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キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2006年10月31日(火) 悔しい想い。


暇は人間をダメにする。
考える時間を持つと私はダメになる。

だからもっともっと忙しくなって、
Jよりももっと忙しくなって
恋愛の事を考える暇なんてなくなればいい。

そうすれば不安もなくなるかな。
今Jより何倍も不安だ。
自分ばかり哀しくなったり不安になったりして、悔しくなる。
多分それが恋愛だ。
片想いでも両想いでも。


2006年10月30日(月) 幸せが怖い。

急に時間ができたので、彼が私のところまで逢いにきてくれた。
普段会えない分、会えたときの喜びはかなり大きい。
気がつくと私はどんどん彼に惹かれて、どんどん好きになって愛しくなって、
失ったらどうしようと不安でたまらなくなる。

ふと姉を思いだす。
先日も書いたけれど、姉はひどいフラれ方をした。
3年間以上付き合っていた大好きな彼にいきなり意味不明な別れを告げられ、
その上逆ギレ・・・。
恋愛はこういう事があってもおかしくないけれど、
今私が彼に同じことをされたらと考えると恐怖だ。

思い出が重なると、別れたときのショックは大きい。
一緒に過ごした時間がそのまま、傷の深さになる気がする。

お揃いのアクセサリー、誕生日にもらった指輪、
一緒に行った映画や遊園地や近所のスパゲティー屋さん
美味しいと言って食べてくれたカレー、チャーハン、

そういう全てのものに思い出が詰まって、それを見たり思い出したりするだけで泣きたくなったりしないだろうか?
そういうことを想像するのは一番辛い。
未来が分からなくて辛い。

いつか彼が私と違う人を好きになって、その彼女と私を比べるとき
少しでも私を愛しいと思ってもらえるように生きていきたい。

そんなこと考えてる私って、一体どれだけ根暗なんだ・・・。
Jのこと信じてない訳ではないけれど不安だ。
結局のところ、私はきっと「好き」の温度差を感じているんだ。
私の方が、彼を好きみたいだ。







2006年10月25日(水) 抜け出せない。


Jとは相変わらずの遠距離恋愛。
会えないのはとても哀しいけれど、耐えていける。

けれど、最近は恋愛以外が全く上手くいかない。
どうにも空回っている気がする。
どんなに頑張っても、何も反応が起こらないような気がして途方に暮れてしまう。
そしてふと心を休めると、その間に事件が起こったりして
私はまた私を責めるしかなくなる。
反省するしかない。

どうすれば上手くいくのだろう。
弱音を吐いてもどうしようも無いと分かっていながらも
泣きたくてたまらない状況から、抜け出せないでいる。
とても辛い。

誰にどうこうしてもらうとかじゃなくて
自分で努力するしかない。



2006年10月21日(土) 遠い国へ。

蓮が、今度はイタリアに行くらしい。
来年の春あたりかな?
びっくりだ。

冬に蓮と会えるか分からないけど、
「頑張ってね」くらいは言えるといいな。
蓮は孤独だから、いつまでも友達で居たい。

ねぇ蓮、今頃だけど、蓮が言ってた
「早く彼氏作れよ」の約束を
やっと果たせました。
君は驚くでしょう。


2006年10月19日(木) 友の言葉。

私と同じように、ネットで出会った人と遠距離恋愛をしていた友人がいる。
その友人が、前回の日記を読んでメールをくれた。

その中で友人が
『出会ったのがネットじゃなくても、好きになってたと思う』
と言っていて、
あぁそうだなぁ、と心底思った。
もちろん、実際にネットではなくあくまで普通の形で出会っていたとしたら、恋に落ちるにきまっているなんて言えないけれど。
でも、普通の出会い方でもJのことが好きになってたと思う。
(第一印象は悪そうだけど・・・。笑)


もしネット以外でJと出会っていたら。
例えば学校で。高校で。大学で。
私はJの1つ先輩で、名前に「さん」付けなんかされて呼ばれていたんだろうか。
私はJの名字を「君」付けで呼んでいたんだろうか。
そんな事を考える。





素敵なことを考えてみよう。
(妄想に近い気もするけど。)
運命なんて信じないけど、もし私と彼が結ばれることが決まっていて
でも距離は遠くて、普通には出会えない。
そこで(信じてないけど)神様がネットを通じて糸を繋げてくれた。


なんてなぁ・・・こんなこと思い込んではいないけど
そんな風だったらいいのになぁ。

なんだか頭が壊れてる人みたいになってる。
このへんでやめよう。





2006年10月15日(日) 今更ながらの告白。長いです・・・。



本当に今更ながらに言う自分も何だろうと思うけれど、
私とJとの最初の出会いは、ネット上だった。
今からもう、5年以上も前のことだ。

私は或る日、Jとチャットで少しだけ話をした。
そして去り際に、Jは自分のHPのアドレスを教えてくれた。
そのチャットでのJの印象は、
「素直で可愛くて、話にひきこまれてしまうようなコだなぁ。」
という感じだった。

JはHPで自分の作品(詳しくは言えないけれど)を紹介していた。
その頃、私はその分野にとても興味があったこともあり、
最初は特に興味を持たなかったHPもしっかり見るようになった。
当時Jは15歳だったけれど、彼はその時からその才能に秀でていた。
私は心から「この人はすごい。」と思った。
そして同時に、彼の作品を心から好きになった。
その頃は勿論、彼に対して恋愛感情などなかった。
けれど、彼は絶対に私の手の届かない人であって、
私がいつまでも追いかけることになるような友情関係だろうなという事をぼんやりと感じていた。

私は彼のファンになった。
そして、たまにPCでメールのやりとりをした。
その頃Jはまだ携帯電話を持っていなかった。

何年か過ぎた。
その間も、ごくたまにメールのやりとりをしていた気がする。
けれど、お互い
「ネット上で出会った、たまたま気の合う面白い人」
くらいにしか思っていなかったと思う。

私はある日、夢を見た。
私が、高校2年生か3年生の頃だ。
夢に、会ったこともないJが出てきた。
しかも年齢はかなり上。
声も聴いたこともないし、会ったこともないのに、Jが夢に出てきた。

私はJにメールをした。
「不思議なことに、夢にJがでてきたよ。しかもオジサンでした。笑」
というような内容を送った。
それに対してJは、いつものように面白いメールを返してくれた。
私はいつまで経っても、Jのファンだった。


私は大学生になった。
部屋で好きなだけインターネットができる環境になった私は
Jとメッセで話す機会が物凄く多くなった。
Jと話すのが楽しくて、会話をし始めると夜中の3時過ぎまで起きていた。
ただの文字のやりとりなのに、私はどんどん彼に惹かれて行った。
それと同時に自分を責めた。馬鹿だ馬鹿だ、と。
「どんなにJを思っても、彼は私の事を好きになるほど愚かじゃない。
こんな、ただネットでだけ繋がっている人間を好きになるわけがない。
だから諦めるしかない。」
ただ、それだけを思っていた。

けれど彼が好きだった。
顔も声も知らないのに。
彼の言葉が私の頭を駆け巡る。馬鹿みたいに。
私は1年間、彼に告白することを我慢していた。
大学に入ってからは、Jとのメールは携帯電話でやりとりしていた。
携帯電話から、Jの着信音が聞こえるたびに私は喜んだ。
そしてまた馬鹿だと自分を責めた。
孤独だと分かっていながらも、私は現実世界でJ以外の人を好きになることはできなかった。

そして去年の4月、私はJにうっかり告白をしてしまった。
言わずにはいられなかった。
返ってきた返事は「ありがとう。ごめんなさい。」
早朝、そのメールを見た私は素直に泣いて、素直に納得した。
私は、本の少しだけ何かに期待していたのかもしれない。
でもそのとき、Jと付き合いたいだとか、そういうことは考えていなくて
ただ気持ちを伝えたかった。
ただ、それだけだった。
それしかできなかった。


彼は、私が告白するまで私の気持ちなんて勿論知らなかった。
だから、それからの彼の態度は少し変化した。
それが哀しくて、私はJにメールを送らないと決めた。
メッセにも入らないと決めた。


けれど、Jは携帯電話に普通にメールをくれた。
Jはその頃、専門学校に入学したてで不安定だったこともあり
私は励ましの言葉を送ったり、何気ないメールのやりとりをした。
私はその中で、Jを諦めようとしていた。
だからと言って、私に告白してきた畑先輩と付き合うだとか、
淋しいから、誰でもいいから付き合うという事はできなかったし、しなかった。
蓮のことも好きだったけれど、果てしない遠距離なので
あまり考えないことにした。


私はまた決めた。
「今からまだ1年経ってもJが好きだったら、もう一度ちゃんと言って、
きっぱりふられて、新しい恋をしよう。」
と。

それからの日々は、Jを忘れたいと願いながらも
メールの返事に一喜一憂する毎日だった。
毎日、「諦めよう、Jから離れよう」と思っていたので、
もう今年の初めあたりは、蓮の方に気持ちが傾いていたし
Jのことはきっぱり諦めるつもりだった。

また1年が過ぎた。
私のJへの感情は、殆ど友情に近くなっていた。
というか、無理矢理そう思い込んでいた。

そしてJからメールが届く。
「こんなこと言って嫌われても仕方が無いと思うけど、
ずっと友達で居て欲しい。」

何だか矛盾したメールだと思った。
でも「友達」って書いてあったから、やっぱり友達止まりなのだと何処かで納得していた。

Jはその頃、私からのメールが少なくなっていたことに対して不安を感じていたらしい。
だって私は、Jの事を忘れようと思って、メールの数も少なくしていたのだから。

それからまたPCで長いメールのやりとりをし始めた。
その中でJは、
「もしはるかさんが居なかったら、僕は作品を作り続けていくことができません。」と書いていた。

正直、凄く嬉しかったけれど
私を「友」として求めているのか「女」として求めているのか分からなかった。
けれど、Jが私の事を人間として好いていてくれることが分かった。
私は閉ざしていた扉を開けてしまった。
私の、Jに対する好きという感情が戻ってきてしまった。


そして、やっと電話をするようになった。
5年間も文字をやりとりしていて、やっと初めて声を聴いた。
確か、今年の7月だ。
彼はとても優しい声で私の名前を呼んだ。
まだ、私のことを本名では呼んでいなかったけれど、
その呼ぶ声が好きだった。

そして、お互いに好きだということが分かったので、今に至るという訳である。

電話するようになって聞いたことだけれど、
Jは、私が彼に告白をしてから、私の事を好きになっていってくれたようで、
何だか不思議だ。文字でしかお互い知らないのに。
最初私が告白したときは、
「嬉しかったけど、『なんで?』って気持ちの方が大きかった」
と思ったと言っていた。



こう書いてみると色々な事があって今に至るけれど、
例えば会話で
「彼氏いるの?」
「うん」
「へー、どこで出会ったの?」
「インターネット」
なんて事は私はすぐに言えない。

出会った場所が「ネット」というだけで、全ての人はそれに対して嫌悪感を痛くことを、すごく理解できるからだ。
だから、親にも言えないし、友達にもごく限られた人にしかこの事実は言っていない。
いちいち説明して、理解してもらえなかったら哀しいというのが一番にあるのだと思う。
「別にネットで出会ったとか言っても軽蔑なんてしないよ」
と言われたとしても、何処かで
「薄っぺらい出会いと関係だね」
なんて思われてる気がしてならないのだ。
私はそういう、とても嫌味な人間なのだ。





永遠なんて信じてない。
環境は常に変化するし、人の心も変化する。
だから私にとってJはこれから出会う男の1人なのか、
これからも一緒に居られる大切な人になるのかも、何もかも分からない。
ただ今を、生きるだけ。
後悔のないように。
ただそれだけだ。



もし、こんな日記を毎回読んで下さっている人が居たとしたら
本当にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願いします。

(たいしたことは書いてませんが・・・汗)








2006年10月14日(土) 19才。

スガシカオの「19才」を聞いたり、PVを見たりすると
「19才って若いなぁ…」なんて思う。

19才という響きは実に良い響きだ。
私は19才を大分前に通り過ぎた気がするけれど、
あれからまだ2年も経っていない。
(つまり、あと少しで21歳なのだけれど。)

今Jは19才で、若いなぁなんて思ってしまう。
Jが20歳になって、私も21歳になったら
特に「若いなー」なんて思わないだろうに・・・。


Jが昔の彼女の事を話したり、彼女の名前を呼ぶたびに
嫉妬してしまう私は子どもだろうか。
大人なら嫉妬はしないんだろうか。

「君の過去に嫉妬なんかしない。
君を取り巻いていた過去の全てのものが、
今の君を作り上げたんだから」


なんて、そんな漫画にあった台詞を私は使えない。
嫉妬したときは、Jに背を向けて静かに眠る。
悔しい想いは伝わらない。
彼はずるい、と私はまた思う。

比較せずに生きられたらいいのに。
「むかしといま、どっちがしあわせ?」
そんなこと聞けないなぁ。


とりあえず今幸せに生きられたら比較なんていらないな。





2006年10月09日(月) 連休。


姉が恋人にとても酷いフラれ方をした。
3年以上も付き合っていながら、最後は散々だったということで、かなり傷は深そうだ。
どうして男と女がダメになったとき、修復不可能な事態にまでなるのだろう。
友情なら、そういう事は滅多にない気がする。
近づきすぎると、それだけ痛みが多いんだろう。


姉はとてもショックを受け、睡眠薬が無いとしっかり眠れなくなってしまった。
一人で居るのが嫌だといい、電車で4時間かけて私のところに泊まりに来た。
私は授業があったので学校に行かなくてはいけなかったので、夜家に帰ると姉が一人で泣いていた。

「とりあえず元気を出すには何か食べないとね」
と言って二人でアメリカンフードの店に行った。
この辺りに、体に優しい食べ物を出す店が少なくてとても哀しい。

私はこの連休にJと会う約束があったので、姉は3日間私のところに居て帰っていった。
本当は一週間程居たかったらしいけれど・・・
私とJも、この連休を逃すと一ヶ月以上会えなくなる気がしたから。


姉が去って、Jが来た。
会うたびに私はどんどんJの方に引き寄せられていく。
Jと居る間、
「私も姉のように、Jに酷いフラれ方をしたら相当凹むんだろうなぁ・・・」
と何度も想像した。
でもあまり想像できなかった。
したくなかったのかもしれないけれど。


姉は当分、「恋愛はいいや・・・」と言っている。
たしかに、今回のことがトラウマになって恋愛を拒否してしまうのは分かる。
早く彼女の傷が癒えますように。

私とJも、いつまでも暖かい時間が途切れなければいいのに。

人間関係はどうして不変じゃないんだろう。

前に進んでも道を外れたくないと思った。





2006年10月02日(月) あれ?


なんだか余裕が無い。
おかしいな。
他の人を大切にするためのココロの余裕が、何だか少し足りない。
もっとゆったりとした生活を送りたい。

他人のために動ける余力を、常に確保しておきたい。
私はいつもそんなキレイ事ばかりだ。


今、少し好きな季節だ。
なんだか肌寒くなる季節。
人恋しくなる季節。

早くマフラーを巻きたい。


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