最近に始まったことではないけど、生理前は、ちょっとおかしい。
食欲も不安定になる。ポテトチップスを平気で一気食いしたり、思いついたデザートをいくつも買ってしまったり。分かってはいるけど、次々とお菓子を口に運び。「今は、こういう時期だから仕方がないんだ！」と都合のいいように言い聞かせているのだから、たちが良いのやら悪いのやら。
むくみやすくもなるものだから、不細工な時期でもある。
でも、予想に反して体重はどちらかというと減っている。まぁ、これは夏ゆえだろう。

昨日から今日にかけてが精神的に波があって、メールをくれた友人にはどっぷりと愚痴った。
自分でも分かるくらいな不細工な気持ちでのメールにも関わらず、暖かい声援を送ってくれるのは癖をよく分かってくれている友人ゆえだろう。


…多分、今が落ち着かないからなんだと思うの。
夫は、海外転勤したい人！という社長からの投げかけに、立候補したらしい。
インドネシア？
私はこれを前向きな投げやりと呼びたい。
持ち家のある関西に戻すという指示はまだ低いようで、今月末くらいには世帯主としての決断をすると言っていたので信じてぐっと待ちたいとは思っているが。
なかなかこれは辛抱ではなくて、我慢の世界。
要素はないのに離婚へのシミュレーションをしてみたり。
それほど自分でも訳が分からない一瞬がある。
でも、なかなか私は外に出る時はそういう表情をしないのか、「羨ましい生活をしてありますね」と言われる。本人としては冗談じゃないゼ！と叫びたいのに。


京都にも近くて神戸にも行きやすい環境で羨ましい。
今のうちにいろいろと旅行したら的なコメントもいただくこともある。
が、現実、時間の余裕はあっても気持ちの余裕はない。
だいたい、観光をするために、日々暮らしている、そんな感覚は私にはない。
１人で生活をするために、結婚の決断をしたわけではないのだから。
好きな人とはいえ、他人。
他人と暮らしていくのだから、日々悩みは尽きない。
でも、それ以上に、妥協できるひとときがあるから続けられるのだ。
そして、幸せになろうと考えて日々暮らそうとすると、多分、壊れる。
親の数も増え、親戚づきあいも関わってくる。
多分、そんないろいろなものに取りあえずでも、近寄って、「やっぱダメ」と思ったら引き返して、やり直していいんだと思う。
そして、そんないろいろなものと関わるために結婚したんじゃないと思えば、意外と楽に暮らせる…と私は思う。できた嫁を演じることに必死にならないこと。
初めが肝心、初めがアホだったら、多分もっと楽（意味不明）
そして、嬉しい時にはとびっきり嬉しく、キツい時はとんでもなくキツい顔をすることだ。




結婚観について扱った文章を見ていると、男女問わず、結婚にメリットを感じておらず１人で暮らすことを選ぶ人が多いとかあった。
メリット。

メリットといえば、「自治会に参加していてメリットを感じないので私は、退会しました」と一戸建てに住む奥様から聞いたことがあった。
ちょっと寂しかった。
役員になったり行事に参加したりすることを考えたら、なんだかな…という気持ちも起こるのは分かるけど。

ここで、昔を振り返る。
子どもな私にとって、子供会とかそういうのは、世話好きな大人の姿に映った。
本心は、やりたくないんだよ！と思っていたかもしれないけど、純粋だったからか、大人を信じていたからか、お世話をしてくれている大人に感謝の気持ちも抱いていた。
地区のドッチボールのサークルでは、ママさんやパパさんが監督やコーチをして、練習や試合を仕切っていた。練習が厳しくて行きたくない日もあったが、練習試合に勝ったり、対抗試合で準優勝や優勝したりすると、コーチのおじちゃんと握手をして時には涙を流して嬉しさを共有した。
町内運動会では、大人も子どもも混じって、学校の運動会とは違う雰囲気がなんか心地よかった。
運動会後に大人はビールを飲み、子どもは酒のつまみを遠慮なく食べながら、ジュースを飲んだり、スイカを食べたり、時にどこからか用意されたアイスクリームを奪い合って、そのひとときを満喫していた。夜には花火なんかしたりして。
どれくらいの規模だったんだろうか、と、今思えばちょっと分からないが、大人で５０人くらいはいたんじゃないか？と思われた。
盆踊りも特別なイベントだった。


漁師町（？というのは大げさかもしれないが）に住む友人の子ども（小学４年生）は「盆踊りが年２回だったのに１回になったのが嫌だ！」と言っていた。
バスハイクとか遠足とかそういうのも大好きな子ども。
今、友人は役員をしていて、ちょっと現実キツそうだが、一つの行事が終わる度にホッとしているらしかった。反発だと思われない程度に伝統を理解しつつ、いかに、自分等（大人）が楽に関わっていけるか。

明日も暑そうだ。

KAZU ｜MAIL