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キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2009年08月30日(日) 過去の痛みと生きていく。


Jのお母さんの夢を見た。

私を本当の娘のように、可愛がってくれた、Jのお母さん。
あったかくて、優しくて、ちいさくて、可愛い。
私にとっては、聖母マリアのような。
そんな存在だった。

夢の中で彼女は、何だか怒っていた。

「あなたが居なくなってから、私の心は壊れてしまったの。」

そんなようなことを言っていた気がする。


全く関係のない、赤の他人の私を、いつだって大切にしてくれた。
あなたの笑顔を、Jと同じように、私は忘れることができず
今でも心の中で輝き続ける。

つい、彼女にメールをおくりたくなる。

「あなたの夢を見ました。」

「会いたいです。」

「大好きです。」

「かなしいです。」

「本当にごめんなさい。」


私がそう伝えることは、許されないことだ。
許されない、こと。





Jと別れて半年が経とうとしている。
私は新しい人と道を歩んでいる。


それなのに何故、いまだにJのことやJの家族のことで
何度も泣いたり、自分を許せなかったりするのか。
イチ君のことを本当に愛していたら、泣いたりしないんだろうか?

それとも誰もがこんな苦しみと一緒に
過去と生きているんだろうか。

教えて欲しい。




2009年08月29日(土) ぐらんぐらんと、揺れる。


同期に、イチ君と付き合ってることを言った。

すると、素直な意見は

「はるかと彼は、合わないと思う。」





私が実は心の中で感じていたことを、すらっと言われた。
びっくりした。どうしようかと思った。

どうすればいいのか、分からなくなった。


ここには書けなかった、多々ある今の彼との喧嘩は
私にとっては余りにもシビアで、
そしてそれが別れる理由になるには十分で、
更にどうしたらいいのか分からなくなる。


『あたし、騙されてんのかな。』

と何度も思う。

表面的な彼の優しさに、私、騙されてる?
ううん、そんなことない。自分で言い聞かせる。


私は多分、他人の「一番弱いところ」に敏感に反応してしまうみたいで
きっと彼の弱い部分を見てしまっていて
どうしようもなく、救いたいのだと思う。



女もバカなもんだ。
『私なら彼を救える。私しか彼を分かってあげられない。』
なんて、すぐに思ってしまうんだもの。



色々不安なことを考えては、ぐらぐらに揺れてしまうけれど
私は彼との道を行く。

今はその自分を信じるしかない。



2009年08月25日(火) 予感と今。


まだ今の彼と付き合っていなかった頃。
その当時、私はJと付き合っていた訳だけれど
Jとの関係はぎくしゃくしていて、
「別れようかどうしようか…。」と、常に悩んでいる時期でもあった。

今の彼と出会ったのは会社の研修だったけれど
何度目かにちゃんと話したとき、
「私はいつかこの人と付き合うのかもしれないな」
と思ったのを覚えている。

彼もそうだったらしい。
彼もその当時は彼女が居たんだけれど、
「いつかは、はると付き合うんじゃないかなって思ってたよ。」
と言ってた。


そういう直感みたいなものって、やはりあるんだろうか?


彼のことは、最初に会ったときから惹かれるものがあった。
そして、彼が私に惹かれていることも、正直分かってた。
そういうオーラが、お互い分かったんだと思う。

けれど、今本当にこうなっていることはやっぱり不思議で。

実際、予想と現実なんて違うから、
彼は至るところを私の前で取り繕っていたし、笑
付き合うまで少し騙された感じもあるんだけど…苦笑

でも私にとっては王子だ。
うん。そう思う。

紳士で、プライドが高くて、自分を偽っていて、
でも他人の話はよく聞いて、他人を大切にしてくれて、
優しくて、ときどき弱くて、一人で全てを抱え込んでしまう。

そんな私の王子だ。









2009年08月23日(日) スピードアップしてよ。


彼が海外に行って、1週間が経った。
まだ1週間しか経ってない…。
何だかとてつもなく長い1週間だった気がする。

彼が海外に行ってしまう前は、毎日一緒に居たから
たった1週間会っていないだけで、
もう何ヶ月も会っていないような錯覚に陥る。

もしくは、「本当に付き合ってたっけ?」って、思う。


それもそのはず。
国際電話は高いので電話はできないし、
お互い仕事で忙しいので、メールもあまりできない。


でも、彼の紳士的なところはやっぱり変わらなくて
”私が淋しくならないように”と
忙しい合間を縫ってメールを送ってくれているのが分かる。

彼は、女をどう扱えばいいのか、よく分かっているのだ。
『連絡は頻繁にしないと女は不安になり、不機嫌になる。』
ということを熟知してるんだろうなぁ…。


海外出張の1ヶ月の間、電話は我慢しようと思ってたんだけど
彼が
「週末は少しくらい電話しましょうか」
と言ってくれた。


さっき、電話がかかってきて
電話越しの声は、元気だった。

「早く帰ってきて、…って言いたいけど帰る日は決まってるもんね。
そんなこと言われても困るよね。」

「いや、そう言ってくれるのは嬉しいよ。」

「淋しいのは私だけだもんねー。笑」

「オレだって淋しいよ!笑」


なーんて言ってたけど、ほんとかな?

淋しいなぁ。早く帰ってきてくれないかな。

早く時間が経たないかなぁ。







2009年08月18日(火) 楽しみなメール。+追記。

海外出張先から、1日に数通だけ、彼がメールをくれる。
異国の地ですごく忙しいのに、、、ありがとう。
日本との時差は、マイナス6時間。

眠る前と、朝目が覚めたときに送ってくれてるみたい。

今の楽しみはそれしかないなぁ。。

頑張らないと!!

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Jと久しぶりにメールをした。
ちょっと言いたいことがあったので、自分から。

『きっと返事こないだろうなぁ。』って思ってたら
すぐに返って来た。

「はるの気持ち考えてなかった、ごめん。」って。

今までのことたくさん思い出して、
また涙がボロボロ、ボロボロ流れてきて止まらなくなった。

Jとの思い出は、楽しいことしか もう思い出せない。
笑顔しか、思い出せない。
2人でふざけて踊った思い出ばかり、思い出すよ。

彼が居ないときに限って、
こんな風に思ってしまうから余計にダメだ。



J、ごめんね。
本当にごめんね。

ずっとずっと忘れない。
もう戻れないけど、ずっと忘れない。

私は、上書き保存なんてできないよ。








2009年08月17日(月) 問いかけの答えは。


Jと別れてから、もう何ヶ月も経つというのに
私はちっとも忘れられない。
自分から別れを告げたのにね。
…自分から告げたから?

Jの言葉や笑顔がぽつぽつと浮かんでは消える。
私の心を幾度となく捉える。


でも、だからと言って、元に戻りたい訳じゃない。


『今一番誰に会いたい?』


そう自分に問いかけたとき、
浮かんできたのは今の彼だった。
貴方だった。


会いたいよ。淋しいよ。
今すぐに帰ってきて欲しいよ。

淋しいよ。

淋しいよ。




2009年08月15日(土) あなたを思ってはいけない一ヶ月。


なんとか彼とは持ち直し。
それなりに仲良くやっている。

そう言えば先月、彼が酔って帰ってきたとき
「はる、俺の一番の理解者になって。」
なんて言っていたけど、あれは本心なのかな。
酒飲みの戯言はどこまで信じていいのかわかんないなぁ。

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彼が仕事で海外に旅立った。
1ヶ月、淋しいと思うのを我慢しなければいけない。

遠距離恋愛をしていた頃を思い出す。
1ヶ月会えないなんて、当たり前だったあの頃のこと。
ぼんやりと、けれど所々くっきりと思い出す。


飛行機の見送りができなかったので
彼が飛行機に乗る前、電話をした。


彼は、女の子にどうしてあげたら喜ぶのか、
全てを知っている気がする。
だから、「愛してる」と言うタイミングも知ってる。

今日はきっと甘い言葉を言ってくれるんだろうなぁと
私は淡い期待を抱いていた。

すると彼は最後にやっぱり言ってくれた。

「じゃぁ行って来るね。はる、愛してるよ。」



その瞬間、その言葉だけで嬉しくなってしまう私が悔しい。
この人、もしかしたら外国人なんじゃないかなぁと思うくらい
すごくキザな言葉を淡々と話すんだよね…なぜに?汗
でもそれが似合うから更に悔しい。


「帰国したら冷えた心をあっためてね。一晩中。笑」

この人は何でこんなにエロいかなぁ…。(とおいめ)


待ってるから早く帰ってきて。








数日前、あなたが
「帰ってきたら2人で暮らす準備しようね。」
って言ってた。



ほんとにそうなるのかな?
その未来に、私はどう踏み込むんだろう?

来年の私、何してる?


2009年08月02日(日) 大喧嘩など。


彼とは、あまり上手くいってません。

どうしても、彼の一言一言を素直に受け止められなくて
卑屈な返答をしてしまう。
それに対して彼もまた上手な言葉を言い放つ。


先日も、そして昨日も、大喧嘩をした。



昨日は、喧嘩になったときに彼が
「(はるが)○○さん(友達の彼女さん)だったらこんな風にならないのにな…」
なんて一言を言った。

彼の親友の彼女と比較されたのだ。
とてもショックだった。






もう無理って思ったらお終いだけど
こんな困難、きっと誰と付き合ったってぶち当たるものなのだ。
きっと。

上手くいかないな。
当たり前か。




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