---□□草原で独り言□□---

2004年10月18日(月) 都会の電車


ひ、ひっさびさだ…(-_-;)
前回は八月で、今やもう十月。
休講って突然だと本当に暇すぎて面白い。
何だか久々に、授業休講&気分ゆるやかな感じ。
秋晴れって、本当に雲一つなくて、
空気もはっきりしていてとても爽快だ。

昨日、演奏会を聞きに電車に乗っていたんですが、
その時の雰囲気がすごくよかった。
乗っている人も少なくて、ちょうど昼頃。
さしこんでくる日がまぶしくて、けれどあったかくて、
なおかつ電車の中の暖房で少し暖かすぎる感じ。
窓から見えてくる景色はまるで違うけれど、
その時の温度は去年とか高校時代を思い出しました。
懐かしいなぁ・・・。

そういえば、私は文章講座の授業もとっているんですが、
その文章のテーマが、オススメするものっていうテーマだったので、
田舎の電車をすすめてみました。
時間無くて、10行ちょいしか書けなかったんですけど。

私の田舎の電車は、まず窓の方をちらっと見ると、
広がる田んぼや、その中に家々があつまった小さな団地があったりして、
その奥には全てを見おろすように、山が囲む。
そして、そのまた奥には、まるい空が広がっていた。
お昼時には、乗客のほとんどがいなくて、
席にはおじいさん、おばあさんがちらほら座っている。
学校に遅刻の日にはそんな電車に乗っていた。
向かい側の窓の外の景色がよく見えた。
定期を駅員さんに見せて改札口を出る。
朝はみんな忙しいだろうからって、乗る人は見なくて。
夜は遅くなると人がいなくて。
改札口を出たら、駅の窓から日が差し込んで、
ところどころで、静かだから人の話す声が聞こえて。
電車を待つ時はイスでぼーっとしたりする。

都会の電車は遠くが見えない。
都心に近づけば近づくほど。
席に座って、向かい側の窓をのぞいても、
枠の中には建物の壁でいっぱいだったりする。
空が見えても、狭かったりする。
駅は一休みの場所なんかにならない。
都会の駅ほどつかれるものはない。
ひっきりなしに常に、目の前を人の頭が通りすぎていく。
歩く時には、向かってくる人の波を縫うように行く、
ぶつかりそうになりながら、よけてあるく。
視界は常に、道路と建物、そして流れの速い人。

大きな駅に出かけると、目と肩と、時々頭もいたくなる。
きっと、私の目は近いところを見ながら、
ぎょろぎょろと動いているに違いない。

なんて、こんなことばっかり言いつつも、
都会の電車は便利だなぁと思うこともたくさんあったりして(笑

まず、時刻表がいらないし、
それから座れる確立も結構高い―
ような気がするんですけど、通勤通学ラッシュに重ならないからだろうか…。
や、でも車両が多いのはすごい!
田舎は昼時2両しかないから、
テストシーズンで高校生が昼電車につめかけると、
もんのすごい圧縮率ですよ。
都会の朝なんてもんじゃないですよ。

まぁでも、何だかんだいっても、
とりあえず、何だか田舎の心を忘れたくないって思うのが
田舎人の小さなプライドみたいな(笑
目や肩が凝るのは結構大変なので、
自分自身早く慣れてくれーって思いますけども・・・。


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S.Soraka [MAIL]