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キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2005年10月31日(月) 言葉が私を救う。

言葉がどんどん溜まっていく。



いつもPCばかりに触れて文字を打っているから
携帯電話に来たメールを返すのがとても億劫になってる。

Jからのメールも、返していない。
Jとのメールのやりとりはいつも長文で、返事をだすならちゃんと出したいから。

そんな理由で後回しになるメールの返信たち。
そんなものも、何処かに放っておきたくなる。




なんとなく思う。
Jには恋人が居るのではないだろうか?

いつも(単なる勘だけど)そう感じる瞬間ごとに、私はショックを受ける。

「大丈夫。別に平気。」とか思うような気がしていた過去の私が完全にノックアウトされる。立ち上がれない。



だからメールを返していないというのもある。
文明の利器を壊したい時もあるのだ。
そんな事を思いつつも、私は情報機器に触れている時間が年齢と共に増えていく。
放物線を描いていたら嫌だなぁ。








同じ事を繰り返し、繰り返し書いている気がする。
「自分を許せない」とか
「本当は汚れてる」とか
「自分を責めることでしか成長できない気がする」とか。



自分のことを最優先すべきだろうか?
自分を犠牲にすべきだろうか?

いつも迷う。



だって私は、私によってしか 守られない気がするから。


とてもとても寒かったから、温かいココアを飲んだ。

うん、再開だ。
目を背けたい最悪な課題を、また独り進めよう。


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追記。


いつもだけれど、不思議な夢ばかりみる。
(まぁ、前提として夢は不思議なものだ。)


最近夢で蓮によく会う気がする。
そして、なんとなく「会おうね」とか「遊ぼう」みたいな
そんな約束をしている気がする。


私は蓮が嫌いだけれど
何処かできっと蓮のことが好きだ。


でもそれは愛でも恋でもない。



たぶん。




2005年10月29日(土) 色恋沙汰に興味薄。



周りの女の子達は、恋愛のことしか考えていない気がする。
馬鹿にしてる訳じゃなくて、私とは何かが違うから、私がおかしいのかと思う。


まだそれほど仲良くもないのに
「彼氏いるの?気になる人いないのー?」
って聞かれて、どうして答えなくちゃいけないのだろう。


仲のいい人でさえも、私は好きな人についてなかなか語らないのに。


やっぱり私は彼女達のことを馬鹿にしてるのかもしれない。
色恋や女と男のイザコザに一々ワイワイキャーキャー言って、他人のことを楽しむ。
それって本当に楽しいんだろうか?


私が冷めてるだけかもしれない。



あまり他人に認識されたくないなー
あんまり、私を深く知って欲しくない、という願望が強い気がする。


病んでるかも。


最低かも。



2005年10月28日(金) あんたの暇を分けろ。



ものすごく忙しいときに
「今日も忙しいの?これから出かけるんだけどどう?」
って畑先輩からメール。


かなりいっぱいいっぱいの時に、「遊ぼう」と誘うなんて物凄く腹が立った。

私が何も伝えてなかったのなら別にいいけれど
前も、「私11月半ばまで多忙なんで。」って言ったんですけど。

そのくらい覚えておけ。


っていうかあなたと出かける気ありません。


どんなに弱っていて淋しくて、男が欲しかったとしても
私はあなたを選ぶことは無いんだってば。


2005年10月26日(水) 美形。



大学に、ものすごく美形な男の子がいる。

今日は、その男の子が偶然近くにいたから、じろじろと見てしまった。



神様って不公平。
なんであんな美しい人間と、そうでない人間を造るのだろう。



彼は、顔の端整さも、性格のおおらかさも、身のこなしも何もかも非がないから、周りの女の子に
「ずるいー!なにもかも持ってるジャン」
なんて今日、言われてた。



ほんとズルいよ。
私と交換してよ。


2005年10月24日(月) こないで。



畑先輩から何度も電話がかかってくる。

きっとそのうち
「電話迷惑?」「メール届いた?」
と言ってくるに違いない。
苦しくてたまらない。

私に何かを期待しているなら、意味の無いことだ。
こんな人間でごめんなさい。




彼は私なんかを愛してはいない。





2005年10月22日(土) 泣きながらバカと叫びたい。




君が教えてくれた沢山のもの。


カッコイイ音楽。
お笑い芸人。
美味しいパスタ。
面白いTV番組。
マイナーな映画。
笑えるサイト。


そのほか全てのものを。


君は私から離れていくのに。


私は君からもらった大切なものを、いつまでも覚えているなんて
そんなの酷いじゃない。


私が君に何を差し出せたのか分からないけれど
すぐに忘れてしまうんだろうか。


悔しくて、ばかやろう!って、叫びたくなった。


2005年10月21日(金) あなたじゃ駄目。



畑先輩から2回の着信。
忙しくて出ることはできなかった。


でも もし私が暇でも、きっと出ていなかったかもしれない。


3回目の着信で観念して電話に出てみた。
もう夜中だったのに、これから出ない?と言われた。
断った。



もう私のことは忘れて。

私はあなたとは生きていけない。


2005年10月20日(木) 言葉の真実。



人という動物だけが、未来を考えると 聞いた。
たしかに、そうだ。
傲慢かもしれない。


CDプレイヤーから流れる、シンプルな音たちに癒されている。
音楽はいつでも私に優しい。
目を閉じて、ソファーに身を預けたくなる。


明るい人ほど、色々なことを我慢しているのだろうか。
底抜けに明るいあのコも、あいつも、本当は何を考えてるの?

口に出した言葉だけが真実になる。
口に出さない言葉は何もかも無になる。




それを痛い程感じて今日も、生きていく。


2005年10月19日(水) 消えない不安。



恋愛が一番苦手なくせに、恋愛についてばかり考える。


私は誰かと一緒に生きていくことができるんだろうか。
必要とされることがあるだろうか。


必要と思うことができるのか。
それを伝えることができる?


そんな不安なことができる?



誰か私の不安を消して。
私が何を望んでいるのか、自分自身でも分からない。


2005年10月18日(火) 非常事態。

嫌な予感がする。




何ヶ月かぶりに、畑先輩から連絡があった。
彼は、春頃に私に告白をしてきた珍種の人だ。
私がその申し出をキッパリと断ってから、彼には新しい彼女が出来た。


昨日の夜、畑先輩とその友達で課題の為に出かけるというので来ない?
と言われた。特に用もなかったし、彼には彼女もいるし、友達だからいいかぁと思ってついていった。

それがまずかった。

何か畑先輩の態度がどうもおかしいと思っていたら
やっぱり彼女と別れたらしい。
もう?

だから私に連絡してきたのだ。




私は彼を、絶対に好きにはなれない。
友達としてならいいかもしれないけれど、男としてみる前に、人間としてあまり好きな部類ではない。
(という事を再確認した。)
むしろ畑先輩と一緒に来た先輩の方がすき。


「また今度どっか行こうね」
と言われた。


いい訳を考えなきゃ。
あんなに恋愛にポジティブな人は滅多に居ない。
っていうか、そんなに彼女が欲しいの?誰でもいいの?
全く理解できない。



これから先も絶対何かに誘われる気がする。
逃げよう。


逃げたい。
考えたくない。



私は彼のことを、絶対に好きにはならない。





2005年10月17日(月) 怖い。


他人に愛される事が無いまま、二十歳を迎えようとしている。


私は人に愛されないし、人を愛すことも出来ないのかもしれない。
そう思ったら未来が怖くなった。


私はいつから、何を間違ったんだろう。


2005年10月15日(土) ばいばい。


Jからメールがきた。久しぶりだった。
でも、もう返すのは止めようと思う。


Jを嫌いになる訳じゃない。
嫌いになる訳がない。

でも、
願うのは止めようと思う。
私は私の幸せを見つけに行こうと思う。

そう思えたら少し軽くなった。
きっとこれでいい。
私は1人でも、辛くない。



Jの届かないところまで、私は駆けていく。


2005年10月13日(木) 見えない未来。


もう、Jからメールが来ることは無いと思う。
なんとなく、そう思う。
でも本当にこれでいい。
もしメールが来たとしても私は返さない方がいい。

そんな気がした。


これから秋もすぐに過ぎて冬がくる。
寒い夜に、首にあったかいマフラーを巻いて歩くのが好きだ。

せつない寒さでも、私はそんな孤独を愛してる。
感傷的な事が好きなのかもしれない。




どうなるんだろう。これから。

いつも問いかけながら生きている。
未来なんて何も分からない。

それは私にとって救いだろうか。





2005年10月10日(月) 治らない臆病癖。


踏み込んでいく力を下さい。
私にその勇気を下さい。

だって、私とJは似すぎてる。
待つしか出来ないこと。失うのが怖いこと。
傷つくのを拒むこと。いい人でありたいということ。


私は、Jから私に何か伝えてくるのではないか という甘い期待を持つことが出来ない。
それは、Jの性格を私が理解しているからだ。
彼は怖いのだ。きっと。私に踏み込んでくる事が。
そして、私も怖い。


そんな状態で、ずるずると変な関係が続いている。
変な関係と言っても、別に何も無いのだけれど。
本当に何も無くて哀しくなるくらいに。



私は、「Jに急に彼女が出来て泣く」より、「私に急に彼ができてJを傷つける」事の方がよっぽど辛い。
それ以前に、私に恋人ができてJが傷つくか分からないけど。


でも、今唯一の連絡手段であるメールのやりとりは、途絶える訳だ。
そういう諸々の事を考えるだけで憂鬱になる。
どうして人間は、こうも無駄な未来予想をするのだろう。
これも一つの自己防衛なのだろう。
急に何か不測の事態が起こった時、ショックにならないように と。



正直、今Jを好きなのかはよく分からない。
でもJの日記に「何か恋愛をほのめかすようなこと」が書いてあると、何故だか妙にショックだったりする。




何だかんだ言って私が一番恐れていることは、Jとの連絡が途絶えることだ。
恋人になんかなれなくても、ずっと友達でいたい。

今はそんな臆病者になり続けている。




2005年10月09日(日) 彼なり?


Jが何を考えてるのか分からない。
でも彼なりに凄く考えているんだろうな とは思う。


どうすればいいのだろう。

色々な事が、分からない。


2005年10月07日(金) あと少しだけ・・・。


どうか 誰かを愛せますように。


そしてその人に愛されますように。


願っても叶わないけど。
もう少し、待っていてもいいですか?


2005年10月06日(木) 未成年。


畑先輩は、私が彼を振った1〜2ヶ月後に、新しい彼女を作った。

私は、彼が欲しい訳では無い。
けれど、何処か置いていかれた気がする。

私がのろのろしている間に、彼はもう幸せを見つけたのだから。


漫画の「NANA」で、百合とノブが付き合い始めるストーリーがある。
私はそこが結構好きだ。
別にノブは、元々百合が好きだった訳ではなかったけれど。
ハチと別れて、どうしようもない想いをしていて哀しかったノブを
百合は色仕掛けで堕とした。

それでもノブは救われた。
純粋に好きだと言ってくれる人の存在が、凄く支えになって
大切な存在になった。



つまり。
「好き」と言ってくれる存在が居てくれるだけで安心出来て、
元々愛情を持っていなかった人でも、好きになれるということ。
「淋しいから、誰でもいいから付き合う」的な事に似ている気もするけれど。
それでも有りだと思う。
お互いが救われるのなら、それでも全然有りだと思う。



でも私は、畑先輩が好きだと言ってくれても 支えになるだろうとか
そんな事は思えなかった。
こういうのも一つの事例だ。

そんなことも、ある。


1人もので淋しい私が、どうしてあの時彼と付き合うことを選ばなかったのかは自分でも良く分からない。
Jの事がまだ好きだったとか、そういう「たった一つの理由」でも無かった気がする。


結局感じたのは、私がもの凄く臆病者だと言う事と。

まだ人間と一緒に生きていくことは 私には重いかと思ったから。

そういう意味でも、いろんな意味でも、私は何時まで経っても大人にはなれない。



2005年10月05日(水) 燃えたい。


君を追い越せるくらいに
何かに没頭して倒れたい。
常に君を尊敬して生きているから。
いつも、甘い嫉妬ばかり向けてしまうから。



私はいつも誰かより劣っているという感覚しか持つことが出来なくて
いつも他人を羨ましく思う。

私だけが持っている というものを
自分ではやはり、見出すことは出来ない。

それが出来たら、少しは自分を許せるだろうか。


2005年10月04日(火) まだまだ青い。


私は子供過ぎて、何も知らなさ過ぎる。

誰かの為に何かをすることが、最近少ない。
自分が犠牲になってもいいから、とかそういう思いも、何も無しに
優しくしたいと思うことが、とても少ないように思う。


周りのせいなのか、自分のせいなのかよくわからないけれど。



ハッキリとした答えが出ないことを考えようとして
でもやっぱり「考えたくない」って思って止める。

これは悪いこと?許されること?

それを決めるのも自分だ。


2005年10月03日(月) 体温。


昨日はJ.
今日は蓮が夢に出てきた。

蓮は夢の中で、不安で独りで泣いていた私の手を握ってくれた。
そのまま歩いてくれた。
熱い手だった。


秋はせつなくなる。
誰かが横に居てくれればいいなぁと思う。

私を守ってくれる優しい恋人が欲しい季節です。


2005年10月02日(日) 覚めないで。


夢にJが出てきた。


幸せそうに、私はJの腕を掴んだ。



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