キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2008年09月25日(木) |
騙されない、と誓いたい。 |
同期の彼から電話がかかってきた。
「同期の彼」ていうとなんか変だな…。 (付き合ってるみたいにも聞こえる。笑) 名前で言おう。 イチ君(仮)にします。
うん。
イチ君から電話がかかってきた。
『金曜日空いてるなら一部の同期を集めて飲もうー』って。
普通のテンションで電話に出たつもりだったのに 『もしかしてはる寝てた?笑』 と言われてしまった。 声が眠そうだったらしい。 私は話すのが基本的にゆーっくりなので、眠そうとか ほわほわしてるとか、勘違い(?)されることが多い。
電話で同期のクラス飲みの話にもなった。 これも来月行われるらしい。 イチ君とはそもそも、研修のクラスが一緒で友達になったんだった。
『はるは行く?』
『うーん、考え中。(飲み会が苦手なのです、いまだに。) イチ君は?』
『・・・はるは?』
イチ君はいつもそうやって質問をはぐらかす。
『イチ君さ、いっつも質問答えてくれないよね。笑』
『・・・そんなことないよ!』 (絶対そんなことあるし。)
『それでイチ君はどうするの?』
『うーん、はるが行くなら行こうかな。』
なんじゃそりゃ! 絶対嘘だ。 てか、そういう嘘は、きっと何人もにつける嘘なんだよ。
いまだにイチ君は分からない。 多分、イチ君は基本的に女の子が好きなんだと思う。 でも、そういう素振りを絶対に見せないし、 女たらしな訳じゃないし、謙虚だし、賢いし…うーん。 もしかして究極の詐欺師か?? 深読みしすぎか。
イチ君は本当にいい人だとは思う。 歳も2つ上だし、お兄ちゃんみたいな。
でもイチ君の考えてることが分からない。
私をどうしたいのか。
多分、『「女と飲みたいなー」ってときに適当に呼び出せそうな女』 っていう位置づけなんだろうな。
騙されないようにしないと。。 堕ちないとか言っといて堕ちたらどうしよ。いや、ないけど。 彼は紳士だし、結婚相手には良いかもしれないけど きっと浮気される。うん、浮気される自信あるよ。(なんだそりゃ)
むしろ私が騙してみようか?
----- いや、そんな外見も技も持ってないや。
疲れて眠っていた25:34 キミからの着信。
寝ぼけた頭でも、条件反射で電話を取る。
『はる、寝てた?』
遠くてキミの声が聞こえた。
『明日から忙しいから、と思って。(今日電話したよ。)』
キミは変わったよね。 前は忙しい時はいつだって放置されてた。 何日だって連絡を取ってくれなかった。
『はるが愛しいなぁー。』
甘すぎるキミの声を聞くと、いつも、いつだって これは現実だろうかって確認してしまうよ。
キミもすごく眠たそうだったので、早めに電話を切った。
Jの顔、手、腕、すべてが今ここにはなくて この世界にほんとにJが居るのかなって思うときがある。 でも本当にJは居るのかなって確認できるのは やっぱり電話やメールしかなくて 心でいくらJを想っても、想うだけでは補えないものがあるんだよ。 だからちゃんと、声を聴かなきゃダメだって思う。
同期の彼と飲んでから、いろんな場面でJと比較してしまう。 同期の彼は、私の傘をわざわざ開いて渡してくれたり デザートをいつの間にか頼んでくれていたりと 抜け目がないほどの紳士だけれど。 一番大事な事が欠けてた。 それは誰かを想う一途な気持ちだったんだと思う。 彼女が居るのなら、その人を一途に想っていて欲しかった。 彼女でもない女(私)に、そこまで優しくして欲しくなかった。
Jに対しては、『ほんとに私のことだけ想ってくれてるんだ』 って実感できるときが度々ある。 遠距離だから、いくらだって嘘はつけるし浮気だってできると思うけど Jはそんなことしないって、私はどこかで強く信じていられる。 これが信頼というものなのかな。 本当にJが浮気してるかどうかは分からないけどね。
キミが今ここに居てくれればいいのに。 ぎゅーって抱きしめてもらってJの胸に顔をうずめて Jが居るんだーって思いながらJの匂いを実感したい。
キミも私も、ずっと一途でいられますように。
同期の彼と飲みに行った結果。 私の予想とは違う結果になった。
私は彼に堕ちなかった。 絶対堕ちてしまうと思っていたのに。
仕事が終わって銀座で待ち合わせをした。 彼は本当にお洒落なイタリアンを予約してくれていて 始終、彼は紳士だった。
そして、海外研修のときのお土産をくれた。 「はるだけに特別に買ってきたんだよ。」 って。 なんで私が特別なの? あなたには彼女が居るんでしょ? そんな事言っていいの? 複雑すぎる。 だって、私がもし彼の彼女だとしたら許せないもん。 こんなの許せるはずない。
どんなにお洒落なお店に連れて行ってくれたって どんなに気を遣ってくれたって どんなに紳士で居てくれたって どんなに優しくしてくれたって、ダメだった。 私がずっと欲しかったものを、彼は持っていたような気がしたのに 彼と居るのは息苦しかった。
多分、ただ単にそれは慣れの問題かもしれない。 けどそれでも、私はJが好きなんだなぁって思った。
Jは別に、お洒落なお店なんて連れて行ってくれないし お祝いにお店を予約してくれるとかありえないし 美味しい料理をご馳走してくれる訳でもない。
でもそういうのって大して重要じゃないのかもって 同期の彼と居て思った。
同期の彼は、心を見せない。 私と似てるのかもしれない。人が怖いのかもしれない。
でもJは素直だから、初めて会ったときから ずっと本音で、私に接してくれた。 騙されてるかもしれないけど、私だけを見てくれた。 彼なりに、本当に彼なりにだけど大切にしてくれてた。
J以外の人をまだ愛することができない自分に嫌気がさすときだってあるけど それでいいのかもなって思った。 先の見えない遠距離でもまだいいのかなって思えた。
ねぇ、J。 キミを想うのはせつなくて哀しいときもあるけど それ以上を上回る嬉しさや楽しさや幸せをキミはくれるから だからまだキミから離れられないよ。
明日は、気になる同期の彼と会う。
メールが来た。 「イタリアンのお店予約したよ。」 って。
えー!? びっくりした。 軽くどっかで飲むくらいだと思ってたから。 やっぱり彼は抜け目がないな…と思う。 一応同期だけど、2つ年上だし凄く落ち着いてる。
てか…イタリアンの店予約とか…えーと… いろんなテーブルマナーとか知りませんけど。汗 あ、フランス料理じゃないからいいのか? えーんもうよく分かんないよー緊張する。涙
でも彼がイタリアンを選んだ理由は分かってる。 それは以前、彼に 「はるはどんな食べ物が好きなの?」 と聞かれ 「お寿司、甘いもの、イタリアン・・・パスタとか。」 って言ったような気がするから。
あと、前に飲み会があったとき彼も一緒に居て 私がカクテルや日本酒などより、ワインを好んで飲んでいたから。 (別にワインが格別好きとかそういう訳ではないのだけれど…そのときたまたま。)
彼はほんとに人をよく見てる。
私は彼がお酒好きなことを知っていたから、 『イタリアンのお店なんてお酒飲めないんじゃないかな・・・』 と思い、 「イタリアンのお店でいいの??日本酒とか焼酎じゃなくていいの?」 とメールしたら、
「ワインも大好きだから大丈夫だよ。」って。 どんだけいい人やねん…逆に怖い。(またか)
とりあえず、2人で飲めるのは最初で最後だと思うから とりあえず楽しんでこよう。
彼に堕ちてしまったら、それまでだ。
ねぇ、J。 私は最低なの?
2008年09月15日(月) |
すきなひと、ふたり。 |
どうしていいか、正直分からない。 ややこしいことになった。
簡潔に言うと、気になる人ができた。
同じ会社の同期で、この上なくいい人。 あの人の成分は全部理性から出来てるんじゃないか? って思うくらい。 謙虚で優しくて賢い。 そして女の子の話を、よく聴く。 自分の話ばかりをしない。 優しすぎて、正直怖いくらいだ。
でもダメなんだ。 彼には大切な彼女がいる。
そもそも。 私だって大切なJがいる。 Jが好きだよ? 恋から愛に変わるくらい。 いつだって、Jに会いたい気持ちは変わらない。
けれど彼が気になる。 勤務地が違うから会社で会うことはないけれど、 たまに会える機会があると 彼は「はる。」と優しく私を呼ぶ。 瞬間、私はドキドキして笑顔になる。
彼は前に言った。 「はるの彼氏は幸せだね。」って。 いや、私から言わせると 「あなたの彼女は幸せだね。」ですが。
彼があまりにも私に優しいので、少し怖い。 だって、彼女でもない女にこんなに優しくしていいのか?? ってくらいに優しい。 小さな気遣いはもちろん、彼が遠出をしたらお土産を買ってきてくれる。 なんで? ただの会社の同期にそんな優しくして大丈夫? 私が彼の彼女だったら、周りの女の子にそんなに優しくしていたら 正直めっちゃ嫌なんだけども…。なんか、複雑な心境だ。
彼に会いたいと言う気持ちが日に日に大きくなる。 でも、どうしようもない。どうにもできない。
けれど、(たぶん)2人で会うことになった。 「お土産渡したいから、今度の金曜日会えない?」 と言われた。 断る理由が、私には無い。 あなたには彼女が居るのに、いいんだろうか。 私にはJが居るのに、いいんだろうか。 ただの友達だったら良いけど、私は彼が気になってる。 好きになってしまいそうで怖いんだ。
Jと彼は、なんだか種類が違う。 Jは本能で生きてる感じ。 同期の彼は理性で生きてる感じ。 私も後者に近いから、惹かれてしまうのかな。 でも、本能で生きるJのことも、ほんとに好きなの。 Jには何も隠していないし、Jのことが愛しい。 その気持ちは変わってない。
でももし、幸せになる道を選ぶのならば 同期の彼と生きることなのかもしれない。 いや、私にはまだ何も分からないけれど。 だってほんとに、同期の彼は優しすぎて怖い。 色んな女の子に優しすぎて。 私、何か騙されてるのかな。そうかも。
好きになってはダメだ。 でも、会いたいという気持ちがどんどん大きくなってる。
どうか一過性のものでありますように。 どうしていいか分からないから。
2008年09月10日(水) |
仕事に没頭して忘れられたらいいのに。 |
私はまだ ゆらゆらしています。
愛と欲望のジレンマが辛すぎる。
愛=Jのことを思いやること。求めすぎないこと。
欲望=もっとかまってほしい、愛して欲しい、と思うこと。
この先誰と付き合ったとしてもこのジレンマからは逃げられないのかな。 このジレンマと付き合っていく自信、私にあるんだろうか?
最高なのは、このジレンマをほどいてくれる人と付き合うことだよね、きっと。 そんなことあるのかな。 誰かに教えて欲しい。
キミに会えなくて淋しいです。 そして淋しいのは私だけなんだろうなと思うことが 何よりも淋しいです。
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メールを下さった優しい方々へ: お返事が書けず申し訳ありません。 もう少し待っていただけると嬉しいです。
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