キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2010年01月18日(月) |
キミのお母さんからの手紙。 |
私の好きな日記作家さんが言ってたように、 私もいつになったら、キミのことを忘れられるのだろう
別れたあの日から キミのことを思い出さない日なんてなくて いつだってキラキラの笑顔で 私の胸をにぎりつぶす。
そのとき鋭い音がしないように、 自分が酷く傷つくのを避けるために、 思考にストップをかけて、蓋をする。
そんなことが繰り返し続いて 私はそういうのが上手くなっていく。
キミのことを、いまでも想う。 遠い過去を、想う。
思い出は風化されるたびに美しくなって どんどん宝物になろうとする。 けど、その宝物を見るのが辛くて またそれを、心の奥底の箱にしまう。
思い出せば、いくらだって泣けるけど キミとの未来はもう無いんだろうなって どこかで思うんだ。
キミのお母さんが、メールをくれた。 「まだはるちゃんを忘れられません。」
私は、キミだけではなくて キミのお母さん、お父さんからも愛をたくさんもらいました。 それは絶対に忘れられなくて、苦しいよ。
いつになったら、忘れられるのだろう。 いつになったら。いつになったら。
キミは、もう私は幸せに生きてると思ってるかもしれない。 キミは、もう私はキミのこと忘れてると思ってるかもしれない。
でも現実はこんな自分だ。
今まで会ったどんな人より、キミは変わっていて、とても弱かったけど
今まで会ったどんな人より純粋で、ほんとうの優しさを持ってた。
今の彼と一緒に居るとき 何度もキミを思い出すけど
今選んだ道を、後悔はしてないよ。
ただ、キミの笑顔がずっと忘れられない。
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