音大に行くことは、私の夢だった。 そして、その夢は二〇〇四年四月一日に、現実のものとなる。
あんなに、遠くに、かすかに淡く光ってた願いが、 今はもう私の手の中に、あるのだ。 手の中にある光は、 意外なほど手にずしりと重く、ぼうだいに広がっている。 けれど、その光の中に、何かが見える気がして。 何か素敵な、大切なものがあるような気がして。 あまりに漠然としすぎていて、探し出すのは大変かもしれない。 けれど「あきらめちゃいけない」 その決意が手の中の光をしっかり支えている。 だって、あんなに小さかった願いを・・・光を手に出来たのは、 あきらめなかったからだから。
お母さんに最後にもう一度 「本当に行っていいんだよね?」って思わず聞こうかと思った。 でも、何となく照れくさくて言えなかった。
みんな、私を応援している。 それは、確かなこと。確かな勇気。 私は、ひたすらに、やりたいように頑張ればいいのだ。 それは、確かな幸せ。
広大にひろがる願いという光の中へ、私は明日、旅立ちます。 たくさんの、応援の後押しと勇気と幸せに見守られながら。 音楽に答えはないけれど、 音楽を感じるために、そして、そのなかに心をこめるために。 私を表現するために。
2004年03月27日(土) |
3/30日に上京します。 |
東京のアパートに引越しやら、手続きやらで、てんやわんやしております。 なんちゅー忙しさだ・・・。 東京の部屋はもう住める状態にはなっていて、 あとは調味料とか、食器とかこまかい生活用品を送って、 三月三十日に上京します。
ネットなんですが、生活費の都合上、アパートではできません。(TT というわけなので、インターネットとHPは 実家に帰ったときしか見ることができなくなってしまいますが、 閉鎖はしません〜、休憩ということにさせてください。(ものは言いよう) そして、実家に帰ってくるのは、基本的に夏、冬、春の長期休みなので、 PCのメールはこれからも使えますが、見るのはその時になってしまいます。 連絡も携帯電話のメールか、手紙しか手段がありません。 さすがにここではその連絡先はかけませんが、もし希望ありましたら 3月30日の午前9時までに chika-y@valley.ne.jp (PCメールです。ついさっきアドレスが変わりましたのでご注意を〜) に、メールくだされば連絡先をお教えします。
ご迷惑おかけしますm(_ _)m
2004年03月15日(月) |
卒業式も終りました。 |
合格が決まってなんだかんだしているうちに、 実はもう三月六日に卒業式も終ってました。
実際当日になってみると、卒業式では泣きませんでした。 なんでだろ〜と思ったら、 やっぱり私は高校生活を部活で過ごしてたからだとわかった。 暇さえあれば音楽室に行って、一人で練習したり、アンサンブルをした。 三年の夏からはお昼の時間を、毎日音楽室で過ごして、 先生や皆と話した。 そして、卒業式が終って、部活の方に行くと、やっぱり涙がにじんだ。
でも、まだ卒業生の五人でアンサンブルコンサートを17日にやるから、 別れという感じはしない。
・・・書き記しておきたい思い出はたくさんあるのに、 どうしてか、書けない。 書いてしまったら、卒業したのだと寂しさがあふれてきそうで。 今は、まだ、「コンサートがあるからまだ皆でワイワイやってられる」と このまま、寂しさを感じないでいたい。 先生と離れる寂しさも、まだまだ実感しないでしたい。 けれど、4月に入る前に、 しっかり思い出して心に刻んでおかなければならない そういう気がしてる。 大切な想いだからこそ、心に刻んでいきたい。
だけど、しみじみとするのは、せめて17日のコンサートが終るまで・・・
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