2005年11月29日(火) |
もしかしてあれこそが苦い砂糖菓子? |
こっそり京都に戻ってまいりました。もうすぐ先生も走り出す季節。 そしたらわたしはやまごもり。あと。すこし。
こんばんわ、とてもつらいことをせねばならないのです。もえぎです。 けれどそれは避けられないことですし、今のわたしならば耐えられるはず。 もし。もし、結局駄目になったとしても。それまではがんばらないと。 もう、他愛も無く、ぽきりと折れることはないと思うのです。 魔法のかけかた、ミヒャエルおじさん仰ってましたものね。 ほんとうにのぞむことだけ。じぶんのおはなしの―― サンタ・クルスはまだ遠い。 わたしは抱く。わたしのたまご。わたしはまほうつかいになりたいの? ええ、確かにそれはある意味まほうつかいなのでしょう。 まほうつかいであり言葉の紡ぎ手でありパティシエであり――おかあさん。 そうでした。わたしはずっと、ずっと、おかあさんという存在に憧れてきたのですから。 何年も何年も……。 あまいおかしを、つくりましょう。
で。話はがらぁりと変わります。 随分遅くなりましたが、友人から借りて、あれを見たのです。 それはこんなメールが来たことから始まります。 『AC手に入れましたよ』 受信して目を通すと、暫く考え込んでしまいました。 文面をまじまじと凝視し、天井を仰ぎ、腕組みをして考えて考えて考えて。 数分後、返信しました。 『……えーすこんばっと?』
FF7のアドベントチルドレンでした。
素で間違えました。 しかももし間違えてたら『じゃあ、あーまーどこあだ!』と返すつもりでした。 いや本気で。
噂は聞いておりました。見たいなあとも思いました。 しかし見たいけどむかつく知りたいけど腹立つなどの理由により却下しておりました。 絶対に自分でお金出して買うものかと固く心に誓いました。 とてつもなく冷ややかな眼差しで見ておりました。 ふふふ。どうもわたし、とっても恨み深いみたいです。絶対赦さない。と。 そうですねえ。もう、これだけの年月が経ったというのに。 いまだ記憶から忘れがたく、消え去らないとは、良くも悪くも印象深いということでしょう。 たとえそこにある感情が怒りと憎しみでも。 ゼノの語りで、何度か書いたことがありますので。 ふるいお客様ならば、ご存知やもしれませんが……。 わたしは、エアリスさんがだいすきなのです。 もしエリィに会わなければ、永遠にわたしの好き女性キャラ一位だったことでしょう。 だいすきでだいすきで。本当にアホほどだいすきで。 で。あの結末。 ……いいえ、結末よりも、酷かったのは、もっと、別の。 ともあれわたしの中でFF7はディスク1までということになっています。 そういう扱いのソフトなのですこれは。
ああ。だめだ。感想を書きたいのですけれど。 今のわたしは、ひどいことしか言えないと思うのです。 ふつふつとこみあげてくるどすぐろい感情をぶちまけてしまいそうなのです。 FF7礼賛のお客様がいらしたら、本当に申し訳ありません。 あの頃。わたしは余りにかなしすぎたのです。 なんだか段々気分が悪くなってきたので、おとなしくライブアライブします(笑) で、SF編が終わりました。何これ凄く素敵なお話……!
……後日、感想を書くやも、ですが。 あんまり気持ちの良い内容にはどう転んでもならない気がします。 だって、わたしがあれからずっと抱き続けていた言葉は、以下の三行ですから。
よくもあんなことをさせたな。 よくもあんなことをしたな。 よくもあんなことを言ったな――
って。あはは。駄目ですね。
充電しに行きました。充電完了しました。うきうきしながらメール打ちました。 数十分後、充電表示が残り二つになっていました。
こんばんわ。なんでやねん。もえぎです。 ひとえになんでやねんとしか言いようがありません。 今の携帯、買ってから三ヶ月も経っていないのに! バッテリーが力尽きるの早すぎます。根性なさすぎます。 今度、買ったお店に保証書持って聞きに行こう……。 甦れ我が携帯。
ラディアさんはにゃんこかわんこかで言うと、にゃんこだと思います。 こないだ書いたお話の題名に、シャトンてつけたくらいですしね。 白くて気位の高いにゃんこ。 では、エリィは?えーと、両方(笑) エリィもにゃんこだとは思いますが、なかなかわんこも捨てがたいのです。 それにほら。彼女はありとあらゆる顔を持ち『母』でさえあったのですから。 にゃんこだろうがわんこだろうがきっとどんとこいなのですよ。 でもミァンは確実ににゃんこだと思います……。 アホなことばっか考えててすみません。
バハラグもゼノも(凄い並べ方ですねこれ)だいすきなお話。 この二つに共通して好きなことの一つに、効果音があります。 わたしはどういうわけかやったら効果音にときめいたりするたちです。 どうか『なにそれ』とか仰らないで。 生々しい音って素敵ですよね!うん、生々しいのばんざい! バハラグで言うと、アイスマジックとかアイスブレス系の音。 コキュートスをエサであげるときの音も好きです。アイスブランドも! あの、ずわぁっこきゅぃーん、な感じにキュンキュンします。 携帯の開閉音に是非とも欲しいです。開閉のたびいちいちときめきます。 あんこくのひかり、ビッグバースト、サンダーゲイルなどの発動音。 サンダーゲイルは、どぁしこーん、な音が素敵です。 でもうにうじ音は生々しいキングなので、時々『うわあ』とひきつります。 それからー…あとは、何があるでしょう。 あ。エカテリーナさん妄想音、ドンファン音(多分これで通じるのが凄い。なかまになって) 勿論、ドラゴンたちの鳴き声は全部だぁいすきです! 書き忘れがあるようでしたら、どうぞご指摘ください(笑) でもこれって、ドラゴンのエサあげ音とか特殊効果音でわけるべきでしたね。 あまいワインあげる時とかの音もとても好きですし。
で、ゼノ。さあ本題です。 ゼノはもうしっちゃかめっちゃかになりそうなくらい色々と好きなので。 でもでもどうにかこうにかあげてみますと、やはり戦闘中の音は外せません。 やはりエリィの音が好きです(笑)当然フェイもですけれど。 エリィは、ロッドが風にしなって殴る音。殴るだけでなく突く音も。 特に突く音の、あの、筋繊維と筋繊維の隙間にもぐりこむような生々しい音―…! FFTの弓使いが、ゼイレキレの滝の上方からチョコボ狙い撃ちするのと同じときめき。 風を切ってしなるロッドの音もやはり良いのです。エリィの掛け声と相俟って。 フェイは断然かかとおとしですね!うっとり。 プレイ当時、あのかかとおとしの生々しさにわたしがどれだけ陶然としたことか。 友人連中にも、散々『かかとおとしの音がね…!』と語り始める始末。 いつものことながら適当に流されましたが。ちくしょう。 接触者対存在好きとはいえ、他のメンバーを忘れるわけもありません。 ビリーの銃がいちいちかちゃこちゃゆうのが好きです。 バルトの鞭がひゅんひゅんゆうのも、エメの呼吸とざびゅざびゅと。 先生は素手も刀も。ああ、ギアだってみんな大好きです。 なんかもうきりありませんねこれ。書いててしみじみそう思いました。
とりあへず、生々しい音よ永遠に(嫌なしめかた…)
2005年11月24日(木) |
こんな寒い日とか言ってたらやたらに温いここ数日 |
携帯充電のためおでかけしようとしました。 でも携帯使えないため目覚ましが鳴りません。寝過ごしました。
こんばんわ、そしてまだ携帯はおなかぺこぺこで倒れてます。もえぎです。 いいかげん食事させてやりなさいもえぎさん。 明日こそ…明日こそ……! ついでにCDも買いに行ってやろうかと思いましたが、おさいふのぞきこんで断念。 こないだのライブアライブがきいたようです。自業自得です。 恐るべし新手のヘブン。わたし危うくFEも買いそうでした。 くにおくんの大運動会は高いんですよねー…(それはファミコン) プロモ映像とかでくにおくんの大運動会みるたびうきうきします。 ええそう、地面に落ちてる石やタイヤやメリケンサックは、 前方を走る人に投げつけて倒れてる隙に追い越すためにあるのですよv ふふふ。弱肉強食★あー楽しかった。
実家に帰ると、いつも良いかおりがするのです。 そしてマヒしかけていたような感覚に、色んなものが囁きかけてきます。 風の音。水の音。木々の葉擦れ。ささやかな音。 澄明な星。手を伸ばせば届きそうに低い空。時間によって水位を変える川。 そう。特に、音と空。 静かな音がするのです。『静か』という音がします。 賑やかしすぎるのや人込みの苦手なわたしには、それがひどく快いのです。 空は本当に不思議。どうして地元の空はああも低いのか。 いまだにちょっと指を伸ばせば掴めそうな気がします。 そうそう。彩りも違います。 こないだ紺堂嬢の休日強奪して、彼女のこぐ自転車の後部に座っていたら。 いそいそと引き上げてゆく海辺の町の夕暮れ。 色んな表現が頭の中を駆け抜けましたが、いざ書こうとすると出てこないのです。 クイーン・アンも似たようなことを言っていた気がしますが。 なかなか上手いこと掴まえることができないのですよね、言葉。 乱暴にひっくるめて言ってしまうと、あの夕暮れは、真珠のような空でした。
こそこそと書いています。リハビリイエー。 けれど、手近に辞書がないとどうにも落ち着きません。 お話書くときは、常に数冊の本を傍らに書いていますから……。 辞書は必ず。辞書が間に合わないときは広辞苑。 他には色見本、花言葉、ドイツ語辞書、古語辞典。などなど。 今も、どうしても思い出せない熟語があってうう、ああ、となっています。 なんでしたっけねえ。確か指輪物語で、ガンダルフと出てきた言葉な気がします。 筆跡とかそういった意味の言葉の別表現で、『肉』のつく二文字の熟語……。 手元に辞書があれば、肉のついた言葉をかたっぱしからしらみつぶしに探すのですが。 なにせ記憶があやふやなので、てんであてになりません。 うあー気になるー。 そしてどんどんラディアさんが可愛くなるような幼くなるような。 ペルソナさんはペルソナさんで、ばんばん明るい好青年みたくなってきましたし。 うーん、ペルソナさんの書き方にどうもまだ慣れません……。 あのモヒカンをどう表現するかもありますが(笑)なにせ資料が少ない。 ラディアさんに比べれば多いですが、そこはおんなのこひいきのなせる技です。 まあなんとか、もうすぐ書きあがりそうですが。 京都で一人黙々と書いてたら、二時間でいけそうな内容ではあります。 実家だとどうしてこんなに何日もかかるのやら? これが済んだら、レンダーバッフェにうつりましょうかね。 何故かお客様からの反応がやたらよろしいのですけれど、レンダーバッフェ。 あ。マイナーだからですね…そうですね……(笑)
>二十三日 ・1時の方 ! いらっしゃいませ、悩める接触者対存在好きにご意見ありがとうございます。 そうですか…『ついそんざい』でも、良いのですね。 けれど人それぞれということで、慣れ親しんだ呼び方が一番なのかもです。 ので、わたしは自信をもって『ついそんざい』と彼女たちを呼ぶことにします。 ありがとうございます。お体のお加減はいかがでしょう? どうぞごゆっくり、ご自愛くださいね。 素敵な殿にも、僭越ながら御礼申しあげます。本当にありがとうございました(ぺこり)
2005年11月23日(水) |
更に今日出向いた図書館は休館でした |
携帯の充電がきれました。充電器を京都に忘れました。 家族の持ってる充電器は型が違って使えませんでした。
こんばんわ、そしてドコモショップは近場にありません。もえぎです。 元はと言えばわたしの不注意がいけないのですが。 嗚呼田舎の悲しさ。……ちょっと出かけなければ充電ができないです。 メールがきているらしいのですが読めません。 報告したいことがあってもそうすることはできません。あーもー。 文明の利器に頼りすぎている自分を思い知らされた気分です。 ともあれ明日はおでかけです。
ゲキュ(注:ゲームキューブ)が余りに欲しかったみたいです。夢にさえ出ました。 なんか無料でゲキュをくれるとかいうアルバイトをみつけてでかける夢です。 おそろしくあやしげな中古のゲーム屋さんでした。 決して姿を現さないその店の店長は峰不二子のような声でした。 『何それ』と言っちゃあおしまいですが、まあ夢に出るほどゲキュが欲しいってわけです。 バテンがやりたいー、でもサーガDSもしたいー、でもDSはないー。 ……サンタさーん……
ポッターさんをテレビでしていたので、ついつい見てしまいました。 原作の一巻だけを友人から借りて読んだのですが、わたしはダメでした……。 やっぱりイギリス文学とはとてつもなく相性悪いみたいです。 イギリス文学の特色ともいえるナンセンス性が嫌みたいです。 それを嫌っちゃあ話始まらないですのにね。でも不条理系は無理。 何せわたしポッターさんの読後感想を求められて『凄惨』と答えたくらいですし。 最近読んで好きだった児童文学ってなんでしょう。 映画観てから読んでみた、ネコのミヌースが大変好みでした! ミヌースは映画も可愛いのですが、原作版もとっても可愛かったです。 映画だと相手の名前呼び捨てなのに、原作の翻訳だと丁寧語なのです。 『はい、ティベさん』『なんでしょう、ティベさん』って。猫なのに。可愛。 ヘーゼルナッツチョコレートのゆっぱさんは、ポッターさんの原作を読んでから、 かの名曲『まほうつかい』を作り上げたそうですが。 何がどうなったらポッターさんがしっちゃかおもちゃ箱ガーリィ炸裂カントリーになるのか。 謎ですがこちらも可愛いので良いです。可愛いので全部おっけです。 『♪わたしまほうつかいになりたいの! みんな笑うけどわたしは本気 ママはためいきついてこういうの 「もっとカクジツなシゴトがあるでしょ!」』 ああ可愛い。そしてせちがらい(笑)
>二十二日 ・22時の方 バハラグ項目開設祝いのお言葉、ありがとうございます! はい。遂に作っちゃいました(笑) ひとえにもうドラゴンへの愛を押さえることができなくなってしまったからです。 最近はドラゴンと聞くといちいちキュンキュンしてしまいそうなくらいです。 ポッターさんがCMでドラゴンと戦ってるぽいのを見て胸が痛みます。 ただ、あの子たちが愛しくてならないのです。残り十匹、頑張りますね!
2005年11月22日(火) |
こんな寒い日でもおんなのこは |
眠れなかったり。眠ったり。そんなんばっかです。 取り敢えずこたつには何らかの魔物が住んでいると思います。おそるべし。
こんばんわ、とにかく指を動かして。もえぎです。 多分、来月に入ったら、わたしやまごもり状態になると思うのです。 もしかしたら一月までずれこむやもですが、とにかくやまごもりが近付きつつあります。 ですから、お話を書くならリハビリするなら今のうちーなわけで。 せかせかと書いているのですけれど、なかなかです。 けれど意欲があるだけ良いのでしょう。今は。書きたくてならないので。 明日も書こうと思いますが、明日は図書館に行きたいかもです。 そいで帰りしに通り道のお宮さんでかみさまにごあいさつをして。 境内の鳩にえさでもやって、手乗り鳩して遊んだり。 ゆっくりじっくり、過ごせればと。
むう。何やら文章に、肩にぎぎぎと力が入っている感が見て取れます。 言い回しに気合い入れすぎてにっちもさっちもだと意味ありませんのにね。 ペルソナさんが書けるので喜んでいるのですけれど。 嬉しくって空回りではどうしようもありません。 ペルソナさんでこんな具合では、イヒヒだとどうなることやら。 少し考え込んでしまいそうなのですが、『レスタット』って何語名でしょう? そんなこと言ってたらパルパレオスなんて本当に何処から来た名前やら。 ともあれ、名前の発祥国が分かれば、書くのに多少助かりそうですが。 BLOOD+のヴァン・アルジャーノの所為でフランスな気がしてきました。 あの…あのなんというか…婉曲な嫌味や慇懃な無礼や姑息なエスプリや……。 切れ長の瞳に、優雅な立居振る舞い。芝居がかった抑揚と仕草。 チューリップの騎士さまとはてんで違う、凄く感じ悪いフランス紳士。 世間様でのレスタット像を見てると、どうにもヴァン・アルジャーノとかぶるのです。 何せわたしバハラグサイト様回るまではレスタットはおっさんだと思ってました。 最悪に性格のねじまがってひねくれたいい年して白タイツなおっさんだと。 けれど結構耽美というか…何処か退廃的な美形、みたいに見られてる方が多くて。 思い込みだけはいけないなあとしみじみ感じた次第です。 マハール方面はもしかしてフランスのイメージなのでしょうか……。 ジャンヌさんは確かフランス名だったような。セリーヌさんもそんな感じ。 うーむ?じゃあグランベロスはドイツでしょうかねえ。謎は深まります。 ペルソナさんのお名前は最早悩むこともありませんね(笑) ……ゼノでは、とってもとっても、重要な意味を持つ、お名前です。
おんなのこひいきのわたしとしては、ラディアさん書くのが楽しいです。 今まで余り書いたことのないタイプの方なので、新鮮です。 色んな新しい技法を試みることもできますしね。 冷たい、凍えた、そういった表現を多用することになります。 その中に少し、ふんわりしたものを落とせればと思います。 ただラディアさん短髪なので、髪を使った表現が使えないのです。 髪が長いと、なびかせたり、顔にかかったり、耳にかけたり。 色々と叙情的な効果を生むこともできるのですけれども。 短い髪だとどんなことができるかなー?と考えるのも楽しいです。 髪以外に、効果として用いることができそうな箇所を探したりしますし。 うん。やっぱり楽しいです(笑)
2005年11月21日(月) |
ちみちゃめアドベンチャー★ |
やっとバイトが休みになった紺堂嬢の休日を剥奪して遊びました。 デェトデェト。ちょっと冒険。向かう先は新手のヘブン。
こんばんわ、そしてわたしは自転車の後部座席で楽々。もえぎです。 自分はいっこも疲れることなくゆうゆうと出かけてライブアライブを買ってきました。 鬼でしょうかわたし。 ごめんよ紺堂嬢。ほら、駄菓子買うとき十円あげましたし。 あとわたしが買った三十円チョコのうち二つあげたじゃないですか。 そういうわけでプラスマイナスゼロにして貰えませんか。ダメですか。 いやほんとごめん…いつもありがとうです。来世はきっときみんとこ嫁に行きます。
何を書こうかと思っていました。 モルテン?レンダーバッフェ?接触者対存在?意表をついてサンサーラナーガ2? 結果。ラディアさんを書いています(笑) つくづく嘘ばっかついてるというか…落ち着きがないというか……。 うーむ、ラディアさんとペルソナさんのお話なのです。 もしかするとその前のお話として、ラディアさんとスパイナルの話も書くかもです。 アンデッドモンスターを書く気かわたし。なんでもありですな。 それが済んだら、ラディアさんとパルパレオスとペルソナさん三人のお話とか。 パルパレオスはボケ担当だと思うのですがいかがでしょうか。 ラディアさんも基本的にボケ担当な気がするので、この二人だけだとツッコミがいません。 そういうわけで面倒見の良さそうなペルソナさんにご登場を願います。 イヒヒも書きたいのですが、今一つ色のイメージが固まりません。 一応ラディアさん白髪でイヒヒは銀髪かと睨んでいるのですが。 そこいらへんの書き分けをきっちり考えとかないと書けないたちなのです。 ので。金髪キャラの多いバハラグはかなり頭を抱えるはめになりそうです。 ビュウとルキアさんとフレデリカさんの三人のお話なんてどう書き分けろとー。 ……精進ですね。がんばります。おー。
それにしても、やはり実家だと集中しにくく書きづらいです。 何せ、せっかく人が必死になってラディアさんを書こうとしておりますのに。 横では父が大音量で水戸黄門見てるわけですから……。嗚呼。音を消して。
>二十日 ・23時の方 はじめましてお客様。わあい、バハラグのお客様がいらしてくださって、とても嬉しいです。 流石サーチさんのお力は凄いのだなあと感心しきりです。 レンダーバッフェ。昔から好きでしたが、数年ぶりの再プレイで愛が炸裂しました。 かなしくて。かなしくて。でも可愛らしくて。とてもとても大好きなドラゴンです。 今度はあの子が、もう少ししあわせなお話を書くつもりです。 もったいないほどのお言葉をありがとうございます。がんばってたくさん書きますね!
2005年11月20日(日) |
ききまつがいケーニヒな自覚はありますけれど |
夜、全く眠れませんでした。足が氷のよう。 そんなまま漸く寝入って、目が覚めたら午後三時半。驚愕。
こんばんわ、書きためるどころの話では。もえぎです。 それ以前の問題ですねこの起床時間では。 今晩からはおこたを設置したので、やっとぐっすり眠れそうです。 明日は紺堂嬢とデェトですしね!ライブアライブ買ってきます(笑) 昔のソフト…いえいえ失礼、『カセット』はとにかく高かった。 当時小学生とか中学生とかなわたしにはなかなか買えなくて。 サンタさんにお願いするか誕生日、またはお年玉でしか手に入りません。 それが今になって、ばんばん買えるようになるのですから。 年をとるのもそんなに悪いことではないのかもしれません。 でも小学生がDSで遊んでるのを見るたび、サンタさん特権の彼らを羨ましく思います。 サンタさん、ダメ大人なわたしにもDSをください。無理ですかこんちくしょう。
何を書きましょうかねえ、リハビリリハビリ。 バハラグでモルテン、もしくはレンダーバッフェ(大好き) ゼノで原初のふたり+1か、エピ3ケイオスくん衣装について思うところ。 それともまだまだいってみよう接触者対存在か。 指をならさないことにはどうにもならないので、まずはとにかく指を動かしましょう。 そうして少しずつでも良いので、書くべきことを書いていかなければ。 わたしのたまご。きちんと、だいてあげられるように。
あ。対存在で思い出しました。 皆さま、『対存在』って、なんて読まれるでしょうか? 接触者は他に発音のしようがありませんが、対存在はそうでもありません。 なんと読まれますか?と、わたし、何人かの方に伺ってみました。 それまではお訊ねすることもありませんでしたのに。 ある疑惑がわたしの中で持ち上がり、どうしても確かめずにはいられなかったのです。 回答の全てが『たいそんざい』でした。 ―…わたし、『ついそんざい』て読んでました。 イコオル、七年以上、読み方を間違えていたことに漸く気付きました。 あんたそれでよくフェイエリィ好きなどと名乗れたものよ…!と思いました。 かなりショックでした。 確かにまあ、思い返してみますと、『対存在』は英語で『アンチタイプ』です。 対義語なんて言葉もありますし、相手を打ち消すような意味であるのなら。 『たいそんざい』が妥当なのでしょう。 けれどもわたしは七年間、疑いもせず『ついそんざい』だと思い続けていました。 『彼』と、常に共にある。そういった存在であるのなら。 あの天使像ではありませんけれど、ふたりはいつも一緒。 なら、ぎりぎりと睨みあうような『たい』よりも、寄り添うような『つい』のほうが。 ふたりには似合うのではと、思ってしまったのでしょう。
しかしロマサガ3の『四魔貴族』を『しまきぞく』と読むのには意義ありです(笑) え、あれ『しまきぞく』なのですか?『よんまきぞく』じゃあないのですか!? これに至っては、じゅ、十年の勘違い…何か切ないのですが……。
実はさりげなく実家に帰っていたりします。 ああご飯がおいしい。おいしすぎて頭痛くなってきました。何故。
こんばんわ、たっぷりお湯の入ったお風呂はいいですねえ。もえぎです。 ひとりぐらしをしていると、お湯を無駄遣いが嫌なので、つい節約してしまいます。 半身浴とかそういう問題ではなく、普通に水量が少ない。 浴槽の中でどんなにアクロバティックな体勢とらなくても、 きちんと肩までぽっすりつかれるのですっかりぬくぬくです。 お湯が少ないとお風呂入っても、あがると逆に寒くなるんですよね。 あ。だから熱が出てたのでしょうか。納得。 ともあれ暫く実家でのんびりしておりますので、その間色々書きためようと思います。 ……実家だと、ちょっと書きにくいのですけれどね。集中しにくくて。 けれども、書けるだけ、書こうと思います。
遊びに行こうと友人を誘っても、みんな忙しいのです。 のんきに過ごしているのはわたしだけみたいです。 ちょっと切ないです。 眠れなかったり寝すぎたり。バランス取るのがむつかしい。 そんなぼんやりしているわたしが、ここ最近で一番驚いたこと。 スーファミ版のサンサーラナーガ2で。 クリア後にデータが消えるのは仕様だと知ったこと。 なんてことをするんですかスタッフ……。 ED、ビデオに録っておいて良かったです(笑)
>十八日 ・0時の方 やったあ、もぎたてハレンチ笑って頂けましたか。成功です(笑) ネタとしてはパクリなのですけれどね。ストレンジ・プラスの。 まあマンガの掲載紙が同じだからいいかなあと……。 『ふるい知り合い』のレナは、FF5のレナです。 今見てみると、いかにもお姫様お姫様しててそれがまた可愛いのです。 お言葉ありがとうございます、もっと笑えるようなお話も書きますね!
・21時の方 サラ、がんばって書きました。トゥルース相当ひいきしてしまいましたが(笑) けれど、サンダーホークのお話ではバルクレイさんがひいきになりましたし。 どっちもどっちな感じですね。バハラグはみんな大好きです! あ……。も、申し訳ありません。わたし、以前にお家へお伺いしたことがあります。 ラディアさんがとても可愛らしくてにこにこしてしまいました。 世の中何処で繋がっているのやら分からないものですね。びっくりしてしまいました。
あはは、やっちゃった!やっちゃったですよこのひと!身の程知らずにもほどがあります! ……バハラグ小説項目作っちゃいました。サーチさまにもリンクしちゃいました。わあ。
こんばんわ、後は野となれ山となれ?もえぎです。 うわあ遂にやっちゃったですよこのひと。本当に作っちゃいました。 ひとえにドラゴン愛。あの子たちが可愛くてなりません。 九年越しでまさかこんなことになるとは思いもしませんでした。 確かにマイベストゲームトップ5に思い出付加価値により入賞を果たしておりますが。 こんなことになるとは予想外でした……。 ま、まあ。元々ここは、マイノリティ万歳な荒野の辺境サイトです。 マイナーの名に恥じぬよう、細々と書いていこうと思います。 でもバハラグはリハビリのつもりで書いていたのですが……。 いつの間にやら、やったら量がたまってしまった所為でしょうか。
リハビリバハラグ。とても書きやすいです。指を動かす原動力になります。 今回、項目を作るにあたり、ドラゴン十匹計画に一つお話追加しました。 誰を書こうかと悩んだ結果、サンダーホークにしてみました。 でもあんまりドラゴンがメインになっておらず、玉砕な感じです。 書き上げるのに二時間くらいかかったのですが……。 その大半は、『アナスタシアさんの髪の色どうしよう』と悩むことに費やされました。 結局お菓子みたいな表現で逃げました(笑)もっと可愛く書くべきだったでしょうか。 リハビリ、リハビリ。がんばろう。 次はラディアさんとペルソナさんを書くか、はたまたやっぱりドラゴンか。 レンダーバッフェかモルテンか…むう、どっちにしましょう。 前者はまた人間の人数が多いので難航しそうです。 でもレンダーバッフェ大好きなので早く書いてあげたいです。 今度は前のより、ちょっと、あの子がしあわせなお話を。
あくまでメインはゼノですよ!ゼノだいすきですよ!アホなくらいですよ! ―…ただちょっと、このところかなしいおもいにさせられたり泣かされたりするから! かなしくて身動きも取れずエピ2以降体重が激減したりするものですから。 かなしすぎて指も動かせず何も考えられず日々絶望していたものですから。 そんな状況から脱出するためにも、何かに癒して貰いたかったのです。 で、それがバハラグだったりFF6だったり攻殻だったりしたのです。
リハビリ、リハビリ。リハビリとしてはポップンも書きやすいのですけれど。 いつものわたしの文体を維持しつつリハビリするには、バハラグが良いみたいです。 ごめん、バハラグ。そしてありがとう。 九年分のお礼や色んなおもいを込めて、ゆっくりのんびり、書かせて貰いますね。
今日は流石にお話は書いていません。別の書き物ですー。 と、申しますか。書きたいのありすぎて何処から手を付ければ良いのやら(苦笑)
こんばんわ、更新履歴はあくまでこっそり。もえぎです。 前に言っておりました、素敵なバナーをはっつけてみました。 ふふふ、みつけたときは本当に嬉しかったです。 しかもそのサイトさまでの紹介文がとても的を射ていて笑ってしまいました。 『誠実さとフレンドリーさと少しの狂気』って(笑) ええ、まさにその通りでした。 誠実さと少しの狂気、ゆえにわたしはあの雑誌が好きでした。 いまだに実家においてありますもん。当時の。 その年のゲームアカデミー賞みたいのが載っているのですけれど。 最優秀主演女優賞がリースで、最優秀主演男優賞がクロノなのですよ!(笑)
今回の更新履歴はあくまでこっそり。『きもち更新』みたいなくらいですから。 散々停止状態の晒している、ゼノなひとりごとに、ひとりごと追加しました。 今度はふたりに似合う音楽です!趣味ですね!(笑) あと、これはひみつの更新。 二ヶ月前のゼノオンリで、お買い上げくださったお客様だけが知っている。 ひみつのページを、こっそり更新致しました。 アドレスをご存知の方は、お暇でしたらご覧くださいね。
なんかこの人バハラグサーチさんに登録したくてうずうずしてるそうですよ。 身の程知らずというか…なんというか……。 ただでさえ小説部屋のジャンル、しっちゃかめっちゃかですのにね。 でもなんかもう、ドラゴンやビュウや女の子が好きすぎてやばいそうです。 書き始める、大きな原動力をくれましたから。バハラグにはとても感謝です。 九年前、あの作品を好きになって、本当に良かった。
>十六日 ・21時の方 いらっしゃいませです!いつもお言葉ありがとうございます。 ラディアさん、あんな風になってしまいましたが…よ、よろしいでしょうか? かなりおそるおそるなのですけれど。いかがでしょう。 魔女さん、次はメイクアンデッド話とか書きそうです(笑) もしくはペルソナさんとのやりとりとかもいいなあ、とか考えています。がんばります。 ラディアさん書いていらっしゃるのですか!?わあ、拝見してみたいです!
ぜえはあ。疲れた。頭痛いと思ったら熱がありました。 昨日からおかしいなと思ってたら熱がありました。いいかげん学習しよう自分。
こんばんわ、それでも書くのはやめません。もえぎです。 どーにも体がだるく動かせず頭痛が続くなあと不思議に思っておりましたら。 今日になり漸く熱をはかるという動作を思い出し、はかってみあら案の定。 本当に学習能力ありませんねこの人。もう何度目。 でも書きますよ。ええ、うんと書きます。書きたくて書きたくてうやーってなってます。 書くことはやはり楽しいのですね。 いえ、訂正します。楽しくて辛くて頭抱えて戦いで愛です。何それ。 わたしはかくて、『書く』ということを呼吸だと考えていました。 そうしていないと生きていけない。 けれど書かないでも生きていられる日々を過ごして、少しずつ気付きました。 まだ確実な答えは出せていませんが、これは、『呼吸』ではなく、『受胎』。 余りに幼い頃から書いていたので、当たり前すぎてそう考えてしまっていた。 幼いわたしには考えも及ばなかったでしょう。けれど今ならこう思います。 わたしの卵子。わたしのたまご。わたしのこども。 ゆえにわたしは書くのでしょう。様々な苦しみに苛まれながらも。
とにもかくにもリハビリだおりゃー。勢いだけのバハラグだうりゃー(笑) 結構難産でした。三分の一書いた時点で途中放棄していたのです。 で、バハラグ小説書くのがつっかえてしまったという原因のお話。 どうにかこうにか書いているうちに、あんましドラゴン前面に出なくなっちゃいました。 ドラゴン十匹計画のお話なのにー。 人間がかなり出張ってます。個人的趣味としてかなりトゥルース贔屓です。 取り敢えずうちのビュウはこんな感じなのです。 タイトルは決められましたが、ちょっと安易ですね。引用そのままですし。 けれど、なんて綺麗な言葉だろうと思ったのです。 それから初めて、ドラゴンの名前をオリジナルでなく書いてみました。 まあ難しいこと。でもこうしないと、お客様分かりにくいですもんね。 色々後日修正は重ねますが、今はこんな形でリハビリ中です。 あーゼノの語りも書きたくなってきたので、近日中に何かできそうです。 書かない時はぱったりなくせに、書き始めると一気ですね。何この管理人。 ともあれリハビリリハビリ倒れてもリハビリが合言葉。 指を動かせ。繋げろシナプス。甦れニューロン。
『あなたのとりこ』(バハラグ。薔薇の不死鳥)
その色は、彼女にとって、とても親しみ深い色だった。その色が放つ熱も、風も、とても慣れきった、身近にあるものだった。彼女はそれをとてもとてもよく知っていたし、また操ったし、その身にさえ宿していたから。 けれども。今。まんまるく見開かれた双眸の前で、それがみんなのおうちを呑み込んでゆくさまは、ちっとも嬉しいものではなかった。
炎が、王城を舐める。 場内の庭園にも火が及んでいるのか、ごう、と巨大な松明のような灯りが夜空に火の粉を飛ばす。怒号と、悲鳴と、破壊音。そして炎の躍動音。ほんの数日前まで、たくさんの大好きな人たちと暮らしてきた、おおきなおうちが、彼女の眷属である火によって蹂躙されてゆくのを、サラマンダーはなかば夢うつつのような眼差しで見つめていた。 周囲は敵に満ちているだろうに、闇夜に輝くその緋色の肢体を隠そうともしない。ただただ、呆然と地面に立ち尽くしていた。どうしてこんなことになったのか、サラマンダーにはちっとも分からなかった。彼女のいっとうだいすきなひとが、命令をくだしたから、それに従った。戦って、勝った。はずなのに。今やおうちは逃げ惑う人さえまばらな、炎と煤にまみれた最前線になっていた。 どうして勝ったのに燃えるのかわからない。どうして自分が行使すべき火が自分を苛むのかわからない。そして何より、どうしてだいすきなひとの姿が側にないのかわからない。もうなにもかもがわからない。 それは、他のドラゴンたちも同じだったようで。ずっと一緒に過ごしてきた仲間たちも、突然の事態に恐慌をきたしていた。何匹かは命令もなしに飛び去り、何匹かは敵に抗い命を落とした。そのただなかで、彼女も混乱の渦に飲まれそうになったとき、サラマンダーのやわらかそうな耳がぴん!と立った。喧騒の最中から、ほんのかすかな一筋の、だいすきな音を聞き取ったからだ。 そしてその音は、彼女に安堵をもたらした。
どす黒い煙をうちやぶるようにして、体中灰だらけになった青年が飛び出してきた。彼の足音を聞き分けたサラマンダーは、その姿を確認すると、安心と不安が一緒にやってきたと感じた。 彼は、今まで見たことがないほどぼろぼろのマフラーをまとい、擦り傷や切り傷、そこから流れる血を止めようともしていなかった。蒼穹の瞳は、今や苦しげに歪められ、きつく噛み締められた唇はその端が僅かに裂けていた。しかも彼はその肩に、幾人もの仲間を担いでいた。 自分より明らかに体格のいいパレスアーマー、血気盛んな弟分。しかも気を失っていることで、彼らの重量は一層増しているだろうに、ビュウは無言の意識の無い二人をサラマンダーの背にどう、と乗せるとまた煙を割って中へと駆け込んでゆく。そして更に何人かを運び出し愛竜に乗せている横で、どうにか自力で歩くことの出来る数人が、ふらふらとビュウに付き従っていた。己を支えるだけでぎりぎりだろうに、まだその肩に彼らもまた誰かを担ぎながら。 そうして二往復ほど済んだところで、漸くビュウはサラマンダーに向かい、声を出した。それは、今まで聞いたどんなビュウの声よりも掠れて、傷つき、荒い、痛々しいものだった。
「いいか、サラ。お前の翼に…この人数は、かなり、きついと思うけど。なんとか、飛んで、ここから離れてくれ。この中じゃあ、比較的、バルクレイさんとトゥルースの意識がはっきりしてる。二人の指示に、従うんだ。いいな?」 まだまだ幼い翼にずっしりとのしかかる重量。けれどそれよりもなお、ビュウの言葉のほうが胸におもたいと彼女は感じた。重みが痛みにさえなってきた背中を気にするよりも、サラマンダーはついきゅうんと甘えた声で、ビュウに鼻づらを寄せる。 その声に、ビュウはぱちくりと蒼穹の瞳を見開くと、危うく忘れてしまいそうになっていた笑顔を浮かべた。戦場には途方もなく似つかわしくない、けれどドラゴンたちが愛してやまない、ぬくもりがほのかに溢れ出すような微笑だった。ただ今は、そこに一欠けらの悲哀が硝子の破片めいて、紛れ込んでいた。 「俺?俺は……」 真っ直ぐに、己の愛竜に顔を寄せる。にっこりと、微笑み、この上なく優しい手つきで首を撫でてやる。わけなどわからない。けれど、途端にサラマンダーは泣き出したくなった。 「……プリーストや、ウィザードの皆が、まだ脱出できてないんだ。俺は、しんがりをつとめてくるよ」 明るい口調でそう告げるのを、サラマンダーの背中で意識もうろうとしていた、生真面目な弟分も聞きつけたらしい。慌てて我に返ると、既にぼろぼろな体に鞭打って、ドラゴンから身を乗り出しビュウを非難するように叫んだ。 「ビュウ隊長!そんな!!」 「サラ」 幾度となく、呼んでくれた名前。だいすきなひとの声。咄嗟に体は反応する。トゥルースの悲鳴じみた声も、遠い砲声や剣戟も、一瞬全てが凪いだように静まり返ったように思えて。じりじりとゆっくり身を焦がすはずの熱が、凍りついたがごとく、冷え切って。 ビュウはそっと愛竜に両手を添えると、言い聞かせるように、口を動かした。 「『いけ』」
気が付いたときは、カーナ城の遥か上空だった。自分でも、どうやってそこまで昇ることが出来たのか分からない。命令を受けて、体が勝手に動いてしまっていた。普段ではありえないほどの大人数をその背に負うているというのに、普段以上の急上昇をやってのけたらしい。 激戦の地も、もはや遠い。とびきり豪奢で残酷な松明と化した宮殿も、最早大地に集う蛍の群れのようにしか見えない。かくいうサラマンダーとて、地上から眺めれば赤い流れ星のようにしか見えないだろう。このまま何処か彼方へ飛び去ってしまえば、ビュウの命令をきちんと果たしたことになる。しかし。 どうしても彼女はいち早く飛び去ってしまうことが出来なかった。そうしようと思えば、すぐさま成せることだろうに。命令をきかないなんて、とってもいけないことだと分かってもいるのに。わかっているのに、わからない。やらなきゃいけないけれど本当の気持ちは。
どうしたらいいの?
たまらなくなって、ゆっくり、ゆっくり、寒いくらい涼しい空を旋回してしまう。敵に気付かれでもしたら一大事だというのに。わかっていてもわからない。そこから離れることが出来ない。網膜に焼き付いて離れないのは、ビュウの笑顔もだった。 つい先ほどだというのに、もう夢か幻のように現実感がない。命令を放つ際、ビュウの浮かべた表情。いまだかつてサラマンダーが見たことのない表情。 蒼い眼に刃の厳しさを宿して。痛みをのみこんで。煤まみれで。だのにたまらないほど優しい、微笑。
わたしはビュウがだいすきなのに、みんなもビュウがだいすきなのに。
従うべき命令。けれど、自分の中のもう一匹の自分が、喉も枯れよと叫ぶのが聞こえる。だめ、だめ、いけない。ビュウをあのまま置いていっちゃいけない。ビュウにあんな顔をさせたまま置いていっちゃいけない。でも命令は守るもの。ビュウの命令は守るもの。でも。でも。 ――どうしたら?
「……お前も、迷っているんですね」 意味もなく旋回を続けるサラマンダーの背中で、火の粉交じりの夜風を浴びたまま、ぽつりとトゥルースが呟く。翼が風を切る、ひゅう、という音が一際闇夜に響くようだった。ドラゴンの困惑を肌で感じ取り、その心情が現在の自身と同種のものであることを察し、トゥルースは口の端に軽く自嘲的な笑みを浮かべた。 「そう。命令は絶対のもの……けれど、私も、サラと同感ですよ」 その言葉に、彼女のやわらかな耳がまたもぴん!と立つ。自分を駆るまだ成長途中のナイトが、ある決意を胸に秘めたのに直感的に気付いた。すると背中から、またも一つ、声がする。まだ多少呼吸の荒い、それでも何処か楽しげな、低い笑い声だった。 「はは…は、トゥルース。随分、トゥルースらしくないですな」 「私もそう思いますよ、バルクレイ殿。平生の私が今の私を見たならば、何と無謀なことを、と顔をしかめるくらいでは済まないでしょう」 「しかし、私も賛成です。あのまま…ビュウさんを置いてゆくことは、出来ない」 「ということは、隊長に以後の行動の指揮を執るべく任ぜられた両名の意見の一致をもって」 「ああ。命令を」 「……了解しました」 もう起き上がることさえ大儀そうなバルクレイに代わり、トゥルースがサラマンダーの首元に座す。無言のうちに、二人の間には役割分担が完成しているようだった。多少は体に自由のきくトゥルースが、ドラゴンに命令を下し、動き回ることは出来ないが、最早意識さえ失っている他の面々が転落しないよう上からかかえることのできるバルクレイが彼らを守る。そしてサラマンダーは。 「いいですか、サラ。隊長のことです、他の皆さんを逃がす為、自らは囮となって敵をひきつけ、しんがりを守り通すことでしょう。できるだけ時間稼ぎをして。そして、時間稼ぎをする為に最も適した場所とは、最も空間の制約が少なく、動き回りやすく、なおかつ敵の目につきやすい場所――カーナ城の中庭です」 風に乗って囁かれる言葉を、一つたりとも聞き逃さぬよう、彼女は神経を耳に集中していた。それと同時に、次なる行動を予想し遥か下方にある、燃え盛る王城を見つめる。 「お前は私たちなどより、よっぽど目が良いでしょう。夜のもとでも、お前なら隊長の姿を確認できますね?隊長の姿を確認し次第、急降下し、ヘルファイアを。私も支援します。炎に炎をぶつけて一瞬、中庭に風を通し、その間に隊長を迅速に救助。―…叱責は、私が全て受けます。分かりましたか?」 くるぅる!と思いのほか元気の良い鳴き声が返されるのに、トゥルースは珍しく子供っぽく微笑んだ。少しそこには、苦笑めいたものも混ぜられていたが。 「全く、お前たちは!本当にビュウ隊長が、大好きでたまらないんですね……と」 ぴくり、手の下で、ドラゴンの筋肉の躍動が先ほどと異なることに気付いた。一定の角度に固定されたまま、風に乗り続けていた翼が、ばさりと力強く空を打った。どうやら予想通りの行動をビュウは取ったらしく、そして予想外に早く、彼の愛竜はその姿を発見したらしい。急激な気圧の低下や風圧に備え、体を低くドラゴンの背に伏せたその瞬間。痛いほどの風がトゥルースの頬を打ち付けた。酷薄な刃めいた風は、ビュウをおもってならない、ドラゴンの声なき慟哭のようだった。 この時偶然にも空を見上げた人々は、きらきらしく燃え上がる、美しい薔薇色の彗星が王城めがけて落下してくるのを、いかなる魔術のなせる技かと瞠目し、またその凄絶な煌きに一種の畏怖すらをも抱くこととなった。 彼女の瞳は、疾うからかの人の姿を認識していた。たった一人の、誰よりも誰よりもだいすきでたまらないだいすきなひと。一心にその姿のみを視界に入れ、ただ彼だけを見つめ。まっしぐらに翼を向けた。
(あなただけを)
ぐんぐんと迫り来る大地におののく間もなく、風に体を持っていかれないよう注意しながら、トゥルースは身を起こす。すると彼の目にも、中庭の大木を巨大な松明として、敵の将軍と対峙するビュウの姿が映った。恐らく相手もクロスナイトなのだろう、互いに双剣を手にしたまま、横たわる木々の残骸を挟んで微動だにしない。しかし今は、彼ら二人に炎の中、剣を交えさせるわけにはいかなかった。トゥルースは、もう酷く重くなった剣をどうにか握りなおすと、ちゃきり、構える。 サラマンダーが突進する。緋色の肢体からゆっくりと薔薇色のコロナが生じる。魔力の高まりを感じ、未熟なナイトも一度限りで失敗は許されない作戦に備える。 ドラゴンが吼えた。ナイトは裂帛の気合いを技に込めた。こちらの気配を感じ取ったビュウが、全てが赤く炎上する中にあってただ一つ真っ青に澄み切った瞳を見開き、愛竜の姿を真正面から捉えた。 焔の残像を尾と引いて、艶やかな薔薇が夜空を裂いた。
「……やれやれ、お前たちときたら」 ばさり、ばさり。少々お疲れ気味の翼が大きく上下している元から、ぽつりとビュウの声が漏れてくる。それもその筈、トゥルース一世一代の作戦により、彼の体はサラマンダーの足に掴み取られ、戦場から強制離脱させられることになったのだから。ふらふらと危なっかしげに空を揺られながら運ばれている。 半ばあきれたような、今にも苦笑が見えてきそうな声音に、いまだ背にあるトゥルースはひたすら縮こまるばかりだ。 「申し訳ありません、ビュウ隊長。しかしこれは私が決断を下したことであり、バルクレイ殿やサラに責任はありません。命令違反の叱責は、私一人がお受けしま―…」 「いいや。嘘は駄目だ、トゥルース」 お前らしくもない、と。かけられた思いがけないやわらかな声に、面食らったのはトゥルースだ。彼は本心から叱責も罰も、一人で受けるつもりだったし、他の誰も巻き込むつもりはなかった。作戦実行前に、全責任を負うと宣言もした。なのに上官である隊長は、穏やかにそれを遮る。 「サラが言ってるよ。『みんなで決めた』って。それに、たとえお前が一人で判断して決行したとしても、その決断は正しい。正直、あの状況から俺一人の力で脱出するのは不可能だったろうし」 「し、しかし命令違反はっ……!」 「結果的に俺は助かっただろ。無視してれば、確実にお前たちは無事に脱出できたっていうのに。わざわざ敵陣の真っ只中に戻ってきて、満身創痍なのにフレイムパルス打ち込んだんだから。それに」 さもおかしげな口調ですらすらとトゥルースの反対意見を撃墜していたビュウが、ふと意味ありげに言葉を止める。どうしたのだろうと腹ばいになって、サラマンダーの下側を覗き込むと、そこには悪戯っぽく微笑むビュウの姿があった。 「命令違反した時、マテライトに見られなかったんだろ?」 その一言で、全ての罪状は泡と消えた。城を脱出して初めて、漸くトゥルースの顔に心からの笑みが戻った。
「ほんと、お前ってやつは」 空中にゆらゆら揺られながら、ビュウはそっと腕を伸ばす。頭上が静かになったことから、どうやらトゥルースを含めて全員寝入ってしまったらしい。緊張の糸がやっと切れ、疲労がどっと押し寄せたのだろう。けれどそれでもビュウは、夜を愛竜と飛びながら、意識を鮮明に保っていた。 ぼろぼろになった手袋越しに触れるドラゴンの肌は、いつもと同じ少しふわふわとした心地良い感覚。何を考えるでもなく、無意識のうちに腹の辺りを撫でてやる。すると、恐らくこの場の誰よりも疲れきっているであろうサラマンダーが、さも嬉しそうに、くるぅる、と声を上げる。 ばさり。ばさ。乗員過多で、重量も当然過多で。更に徹夜の強行軍。流石に翼を動かすのも苦しげだというのに、その子はまだ安全な場所目指して飛び続け、少し撫でられるだけで喜んでみせる。そんな様子がいじらしく、いとおしく思えてならなくて、咄嗟にビュウは両腕を伸ばした。しっかりと足で掴まれているので、落ちることはないのだが、それでも急に動くのは怖いことだろうに。彼にはどうでも良かった。 「俺の命令きかなかったな?わるい子め」 ほんのりしかつめらしく言ってみるけれど、その口調に厳しさはこれっぽちも見当たらなかった。どちらかというと、芝居がかって、本人も面白がっているような風情で。 体格の差から言って、抱き締められているようなものなのだろうけれど、彼としては抱き締めてやる気持ちで。可能な限り広げた両腕で、愛竜を包み込む。 「―…いい子だ」
ぼろぼろに傷ついたビュウが、ふいに寄せられるありったけの信頼と愛情に、失ったものをおもって人知れず一雫、苦い水を落としたけれど。それは遥かな空に吸い込まれ、いずこか彼方へ消えてゆく。人とは違うあたたかさが、痛む体もこころも、すこしだけ、やわらげてくれた。 徐々に白んでゆくオレルスの空。昨夜の出来事など何事もなかったように明けてゆく。多くのものが変化してゆくその中で、揺るがず変わらぬものがただ一つ。 薔薇を宿したドラゴンが、ただただおもう、ただ一つ。
(うんと、うんと昔から。わたしはビュウがだいすきなの。ビュウがわたしたちをだいすきでいてくれるから、わたしたちもビュウがだいすきでたまらないの) (そう。ずっと、昔から。わたしはいつも、あなたのとりこ)
2005年11月15日(火) |
『(やっぱり例によって例のごとく決まらない題名)』 |
昨日言ってた『緑の女の子』にサガフロのアセルスさんを忘れてました! あぶないあぶない。人気者ですのにね。
こんばんわ、『いぬのえいが』に号泣しておりました。もえぎです。 不覚。でも号泣。 直後思わず実家に電話したら(その数時間前に実家から電話あったにも拘らず) 『そんなんで電話してきな!びっくりしたわ』 『映画に没入しすぎ』 『安い子やなあ』 などとえらい言われようでした。ひどいですかあさん。 だって、だって、いぬが……!!(半泣) ……今週末、実家帰るので、うちのアホをいっぱいぐりぐりしようと思います。 うちのいぬの可愛がり方ってこんなです。 『やー♪あほあほあほあほあほあほ、ほっぺみ゛ぃー♪(ひっぱる)いいこ♪(ぐりぐり)』 可愛がってるんです。お願いします信じてください。 ハチ公ドラマ化とかやめて欲しいです。 小説はもう読めないわ映画ももう見れないわとある意味蛍の墓状態なのです。 泣きすぎてしゃれにならないので、ハチ公はもう見たくありません……。
どこぞの大統領がきている所為で京都が厳戒態勢です。大迷惑です。 ただでさえ観光客うやーんな感じで人が多いというのに。 早いとこ帰ってくださいとか失礼なことを考えています。 ヘリが超低空でバタバタ飛んだりしてて、結構空も賑やかです。 とてもじゃありませんが、用事でもない限り人込みには飛び込みたくありませんね……。 丸太町なんて、駅自体が封鎖みたいになってるそうですし。御苑も凄いことに。 だのに当の本人は金閣寺観光とかするそうですよ。 警察の方々ごくろうさまです。
>十四日 ・21時の方 いえいえ、こちらこそご不快でしたら申し訳ありませんでした。 と、いうわけでして。主張も兼ねてお話書いちゃいました(笑) わたしの中でパルパレオスとラディアさんはこんな感じ希望なのです。 魔女さんはあと少し、ドラゴンもたっくさん、書いていきたいです。 なんと、シャドウもお好きなのですか!?なるほど、そうやって迎えに行けば…! 幾度もお言葉ありがとうございます(ぺこり)
・23時の方、というか紺堂嬢(笑) うん、ごめん。ほんまごめん。 UFOもせないかんとはじゅうじゅう承知なんよ。ラブデリック好きやもん。 でもなんか今はなんちゅうかこう、ドットでイエーな感じにひたりたいねん。 また今度、文章のリハビリ済んだらカラフルチルドレン書くからさ。 前々から言ってる352を伏線として、ずっと企み続けてるお話を! 今週末に帰るからまた遊んでー。新手のヘブン行こう。 ほいでゲーム買おう。きみ天地創造、わたしライブアライブ(笑)
そんなこんなで意味不明ですが、リハビリ始めようと思います。 なんかいっつもここんとこリハビリな気がしますがお気になさいませんように。 ちょっと奮起して書いてみた、バハラグ幽谷の魔女さん話! 久々にお話書いて、びっくりしました。全然言葉が上手く浮かばないのです。 暫く指を止めて考え込んで、ええとあれはどういう言葉だっけと悩む始末。 シナプスぶちぶち切れてますねこれは。いかんいかん。 指は一応動くので、後はあたまを起こしてやらにゃなりません。 ようし、ゆっくりでも良いからとにかく書くぞー。 今回のは、一時間半弱、というくらいでした。もう少し早いほうが良いですね。 うう、それにしてもまあ文章の荒いこと!タイトル決まってないし! あっちこっちつっかえつっかえでごろも悪いしおおおおおおお。 ……後日、ちゃんと点検しなおさないとです。タイトルつけて。リハビリGOGOー。
『(タイトルどうしようかなあ…)』(バハラグ。真面目将軍さんと幽谷の魔女さん)
かりかりかりかり。生真面目なペンの音だけが木霊する、とある執務室。せっかく外は、この寂寞としたベロスの地としては珍しいほど、稀に見るうららな日和であるというのに。背中側に位置する大きな窓からは、大層ぽかぽかと快い陽光がぬくみを投げかけているというのに。その部屋の主殿は、睡魔などという小鬼の存在自体知りもしない、と言わんばかりの勤勉さで、本人の性格とそっくりな筆致と筆圧をもって、ひたすら生真面目に執務へ没頭していた。 ただひとえに、親友でもある孤独な皇帝を支える、そのためだけに。普段手にしている双剣をペンに変えても、その目的はいっかな変わることはなかった。彼を妨げるものは何もなかった。戦況がある程度落ち着いている現在では、伝令が慌てて部屋へ飛び込んでくるようなこともそうそうなかった。ゆえにパルパレオスは、嘘のように穏やかな午後を、ひたすら書類と丁々発止渡り合うことで過ごしていた。妨げるものは何一つなかった。と。
と。と、とん。
小鳥が幼いくちばしで木々をつつくような、軽やかな音が部屋に響いた。初めてそれを耳にしたものは、その音が扉をノックしたものであるということに気付くにも、かなりの時間を要するだろう。なにせ余りにも微かな物音であるから、パルパレオスのペンに掻き消されないのが不思議なくらいだった。けれど彼は突如もたらされた音に視線を上げることも手を休めることも、全く反応を示すこともなく、淡々と指を動かし続けていた。 それが合図になるわけでもあるまいに、主の応答を得ることもなく、扉はかちゃりと開けられた。
ふらり姿を現したのは、まるで白い影。石膏細工のような肌に、処女雪もかくやという見事な白髪。作り物めいて細い肢体は、今にも折れてしまうのではというほど頼りない。しかしその中に一つ灯る、翠石の双眸が、彼女の小さな体に秘められた力の強大さを物語っているようだった。 死者と語る者。名高き幽谷の魔女、ラディア将軍。唐突に部屋を訪れた敵対勢力に属する将軍。しかしそれでもパルパレオスは沈黙を守ったまま、書類との剣戟を続けていた。そしてその対応を、ラディア自身当然のものとして受け取っているようだった。 両者黙したまま、彼女がゆらりと動く。もしも、この時彼ら二人以外の何者かが、部屋を覗き込んだのなら。ふと、気付いたやもしれない。ラディアの、そこはかとなく危なっかしげな足取りと、茫洋と霞んだねぼけまなこの二つに。 無言のまま歩みを進める彼女は、パルパレオスに見向きもしない。ただほんのりふらゆらとした動きのまま、ある場所へ向かう。それは執務室にしつらえられた大きなソファで、客人との歓談や場合によっては仮眠にも用いることのできる、しっかりとした革張りのもの。 ソファの前までやってきた彼女は、そこでぴたりと足を止め。次の瞬間、ぽてりとそのまま倒れ込んだ。細い体がクッションに沈んだか沈まないかのうちに、これまた小さな寝息が、規則正しく漏れ始めた。うつぶせのまま、ほんの少し顔を横に向けながらも、名高き幽谷の魔女はすんなりと眠りに身を委ねていた。それにパルパレオスが違和感を抱くことはなかった。 それには一応、いきさつがあったのだ。
ラディアが与えられている執務室は、どちらかといえば研究室と呼んだほうが正しいような部屋だった。彼女の行使する術の性質を考えると、余り陽射しが強い部屋はどうかと思われたし、それに魔術師ゆえに膨大な文献をも所有していたので、それらの保管に向く場所が適当と判断された。ラディア自身の希望もあり、彼女の執務室は地下の一室に当てられた。古文書に適した湿度や温度、それに何らかの儀式を行うに当たっては適度な暗さ。これこそまさに魔女殿に相応しい部屋だった。 が。 古文書やら儀式やらに最適な環境というのが、人間にとっても最適であるかというのは、大変疑わしいもので。あまり長時間自分の部屋にいると、体は冷えるわ喉はからからになるわと、ラディア本人にとってはかなり厳しいものとなる。いくらごたいそうな二つ名で呼ばれているとはいえ、彼女とて人間であるのだから。それにただでさえ夜通しの研究だの徹夜の解読作業だので閉じこもりがちだというのに、必要以上部屋にこもっては、当の本人が体調を崩しかねない。そんな状態のまま戦場に赴かれても、帝国としては困ってしまうというわけで。彼女の導き出した解決策はこれだった。 答えをみつけたのは、本当に偶然。その日もラディアは冷えた体をさすりさすり、城内を歩いていた。無意識のうちに、あたたかな陽射しを探し求めて。しかしそこは荒涼たるラグーン、グランベロス。ただでさえ不毛の地として知られたラグーンでは、午後の陽射しはとてつもなく貴重なものだった。日の当たる場所、日の当たる場所…と彷徨っていた彼女がふと辿りついたのが、パルパレオスの執務室前だった。こういう状況であったため、最早派閥だのなんだのといった、ややっこしいものは頭になかった。ともかくラディアは体をぬくめ、休みたかった。平生の冷厳とした彼女であるなら思いとどまったであろうに、その日はとにかく眠りたかったのだ。 と。と、とん。と、細すぎる手で軽くノックをすると、中からはいつもと変わりないパルパレオスの落ち着いた声が返ってくる。ぱたりと扉を開けて現れた、思いがけない来客に、流石の彼も一瞬驚いたような表情をしてみせた。しかしラディアが今にもおちていってしまいそうな意識を必死に支えながら説明すると、なら使うと良い、と傍らのソファを促した。私に客人など殆ど無いし、仮眠はいつも椅子に座ったまま取っているからと。そもそも私の体には、そのソファは小さすぎると、至極真剣に答えた。 いついかなる場合であっても、油断などしない。ひたすら皇帝の為に。ソファに体を横たえることすら拒否するその生真面目さに、ふ、と思わずラディアは笑ってしまいそうになった。 けれど目の前では、延々探し求め続けていた、陽射しに満ち溢れた寝床が手招きをしている。彼女の体格には十二分に大きなぬくぬくのソファが!
『ありがとう』
と口に出来たのかさえ記憶にない。そのまま夢へと倒れ込んだ魔女殿は、すぐさま規則正しい寝息を立て始めた。驚いたのは、その部屋の主たる将軍殿である。いつも氷の女王のように凛としたラディアが、一瞬笑みさえ浮かべたようにして、礼の言葉さえ口にして、無防備にすやすやと眠ってしまったのだから。どうしたものかと考え込んでしまいそうになったが、まあ別に問題はあるまいと、そのまま書類の処理に戻ったのだった。 こうしておかしな関係は始まったのだった。
いつ来るかなど、分からない。前もって連絡もない。研究や公務で常に多忙を極める将軍職は、決まった日程表など持たないのだから。たとえそんなものがあったとしても、その通り事が運ぶとは思えない時世である。 ただ来る時は、彼女独特の軽いノック音がする。そして、ふらふらと歩み寄ってくる。そしたらすぐさまぽふん、とソファに倒れ込んでしまうのだ。疲れきった、眠くて眠くてたまらない表情で。ただそれだけのこと。あの耳慣れたノック音さえ聞こえれば、それから何が起こるかは考えるまでもないこと。 幾度となく繰り返されてきた奇妙な関係の中で、ふとパルパレオスは気付くことがある。やおらペンを動かす手を休めると、軽く頭を巡らせ、眠りこける魔女殿をゆっくりと眺めてみた。 久方振りの陽光に照らされ、雪白の髪が所々きらきらと真珠の光沢を帯びている。それはまるで、春の雪解けめいていて。同じ色をした長く繊細な睫から、今にも雫が滴りそうな。何処か浮世離れした相貌を持つ白すぎる彼女の頬に、ぬくみが口付けてほんのり淡い赤みが差す。 きまぐれに訪れる、ぬくもりを探す魔女。主の返事など気にもしないで、勝手に眠り込む魔女。 「……猫のようだな」 生真面目一徹の将軍殿が漏らした、ありとあらゆるものを総括した上での感想は、はてさて、的を射ているやらいないやら。けれどもそんな答えは、うららにぬくい稀有なる日和、ありえないほど穏やかな午後においては。どうでも良いことなのやもしれない。
かりかりかりかり。そこに絡まる、微かな寝息。うららかな日、あたたかな午後。執務室に響き渡るペンの音が、最初よりほんの少し、やわらかくなったような。そんな日のこと。
2005年11月14日(月) |
ふるい知り合いという点では、おんなしです |
ゲームは、デジタルなおとぎばなし。デジタルな絵本みたいに思えます。 アンやセーラやパットと同じように、レナやポーラやティナがいます。
こんばんわ、どうしても『さま』ってつけたくなるキャラっていますよね。もえぎです。 ロマサガ3が十周年ーとか昨日書いてたらふとそう思いました。 どうしてもミカエルさまとモニカさま(ロマサガ3)はつけなきゃと妙な義務感が。 なにせロイヤルですから。CMの実写モニカさまはとても綺麗でした……。 あ、ロビンさま(ロマサガ3)も勿論忘れちゃいけませんよ!正義の味方なのですから! ロビンさまはいまだに大好きです…かっこよすぎます正義の味方……(うっとり) あとはそうですねえ、FEのマルスさまもですね。 FEはわたし未プレイなのですが、箱田さんのマンガ版を見ていたので。 ですからやはりマルスさまはマルスさま。 今のわたしならFEできるでしょうか?多少は成長しているのですが。 当時はあまりの敷居の高さから、プレイする前に降参していました。
たくさん、たくさんのゲームが十周年を迎えます。 むやみにあの頃は楽しかったです。若かったゆえでしょうか。 今のFFとかは、わたしよく分からないのですけれど。 もう偶数奇数の法則とか、なくなっちゃってるのでしょうかね。 偶数ならシナリオ重視、奇数ならシステム重視、って。 そうそう、スクウェアさんに関しては、『緑の女の子の法則』もありましたね! どういうわけだか、『緑の女の子』は、やたらに人気が出るという法則。 そんなに古くからはわたし知らないので、FF4のリディアから。 聖剣3のリース、FF6のティナ、ゼノのエメラダ。などなど。 リースを除いては、みんな髪が緑色なのです。 だから服が緑色でも良いのですが……バハラグには例外がいます。 あ、因みに。髪が緑色でも、ロマサガ3のユリアンは男の子なのでダメです(笑)
こないだ、とっても懐かしく嬉しい同盟さんをみつけてしまいまいた。 近く、トップにバナーはっつけますね。 それにしてもいいかげん整頓しないとですね。 ただでさえ現在レインボーでわけわからないことになっておりますのに(笑)
>十三日 ・1時の方 あ。やっぱりDS、ゲキュじゃあできませんですか。 ちっとも理解できてなくてすみません。ご指摘、ありがとうございます! そうなのです。バテンがやりたくってやりたくって仕方がないのですけれど。 バテンのためだけにあの本体を買うのもどうかと思いますし……。 そんなに懐に余裕があるわけでもないので、頭が痛いです。 わざわざお教えくださって、ありがとうございました(ぺこり)
2005年11月13日(日) |
ふわりとリボンに触れる手は剣持つことに慣れた指 |
プレステ版FF6終ー了ー! 約四十時間。漸くEDまで辿り着きました。やれやれ。
こんばんわ、これで次はバハラグでしょうかね(笑)もえぎです。 えらく間を空けたりしながらも、どうにかクリア致しました。 そして初めてシャドウがいる状態でEDを見ることができました。 うわあなんかもう泣きそうです。おもいだして、おもいだして。 たくさんのことをやたらにおぼえているのです。 そのくせ見るたびもだえそうなよろこびを感じてしまってたまらない。 FF6のEDは、ゲームのEDの中では本当にトップクラスですね。 あんな演出なんてそうそう見ません。 音楽との相乗効果も素晴らしいものがあります。 でもやっぱり何度見てもあの男を殴りたくなります(笑) ティナの名前が出てくるときの、ペンダントの光り方がとても好きです。 シャドウの手裏剣の演出も然りです。 セッツァーのカードも、ガウのピカピカも、モーグリゴーランドも。 けれどなんでしょう。もうありがとうを言いたくて言いたくてたまらない気持ちで。 一言に集約するのならば。そうですね。 フィガロに栄光あれ、でしょうか(笑) ……フィガロ反則ー、はんそくー!!
シャドウがかっこよくてどうしような感じです。シャドウいいなあ。 育てたら結構強くなりましたし。インターセプターやたら強いし。 リルム、ガウ、シャドウ、ティナの四人って仲良さそうです。 と、申しますか、シャドウはティナに優しいと思うのです。 サマサに同行するときの、舟での一夜で交わされた会話とか優しいです。 シャドウの株が上がる一方です。下落しまくりなのはロックです(笑) シャドウの夢が見たくて見たくてならないので、宿に泊まりまくりました。 でも全くと言って良いほど、シャドウの夢イベント始まらないのです。 確か、宿に泊まると四分の一の確率で夢を見るのですよね? 最初はタダで泊まれるフィガロ城に連泊していたのですけれど。 全くイベント始まらないため、お金払う宿じゃないとダメなのかと思い。 一ギルで泊まれるサマサにも泊まりに行ったのですがやはりダメで。 けちるからいけないのかなあ…と考える今日この頃。 けれど、これはこれで良いのやもしれませんね。 だって、夢イベントが始まらないってことは、シャドウが悪夢を見ていないから。 うちのシャドウは夢見が良いみたいです(笑) おやすみなさい。良い夢を。 ……でもイベントはちょっぴり、やっぱり、見たいです。
ゲームがしたいです。でもFF6終わっちゃいました。 レベル上げに没頭しましょうか。メルトン覚えないと。 それとも途中でおいてあるバハラグにまた手をつけましょうか。 いやいや古代図書館でイヤーとなっちゃったFF5を再開しましょうか。 EDまでは流石に無理でも、せめてリックスの村まで進めましょうか。 あの村までなら、頑張れば、いけるやもしれません。 大好きでかなしくて泣いてしまいそうな場所。あの。曲。 あの曲に包まれるためなら、もう少し己を鼓舞できるでしょうか。 そうそう、ロマサガ3が十周年だそうですね。おめでとうございます。 聖剣3も、天地創造も、藤丸も、クロノもなんもかも十周年? 来年はいよいよバハラグが十周年。 と、いうことはスーファミラグナロク期に出たソフトが次々十周年ですね。 ルドラの秘法、トレジャーハンターG。などなど。 テイルズシリーズもそろそろ十周年だそうですし、ということはスターオーシャンも? ふふふ、懐かしいですね。この二本はあれですもの確か。 『栄光の48メガ』ですからね!(笑) ゲームから、人の声が聞こえることに、あれほど驚いたのがもうそんなに昔……。 十年ひとむかしと言いますが、早いものですね。わたしも年をとるわけです。 そしてふと、思います。 今のゲームに、ここまで、十年経ってもおぼえていて、愛しくおもえるものはある? 記憶に強く刻み込まれ、大切な思い出として抱いていられるものがある? デジタルなおとぎばなし。 それはいま?
>十二日 ・21時の方 わあいまたもお言葉ありがとうございます!実はこっそりお待ちしておりました(笑) ペルソナさんとラディアさんはやっぱり仲良しさんに思えますね。 パルパレオス…仲良し、とまではいかなくても、それなりに親しければ嬉しいです。 あの人真面目ですから。一面から物事を捉え、嫌悪を抱くことはないように思えるのです。 先日、レスタットに色んな意味でそっくりな人みつけました。 飄々として冷酷に嫌味でそれでも立ち居振る舞いの優雅な人。 BLOOD+というアニメをご存知でしょうか?よろしければごらんください。 『レスタットだ…!』と叫びそうになりました。ヴァン・アルジャーノ……。
2005年11月12日(土) |
おしゃべりとおおはしゃぎとりんごジャムと共に |
今日はなんだかんだとおでかけGOGOー、大阪へ! ちみちゃいめのゲームショウみたいのに行ってきました。紺堂嬢と待ち合わせ。
こんばんわ、サーガエピ3は映像出展のみでした。もえぎです。 先日のDVDに収録された、神は死んだバージョンのです。 何度となくしくしく言ったりしつつ見まくってますが、それでも見てきました。 ……これだけのために行ったん違うもん。違うもん……。 あ、バテン2の映像も見てきました。だからやりたいんですってば。 でも本体がないんですってば。そしてサーガDSも本体がないんですってばー。 なんでしょうねこの歯がゆさ。パイドバイパーが出た頃の感覚に似てます。 あと、アニメが始まると聞いたときの虚無感みたいなの。 まあアニメやパイドバイパーに比べたらましなのですけれど。 あの時は、本当にすっぱりと除外された気がしてとても寂しかった。 見たいよう、知りたいようと指を伸ばした先でぴしゃりと扉を閉められる感じ。 選民から漏れたみたいで。 と、申しますか、選民通知みたいなのを突きつけられたような。 『おまえみたいのいらんから』って。あはは、かなしかったです。
サーガDSがDSである必要がよく分からないのです。 あれタッチパネル使うでしょうか? もし使わないのであれば、ゲキュ(注:ゲームキューブ略称)でできますよね。 エンジョイプラスパックがあれば、アドバンスのソフトはゲキュでできるはず。 それならちょっと頑張って、ゲキュを買ったほうがお得な感じです。 どうなのでしょうねえ…サーガDSはとてもしたいのです。 理由。だってドット絵ですから(笑)ドット絵だいすきだー。 あ、それとあんまし関係ありませんが。 わたしがエンジョイプラスパックがどういうものだか理解するために、 一番分かりやすい説明は『スーファミにおけるスーパーゲームボーイ』の一言です。 これならすんなり理解できます。
新作に全くと言って良いほどこころひかれません。驚くほどです。 例外といえば、大神くらいのもんでしょうか。 クローバースタジオは常に意欲的ですね。とても好印象です。 ただ単にわたしがわんこ好きってわけだけではありませんよ(笑) 画像が綺麗。それで?ってなってしまうのです。 ひたすら画像を綺麗にすることに没頭し、 なんのためにそうし続けるのかがよく分からない。 こんなことを考えるわたしはひねくれものなのでしょうね。
ともあれだらだらお喋りも含め、デェトつきあってくれた紺堂嬢ありがとぅー。 予期せずえらく濃いカラフルチルドレン黄色っ子語りができて嬉しかったです。 ああもじっくりこっくり延々数時間考察含め語りとおしたのは久々です。 やっぱりわたし、あの名前もない665人の子供たちが大好きです。 だからとても不思議なのです。 もしも、もしもこれをご覧になられている、 U.R.T.V.好きの方がいらしたら。お訊ねしたいのです。 666から669の四人にはたくさんのおもいを抱かれるというのに、 何故あの665人の子供たちに関しては口をつぐまれるのでしょうか? あの子たちに対し何を思われるのでしょうか? 変異体の四人に寄せられるおもいのうち、ほんのひとかけらでも良いのです。 あの子たちのために、心の一隅をあけておいては頂けないものでしょうか? あの子たちをどう思っていらっしゃるのでしょうか? それが分からなくて…頭を抱えてしまいます。 よろしければ、U.R.T.V.に一家言をお持ちの方、お答え頂けますでしょうか。 わたし、心底不思議でならないのです。 ……いらっしゃらないでしょうか。やっぱり。 ここただでさえマイノリティ万歳な辺境の接触者対存在サイトですし(笑)
2005年11月11日(金) |
レトロだなんてまだまだ言わせない |
ゲームがしたいです。そんな気分です。けれどエピ2は思い出し凹みするので無理です。 エピ1も段々かなしくなってくるのでダメです。ギアスもです。だから。
こんばんわ、途中放棄してたPS版FF6をやってます。もえぎです。 レベル上げだけでも数時間黙々とプレイして楽しめるってどういうことでしょう。 いちいち楽しくってなりません。なんか間違ってる気もしますが(笑) さて。狂信者の塔からソウルオブサマサも強奪しましたし、メンバーは鍛え中。 竜の首コロシアムで色々アイテム稼いだりもしています。 着々とラストダンジョンに向け準備をしているのですが―… 二つばかり、とんでもないことに気が付いてしまいました。衝撃です。かなりショックです。
ひとつめ。ええとですね、アクセサリに、『くんしょう』あるじゃないですか。 どんなにか弱いキャラでも、重たい装備ができるようになるアクセサリ。 わたし、くんしょう手に入れるのを今か今かと待っていたのです。 そして漸くコロシアムで手に入れたのです。 そして、一番装備させたい人につけようとして。 ―…あれ?おかしいな。どうして、アクセサリ欄に、くんしょうがない……? と、なりまして。 他のキャラで試したところ、ばっちり装備できます。 けれどもわたしが装備させたい人だけ、その子だけが、装備できない。 愕然。 その子とは、ガウです。ガウぴょ(愛称) わたしどういうわけかやったらガウが好きなのです。使いにくいですが。 一生懸命育てて今やアルテマが使えるようにさえなりました。 ガウは武器を装備できません。常に素手。 けれどもSFCの頃、くんしょうを装備することでめさめさ強くなったのです。 確かアクセサリがくんしょうとげんじのこてだったでしょうか?そのまま最強装備したら。 片手にライトブリンガー(最強剣)片手にタイガーファング(最強ナックル) というおそろしく勇ましい姿に、意図せずしてなってしまったりしたのです。 そして当時のわたしはそれをおおよろこびで見ていたのです。 が。 何故かPS版は、ガウ『のみ』くんしょう装備不可。 リルムもモグも、果てはウーマロさえも装備できるというのに!どうして! かなり切なかったです。さよならわたしのガウ最強計画。
ふたつめ。身長について。 わたしプレイしてた頃は、ちっともみんなの身長体重気にかけてませんでした。 好きなもの嫌いなものはよくおぼえていましたけれどね。 ロックとセッツァーが背、同じだとか、シャドウとカイエンのおっちゃんも同じだとか。 そういうことには全く頓着していなかったのです。 マッシュの身長がめさめさ高いってことくらいしか覚えてませんでした(笑) そして改めて見てみますと、まあ気付く色々なこと。 セリスって身長172センチもあるのですね!高! ティナが160センチなので、二人、結構差があるのだなあと思ったり。 とても敵わないなーと眺めていると、脳裏をよぎるある記憶。 ……わたしは過去、マルー(ゼノ)にもメルディ(TOE)にも身長負けました。 低い低いと見られがちの彼女らですが、わたしからしたら高いです。 で、FF6。あんなナイスバディなティナやセリスに勝負を挑む気さらさらありません。 残る女性陣といえばリルムのみ。けれど彼女は十歳です。 はっはー、流石に今回は楽勝だあ!と、うきうきしつつプロフィール見ました。
身長同じでした。
十歳児と背おなじ…十歳児と背おなじ……!! この筆舌に尽くしがたい敗北感と絶望感は何。 ちくしょう、これでも0.5センチ伸びたってよろこんでたのに……!わあん。
そんなこんなでプレイしております。 やっぱりなんだかんだでFF6はとてもとても楽しいです。 頑張ってクリアしなければー。いいかげん、シャドウのいるEDが見たいです。 かれこれ十一年経っているのにいまだに見ていないのですから(笑)
とってもとっても嬉しいお言葉が拍手に寄せられておりました。 おかげでもえぎさんひとりおおはしゃぎです。 ありがとうございます、お客様!お返事はきちんと致しますけれど。 ちょっと拡張版で、前置きな感じのラディアさんのメイクアンデット考察を(笑)
攻略本をもう一度読み返してみました。 ラディアさん登場の十三章、その前の十二章はペルソナさんの生物兵器艦。 ここでふと気付いたのは、この二つの章って、登場モンスターがかなりかぶっていること。 や、レベル的にこの辺りのモンスターがいるべき章なのだというのは分かっています(笑) その証拠に、ゴドランド最後のマップ、十四章でも同じモンスターいますしね。 けれどもこういうふうには考えられないでしょうか? アンデッドモンスターの、ディフレッシュとスパイナル。 この二種類のモンスターは、メイクアンデッドでラディアさんに召喚されます。 いつも直接バトルになると、彼女の護衛のようにして常に現れるモンスターです。 それがペルソナさんの艦にも多数乗艦しています。 もう一種のアンデッド、オクスアイも、どちらのマップにも登場しています。 まあオクスアイの場合は培養装置の中ですが。 ふと思いついたのは…ペルソナさんの艦のモンスターって、ラディアさんのでは? ラディアさんのもの、というより、ラディアさんが召喚してあげたのではと。 派閥は違えど、一応同じ帝国将軍なのですし。 パルパレオスやらサウザーさん辺りの命令で、増員してやるよう言われたとか。 それでラディアさんが召喚してあげた。 培養装置で眠っているモンスターたちは、次なる召喚に備えての要員なのでは?とか。 個々のモンスターと契約なり誓約なりを結んでいるとしたら、 主たるラディアさんの命令となれば、彼女の元を離れてもその命には従うでしょう。 『この人のところで働いてきなさい』みたいに言われたら。 なんとなく、なのですが、アンデッドの子たちは、自らの意志でああなったのではと。 ラディアさんに死者として甦ることになっても生を望むかと問われて。 それでもまだ眠るわけにはいかないと、彼女の手を取った。 こうして契約成立。とか。いかがでしょう? ああ、どんどん書きたくなってきました(笑) なにせ凄く素敵なのですから、ラディアさん。幽谷の魔女さん!
>九日 ・20時の方
以上のように考えてみましたが、いかがでしたでしょう?(笑) お言葉本当にありがとうございました!まさかお答え頂けるなんて。 アンデッド同一人物説も、ちょっと織り交ぜて入れてみたのですが。 とてもたくさん参考になりました。分かりにくいだなんて、とんでもないです。 仮に反乱軍入ったとして…とか書いてしまいそうです。 ペルソナさんとちょっとなかよしさんな感じも良いですが、 個人的にはパルパレオスと仲良いと嬉しいです。兄妹みたいな雰囲気で。
2005年11月09日(水) |
それは決してしてはならないこと |
もんよもんよしてます。本を読んだり、読んだり、考えたり考えたりして―― ―…もんよもんよするのです。やっぱり。
こんばんわ、そんなわけで明日はピクニック敢行に決定。もえぎです。 せっかくお天気ですし、外に出たくてなりませんし、外でぼうっと考えたいのです。 でもそういう場所って今の京都にはなー…とか思っておりましたけれど。 観光シーズン真っ只中、自転車のベルを鳴らしてもどかない観光客まみれ。 けれど、平日に、はずれにある公園なら。多少は少ないのでは?と踏みました。 きぶんてんかん。 おべんとうに、お茶持って。それに文庫本をかばんに一冊。 雨降り前の晴れの日に、ちいさいピクニック、いってきます。
かなしいお話が書いてみたいやもしれません。 ええ、かなしいの。うんとうんと、かなしいの。 普段わたしは、余りかなしいお話って書くの好きではないのです。 『お話のおしまいを結婚式かお葬式にするなら?』と問われたら、 わたしは『結婚式』と答えますから。 そもそもゼノでお話…というか、二次創作を始めようとしたとき。 最初からずっと念頭にあったのは『あなたがしあわせでありますように』でしたから。 それは今も根底にあり、時折しか揺らぎません。 おりふし、突発的にかなしいのを書いたりしますけれど、やはり例外的です。 なのに今はどういう風の吹き回しか、やたらにかなしいお話が書きたい気がします。 突発的に書くかなしいお話は、たのしいお話との対比のため。 かなしいのを知らなければたのしいのなんて書けやしませんから。 今。それこそ、救いようのないかなしいお話を書いたとしたら。 いったい、どんなことになるのかなあ…なんて、ほんやりと思います。
嘘はつきたくありません。 苦い砂糖菓子なんて、とんでもない。
2005年11月08日(火) |
しゃかりきおなべデイ |
ぐるぐるしてます。ぐるぐるしてるのです。けれど今回のは悪いのじゃないです。 冥く澱んだ救いようのないのではなく、もっとさやさや澄んだ。
こんばんわ、今日は一日ジャム作りでした。もえぎです。 春にいちごジャム作る気まんまんだったのですが、あの頃は床に伏せっておりました。 ので。いざリベンジということで、季節に合わせてりんごジャムです。 作りたいなあとは思っていましたが、イヤでも作らざるをえない状況になったのです。 よろしいですか、皆様。そしてもしもおいででしたらよいこのみなさん。 決して一人暮らしの人間に、 前置きもなくいきなり大量の果物をプレゼントしてはなりません。 少なくともわたしの場合はそうです。 いやあいきなり先日お泊りにきた姉が、巨大ぶどう一房と巨大りんご五つをくれまして。 普段のわたしなら、これは大喜びなプレゼントなのですが。 わたしの部屋には既に巨大梨がふたつにみかんが一袋あったのです。 はやいとこ食べてしまわなければ傷んでしまいます。 さもなければもったいないおばけの餌食です。 そこへどかーんと果物投下。内心きゃーとなりながらも受け取りました。 ……でもりんごで良かったですよね。これで柿とかなら、対処のしようが……。
さてさて。 幸か不幸かいきなり手に入れた大量のりんご。 当初は甘く煮込んでアップルパイにするかとも思いましたけれど。 そうなるとパイ生地の仕込みから始めなければならないので、 かかる膨大な時間を考えるとちょっと切なくなったのです。 で、消去法の結果。 大量のりんごを一気に消費する手段として、ジャム作りが残りました。 結局何やらわくわくすることになったので、問題はなしです。 初めてのジャム作り!うきうきしつつ、音楽鳴らして三角巾まいて、いざ。 りんごの皮むきだのいちょう切りだのだけで一時間はかかりました。 しかもかなりの量だったので、おなべのふたがしまらない。 そういや以前もりんごを煮たとき、おとしぶたが落ちないという驚愕の事態に陥りました。 葵嬢に話すと『それおとしぶた違うやん!』とつっこまれました。ごもっともです。 でもまあ、どうにかこうにか蓋をして。実は結構アバウトにお砂糖を投入し。 ここだけは慎重にりんごはちみつを用いてとろとろしてみたり。 そんなこんなでくとくと煮込むのですよ。 で、暫くしたら、まあ部屋中があまくってなんて良いにおい! 窓を開けっぱなしにしていたのですが、もったいないので全部閉めちゃいました(笑) 部屋の中がりんごでどんどんあまくなります。 くつくつ。煮込んで。あく取って。ことこと。煮込んで。おなべをおろして冷ましてみて。 そしたら裏ごし。ぐりぐり。途中、指についたジャムもどきをえめ、となめてみて。 まあなんておぎょうぎのわるい!(笑) けれどこれは、お菓子とか作るときの特権ですね。 誰よりも早く合法的につまみぐい可という。 いやしんぼには最適です。 指についたジャムもどきは、甘党なわたしでさえあまく感じるものでした。 あまくてうれしくておいしくて、あむあむ指なめてました。 そんなときのBGMはヘーゼツナッツチョコレートさんに限ります。ヨーホーヨーホー。
とにかくそんな感じの過程を経まして完成しました! 初めてにしてはどうにか成功したと思うのですけれど? 予想外の量になったので、とって置いた空きびんが片っ端から埋まってしまいました。 冷蔵庫の中には、大小取り合わせて七つもびんがありますよー。 そのうち一つは実家ので、もう一つは今週末に紺堂嬢にあげて……。 あげられるものなら、葵嬢にもあげたいのですが。会えるかなあ。 ボンヌママンやWECKのびんをフル活用できて大変満足です。 あ、勿論びんは煮沸消毒してますからね! そして自分用のジャムを、またおぎょうぎわるくひょいとひとなめしてみたら。 思わずにっこり『……くぅ』となるほど、あまくて、おいしかったです。自画自賛?(笑) こんなことがわたしはしあわせ。 おすそわけできたら更にしあわせ。
かたかた。とんとん。 ジャムと格闘しながらも、ぼんやりと思い浮かぶことがありました。 こういうときでもやっぱりゼノのことでした(笑) エレハイムのことです。 ああ。わたし、エレハイムにこういうことして欲しかったなあ、と。 そんなことをしみじみ考えてしまいました。 だからわたしの書く最近のエレハイムは、よくお料理してるのですかね。 わたしだけかもしれないのですけれど、お料理とエリィって、よく似合うと思います。 ジャムとか、若草物語で新妻のメグがしてたみたいなゼリーとか、たくさん作って。 棚にずらりと並べてその壮観な様子に大満足気なエリィって可愛いです。 因みにわたし、メグが作ろうとしてたゼリーってどんなものかいまだに分かっていません。 (あの時のブルック先生の対応はダメですよねー。気持ちは分かりますが。 『ゼリーがかたまらないのよ!』って台所でへたりこんで泣きそうなメグ。 誰かさん風に言うところの『悲嘆にくれている』のですから、笑っちゃいけません) あ。誰かさんで思い出した。 もしかしてゼリーって、アンがレヤー・ケーキに挟もうとしたやつ? 赤いゼリー。散々なティータイムで出しちゃったあのレヤー・ケーキ。 むー。でもやっぱりどんなゼリーかいまいちぴんときません……。
おお、そういえばわたしシオンさんにもお料理させたことありますね。 自分が料理下手なくせに、お話に書くのは好きみたいです(笑) いやしんぼここに極まれり。 シオンさんがお料理上手なのは公式なのでありがたいです。 他にサーガで得意そうな人って誰でしょうね? ケイオスくんは下手だそうですし、Jr.くんは作る機会がなかったでしょう。 そして更にジギーはここ百年くらいご飯食べてるのかどうかも疑わしい(笑) モモちゃんは練習中、コスモスはあくまで計量とか材料切りとか?寸分の狂いもなく。 ジンにいさんに家庭生活的なことを求めるのは論外な気がしますし。 あ。案外カナンが上手だったりしたら楽しいやもしれません。 ……最近地道に、カナンの株が上がっていたりします。 カナンがお料理上手なら、シオンさんと話が合ったりして(それでもすれ違うでしょうが) シオンさんはうきうきと、対照的にカナンは淡々とお話してたら素敵かもです。 そもそもこの二人は丘仲間ですしね(笑)
話がぽぉーんと変わりますが、 ヴォイジャーがわたしの中で大変なことになりつつあります。 それもこれも昨夜紺堂嬢がメッセでむちゃを言い出したからです。 なんかヴォイジャーござる喋りの上にロリコン説浮上とかいうわけわからんことに。 パイドバイパーしてないというのに……ファンの方ごめんなさい。 でもヴォイジャーござる説は身内に定着しそうな感じです。ふふふ。 それがどうしてロリコン疑惑にまで発展するのかは、まあ、色々ありまして……。 じゃあヴォイジャーはモモちゃんを狙っているのでござるよ! だからジギーと戦うのでござるよ!とかそんなノリでした。 取り敢えず言えるのは『おまえらアホでござるよ』ということでござろうか。 総帥風に言うところの、そうは思わないでござるか?というところでござる。 ああなんかもうわけわからん。
2005年11月07日(月) |
マザー3発売確定でわーい(本文と関係皆無) |
エピ3の、DVD収録されたトレーラー。やっと(多少)冷静に見られるようになりました。 でも油断すると、すぐに泣きたくなります。
こんばんわ、いちいちこんなうざったいことを思うのはわたしだけ?もえぎです。 エピ2プレイ時も思いましたが、わたしほんとに嫌なユーザーですね。 もしかして全ユーザー中でも一番嫌なタイプのユーザー? そう考えるとそんな自分に対して凹んでしまいそうです。はふ。 胸と脳裏に巣食うもやもや感を払拭するためにも、いざ、箇条書き感想。 トレーラーについては、もう何度も見たものですからたいした感想ではありませんが。 音声明瞭状態で気付いたこととか、バトルやフィールドに関してのつらつらと。
・ぞろあすた。最後はあなたなのですね ・サーガのサブタイってこうして見ると逆走なのですね ・中でも『力への意志』はにちぇの遺稿集です。本人亡くなった後。さんざもめました ・もしも。もしもこの現状を予見された上で、エピ1のサブタイに持ってきたとするのなら ・それはそれはとびっきり超一流の皮肉ですね! ・で。ぞろあすた。読みましたよ課題で。その際タキ嬢とこんな会話を
もえぎ「なあタキ嬢!ツァラトゥストラ読んだんやけど!」 タキ「ああ終わったんか。おめでとう」 もえぎ「比較的新しめの訳のタイトルが『ツァラトゥストラはこう言った』ってどうなん」 タキ「……あー、あるな。それ」 もえぎ「あれは『かく語りき』やからかっこいいんやろう!?『こう言った』ってあんた!」 タキ「でも『こう言った』のほうが、訳は読みやすいんやけどな」
・結局読みましたけどね。『こう言った』ほう ・ああ話それてるそれてる。トレーラぁー ・話はやはり永劫回帰するつもりなのでしょうか ・……あんまり好きくないのですけれどね。永劫回帰。グロテスクに思えません? ・あ。でも。 ・もう一度。ゼノギアスに出会うためなら、永劫回帰しても良いやもしれません ・そこへ到るまでに、どれだけ苦しい痛い辛い悲しいことが待ち受けていても ・あのめくるめくようなよろこびの日々を、再び味わうことができるのなら ・…って、思いましたが。やっぱりまだちょっと、怖いですね ・また受験生の日々を過ごすことは相当な恐怖ですから ・話がまたそれてます。戻して戻してー ・黒いテスタメントさんがちっとも喋ってくれません ・まあエピ3情報が出るきっかけになったのはその声優さんですけれど ・ボーダフォンもってないわたしにとってヴォイジャーは今でも謎のままです ・知りたいのに知ることができない切なさ ・悔しいので、勝手に黒外套はござる喋りだと決め付けています(何それ) ・そいで総帥の執務室関係でござる喋りが流行するのですよ ・『彼の意志は素晴らしい輝きを放っているでござるよ…』(総帥) ・『戻るでござる、バージル』(緋外套) ・ほいで蒼外套さんは妙な職場に対して一抹の不安をおぼえるのでござるよ ・でも気が付いたら ・『まだ慣れてねぇんでござ…って、うつった!?』 ・みたいになるのでござるよ。どんどん伝染しやがれでござる ・こんなアホとしか言いようのないことしてるのも ・ひとえにヴォイジャーが出ないからでござる ・それにしてもトレーラー見ながらこんなこと考えてるわたしが一番アホでござ ・話を変えてコスモスのこと。無理やり話題転換でござる(しつこい) ・あの棺の中にまかれているお花の種類がわかりません ・わたしエピ2のデザイン集持っていないのですけれど…… ・ディナの機体や、コスモスのボディにお花が描いてあるのですっけ? ・なんかコスモスのは『キク科?』みたいに聞きましたが ・聖母マリアの象徴とするならば百合でしょうが、そうは見えません。何かなあ ・蒼外套さんは生前からそうですが、芝居がかった仕草がお好きでござるね ・ナフタリ出してください ・わたしテロスのボディカラー、ずっと黒だと思っていました ・でもよくよく見ると、どちらかといえば紫ですね ・キリスト教において象徴的な花といえば、薔薇と百合と菫ですが……さて? ・これはネットで見たときも思ったのですけれど、テロスの表情変化が凄いです ・コスモスと対比しているので余計そう思うのでしょうけれど ・彼女。『にや』とした表現のしようのない笑み方をしたでしょう? ・片方の唇だけをシニカルに上げて。しかもとてもスムーズに。目さえ僅かに眇めて ・コスモスには、とてもあんな自然で滑らかで、人間らしい表情変化は無理なはず ・赤い瞳の間は、絶対に ・『私が私であるために』みたいな台詞も発していますし ・それは、己の唯一性を求めるアイデンティティの確立を示唆しているのでは? ・だとするとテロスの脳は、コスモスよりもうんと進化した形なのでしょうか ・新しいものと古いものの衝突はよくある話です。それで新しいものが勝っちゃうのです… ・ナイトライダーにおける、カールとキットの兄弟喧嘩みたいなもんです ・え。じゃあコスモス、カール? ・むしろ性格的に俺様なカールは女王様ちっくなテロスでは。どうでもいいですか。ですね ・テロスオブジョイトイ(深い意味はありません) ・ワールドマップの…ですね、空がとても綺麗です ・空があまりに綺麗で。いつもそこで泣きたくなるのです ・森もとっても綺麗なのです。カメラワークが心地良いのです ・だからそこでも泣きたくなるのです ・ディナが進んでいるダンジョンの一つが、歌声に見えるのです ・しかも歌声がが何かに接続されているように見えるのです ・歌声が接続する相手と言えばあの車という話なのです ・もーいーかげんあの哀しみの車は眠らせてやって頂けませんか ・ナフタリ出してください ・戦闘がとても楽しそうです。良いこと良いこと ・何やらコンボが発生しているように見えるのですけれど ・良い響きですコンボ。楽しそうですコンボ ・モモちの新衣装がまた可愛らしいですね! ・彼女は毎回ぐんぐんデザインがよくなる気がします。嬉しい例外 ・プリーツスカートに、模様入りのタイツ、それにベレー帽 ・モモちは帽子が似合いますね。可愛いったら ・そういや暖色系の服って初めてですね。おかげでほっぺとか赤みがさして見えて可愛い ・ケイオスくんは散々アラジンアラジン言われてますが、わたしあの衣装好きです ・むしろ今までの衣装の中で一番好きかもしれません ・ケイオスくんの衣装に関してまたアホネタ思いついたので後日拍手のお話にでもします ・Jr.くんは動きやすそうになりましたね ・今まではコートさばきに躍起になってそうだったので ・ジギー、湯気が立ってる…スネークさんと戦えそうです ・いっそバトーさんと戦ってみませんか(何故) ・おお。ゼノサーガクロスプロダクションI.G ・ぎゃー、コスモスVS素子さんとか激しく見てみたいのですが ・あと、モモちとタチコマのハッキング対決とか ・ともあれ必殺技を返してくれてありがとうございます ・ナフタリ出してください。何度でも言います ・勿論複座式で搭乗者は積み木とネピですよ ・結局最後はこれで終わるのかわたし
またなっがいですねえこれ(苦笑) なんだかんだ言いながら、結局大好きでたまんないのですね。 愚かしいっちゃあ愚かしいのですが。 ちょっと自分に溜め息つきそうになりながら、拍手のお返事させて頂きます!
>三日 ・17時の方
お返事遅れまして申し訳ありません。はい、サンサラ2、クリア致しました! クリア直後にデータ飛んだあたりは流石スーファミというところでしょうか。 ああ。みずねこ。はい、ご指摘通り勿論してやられました(笑) 最初会ったとき『わ、なんか可愛いのでてきたv……って、おおおお!?』 と、なりまして。本気で死にかけたので慌てて退避しました。恐るべしみずねこです。 何やらサイトがてんやわんやしておりますのに、お言葉ありがとうございました(ぺこり)
某ゲーム誌のDVDに、エピ3がちらりと出ておりますね。 スルーつもりでした。買わないつもりでした。でも。
こんばんわ、あれほど動揺した紺堂嬢の電話は久々でした。もえぎです。 まあなんか他にも色々な要素があったとはいえ、彼女の動揺っぷりときたら。 『これはメールじゃなくて電話やないと』とすぐさま報告をくれたのです。 彼女がこれほど慌てて連絡をくれるということは、余程のことと判断致しまして。 買うことにしました。見ることにしました。 で。買いました。 見ました。 感想。
―…かなり感情ぶちまけ状態ですので、そういうのお嫌な方は見ないでくださいね。
「うあああああああああああん」
何度もネットで見た、テロス初登場のムービー。見飽きるほど見たムービー。 けれど、きちんと音声が明瞭な状態では初めてでした。 とはいえ流石に途中までは冷静に見ておりました。 ただ途中からは声も。涙も。ぼろぼろで。 ずるい。
「ああああああああああああん」
どうしてあのタイミングであの『歌声』が流れるのです? どうして変えよう変えようとしてあらゆるものを変えたのに『歌声』を残すのです? ええ。あの『歌声』。彼女の名前を冠す『歌声』。 『歌声』が鼓膜を揺らした瞬間にわたしは思わず声をあげました。 声も。涙も。鳥肌も。全てわたしの管制下にはありませんでした。
「わああああああああああああん」
ひどいことばが思い浮かんでしまう。とてもひどいことば。 わたしそんなこと言える資格なんてないのに。 それはずっとずっと体内に木霊して消えることなく響き続ける。 ただひとつのことば。 あるべきものがそこにないから。あらざるべきものがそこにあるから。 それを突きつけられているような気がしたから。だから。
かえして。かえして。かえして。 あの音をかえして。 そこにあるべきは、その音じゃない。 空があんなに綺麗でも。 木々の間を走るカメラワークがとっても快くても。 そこにあるべきものはその音ではありません。 だから繰り返し繰り返し、同じ言葉が巡り巡る。 愚かしくもひたすらにただ。 カ・エ・シ・テ。
「う、あ、うっ…え……うえええええええええん」
様々な感情がアホほど交錯します。 どうしてあの哀しみの舟を眠らせてはくれないのかとか。 アシェルの色が変わったような気がするとか。 イサカルもルベンもわかったからだからナフタリは何処とか。 何故こんな簡単なことに気付かなかったのだろうとか。 『青は聖母マリアの色』じゃあないかとか。 けれどもただ。漠然と思いました。
もう声を殺して泣くのはイヤ。
少々意図的に避けてきたエピ3の話題ですが、きちんと見据えなければなりませんね。 テロスのこととかでまた気になる点が浮上してきました。 マップのこととか。シオンさんの瞳の色とか。 それにしても人間とは難儀なものですね。 だいすきなものに近付きすぎることがとてもいけないことのように思われてきます。
2005年11月03日(木) |
それはただ『ああ、さよなら』といえない愚かしさやも |
もふー。明日から二日間、姉がお泊りにきます。 嬉しいのですけれどちょっと複雑。むう。
こんばんわ、部屋のお掃除もお洗濯も完了。もえぎです。 わたしのちいさなおしろであるちいさな部屋に、お客様をお迎えするのはだいすきです。 どんなおもてなしをしようかとうきうき準備するのは楽しいですしね。 けれど、姉が相手となると気持ちはちょっと複雑。 や、姉は好きなのですけれど、全面的にわたしが迎合しないと、機嫌悪くなるので……。 『わたしが我慢すればすむこと』と、ずっと、ずっとやってきたなあ。 それはとても疲れることでしたが、年少のわたしに選択肢はありませんでしたし。 まあこんな話はこれくらいにするとして、これから二日ほど留守に致しますね。 姉の前じゃあ、あんまりパソ触れないので。 ご挨拶とかメールとか遅れ倒してて本当に申し訳ありません……。
バハラグにおいてラディアさんの行使する術、 メイクアンデッドについて考え込んでいます(笑) こんなこと考え始めてる時点でもうダメな気がします。 あーでも気になるのですー。これを解決しないことには、お話書けそうにありません。 メイクアンデッドは、アンデッドモンスターを召喚する術。確か使うのラディアさんだけ。 ぽこぽこと仲間モンスター召喚できる、大変便利(こっちにしたら迷惑)な術ですが。 どういうわけかラディアさん、この術は直接バトルにもちこんだときしか使いません。 もしもこの術を際限なくばんばん使いまくってみるとしたら。 敵ユニットはざんざか増えてプレイヤーは悲鳴を上げるわ敵さんはらくらくだわ。 そんなこんなで、ラディアさんとしてはかなり有利に戦いを進められるはずなのですが。 直接バトルで、自分の周りにアンデッドモンスターがいないときに限り、使うのです。 そんな彼女の様子を見ていると、じゃあこの術って一体と考え込んでしまうのです。 説明によるとあくまでこれは『アンデッドモンスターを召喚』なので、 配下のアンデッドモンスターをよみがえらせているわけではなさそうです。 『アンデッドをよみがえらせる』という文章のおかしさはつっこまないでください。 と、いうことは、プリーストたちが使うリターンライフとはまた根本的に性質が異なり……? ゴドランドみたく霊だの魂だのがうようよしてそうなラグーンには、 アンデッド希望者が多数? だから召喚することが可能で…むやみに召喚しまくることは死者に対して失礼とか……。 なら、そこらへんの死者に対する敬意みたいなものがあるのやもしれません。 そういや帝国軍でアンデッドを従えているのはゴドランド戦のラディアさん。 あとは、生物兵器で乗り込んできたペルソナさんくらいのもの? イヒヒとかゾンベルドとかグドルフさまとか…他の将軍は手下人間ですね。 ドラゴン空中戦を除けば、帝国軍に人外の敵ってそんなにいません。 たぶんあの国相当人材不足なので、その辺りは機械で補ってました。 うーんうーん……もう少し悩んでおきます(笑)
ラディアさんは綺麗ですねえ。 バハラグの女性陣は皆さんとっても綺麗なのですけれど。 その中でも、ラディアさんは幻想的でとても綺麗。 因みに健康的に綺麗なのはルキアさんで、儚くて綺麗なのはフレデリカさん。 はきはきとして可愛いのはアナスタシアさんで、 はらはらして可愛いのはエカテリーナさん(笑) あ。でもミストさんも策士っぽくて綺麗ですし、ジャンヌさんはかっこよくて綺麗。 まあとにかく皆さんそれぞれにとっても魅力的ということです。 対する男性連中は後半になるにつれ友情崩壊してたり詐欺にあったり散々ですが。 ドラゴンとビュウと女の子しか見ていないわたしにとっては余り問題ではなかったり。 ひどいですか。ひどいですね。自分でも思います。 でもバハラグは結局皆大好きですよ。約一名そうとも言い切れない人いますけどね。 誰とは言いませんが。ええ、誰とは言いませんが!!
唐突にヴァルキリープロファイルがしたくなってきました。 わたし真面目にオーディンさまの命令ききすぎてグッドEDいまだに見てません。 そりゃあフレイさんにも褒められまくりました。 きちんとクリアしてないなあ……。いいかげん反抗してみるかなあ……。
このところ、清々しいほどゼノの話題に触れておりませんが、ちょっとだけ意図的です。 だって。なんだかどんどん悲しくなってきてしまうものですから。 しかもエピ2のときとはまた性質の違う、諦観と自虐的微笑を伴うような悲しさ。 どうしてこんなに、ぽっかりと。 からから音がなりそうな乾いたかなしいになるのでしょうね。
2005年11月02日(水) |
ここんとこそんな夢ばっかりです |
先日、栄養失調で倒れる夢を見ました。 紺堂嬢に言ったら『え、正夢?』と言われました。
こんばんわ、いーかげんきちんと肉食べようと決めました。もえぎです。 ライブの夜、葵嬢に手作りご飯(おいしかったです!)をごちそうになりまして。 そこで出された肉にもえぎさんおおよろこびです。 で。その味が忘れられなかったのもありますし、不吉な夢もありますし。 節約生活を心に誓い、高価な食べ物である肉の購入は極力避けてきましたけれど。 こっそり買うことにしました。わあいわあい肉ー。肉のカタマリー。 じゃがいもつぶしたのを混ぜて増量してみたり。 水気を抜いたおとうふをぐちゃぐちゃにして混ぜ更に増量してみたり。 生地がゆるくなっちゃったらパン粉を大量投入してもっと増量してみたり。 すかさず刻んだたまねぎなども入れてとどめをさしてみたり。 そんなこんなで、すっっごい巨大なとうふハンバーグのできあがり! 四食分はあります。うう、これで暫くひもじいおもいをしなくてすみます。 ブロッコリーの芯は捨てずに、付け合せのおやさいにして。 ただでさえおっきいハンバーグなので、パンで挟んでハンバーグも良いやも。 上手い具合にチーズもありますしね! ふふふ。久し振りにお料理がうんとこさ楽しかったです。
まあそれには、『ちょっと遊びながらしてたから』というのもあるのですが……。 食べ物で遊んだりしてはいけないと知りながらも、つい。 ほらハンバーグを作るときって、空気抜きのキャッチボールがいるでしょう? ただぺてんぺてんとキャッチボールしててもおもしろくないので、少し遊んでしまいました。 『別にそこはおもしろさを求める場面ではない』というツッコミは重々承知です。 左手から右手、右手から、左手。 ぺてーん、ぺてーん、とハンバーグのキャッチボール。 一定のリズムを保ったまま続けていたそれを、途中でいきなり。 『はあ!伝家の宝刀フォークボール!』 『ストレートぉ!!』 『…スロぉ〜〜…ボぉ〜〜ル』 『ええと後何あったっけ…ええい、チェンジアップ!(わかってない)』 とかやってました。 ええ。わかっています。アホです(笑) よいこはたべものであそんだりしちゃいけませんよ。
そんなこんなで。サンサーラナーガ2が終わりました。 感想。 …………言いたいことは色々ありますが。 うーん。もう少し考えてまとめてみます。 わたしはただ、竜たちがしあわせでいてくれるならそれで良いのやもしれません。 そして竜と共に生きる人々がしあわせでいてくれるのなら。 取り敢えずもっぺんラスボス行ってみようかしらとか思ってデータロードしようとしたら。 もののみごとにわたしの最強データだけが消えているのに暴れそうでした。 仕様ですか。仕様ですかこんちくしょう。 返してわたしのレベル68のドラゴンたち……。 サンサーラは、もしかしたら、二つか三つほど、お話書くかもです。 うんと短いの。ちょっとだけでも、あの子たちの冒険を留めておいてあげたい。
ともあれサンサーラ2がこういううんやうんやした状況ですのでバハラグ熱が再燃(笑) やっぱりあのドラゴンたちの愛らしさは天下一品だと再確認しました! 現在、もう何周目か分からないデータが十二章で止めてあるのです。 友人に初めてバハラグ見せるなら、この章が一番かと思いまして。 ええ、スパイ大作戦!ドンファンにひゃくにんぎりさせてきます(笑) ここでデータ止めて、終わっちゃおうかと思っておりましたが……。 バハラグしたくてうずうずしているので、データ一つ潰して進めちゃいそうです。 十三章にはラディアさんも出てきてくれますしね(笑)
せっかくUFO貸してくれた紺堂嬢ごめんよ……。 まだ暫く、ばっちシーンは撮りに行けそうにないわ。 しかもこの人『次はライブアライブがしたい』とか言い出してます。 そしてプレステ版のFF6がものっそい終盤で止まっています。 更に昔の話になりますがいまだにクロノクロスがディスク1で行き詰ってます。 ……倒せへんねん、あのおっさん。 ともあれこのところ、ゲームが楽しいです。
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