輪抜き出して、戦ってらしたのですね謙信さま。
アルジャーノン…!(笑)
あんだけ敵の大軍勢を切り伏せてもいきいきだなんて、まあ丈夫な薔薇ですこと。
流石です謙信さま。謙信さまビューティー。
謙信さまが凄いのかびしゃもんてんのかごなのか。
そりゃあバサラの所為で戦国が気になり、ついつい来年の大河ドラマを調べてみたら。
どんぴしゃで『風林火山』なのに大笑いするのにとどまらず。
風林火山の謙信さま役がガクトさんというミラクル人選を知ってしまい驚愕するわけです。
ああそりゃー確かに性別不明でしょうや。
そして一気に見る気まんまんになったアホがここに一人おります。
思い起こせば、ちっさい頃、親に連れられて『天と地と』を観に行ったりしたものです。
しかし母上。どう考えても幼稚園かそこらの子供を連れて行く映画じゃないと思います。
内容は当然のことながらちっともおぼえておりませんけれどね。
ただ。闇の中に浮かび上がる刃が、とても美しかったと。
幼心に感じたのを記憶しております。
今にしてみれば、あれが謙信さまとのファーストコンタクトだったやもですね。
その次はSD武者ガンダムのプラモでした(笑)
因みにその天と地とですが、最近母からこんな話を聞きました。
劇中で、『身罷った』という台詞が出てきたらしいのです。どなたか亡くなったのでしょう。
で。どういうわけか、幼いわたしは、その言葉の響きをえらく気に入ったらしいのです。
暫くずっと『みまかった!』『みまかった!!』と楽しそうに連呼していたそうです。
どんな子やねんわたし。
傍から見れば、どれほどまで異様な光景だったでしょう。わけわからんですね。

ああ。謙信さま新世界にこられないでしょうか…(笑)
ペアユニットで。『上杉謙信&かすが』とかだったらもえぎさん狂喜です。
戦闘前後のかけあいが素晴らしいことになりそうです。
防御戦闘はかすがさんがきっと受けるのでしょう。わたしがたてにならなければー。
それにしても今日の日記における『謙信さま』という語の頻出具合はどういうことでしょう。
こんだけけんしんさまけんしんさま言いながら内心慶次さんでまだそわそわですのに。
だからもう上杉軍と前田家がなかよしさんなら全ては解決するのですよ。
お客様には大変申し訳ありませんが、
このアホの子のバサラ語りはもう数日続きそうです…。
全く需要ありませんのにごめんなさい。
近く、接触者対存在喫茶語りもしますので(笑)


>二十三日
・23時の!
先日は本当にありがとうございました!こちらこそお話とっても楽しかったです。
接触者対存在で、あれだけ話せる機会というのは、そうそうありませんし。
ご本も素敵でした。エリィの衣装がたくさんでしかも皆可愛いのでうきうきです。
ああ。もうフェイエリィを書きたいのがまたふつふつと(笑)
荷物が無事に届いたようで、ほっとしています。良かったです…。
いきなりぶっといブツが到着して驚かれたら申し訳ありませんでした。
どうぞあのグダグダでしっちゃかめっちゃかな世界をゆっくりお楽しみください!
わわ。新作の感想まで…ありがとうございます。
最近原初を書くと、どうしてもカインが出てきてしまうのです。
でも彼、書いててかなーり楽しかったりします。
アベルと並べたら、お互いが際立って、とても書きやすくなりますし。
例のアホとしか言いようのない喫茶ネタは、こそこそ日記で書いていきます(笑)
接触者対存在好きにはロストエルサレム以上に喜ばしい場所でしょう、あの喫茶は。
お言葉、並びにアホなネタにお付き合いくださってありがとうございました!(ぺこり)



2006年08月23日(水) 『色んなものがギリギリですがそれはいつものことで新世界』


懲りもせずに飽きもせずにまた新世界書いてますこのひと。
今回はエピ3を踏まえた上での新世界だそうですよ。ほんまもうわけわからん。


こんばんわ、しかもきちんと小牟書いたのはこれが初では。もえぎです。
前にいっぺん、新説新世界の出だしだけちょろちょろ書いただけで。
ちゃんと小牟っぽく書いたのは初めてかもです。こんな話なのに。
や。でも小牟はほんとどんなギリギリなことしても小牟っぽいので大好きです。
ごめんよ。今度はきちんとしたお話に書いてあげるから。
だから今回は、こんなアホ話で許してくださいなこんこんさん。
多少とはいえエピ3ネタバレありですので、それも少し気をつけてごらんくださいね。
本当にアホ話ですよ!どうしようもありませんから!(笑)
色々適当なのであまり突っ込まないでやってください。

バサラでそわそわバサラでそわそわ。
慶次さんが好きです(2未プレイなのに)
謙信さまが好きです。かすがさんも好きです。
上杉軍と前田家と織田軍と徳川軍が好きです。
みんな仲良く前田家にご飯食べに行ってると良いのです。
いつきちゃんが織田家にもらわれてたらなお良いのです。
賑やかにわいわいまつさんのご飯食べてたら素敵です。大好きです。
最近になって北条のおじいちゃんも好きです。島津のおじいちゃんも好きです。
そして見事に二大人気勢力であろう伊達軍と武田軍がかすりもしていません(笑)
ああまたか。またわたしはメジャーから外れるのか。
人生のうち、一度で良いからメジャーと呼ばれるものにはまってみたいです。
メジャーってどんな気分?メジャーって胸キュン?とかそういう認識なくらい常にマイナー。
あ。いっぺんだけメジャーなものが好きにはなりました。
それはサモナイ2のネストリでした。あれはもう凄かった。
しかし、ネストリ以外にも好きなカプがたくさんあったのと。
サモナイにおける最愛カプはいまだに1のキーアヤだというのと。
探しても探してもネストリが見つかるという、
慣れない満員御礼状態にうろたえてしまったのがあり。
それほどメジャーを中心に大フィーバーとはならなかったのでした。
人間、慣れない状況に置かれると、本当におろおろしてしまいますね(笑)
でも良いのです。
わたしは不満足なマイノリティ。満足なマジョリティよりはこちらを選びます。
負け惜しみだなんてそこ仰いませんように。

こんだけバサラでそわそわしといてなんですが、わたし、戦国はとんと疎いのです。
興味が無かったというより…怖くて近付けなかったのです。
だってその時代は『戦国』ですから。『戦乱』ですから。
たくさん、人が亡くなりますから。
つくづくアホだと思いますが、それがかなしくてこわくて触れようとはしませんでした。
悲しいお話をなかなか読もうとしないのは、一旦触れると、
かなしいのに飲み込まれてしまうから。
そうして、かなしくてかなしくて身動きが取れなくなってしまうのです。
こわくてかなしいものに積極的に触れようとはしないのです。
推理小説を読もうとしないのと、似たような理由です。
あの類のお話って、高確率で誰かが殺されますでしょう?そうして殺人事件が始まる。
もうこの時点でダメらしいのです。
その人は殺されるためだけに創造された。ただ殺されるためだけに書かれた。
殊に、作家さんがそういったお話を書きまくられていると余計にこのおもいは強まります。
お話ごとに次々人が出されては殺されてゆく。ちっとも止まらない。ただ殺されてゆく。
そんなことを考え出すとやっぱりかなしくてかなしくて…というわけです。
端的にまとめればアホです(笑)
殺されるだけでなく、その方は最後の一瞬まで誇りを持って生きられたやもしれません。
でもやっぱりかなしいのです。
こういった考えが、亡くなられた方の意志を汚してしまうのでしょうか。
うう。むつかしいです。

バサラだって最初やってるときは結構つらかったりしたのですが。
気がつくと『ふわはははは!破壊!破壊!!破壊ぃいいいい!!』とかなっていて。
お前は何処のスクライドだとほんのり思ったりしつつ、戦場ごとぶった斬っています。
心情的にはかすがさんに近い気もします。謙信さまだいすきっぷりも含めて(笑)
もしもバサラで何かお話書くとしたら、かすがさんと謙信さまだろうなあとか思います。
ほのぼのもしくはきらきら薔薇舞ってたら良いです。
ごほうびに謙信さまからでこちうでもされようものなら死にかねないかすがさんがだいすきですよ。
無論死因はときめき死。まあ即死はせずとも数日寝込みそうな予感はひしひしとします。
こんな上杉軍がそれはもう大好きです。前田家となかよしさんなら本当に嬉しいのに!

そして昨日に引き続き、こんなノリのまま拍手のお返事するのをお許しください。
しかも今日はこの後、新世界アホ話までありますのに……。
妙な位置で申し訳ありません。
決して悪意などはありませんので。微塵もありませんので。


>21日
・15時の方
わあ。新世界のお客様でしょうか?ようこそ荒野の辺境たる拙宅へ。
新世界のお話は、わたし自身大変楽しみながら書いているのです。
ので、結構悪ノリしてる率が高かったりさらりと捏造設定だったりするのですが…。
そういったものを気に入って頂けますと、本当に嬉しいです。
あのグダグダな世界は、どうしようもなくうきうきとしあわせに駆けることができました。
感謝やおもいを込めて、拙いお話こそこそ書いてゆきますね。
お言葉ありがとうございました(ぺこり)


>22日
・16時のbさま
!早速のお言葉ありがとうございます。はい、捧げさせて頂きました!
や。アンケートで頂いたお言葉に、心底びっくりしつつ、嬉しかったのです。
まさか覚えていてくださる方がいらっしゃるなんて…と。
あのふたりは常にあんなのです。大冒険やロマンスなんてほど遠い。
ですから黒髪の騎士さまはあのままで充分です!(笑)
最近物凄く進歩されてる感じがして、画面の前でおおおおとなっております。
わたし、初めて『ツンデレ』という言葉を目撃したのが、そちらのお宅でしたので。
耳にするたび目にするたび。
やはり黒髪の騎士さまが代表格として思い浮かんでしまうのです。
お二人の『おっきなこどもさん』の行く末についても、とねりこの若君につきましても。
勿論琥珀のチョコレートな騎士さまにつきましても、いつも楽しみにしております。
免許に負けないよう、ご無理はなさらず、がんばってください!
素敵なお言葉ありがとうございました(ぺこり)





『色んなものがギリギリでしたがそれはいつものことで新世界』

 さてさて懲りもせずに新世界。けれどもちょっぴり新説新世界?いやいやそうでもありそうになく。エピ3終了辺りのシオンさんと、どういうわけだか小牟がいて。色々ありえなくはありますがまあその辺りはやはり新世界なのでお気になさりませんよう。
 二人はなんとはなしに立ち話、腕組みをした小牟が、考え深げに口を開きます。
「しかしのう、シオン。ぬしらのエピ3での状況を見てみたんじゃがな」
「え、ええ…」
 どうして私達の様子を見ることができたのかしら…と内心シオンはとてつもなく疑問を抱きましたが、流石にそれを口にすることはありませんでした。それなりに親しんできた新世界のこと、いいかげんこの類のツッコミがなんら意味をなさないと、諦め始めたようです。
 シオンが心の中で溜め息を漏らしているのを知るわけもなく、森羅の狐はなおも続けます。そこはかとなく、紅葉色の瞳がきゅぴん、とあやしく煌いたような。
「いや。覚醒後の青目KOS-MOSのことじゃが、ありゃあKOS-MOSと呼ぶよりも、ワルキューレっちゅうた方が近い気がしてのう」
「ワルキューレさん…ですか」
 指摘され、シオンはすぐさま、以前共に戦ったことのある、麗しい戦乙女のことを思い出しました。流れる金の髪、揺れる三つ編みを彩る真紅の大きなリボン。深い、深い翠緑の双眸はたとえようもなく清らかに澄んで、常になよやかな微笑をたたえていた、神々しくも心優しい聖なる乙女。その姿の上へ、咄嗟にマリアの目覚めたKOS-MOSを重ねてみると、成る程、確かに違和感がありません。マリア自身が過去、聖女と呼ばれていた所為もありましょう。それぞれ異なる点はそれこそありますが、小牟の意見はそう的を外れているわけではありませんでした。
 妙に納得してしまうと、シオンはふいに、とあることを思い出しました。
「そういえば。KOS-MOSのアーツの中に、『ヴァルキリー』ってありました」
「おおそうかそうか。うむうむ、やはりわしの予想通りじゃったのう。ではつまり!次はこうなるんじゃな!!」
「え?つ、次?」
「いざやものども刮目するがいい!はああああ、シャオムゥウェーイブ★」
 突然うろんげな笑みをにまりと浮かべた小牟は、咄嗟のことにきょとんと驚きややおろおろしてしまっているシオンをよそに、それこそノリノリでなんか決めポーズみたいなものさえかましながら、手の平より妖力を解き放ちました。それなりに広域が真っ白い光に包まれ、目が灼かれたのではと巻き込まれた人々が瞼をぎゅっと閉じますと、視界ではないものが捉えたらしい何処かの見知らぬ光景が、彼らの脳裏に映し出され始めました。


「あるべき世界に還りなさい…!」
 天上から光に包まれ舞い降りるKOS-MOS。その周囲には真白き羽根が幾枚も降り注ぎ、神聖さをより一層際立たせながら彼女を包みます。瞑目したままだったKOS-MOSは地面にふわり(92kg)と足をつけると両眼を見開き、その澄み切った蒼穹の眼差しをあらわにします。そうして右腕をR・BLADEに変化させ、目の前に立ちはだかる敵めがけて突進してゆきます。掛け声も勇ましく幾度も切り結び、剣舞のように立ち回ると、最後にとどめの一撃を放ちました。
「コスキュリアセイバー!」


「…………」
「ふっふーん、われながら見事な幻影術じゃて!だてに憑いてはおらんでの。周囲一キロ程度は巻き込んで、わしの素敵ときめき想像劇場を意識内へ直接伝播させ、共有させてやったわい。素晴らしい成果じゃ!」
「…………」
「くう、この一歩間違えるとニーベルン・ヴァレスティになりかねんギリギリ感がたまらんのう……!」
 一人で拳を握り締め、よく分からない方向に盛り上がっている小牟を言葉無く眺めていたシオンは、遂に溜め息を現実世界に吐き出しました。眼鏡をおさえつつ、状況を察したのでしょう、いつの間にやら傍らに来てくれていた人物に対し、色んな思いを込めてその名を呼びました。
「…………有栖さん」
「ああ。分かっている。おい、小牟。取り敢えず尻百叩きだからこっち来い」
 こういう場合彼女を抑えることができるのは、長年のツッコミ役が板につきまくっている零児しかいません。彼も慣れたもので、いきなり意識へ割り込んできたわけわからん映像を、すぐさま相棒がまた何かしらやらかしたのだと感じ取り、きちんと突っ込むためにわざわざ来てくれたのです。ある意味素晴らしく相性の良いコンビです。
 ともあれ今は。わけ分からない妄想で大盛り上がり大会な小牟をひっつかまえ、わーんどうしてじゃーという叫びをこだまさせながらも、今日も多分平和でギリギリです新世界。



2006年08月22日(火) 咲いてなくて暴れてもいない戦国乱世



あつくてとけそうです。水ー、水にまみれたい……。
海はもうお盆過ぎなので足引っ張られるのとくらげなのでダメですね。


こんばんわ、そうなると残る手段はプールのみ。もえぎです。
むー。でもこのところの騒ぎの影響で、プール果たして開いているものやら。
まあそれ以前の問題としてつきあってくれる人がいませんが。
一人プールはさみしすぎます。
おとなしく部屋の中でバサラでもしながら涼んでます(笑)

バサラー。世間様が2で大盛り上がり中に1をちみちみやっています。
ああいう類のゲームはひたすら苦手なのでよわよわです。
それでも謙信さまと蘭丸くんはレベル20なあたり愛と使いやすさゆえです。
やっと蘭丸くんのバナナを手に入れて大笑いしております。
けれども、どんだけやっても謙信さまの最後の武器が手に入りません…!
蘭丸くんはあっさり出てくれましたのに。運悪いのですか謙信さま。
ひたすらに国境防衛戦を繰り返しておりますが、ちっともです。
まあそれよりもとっとと全キャラでクリアしなさいって話ですけれどね。
残りあと四人。出せてない人二人。
明智さんはこないだ本能寺で返り討ちにされて以来投げちゃってるのです。
けれど、やられたとき。心の何処かで酷く安心しました。
最初、わたしどうしても明智さんが使えなかったのです。
純粋に。ただ純粋に。
『この人に天下取らせちゃいけない…!』とそれはもう切実に思いまして。
同じく天下取らせちゃいけないと思ったのはザビーでした。扱い同等かもえぎさん。酷。
けれど他にクリアしていないキャラがどんどん減ってゆき、遂に使い始めました。
敵として出てきたときから、ずっとこわいようきもいようと泣きそうになっておりましたのに。
自キャラで使い始めてもやはり同じ言葉を繰り返しておりました。
ただ。味方兵の台詞にちょっとくすりとしたりはしてましたが。
あと……意外なことなのですけれども。明智さんの、ジャンプが好きです。
初めて見たとき、咄嗟に『あ。きれい。』と思ってしまいました。
わたしそのキャラを初めて使うとき、ジャンプとガードの仕草を確認するのですが。
ジャンプだけで見たら、多分明智さんが一番好きです。
それまでジャンプで一番好きだったのは信長さまだったのですが。
不思議なことに、明智さんの飛ぶさまが、とても好きです。
ゆえに意味もなくぴょいぴょい跳ねて貰ってます(笑)
でもやっぱり使いにくいですよ明智さん。クリアできるのかなあ、あれ……。

2は慶次さんが気になって気になってずっとそわそわキュンキュンしております。
おかしいですね。
わたし、未プレイゲームの、キャラのみがこんな気になることありませんのに。
とても珍しい現象が起きているようです。
未プレイなのに慶次さんがだいすき。慶次さんが気になってどうしようもありません。
ポニーテールもふもふしてて可愛い。
あと、多分風間仁属性を含んでいるから気になるのでしょう。
近頃、友人との間でよく用いられる言葉。『風間仁属性』。
皆様ご存知鉄拳の仁さんのことですが。何しろ新世界解釈なのでこういうことです。
『女・子供・動物に優しそうな青年』をさして、勝手に『風間仁属性』とか呼んでいます。
おそろしく偏ってますねこれ。ファンの方ごめんなさいです。
新世界での仁さんが、子供に優しかったこと。お母様がエコロジカルなこと。
などなどを踏まえてこういう風に呼称させて頂いております。
大幅に間違えているわけではないのでしょうが、正解なわけでもないという微妙さです。
因みにこの属性だと最近解釈された人物は、
P3の伊達先輩(注:声がバサラの伊達さんだからとつけられた身内愛称)だったりします。
ほんま言いたい放題だこのひと。
ともあれ。1をきちんとクリアできるまで、2はお預けです。
なんだかシステム難しくなったっぽいですし。わたしにできるか大変心配です。
そういった不安も含め、買うのはまだまだ先になりそうです。
ああでも慶次さんが。うわーん。


そしてこんな流れのままバハラグのバトンに答えることをお許しください。
もうわけわかりませんね。
そもそもの話としてここはゼノサイトでしょうに。しっちゃかめっちゃかにもほどがある。
や。でもバサラは関係ないとも言い切れないかもですよ。
新世界に続編が出たら、バサラ参戦の可能性はおおいにあります。
だってあの人たちどう考えたって新世界向きなのですから。
恐らくは伊達さんとか真田さんとかが出はるのでしょう。
ならば。声繋がりで、サーガからケイオスくんが出る可能性だって高くなります。
そしたらケイシオファン夢のユニット、『ケイオス&シオン』が成立するかもですよ?
もしペアユニットにならなくても、新世界でデュオスペルレイくらいはあるかもです。
だからバサラ話しても大丈夫なはずです。ええこじつけです。自覚はあります。たち最悪。
……こんな勢いでバハラグバトン。本当にごめんなさいです。


corvus_cさまから指定バトンを頂いたのです。
回答遅れてしまい、申し訳ありません……。
お題は『ゼノサーガEP3』もしくは『バハラグ』ということですので。
今回は、『バハラグ』で答えさせて頂きますね。
うわあこういう形でバハラグのことを書くのは初めてなのでちょっとどきどきです。
十年越しのおもい、いざ。


指定バトン、お題『バハラグ』

*廻してくれた人から貰った『指定』を『 』の中に入れて答える事
*また、廻す時、その人に指定する事。



1.最近思う『バハラグ』

不思議な因果よのう、などと思います。
十年前、生まれて初めて発売前からチェックしたソフトです。
丁度ゲーム誌(因みにTheスー)を買い始めた頃ですね。
記事にあるグラフィックの美しさに息を呑み、ドラゴンたちの愛らしさに貫かれました。
発売前からヴァリトラとレクサスで一人フィーバーしていたのをよく覚えています。
あの頃からもうわたしはドラゴンばっか見ていたので、いまだに『うちの子』扱いです。
まさか十年経って、こそこそお話を書くことになろうとは思いませんでした。
や。お話自体は書いていたのです。けれどよもや、サイトに項目まで作るとは。
何がどう転ぶやら分かりませんねえ、と思う今日この頃にございます。



2.この『バハラグ』に感動!

サーチさんがあること自体に感動したのですが。
約十年ぶりのバハラグフィーバー、サイトさんあるかしらとおそるおそる探してみたら。
まあ。あるわあるわ。本当にびっくりしてしまい、けれどとんでもなく嬉しかったです。
スーファミラグナロク期、たくさんの名作ソフトが生まれましたけれど。
どちらかといえばマイナーな作品だと思っておりましたので。
いまだに、あれほどたくさんの方が愛されていると知って、そのおもいに感動です。
ずっと。ずっと愛され続けていた方のおもいを汚さぬよう、隅っこでこっそり書いています。



3.直接的『バハラグ』

直接的…?し、質問の意図がちょっとわたしには分かりづらいのですけれど……。
うーん。あ。バハラグ本編、ということでしょうか。それともソフトのこと?
ええと。ソフトでしたら、箱・説明書つき。
更にはバハラグアンケートチラシもついたの持ってます。
答えたらバハラグ特製ジャンパー(ばはむー柄)がもらえるよ!っていう。
小説は二冊とも、設定資料集と攻略本もあります。サントラもきちんと。
初めてチェックして買ったソフトだけに、関連商品まんべんなく集めてますね(笑)



4.好きな『バハラグ』

わたしはどうも『大家族』っぽい雰囲気のものが好きなようで。
おそらくはFF6が最初でしょうが、次にくるのはバハラグですね。
みんながわいわい。賑やかで。ある意味呉越同舟で。ある意味阿鼻叫喚。
今にして思えばむやみに生々しい話でしたねバハラグ(笑)
でもそういうところ含めて好き。
ご飯時の様子だとか、自由時間の様子だとか、考えてみるだけでとても楽しい。
特に、ドラゴン好きのもえぎさんとしては、
ドラゴンのことを考えるとうきうきしてたまりません。
だって可愛すぎるのですよあの子たちは!
しかし不思議なのは年を経て、今になって、急に幽谷の魔女さんが気になりだしたこと。
多分ドラゴンしか見てなかったのでしょうね。
魔女さんのあの可愛さに気付かないだなんて!



5.こんな『バハラグ』は嫌だ!

カクカクポリゴンでキャラデザ及び話もみんなの性格も一新されたリメイクバハラグ。
お願いですからやってくれるなスクエニさん。
元々わたしがドット絵大好きっ子だから、という理由もそりゃあありますけれど。
バハラグはあのグラフィックが素晴らしいと思うのです!
今でも充分通用するのでは、と思うほどの美しさ。真似のできないあの空の色。
戦闘中の動き、敵も味方も含めて。なんてなめらかさ。美しさ。
決して意味もなく適当な気持ちで壊さないで欲しいのです。
そう。まるでサーガエピつ………すみません。なんでもありません。



6.この世に『バハラグ』がなかったら…

あの子たち(注:ドラゴンのこと)に出会えなかったなんて…!
そんな悲劇はありません。あれほどまでに愛らしい子たちが、いないだなんて。
さみしすぎます。知らないから、さみしくないだなんてことは、ないような気がします。
ドラゴンがいない。あの子たちがいない。考えるだけで泣けてきます。
みんな、みんな大好きなのですよ。味方ドラゴンだけじゃあありません。
レンダーバッフェだって。うんとこさ大好きです。
ビュウたち解放軍も、魔女さんたちの帝国軍も。なにもかもが大好き。
音楽も大好き。ポップンで下村さんに再会できたときの嬉しさときたら。
素敵な感覚をたくさんくださいました。
そんなバハラグがないなんて、いやです。



7.次に回す人、5人

うーん、うーん。では、今回はわたしがアンカーで。
いやあこんな風にバハラグについて書くのもなかなか楽しいですね。
自分の中における、この作品を再確認することができますし。
corvus_cさま。良い機会、楽しいバトンをありがとうございました!(ぺこり)



2006年08月21日(月) たまにはオリジを書いたりもするのです



色々と片付けねばならないことありまして。
ちくちく縫ったり、印刷したり。そしたらふと懐かしいもの発見。


こんばんは、せっかくなので気紛れにあげてみました。もえぎです。
おそらくはお客様の九割九分の方が興味のないであろう、オリジナル話です。
なのにどうしてアップするねんと問われましたら。
―…嬉しはずかしいことに、お言葉が頂けたからです。
あんな拙いお話、おぼえていてくださって、本当にありがとうございました。
このお話は、残り一分である、貴方さまに捧げさせて頂きます。
最近『ツンデレ』という言葉を聞くと、
咄嗟に黒髪の騎士さまが思い浮かんでしまいます(笑)
しかし今読み返してみると、肩に力入ってるのがありありと分かるものですね。
でもまあ季節的に夏のお話なので、時期としては丁度良いかもです。
その前に。遅れに遅れまくった、拍手のお返事、させて頂きます。

>八日
・3時の方
この日付けを目にするだけでひたすら地面に額ずきたくなってしまいます。
申し訳ありませんでした。心より、お詫び申し上げます。
せっかく素敵な情報をくださいましたのに。恩を仇でかえすとはこのこと。
エピ3攻略本、監督は関わっていらっしゃるのですね…!
けれど。直接的に、お言葉を賜ることはなくて。なんだか、とても、さみしいです。
サーガが、何をしたかったのか。こういう形についてどう思われるのか。
大人の都合で明らかにすることはできないのでしょうけれど。それでも。
ひたすらに、泣きたくなるほど誠実でいてくださった監督の、お言葉が欲しいです。
現在少々懐が危険なことになっており、購入はやや先のこととなりそうですが。
エピ2と違い。今度は買います。たとえ言葉の欠片であっても、今は欲しいのです。
お言葉、貴重な情報、ありがとうございました(ぺこり)




『いつの日かのサマー・ビューティー計画』

 かぱん、と片手で巧くたまごを割れるとほんのり嬉しい。しかもちょっとおどけた風に、鮮やかに、絵に描いたような手つきでボウルにスリーポイント出来たなら感無量。これで中身が双子だったりしたら、それこそ高天原に神様感謝、な幸福っぷりだろう。
 でも夕立はそんなの望まない。卵に一つまみの塩を放り込んでから、泡立て器でかしゃこしゃゆわしながら、彼はちょっと口の端を上げただけで、それっきり。だって望みようがないもの。

「ねえ、どうするの?」
 今日も今日とてわんぱくじゃじゃ馬、プリズムの機嫌によって時折くっきりと灰色が浮かび上がる黒髪巻き毛が、彼のすぐ横でひょこりと揺れる。薄い真珠の光沢を放つ大きなスカーフが、本日のじゃじゃ馬の騎手らしい。随分と誇り高そうな三角巾。
「いつもと作り方違うみたい」
 興味津々の黒曜石が、ほかほかチキンライス入りのボウルを持ったまま、手元をのぞきこんでくる。そんな大層なものでもないのに、はるはよっぽど気になるらしく、軽く背伸びまでして中身を見ようとする。
 どんなに伸びをしても、夕立の顎あたりが精一杯である彼女の様子に、彼は思わず微苦笑を漏らしてしまう。だからやおら体の向きを変えると、彼の肩口よりやや低い位置から見上げてくる眼差しでもとらえられるように、ボウルをそっと傾けてみせた。もちろん中身は零さないように。
「材料は一緒だよ。でも、確かに今日はいつもと違うんだ」
「うん。だっていつもなら、チキンライスが出来る頃には、もう卵混ぜ終わってるもの」
 出来立てなのをさかんに主張するチキンライスの湯気をほわほわと浴びながら、役割分担もいつもと違ったし…と呟きながらはるは首を傾げ、言葉で問う前に問いかける。
 音のない質問に、彼は少し子供っぽい笑顔を返しただけで、秘密のままフライパンを火にかけた。


 今日のお昼はオムライス。夕立お得意の、オムライス。 
 慣れた手つきで油を引いて、鼻歌まじりに溶いた卵をそそぎこむ。 
 はるも大好きなオムライス。何度も横で手伝ってきたオムライス。
 彼の部屋の、やたらに器具の揃った台所で、ふたり並んで。
 でも今日は?


 じゅう、と元気に油のはねる音がする。とたんに何ともいえず香ばしい、おなかをさんざんちくちく攻撃してくるにおいが周囲に満ちる。今にもくう、と鳴きだしそうなおなかをかかえてフライパンを持つ夕立の側で、はるはぱちりと換気扇のスイッチを入れた。おいしいにおいを出しちゃうのはもったいないけどね、と笑いながらおなかを押さえて。彼女だって戦闘中なのだ。
 じゃあ手短にしないと、と夕立は手首を動かす。けれどそれは、はるにとって少しびっくりなことだった。すぐさま夕立に駆け寄ると、コンロの上に顔を乗り出さんばかりにするので、彼にぴったりくっつく形になった。
「このまま丸めちゃうの?プレーンオムレツにしちゃうの?」
 いくら早くしないといけないからって…と、気持ちは分からなくはないけれど、それじゃあこのチキンライスはどこへゆくの?と言いたげな視線を浴びて、黄金色のたまごは中身を包むまえに自分が自分にくるまってしまった。答えをはやくはやくと求める時のくせで、はるの大きな瞳がせわしなく瞬く。
 その表情に夕立の、秘密を隠し通そうとする決意が、かなりぐらりとふらついた。けれどそこはなんとかこころを振り絞り、今にも話してしまいそうな口に急いでファスナーを。
 でもでもやっぱり、ほんのちょっぴりは仕掛けがばかになってしまい。
「最後に、おたのしみがあるんだ」
 とだけ。秘密の欠片を囁いた。
 これに納得したわけでは当然ないのだろうけれど、はるはそれ以上質問の眼差しは送ってこなかった。その代わり、とてつもなく真剣このうえない顔つきで、可能なかぎり眉間にしわをよせて、なんとか秘密の扉を開こうとして考え込んでいる。小さな宇宙がぐるぐる回り、いずこにか隠されているのだろう、真理へたどりつこうとさすらいの旅路。
 あまりに一心不乱なものだから、夕立がこっそり彼女の立ち位置を移動させたのにも気付かなかった。フライパン片手に、熱い油が飛んではるがやけどしないように、コンロから遠ざかるよう彼自身が盾の役割になってみせたのだ。
 でもやっぱり没頭しているはるは露ほども気付かなくて。お皿にチキンライスを盛るよう夕立から頼まれたときになってようやく我に返り、どうして自分が移動しているのか分からなくて、しばらく周りをきょときょと見回してしまった。結局素直にお皿へ盛ったが、その行動は首を傾げながら行われた。

 真っ白い大きなお皿。カフェへ行けば、ワンプレート・ランチ用として使われていそうなもの。今回だって、オムライスの横にサラダやらデザートやら添えれば、立派なお昼ご飯となるだろう。現在そこにあるのは、中央にでん、とたたずむチキンライスだけだけれど。付け合せのブロッコリーはもうゆであがっているので、問題なし。
 さあ舞台は整った。あとは、いちはやく主役を完成させなくては。

 てろん、としたプリンのようななめらかさで、オムレツは焼きあがっていた。てれてれとかがやく表面には焦げ目一つなく、ひたすらにつやつやしている。スプーンで軽くつついただけで、今にもくずれてしまいそうな、やわらかさ。そしてほころんだ箇所からは女神の溜め息にも似た、純白の湯気が立ち上るであろうことうけあいだった。確かにそれは、極上のプレーンオムレツに違いなかった!
 でも忘れてはならない。今日のお昼は、オムライス。

 注意深く、フライパンからオムレツをおろす。それはもう、呼吸さえはばかられるほどの張りつめた空気の中で。
 夕立の長い指がフライ返しを取る。まるで絵筆めいて構えると、凛とした瞳で標的を見すえ、細密画でも施すように、ゆっくりと指先を動かしはじめた。はるは両手で口をおさえて、一言たりとも一息たりとも漏らすまいとしながら、状況をみまもっている。しかし無意識のうちに呼吸を忘れてしまったらしく、その顔はどんどんまっかになってしまっているので、早期決戦がのぞまれる。

 ゆっくり。そりゃあもう、ゆっくり。じれったいほど。
 砂時計のひとつぶだっておりてゆくのにおっかなびっくり。
 空気がやきもきするくらいの時間をかけて、かけてかけて。
 黄金の肌もつ天使が赤い大地に舞い降りた。

 おみ足の一端がてれん、とチキンライスに着地するのを確認すると、はああ、と体全体ではるが呼気をときはなつ。おおげさなくらいに深呼吸をすると、やっと林檎の頬が桃くらいにおちついた。
 安心したのは夕立もいっしょで、ようやく肩の荷がおりた、とばかりに妙にこわばっていたそこかしこの筋肉から力を抜いた。けれどこれで全てがおわったわけではない。目の前でほこほこしている、実においしそうなお昼ご飯もどきは、あえて名前をつけるなら『チキンライスのプレーンオムレツ乗せ』という、何がしたいのやらわけ分からない代物である。これを当初の目的どおり、オムライスにするには?
 かちゃり、と金属のふれあう音に、まだすうはあゆっていたはるが気付いた。ふと視線をよこした先で、何ともいえないたのしげな笑みを口元に乗せた夕立が、カトラリー入れをのぞいて、何かを探していた。
 にっこり微笑みかけられて。その微笑みかたがどうみても、いたずらをやらかすコンマ二秒前の、こどもの顔で。いたずら便乗、それは最高に楽しいことだから。当然はるも、おなじ類の微笑を宿して、かるい足音で彼の元へぱたぱたと。

 さあさ。おたちあい。
 そんな台詞を口にしたわけではないけれど、もし何か口上をのべるとしたなら、この言い回しがいちばんしっくりくるだろう。
 猫さえキケンななんとやらではちきれんばかりの彼女は、ようやっと夕立が探しあて、手にした銀色のナイフに釘付けだった。きらん★とぺかぺかにかがやくそれは、柄がさかなの形した、かなりかわいらしいもの。いまにも口から噴水がでそうな。
 さかなナイフに添えられた彼の指は、ちょっとだけ節がめだつ。でもいまはそんなのどうでも良くて、注目すべきはそのゆきさき。自由な方の手で唇の前に人差し指をたてて、彼女の瞳をつかまえて、目を細める。ひみつがはじまる合図。
「見ててね」
 とっくの昔からはるは凝視しっぱなし。そんなの百よりずっと承知だけれど、言ってみせる。彼女だってこくん、とうなずいて返してくるし。
 さっきの天使降臨よりかはずっとゆるやかにぴん、とした空気。やわらげているのはたぶん、この快すぎる香気なのだろう。緊張よりもくすくす笑いがにあうしじま。
 銀色おさかな、魔法のステッキ。繊細な衣をなでるように、彼はそっと、黄金の柔肌に一筋の軌跡をえがいた。
 すると。

 とろぉり、と。
 目の前でてろてろオムレツがふたつにわれて。たまごがひとえを脱ぎ捨てた。それはもうおもっていた通りのすがた。はんぶん固まったたまごが中からあまい氷河めいてながれでて、チキンライスをしずしずとおおってゆく。もちろんメレンゲ雲みたいな湯気もわすれずに。
 あっけに取られて瞬きも出来ないはるの前で、夕立はしてやったりと会心の笑み。砂場にこしらえたおとしあなにエモノがひっかかった。
 オムライスはこうしてぴかぴかに出来上がった!

「すごいすごい!すごくきれい!」
「いっぱい失敗して、こないだやっと出来るようになったんだ」
 その場でぴょんぴょん跳ねだしそうなくらいに、おおはしゃぎで大絶賛する彼女の宇宙は超新星がおきたみたくきらきらだった。うもれてしまいそうな賞賛をあびて、それよりも大喜びの彼女がみられて、夕立の満足といったらなかった。やっと秘密を打ち明けられて、隠し続ける重荷からも解放されてやれやれな気持ちもあったことだろう。
 しあわせなひみつは嬉しいけれど、あんまり長いと少しくるしいから。

「練習のおかげで、ここしばらくずうっとオムライスだったんだよ」
「いいなあ、毎日こんなにおいしそうなオムライスなんだもの」
「流石に一週間もすると飽きるよ」
「ううん、わたし、絶対飽きない」
 苦笑まじりにここ数日の修行のありさまを語っても、はしゃいだ彼女にはかなわない。その反応も、その大輪の笑顔も、予想どおりだったけれど、実際こうもまのあたりにすると、なんだかくすぐったい。
 ともあれぴかぴかオムライス。ブロッコリーの林をつけて、みごと完成。低いテーブルにお皿を置くと、カーテン越しにのぞきこんでくる太陽のせいで、表面がつやつやの粒子をまとったみたいになった。
 いますぐ問答無用にぼなぺてぃ!な気分ではあるけれど、まだまだおなかの反撃にでられそうにはない。いくらおいしそうでも、それはひとりぶん。せっかくふたりいるのに、ひとりで食べてもつまらないから。
 さあ急いでもうひとりぶん、と夕立が冷蔵庫を開ける。作業工程はとっくに頭のなか。どれだけ練習したのやら。ごそごそと中身をさぐる彼の横で、もう一度あの魔法が見たいのか、ボウルかかえたはるがわくわくしながら卵をまちかまえている。
 が。

「……あれ?」
 がさごそ。ごそがさ。ずっと聞こえてきた探索の音がぴたりとやむ。冷蔵庫に頭をつっこんだままの、夕立の体も、ぴたりと止まった。その声にはるが首を傾げる。なんだか彼は、ずいぶん長くさがしているような感じがする。
「……えっと」
 がっさごっさ。ごっしゃがっしゃ。ちょっとにぎやかな音がしてきて、冷気越しのくぐもった声が、更にきこえにくくなる。そんなやっきになって中に台風をおこさなくても、元から中身は少ないはずなのに。たくさんの食材がはいっているわけでもないのに。なのにこの大捜索っぷりは。
 ゆらり。彼は冷蔵庫から離れると、ぱたり、と扉を閉めた。やたらと力ない風だった。すっかり冷たさの逃げてしまった内部では、いまごろおおいそぎで温度をさげようとしていることだろう。冷気はぜんぶ、彼にわたってしまった。
 ぎ、ぎ、ぎい、と。油のきれたブリキ人形みたいな動きでふりかえった彼は、なんとなくうつろ。口元の笑みがひきつっている。あたまのうえに疑問符のっけたはるに、夕立はこごえたように告げた。
「……卵、全部使っちゃってた……」

 直後。しばらくの沈黙のあと。
 どちらかが先にもらしたちいさな笑いが亀裂をうんで。
 部屋の中に軽快なハーモニーが響きわたった。


「……一パックあったんだよ。丸々。だからまさか無いなんて」
「ほんとうにいっぱい、練習したのね」
 結局ふたり、向かい合って腰をおろして。低いテーブルのまんなかにあるお皿をはさみこむようなかたちで。おのおの手にしたさかなスプーンで、ひとつっきりのオムライスをつついている。溜め息といっしょに床へたおれこみそうなほど憂鬱な夕立をよそに、はるはいたってごきげんで、実にしあわせそうにお昼ご飯を楽しんでいる。
 卵切れで万事休す。オムライス作りはここで中止となり、残ったチキンライスはラップでくるんで夕立の晩ご飯にまわされることとなった。別に、夕立は自分がチキンライスを食べるから、ひとりぶんしかないオムライスははるが食べるようにといったのだが、頑としてきかない。 『きょうはふたりでオムライスを食べるの』と、かたく誓っていたはるは、『ふたりで』の部分も、『オムライス』の部分も、決してゆずろうとしなかったのだ。
 で。結果として、ふたりでひとつのオムライスを食べることになった。さくり、とスプーンでふたりぶんにはんぶんこして。

「やっぱりこれだけじゃあ足りないね…ごめん」
「ううん。すごくおいしかった。ごちそうさまでした」
 すっかりへこみぎみの夕立に、大満足のはるはにっこり笑顔でありがとう。だから彼も少々ぎこちない笑顔でおそまつさま、と返す。とは言うものの、やっぱりおなかはやや不満げ。八分目にさえ届かないしまつ。
 どうしようか…とカラのお皿を前に考えこむ夕立は、頭の中でいろんな解決策をえがいては次々に消していっていた。なかなか良い案がおとずれてくれない。だがカトラリーを片付けはじめていたはるを見て、ぴん、と何かがひらめいた。直列接続、豆電球。
「ホットケーキが、食べたいな」
 いきなりな言葉に、え?と視線で問い返すはるの手元がとまっている。そんな彼女の前で、夕立はさも良いことをおもいついた、とでも言いたげに、わくわくをふくんだまま続ける。
「きみの作ったホットケーキが食べたいな。あの、すっごくおいしい」
 にこりと笑いかけた先で、ぽかんとしていた様子のはるが、一瞬にしてオリンポスもびっくりのきよらな微笑を灯す。

 夕立のお得意がオムライスなら、はるのお得意はホットケーキ。けれど、ホットケーキは冷めてしまうとさっぱりおいしくないし、温めなおしても、かなりいまいち。出来立てでないと絶対においしくない。とはいえ、お昼ご飯を食べたらすっかりおなかいっぱいになるし、出かけたりしちゃうので、めったに手作りほかほかホットケーキを食べる機会はなかったりする。かなりの希少価値な一品。
 でも今なら。お昼ご飯は食べたけれど、おなかはいまひとつ。出かける予定もなくて、部屋でのんびり。ならば。この状況なら。とってもすっかりいい感じなのでは?と。夕立は思いたったのだ。
 それに対するはるの答えは訊くまでもない。未練たっぷりのアフロディテから林檎をうけとった天上の微笑。
「じゃあ、すぐに作るね」

 ざっとテーブルの上にある食器類をかたづけて、それらをよいしょともちあげると、ローズクオーツの鈴が転がるような声で、何かの歌を口ずさみながらぱたぱた歩く。微かな歌声とかるい足音がかさなって、台所のほうへ遠のいてゆく。彼は、その後姿をやっと浮かんだやわらかな笑みで、見つめていた。
 たまには間違いもいいもんだ、なんて考えが頭をよぎる。卵がなくて、ふたりぶんお昼を作れなかったのは痛恨の失敗だけれど、そのおかげでこうして、たまにしか口にできない、はるのお手製ホットケーキが食べられる。
 ときたまにしか食べられないせいなのか、それとももともとなのか。はるのホットケーキは最高においしいのだ。いろんな要因がかさなりあってとろけるさまは、たまらないくらいの幸福感をもたらしてくれる。口の中からはちみつと一緒にしあわせがじわじわしみこんでくるような。それをこんなにお天気な昼下がりに、予期せぬかたちで食べられるなんて、と夕立はしみじみノルンの姿を思い浮かべてしまう。もっとも、一番の感謝をささげるべくは、当然ながらはるにだけれど。と。
 …たぱたぱた。遠ざかっていったはずの足音が、フィルム逆回しみたくして、今度は近付いてきた。その主はいまさら考えるまでもないが、それでもやや驚いたのはあたりまえ。台所から急いで戻ってきたはるに、どうしたの、と声をかける前に、彼は気付いた。
 このぎこちない表情と、こごえそうな様子は、どこかでみたことがないか――。
 はるは、言った。
「……卵、使っちゃってた、ね……」

 瞬間の沈黙。そして、直後はおきまり笑い声の二重唱。
 ぴり、とやぶけたパラフィン紙から、あまいお菓子がめいっぱいに零れおちてくる。もうおなかが痛くなるくらいに。


 『たまご買いに行こうか』。最初からそう言えば良かった。でもやっぱり、言わなくて良かった。でないと、こうしてふたり、くすくす笑いながら出かけることなんてなかったから。涙がでそうなくらい、おなかをかかえて笑いあうことなんてなかったから。
 座りこんでいた床から腰をあげて、鏡をのぞいてちょっと髪をなでつけてみたりしてから、ポケットにお財布をすべりこませる。彼女はスカートの裾をととのえてみたりして、小さなバッグを手にしたら、こちらも準備はばんたんで。
 じゃあ。と、声をかける。うん。と、こたえる。

 ぱたん、と閉まった玄関のドア。足に羽でもあるみたく駆けだすふたりの声だけが聞こえてくる。それから、夏の風にひらひら揺れてたはるの薄いスカーフのきらきらが、そこらに木漏れ日めいて零れていた。
 
 
 ささいなとある夏の日のこと。



2006年08月20日(日) 『(タイトルがやっぱり決まらないのはいつものことで)』



ごぎゃー。どんだけ日記さぼってたですかもえぎさんー。
えらいこちゃ。えらいこちゃです。ごめんなさいごめんなさいいやほんとごめんなさい。


こういった謝罪の言葉は連呼すると一気にうそ臭いのは何故でしょう。もえぎです。
そうとは知りつつ連呼せずにはいられません。申し訳ありませんでした。
や。まあその、色々あったのですけれど。
第一に挙げる理由は、『エピ3がまとまらない』でしょうか。
考えて。考えて。頭悪いなりにたくさん考えてみたのですけれど。
どうしても上手く表現できる言葉が見当たらないのです。
それでついつい塞ぎ気味になってしまいました。
いまだに言葉は見つかっていませんけれど浮上することにしました。
それもこれも、昨日、とっても素敵なトークをいっぱいお聞きできたからです。
エイプリルフールに世のゼノサイトさんは全て接触者対存在サイトになるべきですね(笑)
次の日、何事もなかったように通常営業に戻ってもかまわないのです。
一日だけでも良い。夢を見させて。
そしてメイド喫茶や執事喫茶があるなら接触者対存在喫茶があっても良いはずです。
昨日はありがとうございましたー!!
細かなことはまた後日に…拍手のお返事も含めまして。
これこそ本当にごめんなさいです(ぺこり)

で。まとまりきらないうちに、こんなの書いてみました。
突貫工事の二時間半といったところです。
読み返していないのであちこちおかしいだろうとは思いますがそれでもアップです。
後日、またほつほつなおしていきたいと思います。
以前こそこそやっていた、『お菓子で接触者対存在10のお題』。
あれのおまけみたいなものです。
『追加だ!お菓子で接触者対存在+5のお題』の第一弾です。
以前日記で、ちょっと思いついたので後日おひろめしますとか言ってたのはこれです。
いいかげんしつこいと言われようが。
世間様では大半が嫌われていようが。
それでも地球は回っているみたいな勢いで、わたしはあのふたりたちがだいすきです。
当サイトは、いつまでもいつまでも接触者対存在を支持し続けています。





『(タイトルがやっぱり決まらないのはいつものことで)』(蜂蜜。原初。)

 遥かに遠い砂漠の果てに、まるでそこだけ絵画から切り取られたような、砂塵にまみれる場所に全く似つかわしくない荘重な宮殿がありました。精緻な彫刻や金銀宝玉の象嵌された神殿などを保有し、中庭には満々と冷えた水をたたえた泉さえ備えておりました。ある意味とても不自然な場所でしたが、そのことを指摘するものはいませんでした。それよりも、これこそ母のもたらす奇蹟よと讃えるばかりでした。げに、不自然な場所でありました。
 けれどそこにも、自然な。ありのままの、天衣無縫なものはありました。

「あ゛ー…つ゛ー…い゛ぃー…」
 よく風が通り、宮殿の中でも特に涼しいはずの部屋に、今は微風さえありません。うんと背の高い椅子に腰掛けて、床にちっとも届かない小さな足をぷらぷらさせる元気もなく、アベルは頬をべちゃりと机にくっつけて、暑さにあえいでおりました。いつもでしたらはきはきとものを言い、殊、勉学の時間においては次々と可愛らしい声で質問をしたりして、勤しみますのに、今日はそんな気力もないようです。すっかり熱にやられてしまったのでしょう、余りの暑さに目を回しかねない様子です。
 その傍らで、どうしたものかと困惑しているのは、色素の薄い髪に金褐色の瞳をした、よく出来た彫像のように整った相貌をした青年です。いつものように、小さなこどもとの約束である勉学を教授に部屋を訪れたのですが、彼が辿り着いた時には既に、こどもはすっかりこの状態だったのです。
 カインは法院の中でも最高の権威を与えられ、本人もその地位に相応しい、素晴らしく聡明で高潔な人物でした。けれど、いくら博学な彼であっても、こどもが暑さにふらふらなのを、どう解決すべきなのか、という知識を持ってはいなかったのです。どうしたのかとこどもに問いかけてみても、不明瞭なうわごとのように返してくるばかりで、彼は考え込むばかりです。取り敢えずこどもの側にある椅子に腰を下ろしながら、カインは冷静に状況を分析し始めました。
 確かに今日は、砂漠の宮殿にあっても、特に暑い日でした。風が機嫌でも悪くしたのか、ぴたりとも動く気がありません。彼自身、玉のような汗を浮かべていましたし、暑いとも感じました。けれど暑いと言ってもそこまでで、動けなくなるほどではありません。おさなごのように、いつもより顔を赤くして、眉間に皺まで寄せてぜいぜい言うような状態を理解することができないのです。
 じっと黄金の眼差しで、弟のようなこどもを見やりますが、どう見ても苦しげです。けれど彼にはなすべきことが分かりません。多くの人々からその博識さを讃えられながらも、実際、苦しむこどもを前にして役に立つことがカインの脳裏をかすめることはないのです。それが彼には唇を噛みそうなほど口惜しく、己の無力さに苛立つのでした。なにが天帝ぞ、と課された名に腹立たしささえおぼえるのでした。
 そして、彼が拳を固く握り締めかけたときのことでした。
「あら、カイン。もう来ていたのね。アベルの様子はどう?」
 ふ、と。室内に涼やかな風がもたらされたような気がしました。優しい清流のような声の持ち主は、おさなごの対たる、暁の紅でした。
「母よ」
「今日はとても暑いから…アベル、すっかりゆだっちゃってるわね」
 何やら色んなものを載せた盆を手に、二人のもとへ近寄ると、それをことりと机に置きました。そして雪白の指をアベルに伸ばすと、痛ましげに頬へ触れます。エレハイムの手が冷たいのか、一瞬こどもは口の端に欠片めいた微笑を浮かべましたが、すぐさまそれも消えました。
「母よ。アベルは一体」
「子供はね、大人よりも熱をためやすいの。それに、体も小さいから、すぐに体中熱に支配されてしまう」
 おさなごを熱から救ってやる方策を見出すことができずにいたカインは、率直に母へ質問をぶつけると、エレハイムはそれにすらすらと答えてみせる。カインの疑問を一つ一つほぐしてやりながらも、働き者な手を休めることはなく、何やら素焼きの水差しを手に取ると、中身を同じく素焼きの皿に移しかえていく。余り深いとは言えない皿いっぱいに水をそそぎきると、彼女は皿に手を添えにこりとカインに微笑みかける。
「だから、中から冷やしてあげないと」
「中…?」
「さあ、アベル。暑くて動けないだろうけれど、ちょっと目を開けて見て頂戴?」
 悪戯っぽい母の笑顔の真意に気付けず、おうむ返しにするカインに、また少しくすりと微笑みながら、エレハイムはおどけた調子の声で呼びかける。大好きなエレハイムに頼まれて、瞼を持ち上げるのさえ億劫そうなアベルがよろよろと目をこじあけて映した光景に、黒曜石の瞳は真ん丸に見開かれました。

 素焼きの皿に満たされた水が、エレハイムの手によって、勢いよく中空にばら撒かれました。きらきら踊る無数の飛沫はまるで豪奢なシャンデリア。水の柱がまるで竜めいてうねるように舞うと、その内に煌く太陽の残滓が潜んでいるようで。今にも三人の頭上に小規模な慈雨が降り注ぎそうな瞬間、暁の紅たる娘は手の平をかざしました。
 邯鄲の間。アベルの目の前で、穏やかなウンディーネは凍てつく氷柱となりました。

 ごとり、という重たげな音が皿に着地するのと、幾つかの小さな氷の粒がアベルの頬を打つのは同時でした。粒はすぐさましゅうん、と溶けてしまいましたが、大きな柱が消えることはありません。そして、おさなごの瞳の輝きも、消えるわけがありません。
「凄いやエレハイム!きれい、とってもとっても綺麗だったよ!!」
「ふふ。それは良かったわ」
 先程まで、熱にやられてぐったりしていたとはとても思えないほどに、アベルは飛び上がらんばかりに体を起こすと、氷柱にも負けないきらきらとした黒曜石でエレハイムを見つめます。その頬の赤味はまだ薄れませんし、口調もややおぼつかなくはありますが、最初に比べると随分しっかりした様子です。
 咄嗟のことに言葉もないのはカインでした。何をすべきかということすら考え付かず、おさなごを見つめることしかしなかった自分に対し、母はまるでそれこそ奇蹟のように、アベルを熱から解放した。単純な、たったあれだけのことで。愕然としているカインの前で、ふたりはさも楽しげに言葉を交わしています。
「エレハイムは凄いなあ…ぼくの魔法じゃ、あんなことできないもん」
「凍らせたり、燃やしたり、ということ?」
「うん。ぼくの力って、あんまり皆の役に立たないよ。まだ下手だし…」
「そうかしら。私はアベルみたいな力が使えないわ。癒しの力だってそう。凄いことよ」
「うー…ん。でも、やっぱりエレハイムのほうがきっといいよ」
「ふふ。きっと、いつかアベルにも分かるわ。あなたはあなた。それで良いの」
 そうして暫くすると、ごりぞりという不可思議な音が発生し始めました。訝しげなアベルとカインの前で、エレハイムは小刀を手にすると、氷の柱を少しずつ削り取り始めたのです。ここまできて、漸くカインは母の口にした『中から冷やす』という言葉の意味を理解しました。
 よくよく母の持ってきた様々な道具を見やってみれば、小さな壷が二つに、小皿が幾つか。匙も同じように。そして壷の一つから漂ってくる香りは、鼻腔をくすぐる、あまい、余りにもあまい。
「ねえ、エレハイム。せっかくひえひえしてるのに、氷、壊しちゃうの?」
 彼女の行為が何を意味するのか、まだよく分かっていないおさなごは、せっかくの涼しいものがなくなってしまうのではと不安げです。エレハイムは大丈夫よ、と微笑みますが、それでもどんどん削られてゆく氷柱に、アベルの表情は晴れません。そんな暗雲を吹き払うには、完成した『答え』そのものを、ことん、と差し出してやれば良いのですが、エレハイムは氷を相手にやや苦戦しているようで、こどものもとめるそれを、すぐさま与えることができません。
 がりがりと引っかいてはみるのですが、彼女が求めるような『できるだけ細かい氷の粒』はなかなか生じてくれません。力加減に問題でもあるのか、出来るのは比較的目の粗い欠片ばかりです。これにはエレハイムも少し困り始めました。早く、早く差し出してやりたいのにと、気持ちは急くのですが、小刀を使いあぐねてしまっています。すると、彼女の手にそっと添えられるものがありました。触れた、少し無骨な感覚にはっとして、顔を上げたエレハイムの前にあったのは、自らのそれよりずっと大きな、カインの手の平でした。自分自身、驚いているらしい金褐色の瞳に、彼女は大輪の微笑を浮かべました。
「カイン」
「お役目、我がなしましょうぞ。母よ」
「そうね。正直、私は降参しちゃいそうなの。なかなか難しくって」
「刃の扱いならば、母より我が得手にありましょう」
 何処かぎこちなくはありましたが、青年は重々しい口調で母に伝えると、その手から小刀を受け取りました。そうしてカインが手にした途端、卓越した手さばきと、充分な力によって、氷柱はみるみるうちに細かく削り取られてゆき、あっという間に雪のようなものがうずたかく皿に積もってゆきました。
 積もる側から、エレハイムはそれをせっせと小皿に移し、壷からとろとろと蜜を注ぎ始めました。金色の蜂蜜が氷に染みこんでゆくのを、アベルはまばたきもせずに見入っています。顔中が好奇心とよろこびで溢れんばかりになっています。
 最初に、蜜を。それからもう一度氷を。また蜜を。最後に、もう一つの壷からミルクを注いで。そうして。

 ことり。と。匙を添えて差し出されたミルクたっぷり蜂蜜かき氷に、アベルが幼い歓声をあげたのは、本当に自然な話で。
 待ちきれないように、はくり、と一口含んだ途端、ぱあっと広がるあまさとつめたさに身も心も潤って、花開くように笑みが咲き乱れたのも。あんまり急いで食べるものだから、頭がきーんとなったのも。それをくすくす笑うエレハイムが優しく諭してやったのも。最初は慣れない甘味におっかなびっくり食べていたカインさえも、快い冷たさとほのあたたかさに包まれて、軽く笑みを刷いたのも。
 あついあつい砂漠の昼下がり。三人がのんびりと冷たい甘露に微笑をもたらされたのは、酷く不自然な宮殿において、それこそ奇蹟のように自然なことでした。けれども宮殿を目の当たりにする誰もが、こちらの奇蹟を讃えることは決してありませんでした。
 あたりまえのことがあたりまえでないことのおかしさに、誰も気付かないなんて。



2006年08月07日(月) かささぎも落ちかねないめいびいっつあぷりしぴてぃしょん



今日は地元の七夕。ぼんやりと、空の二人があえますようにと願います。
わたしのおもいは果たされずとも別の方がしあわせであるのならば。


こんばんわ、七夕の代名詞たる月はやはり先月ですけれどね。もえぎです。
その七月ですが、別名が文月なのは最早言うまでもありませんけれど。
七夕にちなんで、愛逢月とも異称されるのですね。
ものしらずなもので、ちっとも存じませんでした。微笑ましい名前です。
とにもかくにもラブラブしてる感じがひしひしと伝わってきます。
これだけでフェイエリィ書けそうとか思う辺りどうなのでしょうかわたし(笑)

さてさてともあれ八月の七日なのです。
エピ3発売から一ヶ月以上が過ぎました。
ゆえに、そろそろサイト内全ネタバレ解禁とさせて頂きますね。
けれどもしネタバレな話をするときでも、先に注意は書いておきますので。
まだまだ大絶賛プレイ中な方もどうぞお気軽にお越しくださいな。
で。早速ですがエピ3。攻略本が出たのですね。
実はまだ買っていません。エピ1のときは駆けるようにして買いに行きましたのに。
そして買う気力さえなかったエピ2(苦笑)
エピ3攻略本は買うかどうか迷っています。
ずっこい話ですが、他のサイトさんなどで評価を見極めてから…と思っています。
監督のインタビューさえあるのなら、
ホームスチールばりのスライディングで買いに行きますが。
しつこく、しつこく。まだおもっています。
監督のおことばが欲しい。監督ご自身のお声に触れたい。
わたしはいまだになにもしんじてはいません。
疑い、構え続けることの、なんてつらいこと。
色々と考え始めればきりがなく、そして泣きたくなりますが。
どうにかこうにかこらえつつ。言葉を放つならこの一語。
『DSでのエピ3をお待ちしております』
……まさかロスト・エルサレム編をサブストーリーでまとめて入れちゃうなんてことは?
みたいような、みたくないような。

やけくそのようにバサラ。
前田家のご当主さまでクリアできません。
あんな筋骨隆々とされてますのに、何故あそこまで防御力低いのですか。
濃姫さまや蘭丸くんより低いて何。
あと戦闘一つで天下統一ですのにー。島津のおじいちゃんに勝てません。
こうなったら欲かかずに、他の武将無視しておじいちゃんのみを狙いますか。
そうでもしなければ、わたしの腕では無理です。
三敗ほどしてから一度利家さん投げてしまいました。
もっと防御力高い鎧手に入れてからしようかなあ、と。
けれどこの方法でどうにかならないものでしょうかね。ううむ。
早くまつさんを使ってみたいなあ。
とにかくこの人たちは早いとこ新世界に行くべきだと思います。
違和感なさすぎますしそもそもの話として似合いすぎます(笑)




>五日
・タキ嬢

やあやあ、そういやきみはカリビアンな海賊さんの2観に行ったのでした。
たたかう鍛冶屋さん遂に鍛冶屋さんですらなくなりましたか。
そして八時だよは間違ってないのですか(笑)どういうことカリビアン。
しかしまさか銀魂感想で東京ボーイの名を聞くことになるとは思わなんだわ。
高杉さんとアルベドの比較してはったけど、そこにバサラの明智さんはどうですか。
なんか微妙に違う気もしますがね。うわあもうしっちゃかめっちゃか。
本誌といいアニメといいこのところの銀魂の方向性は『男子サイテー』だと思います(笑)


>六日
・22時の方

いらっしゃいませ、荒野の辺境たる拙宅にようこそです。
わあ。ナムカプ小説を見て頂けたのですか。
おもいっきり好き勝手に書いちゃってますけれど…(笑)
シオンさん、お好きなのでしょうか?シオンさん好きなためついつい書いてしまうのです。
本編でとてもご苦労される方なので、新世界ではのんびり幸せ風味に、と。
ナムカプのお話は基本的にゆるめのまったりしたものばかりになってしまいます。
こちらがうきうきしてしまうようなお言葉、ありがとうございました(ぺこり)



2006年08月06日(日) 同盟さんとこをちょこりといじってみたり



同盟さんをこそりとおひとつ、張らせて頂きました。
エピ3を終えて、漸く踏ん切りがついたのです。やっぱりやっぱりだいすきなのですよ。


こんばんわ、昨日の日記がお休みになっていたのは紛うことなくバサラをやりすぎてひたすらに没頭しておったからだとここに自白というか自己申告致しますもえぎです。
アクション系は鬼門だとあれだけ声を嗄らして叫んでおりましたくせにですね。
ほんま、まさかこんなことになるとは予想外も大概な話です。
以前、友人連中にどれだけ三国無双をすすめられても手をつけなかったですのに。
ここ最近の、鉄拳→大神→ロックマンDASHな流れに乗ったみたいです。
どれもこれもひいひい泣きかけになりながらしてましたのにね。
特に大神なんて世間様での平均クリア時間が二十時間〜三十時間というところで。
わたしは普通に六十六時間以上かかっていたというのが切なすぎる証拠です。
しかもいまだに飛脚のお兄さんに勝てていません(笑)
二周目ラスボス前なのに、まだ迅雷を見たことがありません。
神州平原のお兄さんにはあと一勝なのですが……!
はぐれ珠制覇など夢のまた夢。はあ。
こんな腕前で『いつかクロノアくんしてみたい』とか言おうものなら飛び二段蹴りですね。

で。バサラ。借り物の1をしています。
とにかく突っ込んだら負けだとプレイ前から覚悟を決めておりました。
しかしそれは上杉軍のオープニングを見た瞬間に砕け散りました。
ああ。武田さんとこはまだ突っ込んでくれる親切な忍さんがいてくれたのですが。
謙信さまのとこは誰も突っ込む人がいませんよ。
突っ込んじゃいけない、突っ込んじゃいけないと必死に心で叫ぼうとも。
もえたぎるツッコミ魂を押さえきれない悲しき関西人のサガ。
ああ。バラて。バラてさ謙信さま。
わたし当初謙信さまは殿方でかすがさんとラブラブだと思っていたのですが。
タキ嬢からのメールで『性別不明ですよ。私的には女性希望』みたいにありまして。
そしてゲーム本編やって、お二人の遣り取りなんか見てますと。
なんかもう性別とかなんとかどうでもいいやと思えてきました。
謙信さまは性別などという些細な事象程度超越しておられるのですよきっと。
とにかく謙信さまが好きです。かすがさんとペアならもっと好きです。
今まで聞いてきた朴さんの声で一番好きな方だと思います。
これで謙信さまが唐突にラテン語話されたらドクトゥスですね。もうなにがなんだか。
そしてこっそり前田さんとこのご夫妻が好きです。まだ使えませんが。
もう織田さんとこも含めラブラブしてはる方はみんな大好きですよ。
武田さんとこは暑苦微笑ましいという新たな感情を教えてくださいましたよ。















そして恐らくバサラが原因で昨晩から左手の親指が腫れ上がっているのですがどうしたものでしょうかおやかたさま。

わたしいったいどんだけアホなのか。



2006年08月04日(金) 何かが清々しいほど腑に落ちました



だぐは。ご、ごめんなさい、新作今週中に無理でした……。
ああああ。せっかくアンケートのお礼もかねてがんばろうとしてましたのにー。


こんばんわ、別に昨日の日記がおやすみになっていたのは木曜にバサラを貸してもらう予定が土曜に延びたからってふてくされてたわけではありません。もえぎです。
や、確かに多少ふて寝っぽくなってはおりましたが…!断じて違いますよ!
資料集めのため色々本を読んでおりましたら、
気付くと日にちが変わっちゃってただけです。
本当です。本当ですったら。お願いです後生ですから信じてください。

新作ー…これを仕上げられなかったのが一番悔しいのです。
書き始めは、どうにか間に合うかなあと思っていたのですが。
どうにも調子が悪く、暫く様子見をしていたら週末といった次第です。
うーんうーんなんでかなあ。
気合いの空回り、キャラ出しすぎ、他のことでちょっと疲れていた。
原因をあげるとしたらこんなところでしょうか。
色々書きたいお話のたねはむくむくしているのですけれどね。
たくさんちゃっちゃと仕上げてしまいたいですのに。
こればかりはリモコン等で簡単操作とはいきませんので、ゆるゆるいこうと思います。
お客様が退屈してしまわれるのだろうと、それが唯一気がかりではありますが。
こんなダメ管理人で申し訳ありません。
よろしければ、お客様も、ゆるゆるのんびり、お待ち頂ければと存じます(ぺこり)

アンケートのお答えがいちいち嬉しくてにこにこしているのです。
純粋に設問にのみお答え頂くだけでも相当ありがたいですのに。
それに、お言葉まで添えられていたりすると、もううきうきにまにまくるりくら。
貴方のお声にときめきどぎまぎべりらっきー。なんだこのノリ。
とにかくとってもとっても大喜びなのです。
ああ。だからこそお礼の意味も込めて、新作仕上げたかったですのに。
溜め息ついてしまいそうですが、ふとあることを思いついてみたり。
災い転じてなんとやら。そのうちに、形にしておひろめしたいと思います。
明日こそ、サイトをちらほらいじらないとです。うむ。

あ。こないだの映画話で、書き忘れたことを一つ。
確か今、カリビアンな海賊さんの映画してはりますよね。続編の。
わたし一応前作はレンタルで観ておりまして。でもろくな感想抱いてません。
友人との間で交わされた問答だってこんなです。

もえぎ『なあ。鍛冶屋さんって強いの?弱いの?船長さんと互角に渡り合ったかと思いきや、ザコに頭どつかれて昏倒してたやん、たたかう鍛冶屋さん。ねえ、強いの?弱いの?』
友人『間を取って普通なんやわ』

ほんと、どっちなんでしょう。たたかう鍛冶屋さん(笑)
で。新作。出るのは知っておりましたが、それほどうおおおとなってはおりませんでした。
そんな先日。新聞に載っていた映画の紹介記事。
このような一文がありました。















『スケールの大きい八時だよ全員集合』










一気に観に行きたくなったのですがどうなのでしょうこの文句(笑)



2006年08月02日(水) めざせセクシーシネマリプレイ



映画を観たいなあと思うのですよ。ものしらずなので…たくさん観たいのです。
でも地元には京都でたんとお世話になったようなミニシアターはありません。キエー。


こんばんわ、シネコンも良いですがミニシアターも良いですもんね。もえぎです。
京都にいたころは、少し足を伸ばせばすぐミニシアターがあったのです。
自転車かっとばして十五分くらい。暴走爆走東寺付近。
毎月毎月上映スケジュールを楽しみにしていました。
今度は何を観ようかなあ!ってわくわくしていたのですよ。
月に一度は映画館で映画を観ようって決めていたのです。
何せ立地とかの条件が良かったので。忙しくなって、続いたの一年弱程度でしたが(笑)
でもたくさん映画観られたと思うのですよ。新作だけでなく、ふるいのもいっぱい。
本棚に開設したパンフ置き場もなかなかの盛況となりました。
今となっては、もうそんな足しげく行くこともできませんけれど。
せめてレンタルとかでも、まだまだどんどん観たいなあとか考えています。

以前、知り合いの方に訊ねられたことがあるのです。
本や映画の話をしている最中に『好きな映画俳優って誰?』と。
すぐに答えることができませんでした。
わたしは本当に無知なので、そんなべらぼうに多く映画を観ているわけではありません。
よって、俳優さんでどの映画を観るか決める、なんてことも滅多にないのです。
そもそもの話として、俳優さんをそんなに知らないのですから。
瞬間的に、うーんうーんと考え込んで。悩み抜いて。
その時はいやあまあそのみたいに適当にごまかしたのですが。
後になって、本当はすぐに答えが出ていたと気付きました。
ので。友人に言ってみました。
もえぎ『…咄嗟に思い浮かんだんがさ、ジャン・レノとモーガン・フリーマンやったよ』
友人『ディカプリオも裸足で逃げ出すね、それ。』

この夏、一本くらい観にいけたらなあと思っているのですけれど。
ゲド戦記の評判がその、あまりにもけたくそに言われていてどうしようかと思いました。
でも、あれはどういう点で、そういった評価へ到ったのかが、ぴんときていません。
私的意見ですが、ゲド戦記は、原作そのものが人を選ぶと思うのです。
ごめんなさい。わたしはあまり肌に合いませんでした。ナルニア然り。ポッターさん然り。
とにもかくにも英米文学とは相性が悪すぎるみたいですね。
ので。そもそも原作の持ち味が肌に合わないのか、映画の方が肌に合わないのか。
どちらのことで評価されているのかが、分からないのです。
ううむどういうことなのだろうと首を傾げておりましたら。
サイレントヒルの評判が結構良いみたいで、こっそり喜んでおりました(笑)
良かったねアキラ!おめでとうアキラ!カルロスは出てますかアキラ!
次回作やるとしたら主題歌はさなさんがいいなアキラ!
英語じゃなきゃダメとかでしたら、Scotty.D連れてきなさい。及びトーマス。
勿論トーマス・ハワード・リヒテンシュタインなほうのトーマス。

そういや今監督がベネチアの映画祭にお呼ばれされたそうですね。
新作にかかってらしたなんて、ちっとも存じませんでした。
東京ゴッドファーザーズのDVD欲しいなあ欲しいなあくらいしか考えてませんでした(笑)
あの監督さんは千年女優といい、よっぽど山寺氏がお好きなのでしょうか。
――それより。なにより。
ナイトライダーの映画化はどうなったー。ちょっとマイケルいいかげん情報を。
どうやら公開するらしいのですが詳細がいまだに不明のままって。
あ。前にマット・デイモンでとか言うてましたが勘違いでした。ベン・アフレックでした。
しかしこの情報さえ真偽のほどは定かではありません。
いいやもう人間どうでも良いから(酷)キットを。キットの情報を!
わたしの愛しいくろがねのナイトが出るのか否かー。わーんキットー。
あなたが出てくれるのならわたし綱なしバンジー清水ダイブかます勢い。


そしてこっそり嬉しいこと。
わーいわーいほぼ日のハラマキが届きましたー。
ほぼ日でお買い物するの、実は初めてだったのです。
肌触りすべすべで、包装も可愛くて、説明書きも可愛い。
勿論、ハラマキ自体も可愛いのです。
嬉しいなあ。ありがとう糸井ダーリン。
つけるたびずっとうきうきしていそうです。ほんとありがとうダーリン!



2006年08月01日(火) 宇宙KGの教え



色々がんばろうがんばろうとやってみるとそれなりにへなへな。
けれどもひょんな一言でいきなりしゃっきりかかってこいやーとなったりします。


こんばんわ、戦国BASARA貸してもらえると判明した途端テンション急上昇。もえぎです。
わーい。わああーい。
友人の紺堂嬢が買ったそうなのですよ。ただし1ですが。そのうち2も買うそう。
けれど彼女は現在大絶賛プクプクポン中(注:ペルソナ3)なので手をつけられず。
少し前からずっとうずうずそわそわしていたわたしに貸してくれるのだそうです。いえあー。
わあ楽しみ。どういうわけだかとても楽しみなのです。
だってあの人たちどう考えても色々なんか違いますもん。
取り敢えず突っ込んだら負けなんだろうなあとかいう受け止め方をしています。
そしてこの受け止め方は多分に新世界的であります(笑)
ええ。新世界も突っ込んだら負けな作品でした。
関西人にツッコミ疲れを起こさせる脅威のソフトでした。で。バサラも然り。
しかし新世界以降、どうにもこうにもカプコンさんの動向が気にかかってしまいます。
ちょっと前辺り、逆転裁判とかビューティフルジョーとかの作品が出始めた頃。
なんか最近のカプコンさんは意欲的だなあと感心していたのですが。
新世界でときめき、大神がクリティカルヒットして。
最近とっても気になるメーカーさんとなりました。
極魔界村のCMにしても、ああいうの見るにつけ思います。
ああ。間違いなくカプコンさんは関西の会社だ。と(笑)
まさか魔界村を実写でくるとは思わなんだですよ。しかも何あのゆるいノリ。
マダオだ。マダオがいる。アーサーのおっちゃんがマダオだ。
銀魂の声と新世界の声を考えれば、ちっとも間違いではない辺りミラクル。
でも黒田アーサーって…(笑)

アンケートの回答が緩やかに届き始め、日々どきどきしていたりします。
お答えくださった方々、本当にありがとうございます。感謝の言葉もありません。
一ヶ月ほど、置いておこうと思っております。
またトップにきちんと日にち書いておきますね。
そうそう。アンケートのことで、一つちょっとだけ零れ話を。
現在設置しているアンケートの質問には、『性別』の欄があります。
実はこれ、つけるかどうか少し悩んだ後、結局追加したのです。
それには一応理由がありまして。
もしかしたらご存知の方もいらっしゃるやもしれませんが。
このサイト、以前に一度だけアンケートを置いたことがあるのです。
今回のは二回目だったりするのです。
で。その最初のアンケートにも、性別を答える欄があったのですが。
……どういうわけか、当初、男性比率が女性比率を上回っていたのです。
これにはもえぎさんえらくびっくりしたのですよ。
結局、最終的には女性比率が圧倒的に高くなり、見事に偏ったのですが。
出だしの男性比率の高さが、やたらと印象に残ってしまったのです。
何せ女性比率が伸びるまでの間、わたしおろおろしてましたから。
『え、このサイトって男性向け?男性向けなの!?』みたいに(笑)
女性向け男性向けという言葉への違和感はこの際置いておくとして。
純然たる意味で、おとこのひと向けのサイトなのかと、一時期悩みそうになりました。
まあこのサイトで取り扱ってるものって、マイノリティ上等なのばっかりですし。
いったいどなたを対象としているやら…という思いは昔からありました。
最近はそれなりに吹っ切れてきましたけれどね。
わたしはわたしの愛しいものが愛しいだけです。
たとえ幾度ふみにじられようと叩き潰されようと砕け散ろうと傷つけられようと。
わたしはわたしの大好きな人たちやものがしあわせであるようにとおもって、書くのです。
ただそれだけのこと。

来年二月のゼノオンリーが気になって仕方がありません。
ううむ。行くべきか。行かざるべきか。
行くとしたら一般なのか、直参なのか。はたまた委託なのか。
ゼノに関しては、前に作った本で全てを出し切った感があるのです。
後はサイトでゆるゆる書き続けてゆくのみかなあと。
今、何か本作れ、とか言われたら新世界布教本になりそうですよ?(笑)
ああでも。たくさんの方とお話してみたいなあ、とか思います。
そりゃ素敵なご本は当然欲しいですが、わたしはどうもお喋り好きみたいです。
いっぱいいっぱい、言葉として、多くの意見を伺ってみたいと思うのです。
うー。でも流石に東京は遠いですしねえ…。
ですが二月ならば十八切符強行軍という手段が使えますか。
ううー。でも片道八時間(京都から)の旅はもうきついかもです。若さってなんだ。
現在兵庫県在住の身では、八時間以上の旅となりますし。魔の静岡ロードが恐ろしい。
どうしようかなあと悩む心は木曜日に貸して貰えるバサラで晴らそうと思います(笑)


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