enpitu



キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
indexbacknext


2008年06月27日(金) キミの変化。


最近君が変わってきた。
電話をしてくれるようになった。
前は、自分からは殆どしてくれない人だった。


私も何だか変わった。

連絡をしなくても 連絡がこなくても
何故か平気になった。
自分を保てるようになった。
泣く頻度も、明らかに減った。
なによりも、前のように「別れたい」と思うことがなくなった。




今日、君から電話が来た。

「はるちゃんー。。」

君は酔ってた。
相当酔ってたみたいだ。
飲み会の後の、駅のホーム。
また君の居る街の音が聴こえた。
懐かしい音。


「はるちゃん。。大好き。。
 ねー、はるは?」

珍しい君に、私は答える。
大好きだよ、 と。

愛しい君を抱きしめて、髪を撫でて、おでこにキスをしたい。
世間的に見たらかなり変わっている君のことを、
こんなにかわいく思えるのは きっとこの世であたしだけなの。
君も変だけど、私も変なんだ。


「『ずっと友達でいてください。』ってメールしたときのこと覚えてる?」

覚えてるよ。
まだ付き合う前のことだった。
あのメールから、私達はまわりはじめたんだ。


「付き合った記念日いつだっけ?」


今まで記念日に無頓着だった君が、どしたの?
でも純粋に嬉しいよ。


「電車来ちゃった。。はる、もう寝ちゃう?
 オレが家に帰ったらもう寝てるかな?
 声聴きたいから また電話するね」


酔ってる君は甘すぎた。

どこか、おかしいくらいに。










2008年06月21日(土) もうすぐ3年目だね。


君の笑顔
君の手
君の音楽
君の声

忘れられなくてここに居る。
私より一つ年下の君が、その手が、
私の頭を優しく撫でる。
はる、と私を呼ぶ。

君と恋人になってから 3度目の夏がやってくる。

2年前の夏をよく思い出すよ。
初めて君が私のところに来たこと。
初めて手を繋いだときのこと。
初めてのはぐも、涙も全部。
私はちゃんと覚えてる。
君は思い出をすぐに忘れてしまうけど。
私はちゃんと、ちゃんと思い出せる。

 


2008年06月17日(火)

日記を書くのがつらい。
自分の混沌とした気持ち(だと勝手に思っているもの)を整理して言葉にすると
どれもこれもが陳腐な現実となって私に襲い掛かるから、
かもしれない。
私は何故こんなに不安なんだろう。


先日、またJと喧嘩をした。
喧嘩と言っても、また私が泣くだけなんだけれど。
「この先もずっと不安なのかと思うといやだ。」というと
「なんで今から先のことも考えるの?」と言うJ。

先のことを考えるのがそんなにおかしいこと?
普通のことじゃないの?
未来のこと考えるのはおかしい?

このままじゃ未来は暗いんだって思ったら
今ある現実を変えなきゃって思うのは当然のことなのに。
Jはそれを理解しようとはしない。
理解しようとしれくれたとしても、多分、理解できないんだと思う。


Jの就職が完全に決まって、すごくめでたいことなのに
心から喜べなかった。
そんな自分が哀しくて、嫌だった。
恋人だったら心から喜んであげたいのに。
Jだって喜んでもらいたいだろうに。

メールで無理して「おめでとう」って打った。
感情のこもってない文字を送信した。

私がJと友達だったら、心から喜べたのにな。
そう思う。


私の方が明らかに Jのことを好きなのに
私はJとの結婚は望めない。今は。

Jの方が明らかに 私のことを想っていないのに
Jは私との結婚を望んでいる、きっと。


私は今の会社を当分辞めるつもりはないし、
Jも就職したら会社を当分辞めないだろう。

それならあと何年遠距離なんだろう?
途方に暮れた。

純粋にJを想う気持ちはどこに行ってしまったんだろう。


自分の気持ちが分からない。
自分の状況がよく分からない。

 


2008年06月12日(木) いつものコドク。


会いたいと思うのは自分だけ。
電話をしたいと思うのは自分だけ。
淋しいのは自分だけ。
結局、1人だった。

本当はそうじゃないかもしれない。
Jも、時には会いたいと思ってくれてるのかもしれない。
でも、私はそう強く信じられない。


先週末にJに会った。
幸せだったけれど、最後はやっぱり哀しかった。
また離れることも淋しいけれど、でも一番哀しいのは
また会えなくなってしまうというのに、Jが哀しそうな顔をしないこと。
Jは私と会えなくても全然平気なんだねー、と思うと
いつものようにやりきれない気持ちになった。

新幹線に乗っても、メールは一通も来ない。
私はいつだって、想う側なのかな。
淋しいのが自分だけだってことが、哀しすぎて
家に帰って また泣いた。またもや自分が惨めになった。
想ってばかりの恋愛は、正直つらい。
ましてや遠距離なんて、辛すぎる。

でも、Jと会ったとき、Jは私を抱きしめながら
不安そうな顔で 「はる、ほんとに幸せ?」と聞いてきた。
「だいすきだよ。」と言ってくれた。
愛されてるなぁ、と実感できるのはこういう瞬間で
離れてしまうとすぐに不安に襲われる。


家に帰ってから眠る前に、電話をした。
さみしい、なんて言いたくなかったけれど、言ってしまった。
君は「また会えるよ。」と、言った。

私は そんな言葉が聞きたいんじゃないんだよ。


私は幸せなはずなのに 幸せだと感じられない。
私が幸せだと感じられないのなら、それは幸せではないのだ。
客観的に私を見てくれる人が、たとえ「君は幸せだ」と言ってくれたとしても。


恋愛なんてこりごりだ。傷つくことも、もう疲れた。
王子様なんて現れる訳がない。
だって私はお姫様じゃないもの。


 


2008年06月05日(木) 君の中にうずまりたい。


珍しいことに、君からの着信履歴。
かけ直すと、君は眠たそうな声だった。
「ごめんね、寝てた?」
「んー…んー…ねむいー。。」

どうやら起こしてしまったようだ。
「はるちゃん。だいすきー。」
君が言う。

この幸せを信じていい?
明日君に会いにいくよ。

 


2008年06月04日(水) 会いに行くよ。


昨日、夜Jに電話をしたけれど案の定出なくて、
「きっと寝ちゃったんだろうなぁ」と思って私も眠った。

すると今日の朝6時前に電話がかかってきた
「はるちゃん朝だよー。」
Jは、私が毎朝起きる時間を知っている。
着信履歴を残していたこともあり、電話をかけてきてくれた。

最近お互いすれ違っていて、ゆっくり話ができていなかった。
Jは最近のことや就活のことを主に話してくれた。
私は、彼が自分のことを話すときの声がたまらなく好きだ。
Jはとても良い声をしてる。と、私は思う。

Jが
「はるちゃんと暮らしたら・・・」なんて話をした。
Jはもう、将来私と住むという未来像があるんだろうなぁ。
私にとってそれはとても嬉しいことなんだけれど
私は素直に喜べないところがある。

だってもし私とJが一緒に暮らすことになったら
私は今の会社を辞めているのだと思う。
だってJは東京に来る予定は今の所全くないのだから。
どうなるんだろう、私達。


君のことが好きだよ。
まるで家族のように 私は君を愛しています。

「今週末来てね?」と 私に言うその声が
また今日も私を軽くしてくれるのです。

今週末、君に会いに行きます。

 


2008年06月03日(火) 消えない不安。


結局 求めてるのは自分だけなのかぁ。
そう思うと哀しくなってしまうけど、君はだいぶ変わってくれたよ。
そう思う。
電話も、わりと出てくれるようになった。
不在着信を残したら、わりとかけ直してくれるようになった。
わりと、ね。

この恋愛を、もう何度止めようと思ったか。
自分が惨めで、どんどん自信がなくなって、私ばかりが求めて。
別れる、と何度も何度も泣いて、君を困らせた。

「わかれたい」とほのめかすと、君は決まって
「いやだ。」と言った。言ってくれた。
「はるじゃないとダメ。」と言った。
ただそれだけが、私を今まで生かしてくれた。

君が「そっか、じゃぁ別れようか。」と言ったとしたら
もうとっくに関係は切れてるんだろうね。


君は努力してくれてる。
でも私はもっともっと欲しがってしまう。
足りない、足りない、と。

私は 私を変えることを諦めてしまった。
頑張るのが辛くなってしまったから。
Jには変わって欲しいと望みながら。
自分ってひどいなぁ。


これ以上大人になりたくない
だって大人になるほど荷物がどんどん増えて
誰かのこと 助けられなくなる。

私 このままずっと遠距離しながら仕事して
それからどうなるんだろう

見えなくて 何も見えなくて
ただ不安になる。


「恐怖は一時的なもの ただし不安には期限が無い」

どこかの本で
そんな一文を見た。





はるか |MAIL

My追加
エンピツ