ふつうっぽい日記
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一昨日の晩、窓を全開にしても寝室にはとうとう風が通らなかった。 タオルでふきふき、頑張って眠ろうとするが、ダメだった。 意を決して、アレを作動させることにした。
布団から出て、玄関でスリッパを脱いで、サンダルをひっかけ、物入れをあさる。 そう、扇風機だ。 タオルを首にかけ、真夜中1時過ぎに扇風機を暑い廊下で組み立てる。 後ろの網を本体に固定し、プロペラを付けて、前面の網を付けてできあがり。 まてまてまてまて。 あれ?前面の網に、後ろの網と噛み合わせるための部品が付いてない! すいぶん昔の、記憶をたぐる。 解体する時に、破壊したような気がする…
汗をぼとぼと流しながら、次は、とりあえずビニール製の紐で、3ヶ所くくり付けた。すごくたよりない。でも、一周グルグルと紐を編み込んで固定するという気力は残念ながら残ってはいない。 たよりない3ヶ所止めの扇風機を寝室に持って行く。
「もし、寝ている間に、紐が取れて、網もとれて、プロペラの破片が飛んで負傷したら…」という妄想も抱きながら、しかし、生温くても風がくると、眠ることができた。
昨日の、午後から、英会話のレッスンへ。教室は冷房がきいていて、心地よかった。無事終えて、外に出た時のあの激しい暑さ。もう、頭がおかしくなりそうだった。にもかかわらず、帰り道、レッスンパートナーと、世間話で盛り上がり(30分くらい?)立ち話(日陰にて) 無事、パートナーさんとさようならをして、自室へ。 風は、抜けてはいるが、殺人的に暑い。 7月に入って、我が家でお客さんを呼んで、美顔活動もするし、冷房を試運転させることにした。 さすが、涼しい…30度以上あった室内が、28度になるくらいでも、充分(設定は24度にして後に27度へ)快適だ。夕方から、お客さんが来る予定になっていたので、それまで、付けておくことにした。 客人は5時過ぎに来て、5分くらいで帰っていった。 よって、即、電源断。 まぁ、夕方ということもあって、風は少しは涼しく感じられた。
そして、昨日の晩。 扇風機があるから大丈夫だ!と、安心して、寝ようとしたら、ベランダに置いている寝室のエアコンの室外機カバーの音がバッサバサとうるさくて、「もしかして、見知らぬ大男が大きな袋を持って、こっちに近付いてきているかもしれない…」と想像してしまい、落ち着かなくなり、カバーを撤去を決意。深夜の2時近くだ。 寝室のベランダにはスリッパは置いてないので、キッチンからスリッパを履いて、寝室のベランダに移動(つながっている)バッサバサの音の犯人を無事捕獲。
そして、今日、今、午後3時。 激しく暑い。 室温は32度近くになっていた。 外は、35度くらいあるんじゃないだろうか。 少し迷ってリビングのエアコンを付けている。 4時くらいになったら、眼科に出かける。 買い物も少しして帰るし、新幹線の指定も取る予定だ。 6時前後に帰宅となるだろうか。
今晩も、間違いなく、暑いんだろうな。
2005年06月22日(水) |
女と仕事についてダラダラと書く |
私は今年は女の大厄という数えで33歳。 だいたい、三十路そのものが、二十代とは違って、世間の厳しさを違う角度から垣間見れたり、気力と体力の均衡をとるのが難しくなってきている自分自身を振り返る時期なのだとは思うのだ。
いろんな33歳がいて、子育てが一段落して長期的に続けられる仕事に関わり始める、主要な戦力として仕事で活躍する、恋愛のラストスパートをかけている、こんなに仕事頑張っているのに評価されない、学校に通ったり、資格を取ろうと動く… 結婚もできればしたいけど今はとにかく自分のやりたいことと関わりたい…
高校、大学時代の身近な友人も偶然だが、訳あって今やっている仕事を辞めて新しいことにチャレンジする、資格をいかした収入の期待できる仕事を見つける、とりあえず「今」よりかはマシと思える仕事と出会いたいと考えているようで、私も普通に、会社勤めをやっていたら、ふと、「今」を見つめなおしてみるのかもしれない。
安定した会社で仕事をしていても、機械相手で、流れ作業的な業務であったなら、人に接する仕事をしたい!と思うのも自然なのかもしれない。 生活する手段としての仕事と割り切るには、独身女性としては切ない。 人生は一度きりと、壮大なスケールで今後自分と関わっていく仕事を描けたら、そのための専門学校通いも「とりあえず」の人間よりも有意義なわけで。でも「とりあえず」の人等は、若い人間の場合が多いかもしれない。 「とりあえず」とはいえ、若さにはパワーがあるわけで、世間を知らないゆえに大胆に動けるし、「とりあえず」でも歩幅は大きかったり。そんな中で一杯一杯になりながらでも、学ぶ。
「周りの同じ年くらいのオバちゃんが、やっているんだから、自分にできない訳がないって言い聞かせてんねん」 そう、言ったのは今日配達に伺った取引先の女性(58歳?)だ。 彼女は、少し嬉しげに携帯を見せてきた。 「私も、やっと携帯を持ったのよ。この私が」とも。 “はじめてかんたんマニュアル”と書かれた取説を毎晩四苦八苦しながら読んでいるとも言っていた。 だいたい携帯というのは、会社が違っても、メーカが違っても、基本操作は同じなので、電話帳に登録するのも少し触っていたら分かってくる。 気づいたら、私は、彼女の携帯を手にとって、自分のデータを入力していた。その光景は不思議に映ったようだった。 「今のどうやってしたの?この本にも載っているのかしら?」 「慣れですかね」
「…慣れさせては、いけないかもしれないね。」 これも58歳女性の台詞。 話題は移る。 私ら夫婦の別居状態を伝えてあるのだ。 「単身のために借りた部屋はたしかに空間的には狭いから窮屈だろうけど、洗濯したり、ご飯作ったりとかいうの、ダンナさんは何て言ってる?」 「一緒にいるときは助かるってしみじみ言ってくれます」 「4月からだから3ヶ月ね。もう慣れたって言われるのも、若いアナタたちやったら寂しいんだろうね。…慣れさせては、いけないかもしれないね。少し様子をみて、アナタがご主人と暮らしたいと思えばそうすればいいんだし、なるようにしかならないんだから。そりゃ、周りからはいろいろ言われるやろうけど、言いたい人には言わせておいて、自分たちのいいように選択していけばいいんやと私は思うよ。アナタの仕事ったって、毎日忙しいわけじゃないんだし、動こうと思えばいつでも動ける程度のものなんだから」
もし、今の私の状況で、私がバリバリのキャリアウーマンだったら… 私は私で、夫は夫で、仕事を中心に「とりあえず」の夫婦のカタチを維持してるのだろうか?とも、妄想することもなくはない。 もし、今の私の状況で、子育ても落ち着いていたりしたら、夫には元気で働いてくれさえすればいいと思っちゃうんだろうか。
一人暮らし状態ではあるが、独身気分で日々満喫して暮らしているわけではないことをはっきりと書いておかなければ!
カレンダーに振り回されているのか、年なのか(笑)あっという間に日々、過ぎていっている。
最近、更新が止まり気味だが、日々、いろいろと盛り上がっている。
美顔関連の仕事で育成業務に関わっているが、お世話をしている方が修了書を手にして嬉しそうな笑顔だ…と余韻に浸る間もなく、「仕事としてやる自信がないです」と報告された。 のるまのある仕事という訳でなく、自分のペースでできる仕事であることと、今することの優先順位を冷静に見つめるように促すと、少し負担は軽減されたようだった。 たまたま、更年期障害の不安の時期で、たまたま、思春期&受験生の子どもがいるお母さんで、たまたま、別の仕事もやっている… たまたまなんて言ったら、いけない。 そういう状況にあるにもかかわらず、前向きに挑んだ姿はすごいこと。 彼女は自信を持っていいんだ。
この先もまだ、精神的なリズムとの闘いをしていくわけで、私も対応に戸惑うかもしれない。 でも、確実に私はいろんなタイプの人と接していけるということになる。 そして、いずれは自分も通っていく、特有の時期。
分からないことは、調べてみよう。聞いてみよう。 素直になろう。
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