一陽来復 *

2006年03月27日(月) さいきんのわたくし(はじめての年度末編)

前回の日記が気恥ずかしくなってきたのでとりあえず上書き。

最近は年度末のせいもあって慌しい。
先週の金曜日は部のお別れ会。
幹事ではあったがその役目を十分果たしたとは言えず。
やはりこういう大規模な会は苦手。
用意したカラオケを皆あまり歌いたがらず、
曲本をもってふらふらとさまよう。
「歌ってくださいよ〜」なんていえる人がうらやましい。
最後だしと思い2次会にも出る。
ナイトパブ「こけし屋」はそこだけ昭和。
常連と思しき客がカラオケを歌うと、
ヒョウ柄のワンピースを着たママがボンゴを叩く。しかも上手い。
チークダンスも踊っていた。
傍観者としてはかなり面白かった。
参加者としてはすこし辛かった。
課長クラスの人と接して、接しないほうが良かった…と思ってしまった。
(組織の中で)何をやりたい、というものがない自分に直面させられたし。
相手が私をどう思っているか、が少し見えてしまったし。
こういう場でうまく振舞える人と自分を引き比べてしまったし。

土曜日。
月曜以降の仕事が少しでも楽になるように出勤。
私の今の仕事は年度末と年度当初が一番忙しいと思われる。
ちょっと前までは時間を持て余してたのだけれど。
忙しいというのは自尊感情を上げるのではないだろうか、と考える。
忙しいというのは、そこで必要とされている、ということの証のようなものだから。

日曜日。
久しぶりの友達に会う。
女の子に恋愛話を振るとほんと面白い。
私からそういう話をする、というのが衝撃的なのかもしれず、
いろんな反応が返ってくる。
ものすごく面白かった。ためになった。
たくさん呑みました。

今日はやはり忙しい。
期日に間に合うかどうか焦っているので、
たとえば受け答えに愛想がなくなるし、
攻撃的な気分にさえなる。

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2006年03月21日(火) 限定公開?

頭が大変な勢いで、
くるくるくるくる、
勝手に考えることをやめない。眠れない。

今までに「この人私を意識しているな」と感じたり、
好意を遠まわしに伝えられたりしたことはほんの少しだけあった
(勘違いだったかもしれないけど)。
しかし、好かれている、と考えることのもたらす高揚感を感じたり、
ひとりでいろいろと想像して盛り上がったりしたりしていたものの、
今ひとつ踏み込めないでいた。
人間関係において、「自分から動く」ことが全くできなかった。
それは、自分に自信がないために、傷つくことを極度に恐れていたからだった。
大学当初のころは、人間関係が築けないことに大変なコンプレックスがあり、
それを実感させるようなちょっとした出来事で簡単に傷ついていた。
大学も終わり近くなって、人間関係に関しても少しは成長し
(というか1,2年経ってやっと打ち解けたということもあり)、
恋もしたかったのだけど、遠距離になることが分かっていて踏み込む勇気もなかった。

実家に帰ってきて、家族と暮らし、
遠慮の要らない古い友達もすぐそこにいるような環境に戻って、
「私は精神的にそこそこ健康な人間だ」と実感できるようになり、
精神的にそこそこ健康な人間になった。
ちょっとくらいのことに傷つかなくなり、
人間関係において、「自分から動く」こともできるようになった。

今、自分から動いた、初めての恋愛をしている。
恋愛といっても、こちらの一方的な感情なのだが。
はっきり言って、
恋愛(というか人間関係)は中学生レベル、いや小学生レベルで止まっている。

すごく好きだと思う。
優しさという才能を持っている人。
きちんと受け止めて、必ず反応を返してくれる人。
弱そうで強い人。
まっすぐで正しくあろうとする人。

私はその人といるときの自分が、とてもいい状態だと感じた。
自分のいくつかある面のうち、
「くだらないことばかり言って人を笑わせようとする自分」
を出すことができたし、その人に笑ってもらうのがうれしくて仕方なかった。

でもきっと、来るものは拒まず、去るものは追わず、という人だ。
こちらが何も動かなければ、あちらも動かないし、
こちらが親しく振舞えば、同程度の親しさを示す。
たぶんそれは、その人の身についている、人との関係のつくり方なのだろうし、
優しさなのだと思う(それか全く脈がないか…)。

書いたらだいぶすっきりした。
こういうのを公開するのはどうなんだろう。すぐ消す可能性大です。
mixiで「全体に公開」してたら、掲示板が大変なことになったし。うーむ。

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2006年03月19日(日) ラー話

ラーメンズ小林賢太郎ソロ公演「○−maru−」に行ってきました。

断片的な感想ですが、ネタばれはネタばれなので、白文字で。

前回のポツネンより短く感じた。

展開連景&ノマキューブ商品化希望。

Hand Mimeを観ると、音楽とか映像とか発想とか、全部かっこいいと思う。

とても、いいものを観た。
いい体験をさせてもらった。
おまけに笑わせてもらった。
前回のポツネンでは、ちょっと物足りなさを感じてしまったのだが
(笑うというより、ほほうと感心する感じだったので。超絶技巧に。)
今回はその感じに慣れたのか、物足りなさは感じなかった。
むしろ大満足した。

ひとつだけ、どうしたらいいのか分からないのは、
終幕の後、拍手をいつまですればいいのかということ。
素直に感動を伝えればいいとも思うけれど、
そう何度も何度も袖に戻った賢太郎さんを引き戻すのもなあ…という気がしてならない。
どうせだから、なんか最後にフリートークしてよ、
という「おねだり」をしてるような気になるのだ。
考えすぎなのかなあ…。
劇団四季「キャッツ」を観に行ったときは、
数回のカーテンコールも想定範囲内!という感じでいろいろとパフォーマンスを見せてくれたのだけれど、
賢太郎さんの場合、本当に迷惑そうな感じがしなくもないので。


楽しかったです。いろいろと。

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2006年03月01日(水) 魅力ワード

世の中には
「その言葉に引っ掛けてついうまいことを言ってしまいたくなる言葉」
というものがある。
しかし多くの人が言いたくなるだけあって、
その言葉から生まれる大部分の発想は凡庸であるに違いない。

例 焼肉としゃぶしゃぶを食べて「今日はヤクとシャブをやった、なんつって。はっはっは。」

しゃぶしゃぶに関しては、
昔VOWに載っていた
「家族そろって手軽なしゃぶを」という秀逸なキャッチコピーを
超えるものにいまだ出会ったことがない。

とは言いつつ、この間私もしゃぶしゃぶという魅力ワードには勝てず、
「しゃぶを…」
とつぶやいたところ
「シャブ男!?」とすごい勢いで聞き返されてしまった。

シャブ男。
本名はヤク田シャブ男。
漫画に出てきたら、属性は読まなくても分かるキャラクター。

次のジャンプの巻頭カラーを飾るのは
「ヤク田シャブ男の冒険」。
フラッシュバックとの死闘、とか、
真の敵は、フラッシュバックを倒した後にいた、とか。
最終回には「ヤク田シャブ男は、どこにでもいます」、
「いつでもあなたに成り代わろうとしています。」
「ヤク田シャブ男は、あなた自身なのです」。

話は逸れたが、要は、
ちょっと面白いこと言っちゃおうかな〜、というときには、
自分が魅力ワードの罠にはまっていないかどうか、
冷静に判断すべきだということである。

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