キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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また畑先輩からメールが来た。
あの人は、押せば女は皆落ちるとでも思ってるんだろうか?
よし、無視。(死)
電話がかかってきても無視しよう…。
年末年始が今から楽しみ。
同級会もあるし、成人式もあるし。 懐かしい人と会うのは少し苦しくてせつなくて嬉しい。
時間の経過を感じるのは、ヒトをとても感傷的にさせるけど いつだって今が一番楽しいと思える。
高校生だったアタシは毎日がキラキラしていて大好きな友達が沢山いて 今よりずっとドキドキしたり一生懸命だったりしたけど あの頃の自分はあの頃のままで 今、あの頃に戻ってもしょうがない。
今を生きなければ。
そういや年末年始に蓮にも会えるー! 友達として嬉しい!
別に言葉を交わさなくたって会えるだけで嬉しいもんだ。
私の好きな音楽やTVや映画や食べ物を 君にちゃんと教えるから
だからそれを聴いたり見たりしたときは 必ず私を思い出して下さい。
2005年11月25日(金) |
いつも自分のために。 |
「誰かのために涙を流す」ということが、本当は有り得るんだろうか?
人はいつも自分の為に、泣く。
痛いときも 失恋したときも 淋しいときも 誰かを亡くしたときも
いつでも自分の感情が溢れ出るから、それを止めることなんて出来ない。
だって、誰かが亡くなっても、「その人の為に泣くんだ」なんて いちいち思わない事だ。
でも 「君が居なくなって、哀しい。淋しい。」 って、人を想って泣くから
「○○の為に泣く」なんて言葉が生まれる。 そこに違和感は感じない。
でも私は私の為に泣く。
だからあなたの為に泣こうだなんて思わない。
私はいつでも私の為に。
もし私が北海道の生まれで、まわりが草原ばかりのところで育っていたら 歌ばかり歌っていたと思う。 毎日まいにち大声で。
ここはとても窮屈で、いちいちカラオケ屋なんかに行かないと歌えなくって しかも私は大人数で行くカラオケが苦手なもんだから 結局小さなこの部屋で歌を歌うことになってしまう。
私の歌声は、やっぱり気を許した人にしか聞かせられないや。
今すぐ大声で歌いたい。 できればせつないやつ。
私がJとメッセなどで話をするとき
彼はとてもハイテンションだ。
でもJは本当は凄く弱くて、ただ待つことしか出来ない人だから 誰かが救ってあげるしかないと思う。 Jが成長しない限り。
私は、Jをすくいあげてあげることは出来なかった。 途中で苦しくなってしまった。
だからきっと駄目だったんだ。
初雪はいつだろうか。
歌声が溶けてしまえばいいのに。
恋人でもなんでもないのに、私とその彼が妙に近づいて ピースをしている写真を眺めている。
彼は誰のものにもならない。
私も誰のものにもなれない。
でも私は、彼がゆっくりと落ち着いてしゃべるときのトーンが とてもとても好きだ。
でも一番好きなのは、あなたの目だとおもう。
あのとき、彼が「無事終わってよかったね」と言ってくれたことは 奇跡としか思えない。
思い返してはまた、濃いめのココアを飲んでいる。
畑先輩のメールを返さなかったり、電話に出なかったりすると また「迷惑?」と聞かれそうだったから
それが嫌で、メールの返事をした。 「忙しいので(一緒に何処かへは)行けません」 と書いた。
これでまた何か言ってくるようだったら本当にちゃんと断ろう。 いちいちうだうだしていては駄目だ。
いつのまにか、ハタチになった。
直したいこと。 いつもスッピンなこと。
オシャレは普通に好きだけれど、化粧は殆どしない。 毎朝早起きして髪の毛をブローして、何分もかけてメイクするなんて そんな乙女チックな事ができないまま、ハタチになってしまった。
変わったことは何だろう。 髪の毛が伸びたことかな。 あとは、特に変わってない。
1月の成人式には、蓮に会う。 一緒に写真を撮ろう。 マブダチ(って意味がよくわかんないけど)だから ふざけて腕組んでやる。
…嘘かも。
今日はとても、書きたいことがまとまらない。 素直になることが難しい。 ココアを2杯飲んでもまだ落ち着かない。 でもココアは私の味方だ。
ねぇ、J。
君に言いたいことがあるんだけど
上手く言葉にできない。
遠く離れていってしまうのは私?それとも君?
Jはきっと私の知らない所で、楽しいことを沢山知ってる。
でも最近君の好きな曲を聞いてないの。 教えてもらってないんだってば。
私は君の「誕生日おめでとう」を聞けなくて
とてもとてもせつなかったよ。
エンピツを始めて1年が経ちました。 私は「日記を書く」という行為がとても好きだ。 ここの日記は、とても不思議な感じがする。
小さい投票ボタンにも関わらず、押してくださるかたが居て とてもとても励みになります。ありがとうございます。 また1年間、日記を続けます。
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1年の間に色々なことがあった。 考え方も少し変わった。
そしてまた、少しずる賢くなったり 妙に純粋に惹かれなくなったり 汚くなった気もする。
またこれから一年どんな事があるのだろう。
もう少し恋愛に対してなんとかしたい…
この性格直らないな。
畑先輩から懲りずにメールが届く。
あのぅ…私断り方がよくわかんないんですけど…
とりあえず畑先輩の車には乗りたくないな。 襲ったりとかは絶対してこないってことは分かってるし 彼はそんな人じゃないけど…そうなんだけど…
本当は、付き合ってみようか何度も考えたこともあったけど 「絶対に無理」っていうのが頭の中にあるから、 無理なものは無理なんだ。
私は彼の為に何かしてあげたいとか
何かを与えてあげたいとか
何も思わない。
それってありえないでしょう。 付き合う意味なんてないでしょう。
でもこれから先私を好きになってくれる人なんているんだろうか? いないかもねぇ。
でもやっぱり私は絶対畑先輩は駄目!
でもまた交際を申し込まれた訳じゃないのに、どうやって誘いを断ればいいんだろう?
そんなこんなでメール返してない。
こんなときは誰かに相談すべきなんだろうか。 もう何もかもが分からない。
最近、男の人が少し怖い。
今日も夜道を一人で歩いていたら変な男に声をかけられた。 すぐに逃げた。
友達とか、慣れてる男の子なら全然大丈夫なんだけど 他の人はちょっと怖い。
畑先輩も、もしかして私の体が目的なんじゃないか? と思う時がある。 だってあの人、私のことあまり知らないし。
もう夜に一人で歩きたくないなぁ。 空手でも習いたい気分。
蓮が、「人生で2度目のもて期がやってきた」と言っていた。 でも寄って来る女の子があまり可愛くないらしく、彼女は作らないらしい。
おんまえいっぺん殴ったろかこんにゃろ。(毒)
蓮はとにかく面食いだと思う。 まぁ、人間誰でも面食いだと思う。 本能だからなぁ。
冬までに彼氏作っとけ、と言われた。
や、だから、無理だから。
誰かと付き合うということは、家族のようで家族でない人が増えるというイメージ。
イメージでしかない。 私はまだ人と付き合えない。
姉を見るといつも幸せそうだ。
優しい恋人に愛され、姉も彼を本当に愛しているのだ。 たまに3人で食事に行く。
私はその幸せの空間の中で、独り、少し哀しい感情を知る。
だからって誰も選べずにいる。 弱い私がいつまで経ってもここに居る。
友達に言った、20歳までに彼氏を作るという約束を 私は果たすことが、おそらくできない。
ごめん。
私はこれからも、多分1人だと思う。
顔が綺麗な人が大好き。 でもだからって人間的に好きってわけじゃなくて、恋愛には繋がらない。 好きにはなれない。
でも、彼と話をしてしまった。
大学で1番端整な顔をしていて、細身で黒髪。 アクセサリーは殆どつけていなくて、シンプルな服でやってくる。 彼に手をつける人は、居ない。 敵が多すぎるからかもしれない。
私はいつも彼を見ていた。 でも恋をしていた訳じゃない。
「綺麗なものを見る本能」の目で彼を追う。
そして彼と私は、絶対に一生言葉を交わすことはないと思っていたのに。
私が彼をちゃん付けで呼ぶくらい
いつの間にか知り合いになっていたのだ。
2005年11月08日(火) |
デジタルな手紙の返事。 |
J宛に書いた少し前のPCのメールが、返ってきた。
もう返事は返ってこない気がしてた。
メールを開く前、いつも色々な感情のドキドキを味わう。
Jの言葉で私はいつも元気になれる。 だからいつまで経っても、私はJを忘れられない。 絶対に絶対に、Jと恋人になれることは無いのに。
馬鹿みたい。
でもJの言葉に救われた。
どんなに分からない未来より、今ここにある嬉しさが
たった一つの真実だ。
オフで、なんだか嫌なことが重なっている。 人間関係も嫌になってきている。
「大丈夫?」と言ってくれる人もいなければ
「今、くるしい」と言える相手も居ない。
もうすぐ、私の誕生日がやってくる。
誕生日まで最悪だったら泣けるなぁ。
もうJと、言葉を交わすことは無い気がする。
そんな気がする。
つらい。独りは本当につらい。 でも今まで、私はずっとそうやって生きてきた。
どうして大人になるほど、支えてくれる人が必要になるんだろう。 成長するにつれて、強くなれるんじゃないの?
それとも淋しくなるの?
あぁ、太ってしまった。
成人式までに痩せたいと思いつつ。
蓮も太ったらしい。
しません?ジョギング。
恋するハニカミ!を見て いつもハニカム私。
恥ずかしい奴だ。笑える。
恋愛なんてそんなに難しくないと思うのだけど(思いたいんだけど) なかなか上手く転がらないものだ。
あれからJにメールは送っていない。 そして、私のほかの日記を、Jは見に来ていない。
言葉にしないと何も分からない。 だから今すぐ、私に何か伝えてよ。
誰か私を動かして。
「胸の鐘の音を鳴らしてよ」と歌う桜井さんの声が、いつかの夏にとても苦しかった。
苦しいくらいせつなかった。
私の中に「恋愛機能」があるとするのなら(生物上、誰でもあるはずだが) 麻痺してるんじゃないかと思う。
どんなにカッコイイ男の人を見つけても どんなに優しい男の人に会っても 「好き」まで到達しない、冷めた自分が居ると思う。
昔はよく、別に哀しくもないのに(哀しくないから?)わざと泣こうとして、 わざと哀しくなるような事を考えて、泣いていた。
最近はそんなことも出来ないくらい、感情が狂ってしまった気がする。
今日、なんとなくドラマを見て泣いた。久しぶりだった。 恋愛ドラマや映画や小説を見ると、なんだか恋愛機能が復活する気がする。
「どんどん復活してくれ。」 と、ひそかに想う。
速水もこみちがドラマの中で「人を好きになるなんてそんな難しいことなんかじゃねーんだよ!」 みたいなことを(多分)言っていて、
「あーいいなぁ。そんくらい簡単に、単純になりたい」 と、切実に想う。
色々な事に、自信がない。
私のつまらない話を、誰も聞いてくれないような気がして
とても途方に暮れている。
そんな自分を、また叱咤したいと思っている。
言っていいか知らないけれど、というか、そんな事気にせずに言う。
畑先輩は果たして馬鹿ではないか?
たまたまだけど。本当に偶然だけれど、今までで一番多忙な生活を送った今日、またメールと電話をしてくるなんて。
馬鹿じゃ?
考え直したらどう?
どうせ、大学院に行きたい理由なんて、「楽な大学生活をもう2年続けたいから」でしょう? 絶対、あなたそうでしょ?
私には分かる。 だって本当に勉強したかったら、成績が悪いはずないでしょ。
そしてもっと相手の事考えるでしょ。 私がどれくらい時間に追われてるか分かるでしょ。
「忙しい」なんて、偉そうだからあまり使いたくない単語だけれど あなたの前でなら偉そうに言いたい。 「暇なあなたとは違うのよ。」と。 最低の微笑みで返したい。
出ることが出来た電話も、ベットの上に放り投げた。
「誰?」と聞いた友達に「別に出なくていいからいいの。」と返した。
私は、相手のことを考えない奴が一番嫌いだ。
あれ?私も同罪?
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