キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2012年03月23日(金) |
あなたを待っている、いつものわたし。 |
風邪引いていたけど。 仕事帰りに待ち合わせしてAさんに会って、 いつものように飲んだ。
Aさんと会っているとき、私は終始笑顔で 幸せなんだなぁって自分で気が付く。
帰り道、できるだけ一緒に居たくて 「あっちの方まで一緒に行ってください。」 とワガママを言うと、 Aさんはいつも「いいよ。」って笑って言ってくれる。
「もっと駅の近くまで一緒に行くよ。」 とその日は付け足してくれて、 Aさんは遠回りして送ってくれた。
いつものように、握手をして。バイバイをする。
Aさんはいつだって力強い。 「またね。」と短く、強く言って、 私の頬を一瞬だけ軽く触って、去っていく。
出会った頃とは違って、きっとAさんは私に飽き始めているだろうな なんて思っていた。
前は、別れたあとの帰り道にメールをくれたけど 今は無いなぁ、淋しいなぁ、なんて思っていた。
けれどその日は別れたあとにメールがきて 『愛してるよ。』って一言。
何でそんなこと言うの?って思いながら 幸せで泣きそうになるんだよ。
2012年03月10日(土) |
思い切り泣けないから余計に哀しいんだよ。 |
幸せになれない恋愛を選んでるのは、他でもない、この私自身。 だから涙を流したって誰にも同情なんてされない。
いっそ誰かに全てを話せたらどんなに楽になれるのか、と思う。 けれど友達にこんなことを話して 友達を失うのが怖いんだ。
***
Aさんが前より格段に忙しくなって、なかなか会えない日が続いた。 私も残業が続き、2人でゆっくり飲めるのは暫く無理かなと思っていた。
『遅くまでお疲れ様です。お先に上がります。』
そうメールを打って勤務地のビルを出た。 21:30過ぎ。
メールは返ってこなくて、私の足は力が入らなかった。 私ばかりが会いたいと思ってしまうことには慣れているけど それでもやっぱり哀しくて仕方が無かった。 今夜、また眠れないのかと思うと、想像するのも嫌だった。
ふらふらした足取りで電車を乗り継ぐ。
乗換の東京駅に居ると突然Aさんから電話。
『今どこ? 今終わりました。30分だけ飲もう。』
幸せ過ぎて壊れそうだった。 世界が明るく見えてしまった。私って世界一のバカだよ。
たった30分でも会いたいと思ってくれるんだ、って嬉しかった。
でも結局それは、Aさんは"誰でもいいから飲みたかっただけ" だと分かったけれど。 でもそれでも、ほんのり嬉しかったんだ。
大衆居酒屋で飲んで、Aさんが最近観た映画の話を聞いたり 仕事のお客さんの話を聞いたり。
お店を出て駅に向かっていると
「はー…。。金曜日ははるかちゃんち行きたいなー。ていうかヤりたい。」
って。またどんだけ正直なんですか。 少しぐらいオブラートに包もうよ。。
Aさんは1枚だけグリーン宝くじを買ったらしく 「3億円当たる予定だから。そしたらはるかちゃん囲うね。笑」 などと言っていた。 この人はいつか刺されるんじゃないだろうか。汗
傷ついてもいいから。 私は今この人と一緒に居たい。
そう思って私は今を歩いているから。 どれだけ淋しくても、どれだけ泣いても、自己責任だよ。
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