日記病者

For God so loved the world that He gave His only begotten Son,
that whoever believes in Him should not perish but have everlasting life.
John 3:16




2005年01月30日(日) 受験シーズンだから働くです。

一月も明日で終わる!
これで生徒が二人指導終了する!
と、安心して息吐く間もなく、短期契約ですが二月からの生徒さんを紹介された。
まだ休めませんね。そうですね。……がんばりましゅ。

いや、お仕事を次から次に振っていただけるのは大変にありがたいであります。
おいらよりきっと遥かに利口であろう、医学部生の多いこの校舎で、
仕事を戴けるのは本当にありがたいであります。頑張ってる甲斐があるです。
しかし
「本当によくデキる子なんで」
という紹介文句は、
果たして
1.頭のいい生徒を安心して任せられると信頼して戴いている
のだろうか、それとも
2.些かデキの悪い生徒を持たせると文句を垂れるので、優秀な子なら黙って働くだろう
と思われているのだろうか。ど、どっちだ……。
いや、おいらそんな不服なんて漏らしてないっすよ!
勉強なんか人によって得手不得手あるんだし、多少、いやかなりデキなくても、
全然蔑視なんかしないでありますよ! それに何よりお仕事だし!
わたくしどんな生徒でも変わらぬ笑顔で100%やってるつもりでありまするが……
そう思ってるのは自分だけだったりしちゃったりするんだろうか……あわあわ。

いやぁ、確かにな、ちとクソ真面目なところがあるので、
勉強の態度そのものが無い生徒とか、勉学に対する意欲が全くない生徒に対しては、
「親に高い金出させてここに習いに来てて、どういうつもりなんだ!」
と怒ることはありますですよ。
でも、以前一度だけそういう小学生を担当したこともあったが、
(そもそも小学生に勉強させようってのが無謀なのかも知れんけどね……)
それ以外の生徒は、皆一様に一生懸命取り組んでくれましたですよ。
分かっても分からんでも、ほんとに一生懸命授業を聞いてくれる。
これは教師冥利に尽きるであります。まぁ教免は取らんけどねー。

なので、果たして教室長にどういう人物と看做されているのかちと不安です。
ほんでもまぁ、そんなこたぁ生徒には関係ないので、二月も頑張るです。
いやぁ、忙しくなると受験シーズンだなぁ、と思いますねぇ。
わたしゃ高校受験をしたことがないので、生徒に高校の受験システムを聞いて
色々驚いたりしております。勉強不足の先生でごめんよう。
受験案内とか読んだりはしてるんですが、やはりこういうのは経験がないと分かり難いですね。
大学受験の時も、いまいち受験システムが分からんで困ったずら。
前期後期の受験システムも、国立と公立はバラバラに受けられるんだと思ってたよ。
まさかどちらか選ばんといかんとは! セコイ商売だな!
公立高校の受験も、受かったら必ずそこに進学しないといけないそうですね。
それも卑怯だよなぁ〜。
いいじゃん、私立と天秤に掛けられるようにすれば。
そうやって国公立を無駄に保護するから腐るんだ!
今の文科大臣を叱ってやりたいところですが、そしたらきっと言い包められますねー。あー。

なんにせよ、生徒が皆志望校に合格しますように。
全国の受験生の皆さんも頑張って! この最後の粘りが肝要ですよ!
あんまりガリガリ勉強する必要もないけど、最後まで諦めずに頑張ることです。
あと、絶対に風邪には気をつけて! ね!



2005年01月29日(土) またしても!!

ああああああ……
また!
また失敗しました先生!!
ピ、ピアスの穴がぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!!

わたくし、わたくしね!
初診料も含めて6000円払って、両耳に一個ずつピアス開けてもらったんですよ、病院で!
確かにその前日、左耳を自分で開け損ないました。
そんで、中途半端に開いた穴の上からバチコンと開けてもらいましたよ。

でな、それから待つこと5週間。
やっとピアスホール完成か、とて、まず左耳からスタッドを外しましたよ。
力いっぱい、恐々、引き抜きましたよ。
そしたら、何か違和感が!!
な、なんか穴が開いてるんだけど、開いてない……。
試しに新しいピアスをはめてみようと差し込むと……皮に当たる!
あ、開ききれてない……! 何故! スタッドはちゃんと刺さってたのに!
もしかして私の耳たぶの中で、穴が錯綜しているんでしょうか。
私の開け損なった穴と、先生の開けて下さった穴とが!
恐ろしくて、右耳はまだスタッド外しておりません……。
左耳の穴がきっちり塞がったら、また病院に行こうと思います……。

っつーかね、穴が開ききれてない感触の恐怖で、
あたくし人生で初めて失神しました(笑)。
すーっと血の気が引いて、そのまま後ろに倒れこんでしまいました。
ふっと気がついて起き上がったら、衣装ケースの底に頭突っ込んで倒れてたので、
頭に埃がついてた……。失笑だな。

ああああ本当に怖かったです。泣きそうであります。
なんでだめなんだ、おいらの左耳よう!!
しかもスタッドの留め台が落ちてどっか行った……踏んだり蹴ったり。
ご愁傷様です。



2005年01月28日(金) 特に書くこともなく

無益な毎日を過ごしておるような気がします。
睡眠→バイト→睡眠
こればっかり。
しかも夜は目が冴えて眠れないので、朝方から夕方まで懇々と眠る。
過剰睡眠ですねぇ。睡眠障害ですかねぇ。
でもここでハルシオン飲んだら負けよ! と己を戒めておりまする。
なんかねー、もう私の薬箱に、飲まずに溜まっていったハルシオンが
山のように入っておって、犯罪だけどネットで売れるんちゃうか、とかゆーくらいな訳です。
ちなみに抗鬱剤は全部捨てた。
スルピリド(所謂ドグマチール)は胃薬にもなるから取っとこうか迷ったが、
あんまし体にいいもんでもないしな、と思って捨てました。
でもハルシオンは何かの役に立つかも、と思って捨てられず。
やー、でも元々よく寝る子なんで、余程のことでもないと睡眠剤なんかいらんがな。
そういえば先日、祖母殿が睡眠剤をくれと言うておった……。
しかしこのテの薬って処方箋出して貰わんといかんから、
家族とはいえ安易に譲渡してはいけんのだよな。
まぁ、箪笥の肥やしにでもなろう。(ならんでいい)

本来は大量に投薬してた場合、徐々に減薬していくべきなんだけれども、
「つらいだろうけれども絶対に薬を飲むな」
と厳しく気孔の先生に言われたので、飲むわけにいかんです。
結構意志は強いですよ、おいら。頑固とも言うが。
ただ、あんまりにも眠りすぎて通常の生活が出来ないのはちと困るね。
今期は多分、単位取れないねー。仕方ない。
もう一月から休学するものと思って諦めまする。
あー、そういえばTOEICの試験があった……。
あれはさすがに受けに行かないと学生課とかチューターとかに怒られそうだ。
でもどうせ受けても点数下ってる自信があるね!
過去2回ほど受験させられましたが、リスニングの点数は変わらんのに、
リーディングの点数が5点落ちていた。
でも文法なんか、センター終わってから一度も復習してないので
多分どんどん抜けていってます。んなもん覚えてられるかー! 英文科でもないのに!
生徒に教えるにしても、英語に関しては中学生しか最近は担当してないので
本格的な文法はあんまりやっとらんですからなぁ。
今回も多分、リーディングの点数が下っている予感。
あー、せめて600点台には乗りたかったー。あとたかが10点じゃねぇかー。
でも本気で点数上げたかったら、TOEIC対策の単語帳でもやらんとしょうがないが。
私の単語力はひどいですね。古典も英語も。覚える気ないしね。<えー
覚えなくてもいちいち辞書引けばどうにかなる、とか思うとなぁ……。
日本語に関しては普段から文章書く機会があるので、どうにか語彙を増やそうと貪欲になれるのだが
英語で文章書くことは、もう最近では殆どなくなってしまったので、
(英語に触れる機会があったとしても専ら読むばかり。せめて喋りたい)
この貧困なボキャブラリーでも何ら問題が生じない訳であります。
あー、英語に関してだけは高校時代に戻りたい。あの頃が一番充実してた。
大学の英語の授業なんて、一般教養でしか取らないからかも知れんけど、
もう本当にクソみたいですね。まぁお言葉が悪い。
全然生きた英語を話せる生徒を育てようという意思が感じられませんぬ。
取り敢えず全学実施TOEICの為に、TOEICで点数取れる生徒を作ろう、
っていう生産体制しか見えない。そりゃダメだろ。
外語大でもないから、外国語の授業にあんまり力入れてないのは仕方ないかも知れんけどね。
そんな怠慢だからダメなのだ。んががが!
独立法人化したのだから、もっと企業努力をしたまえ。
そこらの三流私立中学の方がまだましな考え方しとると思うよ。少子化のご時勢ですし。

……。
気がついたら延々と大学に対する愚痴を書いておった。
こんなところに書くくらいなら学長室に直接談判持ち掛けに行った方が早いよな。
あー、しかしどうせたった4年しかいない場所だし、不満を感じてもしようがないな。
――と、こういう諦めの態勢を大学で学びましたよ。
いいことか悪いことかは知らんけどね。
でも適当なところで折り合いを付けていかんと、社会に出てから苦しむだけだよ。
――というのは我が母の弁。
それも一理あると思うので、まだまだおいらがお子様なだけなんでしょう。
っつーか中学高校時代を恵まれて過ごしすぎたのですね。
学校環境も、教師も、生徒も、大体よい条件が揃っていたので、
そういう恵まれた場所にのんびり6年間も浸かっておったものだから、
一般的な環境に放り出されたにも関わらず、カルチャーショックを受けておるのでしょう。
まぁ、上を見ればきりがなし、下を見てもきりがなし、
そんなら現状を納得して受け入れるより他にしようがないではないか。なぁ。

あー。そろそろバイトの支度をせねば。
行ってきまぁす。



2005年01月23日(日) 虚しさから逃げる方法

一生懸命探しているのですが、なかなか見つかりません。
どなたかご存知ないか。

虚しさが常に背後に控えておって、その影から逃げたいのだ。
逃げてちゃつまらんぞ、と言われるかも知れんが、逃げるしかないのだ。
呑まれるのも怖い。
ねじ伏せる希望も無い。
それでは逃げるしかないではありませんか。

でもあの人は、私よりもっと偉大なる虚空を抱えているのかも知れない。
逃げ方は様々あって、その人がそれでよいと思うのなら、それでいいのかもね。
私はどうやって逃げたらよろしかろう。
呑まれる前に早く見つけ出さねばならない。



2005年01月22日(土) 生徒と読む源氏物語

今月で指導終了の生徒が二名おります。
そのうち一人は、昨年の四月からずーっと教えていた高三の女の子。
大学も志望校に推薦が決まって、のんびり残りの指導をしてました。
せっかくだから、源氏物語でも読もう、ということで
今月はずっと源氏物語を私がコピーして渡して、訳させてるんですが、
これがまぁ最初の頃とは比較できぬほど、上手に訳せるようになったのですよ。
辞書なんか殆ど使わんもんね。
品詞分解も上手に出来るようになったしね。
先生は嬉しいです(T-T)。

教師のバイトは、確かに時給がいいから辞められないという面もある。
けれども、一生懸命取り組む生徒の顔や、
やっと分かったときの嬉しそうな顔を知ってしまったら、
なかなか辞められないですよね。
どうにかしてこの子を「出来る」子にしてやりたい、と頑張ってしまう。
まだ中学生の方の生徒たちは受験本番が残ってますが、
どうぞ緊張しないで、実力が十二分に発揮出来ますように。



2005年01月21日(金) 石野真子「失恋記念日」

ちょうど失恋を決めた日に、たまたまバイト帰りの車中にて
AMラジオから石野真子の「失恋記念日」が流れた。
なんてタイムリーな!(笑)
皮肉な神様のいたずらです。しかも車に乗って一曲目かよ(笑)。

懐メロ好きのわたくしですが、石野真子の曲は初めて聞いた。
でも聞いたタイミングがタイミングなだけに、
「いい歌だな! おい!」
とか思ってしまいました。思わずハンドル持つ手が弾んだね。

殊に秀逸なのはこれ、

  私の心をレントゲンでみたら
  恋の傷あとがポッチリあるはずです
  小さいけれどもとても深い傷が
  胸の真中に残っているはずです


な、なんてレトロ! 昭和モダニズム!<適当なことはやめたまえ
さすがは作詞家、阿久悠先生であります。
サビの
  
  NON NO NO NON
  今日は私の失恋記念日です

というのもよい。メロディーラインに併せて非常によい。
全歌詞をご覧になりたい方は、歌詞検索サイトでもご覧荒れ。(要登録)

やっぱねー、昭和の歌謡曲は歌詞がいいよね。しみじみする。
あー、一人カラオケ挑戦しに行くかな……。



2005年01月20日(木) 非科学の観点から

米子の気孔の先生のところへ行って来ました。
鬱病の治療にいいかも知れない、と聞きつけて。

そしたらまぁ、劇的にも治ってしまったわけですよ!
何故か。

自殺した女性の霊

が憑いてたんだそうです。ヒイイイイ!
先生が私の右下腹部を触った瞬間、ゴリッという異様な音と、
大きなしこりのような異物感があった。
自分で触っても分からなかったんですけど、不思議なもんだね。
そしたら、それが霊殿だったそうであります。

なんか、私が異様に居心地良かったらしくて、半年の間くらいずっと憑いてらしたそうな。
ってか半年っつったら、ちょうど鬱病全盛期と重なるのですよ!
先生には何一つ話してないのに!
その他、色々細かいことまで言い当てられて、鳥肌が立ちました。
気孔界ではものすごい有名な先生らしいです。
ありがとうございました。

んで、霊を取って戴いたら、嘘のように心も体も軽い。
しかも同行して下さったお姉さんが、私が戻るなり一言
「顔つきが全然違う」。
家に帰るや、母も
「あー! 喋り方も表情も昔のあんたに戻っとる!」と。
でね、偶然なんだけども、出発する前に自分で写メ撮ってたのです。
それからためしに帰ってきてからもまた写メ撮ってみると、
本当に表情が別人のようでした。
出発前のあたくしは、本当に何かが憑いてるような陰気な顔をしておった。笑顔なのに。

わたくしのことを結構昔から知っておられる方ならお分かりだと思うのだが、
わたくし、自分で申すのも哀しいかな、純粋なあほうです。
天真爛漫の呑気者です。で、若干楽天家です。
それが何故鬱病になるか、というと確かに可笑しいのだな。
今ねー、米子から帰って二日目になりますが、信じられぬほど気分がいい。
楽しくってしょうがないです。
高校時代リターンズみたいにウキウキウォッチングです。あらー。

何はともあれ、よかった。
一番安心してくれたのが母だったので、本当に申し訳なかったです。

もし似たような症状で深くなやんでらっしゃる方、
「私も是非米子に……」
と思われましたら、お気軽にメールお送り下さい。
名刺を戴いて帰って参りましたんで、ご紹介させて戴きます。
完全予約制らしいのでね。
ちなみに治療費は¥5000。良心的すぎる!
世の中には素晴らしい人もいらっしゃるものだなぁ、と感心しきりであります。



2005年01月17日(月) 教授に感謝

休学届を提出したので、お世話になった担当教官にお礼のメールを差し上げた。
すごくいい先生です。
おいらには勿体無いくらい。

おいらは高校時代から先生運がやたらにツイてて、
担任やら担当教官やらになって戴いた先生には、頭が上がらぬほどよくして戴いてきておる。
んで、この教授にはカムアウトしたい、と思って
細かくどんな鬱症状を私が抱えているのか、出来る範囲でメールに書いた。
そしたら涙が出てきて止まらなかった。

私は、生きたい。
鬱になって多少無鉄砲なことも自暴自棄なこともやったり思ったりしたけど、
やはりまだ生きたい。
勉強がしたい。
誰かの役に立ちたい。
神様に仕えたい。

どうしたら病気が治るのか分からないけれど、
友達や、先生や、色んな知り合いの人々や、家族や、
こんなにも素敵な人々に囲まれて、幸せなのに、自殺願望を持ちたくない。
まともに生きたい。
せめて人並みに生きたい。
大きなことを望んでいるわけではないのに、どうして叶わないんだろう。
それとも私は過ぎた幸せを望んでいるんだろうか。
病気でも幸せを感じられるなら、それで十分なのかな。

生きていられるだけで幸せなんでしょうか。
きっとそうなんだろうけれど、私は欲張りだ。
小さいときからずっと欲張って生きてきて、大体のものは手に入れられてきた。
勉強も、友達も、特技も、いろんなことを。
でも人には普通にあるものが欠けてる半面もあった。
父親がいなかったり、何だかんだと色んな病気を抱えていたり。
これ以上、本当は何物も望んではいけないのかも知れない。
生きていられることを既に感謝して享受すべきなのかも知れない。
でも欲張って生きたいではないか。
欲張ることは悪いことではないはずだ。

多分、すべて神様には予定がおありになることなのだ。
どうあがいても、導かれるほかないんだろうけれど、
私は同じ導かれるなら、精一杯あがきたい。



2005年01月16日(日) 貞操は何処から来たか

貞操観念、て日本人の好きそうな言葉だね。
でも貞操観念て一体何処から来たんでしょう。
明治以降に、キリスト教の影響で出てきた発想だと聞いた気がする。
あれ、それは同性愛の禁忌か。
確かに江戸時代でも貫通の罪は重ねて四つ、だったものな。
そうかそうか、じゃあ貞操観念て言うのは、
男女(場合によっては男性同士ないし女性同士)の仲に関して昔からあるのだね。

しかし一言で貞操観念と申しますけれど、一体何処から何処までが範疇なのか。
知らない人とヤったらだめですよ、ってことなのか。
それともパートナー以外とヤっちゃだめですよ、ってことなのか。
でも昔の夜這いの風習なんか考えると、前者はあまり強くなさそうですよな。
まぁある程度知った相手だから夜這いするんだろうけれども、
うーん、昔と今とでは状況が違いすぎて比較が難しいです。

要するに貞操観念て言うのは、契約の一つであって、
女:「あなた以外の遺伝子を受け入れませんよ」
男:「あなた以外に遺伝子を託しませんよ」
ってことなんでしょう。
その原点が恋人関係で、これを発展させると結婚てことになるのか。

とするとですよ。
避妊を前提とした性交渉は、貞操に反するか否か。
これはそもそも性交渉の定義に関わる問題です。
性交渉を
1.愛情確認のための行為
2.単に肉体的快楽を得るための行為
とするならば、
1のケースにおいては、貞操に反する一大事です。
てめぇこの野郎、あたしというものがありながら他所の女と乳繰り合って!
ってなことになったりするわけです。
しかし2のケースにおいては、
肉体的快楽は愛情云々とは別に独自に存在するものであるならば、
たとえ誰かと愛情関係を結び合っていても、快楽行為を他所の人間と行っても
何ら問題にはならない筈である。

「あなたの子供が欲しい」という常套句があるが、
或る人間の遺伝子を欲する=愛するということになっているらしい、どうやら。
遺伝子の独占と、愛情とが絡み合ってるからややこしいな。
そもそもオギノさんとかコンドームさんとか以前は、
性行為=うっかりしなくても子供が出来る
ってな認識だったであろう。恐らく。(昔の人間じゃないので知らんが)
すると、浮気=他所の女に遺伝子を託す(または他所の男の遺伝子を受け入れる)てことになるよな。
そしたら、遺伝子を独占しあう契約=愛情関係なのだから、
他者に遺伝子を結ぶ(契約反故)ってのはジェラシーですよね。
んで、浮気=ジェラシーの固定観念が今も延長されてきているのではないか、
などと考えてみました。

でもまぁ、結局のところ、こういう屁理屈抜きに浮気は腹が立つけどな。
しかしながらその拘束力は、何処からくるものだろうか。
っつーかそもそも浮気って、浮気なのか。
ああ、難しい。



2005年01月12日(水) 日本人のモラル

先日、テレビ(日テレだったか)でJQとか何とかいう番組をやっておったのだが、
色んな質問をして、それに千人くらいの観客が答えて、
そこから日本人の回答傾向を割り出す、という面白そうな番組だった。
途中ちょっとしか見てなかったんだけれども、その中で大変興味深い質問があってね。
命の次に大切なのは何か、という問いなのです。
1.お金 2.愛 3.正義 4.夢
この4つから選べというのだが、結果としてはやはりというべきか、お金でした。
まぁこの世知辛い世の中、食っていかれなければ何にもならんからな。
んでこの時にパネリストの飯島愛ちゃんが仰った言葉がよかった。
「んで、大体正義って何?」
こーれはもう、倫理学専攻の学生にとっては胸をズキュンとやる言葉ですよ。
ね、正義って何かね。(元ネタは「誠意って何かね」だし<古)
正義を世の中が定義出来るものなら、犯罪はもっと裁きやすかろうな。
正義は個々人によるものですよ。だから難しい。
考え方によっては、自力で生きていく道を正義と呼ぶならば、
命の次にお金が大事だとする発想も、それ自体が正義なんでしょう。

私は、正義っつーものは、人に忍びざるの心、ってとこかと思う。
誰かへの同情心とか、徹底的な悪人になりきれないところとか、
そういうものの欠片ひとつひとつが正義なのではないかしらと思う。
おいらは荀子派ではなく孟子派ですね。
災害とかが起きたときの人々の動向を見てても、やっぱり性悪説ではないと思う。
人に忍びざるの心というものが、我々を動かしてるんですよ、多分。
そういえばマニ教の考え方では、人間というものは、
悪が肉体を作り、善の神が魂を作ったから、その両方の性質を備えているんだそうな。
それも面白い考え方だよねー。なんか合ってる気がする。

そういえば今年の前期の某授業で、
期末テストとして「現代日本のモラル」について小論文書かされたけど、
今こうして思うと、何とも浅はかな内容を語ってしまった気がする……。
あー、きっとあの先生には私は馬鹿な生徒として映ってるんだろーな……。
まぁ、実際馬鹿だから仕方ないのであるが。むむむ。



2005年01月06日(木) 女と占い

わたくし元々あんまり占いとか信じない人であります。
運勢の波というものはあろうが、結局のところ
自分でどうにかせにゃ、どうにもならんものだし、
占いで左右されるのってどうも理不尽な気がする、と思ってな。

ただ、我が母君が六星占術だけは妄信しておるので、
それにつられてわたくしも何となくアレは気にかけてしまう。
でもね、確かになんか当たってる気ぃするんだよね。
あたくし一昨年から大殺界なんですが、これがちょうど大学に進学したのと重なるのだよ。
そしたら、確かに大学に入ってから鬱になっちゃって可笑しくなってるので、
あながち外れているとも思えないのです。うーむ。
でもまぁそれに100%左右されるのも何だかなぁ、って感じなので、
運気が悪いのは素直に受け止めるけれども、それなりにどうにか切り開いていこうとは思っとるです。

で、細木大先生以外の占いやらおみくじやらは殆どどうでもよい人間なのだが、
これがまた妙なもので、恋愛期に入るとやたら占いに走り出すのです。
ああ、愚かしいね、私。
受験とかでも結構神頼みしたり(絵馬を描くとか)してたのだが、
恋愛でも受験でも、自分の力だけではどうにもならない物事に直面すると、
どうも科学の範囲外に走ってしまうようである。その典型が占いだな。

でも女性の方が概して占いに走りやすい、というのはとても気になるね。
何故だろう。
情報を幅広く収集する能力が比較的、男性よりも長けているからかしらん。
占いだって、非科学的だの何だのいうけれども、まぁ情報の一つですよ。
ワイドショー好きなのも、占い好きなのも、井戸端会議好きなのも、
それらすべて「情報を得る」ということだからなんでしょうか。
そう考えると、おいらが恋愛時に占いに走ってしまうのも何だか納得出来る。
相手の気持ちを知りたいけれども、本人から直接知ることが出来ないので、
それではどうやって知ろう、と思ったら、占いくらいしかないのだな。
相手の友人に探りを入れる、とか出来ない人間なのでなぁ。

しかし占いを真面目に聞いてる自分っつーのは、
なんだか非常に乙女らしくてよいですね(笑)。
普段あまりにも男らしすぎるので、たまには乙女になっとかんとな。
そういうわけで今年もおいらは細木大先生に印税を払いましたとさ。
もー、あの「○○星人の今年の運勢」って本はね、一度買っちゃうともう、罠だな。
次も買わずにおられないですよ。ああ、素晴らしき商業戦略。



2005年01月01日(土) 新年だー

初めてです。
年越しを、寝ながら迎えたのは。
夕食時にカクテル飲んだら眠くなって、
「ちょいとカウントダウンまで寝よう」
の心積もりでベッドに入ったら、何と言うことか、起きたら朝7時。

「えー! もう年明けてるやん!」

遅いよ。遅すぎるよ。ああ、遅かりし由良の介。(古)

まぁたまにはこういう年越しもよかろう。そばはちゃんと食べたしな。
毎年ジャニーズできゃあきゃあ言いながら年を越すのは疲れるです。(言い訳)

あー寒い。
しかし正月はのんびり出来るけど、あんまりにもやることなさすぎてつらい。
一人でゴルフの練習にでも行ってくるかなー。ぬああああ。

とりあえず新年明けましたよおめでとう!


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東風 [MAIL]

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