ふつうっぽい日記
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2006年01月25日(水) バイオリズム

占いなんかで、バイオリズムなんていうのがあったりする。
意外と私はバイオリズムってなるほどなぁと思うのだ。
おみくじや星座占い、血液型別性格診断とかいうのもたまにそそられるが(笑)

ふと、振り返った時に思う。
「今日みたいに、いつも、前向きで気力満々だったら悩むこともなくて楽なのに!」と。普通なら凹むところが、あきれるほど前向きというか潔く運の悪さも受け入れることもできる寛大さというか心の深さ、余裕があるのだ。
うまく「気」をコントロールできるように心身ともにバランスが取りやすい日なんだと思う。それは偶然かもしれないし、あるきまりがあるリズムなのかもしれない。

だいたい、ため息付きつつ、「今日の運勢」を良いことが書いてあるまで探すなんて時はバイオリズムはダウンしている事が多い。
まぁ、厄年だから慎重にとか仏滅の日はなんか悪そうだとか大安だから日は良いだとかいうのに都合よく振り回されてみるのも楽ではあるのだけど、大安だから地球上の全人類が良い事尽くし、凹むことない日和なんてことはないわけで。しかし前向きな日は、血液型占いでB型は最下位だけど、B型みんな最下位で凹んでいると思えば気にしないぞ!と気楽になったりすることもある。ぷぷぷっと笑っちゃう時も。
愚痴を気楽に言い合えるのは、同年齢の友人であることが多いので、なるべく干支占いなんかは聞き流す程度におさえたいなぁなんて。

今、私がなるほど!と思っているのは某星占い系のバイオリズム。
暦(こよみ)だ。
そして、それはカレンダーのように1年分見通せるようになっているから、下降に向かっているなと思ったら潔くなれたりもする。
そして、少々ドヨ〜ンかも…と思っていても暦がいい方向に上昇している時はちょっと調子に乗ってもいい時なのかもしれないぞ?!と自分に言い聞かせたりして。その暦は、年単位のバイオリズムと、月単位のバイオリズム、日単位のバイオリズムが書いてある。1年を通すとどん底だが、月単位で見ると良さげだったりして。ある一定の期間でのリズムな訳だからある一定の期間で良さげなリズムは必ずやってくる。
また、そのバイオリズムは、生年月日や干支別による計算等によりグループ分けされていて、同じ干支で同じ誕生月だからといって、同じグループになるとは限らない。
私の従妹は、結構この暦にはまっていて、身近な人間のグループをチェックし、また、全グループの暦を手もとにおいて、事あることに確認しているらしい。まぁ本人も、「ここまで来ると病気デス」なんて自覚(?)があるのでマイブームとしてのひとときを満喫しているような感じだ。
私はそこまではないが、自分を都合よく考えるためには私にとっては、いいかもしれないと思っている。

人間関係においても、「おや?」と思う時、その時自分が結構冷静な判断ができる時は、彼女または彼はバイオリズムがちょっと下降しているからコントロールを失っているのかも…と最近、そう思ったら楽なのかもなんて思う。ただ、さらに考えてしまうならば、自分が下降状態でコントロールが厳しい状態にある時、冷静で勢いのある彼等の勢いに振り回されて疲れてしまうことだってあるのだ、と。


とはいえ、あまり固執し過ぎると、依存してしまうので、ヒントとして都合よく参考にしていこうと思っている。
我が夫とのそのバイオリズムにおける相性としてはベストパートナーと書いてあったし、そう思って暮らしていきたいから。


2006年01月07日(土) これからの1年

高校時代の友人の言葉をたまに思い出す。
「こんな毎日なんていや」とため息混じりに言っていた。
それが独り言なのだから、切ない。
そして、その言葉をしっかり覚えている私って。
彼女とは卒業してからまったく連絡は取ってない。
うわさではお嬢様だったらしく、田舎に皇室の「紀子様」が来た時にたまたま欠席して、陰では「紀子様を見学しに行ったに違いない」と囁かれていた。これまたうわさでは、一浪か二浪で学習院大学に入学したとかしないとか。運動神経もそこそこよくて(陸上部だったらしい)肌もつやつやだった。たまに、独り言やセクシーなため息を発するため、周囲は戸惑うことも多かったのだ。将来の夢がはっきりしてなかったようで、「KAZUちゃんはどこの大学に行くの?」と聞かれた時に「小学校の先生になりたいから教育学部のある大学を考えている」と言えば、「私も、教育学部にするぅ〜!」と大きな声で宣言して、ちょっぴり恥ずかしかった。
また、私はカラフルなペンで教科書に線を引いたり、書き込みをしたりしていて、それが彼女の目に止まり、「私も見習わなきゃ!」と、翌日には私の持っている以上のペンを見せ付けて(笑)グリグリと教科書に書き込みをしていた。さらに思い出すことは、彼女のお弁当には毎日オレンジ系の果物がまるまる1コ付いていた。皮が厚そうなハッサクだか夏みかんだかそういう時もあって、教室中が甘いオレンジの香りに包まれていた。
彼女の美肌の秘訣はビタミン摂取だったんだ、と今になって思う。
そして、また、ふとあるときに思い出すんだと思う。

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年賀状が、だいたいきた。
元旦には思ったほどは到着しておらず、出した数の一割あるかないかくらいだった。
そして、やはり思い出す。
独身時代、親と同居していたとき、世帯4人分の元旦に届けられる年賀状の数は結構あって、母が仕分け係になることが多く、時々指にツバをつけながら、「はい、お父さん。はい、お姉ちゃん。…」と仕分けされるのを待っていた。

子無し世帯を気遣って、実はカジュアル用に子供の写真付のデザインも用意してあったんだろうけど別のデザインをあなたには選びましたと勝手に想像するひとときも私にはあった。
子供だけの写真もいいけど、やっぱり、親の顔も一緒に並べてみてみたいというのは鑑賞する側としてはリクエストできるもんならしたい。
とはいえ、実際、自分が親となったら、どんなことをやるのかは本当に謎だ。それは、メールアドレスに子供の名前を練りこみたくなる心理が謎なくらいに。

福岡に住んでいる夫が言っていた。「福岡は離婚率ワースト1らしいね」と。たまたまかもしれないけど、オットの会社の同僚(男女問わず)や、つい最近、私の友人も。
それぞれ家庭環境はいろいろなんだけど、断片的に彼等の声と接する機会が私たち夫婦それぞれであったりして、子無しで、結婚生活7年目、そして今は悲しくも単身生活な私たちとしては眉間にシワが入ってしまう。
「奥さんが子供とあわせてくれないんだって〜」「別れた旦那が若いねえちゃんと海外で一緒に生活しているらしいよ」「明るい母子家庭が理想って言ってたよ…」

子供に関しては別のある場所では「子供がいたら、気が紛れるもんやから、早く作りなさい!」とも。気を紛らすための子供ではないことは言った当人は分かってはいるとは思うんだが。
今の謎が多い、よく分からない私としては、今の状態で母子家庭なんてありえない。あなた(夫)は生活費をちゃんと稼いでくれればいいの!なんてことももちろん思わないし。
でも、やっぱり、具体的な現実がこないと何とも分からない。
真実は、結果としてまだ子供がいないのであって、わざとではないということだ。そして、子供が嫌いとかそういうことではない。
子供ができた人が結婚する、なんてきまりになっていたら、まだ結婚していない、ただそれだけ。
たまたま子供の声が聞こえない間、いろいろと観察できてしまうので、「ああはなりたくない」とか「ああいう子育て環境いいな」とか「大変そうだー」とか勝手に思う。
縁や授かり物だとは言うけど、やっぱり、健康な身体でないと。
悪いところが分かれば、治療すればいいんだから。
そう考える私にとっては、検診で何か小さな悪いところが見つかって、気軽な範囲の治療をすることになったほうが気持ちが楽と思うときがあったりする。でも、「問題ありません」とやはり言われると、ホッとする。
そして、ちょっとした神様さまにもお願いしたくもなる。


とにかくこれからの1年は、特に、現状を見つめて判断することになるだろうから、冷静で、でも、自分の気持ちを抑えすぎることなく健康に暮らしていきたいと思う。


KAZU |MAIL