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キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2009年09月28日(月) あなたの前だと素直になれない。



彼と付き合い始めて半年が経った。

半年経った丁度その日、彼に会う約束があった。
私は記念日に執着する性格ではないので、全然気に留めてなかった。
”半年記念”なんて、祝うなんて概念すら無し…。
それは、Jの影響もあると思う。
Jは私の誕生日さえ祝ってくれない人だったからなぁ。
でも、もうそんなことはどうでも良かった。



彼に会った瞬間、

「はい。これ。半年ありがとう。」

と白くて大きな包み紙を渡された。

とてもびっくりした。
まさかプレゼントを用意してくるとは…!
私、何にも用意してないよ…。


『こ、この男抜かりねぇ…!!』

と正直思いました。ごめんなさい。




彼がこういうことをするのは、
今までの女性経験の豊富さから来るんだろうなぁって
私は深く深く感じるのだった。
ひねくれ者だよね。
素直になれないんだ。


彼はこういう形式的なものを、とてもとても大事にする。
女性が、そういうことが好きだからなのだろう。
女性が好きなものを、全て熟知している。



私は彼のそんなところが、実はあまり好きではないんだけれど
そう感じるところもまた、ひねくれてるのかな。




優しさって何かな? って考える。
思いやりって何かな?って考える。



大事なのは、高価なプレゼントや甘い言葉じゃなくって
何か他の、もっと違うところにある気がしてしまって
でもそれを望む自分が、許せなくて。


望みすぎな自分を叱咤してみる。



いつも大事にしてくれてありがとう。
感謝の気持ちは忘れていないよ。










2009年09月19日(土) 予感はいつだって、リアルとは異なる。


先週末、彼が帰国した。
空港まで迎えに行った。
ドキドキしながら会った。


彼を見つけた瞬間、
「…あんなにかっこよかったっけ!?」
って正直思ってしまった自分が悔しい。
何だかすごくかっこよく思えた。


彼が居ない間、何故か彼の嫌なところばっかり思い出しては
なんだかとてつもない悪い男というイメージがついてたんだ。
だからかな。


でもやっぱりどう考えても悪い男のような気がするんだ。
でも好きなんだ。
だから自分で自分が許せないんだよ。


彼のマンションのエレベータに乗った瞬間
抱き寄せられてキスされた。
一ヶ月ぶりのキス。

やっぱり何だかとっても結局、ずるい男だ。



『私は騙されてる。』

そう思いながら、付き合い始めて、もう半年が経とうとしている。








2009年09月05日(土) もやもや。


1週間ぶりに、彼と電話。
彼は来週、日本に帰国する。

「はる、オレが居ないのに慣れちゃったでしょ?笑」

正直、そうなのかもしれない。
でもあなたのこと、いつも考えてるよ。
そしていつも、悩んでるよ。

彼が帰ってきてから、これからのことまた考えようと思う。



会いたいけど、好きだけど、何かが違う。
この違和感を、私の中で解決したい。


はるか |MAIL

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