キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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どうして、愛とか恋とかそういうものは 人間の脳をこんなにも占領するのだろう。
見えない「愛」や「恋」が、きっと頭の中には立体化されてるみたいに 確かにそこにあって その具現化されたものに、欲望は絶えないのだ。 そして、その欲望を切ろうともする。 自己防衛の為に。
私の(ここではない)幾つかの日記は、たいてい目的語は存在しない。 それはあてつけに、「J」という目的語が抜けている。 その日記を、Jが見ているからだ。
私はいつも信号を送っている。 気付かれたいけど、気付かれたくない。
苦しい。馬鹿みたいに。 そんな事を、Jのせいで、馬鹿みたいに、ホント馬鹿みたいに 今でも想う時があるんだよ。って
そういうオーラを放っている。 そういう私の言葉たち。
痛い。頭が非常に痛い。 メッセで蓮の相談相手になっていたら頭が痛くなった。
あいつは、精神年齢が低いんだと思う。 何だか今日は私が蓮の姉貴みたいだった。
相当ストレスが溜まっているらしかった彼は 私に色々な愚痴をぶつけた。 愚痴をぶつけられると、こんなにも辛いのかと思う。 こういう時は、ただ聞いてあげるしかないと思うから ただPCの前でうなずくように、聞く。
愚痴を聞くのは難しい。 自分の感情を抑えて、相手をなだめてあげることが優しさだとは思うけれど 相当心が広い大人にならないと、結構難しいのだなぁと感じた。
誰もが病んでいる。 誰もが優しさを欲している。
「もう少し相手の気持ちを考えた方がいいよ。」 その一言を私は飲み込んで、今日は癒してあげようと思った。
心が広い人になりたい。 優しい大人になりたい。
とてもとても、難しい夢。
そりゃもう有りえないような時間帯に 「全然眠れない」というようなことをメールで送ったら Jがちゃんと起きていて、返事をくれた。
メールの文面が面白いのと、優しさが混ざって 私は笑いながら、泣きそうに嬉しかった。
携帯電話の、メールの振り分け箱には ちゃんとJのための箱があって、そこに手紙がくると 私は開く度に、心臓が少し早く鼓動を打つ。
「おやすみ」とか「おはよう」とか そんな何気ないことを いちいち言ったりはしない。 でも文末に、「おやすみ」や「おはよう」を付け加えてみたりする。 それが、とても嬉しい事のように思う。
私はJを親友だと言いつつも、Jにちゃんとした恋人が出来るまで 私はきっとJ以外に恋をしない。「きっと」だけれど。
今もたまに考えるけれど、畑先輩のことをきちんと振っておいて良かったと思っている。 私がどうしようもなく淋しくなったとき、もしかしたら彼は私の事をまだ好きで 恋人になってもらう、言い方は最悪だけれど「保険」になりえたかもしれない。 でもそれはただの束縛で、相手の自由を奪うに違いないと思った。 でもそんな正当な理由を作る前に、私にはそういうものが耐えられなくて どうしようもなく重かったから。だから。 相手の為には絶対にきっぱりしたかった。 あの時の自分に後悔は殆どしていない。 彼は傷ついたかもしれないけれど、それで良かったと思う。
静かな日常を、私は生きている。 恋の痛みなんか知らずに、私はそう、ある意味しあわせに。
今目の前にJが居たら、私は彼の手を取りたい。 沢山のものを作り出す彼の手に触れたい。
好きな人や、好きなものが増えていくのは良い事だと思う。 人に会う幸せや、好きなものが増えていく嬉しさが多くなるってことだから。
私の好きな人たちに影響されて、今まで私の知らなかったものや人を 沢山好きになった。 好きになった音楽、好きになった映画、好きになった芸人。 楽しみが増えていく。
Jとは、ずっと相変わらずな日々を送っている。 私はJのお陰で、沢山の事を知った。 お互い(というかJが)どうこうなるとか考えていないから 親友になったんだと思う。 私、男女の親友は無いと思っているけれど、そうなりたい。 唯一Jを失わない手段だから。
未来がどうなるかなんて全く分からないけれど Jとは疎遠になりたくないな。
私は1年後、何をしてるだろう。 きっと、日記は書き続けていると思う。 私は今も昔も、そしてきっとこの先も 日記中毒なのだ。
1人暮らしをしていて風邪をひいたりすると どうしようもなく切なくなったりする。
本でも読もうかな。
彼氏なんかいらない。
彼氏がいなきゃ不幸で仕方ない。
さぁ、私は一体どっち?
どっちでもない。 でも私はいつも救いを求めてる。 誰かが気付いてくれるのを必死に黙って待っている。
自分でも苦しいことを言葉になんて出来ないのに 助けてなんて 言うことができないから。
最近は クマに癒されていたりする。
博識な人になりたい。
私にはミーハーな部分があるから どれもこれも可愛い、カッコイイ、で気に入ったりして 一つのものを長く愛せなかったりする。 (人間に対しては絶対にそうなりたくないと思う。人間とモノは全く違うけれど。)
だからモノを大切にする人が好きだ。
人間って、付き合ってて飽きるものじゃないなぁ。
本当は恋愛の話をするのは得意ではない。 「彼氏いないの?」と聞かれていない、と答えると それ以上は興味がないのだろう。殆ど何も聞いてこない。
世の中、上手い話をする人と、聞き上手な人とどちらがいいかと聞かれたら 私は絶対に後者が好きだ。 私はそういう人が好きだ。 だからそういう人になりたい。
ただ自分の事を話して満足する人間が本当に多くて私はうんざりする。
昨日会った彼女は、私のつまらない話を聞いてくれて 私も彼女の話を聞いたりして、いい時間だったと思う。
人の話を聞ける人は何よりも優しいと思う。 そしてうなずいてくれる人は何よりも愛しいと思う。
今日は高校時代の友達の家に行った。 私は彼女が大好きだ。 そして嫉妬も沢山する。才能とその性格に。
彼女と私は感覚が似ていて、共感できる部分が沢山ある。 私も彼女も恋愛が苦手だ。 苦手の種類は違っても。 今日も沢山彼女と話すことができて、私はとても嬉しかった。 同じ感覚で話せる友達は本当にいいと思う。 大人になるにつれて、どんどん他人とはかけはなれていってしまうから。
最近、きっぱりとJを諦めなければいけないと思っている。 そうしないと前には進めない。 でもどうしてもJを傷つけたくない。
Jは、私と恋人にはなれなくても、大切な友達だと思ってくれていると 私は勝手にそう思っている。
私は、Jのことを諦めても、友達でいることは諦めたくない。 ずっと繋がっていたいのに。 それなのに。
諦めるってどういうことだろう?
新しい人を探すエネルギーは存在しない。 ぽつり、と現れてくれればいいのに。
そういういつもの他力本願。
早く誰かに助けてもらいたい。 苦しくて、ただ泣きたい日々が淡々と続いていく。
でも救いのオーラは出せない。
J、元気にしてるかな。 見えないからまた、ただ苦しい。
2005年09月06日(火) |
悔しいのはいつものこと。 |
Jが「この曲好き」って教えてくれる曲は 本当にいい曲達ばかりで、やっぱり音楽の趣味が合うなぁと思う。
私の好きなモノ達は、ちゃんと君に伝わっているんだろうか。 私の好きな音楽を、君は聴いてくれるのだろうか。
私は今日も君の好きな曲をエンドレスで。 こんなにも依存しながら。何処かで見放したいと思いつつも。 大好きだと思って聴いている。
私が『せつない』と感じる感情を。 『哀しい』と思う瞬間の孤独を。
同じように君は持ったりするんだろうか。
私は蓮じゃなくて、Jが欲しいの。 でも蓮は、本当は優しいのではないか、と少し思う。 あいつの歪んだ性格は、きっと両親の離婚のせいだと思うけど 何処か淋しそうなのも、きっとそのせいなのかな。
Jに会いたい。 でも会えない。
私の言葉は、Jとのやりとりの中で どんな意味を持っているのだろう。
幸せって、ぽつり。って 降ってこないもの?
1つ、音楽を貰った。 君の大好きな曲。 大好きなものを私に話す君が、私はとても好きだ。
君の名前を見たとき いつも何かを期待してしまう。 だからいつも傷ついてしまうけれど 中身はとても優しいから結局許してしまうんだ。
私、君を置いていけないんだよ。 だから幸せになれないんだ。 君のせいにする訳じゃなくて、これは私のせいで まだ君がとても大切だから。 失うのがとても怖いから。 誤魔化していても、兄弟のように、君が大事だから。
でも一人で行かなくちゃ。 いつか、糸をほどく時がくる。 音楽を聴きながら。 私は、君の曲を聴きながら。
2005年09月03日(土) |
いつも絶対に言わない。 |
暗闇の中に、青い光が点滅するのを待つの もう 嫌になっちゃった。 こんな自分にうんざりしてしまう。
淋しいと叫ぶことは
勇気のいることだ。
人が、恋じゃなくても糸で繋がれているとしたら 私は君との糸を、切ることは出来るのだろうか。
きっと、出会って、その人を覚えたら 記憶が消えるまで、きっと糸は細くても繋がってると思う。 だから、忘れない限りは、死ぬまで。
私は、ずっと強い人間だと思ってきた。 でも私が恋愛できないのは、本当は弱いからかもしれないと思った。 それは、誰かが守ってくれる「弱さ」じゃない。 同情される弱さじゃない。 貪欲な弱さだ。きっと。
そういう風に、自分を責めてみる。
君がオススメしてくれた映画を観たよ。
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